2024年04月29日 00:56
現地時間4月28日に開催されたスコットランドリーグの第34節で、日本人5選手が所属する首位のセルティックは敵地で6位のダンディーと対戦した。 セルティックは、旗手怜央と古橋亨梧が先発、岩田智輝がベンチスタート、前田大然と小林友希がメンバー外となった。 序盤からボールを握って試合を優位に進めるなか、7分、右のポケットに侵入した旗手が鋭いクロスを供給するも、古橋にはわずかに合わない。 24分には、左サイドを突破したフォレストのクロスからキューンがシュート。こぼれたボールに旗手が詰めたが、枠を捉えられなかった。 30分、旗手の縦パスを古橋がワンタッチで落として、フォレストがダイレクトボレー。これがゴール右に突き刺さって先制点を奪った。このまま1点リードで前半を終える。 【動画】セントミレン戦、旗手の強烈右足弾&古橋のドンピシャヘッド弾 後半に入ってセルティックは、やや押し込まれる時間が続くも、GKハートを中心とした堅い守備で凌ぐ。 62分に岩田を投入すると、その5分後に、旗手のラストパスを相手がクリアしきれず、こぼれたボールを拾ったフォレストがこの日2点目となる追加点を決めてリードを広げる。 さらに73分、ペナルティエリア手前の右寄りから旗手が狙いすましたミドルを放つも、左のポストを叩いた。 その直後には、ゴール前の混戦からポータレスが放ったボレーをアイダがクリアできず、ボールはゴールに吸い込まれて1点を返される。 しかしその後はゴールを許さず、このまま2−1で終了。勝利したセルティックはリーグ戦5試合負けなしとなった。次節は5月4日にホームでハーツと相まみえる。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月15日 00:02
『The Athletics』は13日、セビージャ所属の元スペイン代表セルヒオ・ラモスが契約満了となる今夏に、フリーで2025年からメジャーリーグ・サッカー(MLS)に参入するサンディエゴFCに加入する可能性があると報じた。
現在38歳のS・ラモスはこれまでに、ラ・リーガ、チャンピオンズリーグ、ワールドカップ、EUROと多くのタイトルを獲得。そんなS・ラモスは昨夏に、カンテラ(下部組織)から過ごし、プロキャリアを始めたセビージャに復帰。今季はこれまで公式戦34試合に出場し7ゴール1アシストと活躍を見せている。
S・ラモスとセビージャの契約は来月までとなっているが、同選手はプロデビューを果たしたクラブと契約延長をしない見込みだという。そして、サラリーキャップの制限を受けないMLSの特別指定選手としてサンディエゴFCと契約する可能性があると説明されている。
また、『The Athletics』は、新興クラブであるサンディエゴFCに、S・ラモスのように豊富な経験と実績を持ち、どんな手段を用いてでも勝つ姿勢を持つ選手が必要とされていると説明している
2024年05月14日 23:13
スペインメディアの『スポルト』は14日、レアル・マドリードが2025年の夏にフリーでリヴァプール所属のイングランド代表DFトレント・アレクサンダー・アーノルドを獲得する計画があると報じた。
現在25歳のアレクサンダー・アーノルドは、6歳からリヴァプールのアカデミーに所属し、2016年10月にトップチームデビューを飾った。翌シーズンには、プレミアリーグの最優秀選手賞にもノミネートされるなど、世界屈指のサイドバックへと成長。高い攻撃力を武器としながら数々のタイトル獲得に貢献している。
そんなアレクサンダー・アーノルドとリヴァプールの現行契約は2025年6月までとなっており、右サイドナックの補強を考えているレアル・マドリードは、パリ・サンジェルマン(PSG)所属のフランス代表キリアン・エンバペと同様に、選手とクラブの契約が満了するタイミングを狙い移籍金フリーで獲得することを検討しているという。
なお、レアル・マドリードにはスペイン代表経験を持つ現在32歳のダニエル・カルバハル、同じく32歳のルーカス・バスケスと2人の右サイドバックが所属しており、両者の去就にも注目が集まっている。レアル・マドリードは30歳以上の選手に対し、1シーズンごとに契約更新を行うルールを設けており、カルバハルに対しては例外として複数年での契約更新が提示される可能性があるが、ルーカス・バスケスに対しては単年での契約更新を提示する予定と説明されている。
そして、レアル・マドリードはルーカス・バスケスがクラブを去る2025年夏のタイミングで、リヴァプールとの契約を満了するアレクサンダー・アーノルドをフリーで加入させることを狙っていると『スポルト』は説明している。
2024年05月14日 22:35
スペインメディアの『マルカ』など世界の大手メディアが13日に、ルーマニアで起こったギニアビサウ共和国出身の双子の兄弟による「替え玉出場疑惑」 を報じたが、同選手の所属クラブであるディナモ・ブカレストが疑惑を否定した。
ルーマニア1部ディナモ・ブカレストに所属するギニアビサウ共和国代表DFのエドガル・イエは、スポルティングの下部組織を経てバルセロナB、ビジャレアルB、リール、ナント、フェイエノールト、トラブゾンスポルなどでプレーし、2024年2月にディナモ・ブカレストへ加入した。
エドガル・イエにはエデリーノ・イエという名の双子の弟がおり、エドガルと同じくスポルティングの下部組織出身だが、エドガルとは異なり攻撃的なポジションを主戦場とし、キャリアのほとんどをポルトガルで過ごした。
そんな中、ジャーナリストのダニエル・センドレ氏がエドガルと話をしたときに、エドガルがスペイン、フランス、オランダ、トルコなどでプレーしてきたにも関わらず、ギニアビサウ共和国の公用語であるポルトガル語しか話せなかったことから、双子の弟のエデリーノが兄エドガルの代わりに公式戦5試合に出場した疑いがあると指摘。このニュースが大きくなり、多くの国で報道されることになった。
疑惑が広がる中、14日に動きがあった。ディナモ・ブカレストがクラブ公式サイトで声明を発表し、この「替え玉疑惑」を真っ向から否定。そして、誤った情報を拡散させた者に対し法的措置も辞さない姿勢を示した。
ディナモ・ブカレストは「フェイスブック上に投稿されたフェイクニュースは、ルーマニアのメディアによって取り上げられ、BBC、マルカ、レコルドに至るまで国際的な大手メディアで取り上げられた。ディナモ・ブカレストがエドガー・ミゲル・イエの代わりに、彼の双子の弟であるエデリーノ・イエを出場させたという疑惑は嘘であり、中傷であり、クラブに対する癌のような攻撃である」と疑惑を強く否定した。
続けてディナモ・ブカレストはエドガル・イエを透明性と合法性を持ってチームに所属させているとしたうえで、「この誤った情報の作成者を告訴する手続きを開始した。また、倫理的な観点から、ディナモ・ブカレストはクラブの名を利用して誤った情報を宣伝する一部メディアの立場を受け入れることはできない」と、誤った情報に対し強い姿勢でのぞむと強く主張した。
【動画】2012年にバルセロナと契約を結ぶエドガル・イエ
2024年05月14日 22:00
今年10月に開業が予定されているV・ファーレン長崎の新しいホーム「長崎スタジアムシティ」。
2024年05月14日 21:50
浦和レッズでのデビューが待ち遠しいFW安部裕葵だが、お披露目のときは近いか。
現在25歳の安部は、2017年に鹿島アントラーズでプロとしてのキャリアをスタートさせ、2019年夏に海外挑戦を決断。スペインの名門バルセロナのセカンドチームへ移籍した。加入初年度は公式戦20試合に出場して4ゴールを記録するなど主力として活躍したが、2年目以降はたび重なる大怪我に悩まされ、思うような出場機会を得られず。昨夏に契約満了を迎えたことで、日本への復帰が決まった。
そして、新天地に選んだのが浦和だ。大きな期待を背負って加入するも、コンディション調整に失敗したり、今季開幕前のキャンプ中に負傷したりと、未だ浦和デビューに至ってはいない。しかし、現在はすでにチームへ合流している。約3年間公式戦から遠ざかっていることもあり、クラブとしてはデビュー戦への道のりを慎重に進めているのかもしれない。
ただそんな中、13日に行われた記者会見でペア・マティアス・ヘグモ監督が安部について言及。「魔法のようなプレイをトレーニングのセッションで毎回見せてくれています」と述べており、実戦へ向けて着実に前進しているようだ。
そして、ヘグモ監督の会見内容を伝えた浦和公式『X』のポストに反応したのがチームメイトの宇賀神友弥だ。リポストする形で「毎日、安部裕葵の魔法にかけられてます。あの独特のリズムをどうやって止めればいいのか頭悩ませてる。彼を止めることができたときまた一つ成長してるはず」と綴った。
さらに、この宇賀神のコメントに対して、昨季まで浦和でプレイしていたDF岩波拓也が「ひろきは天才です」と、今季は浦和から京都サンガF.C.へ期限付き移籍しているDF宮本優太が「僕も常にコテンパンにされてました」と返信していた。
日本で再び安部のプレイを見れるのが楽しみで仕方がない。是非とも「魔法のようなプレイ」に酔いしれたいものだ。
2024年05月14日 21:30
13日に行われたプレミアリーグ第37節、リヴァプールはアウェイでアストン・ヴィラと対戦。試合終了間際に立て続けに失点し、3-3のドローに終わった。
リヴァプールにとって、転機だったのは試合残り15分のタイミングでの“4枚替え”だろう。英『Liverpool Echo』は遠藤の交代が致命的だったという見解を示している。
「4人の選手交代のうち、遠藤航を外したことで苦労してつかみ取れそうだった勝利を手放してしまった。遠藤は前半あまり良い出来ではなかったが、後半はリヴァプールが主導権を握る上で重要な存在で、前半は甘さが目立った守備陣をより良くカバーした」
そして、同メディアは今シーズンの失点の多さを課題にあげ、遠藤の“バックアッパー探し”が重要だとの見方だ。
「MFアレクシス・マクアリスターはシーズン前半戦を見事に埋めていたとはいえ、本職の守備的MFではない。遠藤は毎試合出場できるわけではない。また、MFステファン・バイチェティッチ(この試合では交代要員として起用されなかった)はまだキャリアをスタートさせたばかりであることから次期指揮官はどこを補強すればいいかを把握しているだろう」
4-2で勝利した前節トッテナム戦でも遠藤の交代後に失点を喫しており、遠藤不在時の守備を懸念する声は多い。リヴァプールの今夏の最重要課題は遠藤の“バックアッパー探し”なのかもしれない。
リヴァプールは最終節、アンフィールドでウォルバーハンプトンと対戦する。
2024年05月14日 21:01
スタジアムのいたるところで涙を流すファンの姿があった。堂安律がプレーするフライブルクのクリスティアン・シュトライヒ監督にとって、33節のハイデンハイム戦は最後のホームゲームとなった。
今季限りでチームを離れることを表明している指揮官は、「試合がある時間に私が街のどこかにいて、みんながここでサッカーをしているというのが不思議な感じはするだろう」と将来的に訪れるであろう心境について語っていた。
フライブルクでトップチームの監督となって12シーズン。育成アカデミーで指導者をしていた時期と合わせると29年にもなる。クラブを引っ張る存在であり、クラブを象徴する存在でもあった。
頭ではわかっている。でも心が追いつかない。シュトライヒがいないフライブルクを想像できるファンはいない。
最後に勝利を飾ってみんなで喜び合いたいと、フライブルクは試合開始から押し気味に試合を進めた。29分、左SBクリスティアン・ギュンターのクロスから堂安が豪快なダイビングヘッドでゴールネットを揺らす。
【動画】堂安が指揮官のホームラストゲームでダイビングヘッド弾
勢いに乗って畳みかけたいところだったが、守備の乱れを突かれて失点。後半は一方的に攻め込み続け、何度もチャンスを作る。だがシュートはバーやポストをたたく。至近距離からのシュートがGKにセーブされるシーンもあった。結局、1−1の引き分けでこの試合は終わった。
勝ち切れなかった失望が一瞬スタジアムを覆ったが、すぐにゴール裏のファンが歌いだす。スタジアムではその後、シュトライヒ監督、そして同じく今季限りで職を辞する在籍25年のパトリック・バイアー・コーチのお別れセレモニーが始まった。
まず、バイアーがファンに感謝とお願いをしていた。
「みんなに最後に一言を。フライブルクはここ数年でものすごい成長を遂げた。ファンからの期待が高まってきているのもわかる。でも自分たちがどこから来たクラブであるかを忘れてはいけない。現実的な視点で、冷静さをもって取り組み続けるクラブを支えてほしい」
ファンから大歓声が起こった。2年連続でヨーロッパカップに出場し、今季も最終節まで出場権獲得のチャンスを残している。だが、育成クラブという自分たちの立ち位置を忘れてはならないのだ。
シュトライヒも以前こんな話をしていたことがあった。
「ゴールキーパーのノア・アトゥボルがSNSで叩かれている。彼は21歳で今季正ゴールキーパーになったばかりの選手だ。9度も無失点ゲームをしている。フライブルク出身で、SCフライブルクの育成アカデミー育ちだ。そうした選手がチームでプレーしていることを誇りに思わなければならない。我々はフライブルガーだ」
言いたいことだけ勝手にぶちまけるのなら、それはソーシャルネットワークではなく、反ソーシャルネットワークだとも言っていた。確かにそうだ。そんなところで社会性は築かれない。
セレモニーでの話に戻ろう。バイアーのあとにマイクを手にしたシュトライヒは、こう語る。
「ホームゲームで勝てないのはいつでも嫌だが、もしそうなるなら対戦相手はハイデンハイムが一番望ましい。大事なことはパトリックが話してくれた。みんなに心からの感謝を」
今季にブンデスリーガ初昇格を果たしたハイデンハイムのフランク・シュミット監督はことあるごとに、「我々のお手本はフライブルク」と口にしている。シュミットとシュトライヒはとても分かり合える関係性で、この日もコーチングゾーンでプレーについてジェスチャーを交えてにこやかにやり取りしていた。
このお別れセレモニーにもハイデンハイムは全選手とスタッフがピッチに残り、一緒に参加。シュミット監督はプレゼントも準備していた。
「あなたの最後のホームゲームの対戦相手が我々ハイデンハイムだったのをものすごく誇りに思う。ここで、このクラブであなたがなしえてきた全てのことに敬意を表す。シャポー」
再び大きな拍手がスタジアム中から起こり、フライブルクのファンから「クリスティアン・シュトライヒ!あなたは最高の人だ!」というコール。ゆっくりとゴール裏へと足を運ぶシュトライヒとバウアー。手を何度もたたき、キスを送った。
ハイデンハイムのファンからも大きな拍手とシュトライヒコール。「忠誠心と正直さ。今日では稀なことになってしまった。クリスティアン、どうか元気で」と書かれた大きな横断幕があった。
そういえばアウェーのダルムシュタット戦もそうだった。試合後にダルムシュタットファンがシュトライヒに大きな声援を送る。試合後に、シュトライヒは「私がすごいのではない。ああした振る舞いをしてくれるダルムシュタットのファンがすごいのだ」と答えていたのがとても印象的だった。
プロサッカーの世界でこうした人と人の結びつきが感じられ、互いにリスペクトをし合える関係性が築かれ、そして試合となると本気でぶつかり合えるのがなんとも素敵ではないか。
フライブルクは最終節ウニオン・ベルリンとのアウェー戦を残す。今節の結果で2部3位との入れ替え戦に回る16位へ落ちてしまっただけに、異様な雰囲気になることが想像される。
「ウニオンファンは燃えるだろうね。今日のうちのスタジアムのように。素晴らしかった。ファンがサポートしてくれた。失点はひどかった。でもそれを振り払って後半は素晴らしいプレーを魅せることができた。ファンのみんなが燃え上がるのを助けてくれた。これをウニオンでも示さなければ。もし我々が本当にいいチームで、本当にいい選手で、本当にヨーロッパに行きたいと思うなら、ウニオンに勝たなければならないのだ」(シュトライヒ)
守備陣に負傷者が続出し、ベストメンバーが組めない苦しい台所事情があるものの、泣いても笑ってもラスト1試合。シュトライヒサッカーを存分に披露してほしい。全てをクラブのために捧げ続けてくれた偉大な指揮官のために。
取材・文●中野吉之伴
2024年05月14日 20:08
13日、『The Athletics』 が、元イングランド代表MFデイヴィッド・ベッカム氏が、古巣のマンチェスター・ユナイテッドについて語るインタビューをポッドキャストで配信した。
2024年05月14日 20:00
5月15日の「Jリーグの日」を前に、31年前の開幕当時話題になった「Jリーグカレー」が復刻。
当日行われる明治安田J1リーグ第14節では、試合が開催される全10スタジアムで1,000個ずつ、合計1万個の配布が予定されている(配布方法はスタジアムによって異なるとのこと)。
また、今回の復刻を記念し、31年前に大きな話題を呼んだCMの令和版として「復刻版 Jリーグカレー2024年篇」がYouTube上で公開された。
動画には、当時現役だったラモス瑠偉氏のほか、子役として登場していた“まさおくん”役の石山昌さんがお父さん役として登場。他にも、カレーの具に至るまでさまざまな部分が完全再現されている。
今回はこの再現CMに出演したラモス瑠偉氏へのインタビューを紹介する。
――本日の撮影はいかがでしたでしょうか?
最高でした。30年前のCMをまた復活させることは、すごいなと思いました。声をかけて頂きすごく光栄に思います。今回も監督さんはじめ、みなさんすごく良い雰囲気を作ってくれて、まさおも大きくなったなと。すごく楽しかったです。
――当時共演された“まさおくん”が、今回お父さん役で出演されていますが、31年ぶりの共演はいかがでしたか?
まさかこういう所でお会いできると思っていなかったので、会えてうれしいです。あの時の少年がここまで立派な大人になってうれしかったです。最高の再会でした。本当に皆さんに感謝しかないです。楽しかったです。
――撮影当時のことは思い出されましたか?
思い出します。雰囲気もすごく似ている。今日よりはすごく時間がかかって、その当時は朝から遅くまで16時間かかった。ただとってもいいCMでした。自慢じゃないけどその年のインパクトあるCMで1位をもらった。インパクトがありましたね、一度観た人が忘れられないよね。(セットも含めて再現されていて)感動しました。
――このCMは、子どもからラモスさんに“変化する”のが見どころですが、ラモスさんが感じるご自身やJリーグ(サッカー界:日本代表)の30年の変化は何ですか?
私は1977年に日本に来て、その当時はお客さんが300人、400人でした。まさかプロリーグができるなんて夢のようでした。そこで一番サポーターの皆さんの力が大きかったです。そこから私たちがドーハまで行って、日本代表がワールドカップにでるようになって、ベスト16、ベスト8とか狙っているし。いろいろな選手が海外に行くようになったり、すごい変化でしたね。
(Jリーグは)当時は10チームだった。いまは60チームもありますよね。私は47年も日本にいるけど、40年前では考えられなかった。日本がアジアで勝ったりワールドカップに行きたければプロしかないと私やいろんな選手、監督さんが思っていました。
――31周年を迎えたJリーグについて、また、今まで支えてくれた人たちに対して、一言頂けますでしょうか。
サポーターの皆さんの力はすごいですね。素晴らしすぎる。これからもやっぱりJリーグを盛り上げるのは選手たちだけじゃなくてサポーターの皆さんの力が大きいと思います。
――未来のJリーガーやファンに対して声をかけるならば、どんな事を伝えたいですか?
どのスポーツ界の未来の子どもたちにも、一生懸命にやって、いつか親孝行とか恩返しするという事と、感謝を忘れずに。あとおじいちゃん、おばあちゃんを大事に。仲間のためにやることがとても素敵なことだから、すべてのスポーツ界、支えていくのは君たちだと思う。
adidasと契約していないのに「日本代表の10番」をつけた8名の選手
ぜひ自分の夢を何やってもあきらめない、夢は叶えるものだと思います。この国を私も愛しているから。ぜひこれからも君たちで日本のスポーツ界を支えてくれよ。
2024年05月14日 19:56
マンチェスター・ユナイテッドは14日、クラブ公式サイトで元フランス代表DFラファエル・ヴァランが契約満了に伴い、今季限りで退団することを発表した。
現在31歳のヴァランは2021年8月にレアル・マドリードから完全移籍で“赤い悪魔”の一員となり、これまで公式戦93試合に出場し2ゴールを記録。2023年2月に行われたカラバオカップ決勝ではセンターバックでスタメン出場し、6年ぶりとなるクラブのメジャータイトル獲得に貢献した。
ヴァランは4月4日のチェルシー戦以来欠場が続いているが、リーグ戦の残り2試合と、25日に行われるFAカップ決勝のマンチェスター・シティ戦での復帰に向け怪我からの復帰に全力を尽くしているという。
ヴァラン退団に際し、マンチェスター・ユナイテッドは「ユナイテッドの全員がラファ(ヴァラン)の貢献に感謝し、彼の幸運を祈っています」とコメントを発表した。
2024年05月14日 19:54
FC町田ゼルビアのFWエリキが、クラブの公式YouTubeチャンネルで、自身の信念について語った。
【動画】ゼルビアが公開したエリキのインタビュー
昨季に町田に加入したエリキは、30試合で18得点をマークする活躍でクラブ初のJ2優勝とJ1昇格に貢献。昨年8月の清水エスパルス戦で左膝に全治8か月の大怪我を負って戦線を離れたにもかかわらず、J2のMVPにも選出された。
その負傷を乗り越え、5月3日に行なわれたJ1第11節の柏レイソル戦(2−0)で約9か月ぶりに公式戦に復帰。続く6日の12節・京都サンガF.C.戦(3−0)、11日の湘南ベルマーレ戦(0−0)でも途中出場を果たしている。
そんな29歳は、インタビューの中で、負傷離脱から得た学び、ポジションを争うライバルでもサポートを重視している点、今季の目標などについて語っている。
そして、常に前向きな“エリキマインド”について、「皆さんにぜひ共有したい」と語っている。
「私は、サッカーをするために生まれてきたという自負があります。このことは非常に深い意味があり、ピッチに立った時は常に勝利を目ざす強い気持ちを持っています。あまり相手のことは気にしていない。それよりも、チームメイトを守る気持ちの方が大きい。そういう意味から、チームメイトをしっかりサポートしたいですし、戦って勝つところに繋がっている」
ブラジル人ストライカーは、「また、客観的にも、自分の立ち位置を理解しています。それが、プロとしての自分の源であるので、責任感はそこから来ていると思います」と続けた。
このプロ意識は、町田の黒田剛監督のサッカーにも合致していると言えそうだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月14日 19:53
来季以降チームを率いる監督の席が空いているバイエルンが、クリスタル・パレスを率いるオリヴァー・グラスナー監督に接触したものの、金銭面で折り合いがつかずに撤退した模様だ。
2024年05月14日 19:52
現地時間5月12日、ロンドン在住のジャーナリストであるダニエル・センドル氏が、自身のフェイスブックで衝撃のニュースを報じた。ルーマニア1部リーグのディナモ・ブカレストに所属するMFのエドガル・イエが、双子の弟であるエデリノ・イエを、自身と偽って数試合プレーさせたというのだ。 この一報はルーマニア国内のみならず、『BBC』や『マルカ』なども大々的に報じ、世界中に拡散された。しかし、エドガル本人はメディアの取材に対し「フェイクニュースだ。絶対にそんなことはしていない」と全否定した。 そんな中、翌13日に渦中のディナモ・ブカレストが公式サイトで声明を発表し、疑惑を完全に否定した。声明文には以下の内容が書かれている(一部抜粋)。「UTAアラド戦の当日にフェイスブックで伝えられたフェイクニュースは、国内メディアによって瞬く間に拡散され、BBCやマルカなど国際的な報道機関で取り上げられた。我々がエドガル・イエではなく、彼の双子の弟であるエデリノ・イエをプレーさせたという疑惑は根も葉もない話であり、これはクラブに対する中傷だ。エドガルはトルコの連盟が発行した国際移籍証明書を受け取り、FRF(ルーマニアサッカー連盟)とFIFAからの認証を受け、そしてLPF(ルーマニアプロサッカーリーグ)によって登録され、入国管理局から登録証明書を受け取った。彼がルーマニアに滞在した記録を国が持っているということが、なによりの証拠である」
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続けて「ディナモ・ブカレストは、クラブのイメージに重大な損害を与えたとして、この誤った情報を報じた記者に対して、法的な手続きを開始した。また倫理的な観点から、この嘘を拡散した一部メディアの姿勢は受け入れられない」と、疑惑を報じた記者への法的措置を明らかにするとともに、疑いもなく情報を拡散したメディアの報道姿勢にも疑問を呈している。 ギニア・ビサウ生まれのエドガルは、ポルトガルの名門スポルティングの下部組織でプレーした後、2012年にバルセロナへ移籍。Bチームが主戦場だったが、14−15シーズンにはコパ・デル・レイで1試合だけトップチームでプレーしている。その後フランスやオランダ、トルコを経て、今年2月にディナモ・ブカレストに加入した。なお、弟のエデリノは現在無所属となっている。構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
2024年05月14日 19:43
ラツィオの鎌田大地が好調を維持している。
5月12日に開催されたセリエA第36節のエンポリ戦でも、ダブルボランチの一角で攻守に躍動。2−0の快勝に貢献している。
現地メディアの評価も高い。ラツィオの専門メディアは『Lazio channel』はこう称賛している。
【動画】「マジックかと思った」と驚嘆の声! 鎌田の鮮烈タックル
「いやぁ、なんという選手なんだ。カマダはついにドイツにいた頃の姿に戻った。トゥドール監督のおかげだ。クロアチア人監督が(マウリツィオ・)サッリから引き継いで以来、MFは初戦からより多くのスペースを見つけただけでなく、我々全員が待ち望んでいた選手が戻ってきた」
同メディアは、「ラツィオが勝利したエンポリ戦で、カマダはラツィオのユニホームを着て以来、最高の試合だったと言って間違いない」と最大級の賛辞を贈っている。
イゴール・トゥドール監督の下で、水を得た魚のように蘇った鎌田。残り2試合でシーズンが終わってしまうのが惜しいぐらいだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月14日 19:00
ニューカッスル・ユナイテッドの28年ぶりとなる来日が決定した。7月31日(水)に浦和レッズと、8月3日(土)に横浜F・マリノスとそれぞれ対戦を予定している。
名作ユニフォームも多いニューカッスル。とりわけ1980年代と90年代は傑作の宝庫だ。
ここではその歴代ユニフォームから、来日前に見ておきたい最高の5着を厳選してご紹介したい。1988-90 ホーム
ニューカッスル・ユナイテッド 1988-90 Umbro ホーム ユニフォーム
成績面だけで言えば2部ディヴィジョン2に降格した88-89シーズンと、3位で終えて2部脱出に失敗した89-90シーズンでのユニオフォーム。良い思い出が重なるとは言い難いが、Umbro時代の傑作だ。
写真では分かりにくいが、ストライプの中にシャドーパターンを取り入れた新鮮なスタイル。シャツ自体は87-88シーズンから継続使用だったが、この88-90モデルから現在のエンブレムを使い始めたため別モデル扱いとなる。
胸ロゴ「GREENALLS(グリノールズ)」はジン(酒)ブランド。実はこのユニフォームでは、同ブランドの3種類のロゴデザインが使われていた。1995-97 ホーム
ニューカッスル・ユナイテッド 1995-97 adidas ホーム ユニフォーム
結果として15年間に及んだadidasとのパートナーシップが始まった最初のユニフォーム。日本のスポーツブランドAsicsに代わり、95-96シーズンからはドイツの巨人がサプライヤーを担当した。
3つボタンに浅めのスタンドカラー(立ち襟)が特徴的なこのユニフォームは、おそらくニューカッスルサポーターの間で最も人気の高い一着。それはデザインだけが理由ではないだろう。
95-96、96-97のどちらもプレミアリーグは2位でフィニッシュと躍進。96-97シーズンは加入1年目のアラン・シアラーが得点王を獲得した。94-95と95-96はブラックバーンで得点王となったシアラーは、2つのクラブで3季連続得点王に輝いている。1996-97 アウェイ
ニューカッスル・ユナイテッド 1996-97 adidas ホーム ユニフォーム
90年代のニューカッスルには素晴らしいアウェイユニフォームがいくつかあるが、トーンを落としたグレーに近いブルーが印象的な96-97モデルは、現在でも評価の高い一着。
肩や袖ではなく、Vネックとチェストボーダーに配したスリーストライプスが特徴的。プレミア2位、UEFAカップのベスト8入り、そしてシアラーの得点王といった要素もあり、ファンにとっては良いイメージも重なるに違いない。2003-05 ホーム
ニューカッスル・ユナイテッド 2003-05 adidas ホーム ユニフォーム
2000年代に入るとadidasは新時代を感じさせるデザインを投入する。太めのストライプと袖を黒く塗りつぶした斬新な01-03モデルは、チームの好成績に反してファンの反応はいま一つだったらしい。
この03-05モデルでは原点回帰を意識し、再びオーソドックスな白黒ストライプ柄に戻す。ただし、当時の最新テクノロジー“CLIMALITE”により、軽量化されたシャツは通気性も向上した。
胸ロゴはこのユニフォームから登場した地元の銀行「Northern Rock」。2000年代のニューカッスルを象徴するこのロゴを11-12シーズンまで付け続けた。2022-23 130周年記念
ニューカッスル・ユナイテッド 2022-23 Castore 130周年記念 ユニフォーム
1892年12月9日に誕生したクラブの創設130周年を祝う限定ユニフォーム。近年のニューカッスル傑作ユニの一つと、ユニフォームファンに好評を博している。
通常のユニフォームとは異なる仕様を施したもので、胸中央にはシルバーのモノクロームでエンブレムを刺繍。ホームタウンであるニューカッスル・アポン・タインの紋章に描かれている植物のグラフィックを、シャツ全体にあしらっている。
adidasと「20年以上契約を継続している」5つの代表チーム
品質面では多くのトラブルを抱えているCastoreだが、キットデザインは秀逸だ。クオリティさえ改善できればニューカッスルとのコンビは興味深いものになると思われた。だが、パートナーシップは23-24シーズン限りで終了が決定。24-25シーズンから14年ぶりにadidasがクラブをサポートする。