2024年05月05日 11:30
マンチェスター・シティのフィル・フォーデンがイングランド国内のフットボール記者協会(FWA)の年間最優秀選手賞を受賞したという事実は、今季のプレミアリーグとFAカップの二冠を視野に入れているマンCの強さを証明するものだ。そして、その事実は今夏にドイツで開催されるEURO2024において、イングランド代表が優勝予想の大本命たる所以にもなっている。 フォーデンに加えて、レアル・マドリードに移籍した1年目からラ・リーガとチャンピオンズリーグの二冠を目指すチームの中核として活躍し、史上最多票でのゴールデンボーイ賞を受賞したジュード・ベリンガム、ドイツのブンデスリーガで現在2位と10ゴール差をつけて得点王に立っているハリー・ケインと、イングランド代表はドイツ、スペイン、イングランドの3つのリーグのMVP級の選手を擁している。加えて、世界屈指の守備的MFであるデクラン・ライスや、ブカヨ・サカ、コール・パルマーなど錚々たる面々を招集予定だ。 監督のガレス・サウスゲイトの判断に注目が集まる点としては、左サイドにフォーデンを置くのか、それともレアル・マドリードでより深い位置でのプレイが可能になったベリンガムを一列下げるのか。ケインの後ろにフォーデンとベリンガムのどちらを配置するのかという問題だろう。また、右サイドにパルマーとサカのどちらを置くべきかという議論もファンの間で白熱するトピックの一つだ。そしてジャック・グリーリッシュや、コナー・ギャラガー、コビー・メイヌーなど他国であれば不動の地位に立つであろう選手たちも、イングランド代表では誰かがベンチに座ることが必要となってくる。 最高級のピースが集まり、優勝が至上命題となっているイングランド代表で指揮官はどのような選択をするのか。サウスゲイト監督には多くの選択肢があり、これらの選択がイングランド代表の大会結果に大きな影響を与えることだろう。
2024年05月19日 00:57
現地5月18日に開催されたブンデスリーガ第34節で、堂安律が所属するフライブルクは、ウニオン・ベルリンと敵地で対戦。堂安は4−4−1ー1の右サイドハーフで先発した。
ヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)出場の可能性を残すフライブルクは開始3分、フェルテセンにボックス内でシュートを打たれるも、GKアトゥボルがキャッチする。
14分には堂安の縦パスに抜け出したヘーラーがシュートを放つが、敵GKに阻まれる。
37分にはPKを与えるも、守護神が好セーブで凌ぎ、0−0で前半を終える。
【動画】堂安律がヘディングで2戦連続ゴール!
後半はアウェーチームがボールを支配し、58分にはグリフォが左からのカットインでシュートも、敵DFにブロックされる。
しかし68分、ペナルティエリア中央からホラーバッハに強烈なミドルを決められて先制を許す。
その後は互いに一進一退の攻防を見せ、迎えた84分、左からのクロスに堂安が合わせてネットを揺らし、同点に追いつく。
しかし、後半アディショナルタイムにハベラーに被弾し、1−2で敗戦。ハイデンハイムとブレーメンがそれぞれ勝利したため、フライブルクは10位でシーズン終了し、ECL出場権を逃した。一方のU・ベルリンは、この勝利で15位に浮上し、1部残留を確定させた。
なお、今季7ゴール目を奪った堂安は、フル出場を果たしている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月19日 00:43
ブンデスリーガの最終節となる第34節が18日に行われ、チャンピオンズリーグ(CL)の決勝に勝ち進んでいるドルトムントはホームで最下位のダルムシュタットと対戦した。
すでに今季の5位が確定しているドルトムントは、今季限りでの退団を発表しているMFマルコ・ロイスがスタメン出場。本来の主将であるエムレ・ジャンに代わってキャプテンマークを巻いてピッチに登場した。
試合は、ホームのドルトムントが攻勢に出る。厚みのある攻撃でゴールを脅かすと30分、左サイドのボックス手前でボールを持ったイアン・マートセンが左足を一閃。これがゴール右に決まり、ドルトムントが先手を奪った。
そして38分には、左サイドのボックス手前でロイスがファウルを受けてFKを獲得。ロイス自らキッカーを務めると、その右足から放たれたシュートが壁を越えてゴール左に吸い込まれる。誰もが待ち望んだレジェンドの一発により、スタジアムは大きな盛り上がりを見せた。
迎えた後半も主導権を握ったドルトムントは、途中出場のユリアン・ブラントとドニエル・マレンがゴールを挙げて4−0で快勝。ロイスも残り10分となったところでお役御免となり、万雷の拍手に送り出されてピッチを退いた。今季のブンデスリーガは今節で終了したものの、ドルトムントは6月1日にロンドンのウェンブリーで行われるCL決勝でレアル・マドリードとの対戦を残している。
【スコア】
ドルトムント 4−0 ダルムシュタット
【得点者】
1−0 30分 イアン・マートセン(ドルトムント)
2−0 38分 マルコ・ロイス(ドルトムント)
3−0 72分 ユリアン・ブラント(ドルトムント)
4−0 88分 ドニエル・マレン(ドルトムント)
【動画】マルコ・ロイスの惜別FK弾
ドルトムントのレジェンド、ロイスが惜別のフリーキック弾 🎯#ブンデスリーガ pic.twitter.com/79Qxx6ZvQS— ブンデスリーガ 日本語版 (@Bundesliga_JP) May 18, 2024
2024年05月19日 00:40
現地時間5月18日に開催されたブンデスリーガ最終節で、浅野拓磨が所属する14位のボーフムは、11位のブレーメンと敵地で対戦した。
残留争いに巻き込まれているボーフムは、開始6分で先制を許す。その後、必死に反撃に出てベンチスタートとなった浅野らを投入するが、なかなかゴールを奪えず。逆に78分、80分と立て続けに追加点を奪われる。
84分にクリストファー・アントウィ=アジェイがようやく1点を返したものの、87分に再び3点差に広げられ、結局1−4で完敗した。
【PHOTO】まさにスタジアムの華! 現地観戦する選手たちの妻、恋人、パートナーら“WAGs”を一挙紹介!
同時キックオフの他会場では、15位のマインツが3−1でヴォルフスブルクを撃破。16位のウニオン・ベルリンは、堂安律のゴールで一度は追いつかれるも、90+2分の決勝弾でフライブルクに2−1で勝利した。
この結果、ボーフムはウニオンに得失点差でかわされ、16位に転落。田中碧、アペルカンプ真大、内野貴史を擁し、2部で3位に入ったデュッセルドルフとの入れ替え戦に回ることとなった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月19日 00:33
現地時間5月18日に開催されたブンデスリーガの最終節で、長谷部誠が所属する6位のフランクフルトが4位のRBライプツィヒとホームで対戦した。
2024年05月19日 00:28
シュトゥットガルトは18日、原口元気が今季限りで退団することを公式サイトで発表した。
原口は2014年7月に浦和レッズからヘルタ・ベルリンへ移籍すると、そこから今季まで10シーズンに渡ってドイツでのプレーを続けてきた。デュッセルドルフ、ハノーファー、ウニオン・ベルリンを経て、2023年1月にシュトゥットガルトへ完全移籍。ただ、シュトゥットガルトでは出場機会に恵まれず、今季はブンデスリーガとDFBポカールで1試合ずつの途中出場にとどまっていた。
原口は今季限りでシュトゥットガルトからフリーで退団することになり、新天地を探すことになった。なお、シュトゥットガルトは原口とともに、リリアン・エグロフ、ロベルト・マッシモ、フロリアン・ショック、マフムド・ダフード(期限付き移籍期間満了)、テクニカルコーチのネイト・ヴァイス氏が今季限りでクラブを離れると発表している。
2024年05月19日 00:26
ブンデスリーガの最終節となる第34節が18日に行われ、ブンデスリーガ優勝を決めているレヴァークーゼンはホームでアウグスブルクと対戦した。
シャビ・アロンソ監督体制となって2季目を迎えたレヴァークーゼンは開幕から好調をキープし、4月には29戦無敗のままクラブ史上初のブンデスリーガ優勝を決めた。その後もチームは驚異的な粘り強さを発揮し、無敗を維持すると共に、その快進撃は欧州の舞台でも取らず、欧州カップ戦出場クラブにおける史上最多連続無敗記録となる公式戦50試合無敗(41勝9分け)のまま最終節を迎えた。
試合は、ホームのレヴァークーゼンが主導権を握って押し込む展開に。すると12分、GKにプレスをかけたアミン・アドリがボール奪取。フォローに入ったヴィクター・ボニフェイスにパスを送り、ボニフェイスが無人のゴールにシュートを流し込んだ。さらに27分には、CKの流れからゴール前に溢れたボールをロベルト・アンドリッヒがヒールで押し込んで、リードを広げた。
2点リードで迎えた後半は、前線からプレスをかけるアウグスブルクに苦戦。ボールを持ち上がるのに苦しみ始めると62分、高い位置でボールを引っ掛けたアウグスブルクがメルト・ケミュールのゴールで1点差に迫る。ここでレヴァークーゼンのシャビ・アロンソ監督は、交代の準備を進めていたフロリアン・ヴィルツとパトリック・シックを投入。流れを引き戻すと、追加点こそ奪えなかったものの、試合は2−1の終了を迎えた。
この結果、レヴァークーゼンはブンデスリーガ史上初の無敗優勝を達成。今季のブンデスリーガは今節で終了したものの、レヴァークーゼンは来週水曜日の22日にアタランタ(イタリア)とのヨーロッパリーグ(EL)決勝を、そして来週末の25日にはカイザースラウテルンとのDFBカップ決勝を残している。
【スコア】
レヴァークーゼン 2−1 アウグスブルク
【得点者】
1−0 12分 ヴィクター・ボニフェイス(レヴァークーゼン)
2−0 27分 ロベルト・アンドリッヒ(レヴァークーゼン)
2−1 62分 メルト・ケミュール(アウグスブルク)
【動画】ブンデス史に残る無敗王者が誕生!
[速報]無敗王者誕生の瞬間
🔴#ブンデスリーガ 第34節🇩🇪#レヴァークーゼン vs #アウクスブルク
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ドイツサッカー史上初の無敗王者誕生!! #シャビ・アロンソ 監督率いるレヴァークーゼンが28勝6分でシーズンを乗り切る!!
\#ABEMAでブンデスリーガ#ブンデスリーガ全て見るならスカパー— アベマサッカー (@ABEMA_soccer) May 18, 2024
2024年05月19日 00:22
現地時間5月18日に開催されたブンデスリーガの最終節で、すでにリーグ制覇を決めているレバークーゼンはホームでアウクスブルクと対戦した。
レバークーゼンはブンデス史上初の無敗優勝が懸かる一戦で、立ち上がりからボールを握って試合を優位に進める。10分、右サイドを抜け出したフリンポンの折り返しにボニフェイスが反応したが、わずかに合わない。
それでもその2分後、敵陣ゴール前で相手GKコウベクのボールを奪ったアドリの横パスをボニフェイスが押し込んで先制点を奪った。
さらに27分には、ターの右足のシュートが相手に当たってこぼれたボールをアンドリヒがヒールで流し込んで追加点を挙げた。このまま2点リードで前半を終える。
【動画】優勝決定でピッチになだれ込むレバークーゼンのサポーター
後半に入り、レバークーゼンは48分にカウンターを発動。ホフマンがミドルを放つも、GKコウベクにキャッチされた。
62分には、自陣中央でボールを奪われると、最後はケミュルにコントロールショットを決められて1点差に詰め寄られる。
73分、左からのクロスを途中出場のジャカが収めて、右足のボレーで狙うも、アウクスブルク守護神にセーブされる。5分後にはヴィルツが相手GKと1対1になる決定機を迎えるも、決め切れなかった。
その後、両チームに得点は生まれず、レバークーゼンは2−1で勝利。リーグ戦全34試合で28勝6分とし、無敗優勝の快挙を達成した。
22日にはヨーロッパリーグの決勝でアタランタと激突。今季2つ目のタイトルを狙う。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月19日 00:00
近年のサッカー界では選手の価値がうなぎのぼりとなっており、チームを作るための補強についても多額の投資が必要になっている。
2024年05月18日 23:30
チームの強化戦略など賛否両論なところもあったかもしれないが、パリ・サンジェルマンが近年の仏リーグ・アンを盛り上げてきたのは間違いない。
一時はリオネル・メッシ、ネイマール、キリアン・ムバッペの3枚が前線に揃っており、ネームバリューは抜群だった。悲願のチャンピオンズリーグ制覇には届かなかったが、このトリオを見たくてリーグ・アンのゲームをチェックしていたというサッカーファンも少なくないだろう。
しかし昨夏にメッシとネイマールが退団し、今夏にはムバッペもチームを離れることになる。ここ数年のPSGを引っ張ってきたスーパーエースのムバッペが退団する影響は大きく、代わりとなるスター選手を獲得するのは難しいだろう。
仏『L’Equipe』によると、かつてフランス代表監督も務めたレイモン・ドメネク氏はリーグ・アンの人気がどうなっていくのか懸念している。スターに依存しないやり方でPSGが強くなる可能性も考えられるが、ムバッペ退団後のPSGに世界のサッカーファンが関心を示してくれるかは未知数だ。
「リーグにどんな価値をもたらしていくのか。欧州で輝くための手段が必要となる。(ムバッペの退団から)立ち直れないと言っているわけではないが、これはブレーキだよ」
ムバッペ退団でリーグの優勝争いが熾烈になり、それが面白さに繋がる可能性はある。同国最高のスター選手であるムバッペ退団がどう影響していくのか読みづらいところもあるが、来季のリーグ・アンは観衆を魅了できるか。
2024年05月18日 23:05
スコティッシュ・プレミアシップの第38節(最終節)が17日に行われ、セルティックとセント・ミレンが対戦した。
前節、前田大然のゴールを含む5ゴールで快勝し、3シーズン連続54度目となるリーグ制覇を果たしたセルティックは、古橋亨梧と旗手怜央が先発で出場。前田大然と岩田智輝はベンチスタートとなった。
立ち上がりからパスを回し試合を優位に進めたセルティックだったが、先制したのはセント・ミレン。7分、ロングスローのこぼれ球をマーク・オハラがゴールに蹴り込んだ。
しかし21分、セルティックが同点に追いつく。ボールを回しながら相手を崩すと、最後はマット・オライリーが左足を振り抜きボールはゴールに吸い込まれた。それでも26分、セント・ミレンが再び前に出る。マーク・オハラがPKを決めて1−2としたが、古橋のゴールでセルティックが再び同点に追いついた。
37分、右サイドの高い位置で古橋と旗手で囲みボールを奪うと、そのままボールを持ち上がった旗手がゴール前へセンタリングを供給。そこに走り込んできた古橋が左足で合わせてゴールネットを揺らした。後半もセルティックがボールをポゼッションして試合を優位に進めるも得点は決まらず。64分には古橋と旗手がピッチを退き、岩田がピッチに入った。
その後、試合は2−2のまま終了するかと思われたが、86分にセルティックが逆転に成功する。右サイドからのセンタリングにルイス・パルマが合わせて3−2とし、試合は終了。すでに優勝を決めていたセルティックは最終節に本拠地で白星を手にし、有終の美を飾った。
なお、この試合でリーグ戦は終了となったが、セルティックは25日にスコティッシュカップ決勝でレンジャーズとの対戦を残している。
【動画】最終節終了後に優勝を喜ぶセルティックの選手たち
2024年05月18日 23:00
マンチェスター・シティのフィル・フォーデンは英『90min』のインタビューでチームメイトであるアーリング・ハーランドのことを絶賛した。
今シーズン公式戦51試合で21ゴール11アシストを記録するフォーデンは、大きな飛躍を遂げ、シティの絶対的存在へと成長した。大一番でのゴールが目立つが、ゴールだけではなくチャンスメイクやゲームをコントロールする力もつけており、今のシティにおける存在感は抜群だ。そんなフォーデンはハーランドの凄さを語った。
「正直なところ、私は彼を人間だと思っていない。タフな試合が続くと、彼を見て『いつになったら得点してくれるんだろう』って考えるんだ。ああいう選手と一緒にプレイできるのは、本当に素晴らしいことだよ。厳しい状況に陥ったとき、彼はいつもステップアップして重要なゴールを決める。先日(トッテナム戦)で彼が僕らにとって重要な2つのゴールを決めたようにね。彼と一緒にプレイできるなんて、信じられないし、彼もまだ若い。彼はまだ若いし、これからも良くなっていくことを忘れてはいけない」
「プレミアリーグに来て、彼のようなやり方で驚嘆させる選手は見たことがない。僕にとっては世界で最もタフなリーグだし、彼がしてきたことを考えると、そうだね、誰もどうやってやったのか分からない」
昨シーズンよりシティに加入したハーランドは公式戦53試合で52ゴールという圧巻の成績を1年目にして残し、今シーズンはここまで公式戦43試合で38ゴール6アシストを記録している。怪我の影響や相棒のケビン・デ・ブライネの長期離脱もあり、昨シーズンほど数字は残せていないが、2年連続でのプレミアリーグ得点王へ限りなく近づいている。
批判を受けることもあったシーズンを送っているが、まだ23歳という年齢でこの数字を残しているのはやはり怪物だと言えるだろう。今週末にはウェストハムとのリーグ最終節を控えているが、ハーランドはチームを勝利に導くゴールを決めることができるか。
2024年05月18日 23:00
ABEMAは17日、5月19日(日)23時より、プレミアリーグの名門アーセナルに所属する冨安健洋への独占インタビュー『冨安健洋 最終節直前インタビュー』を放送すると発表した。
2024年05月18日 22:25
5月18日に開催されたスコットランドリーグ最終節で、3日前に3連覇を決めたセルティックは、5位のセント・ミレンとホームで対戦。古橋亨梧と旗手怜央が先発し、前田大然と岩田智輝はベンチスタート、小林友希はベンチからも外れた。 セルティックは開始7分でロングスローの流れからオハラに先制点を許すが、21分に追いつく。ペナルティエリア内でパスを受けた古橋はシュートまで持ち込めなかったものの、相手の中途半端なクリアに反応したオライリーが左足で押し込んだ。 ただ、25分にウェルシュがペナルティエリア内でファウルを犯し、PKを献上。キッカーを務めたオハラのシュートに対し、今季限りで引退する守護神のハートが必死に手を伸ばすも届かず、再び追いかける展開となる。 それでも37分、敵陣右サイドで古橋と挟んでボールを奪った旗手が一気に持ち上がり、鋭いクロス。これに古橋が上手く合わせ、2−2とする。前節の優勝決定戦では先発を外れた29歳のエースは今季19点目で、リーグ戦に限れば14点目となった。【動画】古橋の英語力は?レジェンド守護神ジョー・ハートが横で見守った試合後インタビュー
古橋は後半に入って51分にもペナルティエリア内でパスを呼び込み、ビッグチャンスを迎えるが、モノにできない。 逆転を目ざし、64分には3枚替えを敢行。古橋、旗手、ウェルシュを下げ、アイダ、岩田、スケールズを送り込む。 その後も押し気味に進めるなか、86分についに勝ち越し点を挙げる。絶妙なタイミングでオーバーラップしたラルストンのクロスから、ファーでパスマが押し込んだ。 白熱の一戦はこのまま3−2でタイムアップ。王者が鮮やかに逆転勝利を収め、公式戦7連勝を達成した。 セルティックは来週25日に今季最終戦で、宿敵レンジャーズとスコティッシュカップの決勝を戦う。構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月18日 22:10
リヴァプールからバルセロナへ1億4000万ポンドもの移籍金で移籍してから6年。MFフィリペ・コウチーニョの評価は大幅に下がってしまった。
バルセロナでは期待に応えられず、バイエルンへのレンタル移籍を経て2022年にアストン・ヴィラへ移籍。当時はリヴァプールで一緒にプレイしたスティーブン・ジェラードがチームを指揮していたこともあり、アストン・ヴィラで輝きを取り戻せるかと思われた。
しかし、その後ジェラードは解任。現在はウナイ・エメリが指揮しているが、そのアストン・ヴィラにコウチーニョの居場所はない。昨夏にはカタールのアル・ドゥハイルにレンタル移籍しているが、カタール国内リーグでも16試合で3ゴールと印象的な数字は残せていない。アストン・ヴィラも来季の戦力にカウントしづらいだろう。
英『The Sun』によると、31歳を迎えているコウチーニョには古巣ブラジルのヴァスコ・ダ・ガマが関心を示しているという。アストン・ヴィラ側が求める移籍金は、400万ポンドから600万ポンドとされており、その市場価値はかなり落ちている。
バルセロナへ移籍した2018年からは思うようなパフォーマンスを発揮できない日々が続いてしまい、ピークは過ぎてしまった印象だ。リヴァプール時代はキレも抜群だったが、この6年で評価は大きく変わってしまった。
2024年05月18日 22:00
今季も熱い戦いを見せるJ1で闘争心全開でピッチを駆け抜ける選手たちがいる。献身的なランニングで攻守に顔を出して存在感を見せる彼らはチームに無くてはならない存在だ。
Jリーグは今季から選手の詳細な個人スタッツを公開しており、今回は総走行距離ランキングからトップ3を取り上げる。今季からコンバート!超攻撃的サイドバック渡邊凌磨
所属:浦和レッズ
ポジション:左サイドバック、左ウイング、セントラルミッドフィールダー
総走行距離:163.4キロ
今季からFC東京から浦和レッズに完全移籍した渡邊は主に左サイドバックとして出場機会を得ている。シーズン序盤は不慣れなポジションであったため、ぎこちなさも伺えた。それでも出場機会を重ねる内に左サイドで存在感が増し始めている。
総走行距離は163.4キロと尋常ではない距離を走っており、持ち前の攻撃力を生かすために果敢な攻撃参加に加わるシーンが多い。守備も献身的にこなし、中盤のフォローもこなすなどサイドの汗かき役としてチームの攻守に尽力している。
サイドバック出場が中心ながらリーグ戦14試合2得点2アシストと結果も出している。今季はDF明本考浩、DF荻原拓也と左サイドバックが欧州挑戦する中で本職ではないポジションで奮闘している。こぼれ球回収のスペシャリスト上原力也
所属:ジュビロ磐田
ポジション:セントラルミッドフィールダー、守備的ミッドフィールダー
総走行距離:166.1キロ
磐田の中盤に必要不可欠な存在として君臨する上原は、中盤の底から豊富な運動量を生かして攻守に存在感を見せている。ボールを奪われれば素早い攻守の切り替えと素早い寄せでカウンターの芽を摘み、ボールを奪還すれば素早くカウンターの起点になっている。
総走行距離はランキング2位となる166.1キロを記録しており、こぼれ球奪取回数もJ1最多となる81回をマーク。ピッチを縦横無尽に駆け回り、適切な読みとポジショニングでこぼれ球を回収してチャンスを創出している。
下部組織出身の選手であり、アカデミーの選手たちからも尊敬の眼差しで見られているという上原。今後も磐田の中盤の核として、静岡西部の盟主を自慢の走力で支え続ける。鳥栖の走る心臓河原創
所属:サガン鳥栖
ポジション:セントラルミッドフィールダー、守備的ミッドフィールダー
総走行距離:180.3キロ
数々のJ1強豪クラブから注目を浴び続けるランニングモンスターは、今季も圧倒的な走力で他を圧倒し続けている。球際の守備、ボール奪取、タックルなどの守備面が注目されがちだが、プレースキッカーを任されるほどの正確無比なキックを持ち合わせている。
今季は総走行距離180.3キロと2位に約14キロ差もつけており、走力においては他の追随を許さない。守備では優れた対人スキルでピンチを防ぎ、攻撃面では前線に精度の高いパスを供給するため万能型ミッドフィールダーとしてチームをけん引している。
J1枠内シュートランキング!今季最も枠内に飛ばしている選手はこの4選手
鳥栖の走る心臓は今季リーグ戦14試合1得点3アシストと残留争いするチームの中でも輝きを放ち続けている。J3からキャリアを始めた苦労人でもあり、近い将来日本代表でフィールドを走り抜ける姿を見てみたい。