2024年04月29日 06:07
日本人5選手が所属する首位のセルティックは現地時間4月28日、スコットランドリーグの第34節で6位のダンディーと敵地で対戦した。 古橋亨梧と旗手怜央が先発、岩田智輝がベンチスタート、前田大然と小林友希がメンバー外となったセルティックは30分、旗手の縦パスを受けた古橋がワンタッチで落としたボールをジェームズ・フォレストがダイレクトボレー。これがゴール右に突き刺さって先制点に成功する。 62分には岩田を投入すると、その5分後、旗手のラストパスを相手がクリアしきれず、こぼれた球を拾ったフォレストが追加点を奪取。74分には1点を返されるも、そのまま2−1で勝利し、公式戦5試合負けなしとなった。 【動画】セントミレン戦、旗手の強烈右足弾&古橋のドンピシャヘッド弾 セルティックの地元メディア『Glasgow World』は、この一戦に出場した選手たちを採点。旗手、古橋、岩田の3人を、それぞれ以下のように評価している。 旗手/採点「7」 「前半は黒子に徹していた。先制点のシーンでは一翼を担った」 古橋/採点「6」 「序盤は限られた効果しか発揮できなかった。ダンディー守備陣の身体の強さに手を焼いたが、先制点をアシスト。重要なゴールに貢献した」 岩田/採点「4」 「カラム・マグレガーと交代でピッチに入る。無難に役割を果たした」 セルティックは次節、5月4日にホームでハーツと相まみえる。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月14日 08:57
現地時間5月13日に開催されたプレミアリーグの第37節で、遠藤航が所属するリバプールはアストン・ビラと敵地で対戦。3−3の手痛いドローに終わった。
開始1分にオウンゴールで先制したリバプールは、12分に追いつかれたものの、23分にコディ・ガクポ、48分にジャレル・クアンサーがネットを揺らし、3−1とリードする。
しかし、76分に4枚替えで遠藤らを下げると、85分、88分と立て続けに2失点。逃げきりに失敗している。
【動画】遠藤の4人ぶち抜きのスルーパス
ただ、ユルゲン・クロップ監督に不満はないようだ。リバプールの公式サイトによれば、試合後の会見で「イライラすることはない。そうすべきかもしれないが、私はそうしない。とても満足している」とコメント。その理由をこう述べている。
「今日、我々が直面した課題は、人間性と態度を示さなければならないことだった。そして選手たちはセンセーショナルな人間性と態度を示した。それがとても気に入ったんだ」
終盤に2点差を追いつかれた点には、「3−1まで素晴らしかった。それから我々は少し疲れていて、組織力が少し緩んでしまった。そして彼ら(ビラ)はあまりにも多くのものを生み出した」と見解を述べている。
退任を発表しているこの闘将がリバプールで指揮を振るうのも、あと1試合となった。最終節、ホームでのウォルバーハンプトン戦で有終の美を飾れるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月14日 08:21
トッテナムを率いるアンジェ・ポステコグルー監督が、マンチェスター・シティ戦への決意を語った。13日、イギリス紙『デイリー・メール』が同監督のコメントを伝えている。
14日に首位マンチェスター・シティとの一戦を控える5位のトッテナム。現在暫定的に2位となっている昨シーズンのプレミアリーグ王者は、トッテナムの“宿敵”であるアーセナルとの優勝争いを展開中だ。仮にマンチェスター・シティがトッテナム戦で勝利を逃した場合には、アーセナルが首位へと浮上するため、リーグ制覇に向け大きく前進することとなる。そんなライバルの命運を左右する一戦に臨むポステコグルー監督が、今節への意気込みを口にした。
マンチェスター・シティ戦での結果が、アーセナルを援護する形になる可能性について問われたオーストラリア人指揮官は、「ライバル関係は理解している。私はここ数年、セルティックとレンジャーズという世界最大級のライバル関係の一員だった」とコメント。「しかし、自分のチームが負けることを誰かが望んでいるのなら、それは決して理解できないし、これからも理解できないだろう。スポーツとはそういうものではない。私が愛するスポーツとは違うんだ」と他のクラブを意識せずに勝利を求めて戦う姿勢を強調している。
また、「もし誰かが他人の不幸をそのように扱いたがったり、他人の不幸から喜びを得たりしたいなら、それは私の生き方でも自分の役割の捉え方でもない」と見解を告白。続けて、「私の役割はこのフットボールクラブに成功をもたらすことであり、スパーズのサポーターの100パーセントが、私たちの勝利、成功、トロフィーの獲得を望んでいることを知っている」と述べた。
2024年05月14日 08:01
現地時間5月13日に開催されたラ・リーガの第35節で、久保建英が所属する7位のレアル・ソシエダが3位のバルセロナと敵地で対戦。0−2で敗れた。 40分に1ラミネ・ヤマルのゴ―ルで先制を許すと、後半アディショナルタイムにはアルバロ・オドリオソラのハンドでPKを献上。これをラフィーニャに決められて、万事休した。 2試合連続のベンチスタートとなった久保は70分に投入され、いつも通り右ウイングでプレー。73分にいきなりシュートを放つなど意欲的に仕掛けたが、20分間で決定的な仕事はできなかった。
ソシエダの地元紙『Noticias de Gipuzkoa』は、日本代表MFについて「採点なし」でこう評している。「(ピッチに)入ってくると必ず気づく。危険なシュートと2本のよいボールを入れたが、決定的なチャンスには至らなかった。彼は不快そうな顔をしていた」【動画】久保が出場2分で危険なシュート これまで攻撃の中心としてプレーしてきただけに、さすがに納得できない部分があったのかもしれない。構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月14日 07:55
バルセロナは13日に行われたラ・リーガ第35節レアル・ソシエダ戦に2-0で勝利した。
2024年05月14日 07:40
今季限りでのPSG退団を発表したキリアン・エムバペ。
12日にホームラストゲームとなるトゥールーズ戦を戦ったが、試合前のスタメン発表ではブーイングを浴びた。
『Le Parisien』によれば、試合前にはエムバペとPSGのナースル・アル・ハライフィ会長との激しい衝突も起きていたという。
エムバペが退団の決意を伝えて以降、2人は口を利かなくなるなど関係性は冷え切っていたそう。緊迫していたその関係性は最後に爆発してしまったとか。
先日、エムバペは動画を通じてPSG退団を発表。多くの人々に感謝のメッセージを送ったが、アル・ハライフィ会長には言及せず。
アル・ハライフィ会長は自分とカタール首長への言及がなかったことをエムバペ本人に問いただしたそう。試合開始1時間前に行われた2人の話し合いはすぐにヒートアップし、衝突に発展。
目撃者が「壁が揺れた」と証言するほどの激しいものだったそうで、その結果、ウォーミングアップは遅れ、選手たちは普段より4分遅れでピッチに出て行ったとか。
PSGは2人の衝突を否定したものの、「シーズン後の退団の取り決めを最終決定する」ために試合前に話し合いが行われたことは認めている。
最悪の形でチームを去った「喧嘩別れ移籍」7選
エムバペはトゥールーズ戦でゴールを決めたものの、チームは1-3で敗戦。試合後にはリーグアン優勝セレモニーが行われたが、エムバペへの特別な表彰などはなかった。
2024年05月14日 07:21
現地時間5月13日に開催されたプレミアリーグ第37節で、日本代表のMF遠藤航が所属する3位のリバプールは4位のアストン・ビラと敵地で対戦し、3−3で引き分けた。
リバプールは開始1分にオウンゴールでいきなり先制に成功。12分にはミスからカウンターを受けて同点弾を奪われるも、23分にコディ・ガクポが勝ち越しゴールをゲット。さらに48分にも、ジャレル・クアンサーがヘッドで追加点を決めて3−1とする。
しかし76分に遠藤を交代させると、85分に自陣でのミスから失点し、1点差に詰め寄られる。さらにその3分後にも、中央を突破されて同点ゴールを献上した。
【動画】遠藤航の絶妙パス&ロングフィード
この一戦で4−3−3のアンカーで3試合連続の先発出場を果たした遠藤は、気の利いた守備、攻撃の起点となるサイドチェンジや縦へのパスを披露していた。
それでも、日本人MFに対してリバプールの専門メディア『Liverpool.com』は、厳しい評価をしている。「6点」をつけて、「十分に堅実ではあったが、狭いエリアでは信頼されていたわけではなく、チームメイトたちは他へボールを回そうとした」と寸評を添えた。
また、「5点」の低評価をした『This Is Anfield』も、「上手くボールを動かし、何度か良いカバーリングを見せたが、レッズに主導権を与えられなかった。この夏、大幅なアップグレードが必要だ」としている。
リバプールは19日に行なわれる本拠地アン・フィールドでの最終節でウォルバーハンプトンと激突。遠藤は良い形でシーズンを締め括れるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月14日 07:06
元日本代表DFの内田篤人氏がMCを務めるDAZNの『内田篤人のFOOTBALL TIME』で、現日本代表MFを称賛した。
鹿島アントラーズのレジェンドが激賞したのが、ポルトガルリーグを制したスポルティングに所属する守田英正だ。
アジアカップでの離脱もあったなか、今季はここまで28試合に出場して2ゴール・4アシストをマークし、リーグ優勝に貢献した29歳について、こう評している。
【画像】セルジオ越後、小野伸二、大久保嘉人、中村憲剛ら28名が厳選した「 J歴代ベスト11」を一挙公開!
「運動量が多いのもそうだけど、ちゃんとゴール前まで入ってくる。組み立てるのは彼は得意なんで。替えの利かない選手なんだろうな」
その万能ぶりに賛辞を贈った。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月14日 07:05
リヴァプールは13日に行われたプレミアリーグ第37節アストン・ヴィラ戦に3-3で引き分けた。
2024年05月14日 07:00
フライブルクの堂安律が、自身のXで「Gamba fans everywhere」と綴り、レアな2ショットを公開した。
私服でピースする堂安と一緒に写っているのは、G大阪のユニホームを着た現地のファンだ。6日に行なわれたセレッソ大阪戦(1−0)で配られたタオルを手にしている。
【画像】「この二人なんか可愛い」などファン注目! 堂安律とガンバサポの2ショット
この投稿に、SNS上では「ドイツでガンバファン!?」「この二人なんか可愛い」「ガンバっ子のりっちゃん!」「ガチなファンやん」「海外から応援してもらえるってほんまに貴重なこと」「とにかく嬉しいね」「何が凄いって手に持ってるタオル」「ダービー帰りの人やん」などの声が上がった。
4戦未勝利のフライブルクは、5月18日にリーグ最終戦でウニオン・ベルリンと敵地で相まみえる。直近9試合で4得点・3アシストと好調を維持する堂安は、今季のラストマッチで白星をもたらすような活躍を見せられるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月14日 06:55
前節と同じ現象がまた起こった。
現地時間5月13日、遠藤航が所属するリバプールはプレミアリーグ第37節でアストン・ビラと敵地で対戦。3−3のドローに終わった
開始1分にオウンゴールで先制したリバプールは、48分までに3−1とリードする。しかし、76分の4枚替えで遠藤を下げると状況が一変。中盤の強度が低下し、85分、88分と続け様にネットを揺らされ、同点に追いつかれた。
前節のトッテナム戦でも4−0とリードをした後に日本代表MFを下げてから、2失点を喫していた。
【動画】遠藤の4人ぶち抜き好スルーパス
この交代策には、ファンからこんな声が上がっている。
「また遠藤下げて失点祭りなの笑う」
「この2試合、遠藤な偉大さが分かるね」
「遠藤が居ることで絶妙なバランスが保たれてるんだな。替えが効かないし替わりを探すのは無理だろ」
「こんなあからさまに遠藤いないと守備崩壊するの、逆に厳しいだろうな」
「遠藤下げて守備崩壊これ何回やるねん」
「正直今回はクロップの采配ミスかなと思います。なぜ遠藤を下げたのか分からない」
「遠藤下げたら勝てないってまだわかんないの?」
改めて、背番号3の重要性が証明される結果となった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月14日 06:53
ラ・リーガ第35節が13日に行われ、バルセロナとレアル・ソシエダが対戦した。
ここまで34試合を消化したリーグ戦で22勝7分5敗を記録し、勝ち点「73」の3位につけているバルセロナ。前節にジローナから敗れて順位を落とした同クラブだが、10日にそのジローナが引き分けたことで、今節は勝利すると再び2位に返り咲くチャンスが訪れている。対するレアル・ソシエダは、ヨーロッパリーグ出場圏内である6位ベティスまで1ポイント差の7位。古巣対決となった久保建英は、2試合連続のベンチスタートとなった。
試合は、直近の数戦で高いパフォーマンスを見せているシェラルド・ベッカーが、立て続けにレアル・ソシエダのチャンスを演出する。19分にミケル・メリーノのスルーパスに抜け出したベッカーが、パウ・クバルシとのコンタクトを制してボックス内に侵襲し、右足でシュートを放つ。このプレーは結果的にファールとなったうえに、GKから防がれたものの、持ち前の推進力を生かしてバルセロナのゴールを脅かす。22分にも、自陣深くでボールを持ったジョン・パチェコが前線に大きなフィードを供給。ロングパス1本で裏に抜け出したベッカーが、GKとの1vs1を制してネットを揺らすが、判定はオフサイドで得点は取り消しとなってしまった。
一方のバルセロナは、ハフィーニャがポスト直撃のミドルシュートを放った直後である40分に、ラミン・ヤマルがスコアを動かす。ハーフライン付近で縦パスを受けたロベルト・レヴァンドフスキが、華麗なターンから前線へと追い越してきたイルカイ・ギュンドアンにスルーパス。そのまま持ち運んで横パスを選択すると、フリーで待ち受けていたヤマルが冷静に流し込み、ホームのバルセロナが先制に成功した。
1点リードで後半に突入したバルセロナは、65分に右サイド深くでフリーキックを獲得すると、ショートパスから細かく繋いで、ピッチ中央のハフィーニャへとボールが渡る。ゴールから距離がある位置で振り抜かれたシュートは、鮮やかな曲線を描いて枠を捉えたものの、GKアレックス・レミロのスーパーセーブによって弾かれてしまった。
対するレアル・ソシエダは、直後の67分に前線からプレスを仕掛け、ブライス・メンデスが敵陣でのインターセプトに成功。細かいタッチでDFを翻弄しながらペナルティエリア内に侵襲し、左足でグランダーのシュートを放つが、ボールはわずかにゴールの右へと外れてしまう。
追いつきたいレアル・ソシエダは、70分に3枚替えを敢行。指揮官であるイマノル・アルグアシル監督は、久保建英をピッチに投入した。交代直後の73分には、久保が右サイドでのカットインから左足を振り抜く。シュートはGKにキャッチされたものの、さっそくアグレッシブな姿勢を見せつける。
そんななか、終了間際のアディショナルタイムに相手のハンドからバルセロナがPKを獲得。VARのチェックによる長い中断を経て、ハフィーニャがペナルティスポットに向かうと、左足でゴール右へと決め切り、バルセロナが勝負を決める追加点を奪った。結局、そのまま試合は2−0で終了し、バルセロナが勝利して2位に浮上した。次節は17日に行われ、バルセロナはアウェイでアルメリアと対戦。レアル・ソシエダはホームでバレンシアと対戦する。
【スコア】
バルセロナ 2−0 レアル・ソシエダ
【得点者】
1−0 40分 ラミン・ヤマル(バルセロナ)
2−0 90+3分 ハフィーニャ(PK/バルセロナ)
2024年05月14日 06:40
13日にラ・リーガ第35節、バルセロナ対レアル・ソシエダ戦が行われた。
2024年05月14日 06:25
今年1月に名古屋グランパスからポーランドの名門レギア・ワルシャワにレンタル移籍した森下龍矢。
当初、現地でも評価は高かったが、ここまで出場した14試合で得点には絡めていない。
『Gol24』によれば、ポーランドのレジェンドであるズビグニェフ・ボニエク氏は、レギア・ワルシャワの森下補強を批判したという。
「申し訳ないが、質問してもいいか。レギアはどこで森下を見つけたのか。ちょっとスピードなんかがあるが、フィジカルも何もない」
68歳のボニエク氏はユヴェントスなどでプレーし、ポーランド代表としてワールドカップ3大会に出場、1982年大会は3位になった。引退後はポーランドサッカー協会会長を務めたほか、現在はUEFAの副会長のひとりになっている。
森下については、『kilkaslowolegii』も「あの日本人はサッカー選手ではない。繰り返しになるが、成功したプレーは1つもなかった。電車に乗って帰国せよ」などと批判。また、「面白いのは、森下はレギアで(その時点で)13試合プレーしているが、最高のパフォーマンスはTikTokだったということ」というX上の投稿も話題になったとか。
なぜか日本代表の森保監督が頑なに招集しなかった5名
ポーランド1部リーグで最多優勝回数を誇るレギア・ワルシャワだが、今季は残り2試合で3位となっており、優勝は絶望的となっている。
森下のレンタル期間は2024年末までであり、来季の反撃に期待したい。
2024年05月14日 06:15
プレミアリーグ第37節が13日に行われ、アストン・ヴィラとリヴァプールが対戦した。
ここまで36試合を消化したリーグ戦で23勝9分4敗を記録し、勝ち点「78」の3位につけているリヴァプール。2021−2022シーズン以来のプレミアリーグ制覇を狙った今シーズンだったが、前節はトッテナムから4−2の勝利を飾ったものの、11日に2位マンチェスター・シティがフルアムから勝利したため、逆転優勝の可能性が消滅した。対するは、チャンピオンズリーグ出場権の獲得を狙う4位のアストン・ヴィラ。注目の上位対決に、日本代表MF遠藤航はアンカーとして先発に名を連ねている。
試合は、開始早々の2分にアウェイのリヴァプールがスコアを動かす。ボールを奪った流れからハーヴェイ・エリオットがドリブルで持ち運び、右サイドに張ったモハメド・サラーとのワンツーでポケットに侵入。中に送ったクロスはパウ・トーレスに当たってゴールマウスへと向かい、逆をつかれたGKエミリアーノ・マルティネスのオウンゴールを誘発し、リヴァプールが先制に成功した。
先行を許したアストン・ヴィラは、12分に中盤でインターセプトし、ジョン・マッギンがオリー・ワトキンスへとスルーパスを供給。左サイドを抜け出して深い位置から突破を試みると、ジャレル・クアンサーとの1vs1を制してペナルティエリア脇からゴール方向に入り込み、そのままマイナスへとグランダーの折り返しを送る。フリーとなったユーリ・ティーレマンスがダイレクトで狙ったシュートは枠へと吸い込まれ、アストン・ヴィラがすぐさま同点に追いついた。
さらに、23分には縦パスを受けたリヴァプールのコーディ・ガクポが右サイドのサラーに展開し、カットインからボックス左角のルイス・ディアスにパスを送る。背後から追い越してきたジョー・ゴメスにボールが渡り、右足でグランダーのクロスが蹴り入れられると、走り込んできたガクポがワンタッチで押し込んで、再びリヴァプールがアストン・ヴィラからリードを奪った。
迎えた後半も、最初にネットを揺らしたのはリヴァプールだった。48分に左サイドでフリーキックを獲得し、キッカーを務めたエリオットが左足でクロスを供給。大外で待ち受けていたクアンサーが豪快に頭で合わせ、リヴァプールがリードを2点に広げる。76分には4枚替えを敢行し、遠藤はピッチを退くこととなった。
すると、85分にジョン・デュランの得点でアストン・ヴィラが1点を返すと、直後の89分にも長い距離をドリブルで運んだムサ・ディアビのパスが、意図しない形でジョン・デュランに当たってゴールイン。アストン・ヴィラが2点差を追いつき、本拠地『ヴィラ・パーク』で意地を見せつける。
結局、そのまま試合は3−3で終了。両者1ポイントずつを分け合った。最終節となる次戦は19日に行われ、アストン・ヴィラはアウェイでクリスタル・パレスと対戦。リヴァプールはホームでウルヴァーハンプトンと対戦する。
【スコア】
アストン・ヴィラ 3−3 リヴァプール
【得点者】
0−1 2分 オウンゴール(リヴァプール)
1−1 12分 ユーリ・ティーレマンス(アストン・ヴィラ)
1−2 23分 コーディ・ガクポ(リヴァプール)
1−3 48分 ジャレル・クアンサー(リヴァプール)
2−3 85分 ジョン・デュラン(アストン・ヴィラ)
3−3 89分 ジョン・デュラン(アストン・ヴィラ)
2024年05月14日 06:02
日本代表MF遠藤航が所属するリバプールは現地時間5月13日、プレミアリーグ第37節でアストン・ビラと敵地で激突した。
遠藤が3試合連続で先発したリバプールは、開始1分にいきなり先制する。サラーとのワンツーで右サイドを突破したエリオットがクロスを供給。これがパウに当たってコースが変わると、GKマルティネスがファンブル。そのままゴールに吸い込まれた。
しかし12分にカウンターを受けると、右サイドを突破したワトキンスのマイナスの折り返しをティーレマンスにダイレクトで決められて、同点弾を奪われた。
それでも23分、左サイドをオーバーラップしてきたゴメスの折り返しをガクポがワンタッチで押し込んで勝ち越しゴールを挙げる。その後、追加点は生まれず、1点リードで前半を終える。
【動画】激しいチャージでソン・フンミンを潰す遠藤航
後半に入って48分、リバプールは敵陣ボックス手前の左寄りからエリオットが蹴ったFKにクランサーが反応。ヘディングシュートを叩き込んで3点目を奪う。
52分には、ドグラス・ルイスのスルーパスに抜け出したベイリーのラストパスからワトキンスにネットを揺らされるも、オフサイドの判定でゴールは取り消された。
76分に遠藤ら4人を一気に交代したアウェーチームはその直後、サラーの絶妙なラストパスからソボスライが決定機を迎えるも、決め切れない。
すると85分、自陣でマカリステルがボールを奪われると、デュランに鋭いミドルを突き刺されて1点差に詰め寄られる。さらにその3分後にも、再びデュランに決められて同点に追いつかれた。
このまま3−3で終了し、リバプールはプレミア連勝ならず。19日に行なわれる最終節ではホームにウォルバーハンプトンを迎える。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部