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2024年04月28日 09:00
27日に行われたベルギー1部リーグのスタンダール対シント=トロイデン戦。 日本人対決にもなった一戦でシント=トロイデンの小川諒也がゴールを決めた(動画35秒から)。 前半13分、ゴール前に上がるとGKに弾かれたシュートが自分に当たって得点となった。小川が海外リーグでゴールを決めるのはこれが初。 その後、川辺駿のアシスト(動画6分から)でスタンダールが同点に追い付き、1-1の引き分けで試合は終了している。 「背番号2」なのに左サイドバックだった5人 小川は左ウィングバックとしてフル出場。今季前半戦はほぼ出場がなく、この日が6試合目の出場だったが、『HBvL』では「小川はチャンスを掴んだ」と伝えていた。シント=トロイデンは残り4試合で今季を終える。
2024年05月12日 06:01
リーグタイトルの行方を左右する大一番で、多大な貢献を果たした。 5月11日に開催されたスコットランドリーグの第36節で、日本人5選手が所属する首位のセルティックが、3ポイント差で2位の宿敵レンジャーズとホームで対戦。2−1で勝利し、3連覇に王手(あと1ポイント)をかけた。 この伝統のオールドファームで躍動したのが、左ウイングでフル出場した前田大然だ。35分に先制した直後の38分、左サイドでロングパスを受けると、果敢に仕掛けて左足でクロス。これが相手MFジョン・ランドストラムに当たってオウンゴールとなり、結果的に決勝点となった追加点をもたらした。【動画】前田大然が果敢な仕掛けからオウンゴールを誘発→喜びを爆発 60分、89分とネットを揺らした2本のシュートがオフサイドで取り消される不運もあったものの、得意のハイプレスで敵のキーマンであるジェームズ・タバーニアを抑え込むなど、攻守で輝きを放った。
英メディア『Football insider』は採点記事でこの韋駄天アタッカーに「7点」をつけ、こう称賛している。「マエダはタバーニアの脅威を無力化しただけでなく、レンジャーズは彼のダイレクトランニングと執拗なプレスに対処できなかった。前半に鮮やかな低いクロスでオウンゴールを呼び込んだが、2度のオフサイド判定で取り消され、不運にも自身の名前をスコアシートに加えられなかった」 一時は怪我で今シーズン絶望かと思われた26歳が、その価値を証明してみせた。構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月12日 06:00
2024年5月11日、味の素スタジアム。FC東京を相手に1-3とリードされた後半、柏レイソルに大きな勢いをもたらしたのはDFの犬飼智也だった。
46分、ゴール正面、30メートル以上のロングシュートを右足で突き刺し、スタジアムの雰囲気を一変させたのだ。前半アディショナルタイムにGK波多野豪(FC東京)の退場で数的優位を得たとはいえ、2点のビハインドは重かった。それが犬飼のスーパーショットで1点差となり、これで息を吹き返した柏はそこから同点に追いつくのだ。
殊勲者の犬飼に試合後、ロングシュートについて訊くと彼は「打った瞬間に入ったと思いました」とコメントした。「ラッキーという感じでした」と言いつつ、練習の賜物であることも付け加えていた。
驚愕とも言えるこのロングシュート、失礼を承知で犬飼に「サッカー人生でベストゴールですか」と質問を投げた。すると…。
「いや、鹿島でもああいうゴールを決めたことがあるので(21年8月9日の湘南ベルマーレ戦)。あの時のほうが当たり的には良かったです」
風が追い風だったこともあり、後半の早い時間帯で相手が下がった局面ではシュートを打つと、犬飼はそう決めていた。そうしたアグレッシブな気持ちがゴールに繋がり、チームに勢いをもたらす要因になったのだろう。
「コースは完璧でした」という犬飼のシュートは、いずれにしても後世に語り継がれるスーパーショットだった。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
【記事】「ただちょっとゲームが壊れてしまう」FC東京の高宇洋が柏戦で退場した波多野豪に苦言「2回目ですし、ちゃんと責任感は持ってほしい」
2024年05月12日 05:54
[J1第13節]川崎 3−0 札幌/5月11日/Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu
川崎が3−0で快勝したホームでの札幌戦、殊勲はなんと言っても前半だけでハットトリックを記録した元フランス代表FWバフェティンビ・ゴミスだろう。
昨年8月に加入し、なかなか結果を残せずにいた男は、30分にペナルティエリア内でボールを受けると、ターンから右足を振り抜いてついに待望のJリーグ初ゴールを挙げると、43分にはクロスから、45+3分にはPKで、3得点を決めてみせた。
欧州などでキャリアを積んできた38歳の経験豊富なストライカーは、ゴールから遠ざかるなかでも常に真摯にトレーニングに励み、周囲をリスペクトしてきた。試合後にはこんな言葉も残している。
「(自分はゴールを)決めるために来ましたが、学ばなくてはいけないことを常に意識してきました。これは心から言えます。日本の皆さんは礼儀正しく、相手をリスペクトして接してくれます。人間として学ぶべきところが多いです。そして辛抱強く応援し続けてくれました。本当に感謝したいです。日本は学ぶにあたって最高の地です」
【動画】ついにJ初得点!「ゴミスの強さがわかる豪快シュート!」
そして、ゴミスの姿を間近で見つめ、頻繁に意思疎通してきたプロ2年目、23歳の山田新は、同じストライカーとしてライバルでありながら、彼のゴールには喜びを覚えたという。
「やっぱりライバルではあるので刺激になりますし、普段から話すことも多いので素直に嬉しい気持ちもありました。負けてられないな、と感じつつ、喜んでもいました。
バフェ(ゴミス)はよく話しかけてくれますし、僕のプレーを褒めてくれるなど、愛情表現をしてくれるんです。いろいろバフェも悩んだりしていたことも知っていて、意外とネガティブだったりする面も見てきたので(笑)、やっぱりその分、嬉しかったですね。でも改めて僕も負けていられないなと」
山田は札幌戦で61分にゴミスとの交代でピッチへ。好機を仕留め切れず「チャンスに絡めていることをポジティブに考えながらやっていきたい」と悔しさも顔に浮かべていたが、ゴミスからは多くのことを吸収しているようだ。
またオランダで実績を積み、今季川崎に加入したDFファンウェルメスケルケン際は、英語で日々、ゴミスとコミュニケーション。試合後などもふたりが肩を並べる姿はよく見られ、以前には「本当にバフェの得点を僕がアシストしたい」と語っていたのも印象的だった。札幌戦後にはこう語ってくれた。
「『(アシストは)俺じゃないのか!!(笑)』と思いながらも、本当に自分のことのように嬉しかったですね。3点取るのはさすがだなと。PKの落ち着きは並外れています。やっぱり一緒にプレーできて素晴らしい選手だなと実感しています。
彼は腐らずにと言いますか、後輩の育成を含め、自分の経験を還元してくれています。練習も真摯にやっていますし、本当に素晴らしいシュートを練習から何本も打っていたので、それがやっと試合に出た感じでした」
チームメイトから寄せられるのはやはりその人間性について。初ゴールまで時間はかかってしまったが、ゴミスが周囲に与えている影響は小さくないと言えるのだろう。
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
2024年05月12日 05:48
バイエルンに所属する韓国代表DFのキム・ミンジェは、チャンピオンズリーグ敗退のスケープゴートにされ、辛辣な批判を浴びている。
2024年05月12日 05:45
シーズン大詰めを迎えている欧州各国リーグ。
ドイツ2部では第33節で首位ホルシュタイン・キールと3位田フォルトゥナ・デュッセルドルフが激突した。町野修斗と田中碧が先発した一戦は1-1の引き分けで終了。
この結果、町野が所属するホルシュタイン・キールは史上初となるブンデスリーガ昇格が決まった。その瞬間、ピッチ上にはサポーターがなだれ込み、歓喜を爆発させていた。
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一方、田中と内野貴史が所属するフォルトゥナ・デュッセルドルフは2位ザンクト・パウリとの勝点差が3ポイントに。ザンクト・パウリが12日に行う第33節で引き分け以上になった場合、フォルトゥナ・デュッセルドルフは3位での昇降プレーオフ行きが確定する。
2024年05月12日 05:30
FC東京は5月11日、J1第13節で柏レイソルと味の素スタジアムで対戦。3−3のドローに終わった。
この試合の前半、左サイドを支配していたのが、サイドバックのバングーナガンデ佳史扶だ。
パリ五輪世代の22歳は、左ウイングの俵積田晃太との連係から何度も縦に突破。多くのチャンスを左サイドから生み出した。しかし、前半終了間際にGK波多野豪が一発退場。数的不利となった後半は、逆にそのサイドで相手に背後のスペースを突かれるなど、劣勢を強いられた。
「前半、早い時間に失点してしまったんですけど、失点を除いたらはすごくチームとして良い入りができて、攻撃でもみんなで繋がりあって良い攻撃ができていた。でも前半の最後、チームとして退場者が出てしまった後の後半の試合の進め方は、自分も含めて、なかなかうまくできなかった。最低限の勝点1は取れましたが、勝てた試合だったと思うので悔しいです」(佳史扶)
【動画】松木玖生の強烈ボレー弾!
前半は主導権を握り3−1とリードも、後半に2失点で痛み分け。この結果に悔しさを露わにした佳史扶は、自身のパフォーマンスにも言及。反省を口にした。
「前半は得点に絡むことができて良かった。でも3失点目は、ちょっと僕のラインがずれてたり、セカンドのところでも相手は僕のマークだったのに、そこの反応が遅れてしまった。そういう守備のところでも反省点が多い試合だったと思います」
苦しい試合となったが、7月に開幕するパリ五輪のメンバー入りに向けても、下を向いて立ち止まっているわけにはいかない。背番号49は「今までとやることは変わらず、東京でしっかり結果を出して、その目の前のことをやっていたら先が見えてくると思う。まずは次の名古屋戦に向けてしっかりやっていきたい」と一試合一試合に集中し、アピールを続ける。
取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)
2024年05月12日 04:10
ジュピター・プロ・リーグ(ベルギー1部)の降格プレーオフ最終節が11日に行われ、来シーズン2部へ降格するクラブが決定した。
レギュラーシーズンの下位4チームで行われる降格プレーオフは、1位が残留、2位が2部とのプレーオフに回り、下位2チームは自動降格となる。
森岡亮太が所属するシャルルロワは、最終節を前にすでに1位を確定させており、残留が決定。角田涼太朗と藤井陽也が所属する2位コルトレイクは、安部柊斗が所属する3位RWDモレンベークより、最終節を残して勝ち点1ポイントのみ上回っている状況だった。
そして迎えた最終節、コルトレイクはシャルルロワと対戦し、1−3で敗戦。藤井は3バックの左で先発出場し、ハムストリングの肉離れで欠場中の角田涼太朗はベンチ外、森岡はベンチに入ったが出場機会はなかった。
一方、RWDモレンベークも最終節でオイペンに0−2で敗戦。安部は先発出場で69分までプレーした。
この結果、コルトレイクが2位となり、2部とのプレーオフに回ることが決定。3位となったRWDモレンベークは、1部昇格から1年での2部降格が決まった。
今後、コルトレイクはチャレンジャー・プロ・リーグ(ベルギー2部)の昇格プレーオフを勝ち上がっているKMSKダインゼ対ロンメルSKの勝者と、昇降格プレーオフで対戦することになる。
【ハイライト】オイペン戦で2ゴールを決めた安部柊斗
2024年05月12日 03:44
プレミアリーグ第37節が11日に行われ、バーンリーの降格が決定。
2024年05月12日 03:33
プレミアリーグ第37節が行われ、ノッティンガム・フォレストとチェルシーが対戦した。
試合は早い時間帯に動いた。8分、コール・パルマーの絶妙なスルーパスで相手の背後を取ったミハイロ・ムドリクがペナルティエリア内左からシュートを放ち、ゴールネットを揺らした。いきなりチェルシーが先制に成功する。
しかし、引き分け以上で残留が決まるノッティンガム・フォレストも、すぐさま反撃。16分、左サイドからのフリーキックをモーガン・ギブス・ホワイトが蹴ると、ペナルティエリア内でウィリー・ボリーがヘディングシュートを放ち、ゴールラインを割った。ノッティンガム・フォレストが同点に追いつく。
その後、ボールを支配したのはチェルシーだったが、ノッティンガム・フォレストも残留に向けて、強度の高いプレーを続け、ゴールを許さない。
一方、ノッティンガム・フォレストも57分にクリス・ウッドがゴール目の前で決定的なシュートを放ったが、枠を捉えることができず、逆転弾を決めることはできなかった。
ヨーロッパリーグ(EL)出場権獲得に向けて勝利が求められるチェルシーも、62分にセットプレーからチアゴ・シウバがヘディングシュート。しかし、これはゴールポストに跳ね返り、得点には至らなかった。
すると、75分にノッティンガム・フォレストが決定機をものにする。GKマッツ・セルスのロングフィードから中盤での攻防を制すると、モーガン・ギブス・ホワイトがドリブルで持ち運び、左サイドに展開。カラム・ハドソン・オドイがドリブルから右足でシュートを放ち、ゴールネットを揺らした。
逆転を許したチェルシーだったが、80分に試合を動かす。途中出場のラヒーム・スターリングが左サイドからドリブルを仕掛けて、ペナルティエリア内へ侵入。右足を振り抜くと、シュートは見事にゴールネットへ吸い込まれた。
勢いづいたチェルシーはさらに82分、ケガから復帰後初の出場となったリース・ジェームズが絶妙なクロスを供給。ゴール前でニコラス・ジャクソンがヘディングシュートを決め、逆転に成功した。
試合はこのまま終了。チェルシーは来季のヨーロッパリーグ出場権獲得に向けて、大きな勝ち点3を手にした。一方、ノッティンガム・フォレストは今節で残留を決めることはできなかったが、18位ルートン・タウンとの勝ち点差が「3」、得失点差は「+12」上回っているため、最終節での残留が決定的な状況となっている。
なお、チェルシーはこの試合でブノワ・バジアシーレ、コナー・ギャラガー、ニコラス・ジャクソンがイエローカードを提示され、2021−2022シーズンにリーズが記録した1シーズンでの最多警告数「101」に並んだ。
【スコア】
ノッティンガム・フォレスト 2−3 チェルシー
【得点者】
0−1 8分 ミハイロ・ムドリク(チェルシー)
1−1 16分 ウィリー・ボリー(ノッティンガム・フォレスト)
2−1 74分 カラム・ハドソン・オドイ(ノッティンガム・フォレスト)
2−2 80分 ラヒーム・スターリング(チェルシー)
2−3 82分 ニコラス・ジャクソン(チェルシー)
2024年05月12日 01:36
プレミアリーグ第37節が11日に行われ、ニューカッスルとブライトンが対戦した。
ニューカッスルは、ヨーロッパリーグ(EL)出場圏となる5位のトッテナムと勝ち点差「4」の6位となっており、EL出場権獲得に望みをつなぐためにも勝利が必要な1戦となった。
一方、三笘薫が負傷で欠場している11位のブライトンは少しでも上の順位でリーグを終了するためにアウェイで勝点をもぎ取りたいところだ。
試合は18分、ブライトンが先制する。右からのコーナーキックをニアポストでダニー・ウェルベックが合わせると、そのボールを混戦のなかジョエル・フェルトマンが押し込んだ。
このまま0−1で前半終了するかと思われたが、45+5分にニューカッスルが同店に追いつく。左サイドから攻撃を作り、ゴール前に送られたボールをショーン・ロングスタッフがダイレクトで合わせるとボールはゴールに吸い込まれた。
後半も一進一退の展開が続き、両チームともに相手ゴールに迫るも追加点が奪えず、試合はこのまま1−1で終了した。来季のEL出場権枠を争う5位トッテナムがバーンリーに勝利したため、トッテナムとニューカッスルの勝ち点差は「6」に広がった。
今後、ブライトンは15日にチェルシー、ニューカッスルは15日にマンチェスター・ユナイテッドと延期分を戦い、全試合同時刻キックオフの最終節でブライトンがマンチェスター・ユナイテッド、ニューカッスルはブレントフォードと対戦する予定となっている。
【スコア】
ニューカッスル 1−1 ブライトン
【得点者】
0−1 18分 ジョエル・フェルトマン(ブライトン)
1−1 45+5分 ショーン・ロングスタッフ(ニューカッスル)
2024年05月12日 01:16
プレミアリーグ第37節が11日に行われ、トッテナムとバーンリーが対戦した。
現在ヨーロッパリーグ(EL)出場圏となる5位のトッテナムは、来季のEL出場権を確実にするためにも、チャンピオンズリーグ(CL)出場圏の4位への望みをつなぐためにも、勝利が必要な試合となった。一方、19位バーンリーにとっても負ければ降格が決まるため、重要な一戦となった。
試合は25分、アウェイのバーンリーが先制に成功する。ゴールキーパーからのボールを受けたサンデル・ベルゲがトッテナムの選手のタックルを次々とかわしながらボールを持ち運ぶとボールを前線に送り、それを受けたヤコブ・ブルーン・ラーセンが右足でボールをゴールに流し込んだ。
しかし、32分、トッテナムが同店に追いつく。右サイドからボールを運び前進したペドロ・ポロがそのままゴール前まで侵入し右足を振り抜くと、ボールはゴールに吸い込まれた。
その後、両チーム一進一退の展開を見せ、ゴールに迫る場面を見せるも1−1のスコアのままハーフタイムに突入した。
後半に入るとトッテナムがボールを保持し何度もバーンリーのゴールに迫るも得点が奪えない展開が続いた。
そのまま時間が流れ、トッテナムが試合を優位に進めながらもドローで終了するかと思われた82分、トッテナムが逆転に成功。スルーパスに反応したミッキー・ファン・デ・フェンが左足でコースを狙ったシュートを放つと、バーンリーのGKアリヤネット・ムリッチの指先をかすめ左隅にゴールが決まった。
試合はこのまま2−1で終了。トッテナムはCL出場圏の4位への望みを残す一方、19位のバーンリーの降格が決定した。
なお、トッテナムは14日に未消化の第34節でマンチェスター・シティとホームで対戦する。その後、19日に一斉開催で行われる最終節でシェフィールド・ユナイテッドをホームに迎える。一方、バーンリーは最終節でノッティンガム・フォレストとホームで対戦する。
【スコア】
トッテナム 2−1 バーンリー
【得点者】
0−1 25分 ヤコブ・ブルーン・ラーセン(バーンリー)
1−1 32分 ペドロ・ポロ(トッテナム)
2−1 82分 ミッキー・ファン・デ・フェン(トッテナム)
2024年05月12日 00:37
ブンデスリーガ第33節が11日に行われ、フライブルクはハイデンハイムと対戦した。
2024年05月12日 00:19
マンチェスター・シティに所属するロドリが、11日に行われたプレミアリーグ第37節フルアム戦に出場し、4−0での勝利に貢献。この結果、ロドリが出場したプレミアリーグの試合における個人の無敗記録が48試合に達し、プレミアリーグ歴代2位タイとなった。同日、『TNT Sports』などが報じている。
ロドリは2023年2月5日に行われたプレミアリーグ第22節でトッテナムに敗れて以降、自身のリーグ戦出場試合で48試合連続で無敗を継続しており、これでアーセナルの“インビンシブルズ”を支えたティエリ・アンリ氏、コロ・トゥーレ氏に並んで歴代2位の記録となった。1位は同じく元アーセナルのDFソル・キャンベル氏の56試合となっている。
【プレミアリーグ無敗記録(個人)】
1位:ソル・キャンベル(56試合)
2位:ロドリ(48試合/継続中)
2位:コロ・トゥーレ(48試合)
2位:ティエリ・アンリ(48試合)
5位:リカルド・カルヴァーリョ(47試合)
5位:イェンス・レーマン(47試合)
なお、イギリスメディア『Squawka』によれば、ロドリはプレミアリーグ所属選手の公式戦(リーグ+カップ戦+欧州カップ戦)の最多無敗記録をすでに更新している。2位はかつてチェルシーに所属していた元ポルトガル代表DFリカルド・カルヴァーリョ氏が2006年11月から2008年2月までにかけて記録した58試合。ロドリはフルアム戦の勝利で公式戦『72試合』無敗に塗り替えており、大幅な記録更新を続けている(PK戦による敗戦は引き分け扱い)。
【ハイライト】マンチェスター・シティvsフルアム
2024年05月12日 00:00
秋春制で行なわれているサッカーのリーグはこの5月がクライマックス。多くの国でコンペティションの優勝者が決まりつつある。
今回は「今年すでにヨーロッパでタイトルを獲得した日本人選手」をまとめてみた。守田英正
クラブ:スポルティングCP
優勝した大会:ポルトガルリーグ
優勝した大会での個人成績:27試合2ゴール4アシスト
今をときめくルーベン・アモリン監督率いるスポルティングCPで絶大な信頼を受ける守田英正。チームの中盤に欠かせない攻守の要として27試合に起用され、2ゴール4アシストを記録した。
そして5月4日に行なわれたポルティモネンセ戦で勝利したあと、2位のベンフィカがファマリカンに敗れ、クラブの歴史上20回目となるリーグ優勝を果たしている。遠藤航
クラブ:リヴァプール
優勝した大会:リーグカップ
優勝した大会での個人成績:4試合1アシスト
今季シュトゥットガルトから驚きのリヴァプール移籍を果たした遠藤航。30代で初のイングランド・プレミアリーグ挑戦、さらに移籍金も高額だったために賛否両論が巻き起こったものの、最終的にはチームに欠かせない存在になった。
前半戦ではなかなか出場機会が与えられなかったが、冬になってからはあらゆる試合でプレーするなどタフさを見せつけた。4月25日に行なわれたEFLカップの決勝でも延長戦を含めて120分フル出場し、タイトル獲得に貢献している。町田浩樹
クラブ:ユニオン・サン=ジロワーズ
優勝した大会:ベルギーカップ
優勝した大会での個人成績:3試合2ゴール
2022年1月に鹿島アントラーズからユニオン・サン=ジロワーズに貸し出された町田浩樹。1年半ほどは怪我もあって苦しいシーズンを送ったが、今季は満を持して最終ラインの一角に定着。安定したディフェンスで欠かせない存在となった。
リーグでは無得点ながら、カップ戦では3試合で2ゴールと大爆発。9日に開催された決勝戦では、アントワープ相手にコーナーキックからゴールを奪取。勝利に大きく貢献している。上田綺世
クラブ:フェイエノールト
優勝した大会:KNVBカップ
優勝した大会での個人成績:4試合0ゴール
今季セルクル・ブルッヘからオランダ・エールディビジの名門フェイエノールトへと移籍した上田綺世。メキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスのバックアップという立場にあるため、リーグでは24試合4ゴールとなかなか力を発揮できなかった。
カップ戦に当たるKNVBベーカーでも4試合中3試合で途中出場とプレー時間は限られたものの、先月21日に行なわれた決勝でNECナイメーヘンを1-0と下し、優勝メダルを受け取っている。熊谷紗希、南萌華
クラブ:ローマ
優勝した大会:セリエA
優勝した大会での個人成績:23試合5ゴール(熊谷)、22試合0ゴール(南)
今シーズンも女子セリエAを制覇し、2連覇を達成したローマ。その中で主力として活躍を見せたのが二人の日本人、熊谷紗希と南萌華だ。
長谷部誠だけじゃない!海外の1部リーグで引退した日本代表選手
彼女たちが所属するクラブは開幕からなんと12試合を連勝するという圧倒的なスタートを切り、先月26日に行なわれた試合で2位のユヴェントスがインテルに敗れたことで優勝が決定。なんとこの段階で20勝1分け1敗という圧倒的な成績であった。
2024年05月11日 23:30
「試合は選手たちのものだ」
先日このように語ったのは、レアル・マドリードを指揮するカルロ・アンチェロッティだ。今季はすでに国内リーグ制覇を決め、チャンピオンズリーグも準決勝でバイエルンを撃破して決勝進出を決めている。
21世紀を代表する名将であることは間違いないが、ジョゼップ・グアルディオラやユルゲン・クロップらと比べると、アンチェロッティは戦術面にそこまで強いこだわりがない印象もあるかもしれない。前述の言葉通り、アンチェロッティは常に選手たちのベストを引き出す戦い方を選んでいる。
『The Athletic』は、その考え方こそアンチェロッティが長くトップクラブで活躍できている理由と称賛しており、他の指揮官とは違うことを強調する。
「状況にうまく適応できなかった同じ世代の監督たちはとっくの昔に姿を消しているか、トップレベルの職を見つけるのに苦労している。ベニテスはアンチェロッティと同い年だが、ナポリやエヴァートンを経て、つい最近にはラ・リーガのセルタから解任されたばかり。 3歳年下のモウリーニョは、ここ10年以上エリートではない」
今季のレアルで特長的なのは、新戦力のMFジュード・ベリンガムの起用法だろう。ドルトムントから加入したばかりのベリンガムをアンチェロッティはトップ下、左サイドなど、攻撃的な位置で起用し、得点力を活かしてきた。
ベリンガムは現在のチームについて、「僕たち最大の強みは、多くの選手たちが自由にプレイできる方法を監督が見つけてくれたことだ」とコメントしている。所属選手に合わせてシステムを柔軟に変え、常に自身の戦術論ではなく選手たちに向き合ってきた。
サッカー界では様々な戦術トレンドが生まれており、アーセナルのミケル・アルテタ、ブライトンのロベルト・デ・ゼルビ、レヴァークーゼンのシャビ・アロンソなど青年指揮官の人気が高まっている。しかしビッグクラブで多くのスター選手を操ってきたアンチェロッティの手腕は特別であり、若手からベテランまで人身掌握力は圧倒的だ。それは時に最新の戦術論よりも重要なものなのだろう。
CL決勝の相手はドルトムントで、チームを指揮しているエディン・テルジッチはまだ41歳と若い指揮官だ。経験値ではアンチェロッティが圧倒的に上だが、決勝の舞台ではどんな戦い方を選ぶのか。準決勝2ndレグのバイエルン戦では終盤のFWホセル投入が大当たりしており、アンチェロッティの采配も重要なポイントだ。