2024年04月28日 14:36
日本プロレスリング連盟発足記念大会「ALL TOGETHER(AT)」(5月6日、日本武道館)の全対戦カードが28日に発表された。 新たに決定したのは内藤哲也&鷹木信悟&辻陽太とジェイク・リー&デビッド・フィンレー&ゲイブ・キッドの6人タッグマッチだ。ジェイクは23日新日本プロレス後楽園大会に電撃登場し、27日広島大会に初参戦。同戦後にフィンレーがATでの同カードを提案していた。それにしても能登半島復興支援チャリティ大会のカードを決めるにあたってフィンレーの提案がそっくりそのまま通るとは、日本プロレスリング連盟は何か弱みでも握られているのか…? ともあれこれでATは全8試合が出揃った。内藤とジェイクの6人タッグ戦はセミで行われる。メインは海野翔太&清宮海斗&上野勇希と上村優也&竹下幸之介&シュン・スカイウォーカーという、各団体の未来を担う新世代同士による6人タッグ戦に決定。棚橋弘至&丸藤正道&高木三四郎とEVIL&成田蓮&高橋裕二郎による異色6人タッグ戦は第1試合で行われる。
2024年05月12日 08:57
女子プロレス新団体「マリーゴールド」が11日、5・20後楽園ホールでの旗揚げ戦へ向け神奈川県内の海岸で初の合同合宿を行った。
合宿にはジュリア、林下詩美、MIRAI、桜井麻衣、ビクトリア弓月、石川奈青、青野未来、松井珠紗、翔月なつみ、後藤智香、CHIAKI、練習生の南小桃が参加した。
スクワット、ランニング、人間ピラミッドなどの準備体操を経て、4選手が3組に分かれ、ジュリアが考案した相撲、ビーチフラッグ、ロッシー小川社長へのアピールタイムなど8種目のメニューに挑戦した。
3時間に及んだ砂まみれの特訓。自らがメニューを考えた初の海岸合宿を終えたジュリアは、こう総括した。
「自分がメニューを『考えてきて』と任されたんです。『あぁ…どうしようと思って』自分なりに一生懸命考えて。初めて考えるのをやったんですけど、初めてやったにしては形になって、みんなが楽しんでやってる姿も見れたし、普段の合同練習はシリアスで“楽しい”じゃないんです。でも、今回、こうやってチームで対抗戦みたいなのをやってアクトレスの人たち、それ以外の人たちと合同練習をやって親交を深めることができかなと思うしし、今までは、練習中、ミーティングとか真面目なところでしか会うことがなかったから今回、なんとなく『こういう子なんだな』と1人1人がわかったしすごいよかったなって思いました。またやりたいです」
さらにこう続けた。
「企画は、しっかり準備をしないとすべて崩れてくるのは今までの経験で何となく感じていたので、とにかく準備が何よりも大事。準備にすごく時間をかけるけど、本番って一瞬に終わっちゃう…あぁそういうもんなんだなって今日、改めて思ったけど、それってプロレスもそうで。普段どれだけトレーニングして練習をするかでリング上の自分の評価も決まると思うから、みんなプロレスに例えることができるなって思いました」
新たな人間性を最も発見したのは後藤智香だった。
「ゴチカは、なんとなく予感はしていたんですけど、面白いというか、めちゃくちゃいい意味でバカになれる。練習中では、本当に頑張ってて練習生と同じ扱いなんですけど、厳しい内容に耐えてる姿を普段、見ているので、こんな面白いことをする子なんだって知れてよかった」
そして5・20旗揚げ戦への思いを告白した。
「(スターダムを)退団してから自分の時間ができるというかゆっくりできるって思っていたら大間違いで、本当により毎日、忙しくさせてもらって、それがすべてが旗揚げに向けてのことなんです。こういう経験をできることって一度あるかないかだと思っていて、大きいところでやっていく素晴らしさもあれば、イチから作り上げる素晴らしさもあるなっていろんな経験をさせてもらって。それが自分の成長にもつながってることをめちゃくちゃ実感しています」
旗揚げ戦。ジュリアは、メインイベントで林下詩美と組んでSareee、ボジラと対戦する。メインを務める責任感を打ち明けた。
「みんな、いろいろ紆余(うよ)曲折あって集まってきた同志たちだと思うから、今、本当にみんなで同じ方向に向いている。旗揚げ戦を成功させて『そっから盛り上げていくぞ!』ってみんな強く思ってて。みんなの気持ちも今、すごい伝わっているから、自分もみんなに負けないし、すごい刺激になっているし、だからこそ素晴らしいものを見せられたらと思います。
詩美とのタッグも向こうは私のことをめちゃくちゃ意識している感じがするんですけど、第1試合からみんなの思いがあっての自分たちはメインなので、自分たちがちゃんと見せないとここまでやってきたみんなに申し訳も立たないし、私と詩美がどういう戦いをするかで“マリーゴールドとは?”というのが見えてくると思うから、これがマリーゴールドなんだっていうのを見せなきゃいけないな、見せるし、見せるべきだし、こっからですね」
◆5・20旗揚げ戦全対戦カード
▼startin over パッション注入2024
高橋奈七永 vs ビクトリア弓月
▼A対Aイデオロギー対決
青野未来 vs 石川奈青
▼The Power Contest
MIRAI vs CHIAKI
▼第4試合
翔月なつみ、松井珠紗 vs 天麗皇希、後藤智香
▼World beauty showdown〜世界美女決戦〜
桜井麻衣、ゼイダ・スティール vs 野崎渚、マイラ・グレース
▼マリーゴールド最強タッグ伝説
ジュリア、林下詩美 vs Sareee、ボジラ
2024年05月12日 07:57
女子プロレス新団体「マリーゴールド」が11日、5・20後楽園ホールでの旗揚げ戦へ向け神奈川県内の海岸で初の合同合宿を行った。
合宿にはジュリア、林下詩美、MIRAI、桜井麻衣、ビクトリア弓月、石川奈青、青野未来、松井珠紗、翔月なつみ、後藤智香、CHIAKI、練習生の南小桃が参加した。
スクワット、ランニング、人間ピラミッドなど準備体操と報道陣向けの「絵作り」を経て、4選手が3組に分かれ、ジュリアが考案した相撲、ビーチフラッグ、ロッシー小川社長へのアピールタイムなど8種目のメニューに挑戦した。全員が砂まみれになる特訓は3時間に及び、さらに追加でロッシー氏が提案した12選手による相撲トーナメントを実施した。準決勝では、旗揚げ戦で一騎打ちする「青野未来vs石川奈青」の対決が実現。白熱の一番は石川が執念で青野を倒し歓声をあげると青野が食ってかかる乱闘に発展。決勝は林下詩美と石川が対決し林下が熱戦を制しマリーゴールドの「初代横綱」となった。
3時間に及ぶ砂まみれの特訓を見守ったロッシー氏は今回の合宿の狙いを「旗揚げに向かって士気を高めるということと所属していた団体が違うから結束を高めるため」と明かした。
昭和時代には、男女問わずプロレス団体は、重要なシリーズ前に海岸などでの合宿を報道陣に公開する風景は定番だった。ロッシー氏は「こういう砂浜での合宿は(他団体は)昭和以来、やっていないんで昭和のいいものを令和に持ち込みたいんで、いい風習は、これからもやっていきたい」と掲げ「変な話、これも経費もかかるし、だけど、それも景気づけだし、いろいろやっていくことが大切。これも攻めの一貫です」とほほえんだ。
4月の団体設立以来、これまでの練習は道場がほとんど。今回の海岸合宿でロッシー氏は「青野が意外と足が速かったり、知らなかった面を知ることができました」50メートル徒競走でぶっちぎりの1位だった青野の走力など今までには見えなかった選手の特徴も把握したという。
ロッシー氏から隠された運動神経を評価された青野は「足は小学生の時、速かったんです。昔の記憶だったんでうれしかったです」と笑顔で振り返った。アクトレスガールズを退団し飛び込んだ新団体。海岸での結束を高める合宿に「こういう合宿は初めてだったんですごい新鮮で楽しかったです。より他の選手のことも分かったんで人間関係を深められたんで良かったです」と収穫を口にした。
一方で相撲対決では、5・20旗揚げ戦で対戦する石川に敗れ「石川奈青が相撲で強いのには、びっくりしました。正直なめていたんで…めちゃくちゃ悔しいです」と唇をかみしめ「旗揚げ戦でやり返すしかない」と雪辱を誓った。
そして後楽園へ「このメンバーが(マリーゴールドに)かける思いもわかったし私ももちろん、みんな覚悟を決めてやっている。新しいことが始まるのがすごくワクワクしているので、このワクワクをパワーにしてここから始まるマリーゴールドを色んな人に広めたいし、めちゃくちゃ気合い入っているので全部出します」と瞳を輝かせた。
◆5・20旗揚げ戦全対戦カード
▼startin over パッション注入2024
高橋奈七永 vs ビクトリア弓月
▼A対Aイデオロギー対決
青野未来 vs 石川奈青
▼The Power Contest
MIRAI vs CHIAKI
▼第4試合
翔月なつみ、松井珠紗 vs 天麗皇希、後藤智香
▼World beauty showdown〜世界美女決戦〜
桜井麻衣、ゼイダ・スティール vs 野崎渚、マイラ・グレース
▼マリーゴールド最強タッグ伝説
ジュリア、林下詩美 vs Sareee、ボジラ
2024年05月12日 06:00
女子プロレス新団体「マリーゴールド」が11日、合宿を行い女子プロレス界の逸材林下詩美(25)が相撲トーナメントを制した。
この日はジュリア、林下詩美、MIRAI、桜井麻衣、ビクトリア弓月、石川奈青、青野未来、松井珠紗、翔月なつみ、後藤智香、CHIAKI、練習生の南小桃が神奈川県の海岸に集合した。
ジュリア考案の8番勝負「マリンゴールド」を終えると、ロッシー小川代表がトーナメント形式での相撲対決を提案。8種目も戦い疲労困ぱいの12人だったが、1対1でお互いの力を確かめ合った。決勝は詩美と石川が激突。石川に持ち上げられ土俵際に追いやられた詩美だったが、最後に背負い投げの要領で石川を放り投げ、勝利を勝ち取った。
詩美は「私がマリーゴールドで1(番)のパワーファイターだと思っていたのるので、こんなにたくさんの人がいる中でもこうして勝てて、それを証明できたかなと思います」と笑顔を見せた。1回戦ではCHIAKI、2回戦ではMIRAIを撃破して勝ち上がった。「CHIAKIは動きがよかったし、MIRAIの技術もすごかった。そして石川奈青の当たりの強さには驚きました」と振り返った。
旗揚げ戦(20日、東京・後楽園ホール)ではジュリアと組み、Sareee&身長180センチのドイツ人レスラー・ボジラと対戦する。「今日はボジラの肩慣らしになりましたね。もうボジラだろうが、Sareeeだろうが余裕ですよ。私の力で2人でねじ伏せます」と宣言した。旗揚げ戦に向け、準備は万端だ。
2024年05月12日 06:00
WWEで筋肉ムッキムキのスーパーチームが大活躍を続けている。
2024年05月12日 05:00
新日本プロレスジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」が、11日の千葉大会で開幕。Bブロック公式戦でIWGPジュニアヘビー級王者のSHO(34)が、ドリラ・モロニー(27)を下し、初優勝へ好発進した。
「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」の一員として悪の限りを尽くすSHOは、この日の大会開始前に「バレットクラブ・ウォー・ドッグス」モロニーのサイン会に登場。笑顔でサインをもらうと、クリーンファイトを誓って握手をかわした。
かくして悪党2人の公式戦は正々堂々とした戦いに…なるわけがなかった。モロニーもさすがにH.O.Tリテラシーをわきまえており、SHOはベルト殴打の奇襲を狙うも失敗。その後も大荒れ模様の展開が続く。
場外乱闘でテーブルに叩きつけられたSHOは、リングに戻ろうとした寸前で、ウォー・ドッグスの外道に背後から襲われて急所攻撃を浴びてしまう。しかし、H.O.Tからは高橋裕二郎が登場し、背後からモロニーに急所攻撃をお見舞い。セコンドによる急所攻撃の報復合戦という地獄絵図が繰り広げられた。
SHOは何とかカウント19でリングに戻ると、レフェリーの目を盗んでトーチャーツールでモロニ―を殴打。そのまま押さえ込んで3カウントを奪い、大乱戦を制した。
してやったりの王者は「おい、クリーンファイトって言ったやろうが! ふざけんなよ。オイ、仲良くできるんだろ? クリーンファイトやろうぜ、オイ!」と説得力皆無の呼びかけ。
「優勝すんのは俺なんだよ。去年の優勝者(マスター・ワト)も俺が欠場に追い込んでやってるからよ。今年は俺だよ。そいつの分も、大阪(城ホール、6月9日)で優勝決めてやらあ」
2013年大会のプリンス・デヴィット以来となる、IWGPジュニア王者としてのBOSJ制覇を予告していた。
2024年05月11日 22:30
WWEのキング・オブ・ストロングスタイル中邑真輔(44)が、スマックダウン制圧を予告した。
4月の「WWEドラフト」により、ロウから古巣のスマックダウンに1年ぶりに復帰した。このところ連敗が続いていたこともあって、悲願の最高峰王座取りへ心機一転臨むことになった。
10日(日本時間11日)のスマックダウン(ペンシルベニア州ウィルクスバリ)では、中邑の代名詞となった英語字幕付き日本語動画で登場。スマックダウン移籍に伴い、強烈な決意表明をぶっ放した。
暗がりで赤いライトを浴びながら「俺の芸術はただ戦うことだけじゃない。征服し、魅了し、俺の目の前に立ちふさがる全てのものを破壊する。俺はスマックダウンの頂点に立つためにここにいる。俺がここにいる今、誰一人安全じゃない」と断言した。
その上で「『マスター・オブ・ストロングスタイル』は台頭するだけではなく…頂点に上り詰め、君臨するつもりだ。だからよく聞け…スマックダウンの全てが変わろうとしている。もう二度と元には戻らない」とズバリ。最高峰王座への強い決意を示した。
スマックダウンの最高峰王座に君臨するのは、統一WWE王者のアメリカン・ナイトメアコーディ・ローデス。中邑は昨年から抗争を続けてきた。この日のスマックダウンを放送した「ABEMA」では「SMACKDOWNでもしつこい中邑」のテロップが入った。
果たして執念深い「マスター・オブ・ストロングスタイル」が、WWEの新エースにいつ牙をむくのだろうか。
2024年05月11日 21:30
WWEの新エースで統一WWE王者のアメリカン・ナイトメアコーディ・ローデス(38)が、次回PLE「キング&クイーン・オブ・ザ・リング」(25日=日本時間26日、サウジアラビア・ジッダ)で、「グランドスラム」達成に挑戦することになった。
4月の祭典「レッスルマニア40」で難攻不落のローマン・レインズを破り王座奪取。CCO(最高コンテンツ責任者)のトリプルHから「新時代」のエースに指名された。4日のPLE「バックラッシュ」(フランス・リヨン)ではAJスタイルズとの白熱の名勝負を制し、見事に王座防衛に成功していた。
10日(日本時間11日)のスマックダウン(ペンシルベニア州ウィルクスバリ)では、オープニングでニック・オールディスGMが、コーディをリングに呼び込んだ。コーディは入場テーマ曲「Kingdom」に乗って、スーツ姿でさっとうと登場。オールディスGMは「君は戦う王者だ」と言い、次回PLE・サウジ決戦の挑戦者を発表するという。
そこに現れたのが、チャンネル登録者数2350万人の米超人気ユーチューバーで、2年前からプロレスラーとして活動するローガン・ポール(29)だ。2021年6月には、ボクシングの元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザーとエキシビションマッチを戦ったことでも知られる。
現US王者の入場テーマが流れると、コーディは思わず苦笑い。観衆から「ローガン、最低!」のチャントを浴びたUS王者は、全くひるまない。自身の飲料ブランド「PRIME」をアピールしながらグダグダとコーディを挑発。「俺はサウジアラビアでお前をKOして、統一WWE王者になるぜ」と言ってのけた。コーディも「もし俺がそのUS王座を獲得すれば、WWEのグランドスラムチャンピオンになれるよな」と、ローガンのUS王座もかけてのダブルタイトル戦をぶち上げた。
これにより、コーディvsローガンのサウジ決戦は、統一WWE&USのダブル王座戦が浮上。コーディはこれまで最高峰王座(統一WWE王座)、インターコンチネンタル王座、世界タッグ王座を獲得してきた。これにUS王座が加われば、WWEの「グランドスラム」と達成となる。新エースが驚異の空中殺法を誇る人気ユーチューバーを下し、新たな歴史をつくれるか。
この日のスマックダウンは「ABEMA」にて放送された。
2024年05月11日 20:30
女子プロレス新団体「マリーゴールド」が11日、神奈川県の海岸で特訓を敢行した。
2024年05月11日 20:20
新日本プロレスジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」が11日の千葉大会で開幕。Aブロック公式戦で藤田晃生(21)が金丸義信(47)を撃破し、初白星を飾った。
出場選手中最年少の藤田と最年長の金丸による公式戦。開始前にいきなり奇襲を受けると、その後は足4の字固めをはじめとした右膝一点集中攻撃に苦しめられた。
ウイスキーミストをミサイルキックで防いだ藤田は、足4の字固めも逃れるとジャーマンスープレックスを狙う。レフェリーをつかんで阻止した金丸に右膝を蹴られてしまうが、走りこんできたところを切り返してジャーマンを発射。最後は必殺のAbandon Hopeで3カウントを奪ってみせた。
BOSJの史上最年少優勝記録は2016年大会のウィル・オスプレイの23歳となっている。記録更新の可能性を秘める若き新星は「簡単に勝てるなんて思ってねえよ。俺の想像をはるかに超えていた。でもな、どんなに体が痛んでも、どんなにダメージがあっても、俺は目指すところは変わんねえぞ。優勝だ!」と力強く宣言した。
リーグ戦にあわせてコスチュームと入場曲も新調。「変えたから強くなる、そんなことはこれっぽっちも思ってねえ。でもな、1つは俺の覚悟の表れだ」と今大会へかける意気込みを明かしていた。
2024年05月11日 20:01
新日本プロレスジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」が11日の千葉大会で開幕。Aブロック公式戦でエル・デスペラードがティタンに敗れまさかの黒星発進となった。
ジュニアヘビー級のトップとしての地位を確立して久しいデスペラードだが、BOSJのタイトルだけは縁がない。悲願の初優勝へ向けた初戦で、昨年大会の準優勝で敗れたティタンと激突した。 メキシコ時代にプライベートでも交流があったティタンとの公式戦は、互いに一歩も譲らない意地の張り合いとなる。スパインバスターからマフラーホールドに捕獲したデスペラードだがヌメロ・ドスには移行できない。ピンチェ・ロコを回避されると、トルネードDDTで再び劣勢に追い込まれた。
さらにトラースキックを浴びると、コーナー最上段からフットスタンプを突き刺される。これはカウント2で返したが、ジャベ・インモルタルに捕獲されてしまう。最後は持ち手をクロスさせるジャベ・インモルタルでついにギブアップを喫してしまった。
優勝候補同士の初戦を落としたデスペラードは「去年はアイツが最後の相手だった。クソッ、今年は最初の相手だ。結果が一緒になっちまった。しかも同じ技でだ。最悪だ。俺はこの1年、何をしてた…チクショー。クソッ!」と肩を落とした。それでも落ち込んでいるヒマはない。「変わらない。俺が目指すのは優勝だけだ。確かに1個負けた、ティタンにな。同じ技で去年と同じ結果だ。だけどBOSJの結果は変わる。ティタン、後のことは、その後お前の前に立ってやるよ」と気持ちを切り替え前を向いていた。
2024年05月11日 19:46
「ボクシング・10回戦」(11日、仁川)
元世界2階級制覇王者の京口紘人(30)=ワタナベ=はIBF世界フライ級10位のビンス・パラス(フィリピン)と対戦し、判定0−3で敗れた。3階級制覇に向けた世界前哨戦で痛恨の敗戦。通算成績は18勝(12KO)2敗となった。
試合は手数ではパラスだったが、京口の方が多くの有効打を当てたようにみえ、優勢かと思われた。しかし、ジャッジは前に出続けたパラスを支持。判定の瞬間、驚いた表情をみせた京口は、試合後、自身のXを更新。「結果は判定で負けました は?ふざけんな」と、不満を示した。
SNSでも「判定逆だよね」、「あり得ない誤審」、「俺、フルマークで京口だったんだけど…」、「過去最悪の判定みたわ。マジで最悪」と、騒然となっていた。
2024年05月11日 19:45
新日本プロレスジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」が11日の千葉大会で開幕。
2024年05月11日 19:19
新日本プロレスジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」が11日の千葉大会で開幕。Aブロック公式戦でノアのGHCナショナル王者HAYATA(36)がBUSHI(41)を撃破し、白星発進を飾った。
現役王者としてBOSJに初出場となったHAYATAは、今大会エントリー選手の中で最多の12回目の出場を誇るBUSHIと初戦で激突した。変型の足関節技ファブルに長時間捕らえられるなど、左膝にダメージを負ってしまう。
それでもニークラッシャーを回避すると、トルネードDDTで反撃開始。BUSHIロールも切り抜け、DDTをさく裂させる。最後は403インパクトで3カウントを奪ってみせた。
ノア勢初のBOSJへ好発進のHAYATAは「何もない。当然の結果や」と静かに勝ち誇った。無差別級のベルトを保持するノアジュニアの中心人物が、リーグ戦の台風の目となりそうだ。
2024年05月11日 15:21
◆「ボーイズビーアンビシャス」イベント(11日、午Uvanceとどろきスタジアムby Fujitsuフロンパーク)
「邪道」大仁田厚がサッカーJ1の川崎―札幌戦試合前のとどろきスタジアムで電流爆破マッチを敢行した。
“メインイベント”の電流爆破バットデスマッチでは、FMW時代の盟友・雷神矢口、リッキー・フジと組んでミスター・ポーゴ、櫻井匠、怨霊組と激突。
「オオニター!」と、自身の名前がコールされた途端、ポーゴに大型ドラム缶で殴りかかると、場外乱闘に。プロレス慣れしていないサッカーファンが逃げ惑う中、殴り合いの大暴れ。リングに戻ると、電流爆破バットで昨年、大動脈瘤手術を受けた腹部に強烈な殴打を受け、悶絶する場面もあったが、怨霊の顔面に毒霧を噴射。戦線離脱させると、最後は矢口と櫻井の前後からの電流爆破サンドイッチ殴打をさく裂させ、KO。すかさずフォールし、3カウントを奪った。
試合後のリングでマイクを持つと、「苦しいこと、楽しいこと、たくさんあるけど、人生は乗り越えていかなきゃいけない。胸いっぱい生きようぜ!」と絶叫。「1、2、3、ファイヤー!」の決めゼリフで締めくくったが、多くのサッカーファンが「1、2、3、ダーッ!」とアントニオ猪木さんの決めゼリフを口に。「邪道」は「誰だ? ダーッって言ったのは。ファイヤーだよ!」と、笑顔満開でツッコんだが、自身の試合の後も大暴れを見せた。
午後3時キックオフの川崎―札幌戦の始球式にもアポ無しで乱入しようとしたが、スタジアム玄関でチーム関係者に阻止され、「俺は始球式をやりたかったのになんだよ!」と絶叫。
「来年はやってやるからな!」と吐き捨てたが、川崎からは1年間のスタジアム出入り禁止処分を食らってしまった。(中村 健吾)
2024年05月11日 14:58
◆「ボーイズビーアンビシャス」イベント(11日、午Uvanceとどろきスタジアムby Fujitsuフロンパーク)
「邪道」大仁田厚がサッカーJ1の川崎―札幌戦試合前のとどろきスタジアムで電流爆破マッチを敢行した。
プロレス界で「晴れ男」として知られる大仁田。FMWを一気に人気団体に押し上げた1990年8月4日の伝説の汐留レールウェイでの電流爆破マッチ始め屋外開催の試合の天候には恵まれてきたが、22年に予定されていた川崎主催の「ボーイズビーアンビシャス」は電流爆破マッチを予定していたものの台風のため、やむなく中止となった。
今回、2年前の無念を晴らすべくサッカーの聖地に乗り込んだ「邪道」。その願い通り、この日は朝から快晴。多くのサッカーファンが詰めかける中、川崎のライトブルーのユニホームを着ると、ファンを集めての「男気ジャンケン大会」からフル回転した。
「台風、大雨とずっと天候に泣かされてきた『ボーイズビーアンビシャス』だけど、やっと晴れて良かったよ。俺のことを『昔から見てました』って言ってくれるサッカーファンもいたし、存分にプロレスの魅力を見せつけてやるよ」と気合を入れて臨んだ“メインイベント”の電流爆破バットデスマッチでは、FMW時代の盟友・雷神矢口、リッキー・フジと組んでミスター・ポーゴ、櫻井匠、怨霊組と激突。
「オオニター!」と、自身の名前がコールされた途端、ポーゴに大型ドラム缶で殴りかかると、場外乱闘に。プロレス慣れしていないサッカーファンが逃げ惑う中、殴り合いの大暴れ。リングに戻ると、電流爆破バットで昨年、大動脈瘤手術を受けた腹部に強烈な殴打を受け、悶絶する場面もあったが、怨霊の顔面に毒霧を噴射。戦線離脱させると、最後は矢口と櫻井の前後からの電流爆破サンドイッチ殴打をさく裂させ、KO。すかさずフォールし、3カウントを奪った。
フロンターレのユニホームを着た川崎ファンが取り囲んだリングの真ん中に立ったところで、他団体・GLEATの河上隆一がリングへ。同団体のカズ・ハヤシの引退マッチでの電流爆破マッチ参戦が決まっている大仁田をにらむと「カズ・ハヤシの引退試合、この俺をタッグパートナーにどうですか? 俺は電流爆破で俺自身を燃やし尽くしたいんです!」と猛アピール。
この言葉を受けた大仁田は河上をがっちり抱き寄せると「やってやるよ! だけど、俺と組むということはクビ覚悟でやるということだぞ!」とタッグを組むことを受諾。大仁田、河上が組んでのGLEATリングでのカズ、CIMA、田中稔組との激突が濃厚となった。
河上と肩を組むと、リングを囲んだサッカーファンにペットボトルの水をかけまくる“聖水の儀式”を敢行した大仁田。
再びマイクを持つと、「苦しいこと、楽しいこと、たくさんあるけど、人生は乗り越えていかなきゃいけない。胸いっぱい生きようぜ!」と絶叫。「1、2、3、ファイヤー!」の決めゼリフで締めくくったが、多くのサッカーファンが「1、2、3、ダーッ!」とアントニオ猪木さんの決めゼリフを口に。「邪道」は「誰だ? ダーッって言ったのは。ファイヤーだよ!」と、笑顔満開でツッコんでいた。(中村 健吾)
◆全成績
▽第1試合・スリーウェイマッチ20分1本勝負
〇ミス・モンゴル(8分52秒 Wフォール)あきば栞、パンディータ
▽第2試合電流爆破バットデスマッチ6人タッグ時間無制限1本勝負
〇大仁田厚、雷神矢口、リッキー・フジ(11分53秒 サンドイッチ電流爆破バット殴打→体固め)ミスター・ポーゴ、怨霊、櫻井匠●