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2024年04月29日 01:36
前回登板では6回無失点でメジャー2勝目 ドジャース・山本由伸投手の次回登板が5月1日(日本時間2日)の敵地・ダイヤモンドバックス戦に決まった。デーブ・ロバーツ監督が今月28日(同29日)の試合前に明らかにした。 前回登板となった25日(同26日)、敵地・ナショナルズ戦では、6回4安打無失点の好投でメジャー2勝目を挙げた。97球のうち70球がストライクという内容で、2試合連続のクオリティスタート(QS)を記録した。 28日(同29日)の敵地・ブルージェイズ戦前にはキャッチボールと、約90メートルの遠投を行うなどして調整。その後、菊池雄星投手に挨拶に行き、5分ほど談笑する場面もあった。 ここまで2勝1敗、防御率3.54をマーク。23日(同24日)から始まった敵地9連戦の最終戦。メジャー3勝目に期待がかかる。(Full-Count編集部)
2024年05月15日 06:00
「中日4−2阪神」(14日、豊橋市民球場)
阪神が逆転負けで首位の座から滑り落ちた。1点リードの八回、佐藤輝明内野手(25)の失策なども絡みカリステに同点、石川昂に決勝の2点適時打を許した。村上頌樹投手(25)は八回途中8安打4失点(3自責)で3敗目。以下、阪神・岡田彰布監督(66)の一問一答要旨。
◇ ◇
−村上は2週続けて守備のミスから。
「そやねんなあ」
−佐藤輝は昨オフからまずは守りだと話してきた。
「うん。そらあんなプレーばっかり出るんやから」
−打線はしばらく相手投手によって変えるか。
「いやいや、ある程度、形作らなあかんけどそれは。なかなか波に乗り切れんよな」
−1人、2人安定したバッターが出てくると組みやすくなるか。
「うん、バッターっていうか、ヒット出る時も出んときもあるけど、そういう問題じゃないわな」
−失策の数ではなくて失点を防げるかどうかと話していたが。
「いやいや、普通のプレーやんか。それはもうどうこうの問題じゃないやろ、そんなのは」
2024年05月15日 06:00
巨人2―1DeNA(セ・リーグ=11日)――巨人がリーグ一番乗りで20勝目。
二回に岸田の2ランで先制し、3投手の継投で逃げ切った。山崎伊は7回1失点で無傷の4連勝。DeNAは拙攻が目立った。
◇
まだ雪をかぶった立山連峰へ向かうように、打球が飛んでいった。富山・アルペンスタジアムの左翼席へ放物線を描いたのは、試合前までプロ通算3本塁打だった巨人の岸田だ。「素晴らしいスタジアムで最高の結果を出せた。先制できて良かった」。今季1号は効果的な場面で飛び出した。
二回一死一塁で打席へ。ケイの球威に振り負けず、1ボールから高めにきた151キロの直球を捉えた。打撃の印象はそれほど強くないが、「どんどん積極的に仕掛けていきたい」と実は普段から鼻息は荒い。打席直前のベンチでも「初球から自分のスイングがしっかりできるように」と、投手との間合いを確かめていた。
明るい性格で、投手の持ち味を引き出すリード面にも定評がある。岸田とバッテリーを組み、ここ5試合で計4失点と好投が続く山崎伊は語る。「1球ごとにアンサー(回答)をくれる。『今の球いいね』『今のは違うよ』というのがすごく伝わってくるので、気が引き締まる」。試合前に配球プランを練り上げるだけでなく、表情やしぐさで時に鼓舞し、時に注意を促す気配りにも信頼を寄せている。
本塁打を放つ直前の守りでは、山崎伊が二死満塁と走者をためた。ここで強気にストライクゾーンに速球を要求して腕を振らせ、蝦名を左飛に打ち取った。「ピンチを防ぎ、伊織もテンポが良くなった」と岸田。攻守にわたる活躍だった。
阿部監督は複数の捕手を併用しており、先発した試合数は小林が15試合で最も多く、大城卓が14、岸田が10と続く。昨季46試合出場の岸田はオフに「スタメンの試合数を増やしたい。まずは50試合」と誓いを立てた。この調子が維持できれば、目標の上方修正は十分可能だろう。(井上雄太)
2024年05月15日 05:01
「中日4−2阪神」(14日、豊橋市民球場)
自己最多130球の熱投も実らず、敗戦投手となった。勝ち越し打を浴びた直後、阪神・村上頌樹投手(25)は本塁後方で両膝に手をついて無念さをにじませた。7回1/3を8安打4失点(自責点3)で、防御率0点台をキープできず、防御率トップも陥落。「八回に点を取られてしまってそこがいけなかったですし、投げきれなかったのが申し訳ない」。痛恨の敗戦の責任を背負った。
三回には先頭の高橋宏に許した右翼への二塁打を足がかりに、先制を許した。先発3試合連続での先制点献上。「ボール先行でテンポ良くなかったので、あまりリズムに乗れなかったですし、先制点をまたあげてしまったので、そこかな」と反省点を並べた。
それでも四回からは4イニング連続無失点。七回2死からは、木浪の失策による一塁代走の尾田をけん制で刺して、味方のミスをカバーした。
100球を超えた八回もマウンドを任されたが1点リードを守り切ることができなかった。「先頭を出しましたし、そこじゃないですか」と分岐点に挙げたように、先頭の岡林が右二塁打。田中は犠打を狙ったが、佐藤輝のミスで無死一、三塁へピンチが広がった。
その後、カリステの右前打で同点となり、1死満塁からは石川昂が2点適時打。前回7日・広島戦(甲子園)も味方の失策2個が、いずれも失点につながった。この日は2個目のエラーで出塁した走者が、勝ち越しのホームを踏んだ。
昨年5月16日も豊橋での中日戦に先発。勝ち投手にはなったが石川昂に3ランを浴びた。1年後の再戦でも“因縁の相手”に手痛い一打を食らって黒星を喫した。
2024年05月15日 05:01
「中日4−2阪神」(14日、豊橋市民球場)
自ら白星を手放す形となった逆転負けだ。
2024年05月15日 05:01
「中日4−2阪神」(14日、豊橋市民球場)
今季初の1番起用に応えた。阪神・森下翔太外野手(23)が昨季9月26日・ヤクルト戦(甲子園)以来のトップバッターで2安打3出塁。「試合に出てない日が続いていたので、何とかやってやろうという思いで」。3試合ぶりの先発に燃えていた。
初回に高橋宏から中前打を放つと、三回2死でも左前打。「きょうはチャンスメーク。後ろに近本さんもいるので」。得点にこそつながらなかったが、役割は果たした。九回2死では守護神のマルティネスから四球。「自分が出ないと勝てない」と最後まで諦めなかった。
5試合ぶりの安打に7試合ぶりのマルチ安打。5月は苦しんでいたが、少し復調気配も漂い始めた。「チャンスの場面で回ってきたら、もっとチームのために貢献しようと思っていた」。任された打順で、求められる打撃をしていく。
2024年05月15日 05:01
「巨人2−1DeNA」(14日、富山市民球場アルペンスタジアム)
左翼後方に望む立山連峰に向かい、巨人・岸田行倫捕手の打球がグングンと伸びた。富山で作られたバットを使い、「最高の球場」で放った今季1号の決勝2ラン。試合前に食べた名物のブラックラーメンに「パワーが出たかな」と感謝した。吉兆となる4年ぶりのリーグ最速20勝到達。再び首位に立った。
決勝打の流れを作ったのは「神様越え」のバットだった。二回、坂本勇人内野手が左前打でチャンスメーク。通算2352安打で「打撃の神様」川上哲治氏を抜き、歴代単独13位に立った。調子は「まだまだです」と言葉少なだが、「1点差で粘ってチームが勝ったことがよかった」と笑みを浮かべた。
坂本を一塁に置き、岸田に打順が巡る。1ボールから2球目。「積極的に振ろうと思った」と、初球ストライクの151キロを狙った。四回にも二塁内野安打を放ち、打率・324と打撃の貢献も光る。「いつも助けてもらっている」と感謝するのは、富山県南砺市で生産されている特製バット。1年目から愛用する“相棒”に、「最高ですね」と恩返しを形で現した。
今季、地方球場では3戦3勝。巨人軍を創設した正力松太郎氏の地元・富山で首位に返り咲き、新生・巨人の強さを示した。「みんなもブラックラーメンがおいしいと言っていたので、しっかりとエネルギーを蓄えて。差し入れもいっぱいあって、それも多めに食べました」と殊勲の岸田。富山愛全開の1勝で、再びチームは上昇気流に乗る。
2024年05月15日 05:01
「巨人2−1DeNA」(14日、富山市民球場アルペンスタジアム)
先発の巨人・山崎伊織投手が7回5安打1失点で、リーグトップタイの4勝目。地方球場で3戦3勝、今季まだ無敗の右腕は「(高橋)礼さんとか、菅野さんが引っ張ってくれている。自分も付いていこうとやっています」と相乗効果に感謝した。
また、阿部監督は筒香について「やっぱり雰囲気があるなと思って見ていた」と改めて警戒。投手陣に「きょうは四球が3つかな。明日は打ち取ってほしい」と対策を求めた。
2024年05月15日 05:01
阪神・桐敷拓馬投手(24)が14日、鳴尾浜のブルペンで19球を投げて調整。
2024年05月15日 05:01
「中日4−2阪神」(14日、豊橋市民球場)
打球の行方を確認し、迷わずスタートを切った。本塁へ突進し、スピードを緩めることなく懸命に左足を伸ばした阪神・近本光司外野手(29)。間一髪のタイミングで生還し、1点への執念を体現した。
「一塁側のゴロだったんで。キャッチャーもこういう(追い)タッチになるんで。しっかりスライディングをした」
1点を追う六回だ。先頭で打席を迎えると、四球を選んでチャンスメークした。その後、佐藤輝の中越え二塁打で三塁へ。一打同点の場面へとつながった。
反撃ムードが高まる中、光ったのは快足と走塁技術だ。6番・前川の放った一ゴロにスタートを切った。一塁・中田は捕球後、すぐさま本塁に送球したが、やや一塁側へ。捕手の動きを確認しながら、三塁側に体を反らすスライディングでタッチをかいくぐった。
12日のDeNA戦(横浜)から2試合連続、今季3度目となる3番起用。昨季は1度もなかったが、22年には同打順で83試合に出場し、打率・306、3本塁打、27打点をマークした。岡田監督が懸案とする3番打者。「点を取れるようにそないして考えているわけやから。ピッチャーとの兼ね合いとか」と指揮官。今後もさまざまな組み合わせが考えられるが、任された場所で力を発揮するだけだ。
打撃の状態はいい。先頭の四回には、右前打で出塁。1点リードの七回には、2死から高橋宏の直球を鋭いスイングで右翼線へはじき返し、二塁打にした。2試合ぶりとなるマルチ安打。長打率は・476を誇る。ここまでチームトップの6本塁打を放つなど、新たなスタイルで存在感を発揮している。
先制され、1度は逆転したが、終盤にひっくり返されての敗戦。首位陥落となった。ただ、下を向いている暇はない。「切り替えるしかないです」と近本。全員で勝利への執念を見せ、再びトップの座へと返り咲く。
2024年05月15日 05:01
「巨人2−1DeNA」(14日、富山市民球場アルペンスタジアム)
まだ肌寒い北陸の夜風がしみた。DeNAは昨季5勝を献上した巨人・山崎伊との今季初対戦で、わずか1得点。天敵攻略はならなかった。
三浦大輔監督は「形は何回か作れたんですけどね」と悔しさをにじませた。初回から2イニング続けて得点圏に走者を進め、先制の好機を迎えた。しかし、いずれも長野、オコエと安打性の当たりを好捕され無得点。紙一重のところで畳みかけられず、指揮官は「良い当たりはしたんですが間が抜けなかったり…。ツイていないことが多かった」と唇をかみしめた。
初対戦した筒香は、右腕から2打数無安打、1四球。「すごくコントロールもいいですし、丁寧に投げている投手かなと思います」と振り返った。富山は過去に9打数4安打とゲンの良い土地も、快音は聞かれず。それでも「感覚はちょっとずつ良くなっているので、これを続けていければ」と前を向いた。
2024年05月15日 05:01
「オリックス1(降雨コールド)4ロッテ」(14日、沖縄セルラースタジアム那覇)
8年ぶりの沖縄開催となったオリックス主催ゲームだったが、チームは3連敗。5位転落となり、中嶋聡監督は「(打線が)かみ合わないっちゃ、本当にかみ合っていないですよね」と言及した。
反撃ムードが生まれた場面はあった。3点を追う初回に中川の適時打が飛び出し、次打者・森も四球でチャンスを拡大させた。しかし、セデーニョが空振り三振、西川が左飛に倒れ、生かすことができなかった。
二回以降も走者を出しても、併殺打などで得点機が途絶える展開が続いた。六回表に降雨コールドとなり、後味の悪い敗戦に。指揮官は「切り替えをせなアカンの繰り返しなので。まだ5月ですし、どっかで振り切っていかなきゃいけないところは必ずあるので」と前を向いた。22年以来の借金5。次戦で必ず勝利し、良い流れを引き寄せる。
2024年05月15日 05:01
「東京六大学野球、明大7−1立大」(14日、神宮球場)
3回戦1試合が行われ、明大が立大を下し2勝1敗で勝ち点2を獲得した。
2024年05月15日 05:01
「ヤクルト1−2広島」(14日、坊っちゃんスタジアム)
いつもよりも少し長いミーティングが、その悔しさを物語っていた。打線のテコ入れをして臨むも、結果は出なかった。ヤクルト・高津監督は今季初の3番に据えた村上宗隆内野手の現状に、これまでとは違う言葉を選びながら心境を吐露した。
「見送るシーンも増えてきたので、少し心配かな、と。狙い球を絞って、それが外れたから見送っていればいいんですけども。手が出なくなっていたり、もしくは小さくなっているのなら、修正しなきゃいけない」
史上最年少200号へ王手をかけてから7試合の足踏み。さらに4試合連続無安打と、快音が響かないでいる。チームとしても、3度目の対戦となった床田にまたも抑え込まれて2敗目。「これだけ一人のピッチャーにやられてしまうとね。うーん。困ったもんです」と指揮官。しばらく苦悩が続きそうだ。
2024年05月15日 05:01
「日本ハム4−1西武」(14日、エスコンフィールド)
勢いが止まらない。日本ハムは捕手登録の全4選手をスタメンという思い切った起用がハマるなど、投打がかみ合い今季2度目の4連勝。新庄政権最多の貯金6となった。
奇策は新庄監督考案だった。先発が山崎ということもあり先発捕手は、オリックス時代からバッテリーを組む伏見寅威。これで多くマスクをかぶっている田宮裕涼がベンチスタートになるのが通常だが、「1番で規定打席にも到達させたいし、DHは田宮でいく」と打率3割超えと好調の男をスタメン起用した。
林ヘッドコーチに起用方針を伝えた際には「ダメですね」とNOを突きつけられたという。ただ、西武・高橋には昨季エスコンで3戦3敗とやられており、捕手登録の郡司裕也を3番で三塁、アリエル・マルティネスを4番で一塁に据える攻撃的オーダーを敢行。控え捕手ゼロという状況に「ヘッドはドキドキしてましたけどね」と笑った。
その“捕手陣”が躍動した。伏見が二回に先制の右前適時打を放つと、三回にはマルティネスの右越え適時三塁打で加点。序盤で難敵を攻略し、主導権を握った。
大胆作戦も功を奏し、貯金は6に達した。指揮官は「今までやってきたことを自然にやって、いい結果につながっている」と選手の働きを評価。「交流戦まで全て勝ちたいけど、そんなに甘くないので(貯金)2桁はいきたい。(目標は)高いところに置いておかないと達成できないので」と自らに言い聞かせるように語った。
◆日本ハムの捕手4選手先発 昨年10月2日、オリックス戦(京セラ)以来。この時は3番左翼・田宮、4番DH・郡司、5番一塁・マルティネス、8番捕手・清水が先発。ベンチには伏見もおり“捕手5人制”で試合に臨んだ。
2024年05月15日 04:07
黒スーツに白シャツ姿で登場…報道陣には何も話さず
ドジャース・大谷翔平投手の元通訳で、銀行詐欺などの罪に問われた水原一平被告が14日(日本時間15日)、罪状認否のため、連邦地裁に出廷した。米メディア「ジ・アスレチック」のエンゼルス番、サム・ブラム記者が報じた。
水原被告は黒のスーツに白シャツで到着。多数の報道陣が詰めかけたが、何も話さなかったという。
水原被告は日本時間3月20日の開幕戦直後に違法賭博に関与し、大谷の口座から資金を盗んだとしてドジャースを解雇。4月11日(同12日)には、米連邦検察当局から銀行詐欺容疑で訴追された。翌12日(同13日)にはロサンゼルスの連邦地裁に出廷。保釈保証金2万5000ドル(約387万円)で保釈となっていた。
今月8日(同9日)に米連邦検察が、司法取引に応じ銀行詐欺と虚偽の納税申告の罪状を認めたと発表していた。罪状認否では一度無罪を主張し、後日有罪を認めることになる。(Full-Count編集部)