2024年04月28日 12:42
シェフィールド・ユナイテッドのプレミアリーグからの降格が決定した。 昨季はチャンピオンシップ(イングランド2部)で2位となり、3試合を残して3シーズンぶりの昇格を果たしたシェフィールド・ユナイテッドだが、今季はプレミアリーグで大苦戦。10試合を終えた時点で獲得した勝ち点はわずか「1」のみとプレミアリーグ史上最低の成績にとどまり、昨年12月にポール・ヘッキングボトム監督を解任した。 後任としてかつて同クラブを率いていたクリス・ワイルダー監督を招へいしたが、思うように勝ち星を伸ばすことはできず。27日に行われた第35節ニューカッスル戦に1−5で敗れたことにより、残留圏内の17位ノッティンガム・フォレストとの勝ち点差が「10」になったため、3試合を残しての降格が決定した。 なお、第6節でニューカッスルと対戦した際には0−8で敗れていたシェフィールド・ユナイテッドは、イギリスメディア『Squawka』によると、プレミアリーグの1シーズンで同チーム相手に2試合合計で13失点を喫したことは、同大会史上最多失点記録になったようだ。 また、35試合終了時点でシェフィールド・ユナイテッドは3勝7分け25敗の勝ち点「16」にとどまり、総得点「34」に対して総失点は「97」を記録。イギリスメディア『BBC』によると、プレミアリーグの1シーズンで最多失点を記録したスウィンドン・タウン(1993−94シーズンに100失点)に次いで、シェフィールド・ユナイテッドは史上2番目に多い失点数になっている模様で、残り試合でこの記録を塗り替える可能性も浮上している。 【ハイライト動画】ニューカッスルvsシェフィールド・ユナイテッド
2024年05月12日 10:06
日本代表MF堂安律が所属するフライブルクは現地時間5月11日、ブンデスリーガ第33節でハイデンハイムとホームで対戦。1−1で引き分けた。
この一戦に、堂安は右のウイングバックで先発出場。すると29分、左サイドからのクリスティアン・ギュンターのクロスに反応。豪快なダイビングヘッドでネットを揺らしてみせた。
【動画】堂安律の鮮烈ダイビングヘッド弾
このゴールについて、ドイツメディア『Frankfurter Allgemeine Zeitung』は、「フライブルクの主将ギュンターの鋭いクロスに堂安がダイビングヘッドで合わせた。ハイデンハイムのGK(ケビン・)ミュラーを無力化した」とし、「堂安が34,700人の観衆で満席となったスタジアムのお祭り気分を高めた」と伝えている。
また『tagesschau』も、「堂安が力強く飛び込んで、フライブルクに先制点をもたらした」と報じている。
今季6ゴール目をマークした堂安は、ここ8試合で4ゴール・1アシストと絶好調。18日に行なわれる最終節のウニオン・ベルリン戦でも目に見える結果を残し、シーズンを締めくくれるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月12日 09:44
[ACL決勝・第1レグ]横浜 2−1 アル・アイン/5月11日/横浜国際総合競技場
横浜F・マリノスは5月11日、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の決勝・第1レグで、UAEのアル・アインと横浜国際総合競技場で対戦した。
横浜は序盤からボールを保持し、試合を優勢に進める。しかし13分、一瞬の隙を突かれ、先制を許す。左サイドからソフィアン・ラヒミに突破されてGKポープ・ウィリアムとの1対1の場面を作られる。ラヒミのシュートをポープが一度はセーブするが、そのこぼれ球に反応したモハンメド・アルバルーシに押し込まれた。
1点を追う横浜は、右サイドから攻め込み、何度かチャンスを作る。前半終了間際には、右ウイングのY・マテウスの折り返しからナム・テヒが決定機を迎えるが、シュートは枠を捉えられなかった。
後半も横浜のペース。テンポの良いボール回しから相手ゴールに迫る。すると72分、同点に追いつく。Y・マテウスの右サイドからのクロスを、植中朝日がヘッドで流し込んだ。
さらに畳み掛ける横浜は86分、ついに逆転に成功。Y・マテウスが右サイドから上げ、逆サイドの宮市亮がシュートしたボールを、中央にいた渡辺皓太が膝に当て、ネットを揺らす。一度はオフサイドの判定も、VAR介入の結果、ゴールが認められた。
後半アディショナルタイムには、相手に押し込まれるシーンもあったが、試合はそのままタイムアップ。横浜が第1レグを2−1でモノにした。
【動画】植中の同点弾&渡辺の逆転弾
試合後の会見で、開口一番に「嬉しい結果」と喜びを口にしたハリー・キューウェル監督は、こう試合を振り返った。
「パフォーマンスも、約束の部分も、選手がしっかり前半からやってくれた。アル・アインはカウンターが強みと予測していたなかで、前半のゴールは相手のやり方でやられてしまった。でもそこで下を向くことなく、前を向いて、自分たちのサッカーをやり続けてくれたし、自分たちのパスや連係などで相手を翻弄できた」
横浜は攻勢に出るなかで、後半に植中が同点弾を決めるまで、なかなかゴールをこじ開けられなかった。その展開をどう分析していたのか訊かれると、指揮官は次のように答えた。
「ずっと言い続けていることだが、サッカーはゴールを決めることが一番難しい。アル・アインのキーパーも素晴らしかった。なかなかゴールを決められなくても、チャンスを作ること、とにかく続けてやっていくことが大事だ。
今日の試合は簡単ではなかったし、タフな試合だった。そのなかであれだけできたのは、良い部分だと思う。しかし、ここで満足することなく、しっかり集中して、セカンドレグに向けて良い準備をしていきたい」
第2レグはアウェーの地に乗り込む横浜だが、キューウェル監督は自信を口にする。
「(第1レグで)相手もゴールを決めて自信を持っていると思うが、自分たちも2点を取って自信を持っているし、自分たちのスタイルでサッカーができるはず。こういう大会でもリーグ戦でも、自分たちは試合ごとに強くなっている。相手がどのようにやってくるか楽しみ」
そして指揮官は「まだ何も成し遂げたわけではない。まだ90分残っている。今日は勝利をしっかり噛み締めて、また明日から、少しでも改善できる部分を改善してやっていきたい」と気持ちを引き締めた。
取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)
2024年05月12日 09:30
サッカーAFCチャンピオンズリーグ(AFC Champions League 2023-24)は11日、決勝第1戦が行われ、横浜F・マリノス(Yokohama F Marinos)は2-1でアル・アイン(Al Ain FC、アラブ首長国連邦<UAE>)から逆転勝利を収め、大会制覇へわずかに先行した。
試合は12分にモハメド・バルーシ(Mohammed al Baloushi)のゴールでアル・アインが先制したが、横浜も72分、ヤン・マテウス(Yan Matheus)のクロスに植中朝日(Asahi Uenaka)が頭で合わせて追いついた。
さらに迎えた試合終了6分前、交代出場の渡辺皓太(Kota Watanabe)が決勝点を奪取。一度はオフサイドの旗が上がったが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)による確認でゴールが認められ、横浜が2週間後にUAEで行われる第2戦に向けて貴重なリードを手に入れた。
横浜のハリー・キューウェル(Harry Kewell)監督とアル・アインのエルナン・クレスポ(Hernan Crespo)監督が顔を合わせるのは、二人が現役選手だった2004-05シーズンの欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2004-05)の決勝以来、およそ20年ぶりとなる。
そのときは、クレスポ監督が所属するACミラン(AC Milan)が前半だけで3-0とリードしたが、キューウェル監督がプレーしていたリバプール(Liverpool FC)が後半に追いつき、PK戦の末に優勝する有名な大逆転劇を達成した。
キューウェル監督は今季からF・マリノスを指揮し、わずか4か月でチームを決勝に導いている。
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2024年05月12日 09:16
[J1第13節]川崎 3−0 札幌/5月11日/Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu
FW遠野大弥、25歳。
2024年05月12日 08:30
ついにPSGからの退団を正式発表したキリアン・エムバペ。
今夏で契約満了となる彼はレアル・マドリーにフリー移籍すると見られる。
『RMC』によれば、フランスのエマニュエル・マクロン大統領は、ネット上でのユーザーからの質問に答えるなかでこんな話もしていたそう。
「レアル・マドリーがオリンピックのためにキリアンを解放してくれることに期待している。そうすれば、彼はフランス代表でプレーできる」
エムバペはこの夏にドイツで行われるEUROにフランス代表として参加する予定。その後にはパリでオリンピックが行われるが、マクロン大統領は是が非でもエムバペに出場してもらいたいようだ。
パリ五輪に出られないことが決定している最強の5人
まだレアル移籍は正式発表されていないが…。
2024年05月12日 08:15
金子拓郎と荻原拓也が所属するディナモ・ザグレブはクロアチア1部リーグ優勝を決めた。
11日の第34節オシエク戦に1-0で勝利し、2位リエカとの勝点差が7となったことから2試合を残してリーグ制覇が決定。
『Sportske novosti』は、「ディナモは2節を残して史上最もクレイジーな優勝争いのひとつを無事に終わらせた」と伝えていた。
ディナモは破竹の10連勝で7連覇を決めたが、同紙では「シーズン終盤まで一度も首位に立つことはなかったが、その後は勝利のDNAを見せつけた」とも伝えている。実際、ディナモは2005-06シーズン以降、リーグ優勝を逃したのは2016-17シーズンの一度しかない。
ザグレブの街は大いに盛り上がっていたそうで、熱烈なファンのひとりは「お気に入りのタイトルのひとつになった。我々ファンがあらゆることを経験した後、予期せぬ失望やつまずきを経ても、選手たちは依然として自分たちが最高であることを示した。すべては彼らのおかげ。簡単なことではなかった。監督もおめでとう。このトロフィーを獲得するまでにどれほど多くの障害があったことか!とても嬉しい。きっとカップ戦も優勝できるはず」と話していたそう。
「ディナモ・ザグレブが生んだ現役スター」ベスト11がやばい
ディナモは国内カップ戦の決勝でリエカとの対戦が控えている(ホームアンドアウェイで対戦)。
2024年05月12日 08:05
現地5月11日に開催されたプレミアリーグの第37節で、橋岡大樹が所属する18位のルートンはウェストハムと敵地で対戦。ベンチ入りした橋岡に出番がなかったなか、1−3で敗れ、勝点26から積み上げられなかった。
この試合の後に行なわれた一戦で、勝点29で17位のノッティンガム・フォレストがチェルシーをホームに迎えた。引き分け以上で残留が決定するなか、一時は2−1と勝ち越したものの、2−3で逆転負けを喫した。
【動画】ハーランドの強烈シュートが顔面直撃→橋岡がまさかのオウンゴール
この結果、ルートンの2部降格は決定しなかったものの、最終節のフルアム戦に勝っても、ノッティンガム・Fがバーンリーに引き分け以上なら降格で、負けて勝点で並んでも得失点差が12点も下回っているため、残留は絶望的な状況となった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月12日 08:00
ジョーダン・ヘンダーソンは今夏、アヤックスを去る可能性がある。
2024年05月12日 07:42
試合後の投稿が現地で反響を呼んでいる。 5月11日に開催されたスコットランドリーグの第36節で、日本人5選手が所属する首位のセルティックは3ポイント差で2位の宿敵レンジャーズとホームで対戦。2−1でグラスゴー・ダービーを制し、3連覇に向けて大きく前進した。 この試合で、結果的に決勝点となったオウンゴールを演出したのが前田大然だった。1−0で迎えた38分、左サイドでロングパスを収めると、そこから仕掛けて左足で鋭いクロス。これが相手MFジョン・ランドストラムに当たってゴールに吸い込まれ、貴重な追加点となった。 喜びを爆発させた日本代表アタッカーは、スタンドまで走って行き、サポーターと喜びを分かち合ったが、この行為でイエローカードを出された。【動画】前田大然がオウンゴールを誘発→イエローを受けた行動
試合後、前田は自身のXを更新。英語でこう綴った。「ファンのところに行ったら、イエローカードを貰うなんて知らなかったよ! まあいいか!」 この投稿は現地メディアが次々に取り上げ、たちまち話題に。セルティックの専門メディア『CELTS ARE HERE』は、「そんなルールについて全く知らなかったと陽気に冗談を言った」と伝えた。 英紙『THE SCOTTISH Sun』は「試合後、ウインガーはSNSでこのイエローカードに異議を唱え、ファンの前で祝うことが違反になると全く思っていないと述べた」と報道。次のようなファンの声を紹介している。「仕方がない!」「もし知っていたら、セレブレーションを変更したの?」「今日は素晴らしい試合だったよ、ダイゼン」「魔法の瞬間をありがとう」「絶対的マシン、今日も素晴らしかった」 こんな一面もファンから愛される理由なのかもしれない。構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月12日 07:31
横浜F・マリノスは11日に行われたアル・アイン(UAE)とのAFCチャンピオンズリーグ決勝1stレグに2-1で勝利した。
前半12分に先制されるとリードを許す展開が続いたが、終盤に試合をひっくり返した。
『Kooora』によれば、アル・アインのエルナン・クレスポ監督は試合後にこう話していたそう。
「日本チームの勝利を祝福する。
我々は試合の大部分でスペースを狭めることに成功し、最後の数メートルに集中するだけでよかった。我がチームの選手たちのファイティングスピリットを讃えるが、任務はまだ終わっていない。
後半は攻撃の猛威が足りなかったが、(2ndレグを戦う)ホームではチャンスがある。状況がよくなり、勝利を収めることを願っている。
この栄冠はまだ我々の手中にある、なぜなら我々は2ndレグをホームのファンたちと一緒に戦うからね。
(選手交代は後半ATのひとりだけだったが)
この試合では多く交代は必要なかった。 より大きな脅威を生み出すために必要なのは攻撃的クオリティだけだった。私は選手たちが試合を完遂する能力に大きな信頼を寄せている、それが私のビジョンだった」
アル・アインは最近10試合で2勝2分6敗と不調気味。
クレスポが選ぶ「俺の最強チームメイト22名」
運命の2ndレグは5月25日に行われる。
2024年05月12日 07:15
フライブルクの堂安律が11日のブンデスリーガ第33節ハイデンハイム戦で今季6点目となるゴールを決めた。前半29分の得点シーンがこちら。🔥GOOOAL🔥
/#堂安律 がヘディングでゴール!!!
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🇩🇪#ブンデスリーガ 第33節
🆚#フライブルク×#ハイデンハイム
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👉https://t.co/92bxBbtkUk@doan_ritsu@scfreiburg pic.twitter.com/toxpQ77TlN
— スカパー!ブンデスリーガ (@skyperfectv) May 11, 2024
逆サイドからのクロスにダイビングヘッド!試合は1-1の引き分けで終了している。
今季で退任するフライブルクのクリスティアン・シュトライヒ監督にとっては、この日がホーム最終戦。58歳の指揮官は2011年からフライブルクを率いてきたが、これで監督業から引退するとも伝えられている。
『Sky』によれば、フライブルクサポーターたちは「クリスティアン・シュトライヒ、あなたは最高の男だ」とキックオフ前から合唱していたそうで、指揮官が感謝のお辞儀をすると涙を流すファンもいたそう。同紙では「いかに並外れた人間とスポーツマンだったか」とも伝えていた。
adidasと契約していないのに「日本代表の10番」をつけた8名
7位のフライブルクは18日に行われるウニオン・ベルリンとの最終戦で今季を終える。
2024年05月12日 07:10
ウクライナ・プレミアリーグ第28節が11日に行われ、シャフタール・ドネツクが15度目の国内リーグ制覇を果たした。
2024年05月12日 06:56
[J1第13節]川崎 3−0 札幌/5月11日/Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu
12試合を終えてリーグ戦ではわずか1勝。最下位に沈んでいた札幌は13節にアウェーで川崎と対戦したが、0−3で敗れた。
序盤はCF鈴木武蔵らを中心にチャンスを作るも、前半のうちに川崎FWバフェティンビ・ゴミスにJリーグ初ゴールを含むハットトリックを許し、完敗を喫した形だ。
試合後の監督会見、質疑応答の時間は取らずに約8分、言葉を紡いだのはミシャこと、ペトロヴィッチ監督だった。
「前半、非常に良い入りができ、自分たちがゲームの主導権を握れていたと思いますし、相手になかなかチャンスらしいチャンスというのを与えないなかでゲームを進めることができたと感じています。
ただそのなかで、立ち上がり、前半20分くらいまでにあったチャンスを1点、2点、3点決めていれば、試合はまた違った展開になったのではないかと思いますが、逆に少ないチャンスをものにしたのが川崎であったと。我々札幌にないものがあったのが、今日の川崎だったと感じます」
そして「気を付けなければいけない部分でやられてしまったことは非常に悔しい」と試合を振り返った指揮官だが、選手たちの姿勢は評価した。
「リスクを負って攻めるなかで相手のカウンターを受けて4点目の失点をする、5点目の失点をするという展開になっても十分におかしくない展開でしたが、選手たちはしっかりコントロールしながら、リスクを負って攻撃するということもしながら、もちろんカウンターを受けて危険なシーンは作られましたが、崩れることなく、最後まで規律を持ちながら自分たちの狙いとする戦いを見せてくれたと思います。
もちろん(キム・)ゴンヒ選手だったり、他の選手も含めて後半も得点になってもおかしくないチャンスというのは何回か作れていたと思いますし、そういうなかでもちろん後半の入りの早い時間に1点取れていれば、試合ももう少し違う展開になったはずです。
川崎も選手を入れ替えてより我々の圧を受けながらもカウンターから得点を奪うことを狙っていたと思いますが、選手たちはよくそこを我慢しながらゲームを進めてくれましたし、しっかりと相手の攻撃、プレッシングをしながら相手のボールを奪って、自分たちが得点を奪いに行くというところはしっかり見せてくれていたんじゃないかと感じます」
【動画】川崎×札幌のハイライト!!
そのうえで、現状の責任は監督にあるべきだと説明した。
「今日3−0という結果で敗れましたが、私自身は選手たちもよく戦ってくれたと感じていますし、この敗れたという結果に対して、そして今最下位にいるという結果に対して、やはり監督である私にもちろん責任があると思っています」
そして改めて選手を労った。
「本当によく戦ってくれた選手を褒めてあげたいと思いますし、結果に対する責任は常に監督にあり、その責任は私に向ければいいと思いますし、ただ、選手たちは自分たちのやっていること、プレーに自信を失ってほしくないです。しっかりと前を向いて次に向かっていくファイティングポーズを取ってほしいなと思います。もう一度言いますが、結果、今の状況にあるのは監督の責任。監督とは常に結果に対して責任があるものだと思います」
選手たちと強い絆を築き、これまで魅力的なサッカーを見せてきたペトロヴィッチ監督。ここから札幌を立て直せるのか、注目だ。
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
2024年05月12日 06:55
セルティックは11日に行われた宿敵レンジャーズとのオールド・ファームに2-1で勝利し、リーグ連覇に近づいた。
前田大然は前半38分に相手のオウンゴールを誘発し、勝利に貢献している(動画1分5秒から)。
左からのクロスを相手が自陣ゴールに蹴り込んでしまった。
前田は得点が決まるとゴール裏のサポーターのもとに飛び込み、一緒に喜びを分かち合っていたが、イエローカードを貰っている。
試合後には「ファンに近づくとイエローカードを貰うなんて知らなかったよ!まぁいいや、しかたない!」とXに投稿していた(ファンに抱きついた後、警備員によって引き離された模様)。
サッカーの競技規則では「得点の喜び」の項目に「次の場合、競技者は、得点が認められなかったとしても警告されなければならない。安全や警備に問題が生じるような方法で、ピッチ外周フェンスによじ登る、または観客に近づく」と記されている。
「近年頭髪を補強した選手たち」10名
『The Scottish Sun』では、「一時はシーズン絶望の可能性もあったが、先発復帰。2点目を演出するなど疲れ知れずのプレーを見せ、一度も離脱していないかのようだった」として前田に8点の高評価を与えていた。
2024年05月12日 06:53
マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドであるガリー・ネビル氏の発言が物議を醸している。
元イングランド代表DFは、『Stick to Football podcast』でユナイテッドと遠藤航が所属するリバプールの中盤を比較。古巣のMF陣のほうが、能力的には高いと主張したのだ。
「(ドミニク・)ソボスライではなく(メイソン・)マウントを獲得するだろうし、エンドウではなくカゼミーロを、あるいはエンドウではなく(ソフィアン・)アムラバトを獲得するだろう。(アレクシス・)マカリステルではなく、(ブルーノ・)フェルナンデスを獲得するだろう。おそらくハービー・エリオットではなくコビー・メイノーを選んだだろうし、カーティス・ジョーンズよりも(スコット・)マクトミネイを選択したかもしれない。そしてクリスティアン・エリクセンもいる」
「リバプールより優れているはずなのに、力を発揮していない」という意図の発言ではあったが、リバプールの専門サイト『ANFIELD WATCH』はこの意見にこう反論した。
「マンチェスター・ユナイテッドで19年間プレーしたネビルは、シーズン初めにすでにユナイテッドのMFがリバプールよりもはるかに優れていると主張して、笑い者になった。今シーズンのユナイテッドの、特に中盤での悲惨なパフォーマンスを考えると、この言葉は彼を大きく痛めつけることになるが、ネビルはまた乱暴な主張をして、負けを認めようとしない」
【動画】「立っておけよ」ユナイテッドOBが批判したカゼミーロの緩慢プレー
同メディアは、「驚くべきことではないが、ネビルの主張の大部分はただただ笑えるものだ。彼は、エンドウは当初の評価を覆して、このブラジル人選手を上回る活躍を見せているにもかかわらず、カゼミーロがエンドウよりも有望な中盤の補強選手であるとほのめかした。それ以外の意見もも、リバプールサポーターを大笑いさせるだろう」と揶揄している。
さらに、「カーティス・ジョーンズではなくスコット・マクトミネイを選ぶ人はほとんどいなかっただろう」「ワールドカップ勝者のアレクシス・マカリステルの代わりどころか、ブルーノ・フェルナンデスのような選手を自分のクラブに置くのを望むサッカーファンは多くないだろう」とバッサリ。こう締め括っている。
「クラブの選手に対する信頼もあれば、盲目的で偏った忠誠心もある」
少なくとも、今シーズンのパフォーマンスを見て、遠藤よりカゼミーロやアムラバトが良かったという意見はごく少ないだろう。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部