2024年05月06日 05:00
[生成AI考]第2部 悩める現場<5>最終回 「歴史的にこの位置からは、パーの確率が87・5%、バーディーは6・25%」。 4月に行われたゴルフのマスターズ・トーナメント最終日。パー5の8番ホールでタイガー・ウッズの第3打がグリーンに乗ると、大会公式アプリにはこんな予測が表示された。米IBMが開発した生成AI(人工知能)によって、作成されたものだった。 米ジョージア州オーガスタで開催されるマスターズは世界最高峰のゴルフの祭典だ。伝統を重んじ、観客はスマートフォンの持ち込みが禁止され、手動式のリーダーボードを見ながら上位選手の順位を確認する。会場はアナログな雰囲気に包まれるが、現地で観戦できないファン向けに昨年の大会から生成AIを使ったサービスの提供が始まった。 過去のデータに基づき、選手のショットごとに予測を表示するだけでなく、音声解説付きのハイライト映像もあった。ゴルフ用語を学習させて選手のショットとパットに解説ナレーションを自動で付ける。英語版に、今年はスペイン語版も加わった。「AIを活用した数値をスポーツで見るのは面白い」。サウスカロライナ州でソフトウェア販売をしているマシュー・ライアンさん(33)は、休憩時間などに無料の公式アプリを利用して楽しんだ。 マスターズに長年協力してきたIBMの広報担当者は今年のアプリについて、「世界中のより多くのファンに興奮をもたらすことができた」と自賛した。デジタル端末を使いこなす若い世代に訴求する新しい方法を模索しており、「生成AIの力を活用すれば、デジタル空間での体験を向上させ、スポーツイベントは世界中で視聴者を増やすことができる」としている。 新たな楽しみ方の創出に加え、選手の補強戦略にも生かされ始めた。サッカーのスペイン1部リーグの強豪セビリアは、IBMとともに「スカウトアドバイザー」と呼ばれるシステムを開発した。クラブのスカウト陣が各国リーグの選手を視察して作成した約20万のリポートを生成AIが要約。ポジションや年齢など補強条件に合う選手のリスト表示機能と組み合わせている。 世界的スターは影響力が大きいだけに、AIが悪用される懸念はある。 昨年はドイツの雑誌に、スキーの転倒事故で頭部を強打してから公の場に姿を見せていない自動車F1シリーズ元王者のミヒャエル・シューマッハー(独)の偽インタビューが掲載された。「初のインタビュー」と大きな見出しを付けたが、自身の健康状態や家族に関する言葉は全てAIによって生成されたもので、記事の後半にそれが明かされる。出版社側は「この悪趣味で誤解を招く記事は掲載されるべきではなかった」と認めて家族に謝罪し、編集者を解雇する事態となった。 サッカーのリオネル・メッシ(アルゼンチン)が母国語でない英語で記者会見に応じるフェイク動画が作られたこともある。 スポーツとAIの関係に詳しいニューヨーク大学スターン経営大学院のバサント・ダール教授は肖像権などアスリートの権利を守るため、「取り締まる新しい法律や規制が必要だ」と指摘。スポーツ界は情報量と分析力が勝負を分けるようになっており、「リスクを除けば、従来のAI、生成AIどちらも活用余地が大きい」と話している。
2024年05月19日 06:10
◆男子プロゴルフツアー 関西オープン 第3日(18日、滋賀・名神八日市CC=6869ヤード、パー70)
第3ラウンドが行われ、21位から出たツアー本格参戦1年目の岡田晃平(22)=フリー=が1イーグル、7バーディー、1ボギーで自己ベストの62をマークし、通算10アンダーで首位と2打差の4位に浮上した。1999年の日本ゴルフツアー機構発足後では2016年趙炳旻(チョ・ビョンミン、韓国)の1試合目、13年松山英樹の2試合目に続くプロ3戦目のスピードVへ逆転を狙う。66で回った清水大成(25)=ロピア=が12アンダーでトップに立った。
岡田が放った第2打は、25ヤード先のカップに消えた。370ヤードの14番パー4。チップインイーグルで10アンダーに乗せた。「いいゴルフだったとは言えないけど、ミスがミスにならないようにできた」。手前から攻めることを徹底し、下りのアプローチを一度も残さずボギーを1つに抑えた。
東北福祉大を今年3月に卒業した。中学から大学まで10年間寮生活。4月から都内で一人暮らしを始め「寂しい。寮だといつも誰かがいたから」。それでも「ゴルフをしているときが一番楽しいので大丈夫」。プロゴルファー生活に幸せを感じている。「パターを外しても、OBを打っても、命を取られるわけじゃない」。びびらずに思い切り振り抜くことを心がけている。
昨年大会の覇者は大学の1学年上の蝉川泰果だった。「勝ってついていきたい。もうここまで来たら勝つしかない。先輩の松山(英樹)さん、金谷(拓実)さん、蝉川さんにちょっとでも認めてもらえるように頑張りたい」。松山に次ぐプロ3戦目でのスピードVへ、2打差を追う。(高木 恵)
◆岡田 晃平(おかだ・こうへい)2002年2月18日、高知・中土佐町生まれ。22歳。明徳義塾高―東北福祉大卒。22年日本アマチュア選手権で蝉川らを下して優勝。23年日本オープンは初日首位から18位でローアマを獲得。昨年12月にプロ宣言、最終予選会で9位に入り今季ツアー参戦資格を得る。好きな食べ物はラーメン。173センチ、75キロ。
2024年05月19日 05:00
「女子ゴルフ・ブリヂストン・レディース・第3日」(18日、袖ケ浦CC袖ケ浦C=パー72)
3位から出た河本結(25)=RICOH=が5バーディー、1ボギーの68をマーク。通算11アンダーで、単独首位に浮上した。自然体を意識した“頑張らない”という今週のテーマを3日目も貫いた。上達したパターも決まって2019年3月のアクサ・レディース以来、5年ぶりの復活Vを視界に捉えた。首位から出た竹田麗央は72と伸ばしきれず、首位と1打差の2位に後退。昨年大会を制した山下美夢有が3打差の3位に続いた。
久々の優勝争いにも、河本は重圧と無縁だった。「きょうも全然頑張らなかった。でも、マネジメントはうまく組み立てられましたね」。前週は周囲の優勝を期待する声を意識して力んだ反省から、今週は“頑張らない”と心がけ、無欲のプレーを3日目も敢行。むしろ楽しそうな笑みがはじけた。
久々の最終組だったが、勝利への意識はまだなかった。ただ、売り出し中の竹田と今季2度目の同組となり、その飛ばしっぷりに「ドライバーがえぐい」とギャラリー感覚も持ち合わせてラウンド。ただ、目の前のホール攻略には最大限集中した。2番パー5で竹田のお株を奪うような2オンで初バーディーを奪うと、その後も勝負どころのパットを逃さず5バーディーを奪い、2022年10月のマスターズGCレディース3日目以来の首位に立った。
ショットメーカーのパットに磨きがかかっていた。2年前から教えを受けるパターコーチとの練習の成果が実を結び、「7〜8メートルでもチャンスと思えるようになった」。昨年ツアー60位だったパーオンホールの平均パット数が、今季は3位に。グリーン上が劇的に改善したからこそ、ピンを狙うショットの落としどころにも余裕が生まれた。
19年3月のアクサ・レディース以来となる5年ぶりVが懸かっても何のその。「(最終日は)別に90を打っても、65で回っても何ら変わらない」と泰然自若。4日間“頑張らなかった”先に、最高の結果が待っている。
2024年05月18日 22:12
女子ゴルフの森田理香子が18日、自身のインスタグラムを更新。かつての師匠・岡本綾子氏とのツーショット写真とともに、恩師への感謝の思いをつづった。
「ダイワボウ情報システム株式会社さんの感謝の集いに参加してきました」とし、「岡本さんは私の人生でかけがえのない方。自分が歳を重ねるにつれて感謝の気持ちが湧いてくる。」と記した。また「先輩プロにも会えて嬉しかったし、良い時間を過ごせました!!ありがとうございました、なんて良い日だ!!」と一日を振り返った。
ゴルフ場で撮影した笑顔の2人の写真には、フォロワーから「感動で泣けてくる2ショットです かけがえのないご縁ですね」「岡本さんとのツーショット良いですね!」「素敵すぎるツーショット」「師弟ツーショット♥」「岡本さんとの写真ですがお二人ともにとても素敵な表情でこちらも幸福感が上がります。ナイスショット!」などとコメントが集まった。
2枚目には福嶋晃子や同門の表純子、青山加織らとの集合写真も投稿した。
2024年05月18日 19:06
◆女子プロゴルフツアー ブリヂストンレディス 第3日(18日、千葉・袖ケ浦CC袖ケ浦C=6731ヤード、パー72)
5打差6位から出た山下美夢有(みゆう、加賀電子)が4バーディー、1ボギーの69で回り、通算8アンダーで首位と3打差の3位に浮上した。
2024年05月18日 18:45
◆女子プロゴルフツアー ブリヂストンレディス 第3日(18日、千葉・袖ケ浦CC袖ケ浦C=6731ヤード、パー72)
第3ラウンドが行われ、単独首位から出た竹田麗央(りお、ヤマエグループHD)は2バーディー、2ボギーの72とスコアを伸ばせず、1打差2位に後退した。
1番のティーショットを大きく左に曲げ、林へ打ち込んだ。2打目は枝と枝の間を狙ったが、ボールの前は土が盛り上がっており、思うように出すことができなかった。4打目でようやくグリーンに乗せ、4メートルを沈めてボギー発進。それでも8番パー3では、8アイアンを握り得意の高弾道ショットで、ピン手前1メートルにつけた。「チャンスが少なく、我慢の一日だった」と話したが、イーブンパーでまとめた。
今季はKKT杯バンテリンレディスで初優勝。翌週のフジサンケイレディスで2週連続Vを果たした。手にした2勝はともに3日間大会。初の4日間大会Vへ向けて「攻めるところと守るところのメリハリをつけて、プレーできれば」と意気込む。6731ヤードと距離は長いが、自慢の飛距離を武器に1打差逆転を狙う。
2024年05月18日 17:33
◆女子プロゴルフツアー ブリヂストンレディス 第3日(18日、千葉・袖ケ浦CC袖ケ浦C=6731ヤード、パー72)
第3ラウンドが行われ、3打差3位から出た河本結(リコー)が5バーディー、1ボギーの68をマークし、通算11アンダーで単独首位に浮上した。2019年アクサレディス宮崎以来、5年ぶりとなる2勝目に王手をかけた。
2番パー5で2オンに成功し、バーディー先行。その後も16、18番のロングホールなどで伸ばし、好スコアでホールアウトした。「マネジメントはうまく組み立てられた。勝負のパットを決められたことが、スコアが伸びた要因」と振り返った。
22年からパッティングコーチをつけ、グリーン上の技術を磨いている。ストロークのリズムの練習や、癖を見つけて修正することを継続しているという。「やっと実を結んでくれた」と今季の平均パット数は28・6780で8位と、昨季の30・0423(65位)から大きく向上した。「7〜8メートルのバーディーパットを、チャンスだと思えるようになった。わなにはまらず、自分の組み立てたゴルフができるようになった」とゲームプラン全体にもいい影響をもたらしている。
今週は「頑張らない」ことをテーマとする河本。この日も「頑張らなかった」と自然体でのラウンドを心がけた。19日の最終日は今季2勝の竹田麗央(りお)、2年連続年間女王の山下美夢有(みゆう)と最終組でプレーする。「一ゴルフファンとして、美夢有ちゃんと麗央ちゃんと回れるのが楽しみ。やるべきことをしっかりして、明日は楽しくプレーするだけ」とやはり頑張らずに臨むという。ギャラリーへ向けては「楽しんで! いけー!」と声をかけてほしいとお願いした。楽しむことをモットーに、5年ぶり2勝目を目指す。
2024年05月18日 16:58
◆男子プロゴルフツアー 関西オープン 第3日(18日、滋賀・名神八日市CC=6869ヤード、パー70)
第3ラウンドが行われ、21位から出たツアー本格参戦1年目の岡田晃平がツアー自己ベストを更新する62をマークし、通算10アンダーで首位と2打差の4位に浮上した。「外していい方にミスをするとか、プラン通りに18ホールできた。いいゴルフだったとは言えないけど、ミスがミスにならないようにできた」。(ピンの)手前から攻めることを徹底し、下りのアプローチを一度も残さずボギーを一つに抑えた。
14番パー4(370ヤード)ではチップインイーグルを決めた。ピンまで25ヤードの第2打は、最後に右にはねてカップに転がり込んだ。「自分的には転がしたかったんだけど、あまりにもきれいにスピンが入ってしまって。周りから見たらすごいナイスショットだったと思うけど違う」と苦笑いも、終盤の大きな一打でスコアを伸ばした。
東北福祉大を今年3月に卒業した。明徳義塾中、明徳義塾高、大学と10年に渡って寮生活だった。4月から都内で一人暮らしを始めた。「友達がいないのが寂しい。寮だといつも誰かがいたから」。YouTubeやTikTokを見ながら一人の時間をやり過ごす。それでも「ゴルフをしているときが一番楽しいので大丈夫」。プロゴルファー生活に幸せを感じている。
昨年大会の覇者は大学の1学年上の蝉川泰果だった。「勝って、ついていきたい。先輩には松山(英樹)さん、金谷(拓実)さん、蝉川さんがいる。ちょっとでも認めてもらえるように頑張りたい」。プロ転向3試合目での優勝なら、1999年の日本ゴルフツアー機構発足後では2016年趙炳旻(韓国)の1試合目、13年松山英樹の2試合目に続き、金谷拓実に並ぶ3位のスピード記録となる。「もうここまで来たら勝つしかないと思っている」と気合いを入れた。
2024年05月18日 16:50
◆女子プロゴルフツアー ブリヂストンレディス 第3日(18日、千葉・袖ケ浦CC袖ケ浦C=6731ヤード、パー72)
第3ラウンドが行われ、3打差3位から出た河本結(リコー)が5バーディー、1ボギーの68をマークし、通算11アンダーで単独首位に浮上した。
2024年05月18日 16:03
◆男子プロゴルフツアー 関西オープン 第3日(18日、滋賀・名神八日市CC=6869ヤード、パー70)
第3ラウンドが行われ、49位で出た石川遼(カシオ)は5バーディー、ボギーなしの65をマークし、通算3アンダーの19位に順位を上げた。
「ショットは100点…かな、という感じです。100点か100点以上。それくらいうれしい。序盤のパー5で(バーディーを)取れなかったということを気持ち的には引きずっていた。でもそのなかでも弾道だったりスイングには影響しなかった。そこが一番大事」
この日のピン位置は、グリーンの右サイドに切られたホールが多かった。ピンを狙いたくなる場面でも、フェードを使わずに徹底的に左へ運び「冷静にいいアイアンを打てた」。最初のバーディーとなった前半14番はピン左6メートルを沈めたもの。17番はピン左下3メートルにつけ、18番ではピン左3メートル弱へ運んで下りのラインを決めきった。
第1ラウンドで乱れたドライバーも復調した。右を気にしすぎて左にミスをしてしまう傾向があったが、この日は自信を持って振り抜いた。初日に右のOBゾーンに打ち込んだ最終9番は「かなり完璧なショット。あれ以上のショットはないみたいなドライバーが打てた」と手応えを口にした。
ボギーなしはショーン・ノリスと2人だけ。71位と出遅れた初日から、日を追うごとに好感触を得られている。「向き合えているし、めっちゃいい一打を試合で打たせてもらっているなという実感がある。明日もう一回やり切って、その実感を確かなものにしたい」。最終日の18ホールへ、楽しみが増えた。
2024年05月18日 15:57
◆男子プロゴルフツアー 関西オープン 第3日(18日、滋賀・名神八日市CC=6869ヤード、パー70)
第3ラウンドが行われ、2位から出たツアー未勝利の清水大成が6バーディー、2ボギーの66で回り、通算12アンダーの単独首位に浮上した。
65の幡地隆寛と68の平田憲聖が11アンダーでトップと1打差の2位。
ツアー本格参戦1年目の岡田晃平がツアー自己ベストを更新する62をマークし、10アンダーで2打差4位に浮上。プロ転向3試合目での優勝なら、1999年の日本ゴルフツアー機構発足後では2016年趙炳旻の1試合目、13年松山英樹の2試合目に続き、金谷拓実に並ぶ3位の記録となる。
49位で出た石川遼は5バーディー、ボギーなしの65をマークし、3アンダー19位に順位を上げた。第3ラウンドのボギーフリーは68人中ショーン・ノリスと2人だけ。
2024年05月18日 13:44
◆女子プロゴルフツアー ブリヂストンレディス 第3日(18日、千葉・袖ケ浦CC袖ケ浦C=6731ヤード、パー72)
最終組が9ホールを終え、首位から出た竹田麗央(りお、ヤマエグループHD)と3位スタートの河本結(リコー)が通算9アンダーで暫定首位に立っている。山下美夢有(みゆう、加賀電子)、高橋彩華(東芝)、高木優奈(フリー)が7アンダーで3位につけている。
岩井明愛(あきえ、ホンダ)は2つ落とし、5アンダーの7位に後退。小祝さくら(ニトリ)安田祐香(NEC)が4アンダーの9位。岩井千怜(ちさと、ホンダ)は1アンダーの21位。吉田優利(エプソン)は18ホールを回り終え、1オーバーの34位。
2024年05月18日 13:18
男子ゴルフの今季メジャー第2戦、第106回全米プロゴルフ選手権(2024 PGA Championship)は17日、米ケンタッキー州ルイビル(Louisville)のバルハラGC(Valhalla Golf Club、パー71)で2日目が行われ、日没サスペンデッドとなる中で、世界ランキング3位のザンダー・シャウフェレ(Xander Schauffele、米国)が通算12アンダーで暫定首位を維持した。
2024年05月18日 12:49
◆男子プロゴルフツアー 関西オープン 第3日(18日、滋賀・名神八日市CC=6869ヤード、パー70)
第3ラウンドは最終組が前半を終了した。単独首位で出た平田憲聖と2位から出た清水大成が通算9アンダーのトップで後半に入った。
ツアー通算2勝の平田は2つスコアを落として迎えた8番から連続バーディーを奪い、スコアを戻した。
50位で出た石川遼は後半4番までの13ホールで3つ伸ばして通算1アンダー。暫定28位に順位を上げている。
2024年05月18日 12:38
男子ゴルフのメジャー第2戦、第106回全米プロゴルフ選手権(2024 PGA Championship)は17日、米ケンタッキー州ルイビル(Louisville)のバルハラGC(Valhalla Golf Club、パー71)で2日目が行われ、松山英樹(Hideki Matsuyama)は6アンダー「65」で通算7アンダーとし、暫定11位タイに浮上した。
久常涼(Ryo Hisatsune)も3アンダー「68」で通算3アンダーに伸ばし、暫定41位タイにつけた。
金谷拓実(Takumi Kanaya)は「69」で回り通算2オーバーの暫定100位タイ、中島啓太(Keita Nakajima)は「75」をたたいて通算4オーバーの暫定116位タイとなり、予選落ちが確実となった。
前日にメジャー最少タイの「62」をマークしたザンダー・シャウフェレ(Xander Schauffele、米国)が、この日も「68」とスコアを伸ばして通算12アンダーとし、コリン・モリカワ(Collin Morikawa、米国)と1打差の暫定首位を守った。
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2024年05月18日 11:07
【ルイビル(米ケンタッキー州)=平沢祐】男子ゴルフの今季メジャー第2戦、全米プロ選手権は17日、ケンタッキー州ルイビルのバルハラGC(パー71)で第2ラウンドが行われたが、日没サスペンデッドとなった。
47位でスタートした松山英樹は第2ラウンドを7バーディー、1ボギーの65で回り、通算7アンダーの暫定11位に浮上した。日本勢は全員ホールアウトし、久常涼は3アンダー、金谷拓実は2オーバー、中島啓太は4オーバーとなった。