2024年04月28日 12:20
日本プロレスリング連盟は28日、5月6日に日本武道館で行われる「ALL TOGETHER〜日本プロレスリング連盟発足記念・能登半島復興支援チャリティ大会〜」の全対戦カードを発表した。 「ALL TOGETHER」は、プロレス業界団体による「日本プロレスリング連盟」(UJPW)の設立を記念した大会。今大会には新日本プロレス、プロレスリング・ノア、DDTプロレスリング、大日本プロレス、DRAGONGATE、スターダムが参戦する。能登半島の復興を支援するチャリティ大会として行われ興行収益の一部を石川県へ寄付する。 メインイベントはDDTの上野勇希、プロレスリング・ノアの清宮海斗、新日本プロレスの海野翔太のトリオとシュン・スカイウォーカー、KONOSUKE TAKESHITA、上村優也との対戦に決定した。 さらにセミファイナルでは、新日本の4・27広島大会のイリミネーションマッチで激突したロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの内藤哲也とノアのジェイク・リーが6人タッグで激突する。 全対戦カードは以下の通り。 ▼第1試合 30分1本勝負 丸藤正道、高木三四郎、棚橋弘至 vs 高橋裕二郎、成田蓮、“キング・オブ・ダークネス”EVIL ▼第2試合 30分1本勝負 拳王 vs 藤田晃生 ▼第3試合 30分1本勝負 なつぽい、スターライト・キッド vs 天咲光由、AZM ▼第4試合 20分1本勝負 関本大介、石井智宏 vs マサ北宮、ジェフ・コブ ▼第5試合 30分1本勝負 箕浦康太、MAO、ニンジャ・マック、HAYATA、エル・デスペラード vs YAMATO、遠藤哲哉、アルファ・ウルフ、ドラゴン・ベイン、高橋ヒロム ▼第6試合 30分1本勝負 KAI、SANADA vs クリス・ブルックス、ザック・セイバーJr. ▼第7試合 30分1本勝負 辻陽太、鷹木信悟、内藤哲也 vs ゲイブ・キッド、デビッド・フィンレー、ジェイク・リー ▼第8試合 30分1本勝負 上野勇希、清宮海斗、海野 翔太 vs シュン・スカイウォーカー、KONOSUKE TAKESHITA、上村優也
2024年05月12日 10:00
【プロレス蔵出し写真館】5月6日、日本武道館で日本プロレスリング連盟の「ALL TOGETHER〜UJPW発足記念大会〜」が行われた。今大会は加盟を表明している9団体から新日本、ノア、DDT、大日本、ドラゴンゲート、スターダムの6団体が参加した。
プロレスオールスター戦「ALL TOGETHER」は昨年に続いて今回が4度目の開催とのこと。
オールドファンにとってオールスター戦といえば、決して交わることがないと思われていた新日本プロレスと全日本プロレス、そして国際プロレスの3団体が一堂に会した東京スポーツ創立20周年記念イベントとして企画された「8・26夢のオールスター戦」が思い浮かぶ。
今から44年前の1979年(昭和54年)8月26日、日本武道館は始まって以来の超満員1万6500人の観衆で埋め尽くされた。当日売りのチケットを求めて会場に一番乗りしたのは、なんと前日の25日午前8時30分に並んだ2人の高校生。その後、行列は伸びて徹夜組は約40人。午前9時過ぎには約2キロの大行列となり、11時から予定されていた当日売りの発売を30分繰り上げる措置が取られた。
ジャイアント馬場とアントニオ猪木が約8年ぶりとなるBIコンビを復活させ、タイガー・ジェット・シン&アブドーラ・ザ・ブッチャー組から勝利を挙げた。猪木は「馬場さん、今度は一騎打ちだ。オレの挑戦を受けてくれ」と絶叫。馬場も「よし、やろう」と、その場の雰囲気に合わせるかのように応じたが、だまし討ちのような猪木のマイクアピールに不信感を募らせた。
2度目のオールスター戦が企画されたが、実現には至らなかった。
さて、この日メインに次ぐ歓声を集めたのはセミファイナルのラッシャー木村 vs ストロング小林ではなく、この試合の前の第7試合。ジャンボ鶴田&藤波辰巳(現・辰爾)&ミル・マスカラスの飛行トリオがマサ斎藤&高千穂明久(後のザ・グレート・カブキ)&タイガー戸口(キム・ドク)組と対戦した6人タッグマッチだった。
試合はマスカラスが斎藤をフォールして勝利を収めたが、パンフレットの試合カードでは45分3本勝負となっており、観客の混乱を生んだと、ファンが振り返っていた。
さらに、40年以上たってこの試合について語ったのは戸口だった。
「藤波のヒザがオレの急所に当たった。それでオレは頭にきた。『やんのか』って言ったらあいつも構えたけど、斎藤さんが『戸口やめろ!』って大きな声で制した」と明かし、斎藤が止めなければ、試合がどうなっていたかわからないとも語っていた。
問題の場面は、飛行トリオが戸口にトリプルドロップキックを決めた(写真)後に起こった。鶴田が戸口をダブルアームスープレックスで投げてから藤波にタッチ。藤波は戸口のボディーにトーキック。戸口もチョップで返してチョップ合戦を展開。藤波が足を取りにいくと戸口はフロントネックロックで藤波の動きを止め、そのままの体勢でロープに押される戸口。
ロープブレークで、離れ際に藤波は戸口の股間にヒザを当てた。戸口はムッとして拳を握ったが、藤波は一歩も引かず臨戦態勢を取った。
戸口はファンクラブのインタビューで「オレと藤波とじゃウエートが違う。一緒にされたくない」と語っていて、ジュニアのレスラー、まして日本プロレスの後輩・藤波を見下していた。現に開始直後、藤波と対峙した戸口は片手を高く上に伸ばして大きさを強調していた。
当時の藤波はWWF(現WWE)ジュニアヘビー級王者としてブレーク中。この自分をなめた態度にカチンときた藤波がヒザを繰り出したようだ(事情通の話)。
もっとも、ユーチューブで試合映像が公開されるまでは、選手同士にしかわからない些細なやりとりだったが…。
ところで、この大会で新日 vs 全日による団体対抗戦と呼べるものは、坂口征二 vs ロッキー羽田戦だった。
羽田は坂口戦が決まるとナーバスになり、明け方まで酒を飲んで気を紛らせたと語られる。
「日プロの先輩・坂口が相手だから。結局、誰がどう見たって坂口にとっては安全パイ。だれもロッキーなんかに期待してない。100人いたら100人が坂口の勝ちって言うでしょ? ロッキーにしてみれば、どうやっていい試合にするかってことしか考えてないわけだから。開き直ってやればよかったのに、半分ビビっちゃって。(坂口が)仕掛けてくるかも? あるわけないでしょ」。当時の全日担当記者が回想する。
試合は羽田が先手を取り、平手打ちから坂口を場外に放る。さらにドロップキックなどで攻め立てるも、2発目を払い落とされ、ジャンピングニーパットからアトミックドロップで轟沈。力の差を感じさせる結果となった。
この大会は3団体混合のバトルロイヤル、長州力とアニマル浜口が初タッグ結成、鹿児島選手権といわれた荒川真(後のドン荒川) vs スネーク奄美、新日と全日が混合タッグ結成とオールスターらしいカードが組まれた。
40年以上経過しても何かしら話題に上がる、貴重な大会となった(敬称略)。
2024年05月12日 10:00
【昭和〜平成スター列伝】元UFC世界ヘビー級王者で“青い目のケンシロウ”ことジョシュ・バーネット主宰のプロレスイベント「ブラッドスポーツ 武士道」が6月22日、両国国技館で開催される。ロープがなくKO、ギブアップ、レフェリーストップで決着する過激なルールだ。しかもバーネットはIWGP世界ヘビー級王者のジョン・モクスリー(AEW)とノンタイトルで激突。要注目の大会となる。
バーネットは2003年1月4日に永田裕志のIWGPヘビー級王座に挑戦した経験もあるが戴冠経験はないだけに「今回はIWGPがかかっているわけではないが、それを取りに行く心づもりで対戦したい。勝つのは簡単ではないと思うが、絶対にやっつけます」と燃えている。
その永田との対戦は東京ドームのメインで行われた。当時まだ25歳。総合格闘技を主戦場としていたバーネットにとってはプロレスデビュー戦だった。
「永田とバーネットの一騎打ちはプロレスと総合格闘技が融合したニュー・ストロングスタイルの誕生をもたらした。バーネットは組み合いから左ハイキック、ヒザ蹴り、飛びつき式逆十字で襲いかかる。飛びつき式カニバサミからヒザ十字、アームロック、キックを捕獲してのキャプチュードと波状攻撃は続く。しかし永田のコンピューターは死んでおらず、プロレスの受け身に慣れていないバーネットの弱点をついた攻撃へ出た。リストクラッチ式エクスプロイダーで脳天から落とすと、軽い脳しんとうを起こしたバーネットにカウンターの浴びせ蹴り一閃。一瞬、意識が飛んだ相手を強引に片エビ固めで押さえ込んで10分40秒、3カウントを奪ってV7に成功した」(抜粋)
地味だが異種格闘技戦の緊張感を持った好勝負だった。最終的にV10を果たした永田は後日「この一戦がターニングポイントになった。未知なる者と闘うプレッシャーが凄かった」と語っている。当時、現場責任者だった蝶野正洋は「まだ若い。年間契約を結んでウチで鍛えれば誰にも負けないチャンピオンになる」と絶賛した。
その後、バーネットはパンクラスでも王者となり、プロレスと並行して総合格闘技を続けた。日本のアニメとプロレスをこよなく愛するキャラクターで、ファンの支持も大きかった。今回のモクスリーとの一戦はまさに“異次元”の試合。名勝負に期待したい。
2024年05月12日 09:49
34年ぶりに東京ドームで行われた6日のボクシング興行で4団体統一世界スーパーバンタム級タイトルマッチで王者井上尚弥に6回TKOで敗れた挑戦者ルイス・ネリ(29)=メキシコ=が12日、自身のX(旧ツイッター)を更新。英語で「126に準備できた」と記し、フェザー級(126パウンド=57・15キロ)への階級変更を明かした。
126ポンドのフェザー級にはWBCのバルガス、IBFのロペス、WBOのエスピノサと3人のメキシコ人ボクサーが王座についており、対戦への意欲を示したとみられる。フェザー級の王座を獲得すれば、3階級制覇となる。
フォロワーからの「次ーのライバルは誰になる?」という問いかけには「私の陣営で選択肢を検討中だ」と返信。「126(フェザー級)で井上との再戦を考えるか」という問いには「もちろん」と返信した。
ネリは井上に敗れた翌日の7日にも、Xで「アディオス(さようなら)122(スーパーバンタム級)」と記すなど、階級変更を示唆していた。
2024年05月12日 08:57
女子プロレス新団体「マリーゴールド」が11日、5・20後楽園ホールでの旗揚げ戦へ向け神奈川県内の海岸で初の合同合宿を行った。
2024年05月12日 07:57
女子プロレス新団体「マリーゴールド」が11日、5・20後楽園ホールでの旗揚げ戦へ向け神奈川県内の海岸で初の合同合宿を行った。
合宿にはジュリア、林下詩美、MIRAI、桜井麻衣、ビクトリア弓月、石川奈青、青野未来、松井珠紗、翔月なつみ、後藤智香、CHIAKI、練習生の南小桃が参加した。
スクワット、ランニング、人間ピラミッドなど準備体操と報道陣向けの「絵作り」を経て、4選手が3組に分かれ、ジュリアが考案した相撲、ビーチフラッグ、ロッシー小川社長へのアピールタイムなど8種目のメニューに挑戦した。全員が砂まみれになる特訓は3時間に及び、さらに追加でロッシー氏が提案した12選手による相撲トーナメントを実施した。準決勝では、旗揚げ戦で一騎打ちする「青野未来vs石川奈青」の対決が実現。白熱の一番は石川が執念で青野を倒し歓声をあげると青野が食ってかかる乱闘に発展。決勝は林下詩美と石川が対決し林下が熱戦を制しマリーゴールドの「初代横綱」となった。
3時間に及ぶ砂まみれの特訓を見守ったロッシー氏は今回の合宿の狙いを「旗揚げに向かって士気を高めるということと所属していた団体が違うから結束を高めるため」と明かした。
昭和時代には、男女問わずプロレス団体は、重要なシリーズ前に海岸などでの合宿を報道陣に公開する風景は定番だった。ロッシー氏は「こういう砂浜での合宿は(他団体は)昭和以来、やっていないんで昭和のいいものを令和に持ち込みたいんで、いい風習は、これからもやっていきたい」と掲げ「変な話、これも経費もかかるし、だけど、それも景気づけだし、いろいろやっていくことが大切。これも攻めの一貫です」とほほえんだ。
4月の団体設立以来、これまでの練習は道場がほとんど。今回の海岸合宿でロッシー氏は「青野が意外と足が速かったり、知らなかった面を知ることができました」50メートル徒競走でぶっちぎりの1位だった青野の走力など今までには見えなかった選手の特徴も把握したという。
ロッシー氏から隠された運動神経を評価された青野は「足は小学生の時、速かったんです。昔の記憶だったんでうれしかったです」と笑顔で振り返った。アクトレスガールズを退団し飛び込んだ新団体。海岸での結束を高める合宿に「こういう合宿は初めてだったんですごい新鮮で楽しかったです。より他の選手のことも分かったんで人間関係を深められたんで良かったです」と収穫を口にした。
一方で相撲対決では、5・20旗揚げ戦で対戦する石川に敗れ「石川奈青が相撲で強いのには、びっくりしました。正直なめていたんで…めちゃくちゃ悔しいです」と唇をかみしめ「旗揚げ戦でやり返すしかない」と雪辱を誓った。
そして後楽園へ「このメンバーが(マリーゴールドに)かける思いもわかったし私ももちろん、みんな覚悟を決めてやっている。新しいことが始まるのがすごくワクワクしているので、このワクワクをパワーにしてここから始まるマリーゴールドを色んな人に広めたいし、めちゃくちゃ気合い入っているので全部出します」と瞳を輝かせた。
◆5・20旗揚げ戦全対戦カード
▼startin over パッション注入2024
高橋奈七永 vs ビクトリア弓月
▼A対Aイデオロギー対決
青野未来 vs 石川奈青
▼The Power Contest
MIRAI vs CHIAKI
▼第4試合
翔月なつみ、松井珠紗 vs 天麗皇希、後藤智香
▼World beauty showdown〜世界美女決戦〜
桜井麻衣、ゼイダ・スティール vs 野崎渚、マイラ・グレース
▼マリーゴールド最強タッグ伝説
ジュリア、林下詩美 vs Sareee、ボジラ
2024年05月12日 06:00
女子プロレス新団体「マリーゴールド」が11日、合宿を行い女子プロレス界の逸材林下詩美(25)が相撲トーナメントを制した。
この日はジュリア、林下詩美、MIRAI、桜井麻衣、ビクトリア弓月、石川奈青、青野未来、松井珠紗、翔月なつみ、後藤智香、CHIAKI、練習生の南小桃が神奈川県の海岸に集合した。
ジュリア考案の8番勝負「マリンゴールド」を終えると、ロッシー小川代表がトーナメント形式での相撲対決を提案。8種目も戦い疲労困ぱいの12人だったが、1対1でお互いの力を確かめ合った。決勝は詩美と石川が激突。石川に持ち上げられ土俵際に追いやられた詩美だったが、最後に背負い投げの要領で石川を放り投げ、勝利を勝ち取った。
詩美は「私がマリーゴールドで1(番)のパワーファイターだと思っていたのるので、こんなにたくさんの人がいる中でもこうして勝てて、それを証明できたかなと思います」と笑顔を見せた。1回戦ではCHIAKI、2回戦ではMIRAIを撃破して勝ち上がった。「CHIAKIは動きがよかったし、MIRAIの技術もすごかった。そして石川奈青の当たりの強さには驚きました」と振り返った。
旗揚げ戦(20日、東京・後楽園ホール)ではジュリアと組み、Sareee&身長180センチのドイツ人レスラー・ボジラと対戦する。「今日はボジラの肩慣らしになりましたね。もうボジラだろうが、Sareeeだろうが余裕ですよ。私の力で2人でねじ伏せます」と宣言した。旗揚げ戦に向け、準備は万端だ。
2024年05月12日 06:00
WWEで筋肉ムッキムキのスーパーチームが大活躍を続けている。
ビアンカ・ベレアとジェイド・カーギルは、4日のPLE「バックラッシュ」で、日本の誇る名コンビ「カブキ・ウォリアーズ」(アスカ&カイリ・セイン)を撃破してWWE女子タッグ王座を奪取。最高峰王座獲得3度のビアンカと、AEWから鳴り物入りで移籍してきた大物ジェイドとのスーパーコンビは、驚異の肉体と圧倒的なパワーを武器に女子戦線を席けんしつつある。
10日(日本時間11日)のスマックダウン(ペンシルベニア州ウィルクスバリ)では、ビアンカとジェイドはともに「クイーン・オブ・ザ・リング」女子トーナメント1回戦に出撃。ジェイドは日本のスターダムでも活躍したパイパー・ニブンと激突した。
パイパーのセコンド、チェルシー・グリーンの介入もあって苦戦したが、パイパーの巨体をバックドロップで投げ捨てて逆転。コーナーのパイパーにランニング式のラリーアートを打ち込み、ひたすらうるさいチェルシーはエルボーで排除した。最後はパイパーのキャノンボールをしのぎ、強烈なジャンピングキックから必殺のジェイデッド(変型フェースバスター)で叩きつけて3カウントを奪った。
引き揚げる際には、入場してきたタッグパートナーのビアンカとマッスルポーズでエールを交換した。そのビアンカはキャンディス・レラエとの試合中に左ヒザを痛めるアクシデント。キャンディスにも左ヒザを狙われたが、アルゼンチン式背骨折りの体勢からKODでマットに沈め、準々決勝進出を決めた。
両者が勝ち上がれば、準決勝でWWE女子タッグ王者同士の一戦が実現することになる。トーナメントのロウ側の山では、「ダメージCTRL」のイヨ・スカイも女王の座を狙っている。スーパーチームのどちらかが、勢いのまま決勝が行われるPLE「キング&クイーン・オブ・ザ・リング」(25日=日本時間26日、サウジアラビア・ジッダ)に駒を進めるのか、注目だ。
この日のスマックダウンは「ABEMA」にて放送された。
2024年05月12日 05:00
新日本プロレスジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」が、11日の千葉大会で開幕。
2024年05月11日 22:30
WWEのキング・オブ・ストロングスタイル中邑真輔(44)が、スマックダウン制圧を予告した。
4月の「WWEドラフト」により、ロウから古巣のスマックダウンに1年ぶりに復帰した。このところ連敗が続いていたこともあって、悲願の最高峰王座取りへ心機一転臨むことになった。
10日(日本時間11日)のスマックダウン(ペンシルベニア州ウィルクスバリ)では、中邑の代名詞となった英語字幕付き日本語動画で登場。スマックダウン移籍に伴い、強烈な決意表明をぶっ放した。
暗がりで赤いライトを浴びながら「俺の芸術はただ戦うことだけじゃない。征服し、魅了し、俺の目の前に立ちふさがる全てのものを破壊する。俺はスマックダウンの頂点に立つためにここにいる。俺がここにいる今、誰一人安全じゃない」と断言した。
その上で「『マスター・オブ・ストロングスタイル』は台頭するだけではなく…頂点に上り詰め、君臨するつもりだ。だからよく聞け…スマックダウンの全てが変わろうとしている。もう二度と元には戻らない」とズバリ。最高峰王座への強い決意を示した。
スマックダウンの最高峰王座に君臨するのは、統一WWE王者のアメリカン・ナイトメアコーディ・ローデス。中邑は昨年から抗争を続けてきた。この日のスマックダウンを放送した「ABEMA」では「SMACKDOWNでもしつこい中邑」のテロップが入った。
果たして執念深い「マスター・オブ・ストロングスタイル」が、WWEの新エースにいつ牙をむくのだろうか。
2024年05月11日 21:30
WWEの新エースで統一WWE王者のアメリカン・ナイトメアコーディ・ローデス(38)が、次回PLE「キング&クイーン・オブ・ザ・リング」(25日=日本時間26日、サウジアラビア・ジッダ)で、「グランドスラム」達成に挑戦することになった。
4月の祭典「レッスルマニア40」で難攻不落のローマン・レインズを破り王座奪取。CCO(最高コンテンツ責任者)のトリプルHから「新時代」のエースに指名された。4日のPLE「バックラッシュ」(フランス・リヨン)ではAJスタイルズとの白熱の名勝負を制し、見事に王座防衛に成功していた。
10日(日本時間11日)のスマックダウン(ペンシルベニア州ウィルクスバリ)では、オープニングでニック・オールディスGMが、コーディをリングに呼び込んだ。コーディは入場テーマ曲「Kingdom」に乗って、スーツ姿でさっとうと登場。オールディスGMは「君は戦う王者だ」と言い、次回PLE・サウジ決戦の挑戦者を発表するという。
そこに現れたのが、チャンネル登録者数2350万人の米超人気ユーチューバーで、2年前からプロレスラーとして活動するローガン・ポール(29)だ。2021年6月には、ボクシングの元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザーとエキシビションマッチを戦ったことでも知られる。
現US王者の入場テーマが流れると、コーディは思わず苦笑い。観衆から「ローガン、最低!」のチャントを浴びたUS王者は、全くひるまない。自身の飲料ブランド「PRIME」をアピールしながらグダグダとコーディを挑発。「俺はサウジアラビアでお前をKOして、統一WWE王者になるぜ」と言ってのけた。コーディも「もし俺がそのUS王座を獲得すれば、WWEのグランドスラムチャンピオンになれるよな」と、ローガンのUS王座もかけてのダブルタイトル戦をぶち上げた。
これにより、コーディvsローガンのサウジ決戦は、統一WWE&USのダブル王座戦が浮上。コーディはこれまで最高峰王座(統一WWE王座)、インターコンチネンタル王座、世界タッグ王座を獲得してきた。これにUS王座が加われば、WWEの「グランドスラム」と達成となる。新エースが驚異の空中殺法を誇る人気ユーチューバーを下し、新たな歴史をつくれるか。
この日のスマックダウンは「ABEMA」にて放送された。
2024年05月11日 20:30
女子プロレス新団体「マリーゴールド」が11日、神奈川県の海岸で特訓を敢行した。
参加者はジュリア、林下詩美、MIRAI、桜井麻衣、ビクトリア弓月、石川奈青、青野未来、松井珠紗、翔月なつみ、後藤智香、CHIAKI、練習生の南小桃。「マリーゴールド旗揚げに向けて海練習するぞ!」というジュリアの掛け声で幕を開けると、全員でまずは準備体操としてスクワットとランニングをスタートさせた。
さらにテンションの上がった選手たちは組体操で記念撮影。一通り身体をほぐすとジュリアが指揮を執り、夜中の3時過ぎまで考えたという旗揚げ戦(20日、東京・後楽園ホール)に向けた8番勝負を敢行することに。1組4人の3チームに分かれ、ビーチフラッグや鬼ごっこ、相撲などで競い合った。3キロのボールをジャーマンスープレックスの形で投げる種目や、レスリングを模したゲームで互いの力を確かめた。
途中には「ロッシータイム」と銘打たれたアピールタイムが設けられ、30秒間全員がロッシー小川代表に特技を披露した。後藤はあいみょんの名曲「マリーゴールド」を熱唱。大会ポスターで右端に追いやられたことに悔しさを漏らしていた石川は、青野の顔面の上に自身の写真を添付した自作Tシャツを見せて猛アピール。その姿に激怒した青野と大乱闘となった。
魅惑の「ロッシータイム」を制したのは、海にダイブしてアピールしたCHIAKIだった。最終的にMIRAI、後藤、翔月、石川のCチームが優勝。最下位だったジュリア&桜井&弓月&CHIAKIが、アルゼンチンバックブリーカーの状態でスクワット100回を罰ゲームとして強いられ、疲労困ぱいで特訓を終えた。
海岸特訓を終え小川代表は「旗揚げの前に士気を高めるためにも結束を高めるためにも有意義な時間でした」と語り「道場では一緒になるけど、こういう時間を共有することは少ないと思うので。私も青野が意外と足が速かったり、知らなかった面を知ることができました。詩美の相撲の強さは健在だったしね」と笑った。
「昭和を終わらせない」と豪語する小川代表は「昭和的な合宿が今はない。昭和の良いものは取り入れていかないといけないからね。また開催したいですね」と定期開催に意欲を見せた。
2024年05月11日 20:20
新日本プロレスジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」が11日の千葉大会で開幕。
2024年05月11日 20:01
新日本プロレスジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」が11日の千葉大会で開幕。Aブロック公式戦でエル・デスペラードがティタンに敗れまさかの黒星発進となった。
ジュニアヘビー級のトップとしての地位を確立して久しいデスペラードだが、BOSJのタイトルだけは縁がない。悲願の初優勝へ向けた初戦で、昨年大会の準優勝で敗れたティタンと激突した。 メキシコ時代にプライベートでも交流があったティタンとの公式戦は、互いに一歩も譲らない意地の張り合いとなる。スパインバスターからマフラーホールドに捕獲したデスペラードだがヌメロ・ドスには移行できない。ピンチェ・ロコを回避されると、トルネードDDTで再び劣勢に追い込まれた。
さらにトラースキックを浴びると、コーナー最上段からフットスタンプを突き刺される。これはカウント2で返したが、ジャベ・インモルタルに捕獲されてしまう。最後は持ち手をクロスさせるジャベ・インモルタルでついにギブアップを喫してしまった。
優勝候補同士の初戦を落としたデスペラードは「去年はアイツが最後の相手だった。クソッ、今年は最初の相手だ。結果が一緒になっちまった。しかも同じ技でだ。最悪だ。俺はこの1年、何をしてた…チクショー。クソッ!」と肩を落とした。それでも落ち込んでいるヒマはない。「変わらない。俺が目指すのは優勝だけだ。確かに1個負けた、ティタンにな。同じ技で去年と同じ結果だ。だけどBOSJの結果は変わる。ティタン、後のことは、その後お前の前に立ってやるよ」と気持ちを切り替え前を向いていた。
2024年05月11日 19:46
「ボクシング・10回戦」(11日、仁川)
元世界2階級制覇王者の京口紘人(30)=ワタナベ=はIBF世界フライ級10位のビンス・パラス(フィリピン)と対戦し、判定0−3で敗れた。3階級制覇に向けた世界前哨戦で痛恨の敗戦。通算成績は18勝(12KO)2敗となった。
試合は手数ではパラスだったが、京口の方が多くの有効打を当てたようにみえ、優勢かと思われた。しかし、ジャッジは前に出続けたパラスを支持。判定の瞬間、驚いた表情をみせた京口は、試合後、自身のXを更新。「結果は判定で負けました は?ふざけんな」と、不満を示した。
SNSでも「判定逆だよね」、「あり得ない誤審」、「俺、フルマークで京口だったんだけど…」、「過去最悪の判定みたわ。マジで最悪」と、騒然となっていた。
2024年05月11日 19:45
新日本プロレスジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」が11日の千葉大会で開幕。Bブロック公式戦で高橋ヒロム(34)がKUSHIDA(40)に敗れ、まさかの黒星発進となった。
過去8度の出場で3連覇(2020〜22年)を含む4度の優勝を誇るヒロムだが、今年は暗雲が垂れこめている。1月4日東京ドーム大会でエル・デスペラードに敗れてIWGPジュニアヘビー級王座を失うと、シングル戦でいまだに勝利がない絶不調のままBOSJを迎えた。
復活を期すヒロムはKUSHIDAの腕攻めに苦しみながらも、ヒロムちゃんボンバーからTIME BOMB ・で攻勢に出る。しかし、TIME BOMB の体勢に入ったところでアームロックを決められると、そのままホバーボードロックに移行された。
バック・トゥ・ザ・フューチャーこそ逃れて首固めで押さえ込んだが、再度ホバーボードロックに切り返されてしまう。そのまま手首も極められ無念のギブアップ負けを喫してしまった。
ベテランの執念に屈したヒロムは「自分を…自分を信じた結果がこれだ! 思い出すな、思い出したくないことを! 俺の食らった技の中で、人生で一番痛かったのが2018年に大阪城で食らったホバーボード(ロック)だ。痛え、悔しいな! 悔しいけど、次につなぐためのギブアップだと、俺の中でそう思っている。クソーッやっちまった! チクショー!」と悔しさをあらわに。
スランプの出口が見えないタイムボムの導火線に火がつくのは、いつになるのか――。