2024年04月28日 16:29
「男子ゴルフ・ISPSハンダ欧州・日本トーナメント・最終日」(28日、太平洋C御殿場C=パー70) 8位から出た桂川有人=国際スポーツ振興協会=が7バーディー、ボギーなしの63をマーク。通算17アンダーの263で、初日83位の出遅れから大逆転優勝を果たした。日欧共催となる前の2022年大会を制しており、同大会で2年ぶりの国内ツアー2勝目。今シーズンの欧州ツアーでは星野陸也、中島啓太に次ぐ日本人3人目の優勝だった。 スウェーデンのソーデルベリが3打差の2位。木下稜介、シュナイダー(ドイツ)、ベザイデンハウト(南アフリカ)、カンテロ(スペイン)が3打差の3位に続いた。欧州ツアーを主戦場とする川村昌弘は杉浦悠太らと並び7位。欧州ツアー出場2戦連続優勝を狙った中島啓太は11位だった。
2024年05月13日 09:00
歳をとると「手打ち」になりやすく、ドライバーが飛ばない、左右に大きく曲がるといった症状がより顕著になる。
これを改善するには「骨盤」を意識することがポイントだ。
2024年05月13日 08:00
パットは距離感と方向性のどっちが大事か?その答えは両方!タッチが合っても意図しない方向に 打ち出してしまったらカップインしない。
ショートパットはしっかりカップに向かって、ロングパットはきちんと狙ったラインに乗せるパッティングのテクニックをツアープロに学ぼう!
2024年05月13日 07:00
振り遅れを怖がると、回転不足になりやすくなります。
しっかり回転をするには、胸を左に向けていくことが大事。
ウェッジの番手間における、飛距離調整のコツもあわせて解説します。 振り遅れを恐れず切り返したら体を左に向ける
「当てたいという意識が強かったり振り遅れを恐れると回転が不足する。体の右側でインパクトを迎えるくらいの意識で体を回そう!」
切り返しでお尻を突き出しながら左カカトに踏み込めれば、インパクト以降も体は勝手に回っていきますが、回転不足にならないように胸の回転はしっかり意識しましょう。
切り返したあと、胸を思い切ってターゲット方向まで回し切る意識が重要です。
「体を開くな」という指導を受けた経験がある人も多く、振り遅れに対する恐怖心もあって回転不足になりがちですが、下半身さえちゃんと動いていれば振り遅れることはありません。勇気をもって胸を左に向けてください。
トップはコンパクトに、でもそれ以降はダイナミックに振ることが、ウエッジショット成功の秘けつですよ。 回転が足りないと手打ちになる
ダウンスイングで体の開きを抑え、体の正面でインパクトしようとすると、回転不足で手打ちになりやすいので注意。 これがプロのウエッジショット!
コンパクトなトップから、沈み込むように踏み込みながら切り返し、ダイナミックに左に回っていく。 番手間の距離に困ったらフィニッシュの胸の向きで飛距離をちょっと抑えよう
ウエッジの番手間の飛距離は、バックスイングの大きさや力感で調整しようとするとダフリやすい。フォローの体の回転量を少し抑えめにし、最初に決めたフィニッシュの胸の位置に向かってゆるめずに振り切ることが大事。
バックスイングの振り幅や力感で調節するとゆるんでダフリやすい。
いかがでしたか。小泉プロのレッスンをぜひ参考にしてください。
レッスン=小泉正樹
●こいずみ・まさき/1995年生まれ、千葉県出身。185㎝、80㎏。日大ゴルフ部出身で千葉県アマや国体で優勝。2017年にプロ転向し、現在はAbemaツアーを主戦場としている。フリー。
構成=鈴木康介
写真=中野義昌
協力=日神グループ 平川CC
2024年05月13日 06:15
◆女子プロゴルフツアー RKB×三井松島レディス 最終日(12日、福岡CC和白C=6305ヤード、パー72)
岩井千怜(ちさと、21)=ホンダ=が12日、会場で取材に応じ、来季米ツアー参戦をかけた最終予選会(12月5〜9日、米国)の受験の可能性について「(米ツアーに)行きたい、という気持ちはあるので実現できるかどうか」と言及した。
2024年05月13日 06:05
◆女子プロゴルフツアー RKB×三井松島レディス 最終日(12日、福岡CC和白C=6305ヤード、パー72)
首位タイから出た岩井千怜(ちさと、21)=ホンダ=が6バーディー、1ボギーの67で回り、大会コース記録を更新する通算12アンダーで自身初の大会連覇を飾った。大雨決戦を制し、今季2勝目&通算6勝目で年間女王を争うメルセデス・ランクも1位に浮上した。会場で見守った母・恵美子さん(49)に、連日のピンク色コーデのウェアで思いを届け、2年連続で「母の日V」を達成。今大会はセカンドカットが行われ、36人が最終日をプレーした。
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岩井姉妹は今年、ディフェンディング大会の会場で練習日にキッチンカーを出し、関係者にチュロスやコーヒーを振る舞うなど日頃の感謝の思いを形にしている。バーディー数に応じた金額を、元日に発生した能登半島地震の被災地への義援金とするチャリティー活動も実施。明愛、千怜の発案が行動につながり、「人を大切にする」という教えが根底にある。ともに参戦するメジャー、全米女子オープン(30日開幕)には祖父母を初めて米国に招待するという。千怜の優勝を見届けた明愛は「うれしい気持ちもありつつ、より自分に気合が入った」。2人合わせて9勝。良きライバル関係も活躍につながっている。(岩原 正幸)
2024年05月13日 06:00
◆女子プロゴルフツアー RKB×三井松島レディス 最終日(12日、福岡CC和白C=6305ヤード、パー72)
首位タイから出た岩井千怜(ちさと、21)=ホンダ=が6バーディー、1ボギーの67で回り、大会コース記録を更新する通算12アンダーで自身初の大会連覇を飾った。大雨決戦を制し、今季2勝目&通算6勝目で年間女王を争うメルセデス・ランクも1位に浮上した。会場で見守った母・恵美子さん(49)に、連日のピンク色コーデのウェアで思いを届け、2年連続で「母の日V」を達成。今大会はセカンドカットが行われ、36人が最終日をプレーした。
かわいらしいピンクのレインウェアで雨をしのぎ、18ホールを回った岩井千は表彰式で同色のブレザーを身につけ、満面に笑みを浮かべた。67で大会コース記録の12アンダーで連覇。「母の日に最高のプレゼントを贈れた」。観戦した母・恵美子さんに届けたベストプレーだった。
「お母さんのためにも頑張ろうと、この試合で勝ちたい気持ちが優勝につながった」。双子の姉・明愛(あきえ)とともに初日からピンクを基調に母の日コーデで統一。第2日はこの大会のためにリストバンドを着けるなど、ディフェンディング大会を盛り上げた。
首位で出たこの日は大雨と最大瞬間風速12・3メートルの強風の悪条件。だが、「夢中でやっていて雨、風は影響しなかった」。9番でチップインバーディーを奪うなど、昨年より成長を実感する小技で、難敵・山下美夢有(22)らを寄せつけず、開幕戦(3月)以来の優勝を手にした。
昨年は明愛、山下との三つどもえのプレーオフを制した。今年は2位に3打差の快勝。「去年よりはちょっと気が楽に見られました。(連覇は)うれしい」と恵美子さん。「冬は泣きながらトレーニングしていた」という千怜を「限界以上にやっていたんですかね。家に帰ってウルウルしながら話して。(努力が)実を結んだ」とねぎらった。小さい頃から、苦しいときにはいつも母が優しく支えてくれた。千怜は改めて「(母が)応援に来てくれるとうれしい。落ち着くような存在」と感謝した。
今回、200ポイントを加算し、活躍度の指標となるメルセデス・ランクで首位に浮上した。初の年間女王に向けて「まだまだこれから。一試合一試合、自分のやりたいゴルフをして結果1位であれば」と見据えた。“直ドラ”に代表される攻撃的スタイルが持ち味で「バーディーを取って、笑顔を届けたい。元気ハツラツのプレーをしていきたい」と今後も笑顔で勝利を積み重ねていく。(岩原 正幸)
2024年05月13日 06:00
パットは距離感と方向性のどっちが大事か?その答えは両方!タッチが合っても意図しない方向に 打ち出してしまったらカップインしない。
ショートパットはしっかりカップに向かって、ロングパットはきちんと狙ったラインに乗せるパッティングのテクニックをツアープロに学ぼう! ボールの近くに立ってフェースの開閉を抑える 「フェースの開閉が小さくなりりストレートな軌道で真っすぐ打てます」(蛭田)
初優勝できた要因のひとつは、イップス気味だったパットがよくなったことですね。ボールの手前側にヘッドを置いてツマ先を近づける。そのあとにボールに対してフェースを合わせる。このようにしてボールと体の間隔をつねにチェックし、アドレスの再現性を高めました。 ボールの手前側にヘッドを置いてツマ先を近づける(①)
ヘッド1個ぶんの間隔をあけてから構えるといつも同じアドレスになる(②)
以前よりボール1個から2個ぶん近くに立ったことで、フェースの開閉(ローテーション)が小さくなり、ミスパットも激減。苦手だったショートパットを克服できました!
開閉が大きいストローク
以前はボールから離れて立っていたので、イン・トゥ・インの円軌道になり、フェースの開閉が大きくなっていた
いかがでしょうか? このレッスンを参考に、パッティングを上達させていきましょう。
蛭田 みな美
●ひるた・みなみ/1997年生まれ、福島県出身。164㎝。16年にプロテスト合格。23年シーズンはCat Ladiesで涙のツアー初優勝を飾るなど、8度のベスト10入りでメルセデス・ランキング20位に躍進。ユアサ商事所属。
構成=小山俊正
写真=田中宏幸、相田克己
2024年05月12日 17:31
◆男子プロゴルフツアー バイ・ザ・プレーヤーズ 最終日(12日、群馬・ザ・クラブゴルフビレッジ=7172ヤード、パー72)
単独首位から出たマイケル・ヘンドリー(ニュージーランド)が1イーグル、2バーディー、3ボギーの71で回り、通算38点で2015年の東建ホームメイトカップ以来、9年ぶりのツアー2勝目を手にした。
2024年05月12日 14:34
男子ゴルフの昨季日本ツアー賞金王で、3月に欧州ツアーを制した中島啓太(フリー)が12日、メジャー第2戦の全米プロ選手権(16〜19日、ケンタッキー州バルハラGC)に向けて羽田空港から出発した。
日本と欧州共催のISPSハンダ選手権後の2週間は、国内で調整してきた。「あまりコースには行けていないけど、練習とトレーニングはしっかりできた」。6日から3日間、扁桃腺が腫れて39度の発熱に見舞われたが「そこだけちょっと休んで。体重は落ちなかったのでまだ良かった」と語った。
これまで海外メジャーは4度経験があるが、全米プロは初出場。最も印象に残っている大会はコリン・モリカワ(米国)が優勝した2020年(ハーディングパーク)だ。今年のバルハラGCに関しては「コースはすごく難しいと思うし、イメージはまだ全然わかない。まだサイトでしか見ていないけど、ちょっと広そうに見えた。多分風が吹き抜けたり、ラフも深いと思うので、月火水(曜日)としっかりコースチェックしてやりたい」と話した。
76位の世界ランクを引き上げるためにも、4日間を戦い抜く。「全米オープン(6月13〜16日)とパリ五輪(8月1〜4日)に出たいので、そこを目標にしながら頑張りたい」。6月10日発表の世界ランクで60位以内に入れば、全米オープンの出場資格を得ることが出来る。
現状の今後の予定として、全米プロ選手権後は主戦場の欧州にヨーロピアン・オープン(5月30日〜6月2日、ドイツ)から戻り、ボルボ・カー・スカンジナビアミックス(6月5〜9日、スウェーデン)まで参戦を予定している。2枠が見込まれるパリ五輪代表争いでは、現在2番手につけている。「世界ランキングを上げるために頑張りたい」と言葉に力を込めた。
2024年05月12日 14:21
◆男子プロゴルフツアー バイ・ザ・プレーヤーズ 最終日(12日、群馬・ザ・クラブゴルフビレッジ=7172ヤード、パー72)
単独首位から出たマイケル・ヘンドリー(ニュージーランド)が1イーグル、2バーディー、3ボギーの71で回り、通算38点で2015年の東建ホームメイトカップ以来、9年ぶりのツアー2勝目を手にした。
第3ラウンドでは2イーグルを記録し、一気に順位を上げた。「バーディーを取らなければいけないが、ダブルボギーで一気にマイナス3ポイントになってしまう」とポイント制の戦い方の難しさを口にしていたが、この日も2番パー5で7メートルをねじ込み、イーグルで5点を加算した。
昨年は白血病治療のため、1試合のみの出場となった。開幕戦終了後に発症が判明した。昨年11月に豪州ツアーで復帰し、日本ツアーは特別保障制度を行使して、今季開幕戦から出場している。現在も投薬治療や定期検査を受け続けている44歳。「プレーに戻れて非常に良い気分」と試合に出られる喜びを実感している。若手の活躍が目立つ日本ツアーで、復活を遂げたベテランが更なる進化を続ける。
◆ステーブルフォード方式 アルバトロス8点、イーグル5点、バーディー2点、パー0点、ボギーがマイナス1点、ダブルボギー以上またはホールアウトしない選手はマイナス3点とスコアを得点化して順位を競う。良いスコアほど得点が高く、大たたきしても3点しか失わないため、攻撃的なゴルフが展開される。
2024年05月12日 13:20
◆女子プロゴルフツアー RKB×三井松島レディス 最終日(12日、福岡CC和白C=6305ヤード、パー72)
首位タイから出た佐久間朱莉(大東建託)は1バーディー、6ボギーの77とスコアを落として、通算2アンダーの13位だった。
最終日をトップで迎えた過去2回は富士フイルム・スタジオアリスが2位、パナソニックオープンが7位。「リベンジの一日」と臨んだ最終日だったが、出だしの1番からボギーと苦しい展開となり「何もうまくいかなかった」と悔しそうに話した。「自分が崩れてしまったので、そこが反省かなと思います」と声を絞り出した。
2024年05月12日 13:19
◆女子プロゴルフツアー RKB×三井松島レディス 最終日(12日、福岡CC和白C=6305ヤード、パー72)
菅沼菜々(あいおいニッセイ同和損保)が12番パー3(145ヤード)で自身初のホールインワンを達成した。
2024年05月12日 13:06
◆女子プロゴルフツアー RKB×三井松島レディス 最終日(12日、福岡CC和白C=6305ヤード、パー72)
首位タイで出た岩井千怜(ちさと)が6バーディー、1ボギーの67で回り、大会記録を1打更新する通算12アンダーで逃げ切り、自身初の大会連覇を果たした。開幕戦のダイキンオーキッドレディス以来の今季2勝目、通算6勝目となった。
表彰式では「始めに、能登半島地震で被災された方々に心からお祈りいたします。そして、お亡くなりになられた方々に心からご冥福をお祈りします。今日一日、雨と風ですごく長かったけど、途中、いつも応援してくれる方々の顔を見て、よし頑張ろうという思いで最終ホールまで諦めずに来られました。母の日に最高のプレゼントを贈れたと思います。これからも優勝を目指して頑張っていきます」と優勝スピーチ。母・恵美子さんへ、感謝の思いを届けた。
最終日は悪天候のため、決勝ラウンドに進んだ59人をさらに絞り込むセカンドカットを実施。通算1アンダーまでの36人が競技に臨んだ。
2024年05月12日 12:22
ゴルフ・RKB×三井松島レディース最終日(12日・福岡CC和白=6305ヤード、パー72)――1位タイから出た岩井千怜(21)が6バーディー、1ボギーの67で回り、通算12アンダーとして大会2連覇を果たした。
今季2勝目で、ツアー通算6勝目。優勝賞金2160万円を獲得した。最終日はセカンドカットを実施し、第2ラウンド終了時で1アンダーまでの36人が最終ラウンドをプレーした。
2024年05月12日 12:11
◆女子プロゴルフツアー RKB×三井松島レディス 最終日(12日、福岡CC和白C=6305ヤード、パー72)
38歳の藤田さいき(JBS)は7バーディー、1ボギーのこの日最少66をマークし、通算9アンダーで今季自己最高の2位となった。
17、18番で連続バーディーを奪い、大雨の中でのラウンドを笑顔で締めくくった。「もう覚悟決めて18(ホール)いくと言われたので、18いこう、と」。通算6勝のベテランは「打ち急いだり、いろんなことを慌ててやらないように」と落ち着いてプレーした。「17番のティーショットを打つ時に、一回すごい土砂降りになって…。でも、本当に(最後まで)できてよかった」と振り返った。
今後はメジャーの全米女子オープン(30日開幕)への出場も決まっており「全米に向けて、いろいろ準備している状態なので、その中で自分のゴルフもすごくよかった」と手応えを得た様子だった。