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2024年04月28日 22:49
ウェストハムの新指揮官探しが難航しているようだ。28日、イギリスメディア『ガーディアン』が伝えている。 デイヴィット・・モイーズ体制6年目となったウェストハム。今季は、アヤックスからメキシコ代表MFエドソン・アルバレスやガーナ代表MFモハメド・クドゥス、サウサンプトンから“キックの名手”ジェームズ・ウォード・プラウズらを獲得。冬の移籍市場でもマンチェスター・シティからイングランド代表MFカルヴィン・フィリップスをレンタルで獲得するなど、積極補強を敢行したものの思うような成果が見られず、4月の勝利数は「1」で、現在8位に位置している。 報道によれば、モイーズ監督とウェストハムの契約は今季終了までとなっており、契約は延長しない方針とのこと。ウェストハムは、新指揮官の最有力候補として昨季までウルヴァーハンプトンを指揮していたスペイン人のフレン・ロペテギ氏をリストアップし、長い時間接触していたものの、同氏のミラン新指揮官就任が濃厚となったことで、招へいの望みは絶たれたようだ。 また、スポルティングのルベン・アモリム監督とも交渉を行ったようだが、こちらは破談になったと報じられている。 『ガーディアン』によれば、ウェストハムは新指揮官探しを継続しているようで、現時点では、リールのパウロ・フォンセカ監督、シュツットガルトのセバスティアン・ヘーネス監督、フラムのマルコ・シウバ監督、現在フリーの元ドイツ代表指揮官ハンジ・フリック氏を候補に挙げているようだ。一方で同メディアは、元チェルシー監督のグレアム・ポッター氏を招へいする予定は今のところないと指摘している。 いずれの人物にも正式オファーは送っていないと見られているが、来季の新指揮官として誰を招へいすることになるのだろうか、注目だ。
2024年05月13日 16:54
清水エスパルスは13日、DF蓮川壮大の負傷内容についてクラブ公式サイト上で発表した。
清水のクラブ公式サイトによると、蓮川は4月20日に行われた明治安田J2リーグ第11節のベガルタ仙台戦(〇 3−2)で負傷。左大腿二頭筋肉離れと診断され、全治については負傷日から8週間を要する見込みだという。
現在25歳の蓮川は、FC東京のユース出身。明治大学卒業後、2021年にFC東京へと加入した。その後はいわてグルージャ盛岡(2022年)、ヴァンフォーレ甲府(2023年)への期限付き移籍を経て、今季は清水に期限付き移籍している。J2リーグでは、今季ここまで9試合に出場している。
清水は、J2リーグで15試合を終えて12勝1分2敗。2位のV・ファーレン長崎に勝ち点「7」差をつけて首位に立っている。
2024年05月13日 16:30
2024年5月13日、FC東京が2025年シーズンに向けて新戦力の獲得を発表。常盤亨太(明治大)の来季加入が内定した。
FC東京のアカデミー育ち(FC東京U-15深川、FC東京U-18)のMFは、19年シーズンにFC東京U-23の一員としてJ3リーグの15試合に出場して1ゴールを決めている。21年に進学した明治大での活躍を経て、“古巣復帰”を果たした。
今回の加入内定を受け、本人は以下のようにコメントしている。
「2025シーズンから東京に加入することになりました、明治大学の常盤亨太です。アカデミー時代に育てていただいた大好きなクラブでプロサッカー選手になれること、大変嬉しく思います。
サッカーの楽しさを教えていただいたレジスタFC、自分の可能性を信じて育ててくださったFC東京のアカデミー、サッカーだけでなく一人の人間として熱い指導をしていただき、高校時代には届かなかった舞台へ導いてくださった明治大学の指導者の方々、友人、そして22年間支えてくれた家族への感謝を胸にスタートラインに立ちます。
東京のために全身全霊で戦い、多くの人に勇気や活力を与えられる選手になれるよう日々精進していきますので、応援よろしくお願いいたします」
構成●サッカーダイジェストTV編集部
【PHOTO】ホーム味スタを青赤に染め上げたFC東京サポーターの声援が、飛田給の地に響き渡る!(Part1)
2024年05月13日 16:05
多くの日本人選手が所属するセルティックがこのほど今シーズンの年間表彰を行った。
授与式に11,000人を超えるファンが集まるなか、古橋亨梧が今季ベストゴール賞を受賞。また、特別賞「Legendary Goal of the Season」が中村俊輔に贈られた。 この投稿をInstagramで見る Celtic Football Club(@celticfc)がシェアした投稿
これは、この20シーズンのベストゴールを表彰するもの。
選ばれたのは、俊輔が2006-07シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ、対マンチェスター・ユナイテッド戦で決めた伝説のフリーキック。 🎯 Free-kick specialist Shunsuke Nakamura inspires Celtic against _________ #OTD in 2006!#UCL | #ThrowbackThursday | @CelticFC pic.twitter.com/dqw6jNzeip
— UEFA Champions League (@ChampionsLeague) November 21, 2019Same opponent, same outcome!
🇯🇵 Shunsuke Nakamura 🎯⚽️#UCL | @CelticFC | #ThrowbackThursday pic.twitter.com/8Y98qMo1lH
— UEFA Champions League (@ChampionsLeague) November 21, 2019
名手エドウィン・ファンデルサール相手に叩き込んだ圧巻のキックは何度見ても色あせない。
世界的名将だったユナイテッドのサー・アレックス・ファーガソン監督(当時)も「ナカムラは素晴らしいフリーキックで2点を決めた。彼の能力には敬意を表さざるをえない。セットプレーの才能は並外れている」と脱帽したほど。
中村俊輔が華麗にゴールを奪った5人の世界的守護神
なお、今季のセルティックの年間MVPには、MFマット・オライリーが選ばれている。
2024年05月13日 15:39
日本サッカー協会(JFA)は13日、来月6日に行われるミャンマー戦のテレビ放送が決定したことを発表した。
2024年05月13日 15:35
23‐24ドイツ・ブンデスリーガ2部は12日、第33節の試合が行われ、ザンクトパウリ(FC St. Pauli)は3-1でVfLオスナブリュック(VfL Osnabrueck)を下し、13年ぶりの1部昇格を決めた。
ダポ・アフォラヤン(Dapo Afolayan)の2ゴールとチーム得点王マルセル・ハルテル(Marcel Hartel)のゴールで勝利を決めたザンクトパウリは、2010-11シーズンに降格したトップリーグへの復帰を果たした。
ザンクトパウリのファビアン・ハーツラー(Fabian Huerzeler)監督は「言葉では言い表せられない。信じられないほどの支援をしてくれたサポーターに何かを返すことができた」とし、「とても安ど感があるし、われわれの栄光のシーズンに良い形で報いた」と述べた。
31歳で米国出身のハーツラー監督の下で、チームは驚異的な成長を続けている。2022年末の指揮官就任時、チームは降格圏寸前に沈んでいたものの、昨季終了時には4位に急浮上。ハーツラー監督は就任2年目にして仕事を成し遂げた。
今季1試合を残して首位に立つザンクトパウリは、前日クラブ史上初の1部昇格を決めた2位ホルシュタイン・キール(Holstein Kiel)と同等以上の結果を最終節に残せば、優勝が決まる。
また、フォルトゥナ・デュッセルドルフ(Fortuna Dusseldorf 1895)は3位が確定し、ブンデス1部16位チームとの昇格・降格プレーオフに回ることが決まった。現在同順位にはウニオン・ベルリン(1. FC Union Berlin)がつけており、プレーオフは2試合の合計スコアで争われる。
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2024年05月13日 15:32
今、欧州フットボール界では無敗記録に注目が集まっている。
今季ここまで負け知らず。何度か敗戦の危機に瀕するも、その度に土壇場の同点ゴールで引き分けに持ち込む勝負強さを発揮する。そして悲願のリーグ優勝を達成。現役時代にイングランドでもプレー経験のある指揮官は拍手喝采を浴び続けている。果たして、来季は“スコットランド2部リーグ”でどんな戦いを見せてくれるのだろうか?
何度も危機を乗り越え快挙達成
もちろん、欧州フットボール界で話題の「無敗記録」を打ち立てているのはドイツのレバークーゼンだ。59年前のベンフィカの無敗記録を抜き去り、週末のボーフム戦にも勝利して前人未到の公式戦「50試合無敗」を達成した。何度か敗戦の危機に立たされながら、終了間際に追いついて無敗をキープしてきた。そしてチームを率いるシャビ・アロンソ監督も「世界的な名将」の仲間入りを果たした。
だが、今季の欧州フットボール界には無敗で注目を集めるクラブが他にもある。それがスコットランド3部リーグで快進撃を見せたフォルカークだ。レバークーゼンよりも古い148年の歴史を誇るクラブは、これまで何度か国内トップリーグに所属してきたが、2010年にスコティッシュ・プレミアリーグから降格して以降、下部リーグで過ごしている。ここ5シーズンは3部リーグでの生活が続いていたが、今季ようやく2部への復帰を勝ち取った。それも、単に昇格を決めたわけではない。彼らは無敗でリーグ優勝を果たしたのである。
レバークーゼン同様、フォルカークだって何度も敗戦の危機を乗り越えてきた。昨年8月のコーブ・レンジャーズ戦では、第2節でいきなり敗色濃厚となったが、後半追加タイム6分に同点ゴールを奪って2-2の引き分けに持ち込んだ。貴重な同点弾を決めたFWジョーダン・アランは「勝てなかったのは残念だが、シーズン終盤にこの1ポイントが貴重になるかもしれない」と試合後に語っていた。彼は昇格争いにおける1ポイントの重要性を口にしたのだが、まさかそれが「無敗優勝」へと誘う1ポイントになるとは、誰も想像もしなかったはずだ。
5月4日に行われたリーグ戦の最終節も危うかった。既にリーグ優勝と昇格を決めていたフォルカークは、無敗優勝をかけてアロア・アスレティックをホームに迎えた。試合は2点をリードされる苦しい展開に。それでも前半終了間際に1点を返すと、初黒星が頭をよぎった85分にMFブラッド・スペンサーが同点となるPKを決めたのだ。「インビンシブルを達成する同点ゴールは夢気分だ。決まった瞬間、少し感極まったよ」と立役者が振り返ったように、今季フォルカークはカップ戦でこそ敗戦を喫したが、リーグ戦では無敗優勝を達成。5年ぶりに2部リーグ復帰を決めたのである。
指揮官は年間最優秀監督にも選出
「本当に誇らしい」と試合後に語ったのはチームを率いるジョン・マクグリン監督だ。スコットランド出身の62歳は、レバークーゼンのシャビ・アロンソ同様に現役時代にはイングランドでもプレーした。しかしリバプールでUEFAチャンピオンズリーグ優勝に貢献したスペイン人とは対照的に、マクグリンは鳴かず飛ばずのキャリアを送る。ボルトンの下部組織ではトップチームに昇格できず、スコットランドの下部リーグで数年ほどプレーした後は指導者の道を目指した。
そしてキャリアを積み重ね、ハーツを率いていた2012年にリバプールと激闘を繰り広げる。ヨーロッパリーグの予選プレーオフでブレンダン・ロジャーズ監督のリバプールを追い込むも、第2戦の88分にFWルイス・スアレスに決勝ゴールを奪われて涙を呑んだのである。それから4年後、2人はセルティックで手を組むことに。ロジャーズが指揮官を務め、マクグリンは相手チームを分析するスタッフとして2016-17シーズンに無敗でのリーグ優勝を含む国内3冠に貢献するのだった。
あれから7年、マクグリンは3部リーグとはいえ自分でも無敗優勝を達成するのだった。「キャリア最高の功績になった。ブレンダン(ロジャーズ監督)もリーグ優勝が決まった時に連絡をくれたんだ」とマクグリン監督は今季を振り返った。「無敗優勝は一生忘れられないことだろうね。30年後、私が土に埋められた後、選手たちは集まって同窓会を開くはずさ。そして、そういったイベントを利用してクラブは金儲けできるだろうね!」
今季マクグリンが達成したのは「無敗優勝」だけではない。スコットランドで監督を務める指揮官たちの投票によって決まる「PFAスコットランド年間最優秀監督」にも選ばれたのである。FW古橋亨梧、FW前田大然、MF旗手怜央といった日本代表を率いてトップリーグ優勝目前のセルティックのロジャーズ監督や彼らの宿敵レンジャーズのフィリップ・クレマン監督ではなく、3部クラブの指揮官が選出される異例の事態となったのである。
Photo: Getty Images
2024年05月13日 15:30
いまだ色褪せない伝説的なゴラッソだ。
セルティックが公式Xで、過去20シーズンのベストゴールを発表。2006-07シーズンのチャンピオンズリーグで、中村俊輔がセルティック・パークでのマンチェスター・ユナイテッド戦で決めた直接FK弾が選ばれた。
敵地でのユナイテッド戦でFKを沈めていた稀代のレフティは、ホームでも再び、名手エドウィン・ファン・デルサールが守るゴールを打ち破ってみせた。
【動画】シュンスケ・ナカムラ、伝説のFK弾&受賞コメント。レンジャーズ戦のスーパーショットも
今回の受賞を受け、俊輔はクラブを通じて「大変光栄に思います。ありがとうございます」と感謝を伝え、「セルティックで過ごした4年間は、私のサッカー人生に多くのものをもたらしてくれました。またいつの日か、セルティック・パークに行きたいです」とコメントした。
なお、ファンが投票するレジェンダリー・プレーヤー・オブ・ザ・イヤー賞はスコット・ブラウン、真のセルティックレジェンドを称える優秀貢献賞にはヘンリク・ラーションが選ばれた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月13日 15:14
FC東京は13日、明治大学に所属するMF常盤亨太の来季加入内定を発表した。
2024年05月13日 15:07
Jリーグは5月13日、公式YouTubeチャンネルで「【まとめ】東京ヴェルディの2024劇的シーンをイッキ見!」を公開した。
16年ぶりにJ1に復帰した東京Vは現在、3勝8分2敗の勝点17位で11位につけている。試合終盤にスコアが動くゲームが多く、ここまでの13試合中9試合で85分以降に“ドラマ”が生まれている。
アップロードされた動画には、第1節・横浜戦(1−2)の90+3分に喫した失点、12節・磐田戦(3−2)の90+9分に木村勇大が決めた決勝弾、13節・鹿島戦(3−3)の90+3分に見木友哉がゲットした同点弾などが収められている。
【動画】ヴェルディの2024劇的シーン
この投稿のコメント欄には、以下のような声が寄せられた。
「もぅ応援しているサポも訳分からんです(笑)」
「リーグこの段階の劇的シーンで8分動画作れるのが凄い」
「良くも悪くも、ヴェルディが注目されて嬉しいです」
「アディショナルタイムはヴェルディタイムw」
「数年分ならまだしも、ほぼ毎試合こんな事起こってんのかよ...笑」
「初めはアディショナルタイムで失点してたけど、最近は得点出来るようになった。今後面白い存在になりそう」
「まだまだ苦しい闘いは続くけど、全緑で共に闘うぞ!」
「エンタメとしては最高のチームだな」
「追いつく力あるね」
「流石に劇場は心臓に悪い」
激闘を繰り返す東京ヴェルディの戦いぶりが、反響を呼んでいる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月13日 14:56
チェルシーに所属するイングランド代表DFリース・ジェームズが復帰した喜びを語った。12日、クラブ公式サイトが伝えている。
現在24歳のR・ジェームズは6歳からチェルシーに所属する下部組織出身選手で、今シーズンからはキャプテンを務めている。しかし、今季開幕戦で負傷すると、昨年10月下旬に復帰したものの、再びハムストリングの問題で離脱。昨シーズンからケガを繰り返している状況から手術を実施していた。
慎重に調整を続けてきたことから、予定よりは長く離脱していたものの、11日に行われたプレミアリーグ第37節のノッティンガム・フォレスト戦に79分から途中出場して復帰を果たすと、直後の82分には決勝点となったニコラス・ジャクソンのゴールを早速アシストして3−2での勝利に大きく貢献した。
2024年に入って待望の初出場を果たしたR・ジェームズは試合後、「またあの場所に戻ってくることができて本当に良かったよ!」と喜びを口にした。
「最後にプレーしてから、5カ月が経った。ずっと復帰を待っていたので、今日復帰してチームに貢献できて嬉しいよ。実は今日が今年初めてのプレーだった。シーズンが終わる前にいい状態に戻って復帰して、チームを助けたいと思っていたので、今日それができて良かった」
「このステージに戻るまでのプロセスは長かった。当初は3カ月ほどの離脱になるだろうと考えていたけど、最終的に5カ月近く離脱することになるということを頭の中で処理するのが本当に難しかった。僕にとっては長い日々だったけど、それもプロセスの一部だ。今は再びフィットしてチームを助けることができて本当に嬉しいよ」
【ハイライト動画】ノッティンガム・フォレストvsチェルシー
2024年05月13日 14:39
12日、プリメーラ・フェデラシオン(スペイン3部相当)・グループ1第36節バルセロナBに勝利したデポルティーボが、同リーグ優勝およびセグンダ昇格を確定させた。
ガリシアの名門が、復権への第一歩を踏み出した。12日に行われたプリメーラ・フェデラシオン・グループ1第36節で2位バルセロナBと対戦した首位デポルティーボ。31,833人が集結した本拠地『エスタディオ・デ・リアソール』で行われた試合はスコアレスのまま迎えた57分、ボックス手前正面でフリーキックを獲得した。キッカーは、FWルーカス・ペレスだ。2022年末、当時所属していたカディスから、契約解除金の半分にあたる約50万ユーロ(約8300万円)を自腹で支払い、2つ下のカテゴリーで足掻く古巣に復帰。そんなエピソードを持つ“漢”の左足から放たれたボールはゴール右下隅に突き刺さった。デポルティーボはこの1点を守り切り、残り2試合で両クラブの勝ち点差が『7』に。プリメーラ・フェデラシオン優勝、そして、3部リーグに在籍した1757日の果てに、5シーズンぶりのセグンダ復帰が決まった。
スペイン北西部ガリシア州に本拠を構えるクラブは、2000年代初頭に“スーペル・デポル”の異名で黄金期を迎えた。ハビエル・イルレタ監督の下、マウロ・シルバやフラン、フアン・カルロス・バレロンらを擁したチームは1999−00シーズンから2003−04シーズンまでの5年間で、ラ・リーガとコパ・デル・レイをともに1度ずつ優勝した他、リーグ戦では3位以上の成績を収め続けた。極め付けは、2003−04シーズンのチャンピオンズリーグだ。クラブ史上初のベスト4進出を決めた準々決勝ミラン戦は、ファーストレグの1−4の大敗からセカンドレグで2戦合計スコアを5−4(セカンドレグのスコアは4−0)にひっくり返し、同大会史に刻まれた伝説的な試合となった。しかしその後は主力選手の高齢化や戦術のマンネリ化、さらには財政状況の悪化で衰退。2017−18シーズンを最後にラ・リーガから遠ざかると、元日本代表MF柴崎岳(鹿島アントラーズ)が在籍した2019−20シーズンには3部に降格。かつてスペイン、欧州を席巻した“スーペル・デポル”は見る影も無くなっていた。
今シーズンはリーグ戦30試合に出場し12得点17アシストを記録しているルーカス・ペレス。試合後、地位やお金を捨てて、最愛のクラブに対する恩返しを果たした殊勲の35歳は「僕が戻ってきた時、みんなクレイジーだと言ったよ。彼らは、僕にとってのデポルティーボが何なのかを理解していなかったんだ」としつつ、「生まれ故郷の街とデポルティーボ、そして家族や友人たちに、かつて僕の頭の中から離れなかったものを返せた気がする」とこの美しすぎる物語を振り返った。
名門復権の狼煙が上がった。来シーズンから身を置くセグンダを経て、ラ・リーガ、そして欧州コンペティションにデポルティーボが戻ってくることを願うばかりだ。
【動画】昇格決定直後の歓喜のデポルティーボ
Vamooooos! 💙#AquíComezaOutraHistoria #RenacemosXuntos pic.twitter.com/5PSQacfPbH— RC Deportivo (@RCDeportivo) May 12, 2024
2024年05月13日 14:00
現地時間5月12日に開催されたブンデスリーガの第33節で、浅野拓磨が所属するボーフムは、すでに優勝を決めているレバークーゼンとホームで対戦。
2024年05月13日 13:43
元日本代表DFの中澤佑二氏が5月13日、TBS系列で放送されたサッカー専門番組「KICK OFF! J」に出演。11日に行なわれたJ1第13節のFC東京戦(3−3)で、約30メートルのロングシュートを決めた柏レイソルのDF犬飼智也について語った。
犬飼は1−3で迎えた46分、敵陣中央でパスを受けると、迷わず右足を振り抜く。強烈な一撃をゴール左隅に叩き込んでみせた。
【動画】レイソル犬飼智也の超絶ロングシュート弾!
このスーパーゴールを、中澤氏は「全てがパーフェクトだった」と語る。
「横パスをもらう前から、たぶん彼は考えていましたね。打つと。1回ボールを止めて、押し出して蹴る。練習を相当積んでいるんじゃないかというぐらい、非常に練習通りだったのではないか。きれいにボールに力が加わっていました」
そして「狙うという意識を持っているのがさすがですよね」とコメント。圧巻のゴラッソを称賛した。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月13日 13:38
23-24フランス・リーグ1は12日、第33節の試合が行われ、ASモナコ(AS Monaco)は2-0でモンペリエ(Montpellier HSC)を下して2位が確定し、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2024-25)出場権を獲得した。
アウェーのモナコは、カズム・ワタラ(Kassoum Ouattara)が52分に先制点を決めると、65分にユスフ・フォファナ(Youssouf Fofana)が追加点を挙げた。
リール(Lille OSC)はナント(FC Nantes)に2-1で勝利し、スタッド・ブレスト(Stade Brestois 29)を得失点差で抜いて3位に浮上した。
リーグ1は上位3チームが来季チャンピオンズリーグの自動出場権を手にし、4位のチームは予選からの参加となる。
最下位クレルモン・フット・オーヴェルニュ63(Clermont Foot Auvergne 63)はオリンピック・リヨン(Olympique Lyon)に0-1で敗れ、降格が決まった。
17位ロリアン(FC Lorient)もオリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)に1-3で敗戦。これで16位メッス(FC Metz)に残り1試合で勝ち点3差をつけられ、さらに得失点差でも劣っており、降格が決定的となっている。
メッスも1-2でストラスブール(Strasbourg)に敗れ、残留を目指してリーグ2のチームとのプレーオフに進むことが濃厚となっている。
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2024年05月13日 13:36
アーセナルが、クラブ史上最多のプレミアリーグ勝利数を記録した。
プレミアリーグ第37節が12日に行われ、アーセナルは敵地でマンチェスター・ユナイテッドと対戦。20分にカイ・ハフェルツの折り返しをレアンドロ・トロサールが押し込んで先制すると、この1点を最後まで守り切り、1−0で勝利を収め、暫定首位に返り咲いている。
この結果、今シーズンのリーグ戦勝利数が「27」となったアーセナル。データサイト『OPTA』によると、プレミアリーグの1シーズンで27勝を記録したのはクラブ歴代最多記録に。なお、プレミアリーグ設立以前まで遡ると、1970−71シーズン(29勝)以来の最多勝利数になっているようだ。
38試合制になって以降、1シーズンでのリーグ戦最多勝利記録を樹立したことにミケル・アルテタ監督はクラブ公式サイトで以下のように喜びを語っている。
「これは歴史に残るだろうし、私たちがやっていることは選手たちとスタッフによる大きな功績だろう。長い歴史を持っている私たちがそれを実現したということは、クオリティーによる部分も大きいが、このチームの決意とメンタリティ、そして彼らがどれだけ勝ちたいか、その結果を得るためにどれだけの努力を惜しまないかにもよるものだ」
1試合未消化となっている2位マンチェスター・シティとの勝ち点差は「1」となっているものの、暫定首位に立っているアーセナル。2003−04シーズン以来、20年ぶりの優勝をかけて、19日に行われる最終節ではホームでエヴァートンと対戦する。
【ハイライト動画】マンチェスター・ユナイテッドvsアーセナル