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2024年04月27日 07:40
オリックス・紅林、相棒の宮城に「お願い……!」 ゴミ箱に頭を突っ込み、苦悩に“別れ”を告げた。オリックスの紅林弘太郎内野手が24日の西武戦(京セラドーム)で自身4度目のサヨナラ打を放ち、ヘルメットを脱いで歓喜のシャワーを浴びた。苦笑いで「高校時代以来ですね」とさする丸刈り頭を、スタジアムの全員に見せつけた。 3-3と同点の延長10回2死二、三塁。果敢にバットを振り抜き、打球は左翼線へ。気迫の一振りで暗雲を切り裂いた。11日楽天戦以来、チーム今季2度目のサヨナラ劇場の主役は、またしても紅林だった。ナインから手荒い“祝福”を受け、ユニホームはびしょびしょに。一塁側ベンチ前では、中嶋聡監督から「愛の頭突き」をプレゼントされた。 指揮官が両手で包み込んだ丸刈り頭は、13日の日本ハム戦で3失策を犯したことがきっかけで生まれた。「僕はズルズルと引きずってしまうタイプなので、1つの切り替え方法として考えました」。同期入団で仲良しコンビの宮城大弥投手にバリカンを手渡し「お願い……!」と頼み込んだ。 失意の丸刈りは試合中から決めていた。「3つ目のエラーをしてしまってくらいから『やばいな……。ちょっと1回、切り替えよう』と思っていました。宮城に(バリカンを)お願いしたら、乗り気でした(笑)」。3ミリの長さにアタッチメントを設定し、親友に優しく剃ってもらった。 長髪をなびかせていた紅林は「お風呂は楽になりましたね。3ミリになったので、すぐに(髪が)乾きます。心境は……。切り替えられたので、良い方向に。いじられまくってますよ!」と照れ笑顔を見せた。誰も教えてくれない…独自の不振脱却方法 細めた目の奥には、確固たる信念がある。丸刈りを担当した宮城からバリカンが戻ってくると、内緒でもう1度だけ整えた。ベンチ裏の風呂場にある“ゴミ箱”に頭を突っ込み、自分でバリカンを走らせていた。同僚の太田椋内野手は、その姿を目撃し「たしか、中嶋監督がお風呂に入っていたタイミングだったんですけど……。最後、自分で整えてましたよ」と驚いた。 太田によれば「あの試合後、僕がウエートルームでトレーニングをしていたら、紅林が急に『あかんわ! 気合が入ってないわ!』って言い出して、髪を刈り出したんです。何を考えているのか、本当にわからないですね」とのこと。その後も「切り替えるなら丸刈りです! 打てますよ!」と周囲に笑みをもたらしている。 髪を刈った後は太田と宮城の3人で食事に出かけ、他愛もない話で盛り上がった。時には自身のプレーを反省。悩みをバッサリと流し切った。自称「サマーカット」になった紅林は、一気に状態が向上。髪を刈ってからは10試合で35打数13安打の打率.371を記録。13日時点で.175だった打率は.267にまで上昇した。 “相棒”の宮城が、かつて丸刈りを披露していたことには「いやぁ……。もう、あれ、何年前でしたっけ? 2、3年前? あんまり覚えてないですね」とニコリ。ただ、紅林には「大切な1枚」がある。2022年4月21日のソフトバンク戦で自身初のサヨナラ打を放った時にプレゼントされた写真を、球団寮を退寮する際まで自室に飾り、士気を高めていた。 「どんなに苦しい時でも、僕たちは前を向いて。チームみんなで4連覇を目指してやっていくしかない」。全ての神経を研ぎ澄ませて締めくくった“Xゲーム”。そこには誰も教えてくれない、不振脱却の方法があった。(真柴健 / Ken Mashiba)
2024年05月11日 12:02
6回の第3打席はチェンジアップを打たされ一ゴロに倒れた
■パドレス ー ドジャース(日本時間11日・サンディエゴ)
ドジャースの大谷翔平投手が10日(日本時間11日)、敵地で行われたパドレス戦に「2番・指名打者」で先発出場。6回の第3打席は一ゴロに倒れたが、ベース上で交錯しそうになったジェーク・クロネンワース内野手に気遣いを見せた。
第1打席は空振り三振、第2打席は左前打だった大谷。0-1の6回1死の第3打席はキングのチェンジアップを引っかけ一ゴロだった。このときベースを踏もうとしたクロネンワーストと競争になり交錯しかけ、大谷は手を差し出し大丈夫か確認するような仕草を取った。
地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」の解説を務めるハーシュハイザー氏も「おや、彼は礼儀正しい紳士ですね」と感心していた。(Full-Count編集部)
2024年05月11日 11:49
「春季高校野球大阪大会・準決勝、大院大高3−2大商大高」(11日、大阪シティ信用金庫スタジアム)
大院大高が優勝した1995年秋以来、29年ぶりとなる決勝進出を決めた。
1点リードの四回に1点の勝ち越しを許すも、同点に追いついた直後の五回2死一塁。今秋ドラフト候補の今坂幸暉内野手(3年)が右翼の頭を越す適時二塁打で再び勝ち越しに成功した。
巨人など3球団のスカウトが視察。水野スカウト部長は「走攻守でいい選手。高校生の中ではトップクラス」と絶賛した。
同校は4回戦で履正社、準々決勝で大阪桐蔭を破り、09年PL学園以来となる大阪大会での一大会で大阪桐蔭、履正社の両校撃破を記録。自身の会社の社長も務める“二刀流”の辻盛英一監督率いる大院大高の快進撃が止まらない。
2024年05月11日 11:42
「DeNA−阪神」(11日、横浜スタジアム)
前日の同戦で、体調不良のためベンチを外れていた阪神・桐敷拓馬投手は、この日の試合前練習も不在だった。
桐敷は中継ぎで、4月7日・ヤクルト戦(神宮)から自己最長の12試合連続無失点と安定した投球を続けている。それだけに前夜、岡田監督は「きょうは桐敷が熱出ていなかったからなあ。普通やったら(継投は)六回でもよかったんやけど」と継投に影響が出たことを明かしていた。
2024年05月11日 11:00
◆ いつでもみんなのプロ野球!実況アナルーム5月のテーマは“私の選手との交流”
「だいたい僕らも選手との交流を深める一つのきっかけとしては年齢が近い、学校の先輩、後輩というのがあるんだけど、僕と松井くんの場合は26歳、親子ほど年齢が違う。
2024年05月11日 10:47
「2番・指名打者」でパドレス戦に出場
■パドレス ー ドジャース(日本時間11日・サンディエゴ)
ドジャース・大谷翔平投手は10日(日本時間11日)、敵地・パドレス戦に「2番・指名打者」で出場。初回1死の第1打席で敵地から大ブーイングを浴びた。
打率.444、3本塁打と好相性のキングと対戦。大谷の名前がコールされると、ペトコパークが大ブーイングに包まれた。カウント1ボール、2ストライクからツーシームで空振り三振。パドレスファンの大歓声が沸き起こった。
8日(同9日)の本拠地・マーリンズ戦は初回1死の第1打席は見逃し三振。3回2死の第2打席は空振り三振に倒れた。6回の第3打席は左直、第4打席も左邪飛だった。今季初の2試合連続無安打に終わり、連続試合出塁も7でストップしていた。(Full-Count編集部)
2024年05月11日 10:43
● ブルージェイズ 2 − 3 ツインズ ○
<現地時間5月10日 ロジャース・センター>
ブルージェイズの菊池雄星投手(32)が10日(日本時間11日)、本拠地でのツインズ戦に先発登板。8回4安打2失点と好投したが、打線の援護なく3敗目(2勝)を喫した。
初回、一死から3連打を浴び先制点を許したものの、2回から4回までは3イニング連続3者凡退と修正。しかし1−1の同点で迎えた5回、先頭の6番・サンタナに右越えソロを浴び2点目を失った。
それでも6回以降は再びテンポ良くアウトを重ね、今季最長となる8イニング目もキッチリ3者凡退。5回に勝ち越しソロを浴びたものの次打者から12連続アウトを記録し、8回97球、4安打2失点、3奪三振無四球の好投で防御率は2.64となった。
今季初のハイクオリティースタート(7回以上、自責点2以下)を達成したものの、1点ビハインドの状況で降板したため3勝目とはならず。9回にはリリーフ陣が1点を失い1−3となった。
ブルージェイズ打線は2点を追う9回裏、二死無走者から1点を返しなおも二死一、三塁の好機だったが、9番・クレメントの投手を強襲した打球は無情にも一塁前へ。最後は不運な一ゴロで試合終了となり、菊池に黒星が記された。
2024年05月11日 10:33
ロッテのメルセデスが14時から行われる日本ハム戦に先発する。
メルセデスは球団を通じて「いつも通りアグレッシブにベストな投球をするだけです。低めに自分の投球ができるように頑張ります」とコメントした。
メルセデスは今季5試合・29イニングを投げ、防御率0.62と抜群の安定感を誇っているが、勝ち星はまだない。前回登板の5月4日の楽天戦も6回・98球を投げ、4安打、4奪三振、無失点に抑えるなど、4月19日の日本ハム戦から現在3試合連続でクオリティスタート(6回以上3自責点以内)をクリアしている。
2024年05月11日 10:25
前日の阪神戦で頭部に打球が直撃するアクシデントで、負傷交代となったDeNA・宮崎敏郎内野手は一夜明けた11日、グラウンドに出てきて試合前練習に参加した。
2024年05月11日 10:06
同点の5回無死からサンタナに痛恨のソロを浴びた
■ブルージェイズ ー ツインズ(日本時間11日・トロント)
ブルージェイズの菊池雄星投手が10日(日本時間11日)、本拠地で行われたツインズ戦に先発。今季最長の8回97球を投げ4安打2失点、3奪三振、無四死球もリードを許して降板し、今季3勝目はお預けとなった。防御率は2.64となった。
初回、1死から3連打を浴びて先制を許した菊池。2回以降は立ち直り、走者を許さなかった。しかし同点の5回無死からサンタナに痛恨の右越えソロを浴びた。菊池が8回を投げ切ったのは、完封勝利を挙げた2019年4月18日以来、5シーズンぶりだった。
前回登板した3日(同4日)のナショナルズ戦は、6回1失点7奪三振の快投。しかし救援陣が崩れて逆転負けを喫し、勝ち負けはつかなかった。4月27日(同28日)は黒星を喫しており、これで3戦白星なしとなった。(Full-Count編集部)
2024年05月11日 10:00
● ヤクルト 1 − 2 巨人 ○
<6回戦・神宮>
巨人・戸郷翔征が10日、ヤクルト戦に先発し、7回・113球、1安打、5奪三振、3四球、無失点で今季3勝目を手にした。
戸郷は1−0の2回に二死走者なしから連続四球で一、二塁のピンチを招くも、武岡龍星を3ボール0ストライクからの4球目で二飛に打ち取った。戸郷は4回二死走者なしから長岡秀樹に初安打を浴びたが、結局許した安打はこの1本のみ。5回以降は6回に四球を与えたのみで、7回を無失点に抑えた。
10日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト−巨人』で解説を務めた真中満氏は戸郷について、「序盤ちょっと制球に苦しむシーンも少しありましたけど、しっかり立て直したような投球。結果1安打、四球は何個かありましたけど、1本に抑えられたというのも非常に良かったんじゃないかなと思いますね」と振り返った。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
2024年05月11日 10:00
プロ野球巨人の元投手で大リーグのニューヨーク・メッツ、ロサンゼルス・エンゼルスなどでプレーした野球解説者の高橋尚成氏(49)が2024年5月8日にユーチューブを更新し、今シーズンからシカゴ・カブスでプレーしている今永昇太投手(30)の好調の要因を独自に分析した。「1番気になるのはストレートの回転数」
駒澤大学出身の今永は15年ドラフト会議でDeNAから1位指名され入団。16年シーズンから先発ローテーションの一角として活躍し、8年間で通算64勝を記録した。
23年シーズンのオフにポスティングシステムを利用してカブスに移籍。4月1日のコロラド・ロッキーズ戦に移籍後初先発して初勝利を挙げた。4月は5試合に先発して4勝を挙げる活躍を見せ、月間最優秀新人に選出された。5月8日までに7試合に先発して5勝無敗、防御率1.08。
大学の先輩でもある高橋氏は「メジャー(リーグ)の大舞台でこれだけの活躍をするということは、やっぱり持っているなという感じがしますね。本当に素晴らしいピッチングが続いている」と目を細め、好調の要因を次のように分析した。「1番気になるのはストレートの回転数。ファストボールの球速自体は150(キロ)出るか出ないかくらい。だいたい92、3マイル(148.0キロ、149.6キロ)。時には91マイル(146.4キロ)くらいでもぜんぜん空振りをとれている。それは回転数がすごくいいということ。ボールがマッチしているのか。もともと回転数の多いピッチャーなので空振りやフライアウトを取れるピッチャーだが以前にも増して日本にいた時よりも工夫をしたのではないかという感じがする」
さらに今永のストレートを「ホップ成分が強い」とし、こう続けた。「甘めの球でも全部バッターが差し込まれている」「しっかり指にかかってなおかつ押し込めている。ただスピンをかければいいというものじゃなくて球持ちもいいので、ポンと押せて最後にスピンをかけている。それがアメリカのバッターからしてみれば、すごくタイミングが取りづらかったりする」
どういうことか。高橋氏の説明は続く。「アメリカのバッターはどちらかといえば、下からしゃくるバッターが多くなっているので、ファストボールと低めの変化球ですごくうまく打ち取っている。甘めの球でも全部バッターが差し込まれている。1、2、3のタイミングでいっているのに差し込まれている。それぐらいスピンが効いていて、バッターが予想していないくらい来ていると思う」
今永は今シーズン7試合で160人の打者に対して43個の三振を奪っている。高橋は今永の奪三振率の高さの要因のひとつに、スピンが効いたストレートと低めにコントロールされたチェンジアップを挙げた。
そして、ストライクゾーンに対する今永の考え方を「9分割で分けていない気がする」とし、次のように持論を展開した。「4分割くらいにして大胆にストライクゾーンを攻めていっている感じがする。少々(コースが)甘くても今永選手のスピン量だったら打ち取れる、空振りをとれる。その分、ストライクゾーンに投げ込もうという気持ちが強いと思う。高めも大胆にコースを狙うというより2分割、インコースとアウトコースだけを考えているような感じがする。だからストレート系は大胆に、変化球はすごく慎重に低めに投げている」
今永は5月8日に行われたサンディエゴ・パドレス戦に先発。7回7安打8奪三振2失点と好投したが勝敗はつかなかった。チームは3−2で9回サヨナラ勝ちした。
2024年05月11日 09:59
櫻井が楽天移籍後初登板、1回を無安打無失点2奪三振だった
■楽天 13ー2 西武(10日・ベルーナドーム)
現役ドラフトでDeNAから楽天に移籍した櫻井周斗投手が10日、ベルーナドームで行われた西武戦で移籍後初登板を果たした。
2024年05月11日 09:03
26本の長打(11本塁打、1三塁打、14二塁打)を放っている
■パドレス ー ドジャース(日本時間11日・サンディエゴ)
ドジャースの大谷翔平投手は10日(日本時間11日)、敵地で行われるパドレス戦に「2番・指名打者」で出場する。ここまで26本の長打を放っているが、その独走ぶりを米データ会社が紹介している。
米データ会社「コーディファイ・ベースボール」は「今季最多長打」としてトップ5を紹介。大谷の26(11本塁打、1三塁打、14二塁打)が断トツだ。
2位はボビー・ウィットJr.(ロイヤルズ)で21。2019年ドラフト1巡目(全体2位)でロイヤルズ入りした23歳は、WBC米国代表に選出された昨季は158試合出場して打率.276、30本塁打、96打点、49盗塁をマーク。今年2月に11年総額2億8870万ドル(約429億円)で契約延長が発表されていた逸材だ。
ウィットJr.と並んで2位タイにケーテル・マルテ(ダイヤモンドバックス)が21、さらにライアン・ジェファーズ(ツインズ)が20、アーロン・ジャッジ(ヤンキース)が19で続いている。(Full-Count編集部)
2024年05月11日 09:03
日本ハム6−3ロッテ(パ・リーグ=10日)――日本ハムが連敗を3で止めた。
六回に松本剛の2点適時打と田宮の3点二塁打で5点を奪って逆転し、救援陣が無失点でつないだ。ロッテは連勝が4で止まった。
ロッテの佐々木が、苦手の「初物」を克服できなかった。パ・リーグで唯一登板したことがなかった日本ハムの本拠地で制球に苦しみ、六回途中で自己ワーストタイの5失点を喫した。
マウンドの傾斜がブルペンと異なると感じつつも粘ったが、スライダーだけは操りきれなかった。「見極めるところは見極める」(日本ハム・新庄監督)と低めに手を出さない相手の作戦にもはまって自己ワーストの5四球を与え、四回は33球も要した。
100球を超えて続投した六回につかまった。4安打を浴び、2点のリードを追いつかれて降板に。普段は冷静沈着な右腕が、ベンチの隅で地面を蹴るほど怒りをむき出しにした。降板直後、逆転を許した。
昨季も西武の本拠地で初登板した際、3回3失点ながら70球を費やすなど苦戦していた。試合後は伏し目がちで、「思うように投げられなかった」と言葉少な。プロ最多の123球を投げた一戦は、剛腕に苦い記憶を残した。(佐藤雄一)
2024年05月11日 09:00
● ヤクルト 1 − 2 巨人 ○
<6回戦・神宮>
10日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト−巨人』で解説を務めた真中満氏が、ヤクルト・武岡龍世について言及した。
武岡は0−1の2回二死一、二塁の第1打席、戸郷翔征が3ボール0ストライクから投じた4球目のストレートを打ちにいくも二飛に倒れる。
真中氏は「得点圏で3ボールから打ちましたけど、あれは次はピッチャーなので打っていっていいですからね」とコメント。
武岡は続く0−1の5回無死走者なしの第2打席、1ボール1ストライクからセーフティバントを試みるも、ピッチャー・戸郷の前の打球となり投ゴロ。このセーフティバントに真中氏は「これはちょっともったいないバントでしたね。カウントがも少しありますから厳しいところに狙った方が良かったですけど、戸郷が処理できるところにいってしまいましたのでね」と指摘した。
(ニッポン放送ショウアップナイター)