2024年04月27日 17:15
「阪神5−4ヤクルト」(27日、甲子園球場) ヤクルトが痛恨の逆転負けで、今季初の3連勝とはならなかった。 いきなりアクシデントに見舞われた。初回だ。「1番・中堅」で先発出場していた塩見が初球を捉え、左翼席まで運ぶ先制ソロを放った。電光石火の攻撃にスタンドはどよめいたが、直後の守備時に交代となった。何らかのアクシデントがあったとみられ、スタンドはさらにどよめく事態となった。 試合開始直後にリードオフマンが交代となる緊急事態を、全員で乗り越えたいヤクルトだったが、先発・サイスニードが踏ん張れない。2点リードとなった二回に1点を返され、五回には近本に逆転2ランを被弾。さらに森下に四球を出したところで、高津監督が降板を決断した。 サイスニードは9連戦のローテ再編で、中7日でこの日を迎えていた。調整期間が伸びたため、ブルペンへ2度入るなど工夫して準備。だが、4回2/3を投げて5安打4失点3四死球と今季最短でKOされた。 今季初めて開幕投手という大役を任されたサイスニードは、5度目の挑戦でも今季初勝利をつかめなかった。打線は九回、武岡のソロで1点差に迫り、なおも1死一、三塁と同点機を作ったが生かせなかった。
2024年05月20日 17:57
サヨナラ打の大谷「単打でいいのでなんとかヒットで終わらせたいなと」
■ドジャース 3ー2 レッズ(日本時間20日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、本拠地・レッズ戦に「2番・指名打者」で出場し、延長10回に移籍後初となるサヨナラ打を放った。大谷が試合後に「単打でいいのでなんとかヒットで終わらせたいなと」と“謙虚”に語ったことに、米メディアは「この男はスーパースターを体現している」などと感激していた。
米メディア「ドジャース・ネーション」は公式X(旧ツイッター)に大谷のサヨナラ打の動画を投稿。「たった今4シーズンぶりのサヨナラ打を打ったショウヘイ・オオタニは、延長まで残ってくれたドジャースタジアムにいる全てのファンに感謝を伝えた」と記載。
さらに「この男はスーパースターを体現している。ドジャースが彼に支払おうと考えた全ての価値に見合うものがある。私たちは孫に彼のことを伝える」と感激した様子だった。
この投稿にファンは「最高。ミスター笑顔がチームを救った」「グッジョブ」「ビースト」などと反応。日本語でも「私にとっては太陽のような人だ」「トリハダ」「泣ける」とのコメントが寄せられていた。(Full-Count編集部)
2024年05月20日 17:34
マット・ライナート氏が大谷と握手
大谷翔平投手は、他競技のスターも夢中にさせる。17日(日本時間18日)の試合で始球式に登場したマット・ライナート氏は、X(旧ツイッター)にベンチ裏で大谷に握手を求められる動画を公開。「私がスターに夢中になることは少ない」と、“虜”になったことを報告した。
始球式に登場する前、捕手のプロテクターをつけたライナート氏がベンチ裏に立っていると、大谷が挨拶に訪れ、握手を交わした。始球式では捕手役を務め、元NFL選手のレジー・ブッシュ氏のボールを受け取った。
カレッジフットボールのスターだったライナート氏。大谷から握手を求められたのは驚きだったようで、動画には「ショウヘイ・オオタニが握手するけど、誰としているのか分かっていないとき」と自虐交じりの字幕が付けられていた。
野球ではない他競技の選手に挨拶した大谷。ファンからは「オオタニはピアッツァの従弟だと思っているだろう」「マイク・ピアッツァと勘違いした」「陽気な投稿」「翔平くんはこの人誰だか知ってるのかな?」と、ライナート氏を別人と勘違いしているのではないかというコメントも寄せられていた。(Full-Count編集部)
2024年05月20日 17:30
◆ 未完の大砲として期待されたが…
首位・阪神から最下位・中日まで全6チームが5ゲーム差以内にひしめき合う大混戦となっている今季のセ・リーグ。先週末、巨人を相手に3連勝を飾り、2位に浮上したのが広島だ。
3連勝を決めた19日の試合は初回からカープ打線が爆発。9―3で快勝したが、勝利の立役者としてお立ち台に上ったのが3年目の末包昇大だった。
末包は初回の1打席目、巨人の先発・高橋礼から逆転のスリーランを放つと、続く2〜3打席目にも安打を放ち、3安打の猛打賞。4打席目は凡退したが、今季打率を.370まで引き上げることに成功した。
試合中盤にも隙のない攻撃で小刻みに加点したカープ打線だったが、その中で末包に次いでチームに貢献したのは、この日8番ファーストで先発出場した林晃汰である。
以前から4学年上の末包をライバル視しているという左打ちの未完の大砲がブレイクしたのは、プロ入り3年目の2021年。その年、林は102試合に出場し、打率.266、10本塁打、40打点の好成績でレギュラーの座をつかんだ、と思われた。
しかし、翌年の22年はオープン戦から極度の不振に陥ると、二軍でも自慢の長打力は影を潜め、その年はまさかの一軍出場ゼロに終わった。
奮起を期した23年は5月に一軍昇格。2年ぶりとなる本塁打を放つなど復調の兆しを見せたものの、6月に登録を抹消されると、その後は二軍で汗を流す日々を送りそのまま閉幕を迎えた。
◆ ライバル末包に少しでも近づくために
改めて巻き返しを誓った今季もオープン戦で打率.143(21打数3安打)と結果を残せず。二軍でも28試合に出場して、打率.240、1本塁打……。決して一軍から声が掛かるような成績ではなかった。それでも先週の14日に一軍に招集されると、即6番ファーストで先発起用されたのだ。
ところが林は約11か月ぶりとなった一軍の試合で2打数ノーヒット。左腕がマウンドに登った3打席目には代打を送られた。
翌15日にもスタメンで起用された林は1打席目に二塁打を放ち、新井貴浩監督の期待に応えた。しかし、その後は18日に行われた巨人戦の1打席目まで7打席連続で凡退。同日の2打席目に二塁打を放ったものの、この時点で打率は.182(11打数2安打)だった。
そして迎えた19日の巨人との3連戦最終戦は、前日に続き8番ファーストでスタメンに名を連ねた。この試合で結果が出なければ、二軍行きを言い渡されてもおかしくない局面だった。
“首の皮一枚”繋がった状態の林はここで意地を見せる。1打席目こそ右飛に打ち取られたが、2打席に貴重な適時打を放ち、2年ぶりの打点をマークすると、3打席目もライトへの安打で出塁。4打席目は見逃し三振に終わったが、この日4打数2安打1打点の活躍で、打率を.267へと引き上げた。
一軍昇格後は全5試合でスタメン起用されているように、新井監督の期待は決して小さくない。20歳のシーズンに一軍で10本塁打を放ったポテンシャルは間違いなくホンモノ。ライバルの末包に少しでも近づくため、1打席1打席を大事に昨季逃した一軍定着を果たしたい。
文=八木遊(やぎ・ゆう)
2024年05月20日 17:14
大谷翔平は開幕後は得点圏打率の低さを指摘されていた
■ドジャース 3ー2 レッズ(日本時間20日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、本拠地・レッズ戦で移籍後初のサヨナラ打を放った。
2024年05月20日 17:08
巨人・菅野智之投手(34)が20日、川崎市のジャイアンツ球場で投手指名練習に参加。日米通算200勝を達成したダルビッシュ有投手(37)を祝福した。「もう凄まじい記録だと思います。現代野球で200勝する大変さというか、それだけ積み上げることの難しさというのはすごく分かるので」と話した。
同じプロの投手として、すごさを感じる点について「やっぱり探究心じゃないですか」と説明。その上で語り、「すごいレベルの高い考えを持っている方。参考になる部分もありますし、ちょっと難しいなと思う部分もあります」と続けた。
菅野は体調不良を訴え、今月16日に出場選手登録を抹消された。この日はキャッチボール後、ブルペンの傾斜を使って感触を確かめた。再登録は26日から可能で「最善を尽くします」と明かした。
2024年05月20日 17:07
巨人の山崎伊織投手(25)が20日、川崎市のジャイアンツ球場で投手指名練習に参加。21日の中日戦(東京ドーム)に先発予定で、「週の最初に投げる投手の役割」と、3連敗中のチームを救う快投を誓った。10勝した昨季は、4度連敗を止めた“ストッパー”。再浮上の流れを作る。
「すごい悔しい思いを全員がしていると思う」。登板を翌日に控えた山崎伊は、チームの総意を代弁するように話した。19日の広島戦(マツダスタジアム)に敗れ、3位に転落。苦しい戦いが続く中、迎えた登板に「火曜日から新たな気持ちで、全員でやっていこうとなると思うので。いいスタートを切れるような投球をしないといけないです」と気を引き締めた。
山崎伊は昨年7月に5連敗、8月に4連敗を止めるなど逆境に強い。中日とは今季、早くも4度目の対戦となるが2勝0敗、防御率1・21と好相性を誇る。「久しぶりにドームで投げることができますし、いいピッチングができるように頑張っていきたい。いつも先頭打者を半分くらい出してしまう。明日は先頭打者を全力で抑えにいくので、そこを見ててください」とテーマを掲げた。
2024年05月20日 17:00
オリックス・中嶋聡監督が20日、球団を通じてコメントを発表し、パドレス・ダルビッシュ有投手の日米通算200勝達成を祝福した。
中嶋監督はダルビッシュが入団した2005年から11年までともに日本ハムでプレーし、バッテリーを組んだ。
中嶋監督は「プロ入りした時はヒョロヒョロの身体をしたヤンチャな選手でしたが、凄いポテンシャルを持っている投手でした」と入団当時を振り返り、「まだまだ活躍して貰わなければいけませんが、ダルの実力からしたら200勝は遅かったですね(笑)」と独特の表現で祝福していた。
2024年05月20日 16:42
大谷翔平が出塁時に相手野手からお尻を「ポン」
■ドジャース 3ー2 レッズ(日本時間20日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、レッズ戦に「2番・指名打者」で出場。
2024年05月20日 16:23
アストロズのタッカーが1試合2本塁打、メジャートップタイとなる15号
■アストロズ 9ー4 ブルワーズ(日本時間20日・ヒューストン)
アストロズのカイル・タッカー外野手が19日(日本時間20日)、本拠地で行われたブルワーズ戦で1試合2本塁打をマークした。ドジャースの大谷翔平投手を上回る14号ソロに、メジャートップタイとなる15号3ラン。MLB公式サイトのサラ・ラングス記者によると、今季3回目のマルチ本塁打を記録したという。
4点リードの6回、1死走者なしから元巨人のビエイラが投じた真ん中へのスライダーを捉えた。右中間へのライナー性の打球は、最前列へスタンドイン。そして7回2死一、二塁では、ホワイトの外角高め直球を弾き返した。今度は逆方向への打球で、左翼スタンドに吸い込まれると本拠地は大声援に包まれた。
同記者は、シーズン最初の47試合で3回のマルチ本塁打は、球団史上最少の試合数での到達だと伝えた。今季は46試合に出場して打率.287、15本塁打、OPS1.040。162試合に換算すると51本塁打という驚異的なペースで量産している。
若くして頭角を現し、今やメジャーを代表する外野手に成長した27歳。2023年のシーズン開幕前には米国代表としてWBCに出場したが、マイク・トラウト外野手らの控え扱いで、侍ジャパンとの決勝戦に出場することは叶わなかった。しかし、今季はさらなる成長を見せ、本塁打王争いで堂々トップを走っている。(Full-Count編集部)
2024年05月20日 16:16
広島の床田寛樹投手が20日、マツダスタジアムで行われた投手指名練習に参加し、21日・阪神戦の先発に向けて最終調整した。
早くも今季4度目の阪神戦。ここまでは1勝2敗で「なんとか勝って、とりあえず五分にもっていけるようにしたいなとは思います」と気合を入れた。相手先発・村上とも今季4度目のマッチアップ。「接戦になるだろうとは思ってるんで。1点勝負くらいかなとは思うので、先制点を与えないようにしたいなとは思います」と話した。
チームは17日からの巨人戦で今季初の同一カード3連勝を決め、2位に浮上。今回の登板が首位攻防カード初戦となる中、「3連勝してチームの流れもいいと思うので、いい流れに乗って投げれればいいかなと思います」と追い風にする心意気だ。
この日は晴天の下、キャッチボールなどで汗を流した。今季はここまで8試合に登板して4勝2敗。防御率1・28はリーグトップで、リーグ2位が村上となっている。リーグ屈指の投げ合いを制し、リーグトップタイとなる5勝目をつかみ取る。
2024年05月20日 16:07
パヘス「ワクワクする夜だった」
■ドジャース 3ー2 レッズ(日本時間20日・ロサンゼルス)
チームメートも賛辞を惜しまなかった。ドジャース・大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、本拠地・レッズ戦に「2番・指名打者」で出場し、同点の延長10回に移籍後初となるサヨナラ打を放った。先発した右腕も「すごかった」と目を輝かせた。
大谷は2-2と同点の延長10回、2死一二塁からレッズの守護神、アレクシス・ディアス投手から右翼へ痛烈なサヨナラ打を放った。サヨナラ打はエンゼルス時代の2020年9月4日(同5日)のアストロズ戦以来2度目となった。
この日3Aから再昇格して先発し、4回2/3を投げて1失点だったランドン・ナック投手は「彼(オオタニ)の打席が回ってくるときはいつだってワクワクすることは言うまでもない。彼が僕らをハッピーな気分で帰らせてくれて最高だよ」と声を弾ませた。
4回に先制2ランを放ったアンディ・パヘス外野手も「彼が世界最高の選手であることは言うまでもない。ワクワクする夜だった」と、チームを引っ張る大谷を称賛した。(Full-Count編集部)
2024年05月20日 15:51
大谷翔平の直近の得点圏打率は12打数5安打で「.417」
■ドジャース 3ー2 レッズ(日本時間20日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、本拠地・レッズ戦で移籍後初のサヨナラ打を放った。
2024年05月20日 15:39
巨人の戸郷翔征投手(24)が20日、川崎市のジャイアンツ球場で、日米通算200勝を達成したダルビッシュ有投手(37)を祝福した。世界一に輝いた昨春のWBCでは、共に侍ジャパンのメンバーとして活躍。「もう、すごいの一言ですよね。おめでとうございますというのを伝えたいです」と喜んだ。
同じプロの投手として、すごさを感じる点について「あれだけの球の質を投げるのもそうですし」と前置きし、「やっぱり色々なことを勉強されてますし、本当に知識の量が違う」と、投げることに対する探究心を真っ先に上げた。その上で「僕も若いので、逆に今知れたというのはすごい強み。ああいう会話をできたことは、すごい財産になったなと思います」と感謝した。
WBCの本大会前には、宮崎合宿でスライダー、ツーシームの助言を受けた。現在でも関係は続き、疑問があればLINEで相談する師匠的な存在。「調子が悪くなって、こういう動き方ができないんだけど、とかそういう話はさせてもらってます」と感謝し、「経験が違いますしね。本当にそういう人と会話できただけでも幸せです。200勝までには、いろんな苦労もあったと思いますし、ぼくも目指したいと思います」と、レジェンド右腕に未来像を重ねていた。
2024年05月20日 15:10
西武は20日、ドラフト1位・武内夏暉投手の出場選手登録を抹消した。
武内は前日19日のソフトバンク戦で八回まで3安打無失点の快投。完封を狙った九回に左太もも裏がつるアクシデントで緊急降板し、チームも逆転サヨナラ負けを喫していた。
ここまで6登板で3勝0敗、防御率1・43。長谷川信哉投手も登録を外れた。
2024年05月20日 15:04
巨人は20日、秋広優人外野手、ドラフト3位・佐々木俊輔外野手、山瀬慎之助捕手、高橋礼投手の出場選手登録を抹消した。
昨季は121試合に出場した秋広は7試合に出場し、打率・211、0本塁打、0打点と結果を残せず。開幕スタメンを勝ち取った佐々木はここまで40試合に出場し、打率・234、0本塁打、5打点だった。
高橋礼は前日19日の広島戦で1回3失点。山瀬は途中出場でマスクをかぶっていた。
馬場、郡、喜多が昇格する見込み。
巨人は前カードの広島3連戦で3連敗。3位に転落した。