2024年04月28日 17:18
「RIZIN.46」(29日、有明アリーナ) 前日計量が都内で行われ、出場する全20選手がパスした。 3対3日韓対抗戦では、中堅戦の神龍誠とイ・ジョンヒョンが一触即発。フェイスオフの際にイが両手で神龍の胸を突いて突き飛ばし、「神龍は本当に実力のある素晴らしい選手だと思っているが、明日は違う。僕に勝つことはできない。明日は僕が圧倒的に勝ってみせる。明日、泣かないように気をつけてくださいね」と挑発した。 神龍は「楽しいっすね。おいクソガキ!俺にケンカ売ったらお前、明日死ぬよ。ボコボコにすっからみとけ」と笑顔で返し、イの求めた握手を拒否。イは中指を立ててやり返した。 殺伐とした空気を和ませたのは大将戦で中島太一と対戦するキム・スーチョルで「中島選手、明日は地獄でお会いしましょう」と日本語であいさつ。さらに「私は下戸なんですが、他の2人はとてもよく酒を飲むので、彼らにぜひともおいしいお酒をおごってあげたい。勝ったチームにボーナスを出していただけませんか?」と榊原信行CEOにおねだり。 榊原氏は「勝ったら祝賀会もしたいと思うので、個人的に僕がボーナスを出します。このあと銀行に行って、お金を下ろしてきます」と、ポケットマネーで勝利チームにボーナスを出すことを約束していた。
2024年05月12日 20:27
全日本プロレス12日の横浜BUNTAI大会で、世界ジュニアヘビー級王者のライジングHAYATO(25)がカズ・ハヤシ(50)を下しV2に成功した。
序盤、HAYATOは場外のカズにプランチャを仕掛けるもかわされて顔面を鉄柵に打ち付けてしまうなど、挑戦者の老かいなテクニックに翻ろうされる。さらにシド・ヴィシャス(トップロープからのムーンサルトアタック)にヒザを立てられるなどピンチが続いた。しかし持ち味の空中殺法で徐々にペースを取り戻すことに成功。最後は人でなしドライバーでマットに突き刺してからシド・ヴィシャスをズバリ決め3カウントを奪った。
試合後、HAYATOは「苦しかったけど、勝ったよ」とつぶやくように話す。さらに「さすが世界ジュニアの最多防衛記録を持っているだけある。ホント、カズ・ハヤシってすごい男だよ。あの持っている物を盗ませてもらう。教わるのはかっこ悪いからね」と相手へのリスペクトを表明。そんな難敵を下して「世界ジュニアのイメージ、伝統、歴史、俺が全部、1回ぶち壊させてもらうよ。なぜかそう思ったんだ。壊して、壊して、壊し尽くした先に何か新しい光があるんじゃないかって、思ったんだ」と決意を新たにした。
一方、掲げていた「ベルトと共に引退」とならなかったカズだが「出し切った…」と充実の表情。王者への感謝を口にするとともに「今までのプロレス人生、今日まで全く悔いがないし最高のプロレス人生を送っていると思います。だからこうしてまた世界ジュニアをかけてHAYATO選手とできたし。まだ(7月1日の引退まで)1か月半ありますんでね。僕の残っている試合全てでまた見たくなるような試合をしていきます」と語気を強めた。
2024年05月12日 20:21
全日本プロレスの春の祭典「チャンピオン・カーニバル2024(CC)」の優勝決定戦(12日、横浜BUNTAI)で、エースの宮原健斗(35)が最凶双子の兄斉藤ジュン(37)に勝って5年ぶり2度目の優勝を果たした。
Aブロックを1位通過した宮原は、Bブロック1位のジュンと激闘を展開。序盤の場外戦では観客から応援タオルを拝借したジュンに首絞め攻撃を受けるなど苦しめられる。それでもエプロンの攻防で相手の巨体をリフトしてパイルドライバーで突き刺し、串刺し式のブラックアウト(ヒザ蹴り)を放つなど応戦した。
試合は中盤から一進一退の攻防となる。宮原が投げっ放しジャーマンからブラックアウトを放てばジュンにチョークスラム、ジャックハマーを返されるなど文字通りの消耗戦を展開した。さらにジュンからおきて破りの逆ブラックアウトや張り手、さらにサイコブレイクとたたみかけられてKO寸前まで追い込まれる。それでも持ち前のタフネスで粘ると、一瞬のスキを突いてランニング式のブラックアウトでジュンの動きを止めることに成功。直後のシャットダウンスープレックスホールドはカウント2で返されたが、その後バックの取り合いから再び同じ技でぶん投げて歓喜の3カウントを聞いた。
試合後、マイクを持った宮原は「格の違いを見たか!」と雄たけび。速攻で観客から「ギリギリだっただろ!」と突っ込まれると「そうだ。ギリギリだ。それでも勝てたのはみんな応援してくれたおかげだ。2019年以来2度目の優勝だ。どうだ。俺にはやっぱり、光り輝くものが似合うだろ!」と叫んで拍手を浴びる。続いて「安齊勇馬。何を偉そうに解説なんかしやがってコラ。俺の試合の解説をするなんて、20年早いわ。3冠チャンピオン、上がって来いよ」と放送席にいた3冠ヘビー級王者の安齊にリングに上がるよう促す。そして「俺の持つ最年少記録をのうのうと破りやがって…。チャンピオンには条件がいくつかある。見栄えがプロレスラーらしいこと、ルックスがいいこと。そしてもう一つあるんだ。ベルトが似合わなきゃいけない。お前にはまだ早いな。全国のファンはお前を応援しているだろう、優しいからな。ただしスーパーシューターは優しくないんだよ。当たり前に巻かれちゃ困るんだよ。新時代? 叩き潰したろか、コラ」と宣戦布告だ。
これに安齊からは「チャンピオンの条件、見栄えがプロレスラーらしいこと、そしてルックスがいいこと…。そこは圧勝だな。ベルトが似合わないなら、アナタに勝って一番ふさわしい男になります」と粋な言葉で受諾され、宮原は早速29日の東京・後楽園ホール大会を挑戦の日に指定する。さらに「新時代? プロレス界にとってとてもいいことだ。ただ俺はプロレスの団体なんて超越しているからな。日本プロレス界、まだまだ俺がやらなきゃいけないことがあるだろ! 明日からCC覇者として生きていく。以上だ」とぶち上げた。
2024年05月12日 20:05
「プロレス・全日本」(12日、横浜BUNTAI)
1973年にスタートした、シングル最強を決める春の本場所「チャンピオン・カーニバル」の優勝決定戦が行われ、Aブロック1位の宮原健斗(35)がBブロック1位の斉藤ジュン(37)を27分15秒、シャットダウンスープレックスホールドで沈め、2019年以来5年ぶりの優勝を飾った。
ジュンの必殺技サイコブレイクをカウント2で返した宮原は、ブラックアウトでカウント2を奪うと25分過ぎ、完璧なシャットダウンスープレックスホールドでジュンの巨体を投げるが、カウント2で返される。宮原はシャットダウンスープレックスホールド、ジュンはサイコブレイクを狙うが、バックに回った宮原がこの日2度目のシャットダウンスープレックスホールドで投げきり、3カウントを奪った。
宮原は「何が足りないんだ?おまえだよ、安齊勇馬!俺の試合の解説なんて20年早いわ!上がって来いよ!」と、解説席の3冠ヘビー級王者・安齊勇馬(24)を呼び込み、「チャンピオンの条件はいくつかある。プロレスラーらしいこと、ルックスがいいこと、ベルトが似合わなきゃいけないこと。おまえにはまだ早いな!スーパースターはそんなに甘くないんだよ!新時代?たたきつぶしてやるわ!」と挑戦表明した。
安齊も「プロレスラーらしいこと、ルックスがいいこと、そこは圧勝だな!あなたに勝ってベルトが一番似合う男になってみせます」と受諾。宮原は「おまえとは前哨戦はいらない。5月29日、後楽園ホールだ!チャンピオンロード、お疲れさん!」と、決戦場を指定した。
宮原はバックステージで優勝の大トロフィーにキスして喜びを表現すると、改めて安齊に「おまえがプレッシャーにつぶされる必要はない。俺に任せろ。おまえは間違いなく何十年に1人だ。でも俺は彼にのうのうと任せる気はないな。俺はのうのうと譲る気はこれっぽっちもないからな。マジでたたきつぶすよ!未来なんて俺がいるうちはおまえにはやって来ないぞ!」と通告した。
セミファイナルでは王者のライジングHAYATO(25)に、7月引退を表明している古豪カズ・ハヤシ(50)が挑戦した世界ジュニアヘビー級選手権試合が行われ、HAYATOがこの日、一度は両膝を立てて防がれたシド・ヴィシャス(トップロープに飛び乗ってのライオンサルト)で13分52秒、フォール勝ちした。
HAYATOは「苦しかったけど勝ったよ。ほんの少し俺の世界ジュニアへの気持ちが強かっただけ」と謙虚に語り、「カズ・ハヤシは本当にすごい男だよ。持ってる本当にすごいものを盗ませてもらうよ」と、カズを称賛。「世界ジュニアのイメージ、伝統、歴史を俺が全部、一回ぶち壊させてもらうよ。ぶち壊した先に何か光があるんじゃないかと思った」と、今後の展望を語った。
カズは「死んじゃう。もう出し切った」と息を切らせ、「僕は今日までのプロレス人生に全く悔いはないし、最高のプロレス人生を送っている。次につながるような試合、また見たくなる試合は引退試合まで続きます」と誇り高く述べた。
休憩前には身長1メートル92センチ、体重145キロの斉藤レイ(37)と2メートル、110キロの綾部蓮(27)の超大型日本人シングル対決が実現。果てしないレイのチョップと綾部のエルボーの打ち合いから綾部がドロップキック、ボディースラムとたたみ込んだが、ブレーンバスターを堪えたレイが張り手の連打で綾部をダウンさせ、アイスバインで11分41秒、3カウントを奪った。
レイは「デカいだけあって、エルボー効いたな。綾部、バチバチ楽しかったぜ。まだまだお互いこんなもんじゃないだろう。次も2メートルのおまえと熱い戦いをできるのを期待してるぜ」と振り返ると、ベイスターズのビールをグビリ。
4月入団の綾部は「斉藤レイと1対1でバチバチにやり合ったのは最高に楽しかった。4月から入団して、こういうデカい相手とバチバチやり合えるのは楽しくてしょうがない。最高すぎる、全日本、そしてチャンピオン・カーニバル」と初のチャンピオン・カーニバルを総括した。
「このチャンピオン・カーニバルで綾部蓮はどれだけ強くなってしまったんだろう。ここからはプロレスを楽しんで楽しんで、結果も残すよ。狙ってるものはたくさんあるからな」と、ステップアップを宣言した。
2024年05月12日 20:00
新日本プロレス11日(日本時間12日)の米国・カリフォルニア大会で、海野翔太(27)はIWGP世界ヘビー級王者ジョン・モクスリー(38=AEW)に敗れ、ベルト奪取はならなかった。
2024年05月12日 19:50
女子プロレス新団体「マリーゴールド」が12日、神奈川県内での強化合宿を打ち上げた。
20日に東京・後楽園ホールで行われる旗揚げ戦に向け、ジュリア、林下詩美、MIRAI、桜井麻衣、ビクトリア弓月、石川奈青、青野未来、松井珠紗、翔月なつみ、後藤智香、CHIAKI、練習生の南小桃が1泊2日の合宿に参加。
11日は海岸でジュリア考案のチーム対抗8番勝負「マリンゴールド」を開催し、互いの力を確かめ合った。夜は宴会で語り合い、最後はあいみょんの代表曲「マリーゴールド」を全員で合唱して初日を終えた。
2日目は近隣の公園に移動し、階段ダッシュを何往復も敢行。次に傾斜のある坂を手押し車で下り、腕立て伏せを100回行った。さらに肩車した状態で公園内を何周も歩き回った選手たちは疲労困ぱいに。特訓後はバーベキューで交流を深めた。
合宿を終え取材に応じた青野は「来る前までは『地獄の特訓』とか言われて不安もありましたけど、昨日は夜中の3時までみんなでトランプをしながらお話しして、人間性も知ることができました」と振り返った。
旗揚げ戦で対戦する石川には初日の相撲対決で敗れ、悔しい思いをしたそうで「がぜん、燃えましたね。今まで石川に何も負けたことがなかったので、めっちゃ悔しい。試合でやり返します」と闘志を燃やした。
また、今合宿の音頭を取ったジュリアは「今までの私は『別にみんなと仲良くしなくてもいい』と思っていた。でも、ここに集まったみんなは同じ方向を向いている同志だから、団結するためにみんなともっとたくさんコミュニケーションが必要だなって。今回でみんなの気持ちがグッと近づいて、旗揚げに向けてより団結できたと思う」と達成感に満ちた表情を浮かべた。
合宿を通して元スターダム、元アクトレスガールズの選手が一致団結。バーベキューではCHIAKIとビールで乾杯し、後藤にピザを食べさせるなど仲むつまじい姿を見せたジュリアは「夜中まで話したり、一緒に運動して意外な一面を知れたり。みんなのことを深く知れたからこそ、これから一人ひとりとシングルマッチで戦いたいと思っちゃったよね!」とニヤリと笑った。
最後は「今は夢と希望しかないよ! アリベデルチ。またな!」と元気よく車に乗り込み、東京方面に向かった。
2024年05月12日 19:27
◆全日本プロレス「チャンピオン・カーニバル2024 優勝決定戦」(12日、横浜BUNTAI)観衆2530
全日本プロレスの「チャンピオン・カーニバル2024」優勝決定戦が12日、横浜BUNTAIで行われ、Aブロック1位の宮原健斗とBブロック1位の斉藤ジュンとの対決は、27分15秒、シャットダウン・スープレックスホールドで宮原がジュンを破り5年ぶりに2度目のCC制覇を達成した。
今年の「CC」は、全16選手がA、B両ブロックに8選手が分かれて4・18後楽園で開幕。Bブロックは5・4三条大会で勝ち点8で並んだ諏訪魔を破りジュンが勝利し初の優勝戦進出を決定。Aブロックは、5・6後楽園ホール大会で宮原が勝ち点10で並んだデイビーボーイ・スミスJr.との直接対決を制し、2019年大会以来、5年ぶり2度目の優勝へ王手をかけた。
試合は、立ち上がりこそ両者が探り合いの展開も場外戦で宮原が強烈な頭突きの連打で攻勢に出るとジュンも観客のタオルを奪い取り首絞めで逆襲した。
乱戦状態で10分が経過。ジュンのビッグ・ブーツに宮原がドロップキックで苦境を打破。さらにエプロンでのパイルドライバーでジュンを場外へたたき落とした。辛うじてリングへ帰還したジュンと宮原は顔面へ壮絶なエルボー合戦。ジュンが胸板へのエルボーでダウンを奪ったが宮原は立ち上がりブレーンバスターで投げ捨てた。
ここでジュンもすぐに立ち上がり逆襲し両者ダウン。先に復活したジュンは、雪崩式ブレーンバスターでマットへ叩きつけた。20分が経過し相手のエルボーをよけた宮原が投げっぱなしジャーマン。ジュンもチョークスラムで返し展開が急加速。ブレーンバスターでトドメを狙ったが首固めで切り替えされる。
再び決めたジュンのブレーンバスターはカウント2。館内のボルテージが最高潮に達する中、ジュンが背後から投げを仕掛けるがブラックアウトで応戦。それでもジュンが張り手の連打で逆転する。めまぐるしい展開はチョークスラムでジュンが追い込むがカウント2。観客が足踏みで興奮する中、宮原がブラックアウトでカウント2。25分が経過し、宮原はシャットダウンスープレックスを決めるもカウント2・9でジュンが返す。
両者のコールが交錯する白熱の一戦。再び宮原がシャットダウンスープレックスを狙う。これを一度はジュンが切り返したが、トドメのシャットダウンで宮原はついに3カウントを奪った。試合時間は27分15秒。宮原が5年ぶり2度目のCC制覇を達成した。
大きな「健斗コール」の中、大トロフィーを抱いた宮原は「格の違いをみたか!」と胸を張ったが客席から「ギリギリだぞ!」と声がかかると「そうだ、ギリギリだ」とうなづき「それもこれもみんなが応援してくれたおかげだ。ありがとう!」と感謝した。
さらに客席へ「何が足りないんだよ?」と問いかけると「お前だろ?安齊勇馬!」と放送席で解説した三冠ヘビー級王者・安齊勇馬を挑発した。ここで安齊がリングイン。にらみ合った王者に宮原は「新時代?叩き潰してやるぞ、コラ!」と挑戦を表明した。これを受けた安齊は「あなたに勝って一番ベルトが似合う男になってみせます」と受諾した。
宮原は「お前とは前哨戦なんていらねぇ。5月29日、後楽園ホールだ!チャンピオンロードお疲れさん」と5・29後楽園ホールでの挑戦を決めると王者は「5月29日。お前に勝って俺のチャンピオンロードだ」と受け止め、両者のタイトルマッチが確定した。
◆5・12横浜BUNTAI全成績
▼オープニングマッチ タッグマッチ30分1本勝負
〇田村男児、MUSASHI(7分53秒、ラ・マヒストラル)アンディ・ウー●、吉岡世起
▼第2試合 タッグマッチ 30分1本勝負
〇ハートリー・ジャクソン、ロード・クルー(10分51秒、デスバレーボム↓片エビ固め)大森北斗●、羆嵐
▼第3試合 結成!シン平成維震軍!スペシャル6人タッグマッチ 30分1本勝負
〇青柳優馬、越中詩郎、AKIRA(9分03秒、ダイビングエルボードロップ↓片エビ固め)芦野祥太郎、黒潮TOKYOジャパン●、立花誠吾
▼第4試合 After Champion Carnival シングルマッチ 30分1本勝負
〇斉藤レイ(11分41秒、アイスバイン↓片エビ固め)綾部蓮●
▼第5試合 スペシャルタッグマッチ 30分1本勝負
〇諏訪魔、鈴木秀樹(12分27秒、万力スリーパー)船木誠勝、河野真幸●
▼第6試合 After Champion Carnival スペシャルタッグマッチ 30分1本勝負
安齊勇馬、〇本田竜輝(13分33秒、ラリアット↓片エビ固め)デイビーボーイ・スミスJr.、サイラス●
▼世界ジュニアヘビー級選手権試合 60分1本勝負 60分1本勝負
〇王者・ライジングHAYATO(13分52秒、シドヴィシャス↓片エビ固め)挑戦者・カズ・ハヤシ●
▼メインイベント チャンピオン・カーニバル2024優勝決定戦 時間無制限1本勝負
〇宮原健斗(27分15秒、シャットダウン・スープレックスホールド)斉藤ジュン●
2024年05月12日 17:57
全日本プロレスは29日の東京・後楽園ホール大会にNWA世界ヘビー級王者のEC3(41)が参戦し、タイトル戦を行うことを発表した。
EC3は2002年にデビューし、WWEやTNAなど米マットで活躍。現在はNWAでトップに君臨している。誰がそのベルトに挑戦することになるか、注目だ。
また入場無料の能登チャリティー大会「ALL JAPAN FOR ONE」を6月10日に石川・七尾市田鶴浜体育館で開催することも発表。能登半島に位置する七尾市は今年1月に発生した能登半島地震で震度6強を記録し大きな被害を受けた。被災地でのチャリティーイベントについてはエースの宮原健斗も「やっぱりプロレスでしかできないことっていうところで。プロレス界も動いてますけど、全日本プロレスも行動を起こさなきゃいけないと思います」と話していた。
2024年05月12日 17:46
女子プロレス「スターダム」の「クイーンズ・クエスト(QQ)」に所属するAZM(21)と天咲光由(22)が、またもタイトル取りに失敗した。
2024年05月12日 17:41
◆全日本プロレス「チャンピオン・カーニバル2024 優勝決定戦」(12日、横浜BUNTAI)
全日本プロレスは12日、横浜BUNTAIで「チャンピオン・カーニバル2024」優勝決定戦を開催した。
第4試合後に8月24日に後楽園ホールで越中詩郎のデビュー45周年記念大会を開催することを発表した。
越中は、1978年に全日本プロレスに入門。翌79年3月5日に千葉・館山市民センターで園田一治(ハル薗田=故人)とデビュー戦を行い以来、新日本プロレス、WJなどを渡り歩き、高田延彦戦など幾多の名勝負をリングに刻み65歳の現在も第一線で戦い続けている。
この日の横浜大会ではAKIRA、青柳優馬と「シン平成維震軍」を結成し芦野祥太郎、黒潮TOKYOジャパン、立花誠吾と対戦。必殺のヒップアタックを連打し黒潮をフォールした青柳の勝利をアシストしていた。
デビューした全日本での45周年記念大会。対戦カードなど詳細は今後、発表となる。
2024年05月12日 17:31
◆全日本プロレス「チャンピオン・カーニバル2024 優勝決定戦」(12日、横浜BUNTAI)
全日本プロレスは12日、横浜BUNTAIで「チャンピオン・カーニバル2024」優勝決定戦を開催した。
第4試合後に能登半島地震の被災者支援を目的で6月10日に石川・七尾市田鶴浜体育館で入場無料の「能登チャリティー大会〜ALL JAPAN FOR ONE〜」を開催することを発表した。
大会の詳細は後日、発表となる。
2024年05月12日 17:03
新日本プロレス11日(日本時間12日)の米国・カリフォルニア大会でAEWのヤングバックス(マシュー&ニコラス・ジャクソン)が電撃登場した。
この日のセミファイナルではSTRONG無差別級王者のエディ・キングストンがゲイブ・キッドとのV13戦に出場。ノーロープ・ラストマン・スタンディングマッチで壮絶な死闘の末に敗れ、ベルトを手放した。
ゲイブが退場した後のリングにグロッギー状態のキングストンだけが残されると、この日の大会に「ハウス・オブ・トーチャー」の一員として出場していたジャック・ペリーが登場。さらにその直後にAEWのリングで「ジ・エリート」としてペリーと共闘関係にあるヤングバックスも姿を現すと、場内は騒然となった。
ヤングバックスとペリーはAEWの次回PPV「Double or Nothing」(26日=日本時間27日、ネバダ州ラスベガス)でオカダ・カズチカと組んで、ダックス・ハーウッド、キャッシュ・ウィーラー、ブライアン・ダニエルソン、そしてキングストン組と4対4ノールールマッチ「アナーキー・イン・ジ・アリーナ」を控えている。
地元・カリフォルニアのリングに立ったニコラスは「新日本とAEWの関係が大好きだ。2つのショーでコイツのケツを蹴り上げる機会を与えてくれたからな。6月30日は両団体が一緒になって素晴らしいショー『Forbidden Door』(ニューヨーク)をやるんだ。まずは2週間後のPPVでお前のケツを蹴り倒してやるよ」とキングストンを挑発。EVPトリガーでKOすると、マシューが「オンタリオ、カリフォルニア。俺たちは死ぬほどお前らが大好きだぜ。でももう戻ってくることはないな。ハッキリ言って俺たちのレベルじゃないからさ」と言い残し会場を後にした。
なおオカダはこの日の「AEW COLLISION」に登場し15日(日本時間16日)の「AEW DYNAMITE」でダックス・ハーウッドとの対戦が決まった。
2024年05月12日 16:50
女子プロレス「スターダム」の妃南(17)が、12日の後楽園ホール大会で約4か月ぶりに復帰した。
2024年05月12日 16:48
「プロレス・新日本」(11日、オンタリオ)
ビッグマッチ「Resurgence」が開催され、六大タイトルマッチが行われた。
メインイベントのIWGP世界ヘビー級選手権試合は、王者ジョン・モクスリーが弟子の海野翔太の挑戦を退け、3度目の防衛に成功した。
モクスリーはこの試合を“最終試験”と位置づけており、海野は場外の机上のモクスリーにコーナー最上段からダイビングエルボードロップを落とし、雪崩式デスライダーや旋回式デスライダー、ブレイズブレイドなどで師匠を追い込むが、最後はモクスリーがカーブ・ストンプからのデスライダー。34分18秒、片エビ固めで弟子の野望を粉砕した。
師弟が座礼をかわしていたところに、ハウス・オブ・トーチャーのEVILと成田蓮が乱入。EVILは英語で「俺こそがリアルチャンピオンだ!だから次の挑戦者はおまえだ!」と挑戦を要求し、世界ヘビー級のベルトをスプレーで黒く塗りつぶした。
この他のタイトルマッチでは、ストロング無差別級タッグ選手権試合は前王者のヒクレオ、エル・ファンタズモ組が現王者のマイキー・ニコルス、シェイン・ヘイスト組に挑戦。G.o.Dがスーパーサンダーキス’86でヘイストを沈め、王座を奪回した。
ストロング女子王者のステファニー・バッケルはアレックス・ウィンザーの挑戦を受け、パッケージドライバー式バックブリーカーで2度目の防衛に成功した。
NJPW WORLD認定TV王者のジェフ・コブは初防衛戦でランス・アーチャーと激突。飛びかかったアーチャーを捕獲するとツアー・オブ・ジ・アイランドでアーチャーを撃沈した。
NEVER無差別級王者の鷹木信悟は、現KOPW保持者の上村優也の挑戦をパンピングボンバー固めで退けた。
ストロング無差別級王者エディ・キングストンは、ノーロープ・ラストマン・スタンディングマッチでゲイブ・キッドと対決。場外のテーブルにブレーンバスターで投げられたキングストンは立ち上がれず、ゲイブが王座を奪取した。
また、スペシャルシングルマッチで棚橋弘至とザック・セイバーJr.が激突。ザックがザックドライバーで1・4東京ドームのNJPW WORLD認定TV王座戦での借りを返した。
2024年05月12日 16:45
「邪道」大仁田厚が12日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。11日のJ1・川崎―札幌戦の試合直前のとどろきスタジアムで敢行した電流爆破マッチを振り返った。
この日、試合前の多くのサッカーファンがリングを囲んだ特別な一戦の写真を貼り付けた大仁田。
「#川崎フロンターレ」の表題のもと書き始めると「快勝おめでとうございます 俺の電流爆破が効いたのか?」と、元フランス代表FWゴミスの来日初ゴールから一気にハットトリックの活躍で札幌を3―0で下し、ホーム2連勝を飾った川崎を称賛。
「試合の前にプロレスやるサッカークラブ ぶっ飛んでて最高じゃないか 1年間出禁食らったけど(笑)」と続けると、「来年! 出禁解禁したら乱入じゃ!」と早くも“出禁処分”が解除される1年後をにらみ、決意表明した。
大仁田は11日、スタジアム前の特設リングで電流爆破バットデスマッチを行い、ほぼ全観客がサッカーファンの前でFMW時代からの盟友・雷神矢口、リッキー・フジと組んでミスター・ポーゴ、櫻井匠、怨霊組と激突。
矢口と櫻井の前後からの電流爆破サンドイッチ殴打をさく裂させKO。すかさずフォールし、3カウントを奪い快勝した後、午後3時キックオフの川崎―札幌戦の始球式にもアポ無しで乱入しようとした。
しかし、スタジアム玄関でチーム関係者に阻止され、「俺は始球式をやりたかったのになんだよ!」と絶叫。「来年はやってやるからな!」と吐き捨てたものの、川崎からは1年間のスタジアム出入り禁止処分を食らっていた。
2024年05月12日 16:43
女子プロレス「スターダム」の壮麗亜美(26)が、王者・安納サオリ(33)とのワンダー王座戦(18日、横浜武道館)へ大きな弾みをつけた。
12日の後楽園ホール大会では朱里との「ゴッズアイ」コンビで、安納&水森由菜の「コズミック・エンジェルズ」とタッグ戦で前哨対決。序盤から安納にマシンガンチョップ26連発をブチ込むと、持ち前のパワーを生かして攻め立てた。
10分過ぎには安納のジャーマンを浴びてもムクリと立ち上がり、ラリアートで応戦。最後は逆さ押さえ込みの体勢からブリッジする安納のポテリングを切り返し、3カウントを奪った。
王者から直接勝利を奪った壮麗は「オイオイオイ、お前こそ私の研究が足りてなんじゃないの?」と自信の笑みを浮かべた。安納がV2に成功した4月27日横浜大会では、なつぽいに横やりを入れる格好で次期挑戦を表明。なつぽいとの次期挑戦者決定戦を制し、挑戦権を手にした。
「もう試合ができるのは本番のみなんですが、私もまだまだ安納サオリのことを研究し尽くしていくので、お前もしっかり研究してこいや!」と呼びかけた壮麗が、悲願の白王座取りへ一直線だ。