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2024年04月29日 10:13
アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督が、プレミアリーグ通算100勝を達成した。 プレミアリーグ第35節が28日に行われ、アーセナルはトッテナムと対戦。15分にCKの流れからオウンゴールで先制すると、27分にはブカヨ・サカが追加点をマーク。さらに、38分には再びCKからカイ・ハフェルツが頭で合わせ、3点差で前半を折り返した。後半にはGKダビド・ラヤのミスから失点したほか、PKからも得点を許したものの、リードを守り切り、3−2で勝利を収めた。 優勝争いに向けて重要な“ノース・ロンドン・ダービー”での勝利となったアーセナルだが、アルテタ監督にとってはこれが記念すべきプレミアリーグでの通算100勝目。イギリスメディア『Squawka』によると、169試合で大台に到達したアルテタ監督は史上5番目に少ない試合数での100勝達成になったようだ。 クラブ公式サイトによると、100勝を達成したアルテタ監督は試合後、「本当に良かったよ。特別な日であり、お祝いすることもできた。クラブにいるすべての人々、毎日私と一緒に働いてくれているスタッフ全員、そして特に選手たちにはこれが実現できたことを本当に感謝している」と感謝を口にした。 プレミアリーグで通算100勝を達成した試合数が少ない監督たちは以下の通り。 134試合 ジョゼップ・グアルディオラ 142試合 ジョゼ・モウリーニョ 159試合 ユルゲン・クロップ 162試合 サー・アレックス・ファーガソン 169試合 ミケル・アルテタ 179試合 アーセン・ヴェンゲル 【ハイライト動画】トッテナムvsアーセナル
2024年05月15日 10:06
時期代表監督の選任が難航を極めている。
昨冬のアジアカップ後、ユルゲン・クリンスマン監督と袂を分かった韓国代表。3月のワールドカップ予選はファン・ソンホン暫定監督が指揮を執るなか、人選を進めていたが、最有力候補に挙げられていたジェシー・マーシュはカナダ代表の監督に就任した。
これを受け、韓国メディア『OSEN』は「大韓サッカー協会(KFA)が再び急遽、監督を探すしかない状況になった。無能な交渉術が火に油を注いだ」と辛辣に報じた。
「ある程度、予想された失敗だった。KFAは、天安サッカーセンターの建設と約100億ウォン(約11億円)規模で知られるクリンスマンへの違約金で財政的余裕がない状況だ。結局、クリンスマンの招聘が“バタフライ効果”となった。
マーシュ監督を失った韓国は、再び最初から次期指揮官探しを始めなければならない苦しい状況に陥った。チョン・ヘサン強化委員長は、遅くとも5月以内に正式な監督を任命すると表明した。いつの間にか暖かくなり、5月も半ばに差し掛かっている」
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OSENは「とりあえず5月中の正式な監督就任という計画に変更はない」とし、KFA関係者によれば、現在も選任作業を進めているという。
なぜ意中の人物を落とせなかったのか。記事では「今回の決裂の原因は、交渉スキル不足だ」と指摘。「マーシュ監督の年俸に関連して税率に関する話まで出てきて、財政的な問題が最も大きな原因として挙げられているが、その前に交渉能力自体が欠けていた」とばっさり。
6月にはワールドカップ予選が控え、韓国はアウェーでシンガポールと、ホームで中国と相まみえる。それまでに新監督を迎えることができるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月15日 09:01
現地5月14日に行なわれたプレミアリーグ第34節(延期分)で、4連覇を目ざす2位のマンチェスター・シティは5位のトッテナムと敵地で対戦。2−0で激闘を制し、最終節を前に首位に浮上した。
51分にアーリング・ハーランドのゴ―ルで先制したシティは、後半アディショナルタイムにもこのエースのPKで加点。難敵との大一番を制した。
試合後、ジョゼップ・グアルディオラ監督が絶賛したのが、控えGKのシュテファン・オルテガだ。正守護神エデルソンが相手DFクリスティアン・ロメロと交錯した影響で、69分からピッチに立つと、好セーブを連発。とくに、1対1となったソン・フンミンのシュートを右足で防いだシーンは秀逸だった。
【動画】ソン・フンミンとの1対1を阻止!ペップが驚嘆したシティGKのビッグセーブ
現地メディア『ONEFOOTBALL』によれば、ペップは「オルテガが救ってくれた。そうでなければ、アーセナルがチャンピオンだ」とコメントしている。
「(最終節で)ウェストハムに勝てなければそうなるかもしれないが、それが現代サッカーの現実だ。差はごくわずかんだ」
稀代の名将は「過去7、8年間にソンが何度我々を罰したか知っているか? 彼がハリー・ケインととともに、何ゴール決めたか教えてもらえるか?」と話し、こう続けている。
「なんてことだ。またしてもダメだと思ったが、ステファンが信じられないセーブを見せた。彼にはこの才能がある。1対1では、私がこれまで見た中で最高のキーパーの一人だ」
ハーランドやデ・ブライネではなく、救世主となった控えGKに惜しみない賛辞を贈った。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月15日 09:00
マンチェスター・シティは14日に行われたトッテナム戦に2-0で勝利し、最終節を前に首位に浮上した。
一方、敗れたトッテナムは5位以下が確定し、来季のCL出場権を逃している(アストン・ヴィラの4位確定)。『football.london』によれば、トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督は試合後に激怒していたそう。
「基盤・土台が本当に脆い。この48時間でそれがわかった。クラブ内も、クラブ外でもだ。外も中も、どこもかしこも。興味深い演習だった。
これは私の観察に過ぎない。自分のためだから、言うつもりはない。私がやるしかない。何が起こったのか、君たちが評価すればいい。私は理解している。私は勝つチームになろうと努力する上で何が重要なのかの状況を読み違えたのだろうが、それでいい。だからこそ私はここにいる」
何かは言及しなかったものの、怒りを覚えるものがあったようだ。
実は「禁断のライバルを応援していた」スター7名
シティが勝った結果、トッテナムの宿敵であるアーセナルは2位に順位を下げ、優勝が厳しくなった。
『BBC』は「最初から最後までポステコグルー監督の選手たちが見せた献身と努力に疑いはない。この試合の背景にあったおかしな雰囲気は、シティに先制された後にトッテナムファンたちが『アーセナル、見てるか?』と大声で合唱した時に象徴された。ノースロンドンの熾烈なライバル関係が頭をもたげた瞬間だった。スパーズファンたちはトップ4入りを逃す自分たちの失望を忘れ、素晴らしいシーズンを過ごしながら優勝を逃しそうなアーセナルを嘲笑したのだ」とも伝えている。
また、海外のファンたちも「ポステコグルーがあのチャントに怒ることは分かってた。彼は試合中アーセナルのことなど一切気にしていない。(アーセナルを優勝させないために)スパーズの負けを望んでるなら、本当にファンなのか」、「ライバルの優勝を心配するあまり、自分のチームがCL出場権を逃したのを祝うなんて狂気の沙汰」などと反応していた。
2024年05月15日 08:53
マンチェスター・シティに所属するベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネが、プレミアリーグの歴代アシストランキングで単独2位に浮上した。
2024年05月15日 08:34
マンチェスター・シティに所属するイングランド代表DFカイル・ウォーカーが、リーグ優勝をかけて戦うウェストハム戦に向け決意を語った。14日、クラブ公式サイトが同選手のコメントを伝えている。
プレミアリーグ第34節の延期分が14日に行われ、マンチェスター・シティとトッテナムが対戦した。試合は、51分にアーリング・ハーランドの得点でマンチェスター・シティが先制に成功すると、急遽投入されたGKシュテファン・オルテガがゲーム終盤にビッグセーブを連発。後半アディショナルタイムには、PKからアーリング・ハーランドが勝負を決める追加点を奪い、2−0でマンチェスター・シティが勝利を収めた。
この勝利により、2位アーセナルとの勝ち点差を再び「2」に広げ、最終節で勝利すれば自力優勝が決まる状況となったマンチェスター・シティ。試合後のインタビューに応じたK・ウォーカーは、「感情やすべてがこの試合に懸かっている以上、難しい試合になるのは目に見えていた」とトッテナム戦を振り返り、「選手たちはやるべきことをやった。あと一歩だが、まだ終わったわけではない」と最終節に向け気持ちを引き締めている。
また、1試合も落とすことが許されない状況が続いている優勝争いについては、「少なくとも、ファンの前での最終戦に持ち込むことが重要だった。毎試合、そのときそのときで受け止めなければならないと思う。今夜はやるべきことがあって、それを達成した」とコメント。続けて、「僕たちはフットボールにおいて物事がどのように変化するかを知っている」と述べつつ、「監督が言ったように、僕たちは回復し、もう一つの決勝戦であるウェストハム戦に向けて3日間準備する。この偉大なクラブの歴史に名を刻めることを願っている」と決意を口にした。
2024年05月15日 08:15
ミランは13日、同クラブに所属するフランス代表FWオリヴィエ・ジルーが今季限りで退団することを発表した。そして14日、MLS(メジャーリーグ・サッカー)のロサンゼルスFC(LAFC)が正式にジルーの加入を伝えた。
ジルーは1986年9月30日生まれの現在37歳。母国のグルノーブルのアカデミーで育ち、同クラブのトップチームでプロキャリアをスタートさせた。レンタル移籍による“武者修行”も挟みながら、2010年夏に完全移籍加入したモンペリエでは、2年目の2011−12シーズンにクラブ史上初となるリーグ・アン優勝に大きく貢献。自身も36試合のピッチに立って21ゴールを挙げ、得点王に輝いた。
リーグ・アン得点王の実績を引っ提げ、2012年夏にはアーセナルへ完全移籍加入。プレミアリーグ初挑戦ながら、初年度から不動のセンターフォワードに君臨した。5シーズン連続でプレミアリーグ2桁ゴールを記録するほどの得点力はもちろんのこと、ポストプレーや前線からの守備でも力を発揮し、3度のFAカップ優勝に貢献。2018年1月に加入したチェルシーでは、不動の主軸として活躍した期間は限られていたものの、主力の一角として3年半にわたって活躍を続け、FAカップ、ヨーロッパリーグ、そしてチャンピオンズリーグ(CL)などのタイトル獲得を経験した。
2021年夏にはミランと2年契約を締結。加入初年度の2021−22シーズンはセリエAで29試合出場11ゴールを記録し、クラブにとって11年ぶりとなるスクデット獲得の原動力となった。続く2022−23シーズンもセリエAで33試合出場13ゴールという安定した成績を残しただけでなく、CLでも全12試合のピッチに立って5得点を挙げるなど、ミランのベスト4進出に貢献。今季もここまで公式戦45試合に出場して16ゴール9アシストを叩き出し、攻撃の軸として君臨していた。
また、モンペリエに在籍していた2011年にはフランス代表デビューを飾っており、その後はFIFAワールドカップ、EUROともに3大会連続で出場。FIFAワールドカップロシア2018では主力として“レ・ブルー”を支え、母国の5大会ぶり2度目の優勝に大きく貢献した。
37歳となった現在も輝きは色褪せないが、ジルーは今季限りでのミラン退団を決断。ミランを通して「ミランとの物語は今シーズン限りで終了だ。このクラブで過ごした時間は、永遠に僕の心の中に刻まれるものだよ」と感謝の言葉を伝えただけでなく、「僕は今後もキャリアを続けるつもりで、MLSに行くことになるだろう」と、新天地がアメリカになることを明かしていた。
イタリアメディア『スカイスポーツ』など複数のメディアによって、ジルーの新天地はLAFCになると報じられていたが、14日にLAFCがジルーの加入を正式発表。1年の延長オプションが付随した2025年末までとなる契約を締結した。
加入に際し、ジルーは次のような言葉で意気込みを明かしている。
「LAFCに加入ができることを嬉しく思っているし、興奮している。ロサンゼルスに行って3252(LAFCのサポーターグループ)と素晴らしいファンたちの前でプレーするのが待ちきれない」
LAFCは2014年創設の新興クラブで、2018年よりMLSに参戦。2019、2022シーズンには、MLSのレギュラーシーズンで東西を問わず最も勝ち点を積んだクラブに与えられる賞のサポーターズ・シールドに輝いており、2022シーズンは東西の上位5チームずつが参戦するプレーオフのMLSカップでも優勝を果たした。過去には元ウェールズ代表FWガレス・ベイル氏や元イタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニ氏らが在籍していたことでも知られ、現在のチームにはかつてトッテナムを中心に活躍した元フランス代表GKウーゴ・ロリスが所属している。
今シーズンのLAFCは、ウェスタン・カンファレンス(西地区)12試合を終えた段階で5勝3分4敗の成績を残し、勝ち点「18」を獲得。現在は5位につけている。
2024年05月15日 08:15
実家のどこかに保管しているはずだけど、どうしても見つからない。5月15日になる度に、「どこにあるのだろう」と思うことが多かった。
1993年5月15日のJリーグ開幕戦のチケットのことである。それを、今年に入ってとうとう見つけた。実家の荷物整理を強いられ、学生時代に過ごした自分の部屋を掃除していたらある本の間に挟まっていたのだ。劣化しないようそのような形で箪笥の隅っこのほうにしまっていたのだから、そう簡単に見つからないわけである(自分でしまったのだが)。
とにかく、郵送での当選倍率が14倍だったプラチナチケットを久しぶりにじっくりと見る。ヴェルディ川崎時代の三浦知良選手、横浜マリノス時代の井原正巳選手の写真がプリントされており、チケットの左上には「1993 J.LEAGUE INAUGURAL MATCH」と記されていた。
「INAUGURAL」とは「開会の」という意味で、その文字の下には「93 サントリーシリーズ開幕戦 ヴェルディ川崎vs横浜マリノス」とある。
当時、大学生だった自分は非常にワクワクした気持ちで国立競技場にいた。日本サッカー界の新たな夜明けとなるゲームを生観戦できるわけだから、興奮して当然である。大観衆に囲まれる形でプレーする選手たちのことを羨ましいと、そんな想いも抱きながら観戦していた。
試合は横浜が2-1で勝利。19分にV川崎のマイヤーに先制点を決められながらも、48分にエバートン、59分にはラモン・ディアスがゴールを挙げて逆転したのだ。5万9626人の観衆のひとりが自分だった事実を今は奇跡のように感じる。それほど貴重な体験で、あの場にいたことは生涯忘れないだろう。
空前のサッカーブームを肌で感じたあの時から31年の時を経て、自分は仕事としてサッカーに携わっている。今や伝説と言われる開幕戦でJリーグに魅せられたからこそ、今の自分があるのかもしれない。
文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
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2024年05月15日 08:01
遠藤航の交代は妥当だったのか。
2024年05月15日 07:38
宿敵のファンから批判の声があがっている。 現地5月14日に開催されたプレミアリーグ第34節(延期分)で、5位のトッテナムが2位のマンチェスター・シティとホームで対戦。51分に先制を許すと、試合終了間際にもPKで被弾し、0−2で敗れた。 痛恨だったのが、度重なる決定機逸だ。なかでもビッグチャンスだったのが86分、ソン・フンミンが途中出場の相手GKシュテファン・オルテガと1対1になるも、シュートを足で防がれた場面だ。【動画】アーセナルファンが激怒したソン・フンミンの決定機逸
シティがポイントを落とせば、首位で最終節を迎えられていたアーセナルの一部ファンはこれに憤慨しているようだ。英メディア『SPORT BIBLE』がSNS上の声を紹介している。「ソンはわざとミスした。そうでなければ納得できない」「テレビを蹴ったところだ。ソンは1対1を外した」「ソンはわざと外した。さすがスパーズの男だ!」「ソンはアーセナルファンに一生自分の名前が歌われるチャンスを逃した」 20年ぶりの優勝のために、宿敵トッテナムを応援していたアーセナルファンの願いは叶わなかった。構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月15日 07:35
プレミアリーグ4連覇を狙うマンチェスター・シティは14日に行われたトッテナム戦に2-0で勝利し、最終節を前に首位に浮上した。
ただ、後半にはシティGKエデルソンにアクシデントが発生。相手DFクリスティアン・ロメロと接触で頭部を打ち付けると交代になったのだ。
そうしたなか、試合後にあったジョゼップ・グアルディオラ監督とロメロとのシーンが話題になっている。
指揮官は何かを伝えるとロメロの胸を2度ほど拳で突いていたのだ。ただ、シリアスな雰囲気ではなく、ロメロは笑顔だった。
また、試合後にはグアルディオラ監督とソン・フンミンのこんなシーンも。아저씨 손흥민 왤케 좋아해요 pic.twitter.com/ayEUdBKVCG
— 올립☘️ (@sonny__hm7) May 14, 2024
ソンは終盤に大チャンスがあったが、交代出場したGKシュテファン・オルテガの好セーブに阻止された。グアルディオラ監督はそのシーンで思わず引っくり返っていたが、あのプレーについて何か言葉を交わしていたのだろうか。
欧州で「最も嫌われている」5つのチーム
試合後にグアルディオラ監督は「彼(オルテガ)は加入以降、ずっとこれをやってきた。GKとしてレベルを見せつけた。信じられないようなセーブを何度もしてきた。スパーズはソンらの速さにランニングなど多くの武器を備えている。自分たちが苦しまなければいけないことは分かっていた」とも話していた。
2024年05月15日 07:30
決勝ではスペイン代表に延長戦の末0-1で敗れたものの、2010年のワールドカップ・南アフリカ大会で準優勝の成績を収めたオランダ代表。
当時のオランダではロビン・ファン・ペルシー、クラース・ヤン・フンテラールがセンターフォワード枠で召集を受けていたが、そこに入りたかったと嘆く点取り屋がいる。
オランダ代表通算35ゴールを記録したFWルート・ファン・ニステルローイだ。当時は今のオランダ代表よりも前線のピースが豪華で、ベテランになっていたファン・ニステルローイもワールドカップメンバーには入れなかった。
ファン・ニステルローイはレアル・マドリードに在籍していたが、2009年の夏にはクリスティアーノ・ロナウド、カカー、カリム・ベンゼマが加入。他にもゴンサロ・イグアイン、ベテランのラウール・ゴンザレスがおり、ファン・ニステルローイでもポジションを掴めなかった。
そこで2010年の冬にドイツのハンブルガーSVへ移籍。ワールドカップへ懸命にアピールを続けたが、代表メンバーには入れなかった。
スペイン『as』によると、ファン・ニステルローイは当時のハンブルガーSV行きについて次のように振り返っている。
「2009年の夏にはクリスティアーノ、ベンゼマ、カカーが加入し、ラウールとイグアインもいた。当時の私は33歳か34歳で、2010年の最後のワールドカップに参加したいと思っていたからね。そのためには出番が必要だった。(レアル監督の)ペジェグリーニと話したところ、競争が激しいので難しいだろうと言われたんだ。それでハンブルクに行くことにした。そこでは出番もあり、ゴールも決めた。でも、オランダの監督(ベルト・ファン・マルワイク)は私をワールドカップに連れて行ってくれなかった。とても残念だったよ」
移籍したハンブルガーSVではリーグ戦11試合で5ゴールと結果を出していた。得点感覚に優れたファン・ニステルローイをスーパーサブ要員でワールドカップに招集するのも面白かったかもしれない。
他にも当時のオランダにはウイングにアリエン・ロッベン、ディルク・カイト、ライアン・バベル、エルイェロ・エリア、イブラヒム・アフェライ、司令塔にはウェズレイ・スナイデル、ラファエル・ファン・デル・ファールトがおり、前線の顔ぶれは今よりも明らかに豪華な構成となっていた。
2024年05月15日 07:29
ラ・リーガ第36節が14日に行われ、すでに優勝を決めているレアル・マドリードは、本拠地『サンティアゴ・ベルナベウ』でアラベスと対戦した。
2024年05月15日 07:11
アストン・ヴィラが2024−25シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場を決めた。
プレミアリーグ第37節が13日に行われ、4位のアストン・ヴィラは3位につけているリヴァプールとホームで激突した。試合は、2分にオウンゴールからリヴァプールに先制を許したものの、12分にはユーリ・ティーレマンスの得点で同点に。そこからアストン・ヴィラは2点のリードを奪われてしまうが、終了間際にジョン・デュランが2ゴールを挙げて追いつき、3−3で両者1ポイントずつを分け合った。
このドローにより、4位アストン・ヴィラは5位トッテナムとの勝ち点差を「5」に拡大。トッテナムの残り試合数が「2」であることから、同クラブが翌日に行われるマンチェスター・シティ戦で勝利を逃すと、アストン・ヴィラの1983年以来、41年ぶりとなるCL出場権獲得が決まる状況となった。
そんななか、14日にプレミアリーグ第34節の延期分が行われ、マンチェスター・シティとトッテナムが対戦。注目の一戦は、51分にアーリング・ハーランドのゴールでマンチェスター・シティが先制すると、後半アディショナルタイムにもハーランドがPKから勝負を決める追加点を獲得する。そのままマンチェスター・シティが2−0の勝利を収め、アストン・ヴィラのCL出場権獲得が決定した。
今シーズンのアストン・ヴィラは、昨季から続く本拠地『ヴィラ・パーク』での連勝を「15」まで伸ばすなど、合計20勝を記録中。1試合を残しながら、クラブにとってプレミアリーグの創立シーズンにあたる1992−93シーズン(21勝)以来の20勝に到達している。
2024年05月15日 07:10
今季のラ・リーガ制覇、チャンピオンズリーグ決勝進出に大きく貢献しているレアル・マドリードMFジュード・ベリンガム。昨夏にドルトムントから引き抜いたレアルの判断は大正解で、指揮官カルロ・アンチェロッティの指導もあってベリンガムは大ブレイクした。
今季のラ・リーガ最高の新戦力を選ぶならば、ベリンガムは確実にTOP5に入ってくるだろう。しかし、他にも今季のラ・リーガではヒットした新戦力がいる。
1.アルテム・ドフビク(ジローナ/FW)
まずは20ゴールを挙げて得点ランク首位に立っているジローナFWアルテム・ドフビクだ。ウクライナのドニプロから775万ユーロの移籍金で加入した選手で、ジローナの大躍進をリードする存在となっている。
ベリンガムの移籍金が1億300万ユーロだったことを考えると、コスト的にはドフビクもベスト補強候補だろう。初の5大リーグ挑戦で想像を超える大ブレイクだ。
2.アレクサンデル・セルロート(ビジャレアル/FW)
そのドフビクを1点差の19ゴールで追いかけるビジャレアルFWアレクサンデル・セルロートも見逃せない。セルロートの場合は昨季レアル・ソシエダの選手としてリーグ戦12ゴール3アシストの成績を残していたが、今季は移籍したビジャレアルでそれを上回る19ゴール8アシストの成績を残している。
ビジャレアルはセルロートを1000万ユーロの移籍金で獲得しており、こちらもコスト的に大当たりだ。
3.イスコ(レアル・ベティス/MF)
コスト的には、フリーでベティスに加入したイスコも大当たりだ。レアル・マドリードでは出番が限られていたが、本来は高い実力を備えている選手だ。今季はリーグ戦8ゴール5アシストの成績を残しており、再びのスペイン代表入りもあると称賛されている。32歳を迎えているが、テクニックレベルは今の若手スペイン人MFにも負けていない。
4.ホセル(レアル・マドリード/FW)
カリム・ベンゼマ退団に合わせ、エスパニョールからレンタルで獲得したホセルも当たりだろう。チャンピオンズリーグ準決勝2ndレグのバイエルン戦で2ゴールを挙げた活躍が最大のハイライトで、ここまで全コンペティション合わせて16ゴールと見事な活躍だ。スタメンで固定されているわけではないが、ここぞの場面で結果を出している。
ドフビク、セルロートの得点ランク1位&2位の2人を筆頭に、今季のラ・リーガでは新戦力のブレイクが目立つ。総合力ではベリンガムが目立つが、今季のラ・リーガNo.1新戦力は誰か。
2024年05月15日 07:09
マンチェスター・シティは14日に行われたトッテナム戦に2-0で勝利し、最終節を前にプレミアリーグ首位に浮上した。
ただ、後半にはシティGKエデルソンにアクシデントが発生。相手DFクリスティアン・ロメロと接触で頭部を打ち付けると交代に。
交代に不満げだったエデルソンはピッチ脇のクーラーボックスを蹴り上げている(動画6分45秒から)。
ジョゼップ・グアルディオラ監督は試合後にこう説明していた。
「エデルソンは脳震盪ではなかった。目に問題があった。彼はちゃんと見えていなかったので、ドクターに交代させるべきだと言われた」
視力に支障が出たために交代したようだ。
グアルディオラ監督と喧嘩別れした8名のスター
なお、BBCで解説した元オーストラリア代表GKマーク・シュウォーツァーは、エデルソンとロメロの接触について、「ロメロには何の意図もなかったと思う。彼はクロスに突っ込んだだけ。エデルソンは本当にうまくインターセプトしたが、ロメロの臀部が彼に接触した。とてもとても勇敢なゴールキーピングだ」と話していた。