2024年04月29日 15:01
「春季高校野球兵庫大会・準々決勝、東洋大姫路5−1報徳学園」(29日、姫路ウインク球場) 今春センバツ準優勝の報徳学園が県8強で敗退した。 先発は上阪昊誠投手(3年)がマウンドに上がったが、二回に打者一巡の猛攻を受けて一挙5失点を喫した。履正社を夏の甲子園優勝にも導いた東洋大姫路・岡田龍生監督が率いる強力打線に飲み込まれた。 打線は二回に1死三塁での遊ゴロ間に1点を返したものの、東洋大姫路の先発・中島賢也投手(3年)を攻めきれず。春の県大会3連覇を逃した。 今秋ドラフト候補の最速151キロ右腕・今朝丸裕喜投手(3年)はベンチ外で、今春センバツで背番号1を付けた主将の間木歩投手(3年)はベンチ入りしていたものの登板はなかった。
2024年05月15日 18:45
エンゼルスの“悲劇”に米記者「今は彼らが得意な神頼みだ」
昨季まで大谷翔平投手が在籍したエンゼルスは、シーズン中盤を迎える前から“崖っぷち”となっている。14日(日本時間15日)の本拠地・カージナルス戦を終えた時点で、15勝28敗の借金13で、ア・リーグ西地区の最下位に沈んでいる。
“悲惨な状況”に、米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のサム・ブラム記者は「選手層が皆無のエンゼルスは、2度目のチャンスの温床になっている」と報じている。シーズン開幕から1か月が経つが「エンゼルスは何ら意味のある形で層の薄さに対処してこなかった」とバッサリ。「エンゼルスは、ここでなければメジャーにいないかもしれない選手たちの温床のようになっている。これは選手たちに2度目のチャンスを与えることで成り立っているチームだ」と厳しい声を上げている。
ブラム記者によれば、コール・タッカー内野手は「(マリナーズ3Aを出る際に)コーチをやる気はあるか、と聞かれた」。9か月間で3チームに放出されたリリーフのアミール・ギャレット投手は「メジャーに戻れるか心配になったこともあった」と話しているという。昨年5月にレッズを放出され、所属先が決まらなかったハンター・ストリックランド投手は「もう自分は終わったと思って、今までやってこれたことに感謝していた」という。
ケビン・ピラー外野手は、4月の打率.160でア・リーグ最下位だったホワイトソックスの40人枠を外れた。ウェーバーで、どのチームにも獲得されず自宅に戻ったところ、マイク・トラウト外野手が負傷者リスト入りした日にエンゼルスから電話が入った。
ニコ・グッドラム内野手はレイズからDFA(事実上の戦力外)となり、直近3年間でのメジャー出場は24試合にとどまった。ウィリー・カルフーン外野手は、ここ2年間で3度のDFAとなっている。通算で6回DFAされているカーソン・フルマー投手はエンゼルスに入団するも「自分は終わりにかなり近かった」と口にしているように、エンゼルスは多くの“カムバックストーリー”に頼っている。
ブラム記者は「彼らはたくさんの奇跡が欲しくてたまらない。そして、それはたまたま這い上がってきた選手が1人ということではない。自分を必要なチームがあったことに良い意味で驚いている選手だらけ。これは、この組織が自前の選手を育成する能力がないことの現れだ」と切り込んでいる。
さらに「傘下補強の必要性は驚きではなかったはずだ。それでもエンゼルスは不意打ちをくらい、今は彼らが得意な神頼みだ」と続けた。トラウトが戦列を離れてから、4勝10敗と泥沼状態に。窮地を救うプレーヤーが出てくることを祈るしかない。(Full-Count編集部)
2024年05月15日 18:29
米アナリスト、大谷翔平は「本当に見ていて楽しい選手です」
■ドジャース 10ー2 ジャイアンツ(日本時間15日・サンフランシスコ)
ドジャース・大谷翔平投手は14日(日本時間15日)、敵地でのジャイアンツ戦に「2番・指名打者」で出場し、12号ソロを含む5打数3安打2打点の活躍を見せた。1試合3安打以上は今季7度目で、打率を.361に上昇させた。地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」の試合後の番組でアナリストを務めるドントレル・ウィリス氏は「彼(大谷)にはDHで初めてMVPになるチャンスがあります」と絶賛した。
ウィリス氏は「あの球場(オラクルパーク)であそこまで遠くに打球を飛ばせる選手は、私は人生で2人しか見たことがありません。もう1人はバリー・ボンズです」と話すなど、メジャー通算762発を誇るレジェンドと名前を並べた。
大谷は11日(同12日)の敵地・パドレス戦前に腰に張りを感じ、9回の第5打席で代打を送られ途中交代。12日(同13日)は欠場していた。ウィリス氏は「ロバーツ監督がパドレスとのシリーズで休みを与えたのは賢明な動きだったと思います。彼は本当に重要な存在だからです」と、必要だった“休養日”の存在が大きいと言及した。
同じくアナリストを務めるジェリー・へアストンJr.氏は「世界中には、ヒデキ・マツイやイチローがどんな選手だったか不思議がる子どもたちがいるでしょう。オオタニは『ヒデキ・マツイとイチローを組み合わせたような選手』です」と説明した。
「彼はイチローのような腕(肩の強さ)を持っています。イチローは投手もできていたでしょう。パワー、スピード、腕の強さ、エキサイトメント。本当に見ていて楽しい選手です。彼(大谷)は守備をしないわけですから(指名打者で)MVPを獲得するのは大変なことです」
そう話すとへアストンJr.氏は「ですが、彼は野球にインパクトを与えています。あのスピード、パワー、打撃のプロセスを駆使することでね。ショウヘイ・オオタニはビーストです」と、また珠算するしかなかった。(Full-Count編集部)
2024年05月15日 18:15
日本プロ野球選手会は15日、今季開幕後に複数の選手に対し、SNS上で、「到底許容されない内容の誹謗(ひぼう)中傷、侮辱や脅迫などが行われた」として、裁判所に対し、発信者情報の開示請求を行ったと発表した。
対象アカウントは10件以上に上るという。
昨年発足した選手会の弁護士による対策チームによる活動で、開示請求が認められて発信者が特定され、損害賠償金の支払いなどの示談が成立した実例もある。選手会は「プロ野球の魅力を損なう悪質な言動を断固として許容するつもりはない。法的措置の支援を実施していく」としている。
2024年05月15日 17:48
大谷翔平らの獲得を逃し、嘆くジャイアンツ地元紙の記者
ドジャース・大谷翔平投手や山本由伸投手を昨オフに“逃した”として、ジャイアンツ地元紙「サンフランシスコ・クロニクル」が嘆いている。
2024年05月15日 17:43
「ヤクルト−広島」(15日、坊っちゃんスタジアム)
広島・野間峻祥外野手(31)が膝裏の張りのためベンチ入りを外れた。
この日、帰広して病院で検査を受けた。新井貴浩監督(47)は「検査結果を聞いても炎症なども見当たらないということで、問題ない」と、大事には至っていないことを強調した。
野間は14日のヤクルト戦に「2番・右翼」で先発出場して七回の守備から退いていた。指揮官は「ずっと膝裏が張っている状態が続いていた。(14日の)プレーで(発症)というのではない。金曜日から合流します」と語った。
2024年05月15日 17:31
「中日−阪神」(15日、バンテリンドーム)
2軍降格となった佐藤輝と入れ替わる形で、今季初昇格の渡辺が「6番・三塁」でスタメン出場する。1番は2試合連続で森下。3番には近本が入った。試合前練習で三塁ノックを受けていたノイジーは「5番・左翼」。先発の大竹は今季4勝目を目指す。
中日の先発は小笠原。両チームのスタメンは以下の通り。
【阪神】
1番・右翼 森下
2番・二塁 中野
3番・中堅 近本
4番・一塁 大山
5番・左翼 ノイジー
6番・三塁 渡辺
7番・捕手 坂本
8番・遊撃 木浪
9番・投手 大竹
【中日】
1番・中堅 岡林
2番・二塁 田中
3番・左翼 カリステ
4番・右翼 細川
5番・一塁 中田
6番・三塁 石川昂
7番・遊撃 山本
8番・捕手 加藤匠
9番・投手 小笠原
2024年05月15日 17:23
「ヤクルト−広島」(15日、坊っちゃんスタジアム)
ヤクルトベンチに負傷離脱した塩見泰輶外野手をイメージした馬のぬいぐるみが飾られた。
「シオミヤスタカ号」と記入された競走馬の優勝レイ、「9 ヤスタカ」と入った鞍も着用。左足には包帯に「×」のイジリも。仲間によって一緒に戦う思いが込められた。
塩見は11日の巨人戦の初回、一塁へ駆け込んだ際に転倒して負傷交代。左膝前十字靱帯と半月板の損傷と診断され、長期離脱することが確実となった。
2024年05月15日 17:07
ロッテは15日、17日からマリーンズオンラインストア限定でジェームス・ダイクストラ投手のNPB初勝利を記念したグッズの受注販売を開始することになったと発表した。
2024年05月15日 16:52
「日本ハム12−3西武」(15日、エスコンフィールド)
日本ハムは3本塁打が飛び出すなど、新庄政権最多となる19安打で、今季初二桁の12得点と打線が大爆発。大勝で連勝を今季最長タイの5に伸ばし、貯金は新庄政権最多を更新する7になった。
郡司裕也捕手が三回に、右翼ブルペンのカメラを破壊する4号2ランを放った。
ヒーロインタビューで郡司は「噂によるとブルペンのカメラを破壊してしまったらしいんですけど、聞いた話では30万円ほどするって聞いたので、給料から引かれてないか心配。打った後、すぐみんなから『お前、あれ30万だぞ』って聞かされて。おめでとうが先だろって思いました」と、場内を沸かせた。その上で「弁償します!」と、宣言した。
三回、無死一塁から直球を捉え右翼ポール際への一発。打球は日本ハムブルペンに設置されているカメラに直撃した。
勢いよく破片が飛び散る映像が、大型ビジョンに映し出されると、スタンドのファンからはどよめきが起こった。郡司は「ブルペンのカメラを破壊してしまったようです。どうしましょう」と話した。
2024年05月15日 16:45
○ 日本ハム 12 − 3 西武 ●
<7回戦・エスコンF>
西武は19被安打と投手陣が打ち込まれ大敗。借金は再び「11」となった。
先発の隅田は敵地・エスコンフィールドで過去3戦3勝と好相性だったが、この日は初回から先制の3ラン被弾。2回は二死一、三塁で重盗を仕掛けられる間に4点目を失った。3回は3番・郡司に2ラン被弾。4回途中までに毎回となる9安打を許し、自己ワーストタイとなる6失点KOで3敗目(2勝)を喫した。救援陣も失点を重ね19被安打で12失点。日本ハム打線の勢いを止められなかった。
打線は6点を追う4回、4番・中村の左前適時打などで3点を返すも5回以降は無得点。7回裏の守備では「6番・一塁」で先発出場していたドラフト6位の村田(皇学館大)が、フェンスに激突した際に左膝付近を痛め途中交代した。
2024年05月15日 16:43
○ 日本ハム 12 − 3 西武 ●
<7回戦・エスコンF>
日本ハムはともに今季最多の19安打12得点で大勝。5連勝は今季2度目となり、貯金は今季最多を更新する「7」となった。
日本ハム打線は初回、1番・スティーブンソン、2番・松本剛が連打を放ち好機を演出。3番・郡司、4番・マルティネスは連続三振に倒れたものの、二死二、三塁で5番・万波が5号3ランを右翼席へ運び3点を先制した。
2回は二死から9番・水野、続くスティーブンソンの連打で二死一、三塁とし、続く松本剛の打席でダブルスチールを敢行。一走・スティーブンソンが一・二塁間で挟まれる間に三走・水野が4点目となるホームを駆け抜けた。
3回は郡司が4号2ランを右翼フェンス裏のブルペンへ運び6−0。5回以降も6番・石井の2打席連続適時打、9番・水野のプロ初アーチとなる右越えソロなどで6点を加えた。
打線の援護に恵まれた先発の北山は、5回3安打3失点で3勝目(1敗)。6回以降は矢澤、マーフィー、杉浦、生田目が1イニングずつゼロを刻んだ。
2024年05月15日 16:38
「日本ハム12−3西武」(15日、エスコンフィールド)
西武は投手陣が19安打を浴びる崩壊で12失点の大敗。
2024年05月15日 16:38
「日本ハム12−3西武」(15日、エスコンフィールド)
日本ハムは3本塁打が飛び出すなど、新庄政権最多となる19安打で、今季初二桁の12得点と打線が大爆発。大勝で連勝を今季最長タイの5に伸ばし、貯金は新庄政権最多を更新する7になった。
序盤から圧倒した。初回、万波の5号3ランで先制。二回にも走塁で1点をもぎ取ると、三回には郡司の4号2ランで加点。過去エスコンフィールドで3戦3敗を喫していた西武・隅田をKOした。中盤以降も攻撃の手を緩めず、水野にプロ初の本塁打も出るなど、19安打12得点という破壊力だった。
先発の北山は3回まで無安打投球と完璧な立ち上がり。四回に制球を乱し3点を失ったが、5回を投げきり3勝目を挙げた。リリーフ陣も大量リードの守られながら安定したリレーを見せた。
試合後、新庄監督は「20(安打)にしたかったですね。最高って何安打打ったのが最高?プロ野球で。あとで教えてください」と笑顔を浮かべながら「あんまり何もしてない。選手がすべてやってくれたんで」と振り返った。
2024年05月15日 16:36
元ヤクルトの古田敦也氏が14日、フジテレビ系「推しの木」で、ヤクルトの高津臣吾監督の息子の就職先を明かした。
「推し」についてのトークを繰り広げる番組の初回のテーマは「日本プロ野球名球会」。一通りのトークの後、観覧席から一般のプロ野球ファンからの質問を受け付けた。
その中で、名球会の選手の二世についての質問が。野球YouTuberのトクサンが、石井琢朗氏の娘はテニス選手で、世界的に活躍する可能性があると指摘。すると古田氏が「そのお母さんは元フジテレビのアナウンサー」と説明を加え、伊藤利尋アナが「そういう意味では、古田さんとは『妻は元フジテレビアナの会』でしょ?」とツッコんだ。石井氏の妻は元フジテレビの荒瀬詩織さん。古田氏の妻も元フジテレビの中井美穂。
すると古田は「余談ですが、高津の息子はフジテレビで働いてます」と高津監督の息子がフジテレビ勤務と明かし、伊東アナも「確か、営業局だったかな」と説明だ。
さらに伊藤アナは「そんなこといったら、僕の同僚は田淵さんの息子、いますから」と元阪神・田淵幸一氏の息子でアナウンサーの田淵裕章をPR。「田淵アナが神宮で実況しております。ぜひ、スワローズナイターを」と呼びかけていた。
2024年05月15日 16:35
メジャーで5人の先発投手が7回以上を無四球無失点に抑えたのは史上初
メジャーリーグは14日(日本時間15日)、全米各地で15試合が行われた。大谷翔平投手の所属するドジャースは、敵地で行われたジャイアンツ戦に10-2で大勝。一方、その他の試合では先発投手陣の快投が相次いだ。英国のスポーツ分析会社「OPTAスタッツ」は、史上初の快挙が起こっていたことを伝えている。
同会社は公式X(旧ツイッター)に、この日の試合で7回以上を無四球無失点の抑えた5人の名前を投稿。エリック・フェッディ(Wソックス)とクリス・セール(ブレーブス)は7回、アーロン・ノラ(フィリーズ)は9回、リース・オルソン(タイガース)とライアン・ウェザース(マーリンズ)は8回を投げた。
近代野球において、メジャーリーグで5人の先発投手が7回以上を無四球無失点に抑えたのは史上初の快挙だという。実際に15試合のうちロースコアで終わった試合も多く、長い歴史の中でも記録に残る“投高”の1日だったようだ。
そんな中、唯一となる2桁得点を叩き出したのがドジャースだ。特に大谷は12号ソロを含む5打数3安打2打点と打ちまくり、驚異的な存在感がいつも以上に際立っていた。(Full-Count編集部)