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2024年04月29日 23:00
クリスタル・パレスに所属するイングランド代表DFマルク・グエイ(23)の獲得を巡って、アーセナルとマンチェスター・ユナイテッドが争う可能性があるようだ。英『The Times』が報じている。 2019年にチェルシーでプロデビューした同選手は2020年1月、スウォンジーへのレンタル移籍を経て、2021年7月にクリスタル・パレスへの完全移籍を果たした。1年目からプレミアリーグで36試合の出場を果たすなど、パレスの守備の要として君臨。今シーズンもパレスを支える1人であったが、2月頭のブライトン戦で膝を負傷してしまい、現在は離脱している。 まだ23歳という若さでありながら、イングランド代表でもCBを務める同選手はプレミアリーグのビッグクラブが目を光らせている選手の1人であり、今夏の去就が注目されている。ステップアップの可能性が高い同選手の獲得には少なくとも5500万ポンド(約108億円)が必要になるだろう、と同メディアは伝えている。 アーセナルにはガブリエウ・マガリャンイスとウィリアム・サリバといったプレミア屈指のCBコンビがいるものの、この2人の稼働率は気になるところで、できればもう一人トップレベルのCBが欲しいところか。しかし冨安健洋やユリエン・ティンバーというCBをこなせる選手もいるため、優先度はそこまで高くないかもしれない。 一方のユナイテッドは守備陣の立て直しは必須だ。今シーズンはディフェンスラインの要のリサンドロ・マルティネスが怪我に悩まされていることもあり、リーグ戦34試合で51失点を許している。ラファエル・ヴァランが今夏に退団する可能性が高く、CBを探している。エヴァートンのジャラッド・ブランスウェイト獲得の噂も浮上しているが、CBの補強は必須ポイントとなる。 グエイはプレミアを代表するCBの1人だが、今夏にビッグクラブへの移籍を果たすのか。
2024年05月16日 13:30
23-24イングランド・プレミアリーグは15日、第34節延期分の試合が行われ、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)は3-2でニューカッスル・ユナイテッド(Newcastle United)を下し、欧州大会出場権確保へ希望をつなげた。
コビー・メイヌー(Kobbie Mainoo)、アマド・ディアロ(Amad Diallo Traore)、ラスムス・ホイルンド(Rasmus Hojlund)のゴールが決まったマンチェスター・ユナイテッドにとっては、リーグ戦ここ9試合でわずか3度目の白星となった。
エリック・テン・ハーフ(Erik ten Hag)監督率いるマンチェスター・ユナイテッドは、25日に行われるマンチェスター・シティ(Manchester City)とのFAカップ(FA Cup 2023-24)決勝で優勝すれば、来季のヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2024-25)出場が決まる。仮に敗れた場合でも、リーグ戦7位であればヨーロッパカンファレンスリーグ(UEFA Europa Conference League 2024-25)の出場権を手にすることができるため、チームはその座を確保すべく争っている。
この日チームは勝利したものの、7位ニューカッスルとは勝ち点で並んで8位のまま。しかも得失点差ではニューカッスルを大きく下回っているため、今季最終戦ではニューカッスルの結果を上回る必要がある。
19日にマンチェスター・ユナイテッドは敵地でブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC(Brighton & Hove Albion FC)と、ニューカッスルはブレントフォード(Brentford FC)と対戦する。
ニューカッスルが黒星を喫したことで、5位につけるトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)は来季のヨーロッパリーグ出場が決定した。
6位チェルシー(Chelsea)はブライトンに2-1で勝利し、乱高下の激しいシーズンながらもヨーロッパリーグ出場決定に前進した。
コール・パーマー(Cole Palmer)とクリストファー・エンクンク(Christopher Nkunku)のゴールで白星を飾ったチェルシーは、2022年10月以来となる4連勝を飾っている。
最終節でボーンマス(AFC Bournemouth)と対戦するチェルシーは引き分ければヨーロッパリーグ出場が確定。また、勝利した上でトッテナムがシェフィールド・ユナイテッド(Sheffield United)に敗れれば、5位浮上の可能性もある。
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2024年05月16日 13:30
15日、明治安田J1リーグ第14節でセレッソ大阪をホームに迎えたFC町田ゼルビア。
試合は、70分にオ・セフンのボレー弾で先制。84分にレオ・セアラのPKで同点とされるも、後半アディショナルタイム、途中出場のミッチェル・デュークが林幸多郎のクロスをに合わせ、町田が劇的勝利を収めている。
「前節の湘南戦、引き分けではありましたけど、敗戦と言っていいくらいのかなり厳しい印象を持ったゲームだったので、戒めの気持ちを持って今日のゲームは入りました。(湘南戦を)敗戦と捉えて、2連敗は絶対にできないというようなスタンスの中で、中3日でしっかりと選手たちが準備をして今日のゲームを迎えました」
試合後にそう語った町田の黒田剛監督。町田はスコアレスドローに終わった前節のアウェイでの湘南ベルマーレ戦、シュート本数で8:15と上回られるなど劣勢を強いられ、なんとか勝点1を拾ったゲームだった。
そこからの連戦ということで、湘南戦をあえて敗戦と捉えることにより「絶対に連敗はできない」と、高いモチベーションで今回の試合に臨んだという。
「クオリティの高いセレッソさんのボール回しというところに、ある程度付いてはいきましたけど、随所に危ない場面もありました。さまざまなところでちょっと怪しいなという局面もありましたが、その中で、最後まで体を張って、オープンプレーの中では失点をしなかったというところは本当に評価できるかなと思います」
町田は56分、左サイドの藤本一輝に代えてナ・サンホを投入。右にナ・サンホ、左に平河悠の形にしたことで左右のバランスが良くなり、右サイドの活性化がオ・セフンの先制点へつながった。
守っても、持ち味である全体の高い強度に加え、外国人枠の関係で久々の出場となったセンターバックのチャン・ミンギュも奮闘し、ホームでの劇的勝利を手にしている。
「すごく難しいゲームでした。勝ちと負けでは全然違うというようなシチュエーションの中で、勝ち切って勝点3を取ってくれたことは本当に素晴らしいことだと思います。連戦の中で、この勢いを持って、(次の)ヴェルディ戦に臨みたいと思います」
また、この日は1993年5月15日にJリーグが開幕してから、丸31年の記念日。「Jリーグの日」として復刻されたJリーグカレーの配布などさまざまな催しが行われた。
黒田監督は31年前、大阪体育大学を卒業し、サッカーに一区切りを付けた時期で、開幕戦は社員寮で見ていたことで知られる。それから31年が経ち、J1の監督として上位争いをしていることに対する思いを尋ねられると、以下のように答えていた。
「指導者もまだ始めていない時です。サッカー選手を引退し、サービス業というところで、自分の中ではもうサッカーを辞めたというような状況で社員寮に入りながらホテルマンをやっている時期でした。その世界に自分が行くなんていうことは到底思いもしない中で、これまで約30年間ずっと、高校サッカーも含めやってきました。
そういうことを考えるとすごく感慨深いところもあります。あの時、テレビで見ていたJリーグというステージに自分がたどり着いたというか、そこに自分のステージを移して勝負しているということに、今でも信じられないような気持ちもあります。
ただやっぱり本当に、何歳からでもチャレンジはできるなと。気持ちさえあれば何歳からでもチャレンジができるということを全国に見せていきたい、先頭を切って走っていきたいという思いもあります。
サッカー界だけではなく、世の中のいろいろな方々、年配の方々も含めて、まだまだやっぱりチャンスはあるんだというところを自分が身を持って示していくことによって、すごく明るいスポーツ界にもなると思います。そんなことを描きながら、沸々と感じながら、日々を送っています」
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ヴィッセル神戸もこの日勝利したため首位返り咲きはならなかったが、同勝点の2位というポジションを維持する町田。
次戦は19日(日)、同じ昇格組ながらこちらも直近11試合無敗と好調の東京ヴェルディとホームでの「東京クラシック」に臨む。
2024年05月16日 12:54
ザルツブルク(オーストリア1部)は15日、2024−25シーズンからの新監督としてペピン・リンダース氏を招へいすることを発表した。なお、契約期間は3年となり、来季のプレシーズン開始からチームを指揮することが明らかになっている。
現在41歳のリンダース氏はPSVのユースやポルトのユースやトップチームでコーチを務めた後、2014年にリヴァプールのU−16コーチに就任。トップチームでもコーチを務めた後、2018年1月〜5月にはNECで監督も歴任した。同年6月にリヴァプールに復帰して以降は、ユルゲン・クロップ監督の“右腕”としてチームを支えていたが、同監督退任に伴い、今季限りでクラブを離れる予定となっていた。
なお、リヴァプールは4年半ほど育成コーチを務めているヴィトール・マトス氏もザルツブルクに加わることを明らかにしており、新天地ではリンダース新監督のアシスタントコーチに就任することになるようだ。
新監督就任が決定したことを受け、リンダース氏はザルツブルクのクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。
「ザルツブルクの新しい監督に就任したことを誇りに思うし、ここにいられることは私にとって本当に光栄なことだ。PSV、ポルト、リヴァプールを経て、私は強力な組織と優れたアカデミーを備えた新たな美しいクラブに加入することになった」
「私がこれまで在籍してきたクラブはすべて、いくつかの共通点がある。攻撃が非常に重要であるというクラブ精神や主要なトロフィーを獲得するという真の信念、そして何よりも試合への情熱と成功への野心がすべての基本であるクラブたちだ」
「アシスタントのヴィトール・マトスとともに、変化し続けるサッカー界でクラブが成長できるように全力を尽くしていく。私の家族は以前、この街を訪れたことがあるが、その美しさと人々の優しさに圧倒された。これは私にとってザルツブルクへの加入を決める最後の重要なステップにもなった」
2024年05月16日 12:40
今季セルクル・ブルッヘからフェイエノールトへと移籍した日本代表FW上田綺世。
2024年05月16日 12:32
[J1第14節]鳥栖 5−2 川崎/5月15日/駅前不動産スタジアム
鳥栖がホームで、川崎を5−2で下した一戦で、先日、パリ五輪出場を決めたU23アジアカップでCBコンビを組んだふたりの対戦が実現した。
鳥栖の22歳のCB木村誠二と、川崎の19歳のCB高井幸大だ。
ともに4バックのCBとして先発を果たしたなか、先に魅せたのは高井だ。13分、右からのCKにニアで強烈なヘッドで合わせ、嬉しいJ初ゴールを決めてみせた。
高井はその後も自慢のビルドアップでチームに貢献。しかし、26分に同点に追いつかれると、その後は相手に上手く対応できないシーンもあり、試合後にはCBとして5失点を悔やんだ。
「(5失点は)ありえないし、切り替えて頑張りたいです。点を取れたのは良かったですが、勝利に貢献する得点をしたいです」
【動画】鳥栖×川崎のハイライト
一方、木村は高井について「アジアカップを一緒に戦った仲間でどういうプレーをするか分かっていましたが、特別敵対視することはなかったです」と語りつつ、高井の得点に関しては「あれはちょっと悔しかった」と振り返る。
それでも「やり返したかったですけど、(原田)亘くんが決め切ってくれたので」と、自身も後半開始早々に右CKから強烈なヘッドを放ち、そのこぼれ球を原田が押し込んで、チーム4点目につなげてみせた。
そして木村は改めて高井との対戦を通しての想いも話してくれた。
「個人のプレーで言ったら、あいつのほうが良かったかもしれないです。ビルドアップは安定していましたし、チームとしての回し方もあるかもしれないですが、そこはやっぱり普通に良い選手だなと感じましたね。
ただ自分も鳥栖でビルドアップをやっていますし、今日の反省を活かして、次により良いプレーをできるように切り替えてやっていきたいです。
今日は前の選手の(守備に)助けてもらった面もありますが、そこを後ろから動かすのも僕らの仕事。その意味では上手い具合にいけていたのかなと感じます。ただ、より良い守備をできるようにしていきたいです」
ともにこの試合でも貴重な経験を得たはず。今後のふたりの切磋琢磨にも注目したい。
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
2024年05月16日 12:24
[J1第14節]柏 2−1 湘南/5月15日/三協フロンテア柏スタジアム
5月15日に開催されたJ1第14節で、柏レイソルはホームで湘南ベルマーレと対戦。1−1で迎えた後半アディショナルタイム、勝負を決するゴールが生まれる。決めたのは細谷真大だ。
90+1分、右サイドから島村拓弥がクロスを送り込む。細谷は腰あたりの高さに飛んできたボールを巧みにトラップし、すぐさま右足を振り抜く。鋭いシュートを突き刺した。
エースが待望の今季初ゴール。得点後、柏熱地帯(ゴール裏1F席)に駆けこんだ細谷は「なかなかホームであっち側(柏熱地帯)に向かってゴールを決めるシチュエーションが少ないっていうのもあるし、ゴール裏に友だちもいるので、飛び込みました」と熱狂を振り返る。
井原正巳監督は試合後の会見で「真大のゴールに関して、我々チーム全員、そしてサポーターの皆さんも待ち望んだゴールだと思う。彼もこれでひとつ取れたので、これからゴールを量産してほしい」と、その活躍を喜んだ。
【動画】チームを勝たせる真のエースへ! 細谷真大が劇的決勝弾
試合後にメガホンを渡され、サポーターに対し「お待たせしましたっていうことと、次も取りたいという思いを伝えた」という細谷は、パリ世代での競争にも目を向ける。
「(U-23アジアカップが終わってから)代表選手全員が各クラブでのポジション争いが始まっていて、それぞれがそれぞれのクラブで戦えていると思う。また競争し合って、6月に集まれたらなと思う」
柏の夜空にこだました“マオ”コールは、サポーターが叫びたくて仕方なかった名前に違いない。細谷のさらなる奮起が、中位に甘んじるチームの上位進出の鍵を握っているはずだ。
取材・文●平龍生(サッカーダイジェスト編集部)
2024年05月16日 12:20
今季スイス・スーパーリーグのセルヴェットでプレーしている常本佳吾と西村拓真。現在は3位につけており、まだわずかに優勝の可能性を残しているほか、カップ戦では決勝に駒を進めている。
昨年の夏に鹿島アントラーズから加入した常本佳吾、そして冬のマーケットで横浜F・マリノスから期限付き移籍してきた西村拓真、ともにレギュラーとして右サイドバックとアタッカーの役割を任されており、重要な存在となっている。
『bluewin』によれば、今回常本佳吾と西村拓真が二人同時に行うダブルインタビューに応え、以下のように話していたという。
常本佳吾はスイスの印象について個人の力が求められるリーグだと感じているほか、サポーターの発炎筒などに驚きを感じていることを明かしていたよう。
「スイスに来てまず一番最初に気付いたのは言葉の違いです。ジュネーブではフランス語、ドイツ語、そしてイタリア語も使われていて、そこの違いは感じました。
サッカーに関しては、サポーターが発炎筒を焚くようなことは日本ではあまりないので、ここには熱いサポーターがいるなという印象です。
日本だとより戦術的なものやチームワークが求められることが多いんですけど、ここでは個人の力が大きくて、よりスペースや1対1の状況がある。
スイスの選手はより身体も大きいし、スピードもありますし、フィジカルも強い。そのあたりは鍛えて負けないようにしています」
また、西村拓真はレネ・ヴァイラー監督がかつて日本で指揮していたことが重要だったと話したという。
「レネ・ヴァイラー監督は日本でのサッカーを経験していますし、僕のことも知っていたし、佳吾もこのクラブにいた。それが重要な要素になりました。
ピッチの外ではあまり一緒にはいないですけど、たまに一緒にご飯を食べに行ったり、日本食を紹介してもらったりしてます。
スイスは美しい国だし、素晴らしいチームメイトと一緒にプレーできて嬉しいです。ここから何が起こるかわからないですけど、運命に任せようと思います」
日本代表、五輪で「オーバーエイジ招集された12名の選手」
常本佳吾と西村拓真はそれほどピッチ外で一緒にいることはないそうだが、時々ともに食事に行くこともあるとのこと。
また来季の去就については買取オプションが行使されるのかどうかも含めて特に希望を持たず、成り行きを見守っていく方針だという。
2024年05月16日 12:05
2024明治安田J1リーグ第14節が15日に行われ、名古屋グランパスはFC東京と対戦。
2024年05月16日 12:00
ラツィオとの契約が今季限りで満了になる日本代表MF鎌田大地。メディアではユヴェントスやボルシアMGなどからの関心が囁かれている。
ただ、その一方でピッチ内では影響力を大きく高めている。序盤戦から中盤戦ではマウリツィオ・サッリ監督の下で戦術に馴染めずプレーのチャンスを減らしていたが、イゴール・トゥドール新監督就任以降は中心選手の1人に。
そのためこのところはラツィオに残留する可能性も高まっており、鎌田大地自身が1年契約を更新することを望んでいるとも伝えられていた。
そして今回、ラツィオの会長を務めているクラウディオ・ロティート氏が『tag24.it』に対して以下のように答えていたそうだ。
「鎌田が残るかどうか、私は彼とまだ話をしていないからわからないよ。これらのことについて話す時間はなかった。
まずはこのセリエAのチャンピオンシップを終えることを考えて、それから契約更新や補強について取り組んでいくよ。残りは2試合だ。それに集中していきたい。
評価について?いや、私は成績をつけるわけでもないし、教師や教授でもない。それは学校で与えられるものだ。私が会長であるという事実にはなんの意味もないのだ」
なお、このインタビューでクラウディオ・ロティート会長はまず新しいスタジアムのプロジェクトについて集中していると話していたとのこと。
ラツィオは現在ローマにあるスタディオ・フラミニオという競技場の買収を検討していると伝えられている。
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スタディオ・フラミニオはローマ五輪に向けて1959年にオープンされたもので、3万人を収容できる規模がある。2000年から2011年まではラグビー代表チームのホームスタジアムだった。
ただその後は閉鎖されているため老朽化が進んでおり、ラツィオはそれを買い取って3万5000〜4万人収容の会場に改修する計画を検討していると言われる。
2024年05月16日 11:58
[J1第14節]鳥栖 5−2 川崎/5月15日/駅前不動産スタジアム
3節から3連敗を喫するなど、苦しい戦いが続いていた鳥栖が、14節の川崎戦は5−2で快勝を収めた。
前節(13節)の磐田戦(○3−0)に続く勝利で、2試合で8ゴールと攻撃陣も好調だ。
驚いたのは2022年に就任した川井健太監督の下で、リーグ戦はこれが初の連勝だということ。そして川崎戦も同指揮官の下では初勝利だという。
「僕が(監督に)就任してから初めて(川崎に)勝利しました。ただ越えたとも思っていないですし、今日も対峙してやはり素晴らしいチームだなと思いました。見習う点は本当にたくさんあります。こういう試合を次に対戦する時もしたいなと思いますし、本当に偉大なチームなので、そのチームに勝ったことは素直に嬉しいです。ただ、まだまだ追いつかなければいけないなと思わされた試合でもありました」
そう振り返った川井監督は連勝の意味を次のように語った。
「やはり連勝は良いものだと思います。ただ連勝して勝点6にプラス1もらえるわけでもないですし、プラスアルファで何が良いかと言えばやはりメンタルですよね。気持ちが乗って次の試合を迎えられるのは非常に良いと思いますし、その効果はやはりあると思います。ただその効果を味わえるのが2日間だけなので(次節は5月18日の名古屋戦)、できれば1週間ほど味わいたかったなと。ただ、そこも伸ばしていければと思っていますし、今のメンタリティでパフォーマンスを続けることだけだと思います」
【動画】鳥栖×川崎のハイライト
4−2−3−1のシステムでCFマルセロ・ヒアンを頂点に、2列目の菊地泰智、横山歩夢、富樫敬真らがリズミカルに、そしてスピーディに絡み合い、ボランチの手塚康平、河原創がチームをコントロール。パリ五輪出場を決めたU23アジアカップで主戦CBを担った木村誠二も逞しさを増した印象で、最終ラインを組んだキム テヒョン、原田亘、長沼洋一も要所を締める。そしてGK朴一圭からのビルドアップという特長も健在だ。
まだ粗さも残すが、テクニカルで興味深いチームは、より洗練されていきそうな予感も漂わせる。
川崎戦の勝利に大きく貢献したボランチの河原もこの一勝の意味を語ってくれた。
「本当にデカいと言いますか、大きい勝ちだったと思います。相手も川崎ですし、なかなか連勝できなかったので、本当にやっとできたなという感覚と、この5月ずっと連戦で試合数がちょっと他の月より多いなかで、勝利を取れたのは大きいです。ただこれを途切れさせないのが一番ですし、2日後には連戦で名古屋戦があるので、ひと区切りつくとしたらそこだと思います」
14試合を戦って4勝2分8敗の17位。降格圏とは勝点3差だ。予断を許さない展開は続くに違いないが、次の名古屋戦でも手応えの掴めるゲームを演じられれば、勢いに乗る可能性もあるのかもしれない。
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
2024年05月16日 11:40
ラ・リーガは2023-24シーズンの最優秀選手、最優秀監督、最優秀若手選手、そして最優秀ゴールの候補を発表した。最優秀選手賞候補ジュード・ベリンガム(レアル・マドリー)久保建英(レアル・ソシエダ)アルテム・ドフビク(ジローナ)アントワーヌ・グリーズマン(アトレティコ・マドリー)ヴィニシウス・ジュニオール(レアル・マドリー)ロベルト・レヴァンドフスキ(バルセロナ)イスコ(ベティス)アレクサンデル・セルロート(ビジャレアル)キリアン・ロドリゲス(ラス・パルマス)アレイシ・ガルシア(ジローナ)最優秀監督候補カルロ・アンチェロッティ(レアル・マドリー)ミチェル(ジローナ)ディエゴ・シメオネ(アトレティコ・マドリー)エルネスト・バルベルデ(アスレティック・ビルバオ)マルセリーノ(ビジャレアル)最優秀若手選手候補ラミン・ヤマル(バルセロナ)ハビ・ガルシア(バレンシア)ロドリゴ(レアル・マドリー)サヴィオ(ジローナ)ヤン・コウト(ジローナ)ジョニー・カルドソ(ベティス)パウ・クバルシ(バルセロナ)ミゲル・グティエレス(ジローナ)ニコ・ウィリアムス(アスレティック・ビルバオ)久保建英(レアル・ソシエダ)最優秀ゴール候補メンフィス・デパイ(グラナダ戦)ジョアン・カンセロ(ベティス戦)サウール・ココ(ビジャレアル戦)アイトール・ルイバル(レアル・マドリー戦)ヘスス・アレソ(ヘタフェ戦)ヴィニシウス・ジュニオール(ジローナ戦)ラミン・ヤマル(マジョルカ戦)ジョアン・フェリックス(カディス戦)
最優秀選手候補、最優秀若手選手候補の両方に入ったのはなんと久保建英1人だけとなった。
久保建英がともにプレーした「最高の同僚センターフォワード」5選手
なお現在ラ・リーガのウェブサイトでこの各賞の投票が行われており、今週日曜日まで受付中だという。
発表については5月28日に開催されるラ・リーガの年間表彰式で行なわれる予定であるとのことだ。
2024年05月16日 11:40
FC町田ゼルビアは5月15日、J1第14節でセレッソ大阪と町田GIONスタジアムで対戦。
2024年05月16日 11:35
現地時間5月15日に開催されたスコットランドリーグの第37節で、日本人5選手が所属する首位のセルティックは敵地で4位のキルマーノックと対戦。5−0で圧勝し、1試合を残して3年連続54回目の優勝を決めた。
この一戦で抜群のインパクトを放ったのが、前田大然だ。1点リードで迎えた12分、旗手怜央のパスをもらったアリスター・ジョンストンの鋭いクロスに反応。ファーサイドから猛スピードでゴール前に飛び込み、ダイレクトで合わせてネットを揺らしてみせた。
【動画】猛烈なスピードでクロスに飛び込んだ前田の追加点!
自慢のスピードを活かした前田のゴールに、SNSでは「クロスに入る時のスピード、めちゃくちゃ速いな」「恐ろしい...」「彼は過小評価されている」「ほんとはえーな」「泥臭さがたまらん」「素晴らしいゴールの嗅覚」「前田のエネルギーは計り知れない」「相手の守備陣を置き去りにした」などの声が上がっている。
26歳のスピードスターは35分、左サイドからの絶妙な折り返しでジェームズ・フォレストのゴールをアシスト。1ゴール・1アシストの活躍ぶりで、3連覇に大きく貢献した。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月16日 11:34
23-24スペイン1部リーグは15日、第36節の試合が行われ、アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)はアントワーヌ・グリーズマン(Antoine Griezmann)のハットトリックでヘタフェ(Getafe CF)を3-0で下し、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2024-25)出場権を獲得した。
アトレティコは勝てば4位以上が確定する状況の中、グリーズマンの圧巻の活躍でヘタフェに勝機を与えず、12シーズン連続となるチャンピオンズリーグ出場を決めた。
この勝利で3位ジローナ(Girona FC)との勝ち点差を2に縮め、同日に下位セルタ(Celta de Vigo)に1-2で敗れた5位アスレティック・ビルバオ(Athletic Bilbao)との差を11ポイントに広げた。
グリーズマンは直近のリーグ戦13試合で2ゴールにとどまっていたが、今シーズン2回目のハットトリックで調子を疑問視する声を黙らせた。これで今季のゴール数も16まで伸ばした。
グリーズマンは試合後、モビスターTVに対して「長年チャンピオンズリーグに出ていることは評価すべきだが、うちのチームとタレントと監督を考えれば、当然成し遂げなくてはならないことだ」と話した。
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2024年05月16日 11:33
アルビレックス新潟は16日、MF高木善朗とMF宮本英治が負傷したことを発表した。
発表によると、高木は5月6日に行われた2024明治安田J1リーグ第12節のヴィッセル神戸戦で負傷。検査を受けた結果、右大腿二頭筋損傷と診断され、全治は受傷後6週間の見込みとなった。
また、宮本は5月3日に行われた2024明治安田J1リーグ第11節のサンフレッチェ広島戦で負傷。検査の結果、左眼窩底骨折と診断され、15日には関連病院で手術を行ったという。全治は手術後3カ月の見込みであることが明らかになっている。
現在31歳の高木は今シーズンここまでJ1リーグで10試合に出場し1ゴールを記録。現在25歳の宮本はここまでJ1リーグで9試合に出場していた。