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2024年04月28日 15:42
「中日−広島」(28日、バンテリンドーム) 中日・高橋宏斗投手が7回を投げ3安打無失点の好投。打線の援護なく初勝利はお預けとなったが、今季初登板で先発の役割を果たした。 二回は先頭に四球を与えたが、宇草を二ゴロ併殺打。四回から六回は3イニング連続で三者凡退に抑え、9つのアウトのうち8つが内野ゴロ。丁寧に低めをつき、スコアボードに0を並べた。 広島・九里に対して打線が得点を奪えず。高橋宏の今季初勝利はならなかったが、先発の状態が下降気味なチームで明るい光が差し込んだ。
2024年05月13日 21:47
日本ハムは13日、メジャー通算108本塁打の新外国人、フランミル・レイエス外野手の出場選手登録を抹消した。
レイエスは3月29日のロッテとの開幕戦で本塁打を放つ衝撃デビューを飾ったが、ここまでは26試合の出場で打率・211、2本塁打、3打点と不本意な成績に終わっていた。ただ、「7番・DH」でスタメン出場した11日のロッテ戦では3打数1安打しており、ケガなどによるアクシデントの可能性も考えられる。2点ビハインドの展開から逆転サヨナラ勝ちを飾った12日のロッテ戦には出場していなかった。
SNSでは「レイエス抹消」がトレンド入りし、「土曜日ヒット打ってたのになんで?」「ケガなら早く戻ってきて」「ポジティブな意味やと信じる」「マジでぇぇぇぇ」「期待外れという意味での抹消なら鍛え直してまた必ず上がってこいよ」といった反応が集まっている。
2024年05月13日 21:08
中日新聞社と中日ドラゴンズOB会は13日、球団初の試みとして、7月25日にバンテリンドームでOB戦を開催すると発表した。
両軍監督は「権藤、権藤、雨、権藤」のフレーズで有名な権藤博氏と、アキレス腱断裂の大ケガを乗り越えて名球会入りを果たした谷沢健一氏が務める。また、出場予定選手として、OB会長の小松辰雄氏、山本昌氏、山崎武司氏、谷繁元信氏、今中慎二氏、岩瀬仁紀氏、川上憲伸氏、福留孝介氏、荒木雅博氏の名前が発表された。
全体としては往年の名選手約60人が出場予定となっており、星野仙一監督の下、1988年に優勝した当時のユニホームを着用するという。
ただ、ネットでは発表された出場予定選手が少なかったこともあり、「オレ流は出ないのか」「落合の神主打法見たいぞ」「珍プレー好プレーを世に流行らせた宇野は出てほしい」「侍ジャパンの井端監督は難しいのかな。アライバ再結成!」「木俣、豊田、谷木、川又、彦野、全員呼んでほしい」といった声が飛び交っている。
2024年05月13日 19:58
「日本ハム6−5ロッテ」(12日、エスコンフィールド)
日本ハムの新庄剛志監督が12日、自身のインスタグラムを更新。逆転サヨナラ勝ちを収める前の九回無死三塁から、田宮の二ゴロで本塁に突入しなかった代走・五十幡の動きと、自身が腰かけた椅子でがっくりする様子の動画を投稿した。
新庄監督は「この五十幡君の走塁は僕がゴロはストップの指示を出したから五十幡君は何も悪くない!!」と擁護。自身の動作については「僕のリアクションはホームに帰って来れるゴロを打つんか〜い のリアクション!!ただそれ以外に何も無い!!」とつづった。
これに対し、森本三塁ベースコーチが「戦術なのにすぐ言う!」とツッコミを入れたが、新庄監督は「いそにアンチのDMが来てるはずだから戦術でも言うわ」と毅然とした対応を見せた。
フォロワーからは「ボスが五十幡に怒ってると思ってました。こういうのを監督本人が明らかにしてくれたら選手は救われますね」「五十幡くんを守る流石の説明」「トップが責任を持ってくれるから、下は全力で働ける。やっぱり監督最高やで」「ちゃんと説明してくれる監督神すぎ」「そろそろ理想の上司ランキング入ってきてもいい」「モヤモヤしてたのがスッキリしました」「新庄監督の優しさに癒やされます」「選手を守る姿勢、尊敬します」といったコメントが集まっている。
2024年05月13日 19:38
「USAトゥデイ」のナイチンゲール記者が将来の“打撃専念”について掲載
ドジャース・大谷翔平投手の将来のプレースタイルについて、米の敏腕記者が大胆な持論を展開。
2024年05月13日 19:36
日本ハムの新庄剛志監督が13日、自身のインスタグラムのストーリーズを更新。この日、地元・札幌テレビの番組内で、逆転サヨナラ勝ちを収めた12日のロッテ戦の試合内容が放送され、1点を追う九回、34歳の誕生日に代打で起用され同点の左前適時打を放った伏見の一打が流された。番組では伏見の両親から「誕生日にチャンスの場面で代打で使ってくれた新庄監督に感謝しています」というメッセージも紹介された。
新庄監督はこの場面をスクショして投稿し、「寅威君を産んでくださり有難うございます 明日も山崎君と組 勝ちますんでしっかり見といて下さい 新庄剛志」(原文まま)とメッセージを添えた。
SNSでは「こんな上司ほしい」「お母さんも喜ぶだろうね」「涙出てきた」「劇的な一打を勝ちに結びつけた新庄監督最高です」「伏見も感激してるんちゃうか」「いろんなところに目が届くところ素晴らしい」といった反響が集まっている。
2024年05月13日 19:10
阪神、オリックスで活躍した能見篤史氏が13日、MBS「よんチャンTV」に出演。「ハロー!能見さん」のコーナーで、複数のオリックス選手からグラウンド上では見られない素顔を暴露されると、「パワハラですよ」と苦笑いした。
若月からは風呂場での体の洗い方について「風呂場で泡だらけになってます。隅々まで泡で、体が見えないくらいになってます」と指摘されると、能見氏は「泡立てないと汚れが落ちないでしょ。泡立てないと気が済まないんですよ」と必死で反論していた。
宮城からは接触の仕方について「ツンデレです。ツン寄りですね。デレの方は『デ』ぐらいです。(自分が)いないところでしか褒めてくれない。褒めてくれないと、僕も褒められません」とフレンドリーな対応を求められ、宗からは「球場来るの遅いです。もうちょっと早く来れますよね」と要望されていた。
2024年05月13日 19:05
「ベースボール・サバント」が示す新たな指標「ブラスト」で大谷はメジャー3位
ドジャース・大谷翔平投手は今季ここまでリーグ2位の11本塁打。通算182発は松井秀喜氏の175発を超えて日本人メジャー最多で、2年連続キングへ順調に歩を進めている。では、その驚異的な長打力の源はどこにあるのか。MLB公式のデータサイト「ベースボール・サバント」はバット・トラッキング指標を新たに紹介。その1つである「ブラスト」で解き明かせるという。
MLB公式サイトは「ブラスト」の定義を説明。投手の球速に応じた最高打球速度を100%とした場合、80%以上の打球速度を出せたスイングを「スクエアド・アップ」と呼ぶ。「ブラスト」は「スクエアド・アップ」の中で」の中で一定マイル以上のスイングスピードのこと指す。「ブラスト」にあたるスイングとそれ以外を比べると、打率が.370近く異なり、長打率は.900も違ってくるという。
全スイングに対する「ブラスト」の割合が最も高いのが、大谷に次いでリーグ2位の打率.346をマークしているウィリアム・コントレラス(ブルワーズ)で24.2%。2位は天才と称されるフアン・ソト(ヤンキース)の23.7%、大谷は3位で20.5%。スイングスピード1位のジャンカルロ・スタントン(ヤンキース)は5位で18.9%になっている。
効率的なスイングをしている上に、スイングスピードが速いのだから必然的に長打の確率は高まる。12日(日本時間13日)の敵地・パドレス戦は腰の張りで休養となったが、今季は本塁打を何本積み上げるだろうか。(Full-Count編集部)
2024年05月13日 18:52
「目的や勝つためのプランを持っていないように見える」
エンゼルスは12日(日本時間13日)の本拠地・ロイヤルズ戦に2-4で敗れ、地区最下位に再び転落した。
2024年05月13日 18:32
広島、近鉄でリリーフ投手として活躍した西武の投手育成アドバイザー・清川栄治さんが、5日に悪性腫瘍のため東京都内の病院で死去した。13日、西武が発表した。62歳。京都府出身。左のサイドハンドの変則左腕として通算438試合全てにリリーフ登板。地味な存在ながら清川さんは、チーム関係者、報道陣など誰からも愛された。
◇ ◇
2013年のオフだった。西武のコーチに就任する際、清川さんから「西武から連絡があった。行ってくるよ」と球界復帰の報告を受けた。
「西武に親しい人がいたのですか?」
「いや。なんで声がかかったか分からないんだ」
球界は狭い。いい評判も悪い評判もすぐ広まる。清川さんは間違いなく前者だ。西武は14日の1、2軍の試合で喪章を付けて試合に臨むというのだから、チーム内の評判もよかったと想像できる。
だれに聞いてもきちょうめんでまじめでいい人。敵がいない。加えて話術にもたけ、ユーモアもある。食事に出かけるとアルコールが進むにつれ陽気になる。マイクを持てば歌唱力は一級品だ。
そしてもう一つ、隠された才能があった。
あれは清川さんが広島の2軍コーチ時代。神戸遠征時に宿舎のある明石市内で食事をした。最後のシメで訪れたJR明石駅近くのお好み焼き店。壁には当時の2軍選手の似顔絵が、はがき大の用紙に描かれ並んでいた。
聞けば「清川画伯」の作品という。選手の特徴をつかんだ似顔絵はプロ級だ。「何でもできますね」と言うと笑った顔が今も忘れられない。
清川さんが大病を患っているという話を聞いたのは、昨年の晩秋だった。連絡をとるか逡巡していた12月、関西に来ていた安仁屋宗八さんに相談するとすぐに電話をしてくれた。
電話を代わってもらったが、何を言っていいか分からず「治療を頑張ってください」と言うしかできなかった。
そして私の東京転勤を伝えると「来年、暖かくなったころにごはんでも行こう」と言ってくれた。「所沢まで行きます」というと「国分寺だよ」という会話が最後となった。
なぜ西武から声がかかったのか真相も知りたかった。似顔絵も書いてもらいたかった。まだまだいろいろ話したかった。安らかにお眠りください。(デイリースポーツ・岩本 隆)
2024年05月13日 18:26
「関西六大学野球、京産大3−2大経大」(13日、南港中央野球場)
今秋ドラフト候補で最速150キロ右腕の最速大経大・林翔大投手(4年・乙訓)が先発し、7回3安打無失点と好投した。
初回は2四球を与えて2死満塁を招くも、最後は三飛で先制の危機を脱出。立ち上がりから尻上がりに調子を上げ、変化球も巧みに交えながらスコアボードに0を刻んだ。
阪神は畑山統括スカウトなど4人態勢で視察。担当の岡本スカウトは「全体的に(制球が)まとまっていていいピッチャー」と評価した。
11日の1回戦では114球を投げて9回3安打完封勝利。わずか中1日で力投した。
ただ、2点リードの九回に中継ぎが勝ち越しを許してチームは敗れ、V逸が決定。大商大のリーグ史上最長となる5季連続優勝が決まった。
2024年05月13日 18:22
広島の床田寛樹投手(29)が松山・坊っちゃんスタジアムで行われる14日のヤクルト戦で先発する。13日、4勝目をかけたマウンドへ「なんとか最少失点でいければいい」と意気込んだ。
同球場での登板は2年ぶり2度目。前回は同じヤクルト相手に6回1失点の好投で白星を手にした。地方球場の印象については「あまり打たれているイメージはない」と自信をのぞかせた。
今季3度目の対戦となるツバメ打線。過去2戦はいずれも無失点で封じ込めており、好相性を誇る。その中で走者を背負った場面での一発に警戒心をのぞかせた。「低めに集めていきたい。ソロはしょうがないと思うので走者をためて(中軸に)回さないように」と先を見据える。
左腕はこの日、マツダスタジアムで行われた投手練習で汗を流した。ここまで防御率はリーグ2位の1・28。安定感抜群の投球で、チームを勝利に導く。
2024年05月13日 18:19
14日からは“苦手”ジャイアンツとの3連戦を戦う
ドジャースはパドレスとの3連戦を終え、13日(日本時間14日)からは敵地でジャイアンツとの3連戦を戦う。
2024年05月13日 18:00
◆ 白球つれづれ2024・第16回
「終わった選手」。一時期の輝きを失い、首脳陣の信頼も失った選手の末路は寂しい。多くの場合は、「整理リスト」に入れられ、退団の道を歩むことになる。
巨人の小林誠司捕手も限りなくそれに近い一人だった。
35歳の11年目。昨年の一軍出場は、わずかに21試合。華やかな戦場を離れて、大半を二軍で暮らした。オフには年俸1億円の4年契約が切れると、大幅ダウン。わずか3000万円のサラリーは、ある面“窓際族”を意味した。
だが、人生、一寸先はわからないものだ。小林にとって失った信頼を一気に取り戻すチャンスが巡って来る。阿部慎之助新監督の誕生である。
前任の原辰徳監督が、仕掛けを好む「動く将」なら、捕手出身の新監督は、まずディフェンス面から固めて隙のない野球を目指す。派手さはないがしぶとく守り勝つ「耐える将」と言っていいかも知れない。
13日現在(以下同じ)首位の阪神と0.5ゲーム差に迫る阿部巨人。19勝16敗3分けの貯金3は、評価される数字だ。
中でも特筆すべきはチーム防御率2.30と言う投手陣の頑張りだ。昨年の同数字は3.39と、リーグ5位。特に中継ぎ陣の崩壊がV逸の元凶と言われた。
もちろん、オフには積極的な補強で投手陣全体の底上げを図ったが、阿部監督は、違う視点からチーム改造を狙っていた。すべてのデータを洗い出す中で、捕手の役割も見直していったのだ。
近年、巨人の正捕手と言えば大城卓三が主に務めてきた。クリーンアップも打てる強打の捕手である。
しかし、一方ではリード面や、窮地の投手を引っ張るリーダーシップ、さらには捕逸、後逸と言ったキャッチング技術などには物足りなさが残っている。捕手出身の指揮官はこのあたりを見逃さなかった。
投手陣を前面に押し立てた、守り勝つ野球には、ベテラン・小林の経験と手堅さが必要と判断したのだろう。開幕戦こそ、先発マスクは大城に任せたが、徐々に小林の出番は増えて、今では正捕手の信頼を勝ち得つつある。
◆ 正捕手の座を明け渡してから7年の歳月を経て復活
大城は現在、ファームで再調整に汗を流している。逆に一度は選手生命の終わりを覚悟したベテラン捕手は劇的な復活を遂げた。
小林が正捕手として試合に出続けたのは入団3年目の2016年から18年までの3年間。いずれも100試合以上にマスクを被り、この間、強肩で盗塁阻止率12球団トップを誇り、WBCの日本代表に選出されるなど華々しいキャリアが記される。
しかし、年々打撃成績は下降カーブをたどり、首脳陣の信頼を失っていく。加えて20年には左手尺骨の骨折などで長期離脱。原前監督からは「野球選手じゃない」「職場放棄だ」と酷評が浴びせられた。
正捕手の座を明け渡してから7年の歳月が経つ。
一度は「死んだ男」が溌剌としたプレーでチームを引っ張っている。
10日から神宮球場で行われたヤクルト3連戦では、初戦に4年ぶりとなる本塁打を放てば、第2戦では貴重なタイムリー。さらに最終戦では21年以来の盗塁を記録するなど、攻撃面でも大きな貢献を見せている。上位で躍動する阿部巨人の隠れたMVPである。
捕手と言うポジションは1人の正捕手が誕生すれば、それ以外は控えに甘んじるしかない。野手なら他のポジションに活路を見いだせるが、捕手はそうもいかない。
過去を見てもソフトバンクの近藤健介、オリックスの頓宮裕真選手らは捕手から出番を求めてコンバートの道を選んだ。ましてや、一度は正捕手失格の烙印を押された選手が、元いた場所に戻るのは並大抵のことではない。
阿部監督が見立てたとおりに、小林がこのままレギュラーに居続けられるのか? 大城や岸田行倫捕手らが、この先に立ちはだかるのか?
夢見心地は一瞬。小林にとってチーム内競争に勝ち、ライバルチームを打ち負かす、息の抜けない戦いが続く。
文=荒川和夫(あらかわ・かずお)
2024年05月13日 17:50
元広島、近鉄の投手で変則左腕として活躍した清川栄治氏が5月5日、悪性腫瘍のため死去した。62歳だった。カープの同期入団(1984年)で現役とコーチ時代をともに過ごした川端順氏(64)は、かけがえのない戦友への惜別の情を追悼の言葉で表した。
◇ ◇
清川はユニホームのズボンの右ポケットにお守り、左ポケットに塩を入れて試合に臨み、塩は必ずマウンドにまいてました。ブルペンを出入りするときの一礼も欠かすことがない。礼儀正しく、きれい好き。真面目を絵に描いたような性格でした。
彼は歌がうまかった。よく12球団対抗歌合戦などにカープの代表として出場していたほど。そんな彼でも皆で飲んでいると、それこそ“おはこ(十八番)を一つ歌うだけ”で楽しそうに聞いているタイプ。酒とつまみがあれば十分という、晩酌の似合うタイプでしたね。
人の話をじっくり聞くことも好きでした。1時間話をすると、1冊の本を読んだのと同じくらい価値があると言って。雑談の中から知恵を見つけるという感じで、向学心が高かった。
コーチ時代は正面から選手と向き合ってコミュニケーションをとり、常に一方的にならず、相手の心を上手に引き出していた。カープで同時期に投手コーチをしたときに、それを感じましたね。昭和の人間なのに、心はずっと以前から今風でした。
広島やオリックス、西武でコーチを務め、亡くなるまで球団に在籍できていたのも、そういう誠実さを感じてもらっていたからでしょうか。
現役時代はお互いにリリーフ投手として助けたり、助けてもらったり。最後は津田につなぐ役目でした。
彼は週刊誌の取材に僕ら2人のことをコーヒーに例えて“川端さんがミルクなら僕は砂糖”という表現で答えていた。ブラックで飲んでもおいしいけど、あったらあったで使いようがあるという意味でしょうかね。
中継ぎという地味な仕事だったが、清川という投手は僕に言わせれば、角(盈男=巨人など)、永射(保=西武など)に並ぶ左サイドハンドのビッグスリー。あの浮き上がるボールの質は、点でしか捉えられないから空振りが多かった。
もともと上手投げの本格派だったが、プロ入り後は課題だった制球力をつけるため、慣れ親しんだ投球フォームから腕の位置を下げるという決断をしたんです。そのときは「僕の勇気を認めてください」と訴えるように言ってきた。相当腹をくくった様子でした。
強打者を相手によく投げていましたね。バースやクロマティを打ち取る姿は爽快そのもの。いいピッチャーだったなあ。
彼は無類のきれい好き。広島の合宿所(広島市西区の三省寮)が建て替え工事の時、同部屋になったけど、ヒマがあれば掃除をしてくれていました。お菓子などこぼすとよく叱られたけど。
焼き肉を食べるときは網に具材を乗せすぎるのを嫌がってね。「食事はゆっくり食べないと体に悪いですから」と言いながら網の上に自分のエリアを作って、少しずつ焼いてマイペースで飲んでいた。
3、4年前。東京で会って飲んだのが最後になってしまった。その店では2曲歌ってくれた。新沼謙治の「大雪よ」と河島英五の「旅的途上」。いい歌でした。だから強く印象に残ってます。
清川は色恋ものより、いつも人生の応援歌を好んで歌っていた。自分を叱咤し、仲間や後輩を励ます気持ちがよく表れていたように思う。
高橋慶彦さんや北別府さんら先輩からは、いつも「キヨ」と言ってかわいがられ、僕や川口、金石、白武、津田ら年の近い連中だけでなく、周りの人みんなに愛されていた。人柄というのか、持って生まれたものなんでしょうね。
僕なんか元気だというのに、どうして…いい人間ほど早く逝ってしまうのかなあ。そう思うと残念でなりません。
合掌
2024年05月13日 17:47
ド軍公式カメラマンがSNSに投稿
ドジャース・大谷翔平投手が一瞬でみせた“変顔”が話題になっている。球団公式カメラマンのジョン・スーフー氏が11日(日本時間12日)のパドレス戦前に自身のインスタグラムに数々の写真を投稿。その中の1枚で大谷が見せている表情が「じわじわくる」「合成写真みたい」などと注目されている。
スーフー氏はドジャースの選手やデーブ・ロバーツ監督の写真を次々と紹介。そのなかで突然、ベンチからグラウンドに飛び出したと思われる大谷。駆け出す体はグラウンドを向いているが、顔だけ右側に“グリン”と回して、カメラを見つめていた。
目をパチリと開け、少しニヤけた表情。躍動感ある姿とマッチしていないショットとなり、ファンは「おちゃめ?」「こういうとこもステキ」「めっちゃカメラ目線」「これは流行る」「おもしろ画像」「コラ画像みたい」「合成にみえる」「変顔やめて」など、次々とコメントを寄せていた。
大谷は同日の試合に「2番・DH」で出場。3打数無安打1四球で、第5打席で腰の張りのため代打を送られていた。翌12日(同13日)のパドレス戦は欠場したが、試合前には「昨日のゲーム前からトレーニングで違和感があったので、今日は。僕は出られるかなという感じでしたけど、まぁ大事をとって、という感じです」と軽傷を強調していた。(Full-Count編集部)