2024年04月29日 05:30
「日本代表で国内組と海外組の違いは?」 サンフレッチェ広島在籍で日本代表の一員でもあるGK大迫敬介とMF川村拓夢に、ダイレクトな質問を投げた。すると、大迫は「僕はシュートを受ける側なので」と断りを入れたうえで独自の見解を示した。 「シュートのパンチ力やスピード、またはキーパーとの駆け引きだったり、そこはレベルが全然違うなと感じますね」 フィールドプレーヤーの川村はどうか。 「一番感じたのは、ミニゲーム形式の練習で海外組のプレーの質が落ちないところです。3セットぐらいやっても安定感があるというか。僕はどうしても(セットを重ねると運動量などが)落ちてしまう。この差はすごく大きいですね。勉強になるし、そのレベルに到達しないといけないと思いました」 これらの回答を受け、大迫に訊いてみる。「シュートのお話をされていましたが、上田綺世(フェイエノールト)のシュートは次元が違いますか?」と。 「全然違いますね。ボールのスピード+重さが。シュートのスピードが速くても重くない選手もいるんですよ。上田選手はどっちも兼ね備えているので、彼のシュートを手に当ててもボールは後ろに飛んでしまう。あと、身体的に無理がきくんです。腰を捻らないと打てないところで腰をグッと捻ってきたりしますから。スピード、重さに加え、駆け引きも入ってくるので、本当にキーパーとしては対応が難しいです」 シュートの速さと重さなら川村も負けていない。実際、大迫もそう評価していた。 「(川村)拓夢のシュートも速くて重いです。上田選手と良い勝負だと思います。ただ、タイプが違いますからね。フォワードの上田選手と中盤の拓夢では。拓夢はミドルが多いですからね。いずれにしても、拓夢のシュートも嫌です」 GKならではの興味深い視点である。 文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長) 【画像】セルジオ越後、小野伸二、大久保嘉人、中村憲剛ら28名が厳選した「J歴代ベスト11」を一挙公開!
2024年05月14日 13:05
相手からプレッシャーをかけられても慌てない。高校1年生とは思えない落ち着きでボールを捌き、チャンスと見れば鋭い縦パスを刺してチャンスを演出する。
6試合でプレータイムは432分。U-18高円宮杯プレミアリーグEASTで堂々たるプレーを見せているレフティがいる。大宮U18の神田泰斗(1年)だ。
最大の持ち味はゲームを読む“眼”と正確な左足のキック。5月12日に行なわれたU-18高円宮杯プレミアリーグEAST・第6節の尚志戦でも、その才覚を存分に発揮した。
5試合連続で先発起用されると、中盤の底でパス回しの中心として躍動。状況を見てCBからボールを引き出し、簡単にロストもしない。後ろ向きの状態でパスを受けるだけではなく、相手のプレスをかいくぐりながら前を向いてボールを前に運んでいく。そこから攻撃のスイッチを入れるパスを前線に入れ、攻撃の出発点として違いを生み出した。
何より光ったのが守備面だ。大宮U15時代は、球際の勝負やこぼれ球の回収よリも攻撃面でチームに貢献するタイプだったが、この日は豊富な運動量を活かして球際で奮闘。ボールが流れてくる場所を予測し、最適な位置取りでボールを拾って守備と攻撃を繋ぐ役割を全うした。
相手に押し込まれる時間帯が増えた後半に守備で存在感を発揮したのは、神田の成長を示す何よりの証拠だろう。
2−0で快勝した試合後、丹野友輔監督は神田の成長をこう話す。
「神田は代表の遠征が直前にあったので開幕節でスタメン起用できなかったんですが、それ以降はスタートでゲームに出ているなかで、1試合こなすごとに良くなっていて成長をすごく感じられます。セカンドボールの予測がすごく速い。賢い子なので。
自分もU-15世代から彼を見ていましたが、足もとでボールを捌くのは上手。でも、セカンドボールなどの戦いもできるようになっていかないといけないので、彼はしっかりそういうところを努力してくれた。ヘディングなどの競り合いもやれているので、それが良い形で出ているのかなと思います」
2か月前に中学校を卒業したばかりの新鋭だが、U15時代からお世話になっている指揮官の指導を受けて、右肩上がりで力をつけている。フィジカル面は改善の余地を残し、「守備はまだまだ」と口にしたものの、「セカンドボールの回収で少しはチームに貢献できたのかな」という言葉には充実感が滲んだ。
【PHOTO】U-17女子W杯出場を懸けた大会!U-17女子アジア杯に出場する選手&監督を一挙公開!
昨冬のU-15高円宮杯ではキャプテンとしてチームを準優勝に導くなど、有望株としてクラブから大きな期待をかけられていた神田。U15時代から丹野監督から守備の重要性を説かれ、意識改革に取り組んできた成果が今に繋がっている。神田は言う。
「中2の時に(左SBから)ボランチにコンバートされてから、丹野監督から常に守備の予測は求められていたのと、何回か代表活動などでヨーロッパのチームと対戦して学んだこともある。自分はフィジカルがそんなにあるタイプではないので、頭で考えて予測することをU18に上がる前から取り組んできたことが大きい。
元々、予測はできていたと思うけど、今はそれにプラスして、ひとつ前で捕まえた方がいいなとか、スペースを埋めた方がいいなとか、そういうのは少しずつ身についてきた」
また、クラブでの活動に加え、昨冬にバイエルン・ミュンヘンのU-15チームに短期留学した経験も、成長スピードを加速させる契機になった。「ヨーロッパの中でもドイツは少し日本に似ているというのは聞いていた。最初は、馴染めないまでは言わないけど、少し難しい部分もあったけど、練習でゴールを決めたり、プレーでアピールをしていくと、徐々に認められてバイエルンの選手と関係性が深まった」という。
「ボールを奪うプレーがすごく評価される。それはドイツですごく感じて、その2週間で奪いに行く姿勢は日本に持ち帰ろうと思った」。守備の予測でも発見があり、「寄せてくるスピードが速い。自分は足が速くないので、ひとつ速く予測できれば、相手に対して1歩、2歩寄せる距離が変わるので、その感覚はドイツで養えた」のは大きい。
世界基準を知った15歳はプレミアリーグで研鑽を積んでいけば、さらなる飛躍も見えてくる。来年のU-17ワールドカップを目ざす背番号24のチャレンジはまだ始まったばかりだ。
取材・文●松尾祐希(サッカーライター)
2024年05月14日 12:59
Jリーグは14日、今夏にプレミアリーグに所属するニューカッスルが来日することを発表した。
今回の発表によると、JリーグとNTTドコモが主催する『Jリーグインターナショナルシリーズ2024 powered by docomo』にプレミアリーグの“古豪”ニューカッスルが参加するとのことだ。同クラブは7月31日に『埼玉スタジアム2002』で浦和レッズと、8月3日に『国立競技場』で横浜F・マリノスと対戦する。なお、同シリーズには、ブンデスリーガに所属するシュトゥットガルトの参戦も決まっている。
大会の概要は以下の通り。
■大会名称
Jリーグインターナショナルシリーズ2024 powered by docomo(略称Jリーグインターナショナルシリーズ)
■主催
公益社団法人 日本プロサッカーリーグ、株式会社NTTドコモ
■主管
浦和レッドダイヤモンズ株式会社(浦和レッズ)
・浦和レッズ vs ニューカッスル
横浜マリノス株式会社(横浜F・マリノス)
・横浜F・マリノス vs ニューカッスル
■チケット
浦和レッズ vs ニューカッスル(埼玉スタジアム2002/7月31日・19時30分キックオフ)
▼第一次 先行抽選販売
対象:dポイントクラブ会員
開始日:5月31日(金)18:00(予定)
※dアカウントの発行、もしくはログインが必要です
※JリーグIDの会員登録(無料)が必要です
※dカードでのお支払いで当選確率がアップする施策も実施予定です
▼第二次 浦和レッズ クラブ先行抽選販売>
対象:浦和レッズ REX CLUB LOYALTYk会員、REX CLUB REGULAR会員(2024年度)
開始日:6月14日(金)18:00(予定)
※REX CLUB REGULAR会員は、6月17日(月)23:59 までにご入会および年会費決済を完了いただいた会員が対象となります。
▼一般販売(先着)
開始日:6月21日(金)18:00(予定)
横浜F・マリノス vs ニューカッスル(国立競技場/8月3日・19時キックオフ)
▼第一次 先行抽選販売
対象:dポイントクラブ会員
開始日:5月31日(金)18:00(予定)
※dアカウントの発行、もしくはログインが必要です
※JリーグIDの会員登録(無料)が必要です
※dカードでのお支払いで当選確率がアップする施策も実施予定です
▼第二次 横浜F・マリノス クラブ会員先行販売(先着)
対象:横浜F・マリノス シーズンチケット・トリコロールメンバーズ会員
開始日:6月14日(金)18:00(予定)
▼一般販売(先着)
開始日:6月21日(金)18:00(予定)
2024年05月14日 12:40
Jリーグは14日、この夏開催される「Jリーグインターナショナルシリーズ2024 powered by docomo」に、新たにイングランド・プレミアリーグからニューカッスル・ユナイテッドが来日することが決定したと発表した。
英国ノースイーストの雄であるニューカッスルは、2021年にサウジアラビア資本によって買収。大型補強を続け、昨季プレミアでは4位となりCLにも出場した強豪クラブだ。今季も36節終了時点で6位につけている。
そんなニューカッスルの、28年ぶりとなる来日が決定!(前回は1996年8月に来日しガンバ大阪と対戦)
7月31日(水)に浦和レッズと、8月3日(土)に横浜F・マリノスと対戦することになった。なお、この2試合は、JリーグとNTTドコモによる共同開催となる。
試合日程は以下の通り。
■7月31日(水)19:30
浦和レッズ vs ニューカッスル・ユナイテッド
@埼玉スタジアム2002
■8月3日(土)19:00
横浜F・マリノス vs ニューカッスル・ユナイテッド
@国立競技場
両試合のチケットに関しては、dポイントクラブ会員を対象とした第一次先行抽選販売がいずれも5月31日(金)18:00から開始予定。その後、両クラブ会員向けの第二次先行販売が6月14日(金)18:00から実施されるという。
サッカー界で最高の「白黒ストライプ」ユニフォームを着る5つのチーム
Jリーグの主催試合ではすでに「Jリーグインターナショナルシリーズ2024 powered by docomo」でトッテナム・ホットスパー、「明治安田Jリーグワールドチャレンジ2024 powered by docomo」でシュトゥットガルトの今夏来日が発表されており、ニューカッスルが3チーム目となる。
2024年05月14日 12:36
Jリーグは5月14日、プレミアリーグのニューカッスルの日本ツアーを発表した。
2024年05月14日 12:34
交代が物議を醸すなか、大手メディアからは一定の評価をしている。 遠藤航が所属するリバプールは現地5月13日、プレミアリーグ第37節で、アストン・ビラと敵地で対戦。3−3で引き分けた。 開始2分にオウンゴールで先制したリバプールは、48分までに3−1とリードする。だが、76分に4枚替えで遠藤らを下げると流れが一変。85分、88分と続け様にゴールを決められ、同点に追いつかれている。【動画】遠藤の4人ぶち抜きのスルーパス
米大手の『ESPN』は、アンカーで先発し、76分までボール奪取や的確な配給を見せた日本代表MFを評価。採点は「6点」だったものの、こう称えている。「上手くプレスをかけてアストン・ビラのビルドアップを妨害した。ポゼッション時も信頼性があり、安全。76分に交代するまで堅実なパフォーマンスを見せた」 その働きぶりを称えている。構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月14日 12:30
弱冠17歳ながらブラジル代表でプレーしている神童エンドリッキ。
彼は18歳になる7月にパウメイラスからレアル・マドリーに移籍する(移籍自体は2022年12月に決定)。
『AS』によれば、レアルがパウメイラスに支払う移籍金は3500万ユーロ(59億円)の固定額に加え、最大2500万ユーロ(42.1億円)のボーナスが加算されるものだそう。
ボーナスの内訳はパウメイラス滞在時とレアル移籍後にそれぞれ1250万ユーロ(21億円)。そして、1250万ユーロのうちすでに1125万ユーロ(19億円)に達しているそう。
エンドリッキが5ゴール決めるごとに250万ユーロ(4.2億円)のボーナスが発生するという条項があり、このほど20ゴールに達したことから1000万ユーロ(16.8億円)に到達。さらに、ブラジル代表初招集で125万ユーロ(2.1億円)のボーナスが追加されたとか。
衝撃の予選敗退…パリ五輪に出ないブラジルの「世界的ヤングスター」10名
レアルがパウメイラスに支払う金額は増え続けており、今後もそうなりそうだとのこと。
2024年05月14日 12:20
インドネシアで行われているU17女子アジアカップ。U-17日本女子代表は中国に4-0で勝利し、3連勝でグループステージBを首位で通過した。
準決勝では日本と韓国、中国と北朝鮮が対戦する。
日本とともに世代最強とされる北朝鮮はグループAを3連勝で突破。しかも、22得点0失点という圧倒的強さを見せつけた。一方、グループA2位の韓国は1勝1分1敗。
中国は“最強”北朝鮮との準決勝で厳しい戦いが予想される。ただ、中国紙『163.com』は、韓国ではなく北朝鮮との対戦はむしろ朗報だと伝えていた。
「中国は優勝候補である強豪日本に0-4で敗れ、2位で決勝トーナメントに進出。準決勝ではグループA1位の北朝鮮と対戦する。
これは戦力的にはいい組み分けではない。韓国の戦力は非常に弱く、韓国と対戦する対戦チームは基本的には決勝に進むだろう。
だが、中国女子チームにとっては朗報かもしれない。それはなぜか。韓国女子チームのプレーは韓国男子と同じように非常に野蛮だからだ。もし、韓国女子と対戦すれば、選手が怪我をする可能性が非常に高い。
その例が、12日に行われた韓国対フィリピン(1-1)のグループステージ最終戦だ。先制された韓国が、なぜ同点に追い付けたのか。後半、韓国が攻撃を仕掛けた際、FWが相手DFを引き倒し、別の選手がボールを蹴り込んで同点に追いついた。
この時、今大会で最も醜い場面が現われた。これほど残忍で明白なファウルにもかかわらず、レフェリーはそれを無視して得点を有効とした。フィリピンの監督は唖然とし、反応することもなく立ち尽くした。開いた口がふさがらない様子だった。おそらく、これほど非道なファウルを見たことがなかったのだろう。
今回のアジアカップでは、韓国女子チームは審判から多くの注意を受けており、ピッチ上の行動も激しい。したがって、韓国女子と対戦した場合、選手たちが怪我に苦しむかもしれない。
よって、北朝鮮との対戦は戦力的には有利ではないかもしれないが、中国はグループステージ最初の2試合のパフォーマンスはとても良かった(オーストラリアとタイに3-0で勝利)。その調子を見せることができれば、北朝鮮相手にもチャンスがある。少なくとも、怪我のリスクなく100%健康な状態で試合を終えることができる」
韓国対フィリピン戦で問題視された得点シーンがこちら(動画2分45秒から)。
確かに韓国選手が相手を倒しているようにも見える。
日本人vs韓国人!市場価値が最も高い8人を比べるとこうなる
U-17日本女子代表は16日にその韓国との準決勝に臨む。
2024年05月14日 12:10
J3のいわてグルージャ盛岡に所属する元日本代表DF西大伍が、自身のYouTubeチャンネルでU-23日本代表の大岩剛監督について語った。
2024年05月14日 12:05
ドルトムントはエクアドル1部リーグのインデペンディエンテ・デル・バジェからMFジュスティン・レルマを獲得したと発表した。
彼は2008年5月生まれの16歳。18歳になる2026-27シーズンに正式加入する見込み。¡UN ECUATORIANO AL FINALISTA DE CHAMPIONS! Justin Lerma, de 2016, firmó contrato con Borussia Dortmund. El jugador de Independiente del Valle se sumará para la temporada 2026/27, cuando cumpla los 18 años. pic.twitter.com/KXGPTAI48T
— SportsCenter (@SC_ESPN) May 13, 2024
レルマはモイセス・カイセド(現チェルシー)らを輩出してきたインデペンディエンテ・デル・バジェの最新作。15歳と11カ月でプロデビューした“至宝”として期待されている。
『Ole』によれば、ドリブルなどのテクニックに加え、184cmと非常に発達した体格も持っているという。また、10代であるにもかかわらず老けて見えることもSNSで話題になってきたそう。
「天才」「世界一」と呼ばれながら消えた「ある国」の6名
同じインデペンディエンテ・デル・バジェに所属する2007年生まれの17歳ケンドリ・パエスもチェルシーに引き抜かれたばかり(移籍するのは18歳になる2025年)。
レルマは「スターであるケンドリやモイセス・カイセドのようなお手本になりたいという夢がある。プレミアリーグでプレーするのが最大の夢」と話していたとか。
2024年05月14日 12:03
まさかのスタートとなった。 現地5月13日に開催されたプレミアリーグ第37節で、3位のリバプールと4位のアストン・ビラが激突。3−3のドローで決着した。 この一戦で酷評されているのが、アストン・ビラのGKエミリアーノ・マルティネスだ。わずか開始61秒、リバプールのハービー・エリオットが送り込んだクロスが味方に当たってコースが変わった不運もあり、慌ててファンブル。こぼれたボールがゴールに吸い込まれ、オウンゴールとなってしまうのだ。【動画】61秒で決まったビラGKの痛恨オウンゴール
このプレーに英紙『THE Sun』が「大失策」と報じれば、英紙『Daily Mail』はアルゼンチン代表GKがリバプールと優勝を争っているアーセナルでプレーしていた過去から、「元ガナーズのキーパー、マルティネスは衝撃的なミスで古巣に恩返しをした」と皮肉っている。 また、アストン・ビラのレジェンドである元イングランド代表FWのガブリエル・アグボンラホールは自身のXに「気分が悪い」と投稿している。 その後、チームがドローに持ち込み、守護神も安堵しているだろう。構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月14日 12:00
今季限りで退団するトーマス・トゥヘル監督の後任として、バイエルン・ミュンヘンはクリスタルパレスのオリヴァー・グラスナー監督を最有力候補としてリストアップしていたが、同監督をめぐるクリスタルパレスとの交渉は決裂したようだ。ドイツ紙『Bild』が伝えている。
2011-12シーズン以来となる無冠が確定し、来季に向けてチームの再建が喫緊の課題であるバイエルンは、今年2月にクリスタルパレスに就任して即座に同クラブを立て直してプレミアリーグでの残留争いからの脱出に成功したグラスナー監督の手腕に注目。オーストリア代表のラルフ・ラングニック監督にオファーを断られた5月1日(現地時間)の夕方頃にバイエルンの首脳陣が直接グラスナー監督と会って監督就任を要請し、途中からウリ・ヘーネス名誉会長も電話で同監督に対して熱心にバイエルン入りを求めたという。
かつてMF長谷部誠の所属するフランクフルトで指揮を執っていたためバイエルンのことをよく知っているグラスナー監督は、同クラブのクリストフ・フロイントSDと旧知の仲ということもあって、このドイツのビッグクラブからのオファーに対して非常に前向きな態度を示していたようだ。
しかし、クリスタルパレスのスティーブ・パリッシュ会長は、バイエルンの動きを知るやいなやグラスナー監督に対して2026年まで残っている契約を全うするようにと説得し、さらにバイエルンにもグラスナー監督引き抜きの際に発生する違約金として最低1億ユーロ(約160億円)の支払いを要求。1800万ユーロ(約30億円)を違約金の限度額と考えていたバイエルンは、パリッシュ会長から提示された金額を見て交渉を断念したと『Bild』は伝えている。
グラスナー監督以外にも、ベンフィカのロジャー・シュミット監督やブライトンのロベルト・デ・ゼルビ監督らの名前も現地メディアでは候補者として挙がっているが、今回のグラスナー監督の件と同様に、現職の指揮官の引き抜きは簡単ではないかもしれない。
2024年05月14日 11:59
バルセロナを率いるシャビ監督が、13日のレアル・ソシエダ戦を振り返った。
2024年05月14日 11:50
金子拓郎と荻原拓也が所属するディナモ・ザグレブは、クロアチア1部リーグで優勝を決めた。
1月に浦和レッズからレンタル移籍で加入した荻原は、ここまで公式戦9試合に出場している。
『Sportske novosti』によれば、彼はクロアチアと日本との違いについてはこう話していたそう。
「うーん、難しい質問ですね。クロアチアの選手はフィジカルが強い。
ただ、個人的には一番の違いはサッカーの経験値。この街ではほとんどの人がサッカーを話題にしています。クロアチアではサッカーがナンバーワンのスポーツであり、国全体がサッカーとクラブとともに生きていることが分かります。その空気感が最大の違いです」
サッカーの扱われ方に違いを感じているようだ。
「ディナモ・ザグレブが生んだ現役スター」ベスト11がえぐい
そんな荻原は、金子と通訳のおかげで適応が楽になったとも話していた。
2024年05月14日 11:40
復帰したティボー・クルトワか、それとも今季急成長したアンドリー・ルニンか。レアル・マドリードの守護神争いに関しては、サポーターの間でも意見は割れていることだろう。実績ではクルトワが上だが、復帰したばかりということを考えれば、6月1日に控えるドルトムントとのチャンピオンズリーグ決勝ではルニンに任せた方が無難かもしれない。
そんな中、すっかり影が薄くなってしまったのがGKケパ・アリサバラガだ。今季チェルシーからレンタルで加わっているケパは、長期離脱していたクルトワの代役となるはずだった。予定通り今季前半戦は先発を任されていたのだが、11月に負傷離脱したところから流れは急変。
ルニンがそのチャンスを掴み、後半戦はルニンが1番手となった。12月以降、ケパがゴールマウスを守ったのはカップ戦を含め6試合だけだ。クルトワが復帰した今は3番手GKの立ち位置になっている。
当然レアルの主戦力とはカウントできず、スペイン『as』は今夏に所属元のチェルシーへ戻ることになると伝えている。
ケパは2018年に7200万ポンドもの移籍金でアスレティック・ビルバオからチェルシーへ移籍したが、チェルシーでも評価は揺れた。移籍金額に見合うパフォーマンスではないと批判されることも多かったのだ。
昨季はチェルシーで1番手となっていたが、果たして29歳を迎えているケパのキャリアはどうなるか。
2024年05月14日 11:31
2024Jリーグの日特別企画発表会が13日に行われ、“Jリーグの日”5月15日(水)の明治安田J1リーグ第14節が開催される全スタジアムでJリーグカレーが配布されることが発表された。会見にはJリーグカレーのCMでおなじみのラモス瑠偉さん、タレントの朝日奈央さん、お笑い芸人のワッキーさん、とにかく明るい安村さん、Jリーグプロモーション部の竹渕祥平プロモーション・ブランド戦略チーフオフィサーが登壇した。
Jリーグカレーは1993年に発売を開始し、CM好感度ランキングで数カ月にわたり連続1位(CM総合研究所調べ)を記録した。Jリーグ開幕から31周年を迎える今年、ラモス瑠偉さんが当時のCMを完全再現したムービーが公開された。ラモスさんは「懐かしいですね。当時の撮影は16時間くらいかかった(笑)」と明かし、今回は「4時間ちょっとくらい」で撮り終えたそうだ。完成したCM視聴後は、Jリーグカレーを試食し、一同絶賛。パッケージの中にはおなじみのシールも入っている。ラモスさんは「サポーターの皆さん、明日はスタジアムをいっぱいにしてください。思い出の日にしましょう!」と呼びかけた。
JリーグカレーはJ1第14節開催の全10スタジアムで1000個ずつ、合計1万個が配布される。また当日アウェイとなるクラブでも、6月以降の配布を予定している。またJリーグ公式SNSでのキャンペーンも実施され、Jリーグ公式Xのフォローといいねをした方の中から抽選で100名様にJリーグカレーが当たる。なお、Jリーグカレーの一般販売は予定していない。
2024明治安田J1リーグ第14節
▼5月15日(水)19時〜
北海道コンサドーレ札幌 vs ジュビロ磐田 @札幌ドーム
柏レイソル vs 湘南ベルマーレ @三協フロンテア柏スタジアム
東京ヴェルディ vs ガンバ大阪 @味の素スタジアム
FC町田ゼルビア vs セレッソ大阪 @町田GIONスタジアム
アルビレックス新潟 vs 横浜F・マリノス @デンカビッグスワンスタジアム
名古屋グランパス vs FC東京 @豊田スタジアム
ヴィッセル神戸 vs アビスパ福岡 @ノエビアスタジアム神戸
サンフレッチェ広島 vs 鹿島アントラーズ @エディオンピースウイング広島
サガン鳥栖 vs 川崎フロンターレ @駅前不動産スタジアム
▼5月15日(水)19時30分〜
浦和レッズ vs 京都サンガF.C. @埼玉スタジアム2002