2024年04月27日 18:13
「阪神5−4ヤクルト」(27日、甲子園球場) 接戦を制して3&4月の勝ち越しを決めた阪神の岡田彰布監督は1点リードの九回1死一、三塁の場面で内野が前進守備ではなく、併殺シフトを採ったことについて「常識よ」と語った。代打・川端の走力と二遊間の守備力を考えた措置と説明。前進守備なら同点適時打となっていた打球だけに、大きなワンプレーとなった。 以下、岡田監督との一問一答。 −追いつき、追い越し、逃げ切った。この試合をとれた要因は。 「要因…、これはいっぱいあると思うんですけどね。なにか、ちょっとわからないけど(笑)要因っていうか、まあね。打つほうね、ヤクルトのすごく調子よくなってきたと思ったんで、まあね、2点…、まあ、もう1点ほしかったけどね。でも最後ね、1点とられたけど、ゲラも頑張ってくれましたね」 −追いかける展開だったが、最初の1点は小幡だった。 「もうそろそろね、木浪もあんまり調子よくないんでね。打つほうもね。だから、ちょうどいい機会だなあという感じで、きょう使いましたけどね」 −五回も下位打線から上位打線へとつながった。 「そうですね。あそこの打順で塁出るとね、それでピッチャーもしっかり送ってるんで。いい流れで、点入ってますよね。あそこではね」 −先発の大竹が3回からよくなった。授けた言葉は。 「いやいや、前回も3回からちょっと。この2回(の登板)は立ち上がりに力んでボールが……。先頭のホームランも、あんなに高くいくピッチャーじゃないんだけど、ちょっと力んでいる感じがあったんですけど、3回から持ち味の緩急を付けて投げていたので、まあでもあのイニングはいってほしかったですけどね、最後までね」 −桐敷はストレート多めの投球で力で抑えきった。 「いやいや、昨日から長岡によく打たれているのでね、あそこで先に変えても良かったけど、準備もあるし、右も準備していたんでね。あそこ、長岡を1人でも抑えてほしかったですね」 −1死から送って森下が期待に応えた。 「あの左ピッチャーも初めてでね。1,2番が左が並んでいるので、当然、最後も左が来ましたけど。まあ、ピッチャーが変わると思っていましたけど、ほかのピッチャーはあるていど分かっているので、だからまあ右(対)右なんで、ピッチャー、なんとかセカンド送っとけばね、どっち2人かえしてくれるかなという気はありましたけど(笑)」 −ヤクルトはいい流れがある中で逃げ切れた。 「そうですね。けっこうバットね、前回の神宮の時よりもだいぶね、バットも振れてるんで、まあでも、今日も最後1点差になりましたけど、今日の勝ちは大きいですね、やっぱりね」 −昨日敗れて時間がない中で、何か監督から授けた言葉はあったのか。 「いやいや、授けたというか、昨日はだから終わってすぐ、裏にみんな野手集めて、今日の対策をね、言ってたんで、それに応えてくれたですね、今日はね」 −明日に向けて。 「いやいやもう、明日才木なんで、いま一番ね、安定してるかも分からないですけど、今日勝ったんで、才木もゆっくりね、連敗してるとなかなかね、また力んだりするかも分からないけど、今日の勝ちでね、初回から楽に投げられると思います」 【囲み取材へ移り】 −昨日野手を集めてお話されたというのは。 「いや、昨日打ち取られ方が悪いからさ、今日もおんなじようなピッチャーでなあ、だからお前、それで言うたんよ。明日までに切り替えて、ちょっと考えろ言うて」 −しっかり1人1人考えてやってくれた。 「おーん。今日はなあ、おーん。だから、まあね、そら内容は言われへんけどね、今日のピッチャーね、昨日もね、打ち取られ方とかな、そんなんはもう試合見とったら分かるやんか。それをやらんようにっていう、一番典型的なんは近本のホームランやったな、やっぱりな、おーん」 −近本は変化球、変化球から、直球が来たところをとらえた。大きなホームラン。 「いやいや、大きなって、そらまあ言われへんからこっちは、そんなもん。配球なんかは言われへんから」 −小幡の2安打も。 「おーん。昨日もヒットなあ、最後曲がりなりにも打っとったし、最初のなあ、1点目が大きかったわなあ、やっぱりなあ、おーん。なかなか、序盤4回5回ぐらいまで点が入らんことがね、ピッチャーがいい時は入らんことが多いけど、2点とられて、その裏ですぐ1点返せたいうんは大きかったんやな。まあどっちか言うたら後半勝負のそういうゲーム展開が多いからな、やっぱり競っていってる方がやっぱりな、攻めやすいし」 −最終回の中野の守備も落ち着いていた。 「いや、もう、8回9回2人(岩崎とゲラ)もう出したら任さないとしょうがないよ。どうこう言うても。まあ最後は、ねえ、1点でも勝ちきると、それが後ろのピッチャーの仕事やから。ねえ、1点やったらええ仕事するけど、3点やったらとられるピッチャーっていっぱいおるよ。でも、勝ち切るいうのが一番大事やからな。後ろの2人に関しては」 −最後はゲッツー体勢? 「おう、ゲッツー体勢。あんなんなったらセンター抜けてるやんか。そんなん普通や。常識や。川端の足とお前、二遊間を考えたらゲッツー取れるよ。そんなの」 −桐敷は同点もOKだと。 「いや、そんなことないよ。同点はあかんよ。同点はあかんよ」 −相手の代打陣を考えればあそこは桐敷。 「いやいや。向こうは青木とか川端を出したくてしょうがないんやから。西川もまだおったからな。そんなもん全然、だからその前に止められたけどな。加治屋で止めれたんやけどな。右2人をな」 −大竹の緩急。 「いや、そういうことやで。それはどんな形であれ抑えることが一番なんやから。それはバッタバッタ三振取るようなピッチャーちゃうやんか。ストレートでどんどん空振りとれへんわけやから。じゃあどうして相手を抑えていくかやから」 −青柳が抹消。このまま帯同する? 「いや帯同というか。抹消よ、抹消よ。抹消したよ、今日は。1回飛ばすから」
2024年05月20日 19:43
フィリーズのボームが荒稼ぎの5打点、2打席連続の犠飛に5号3ラン
■フィリーズ 11ー5 ナショナルズ(20日・フィラデルフィア)
フィリーズのアレク・ボーム内野手が、1試合5打点の荒稼ぎで一気にナ・リーグの打点トップに浮上した。19日(日本時間20日)に行われたナショナルズ戦に「4番・三塁」で出場し、5号3ランを含む3打数1安打5打点。2打席連続で犠飛を決めるチーム打撃だけでなく、スタンドインさせるパワーも示した。
1点リードの3回、1死一、三塁で迎えた第2打席で右翼への犠飛を放ち、貴重な追加点。1点を勝ち越された5回には、1死満塁から再び右翼への同点の犠飛を放った。ここから2者連続の適時打が飛び出し3点を勝ち越した。5点リードの8回には、2死一、二塁から左翼へ打った瞬間の豪快弾。本拠地を沸かせた。
好調フィリーズを牽引する27歳は、47試合に出場して打率.330、5本塁打、OPS.917の好成績。打点ではマルセル・オズナ(ブレーブス)の41打点を一気に抜き、42打点でメジャー全体でも単独トップだ。162試合に換算すると145打点ペース。二塁打でもドジャースの大谷翔平投手を上回ってメジャートップだ。
2018年ドラフト1巡目(全体3位)で指名された超有望株で、2019年11月に開催されたプレミア12に米国代表として出場。東京ドームで躍動し、侍ジャパン戦でも5打数2安打1打点の活躍を見せた。2020年にメジャーデビューすると毎年成績を向上させ、昨季は打率.274、20本塁打、OPS.764の数字を残していた。(Full-Count編集部)
2024年05月20日 19:29
レッズとの4連戦初戦はボブルヘッドが配布、最終戦でサヨナラ打を放った
ドジャース・大谷翔平投手は19日(日本時間20日)の本拠地・レッズ戦で移籍後初のサヨナラ打を放ち、チームの3連勝に貢献した。4連戦となったレッズとのカードを「大谷の特別な週末」として米メディアが“総括”した。
MLB公式サイトが、「『大谷の特別な週末』はドジャース加入後初のサヨナラ打で終わる」とのタイトルで「ショウへイ・オオタニにとっては、なかなかの1週間だった」と掲載した。
記事では、カード初戦の16日(同17日)はドジャースの一員となってからでは初のボブルヘッド・ナイトが実施され、ファーストピッチの最大4時間前からドジャースタジアムの外に長蛇の列ができた。列があまりに長く、チームが開場時間を早めたほどだったと報じた。
17日(同18日)はロサンゼルス市議会に感謝の念を示された。市議会は(昨年の)ア・リーグMVPがドジャースのユニホームを着ている間、少なくとも今後10年間は、5月17日がロサンゼルス郡ではショウへイ・オオタニ・デーになると宣言した。オオタニは、もちろん、その晩本塁打を打った。
19日(同20日)、オオタニは盛りだくさんだった週末を、ドジャース加入後では初めてのサヨナラヒットで締めくくった。47試合消化時点で、ほとんどの打撃部門でチームトップ。まだシーズン序盤ではあるが、DHのみの出場でもナ・リーグMVP有力候補としての地位を固めている。
サヨナラ勝ちを収めた一戦は、チーム一丸となっての勝利。それを率いたのは今回も、新しいスーパースターだった。フレディ・フリーマン外野手は「彼は(最近)とてもよくバットが振れている。あの場面で彼以上の適任はいない」とコメントしていた。
大谷の注目度、存在感は日に日に増しているようだ。(Full-Count編集部)
2024年05月20日 18:58
大谷翔平のサヨナラ打で敗れたレッズは直近23試合で18敗
■ドジャース 3ー2 レッズ(日本時間20日・ロサンゼルス)
ドジャースは19日(日本時間20日)の本拠地・レッズ戦で、延長10回の大谷翔平投手のサヨナラ打で勝利。4連戦だった同カードを3勝1敗で終えた。レッズはサヨナラ打を打たれるまで大谷を14打数2安打に抑えていただけに、地元メディアは「悪夢と言っていい遠征」と肩を落とした。
ドジャース4連戦の初戦こそ7-2で快勝したものの、残りを3連敗。最後は14打数2安打と“眠らせて”いたはずの大谷にサヨナラ打を浴びた。地元メディア「シンシナティ.com」のゴードン・ウィッテンマイヤー記者は、「レッズはこの10日間(合計)4959マイル(約7981キロ)を移動し、3つの都市で、92イニングの遠征を戦った。質の悪いたった3勝しか持ち帰ることが出来ず、地区最下位のチームはILにもう2人加わった」と嘆きの記事を掲載した。
ベテランのリリーフ投手のエミリオ・パガンは「残念だ。この結果や勝利数は受け入れられないものだと私たちは理解している。シリーズを繰り返して負けるのは楽しくない。私たちはそういうチームではない」と、コメントした。
記事では大谷のサヨナラ打による決着に「レッズにとって悪夢と言っていい遠征で、最もふさわしく、最もイライラさせられる結末だったかもしれない」と総括した。
ナ・リーグ中地区最下位のレッズは、直近23試合で18敗を喫し、今季は19勝28敗で借金9となった。前回、借金9以上となったのは2022年で、その年は100敗した。まだ5月、地元メディアが嘆きたくなるのも納得だ。(Full-Count編集部)
2024年05月20日 18:30
◆ 白球つれづれ2024・第17回
メジャーリーグ、パドレスのダルビッシュ有投手が日米通算200勝の金字塔を打ち立てた。
2024年05月20日 18:22
大谷翔平は移籍後初のサヨナラ打で派手なウォーターシャワーを浴びた
■ドジャース 3ー2 レッズ(日本時間20日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、本拠地・レッズ戦に「2番・指名打者」で出場し、2-2の延長10回に移籍後初となるサヨナラ打を放った。同僚から盛大なウォーターシャワーを浴びた大谷の姿にファンも「濡れてるショウヘイ大好き」などと大興奮の様子だった。
大谷は同点で迎えた10回2死一、二塁。ディアスから粘った6球目の内角球を鋭く振り抜いた。右翼へのサヨナラ打でグラウンドで大喜び。チームメートから手荒い祝福を受けた。サヨナラ打はエンゼルス時代の2020年9月4日(同5日)のアストロズ戦以来2度目となった。
ドジャースも公式X(旧ツイッター)で「あなたのお気に入りのショウの完璧なエンディング」とつづり、同僚から次々と水をかけられ、チーム全員で大はしゃぎする動画を投稿。ファンも「これ大谷さん!? 一瞬誰だか分からなかった笑」「決して裏切らない」「おもろい表情してるー笑」「ヘルナンデスはいつもショウへイに何か投げつけている」「(今日昇格した投手の)アンソニー・バンダがショウの水かけで歓迎されてる」などと思い思いのコメントを寄せた。
また日本のファンも「おめでとうございます。鳥肌です」「早起きして応援して、最高にHAPPYな終わり。朝から気分上々!」と歓喜した。(Full-Count編集部)
2024年05月20日 17:57
サヨナラ打の大谷「単打でいいのでなんとかヒットで終わらせたいなと」
■ドジャース 3ー2 レッズ(日本時間20日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、本拠地・レッズ戦に「2番・指名打者」で出場し、延長10回に移籍後初となるサヨナラ打を放った。大谷が試合後に「単打でいいのでなんとかヒットで終わらせたいなと」と“謙虚”に語ったことに、米メディアは「この男はスーパースターを体現している」などと感激していた。
米メディア「ドジャース・ネーション」は公式X(旧ツイッター)に大谷のサヨナラ打の動画を投稿。「たった今4シーズンぶりのサヨナラ打を打ったショウヘイ・オオタニは、延長まで残ってくれたドジャースタジアムにいる全てのファンに感謝を伝えた」と記載。
さらに「この男はスーパースターを体現している。ドジャースが彼に支払おうと考えた全ての価値に見合うものがある。私たちは孫に彼のことを伝える」と感激した様子だった。
この投稿にファンは「最高。ミスター笑顔がチームを救った」「グッジョブ」「ビースト」などと反応。日本語でも「私にとっては太陽のような人だ」「トリハダ」「泣ける」とのコメントが寄せられていた。(Full-Count編集部)
2024年05月20日 17:34
マット・ライナート氏が大谷と握手
大谷翔平投手は、他競技のスターも夢中にさせる。17日(日本時間18日)の試合で始球式に登場したマット・ライナート氏は、X(旧ツイッター)にベンチ裏で大谷に握手を求められる動画を公開。「私がスターに夢中になることは少ない」と、“虜”になったことを報告した。
始球式に登場する前、捕手のプロテクターをつけたライナート氏がベンチ裏に立っていると、大谷が挨拶に訪れ、握手を交わした。始球式では捕手役を務め、元NFL選手のレジー・ブッシュ氏のボールを受け取った。
カレッジフットボールのスターだったライナート氏。大谷から握手を求められたのは驚きだったようで、動画には「ショウヘイ・オオタニが握手するけど、誰としているのか分かっていないとき」と自虐交じりの字幕が付けられていた。
野球ではない他競技の選手に挨拶した大谷。ファンからは「オオタニはピアッツァの従弟だと思っているだろう」「マイク・ピアッツァと勘違いした」「陽気な投稿」「翔平くんはこの人誰だか知ってるのかな?」と、ライナート氏を別人と勘違いしているのではないかというコメントも寄せられていた。(Full-Count編集部)
2024年05月20日 17:30
◆ 未完の大砲として期待されたが…
首位・阪神から最下位・中日まで全6チームが5ゲーム差以内にひしめき合う大混戦となっている今季のセ・リーグ。
2024年05月20日 17:14
大谷翔平は開幕後は得点圏打率の低さを指摘されていた
■ドジャース 3ー2 レッズ(日本時間20日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、本拠地・レッズ戦で移籍後初のサヨナラ打を放った。2-2の10回2死一、二塁で鋭い当たりを右翼に運んだ。開幕後は得点圏打率の低さを指摘する声もあったが、直近では12打数5安打で打率.417と勝負強さを取り戻した大谷にファンは「案の定あがってきた」など安堵の声を寄せていた。
米メディアによると、大谷は開幕後は得点圏で19打数1安打の打率.053だったが、現在は50打数12安打の同.240まで向上した。直近では12打数5安打、同.417と勝負強さを発揮している。
これにはファンも「天才は心配無用だった」「案の定あがってきた」「もっともっとこれから爆発してくれ〜」「やはり得点圏での活躍は嬉しい」「だから、落ち着いて忍耐強く待つようにいったんだ」「やっぱりエグい成績になってきた」「得点圏ガガガって言われたからサヨナラを打ってしまう大谷」と頼もしそうにコメントしていた。
ナ・リーグ西地区首位を独走するドジャースは20日(同21日)からは本拠地で、同地区4位のダイヤモンドバックスとの3連戦に臨む。(Full-Count編集部)
2024年05月20日 17:08
巨人・菅野智之投手(34)が20日、川崎市のジャイアンツ球場で投手指名練習に参加。日米通算200勝を達成したダルビッシュ有投手(37)を祝福した。「もう凄まじい記録だと思います。現代野球で200勝する大変さというか、それだけ積み上げることの難しさというのはすごく分かるので」と話した。
同じプロの投手として、すごさを感じる点について「やっぱり探究心じゃないですか」と説明。その上で語り、「すごいレベルの高い考えを持っている方。参考になる部分もありますし、ちょっと難しいなと思う部分もあります」と続けた。
菅野は体調不良を訴え、今月16日に出場選手登録を抹消された。この日はキャッチボール後、ブルペンの傾斜を使って感触を確かめた。再登録は26日から可能で「最善を尽くします」と明かした。
2024年05月20日 17:07
巨人の山崎伊織投手(25)が20日、川崎市のジャイアンツ球場で投手指名練習に参加。21日の中日戦(東京ドーム)に先発予定で、「週の最初に投げる投手の役割」と、3連敗中のチームを救う快投を誓った。10勝した昨季は、4度連敗を止めた“ストッパー”。再浮上の流れを作る。
「すごい悔しい思いを全員がしていると思う」。登板を翌日に控えた山崎伊は、チームの総意を代弁するように話した。19日の広島戦(マツダスタジアム)に敗れ、3位に転落。苦しい戦いが続く中、迎えた登板に「火曜日から新たな気持ちで、全員でやっていこうとなると思うので。いいスタートを切れるような投球をしないといけないです」と気を引き締めた。
山崎伊は昨年7月に5連敗、8月に4連敗を止めるなど逆境に強い。中日とは今季、早くも4度目の対戦となるが2勝0敗、防御率1・21と好相性を誇る。「久しぶりにドームで投げることができますし、いいピッチングができるように頑張っていきたい。いつも先頭打者を半分くらい出してしまう。明日は先頭打者を全力で抑えにいくので、そこを見ててください」とテーマを掲げた。
2024年05月20日 17:00
オリックス・中嶋聡監督が20日、球団を通じてコメントを発表し、パドレス・ダルビッシュ有投手の日米通算200勝達成を祝福した。
2024年05月20日 16:42
大谷翔平が出塁時に相手野手からお尻を「ポン」
■ドジャース 3ー2 レッズ(日本時間20日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、レッズ戦に「2番・指名打者」で出場。8回の出塁時に見せた相手選手との“ほっこりやりとり”がファンから「ケツしばかれている」などと注目されている。
話題のシーンは2-2で迎えた8回だった。一塁走者の大谷は牽制球に対してヘッドスライディングで帰塁。タイミング的には余裕でセーフだったが、一塁手のジェイマー・カンデラリオ内野手がわざわざ大谷のお尻に「ポン」とグラブでタッチした。
グラウンドでうつ伏せ状態だった大谷は、ニコニコ笑顔で体勢を立て直した。結局、この試合は大谷が延長10回にサヨナラ打を放ち、ドジャースが勝利した。
MLB公式サイトが微笑ましい“お尻タッチ”動画を公式X(旧ツイッター)に投稿。ファンは「あの赤いユニホームの人はショウのお尻をあんな感じでタッチしてはいけない」、日本語でも「おしりにタッチでこの表情」「おしりを触られ、苦笑いする」「ケツしばかれてるw」などとコメントを寄せていた。(Full-Count編集部)
2024年05月20日 16:23
アストロズのタッカーが1試合2本塁打、メジャートップタイとなる15号
■アストロズ 9ー4 ブルワーズ(日本時間20日・ヒューストン)
アストロズのカイル・タッカー外野手が19日(日本時間20日)、本拠地で行われたブルワーズ戦で1試合2本塁打をマークした。ドジャースの大谷翔平投手を上回る14号ソロに、メジャートップタイとなる15号3ラン。MLB公式サイトのサラ・ラングス記者によると、今季3回目のマルチ本塁打を記録したという。
4点リードの6回、1死走者なしから元巨人のビエイラが投じた真ん中へのスライダーを捉えた。右中間へのライナー性の打球は、最前列へスタンドイン。そして7回2死一、二塁では、ホワイトの外角高め直球を弾き返した。今度は逆方向への打球で、左翼スタンドに吸い込まれると本拠地は大声援に包まれた。
同記者は、シーズン最初の47試合で3回のマルチ本塁打は、球団史上最少の試合数での到達だと伝えた。今季は46試合に出場して打率.287、15本塁打、OPS1.040。162試合に換算すると51本塁打という驚異的なペースで量産している。
若くして頭角を現し、今やメジャーを代表する外野手に成長した27歳。2023年のシーズン開幕前には米国代表としてWBCに出場したが、マイク・トラウト外野手らの控え扱いで、侍ジャパンとの決勝戦に出場することは叶わなかった。しかし、今季はさらなる成長を見せ、本塁打王争いで堂々トップを走っている。(Full-Count編集部)
2024年05月20日 16:16
広島の床田寛樹投手が20日、マツダスタジアムで行われた投手指名練習に参加し、21日・阪神戦の先発に向けて最終調整した。
早くも今季4度目の阪神戦。ここまでは1勝2敗で「なんとか勝って、とりあえず五分にもっていけるようにしたいなとは思います」と気合を入れた。相手先発・村上とも今季4度目のマッチアップ。「接戦になるだろうとは思ってるんで。1点勝負くらいかなとは思うので、先制点を与えないようにしたいなとは思います」と話した。
チームは17日からの巨人戦で今季初の同一カード3連勝を決め、2位に浮上。今回の登板が首位攻防カード初戦となる中、「3連勝してチームの流れもいいと思うので、いい流れに乗って投げれればいいかなと思います」と追い風にする心意気だ。
この日は晴天の下、キャッチボールなどで汗を流した。今季はここまで8試合に登板して4勝2敗。防御率1・28はリーグトップで、リーグ2位が村上となっている。リーグ屈指の投げ合いを制し、リーグトップタイとなる5勝目をつかみ取る。