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2024年05月02日 13:05
3〜5日は楽天戦、6日はDeNA戦が行われる 日本ハムは2日、3日から6日まで2軍本拠地・鎌ケ谷スタジアムで行われるイースタン・リーグ4連戦(対楽天、対DeNA)で「G.W.ファミリーシリーズ〜鎌スタ行ってみる?」を開催すると発表した。 家族連れを対象にしたGWイベント。期間中は子ども参加型のアトラクションや職場体験などの催しのほか、3日はOB杉谷拳士氏やNHKのラジオ体操のお兄さんらが来場する。 また球場正面広場では多くの遊具やキッチンカーでお祭りムードを演出し、こどもの日の5日は試合終了後にファーム選手によるファンとのふれあいイベントも行われる。 謎の二刀流キャラクター「DJチャス。」は「何といっても最高のPRはどれも晴れマークのついた天気予報かな。この空を見上げてくれ! オレの仕事は明日からの4日間、おてんとさまに祈りをささげるだけだ」と上機嫌にアピールしていた。(Full-Count編集部)
2024年05月17日 10:03
ド軍は「ヤクルト」と複数年契約…4月以降日系企業との契約は9社に
大谷翔平、山本由伸両投手が所属するドジャースは16日(日本時間17日)、東京に本社を置く飲料メーカー「ヤクルト」と複数年契約を結んだと発表した。ドジャースの日系企業との契約は4月以降で9社目。ファンは「また増えましたね、大谷さん効果すごい」「ドジャース先行投資大成功じゃん」と驚いている。
今後、ドジャースタジアムの外野フェンスと左翼後方に設置されているパビリオンにヤクルトのロゴが掲載される。球団は「何百万人ものファンにブランドの認知度を高めることができます」と発表した。今後、「ヤクルト」のサンプル配布も実施されるという。
日本企業との契約は4月以降で9社。「ANA(全日本空輸)」「TOYO TIRE」「興和」「大創産業」「日本管材センター」「コーセー」「木下グループ」「THK」に続いての契約となった。10年7億ドル(約1089億円)で移籍した大谷と、12年3億2500万ドル(約506億円)で加入した山本効果であることは歴然。空前の日系企業ラッシュとなっている。
SNSでもファンから驚きの声が寄せられている。「ヤクルト飲んでたくさん勝ってくれ!」「スゲーな、広告収入だけでどんだけ入って来るのかな?」「既に契約金ペイ出来るでしょ」「もはや7億ドルは安すぎたね」「凄いな、どれだけ増えるんだ」「大谷さんの広告効果は異次元」「ドジャースタジアムの看板は日本企業だらけですね」とコメントが並んでいる。(Full-Count編集部)
2024年05月17日 10:00
東海ラジオの制作でニッポン放送ショウアップナイターでも放送された16日の中日−阪神戦で解説を務めた福留孝介氏が、中日の岡林勇希について言及した。
岡林はレギュラーに定着した22年に最多安打のタイトルを獲得すると、2年連続でベストナイン、ゴールデングラブ賞を受賞。今季から福留氏が現役時代に99年〜07年まで着けていた背番号1を背負う。しかし、今季は故障で出遅れ、開幕から本来の力を発揮できていない。
福留氏は岡林について「成長していますし、年々進化してきています」と評価しながらも、「ただ今シーズン自分の怪我もある中で、ここまで成績が出ない。これというのは誰もが通る道だと思うんですよね。常に順風満帆に行くわけではないので、ここをしている今の苦労、試練を彼がどう乗り越えてくるのか僕は楽しみにしています」と辛口エール。
「僕は岡林選手に対しては厳しい目で常に見ることにしているので、そう言った意味でいけばまだまだです」と厳しいコメント。具体的にまだまだな部分について「全てです。全てにおいて彼がもっともっとレベルアップしていかないと、と彼にはいつも言っています。彼が今年から背番号1をつけていますし、僕自身もドラゴンズにいる時に背番号1をつけていた。厳しく言って、もっともっと成長しないと背番号1を返してねと言っています」と語っていた。
(提供:東海ラジオ ガッツナイター)
2024年05月17日 09:13
ロッテの佐々木朗希が18時から行われる日本ハム戦に先発する。
佐々木は球団を通じて「初回から全力で自分のピッチングをして、チームの勝利に貢献できるように頑張ります」とコメントした。
佐々木は前回10日の登板でも日本ハム戦に先発しており、2週連続で日本ハム戦となる。前回は5回2/3・123球を投げ、8被安打、5失点で2敗目を喫した。本拠地・ZOZOマリンスタジアムでのマウンド。マリーンズファンの熱い応援に応えたい。
2024年05月17日 09:01
「(プロの生活に)慣れてきて、今までは流れについていくことで精一杯だったんですけど、最近は自分のペースで自分のやりたい練習を見つけてやれるようになってきたかなと思います」。
2024年05月17日 09:00
● 中日 4 − 9 阪神 ○
<9回戦・バンテリンドーム>
東海ラジオの制作でニッポン放送ショウアップナイターでも放送された16日の中日−阪神戦で解説を務めた福留孝介氏が、阪神・大山悠輔について言及した。
大山は昨季全試合4番で出場し阪神の18年ぶりのリーグ優勝に貢献する活躍を見せたが、今季は開幕から状態が上がらず、試合前まで打率.210、3本塁打、14打点と低迷。この日はベンチスタートとなった。途中出場したが、9−2の8回二死一塁の第1打席、根尾昂のカットボールに3球三振に倒れた。
福留氏は大山の現在の打撃に「無理やりバットを振っている感じを受けます」とコメント。「彼は試合に出ている経験もありますし、その中で自分がどういうふうにして戻していくんだという調整方法も自分の中で持っていると思いますし、自分の体調と相談しながら、模索を毎日しているんだと思います」と述べていた。
(提供:東海ラジオ ガッツナイター)
2024年05月17日 08:49
巨人の矢野謙次打撃コーチが16日、自身のインスタグラムに新規投稿。福井遠征で宿泊したホテルが「最高すぎる」で話題となっていたが、その快適生活の様子を公開した。
今回の遠征で巨人はあわら市にある「グランディア芳泉」に宿泊。阿部監督が15日の試合後に「僕も20何年もジャイアンツにいるんだけど、一番のホテルかなと思います。料理も豊富ですしね」と語り、丸も「すごい、すごい!今まででナンバー1。これは全員、言っています。(坂本)勇人さんとか、長さん(長野)とか」と明かしていた。
矢野コーチは「グランディア芳泉のスタッフの皆様のきめ細かな心遣いに感謝感謝感謝 ありがとうございました」とつづり、「帰りたくないけど明日からは広島でやってやろうじゃねぇか!!」と記した。恐竜に囲まれた部屋の様子、コーチ陣の食事風景など快適なホテルライフが分かる写真も複数枚アップした。
ファンも「阿部監督がホテルについて賞賛するコメントを出していらして…良く分かりました」「楽しそうなお写真」「マカロン?の塔、かわいいですね」と反響の声が多く集まっていた。
2024年05月17日 08:40
大谷は「2番・指名打者」で出場…ボブルヘッドが4万人に配布される
■ドジャース ー レッズ(日本時間17日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、本拠地・レッズ戦に「2番・指名打者」で出場する。この日、大谷のボブルヘッドが来場者特典として配られる。試合4時間前から長蛇の列があり、デーブ・ロバーツ監督も「外がどうなっているか想像がつかないよ」と驚いた。
ドジャース入団後、大谷グッズが配布されるのは今回が初めて。計4万人プレゼントされるが、ビジターユニホームバージョンがそのうちの1700個ランダムで入っているという。
ロバーツ監督は試合前の取材に応じ、「エキサイティングだね。ショウヘイは(チームを)動かすことができる。(球場)外がどうなっているか想像がつかないよ。ショウヘイ、そしてドジャースにとってもいいことだ」と10年7億ドル(約1088億円)契約の効果を実感していた。
記者から「行列ができています」と言われても、「驚かないよ」と一言。「幸運にもゲットできたら、ホットなアイテムだね。(一緒に)いればいるほど、彼の人物や選手としての特別さに気づかされるよ」と加入したことを改めて喜んだ。
指揮官も1個もらえるという。「どこかに置いていると思うよ。毎回、ボブルヘッドナイトのときは1個貰うからね。それなりのコレクションがあるよ」と自慢げに笑った。
今季はここまで打者として打率.364、12本塁打、30打点、OPS1.108の好成績を収めている。ロバーツ監督も「専念していることは(要素として)あると思うけど、リハビリもやっている」。「来年ピッチングをしていることを祈る」と願った。(川村虎大 / Kodai Kawamura)
2024年05月17日 08:24
昨年、大谷との“戯れ”が話題となったデラクルーズ
■ドジャース ー レッズ(日本時間17日・ロサンゼルス)
今年も大谷を“ツンツン”するのだろうか? レッズのエリー・デラクルーズ内野手が16日(日本時間17日)、敵地でのドジャース戦を前に取材に応じ、大谷翔平投手について語った。
2024年05月17日 08:00
東海ラジオの制作でニッポン放送ショウアップナイターでも放送された16日の中日−阪神戦で解説を務めた福留孝介氏が、中日・田中幹也について言及した。
田中の打撃の印象について福留氏は「一つ一つですからいきなり全てを求めるのは酷な部分もありますし、その中で必死に考えながら2ストライク追い込まれたら食らいついていくところも見せている。たまにゲームの中で早いカウントで打ちにいって、凡打する。そこを我慢できるといいなと思う時もありますけど、ゲームの状況を見ながらこれは経験、試合数をこなしていけるようになってくると、またちょっとずつ変わっていくと思いますよ」と解説。
『2番・セカンド』でスタメン出場した田中は同日の阪神戦で、0−6の5回一死一、三塁の第3打席、西勇輝が2ボール2ストライクから投じた6球目のチェンジアップをレフト前に適時打を放った。
福留氏はこの適時打に「甘くきたといっても田中選手しっかりコンパクトに上手く打ちましたよね。2ストライクまでは結構思い切って振る。追い込まれるとファウルで粘りながら、甘いボールをコンパクトに打ってくるバッティングに変えるんですよ」と評価した。
さらに田中は石川昂弥の打席中に、西の投球モーションを完全に盗み三塁盗塁成功。福留氏は「自分の判断だと思います。自分が警戒されていないなというのはランナーにいると意外とわかるもんなんですよ。なので思い切っていったと思うんですよ」と振り返った。
田中はルーキーイヤーの昨季は練習試合、オープン戦で存在感を示すも、右肩の脱臼により一軍出場なし。2年目の今季は開幕からセカンドのレギュラーで出場している。
(提供:東海ラジオ ガッツナイター)
2024年05月17日 08:00
広島・新井貴浩監督(47)が16日、1軍で経験を積んでいる若手野手たちの背中を押した。松山からの移動日となったこの日、指揮官はマツダスタジアムを訪れて取材対応。「最後の最後は誰も助けてくれない。最終的に(レギュラーを)つかむのは自分自身」と心構えを説いた。各自の成長を促しながら、チームとしては上位浮上を狙っていく。
厳しいプロの世界で生き抜いてきた。だからこそ、若い芽が一朝一夕に開花しないことは心得ている。新井監督はスタメン機会を増やす若手野手陣について「思い切ってやってくれたらいい。一試合一試合が勉強だと思うよ」と鼓舞した。
15日・ヤクルト戦に敗れ、チームは今季8度目の完封負け。それでも勝率5割の3位という戦いぶりを「1シーズンを通してのプランは予定通りに来ている」と語った。その上で「最後の最後は誰も助けてくれない。それがプロの世界。最終的に(レギュラーを)つかむのは自分自身だから」と若鯉たちが今後、さらなる成長曲線を描くために必要な心構えを説いた。
勝負までの過程には、惜しみないサポートを約束する。その一方で「打席でバットを振るのは自分。それがプロの世界。だから、今出ている若い選手たちは自分でつかんでいってもらいたい。自分もそうだった」と、自らの手でポジション奪取への道を切り開く姿勢を求めた。
1軍では現在、矢野が高い守備力で貢献。14日に昇格した大砲候補・林は2戦連続で先発出場しており、4年目・二俣は打撃に加え内外野を守れる起用さも武器に経験を積んでいる。「打ったら自信にしてほしいし、打てなくても『次はこうしよう』と挑戦していく。トライ、エラーの繰り返し」と強調する。
現状は投手陣が踏ん張ってロースコアの接戦を勝ち切るのが一つの形。「そうやっていくうちに数カ月後『力を付けたな』という選手が出てきてくれたら」と新井監督。17日からは巨人、阪神との3連戦が待つ。発展途上の若武者たちを送り出して、上位2チームに食らいつく。
2024年05月17日 07:40
打率.364で両リーグ1位の大谷…イチローが首位打者となった2004年を振り返る
ドジャース・大谷翔平投手はまたも記録を作ることができるのか。今季は15日(日本時間16日)の試合を終えて、打率.364で両リーグトップに立っている。期待がかかるのが、イチロー氏以来、日本人2人目となる首位打者。前回打率.372で戴冠した2004年のイチロー氏の成績を振り返ってみると、実は同日時点では大谷より打率はかなり低かった。目を引くのは後半戦のすさまじさだ。
イチロー氏は渡米1年目の2001年に打率.350をマークし、日本人初となる首位打者を獲得。2004年にはMLBシーズン最多の262安打、そして渡米後自己最高打率となる.372をマークして2度目の首位打者に輝いている。
ただその2004年は、スタートは決して良いとは言えなかった。4月終了時点では.255と低調。4月最後の試合から16試合連続安打を記録するも、5月15日(同16日)の試合終了時点では、36試合に出場して打率はまだ.313だった。
しかし、ここから打率はグングン伸びていく。20日(同21日)の試合から8度のマルチを含む14試合連続安打を放つと、打率は.341まで上昇。そこから6月終了時点で.315まで下がったものの、7月は月間打率.432、8月は同.463で最初で最後の月間MVPにも輝いた。一気に打率を上げ、ブラディミール・ゲレーロ(エンゼルス)やイバン・ロドリゲス(タイガース)らを抜き去って打率.372で首位打者に輝いた。
大谷は、過去3年を大きく上回る打率で5月を戦っている。そして6月は昨年15本塁打を放つなど得意な月で、更なる成績向上に期待がかかる。イチロー氏以来となる栄誉に向けて、これからも打ちまくるだけだ。(Full-Count編集部)
2024年05月17日 07:35
シーハンの今季終了を球団が発表
ドジャースは16日(日本時間17日)、エメット・シーハンが右肘のトミー・ジョン手術を受け、今季はリハビリに専念すると発表した。
2024年05月17日 07:35
大谷翔平の伸びた髪が話題となっている
ドジャース・大谷翔平投手のビジュアルに、ファンが注目している。髪が伸びた印象についてSNS上には「髪長めの大谷翔平ほんとにかっこいい」といったコメントが寄せられている。
ドジャースの入団会見を行った昨年12月の時点では、はっきりと耳が見えるサッパリ系だったが、現在は髪をかき上げるシーンも多く目にするように。正面からだと耳も隠れ、前髪も垂らすと目の下まできている。
大谷の伸びた髪にファンは「生でみたい!」「髪切って欲しいな〜」「髪長めの大谷翔平ほんとにかっこいい」「髪切らないのは奥さんの好みか?」「髪伸ばしてグラスノーになるつもりなんだ」「帽子被った後ろ姿全然違う」「願掛け 弦担ぎ イメチェン?」「イケメン度増してる」などと反応していた。(Full-Count編集部)
2024年05月17日 07:30
吉田裕太さんは2013年ドラフト2位でロッテに入団、2022年限りで引退
元ロッテ捕手の吉田裕太さんは2022年シーズンで現役を引退し、現在は自動車販売店「bond cars」の浦和店で勤務している。夢を叶えて飛び込んだプロ野球界は「凄く大変な世界でした」と振り返る。2016年には当時のシーズン無安打記録を更新するほどの不振も味わうなど、いいことばかりではなかった9年間のプロ野球生活を語った。
「テレビで見るプロ野球は華やかだし、好きな野球をやってお金をもらえるってすごく楽だなと思っていましたけど、全然そんなことはなかったですね」
2013年ドラフト2位でロッテに入団し、ルーキーイヤーから捕手としてチーム最多の50試合に出場。好スタートを切ったかのように見えた。しかし「試合に使っていただいたけれど、負ければ捕手の責任。もちろんそうだと思うんですが、その切り替えが若くてなかなかできなくて苦しかったですね」というのが現実だった。
正捕手定着の壁は高かった。求められる目先の勝利。一方で、そこに追いつけない自分……。「今、過去の自分に言ってあげられるとしたら、3年後や4年目を考えてやってもよかったんじゃないかなということですね。毎日、一喜一憂していました」という日々は、想像以上に吉田さんの心をむしばんでいった。
2016年には、開幕戦のスタメンに抜擢されて涌井秀章投手(現中日)を好リードしチームを勝利に導いた。しかし自らは3三振。そこからその年、快音が響くことはなかった。伸び続けた“不名誉”は35打席まで達し、当時の野手としてのプロ野球シーズンワースト無安打記録となった。第2の人生は自動車営業「(野球は)やり切ったんだと思います」
「何をしてもダメ。どんどん分からなくなって、もう何をしたらいいのか。ファームに落ちて『僕、構えどうしたらいいですか』と聞いたくらい。辛かったですね」
陥ったどん底。しかし実はこの記録、すぐ翌年に同僚の岡田幸文(現楽天外野守備走塁コーチ)に抜かれることになる。「岡田さん、ありがとうって。安心しつつ、でも気持ちわかるわーって」。今では冗談を交えながら笑って振り返ることができるようになった。
晩年はベテランの域に差し掛かり、故障も増えた。ついに2022年限りで戦力外通告を受ける。「1軍の試合も呼ばれなかったですし、多少は心構えはありました。毎日痛い思いとか辛い思いが大きかったので、ちょっとホッとした部分もあったりとか」というのが本音だ。
NPB限定で現役続行を模索し練習を続けていたが声は掛からなかった。社会人からの誘いもあったが、スッパっと次の道に進むことを決めた。「ネガティブな感じで野球から離れたわけではないです。自分で(野球の道を)選ばなかったということは、やり切ったんだと思います」と清々しく語る。
千葉県出身。地元球団で扇の要として尽くした男は「全く未練はないです。今はもう、ユニホームを着たくないですもん」と爽やかに言い切る。大好きな自動車業界で、営業として研鑽を積む毎日。後悔なく進んだ第2の人生を謳歌している。(町田利衣 / Rie Machida)
2024年05月17日 07:20
オラクルパークに大量のド軍ファン「彼は間違いなく人気もの」
ドジャース・大谷翔平投手が出場した13日(日本時間14日)からの宿敵・ジャイアンツとの3連戦はオラクルパークの観客席に青いユニホームが目立った。敵地では異例の光景。ジャイアンツの番記者は「オオタニには間違いなく集客力がありますから」と“大谷効果”を説いた。
これまでトロント、サンディエゴなどで大ブーイングを受けてきた。ましてやドジャースの宿敵、ジャイアンツの本拠地。特大のブーイングが浴びせられると予想されていた。しかし、大谷が打席に立つと洗礼をかき消すように「レッツゴー・ドジャース」コールが沸き起こった。
スタンドを見ると、オレンジ色と青色は半々のようにも見えた。7回に流れる「Take me out to the ball game」の歌詞では、好きな球団を叫ぶのが好例だが、ドジャースファンの叫び声も負けていなかった。
2018年にMLB公式サイトのエンゼルス番として大谷を取材し、現在はジャイアンツ番記者を務めるマリア・グアルダード記者は「ドジャースファンはいつもここでは結構多い」としつつ「間違いなく集客力がありますから、彼がこの街に来ているときは常に、人々は彼のプレーを見るために球場に来ようとする気分が高まるのでしょうね」と影響力を明かした。
その結果もあってか大谷は14日(同15日)に特大の12号を放つなど、3連戦で打率.500(14打数7安打)、1本塁打、3打点、OPS1.319という驚異の活躍を見せた。グアルダード記者も「彼は間違いなく人気ものですから、どこに行ってもたくさんの声援を受けるでしょう」と笑顔。6月に再びドジャースがオラクルパークを訪れるが、青い背番号「17」のユニホームに着替えるファンも増えるかもしれない。(川村虎大 / Kodai Kawamura)