2024年04月29日 08:00
ドライバーはミスヒットが多く、曲がるほど飛距離も落ちるクラブです。芯を外さないためには、軸がズレないスイングが重要。頭を動かさないレッスンをクレイジー先生が解説します。 「頭を動かさなければ」どんなに長くてもミートできる! 大きく振りながらミートするポイントはふたつ。ひとつめは、軸は左でも右でもなく「真ん中1軸」です。これは振り子と同じ。頭を固定したセンター軸で振り子運動を行なえば、どんなに長いシャフトの先のヘッドも入射角と最下点は必ず安定します。 そのために大事なのがふたつめのポイントで、軸は不動の真ん中でもスイングの支点は左ワキ。左ワキを締めて腕、シャフト、ヘッドまでを1本にして動く、振ることを意識してください。前出で説明した「クラブを積極的に大きく動かす」と頭の位置がズレやすくなりますが、クレイジー理論では頭を動かさないことが必須条件。体重移動も腰や肩も回す必要はありません。左ワキを締めてヘッドまでを1本にして振るイメージをもてば、頭の位置と軸がキープできるのでミート率は簡単に上がります! 軸がズレない、傾かなければボール位置に自然に戻ってくる グリップエンドを支点に振り子運動を行なったときに、ヘッドがつねに一定の位置を通るのは、軸と支点が固定されているから(写真左)。ゴルフスイングに置き換えれば、軸が動いたり傾いたりすると、ヘッド軌道は不安定になり、ボール位置からズレてしまう(×)。 左ワキからヘッドまでがワンピース ヘッドを低く、遠く、高く動かすと大きく振れるが、そのときに“左ワキからヘッドまでを1本”にして、左ワキを支点に振ると頭の位置がズレにくくなる。「実際はヘッドの重みや勢いでコックが入り、左ワキからヘッドまでは完全な1本にはなりませんが“1直線で動かす”は終始イメージしてください」(クレイジー) 左ヒザを伸ばしてカカト体重でインパクト クレイジー理論でもうひとつ大事な頭の固定の仕方が「左ヒザを伸ばして打つ」動き。左ヒザを伸ばしてカカトに体重を乗せることで、左の壁ができて頭が固定される 。これは地面反力(地面を蹴る動き)の正しい使い方にもなる。 軸も1本、クラブと腕も1本デス いかがでしたか。クレイジー先生のレッスンをぜひ試してみてください。 レッスン=FUNKY CRAZY Haru ●ファンキー・クレイジー・ハル/的確でわかりやすいレッスンに定評がある人気コーチ。YouTubeチャンネル「FUNKYCRAZY GOLF★HALチャン(ネル)」は登録者数6万人を超え、ほぼ毎日配信中。 写真=相田克己 協力=取手桜が丘ゴルフクラブ(アコーディア・ゴルフ)
2024年05月16日 08:02
◆女子プロゴルフツアー ブリヂストンレディス 第1日(16日、千葉・袖ヶ浦CC袖ヶ浦C=6731ヤード、パー72)
第1ラウンドがスタートしたが、午前7時44分、降雨によるコースコンディション不良のため、競技が中断した。山下美夢有(みゆう、加賀電子)、竹田麗央(りお、ヤマエグループHD)、吉田優利(エプソン)の第15組がスタートする直前に雨が強まり、中断を知らせるホーンが鳴った。
トップスタートも2ホールを消化したのみで、競技がストップした。10番でバーディーを奪った鶴岡果恋(明治安田)が首位に立っている。
2024年05月16日 08:00
「なかなかうまくならない」「練習やラウンドもモチベーションが上がらない」。
そんなゴルファーたちにステキな笑顔でゴルフが楽しくなる上達法を教えてくれるのが“ときめきワンポイントレッスン”。
今月は寺岡妃奈さんの登場です。 股関節に体重がしっかり乗る感覚をつかんでスエーを防ごう One Point Lesson
バックスイングの際に体が右足の外側に流れる、いわゆる“スエー”をしてしまうアマチュアは多いです。
スエーが起こるとインパクトにズレが生じやすく、ダフリやトップなど、さまざまなミスが出てしまいます。コースで足場に傾斜がつくと、この傾向はさらに顕著になりますね。 One Point Lesson
スエーを防ぐためには、テークバックで右の股関節にしっかりと体重を乗せていくことが重要です。右股関節で体重を受け止めることで胸が十分に回り、適正なトップを作ることができます。下のドリルを実践することでこの感覚がつかめると思いますので、ぜひトライしてください。 右股関節で体重を受け止める感覚がつかめるドリル
右足を踏み込む準備として、右カカトを上げた状態でアドレスする。始動の際に右股関節への体重移動が意識しやすくなる。
右カカトを踏みながらバックスイング。同時に左カカトを上げると右股関節に体重が乗る感覚をよりはっきりと感じられる。
トップからインパクトにかけては、左カカトを踏んで右に乗せた体重を左に移すと、インパクトの安定感も増す。
いかがでしたか? 股関節に体重が乗る感覚を意識してスエーを防ぎましょう!
寺岡妃奈
●てらおか・ひめな/山口県出身。18年JLPGA最終プロテスト進出。現在は都内を中心にレッスン活動を行なっている。昨年、PGAティーチングプロ実技試験に合格。
【Instagram】h..m..n._.t
写真=田中宏幸
協力=広尾ゴルフスタジオ
2024年05月16日 07:00
グリーンを外したとき長いパットが残ったときにボギーになってしまうピンチを防ぐショートゲームのワザをツアープロが伝授! ミスなくしっかりリカバリーしたいときはこのスコアメイクに役立つヒントをぜひお試しあれ! 結果よりもスパットに向けてボールを打ち出すことに集中! スパット(ボールを打ち出す目印)
実戦では結果が気になるあまり、ついヘッドアップをしてしまう。これを防ぐために、僕はスパットを近くに設定し、そこに向けてボールを打ち出すことに集中します。 設定したスパットに向けてボールを真っすぐ打ち出す。これに集中すれば頭が上がらない
ボールから10センチ以内が目安で、このスパットを見続ければ、頭が上がらず、ボールを強くヒットできます。その後は頭の位置をキープしながら、「目」でボールの転がりを追う。肩をしっかり動かしてフォロースルーを低く長くとると、距離感も方向性もよくなりますよ。 ヘッドを低く長く出す
「フォロースルーをしっかり出すと、インパクトでパンチが入るミスも防止できます」(植竹) 打球を「目」で追いかける
体が流れないように頭の位置をキープ。首の付け根を支点に顔の向きを左に少しズラして、打球を目で追う 練習するときもスパットを意識し習慣化することが大事 できるだけボールの近くにスパットを設定しましょう!
いかがでしたか? スパットの習慣化でヘッドアップのミスを減らしていきましょう!
植竹勇太
●うえたけ・ゆうた/1995年生まれ、北海道出身。163㎝、63㎏。正確無比なショットに定評があり、フェアウェイキープ率はつねに上位にランクイン。今シーズンはツアー初優勝に期待。セガサミーホールディングス所属。
構成=小山俊正
写真=田中宏幸、相田克己
2024年05月16日 06:15
男子プロゴルフツアーの関西オープンは16日から4日間、滋賀・名神八日市CCで行われる。
2024年05月16日 06:00
女子プロゴルフツアーのブリヂストンレディスは16日から4日間、千葉・袖ケ浦CC袖ケ浦C(6731ヤード、パー72)で開催される。昨年大会覇者の山下美夢有(みゆう、22)=加賀電子=が15日、プロアマ戦で最終調整した。13日時点での世界ランクは25位で、日本勢2番手に浮上。現状2枠のパリ五輪代表圏内に入り「特別な大会」と位置づける大舞台への思いを語った。
山下は4年に一度の大舞台を「特別な大会。チャンスで迎えているので、出たいという気持ちもある」と語った。最新の世界ランクは日本勢2番手の25位。今季はここまで優勝こそないが、日本ツアーは4試合連続5位以内と状態を上げている。
前週は首位で最終日を迎えるも、雨天の中伸ばしきれず、3打差2位に終わった。それでも開幕戦のときより調子は良くなっていると笑みを浮かべる。「初戦と比べたらショットも、ショートゲームも良くなっている」とうなずいた。
連覇がかかる今大会。同会場で行われた2年前は3位と相性は問題なし。「コースは距離が長くて難しい。でも精度が高い球を打てればしっかりスコアも作れると思う」と難セッティングに集中力を高めた。し烈なパリ五輪代表争いの中でも「いつもと変わらないことが大事」と自然体で優勝だけを目指す。(富張 萌黄)
2024年05月16日 06:00
今回は、300 ヤード飛ばすためのお手本にしたいツアーきっての飛ばし屋・永野竜太郎プロをピックアップ。
300ヤードは無理でも、自分に合った「飛ばしスタイル」を見つけて学ぶことで、大幅な飛距離アップが望めます! 飛びの秘密:超ワイドなバックスイング スイングの大きさを変えながら効率的にヘッドスピードアップ! Point1:左腕が長く伸びており、手が体から遠く離れている。このときに体が流れていないのもポイントだ Point2:左カカトの踏み込みで切り返す。 腕は体の回転より少し遅れ、クラブの円弧は小さくなる
Point3:両足、両腕ともに伸びきってヘッドスピードが最速に達する
【アドレス】
やや右足に体重が乗った状態の構え。一見すると手元よりもヘッドが前方にセットされて見えますが、インパクト時はヘッドが遅れてきます。その際、フェースが少し右を向きやすいので、ストロンググリップにしておくことで、それを回避しています。
【バックスイング】
永野選手の特徴ともいうべき非常にワイドなバックスイング。左足のカカトの浮きは肩の回転が止まらないためのものです。一般的にはスエーしやすい動きですが、右足でしっかりと体重を受け止めています。これは右足首よりもヒザが、ヒザよりも股関節が内側にあるという位置関係によってもあきらかです。
いかがでしたか? ぜひ永野選手の大きなバックスイングを参考にして大幅な飛距離アップに繋げてみてください。
永野竜太郎
●ながの・りゅうたろう / 1988年生まれ、熊本県出身。181cm、85kg。23年は初出場の「全米オープン」で20位に入るなど健闘し、国内賞金ランキングも自己最高の9位。23年のドライビングディスタンスは309.38ヤード。フリー。
解説= アッキー永井
●ながい・あきふみ(永井研史) / 1987年生まれ、神奈川県出身。 “アッキー” の愛称で親しまれている人気コーチ。人体解剖学や物理学の視点を取り入れたわかりやすいレッスンに定評がある。
写真=ゲーリー小林
2024年05月16日 05:00
プロゴルファーの金田久美子が自身のInstagramを更新。タンクトップ姿のプライベートショットを公開しました。 金田プロ、魅惑のタンクトップ姿に「ますますファンになりました」
金田プロは「美味しいもの食べて」「わん達と遊ぶと元気出る」とコメントし、数枚の写真をアップ。写真ではスターバックスのドリンクを片手にリラックスした金田プロや、愛犬と戯れているもの。また食事を楽しむ姿などが公開されています。
この日は白のタンクトップに同系色のパンツというコーディネート。靴には白と黒を基調としたNikeのスニーカーを着用しています。スポーティーでカジュアルなスタイルでオフを楽しんだ金田プロですが、コメントでは「今週のコースむずい」と今季メジャー初戦「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」に対して不安な気持ちを打ち明ける場面も。
最後に「感謝の気持ちを忘れずに、ふぁいてぃん!」と意気込みをつづって投稿を締めた金田。この投稿にファンからは「か、か、か、かわいすぎる!」「ますますファンになりました」「何着ても似合いますね」などのコメントが寄せられました。
いかがでしたか? ぜひ金田プロのツアーでの活躍をチェックしてみてくださいね!
【参考】
※kinkumiringo93/Instagram
2024年05月15日 18:12
◆男子プロゴルフツアー 関西オープン プロアマ戦(15日、滋賀・名神八日市CC=6869ヤード、パー70)
昨年大会覇者の蝉川泰果(アース製薬)が16日の開幕を前にプロアマ戦後に取材に応じ、「ゴルフの感覚がすごく良くなっている。
2024年05月15日 17:47
◆男子プロゴルフツアー 関西オープン プロアマ戦(15日、滋賀・名神八日市CC=6869ヤード、パー70)
桂川有人(国際スポーツ振興協会)がプロアマ戦後に取材に応じ、ヨーロピアン・オープン(5月30日〜6月2日、ドイツ)から欧州に主戦場を移すことを明らかにした。
4月の日欧共催大会ISPSハンダ欧州・日本トーナメントで優勝し、今季から3季分の欧州ツアー出場権を獲得。今後のスケジュールについて頭を悩ませていたが、次週のミズノオープン(岡山)後に乗り込むことを決めた。「欧州だけを考えてスケジューリングした。今のところ、日本ツアーは最終戦の日本シリーズJTカップは出られたら出たいという感じ」。腰をすえて、欧州ツアーに挑む構えだ。
米国の下部ツアーを戦った桂川だが、国をまたぐ転戦は「アメリカより不安」というのが正直な思い。もちろん楽しみでもある。「挑戦するんだなというのをすごく感じる。自分にはピッタリ。現地でやっているうちに問題とか、聞きたことも出てくると思うので、川村(昌弘)さんとか、(中島)啓太に聞いたりしながらやっていこうと思う」。頼れる先輩、後輩と共闘する。先週、都内の美容院で髪の毛を短くカットした。「海外に行く前にと思って」と照れ笑い。渡欧前の2戦で結果を出し、気分良く海を渡る。
2024年05月15日 17:11
◆男子プロゴルフツアー 関西オープン プロアマ戦(15日、滋賀・名神八日市CC=6869ヤード、パー70)
石川遼(カシオ)はプロアマ戦に出場し、16日の開幕に備えた。2週前の中日クラウンズは3位スタートから順位を下げ34位。前週のバイ・ザ・プレーヤーズはエントリーせず、1週間を練習に費やした。「いつも通りのトレーニング」に加え、アイアン全般のキャリーの確認に時間を割いた。
「スイングだったり、ロングゲームだったり、ショットそのものの精度を、自分の行けるところまで高めていきたい」との思いで、この数年ゴルフに取り組んでいる。「着実に良くなっている状態。そのなかで、良くなってきたからこそ新たな課題が見えてきている」と語った。
中日クラウンズが行われた和合で、アイアンショットのズレに苦しんだ。「去年よりドライバーの飛距離が出てきていて、それが自分でも楽しくて。そこにフォーカスしていたり、ドライバーのスピードが出たなとか楽しかったりもするけど、僕のゴルフは地味で泥臭いところで成り立っている。そこを痛感した」。
アイアンの飛距離も伸びたことで、微妙な距離感をつかみきれないままだった。ショートアイアンを握る場面が多い同コースで、グリーン奥に外す場面が何度かあった。「いいショットでピンに真っすぐ行ってオーバーがあった。去年の延長という感じでいけるかと思っていたけど、アップデートしなきゃいけない。先々週から今週でどれくらい出来るか。向き合っていかなきゃいけない部分」。今季4戦目を前に、やるべきことを明確に掲げた。
2024年05月15日 16:37
「女子ゴルフ、ブリヂストン・レディース」(16日開幕、袖ケ浦CC袖ケ浦C=パー72)
今季から米女子ツアーに本格参戦している吉田優利(24)=エプソン=が国内初戦を迎える。大会前日の15日はプロアマ戦に出場し、コースの最終確認を行った。
日本には14日の夕方に帰国したばかり。用具契約を結ぶブリヂストンの大会で「調子は良くなくて不安なところはいっぱいありますけど、でもこの試合に帰ってきたことがうれしい」とホステスプロとして笑顔を見せた。
昨季国内メジャーで1勝を挙げた実力者も米女子ツアーにもまれている。今季4戦に出場して予選落ちが2度。最高成績は前週のコグニザント・ファウンダーズ・カップの50位とまだ好成績は上がっていない。限られた出場機会の中で「この調子ならさほど(ポイント)ランキングはさほど上がらない」と出場可能な試合を2試合ほどスキップする慎重な姿勢も取った。
とはいえ「実戦が必要ですねえ。もうちょっと試合がやりたい」というのが本音。今週のみずほアメリカズ・オープンはウェイティングで、マンデートーナメントからの出場枠もわずか2枠。出場が厳しいことから「マンデーも出た方が良いと思ったけど、可能性と自分の調子を考えたときに、この試合に帰った方がブリヂストンさんにも恩返しができると思った」と出場機会を求めて、国内での出場を決めた。
選手層の厚さなど、米女子ツアーで苦戦する要因はいくつかあるが、一番はコースに対応するショットの部分。芝の種類や形状など多様性に富んだ米国のコースに対し、その場しのぎの改善では戦えないと感じている。「分かってはいるけど、プレーをしながら改善するのは向こうの方がコースも難しいのでうまくいっていない原因」と自己分析。ショートゲームの名手も、国内ではあまり使わなかったスピンコントロールを重視したアプローチを練習するなど、悪戦苦闘しながら努力を積み重ねている。
自信家だった吉田優利が「ここまでゴルフに不安になることは初めて」と口にするほど、今は自信もなくなった。それでも、表情や立ち振る舞いは今まで通り明るく、むしろ成長の機会と捉えており、充実感さえ感じさせる。吉田は「今までうまくいきすぎていたと思うし、新しい経験と思って我慢させられていると思う」と前向きに語った。
2024年05月15日 16:32
◆女子プロゴルフツアー ブリヂストンレディス プロアマ戦(15日、千葉・袖ヶ浦CC袖ヶ浦C=6731ヤード、パー72)
今季から米ツアーを主戦場とする吉田優利(エプソン)が最終調整した。
2024年05月15日 14:27
◆女子プロゴルフツアー ブリヂストンレディス プロアマ戦(15日、千葉・袖ヶ浦CC袖ヶ浦C=6731ヤード、パー72)
昨年大会覇者の山下美夢有(みゆう、加賀電子)が最終調整した。前週のRKB×三井松島レディスでは2位。今季は未だに優勝二手が届いていないが、「初戦と比べたらショットも良くなっている。セカンドショットが今年はあまり寄っていない。でも、ショートゲームは良くなっている」と良い部分と、課題となっている部分はしっかり見極めている。
優勝した昨年大会は愛知・中京GC石野Cでの開催。今回と同じ会場で開催された2年前は3位と、コースとの相性は問題ない。「セッティングが難しい。アウトは距離が長くてウッドを使うことが多い。ティーチャンスにつけることが大事」とキーポイントを挙げた。難しいコースも「思ったショットを打てれば、バーディーチャンスにつけられる。パー5は全部取りたい」と理想通りの一打を勝利への足がかりとする。
13日時点での世界ランクは日本勢2位の25位となり、パリ五輪代表圏内に浮上した。4年に一度の大舞台は「特別な大会。チャンスで迎えているので、出たいという気持ちもある。しっかりレベルアップして、優勝を目指したい」と代表決定の6月24日まで勝利を重ねたいと話した。世界ランクを上げる意識よりも、目の前の試合に集中しているという山下。「一試合、一試合ベストを尽くして、いつもと変わらないことが大事」と代表争いの渦中でも自然体で臨み、パリへの切符をつかみ取る。
2024年05月15日 12:53
男子ゴルフのロリー・マキロイ(Rory McIlroy、北アイルランド)が、約7年連れ添った妻エリカ・ストール(Erica Stoll)さんとの離婚を申請する書類を13日に提出した。同選手の広報チームが14日に明かした。
エリカさんは全米プロゴルフ協会(PGA of America)の元職員で、マキロイとは2012年のライダーカップ(Ryder Cup)をきっかけに出会って2015年に交際を開始し、2017年4月に結婚。二人の間には2020年に生まれた3歳の長女がいる。
離婚申請の書類は米フロリダ州パームビーチ(Palm Beach)郡に提出された。広報チームが出した発表文によれば、マキロイは「この難しい時期に、可能な限りプライバシーを尊重し、穏やかに過ごす」ことを求めている。15日午後には第106回全米プロゴルフ選手権(2024 PGA Championship)に向けた会見に臨むが、この件についてこれ以上コメントすることもないという。
メジャー通算4勝のマキロイは、10年前に同じバルハラGC(Valhalla Golf Club)で行われた全米プロを最後にメジャー制覇から遠ざかっているが、前週末のウェルズ・ファーゴ選手権(Wells Fargo Championship 2024)でツアー26勝目を挙げ、世界ランキング1位のスコッティ・シェフラー(Scottie Scheffler、米国)と並ぶ優勝候補に挙がっている。
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2024年05月15日 11:44
男子ゴルフのタイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)は14日、米国ツアー(US PGA Tour)とサウジアラビアが後援するLIVゴルフリーグ(LIV Golf League)との事業統合について、交渉は進展しているが合意まではまだ道のりは長いと話した。
ウッズは米ツアーの方針委員会の一員として、サウジアラビアの政府系ファンド「公的投資基金(Public Investment Fund)」とツアーによる統合の枠組み合意を目指している。
16日開幕の第106回全米プロゴルフ選手権(2024 PGA Championship)を前にした練習ラウンドを終えたウッズは、1年近くも続いている交渉について「恐らくファンもわれわれと同様、ゴルフや選手と関係のない話にうんざりしている。ファンはただ、われわれが一緒にプレーするところを見たがっている。それを実現する方法をこれから決めようとしている」と話すと、「ある程度の進展があるのは確かだが、決着までの道のりは長い」と明かした。
さらにウッズは「われわれはPIFと交渉している。現在進行中で、流動的だ。状況は日ごとに変わる」と話し、「進展はあるが、これは現在進行形の交渉で、やるべきことが山積みだ」とコメント。「大きくはないかもしれないが、前進はしている」と述べた。
前日13日には、実業家のジミー・ダン(Jimmy Dunne)氏が方針委員会を辞任した。ダン氏は昨年6月に発表された物議を醸す統合の枠組み作成に関わった人物だが、複数メディアの報道によれば、昨年12月の期限を大きく過ぎても決着がつかない交渉ペースの遅さにしびれを切らしたという。
それでもウッズは、ゴルフの未来についてさまざまな意見をぶつけ合うことが前進につながると考えており、「議論や意見のまとまらない部分はあるが、ゴルフとツアーに関わる全員にとって最善のことをしたい。そうした衝突がなければ前進もできない」と話している。
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