2024年04月26日 21:00
バルセロナの監督シャビ・エルナンデスが来季も監督を続投することが決定したことで、ナポリ所属の昨季リーグMVP選手であるクヴィチャ・クワラツヘリアが再びバルセロナの移籍ターゲットとなる可能性があるようだ。『Football Italia』が伝えている。シャビは以前よりクワラツヘリアのプレイに惚れ込んでいることが知られており、バルセロナが来季に向けてチームの補強を始める中で、主なターゲットとなると見られている。 ジョージア版『La Gazzetta dello Sport』によると、クワラツヘリアの代理人がイタリアに向かう予定とされており、クラブの会長アウレリオ・デ・ラウレンティスとクワラツヘリアの将来についての話し合いが行われるという。 以前より、デ・ラウレンティス会長はクワラツヘリアとの契約延長を望んでいると語った一方で、ナポリでのプレイを望まないのであれば夏に退団することも可能だとし、トップクラブから多くの関心が寄せられていると付け加えた。 また、現在ナポリはチャンピオンズリーグ出場圏外の8位に沈んでいることから、エースであるビクター・オシムヘンもクラブを離れることが濃厚と言われており、ナポリが夏にクワラツヘリアを引き留めるのは困難とされている。 今季リーグ戦で10ゴール6アシストを決めており、現在23歳でテクニックとフィジカルの両面で見てもハイレベルに兼ね備えているクワラツヘリアだが、移籍金は最低1億5000万ユーロに設定されていると『AS』は伝えている。 クラブとして財政難に陥っているバルセロナがクワラツヘリアの獲得を目指す場合、大規模な人員整理が必要となる。今季主要タイトルを無冠で終えることが決定的となっているバルセロナにとって、名誉挽回のシーズンとしたい来季に向けて今夏にどのような補強を行うのか注目していきたい。
2024年05月19日 23:40
セルティックに所属する日本代表FWは今年も大活躍を見せたようだ。
セルティックの古橋亨梧は英メディア『GlasgowWorld』にて、セント・ミレン戦でのパフォーマンスを高く評価された。
18日に行われたスコティッシュ・プレミアシップのセカンドステージ最終節でセルティックはホームでセント・ミレンと対戦。最終節前にリーグ優勝を決めていたセルティックは開始早々に失点も、21分にマット・オライリーのゴールで同点。26分にはPKから再び失点を許すも、37分に旗手怜央のクロスから古橋が今季14得点目を決め、再び追いつく。すると86分、ルイス・パルマが値千金の勝ち越しゴールを奪い、セルティックが3-2でセント・ミレンを下し、見事な逆転勝利でシーズンを締め括った。
試合後、同メディアはセルティックの選手採点を実施。その中で古橋の評価点はオライリーと並んでチーム最高タイとなる8点に。評価理由として、「古橋はオライリーの先制弾の場面では、囮となる動きで得点に関与し、その後は自らをも得点を挙げた。アシストになってもおかしくはない、素晴らしいクロスもあった。最終節で彼がプレイした60分間を見ると、彼がベストパフォーマンスに近づいているように見えた」と説明しており、古橋を高く評価していた。
セルティック移籍後は、得点を量産し続け、大活躍を見せている古橋。移籍市場が開くたび移籍の噂が絶えないが、今夏の移籍市場でもセルティックに残留し、クラブのレジェンドとしての道を歩むのか。
2024年05月19日 23:36
プレミアリーグ第38節(最終節)の10試合が現地時間19日に一斉開催される。最終節を前にプレミアリーグの来季チャンピオンズリーグ(CL)、ヨーロッパリーグ(EL)、ヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)の出場権について整理する。
来季のCL出場権はプレミアリーグの上位4チームに与えられる。今季は最終節までに4位以上の4チームが確定。来季はマンチェスター・シティ、アーセナル、リヴァプール、アストン・ヴィラがプレミアリーグからCLに参戦する。
ELとECLの出場権は、CLと比べて条件が複雑になる。
カラバオカップの優勝チームにECLプレーオフの出場権が与えられるが、今季はCL出場権を獲得したリヴァプールが優勝したため、リーグ6位か7位へ出場枠が譲渡されることになった。
次にELに関しては、FAカップ優勝チームに与えられる権利で、決勝は25日に行われる。決勝には、すでにCL出場権を獲得しているマンチェスター・シティと6位以下が決定しているマンチェスター・ユナイテッドが勝ち上がっており、どちらが優勝するかによって、欧州カップ戦の出場権が変動することになる。
FAカップでマンチェスター・シティが優勝した場合、追加のEL出場権はプレミアリーグ6位のチームに与えられ、7位のチームはECLに出場することになる。
一方、マンチェスター・ユナイテッドが優勝した場合、6位のチームがECLに出場することになる。マンチェスター・ユナイテッドが6位でフィニッシュした場合は、7位のチームがECL出場権が与えられるが、最終節の1試合だけで、最低でも得失点差で「16」差のチェルシーを上回る必要があり、可能性は極めて低い状況となっている。
2024年05月19日 23:30
ドイツ、ブンデスリーガのシュツットガルトは、MF原口元気の退団を正式に発表した。
2014年に浦和レッズからヘルタ・ベルリンへと移籍した原口。日本からドイツに渡ると、その後はデュッセルドルフやハノーファー、ウニオン・ベルリンとドイツ間での移籍を繰り返しており、2023年1月には日本代表DF 伊藤洋輝も所属するシュツットガルトへと完全移籍を果たしていた。
しかし、新天地ではなかなか出場機会を得られず、1年半の在籍で出場は僅か16試合と少なく、得点も2点と思い描いていた活躍は見せられなかった。特に今季はリーグ戦2試合、カップ戦1試合の出場に留まっており、厳しい状況に置かれていた。
日本代表としても長く活躍した原口だが、今夏の移籍市場ではフリーとなり、新天地を探すことに。果たして原口の次なるクラブは何処になるのだろうか。
2024年05月19日 23:06
現地時間5月19日に開催されるプレミアリーグの最終節で、3位のリバプールは13位のウォルバーハンプトンと本拠地アンフィールドで対戦する。
2024年05月19日 23:00
現地5月19日に開催されるプレミアリーグの最終節で、冨安健洋が所属する2位のアーセナルが15位のエバ―トンとホームで対戦する。
この一戦に先立って、スターティングメンバーが発表され、冨安が5試合連続で名を連ねた。
【画像】アーセナルの来シーズン用新ユニホーム
20年ぶりの優勝を目ざすアーセナルが逆転するには、2ポイント差で首位のマンチェスター・シティが引き分け以下に終わったうえで、勝利が必須条件となる。
日本代表DFは今シーズンのラストゲームで、白星奪取に貢献できるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月19日 22:06
[J1第15節]G大阪 3−1 川崎/5月19日/パナソニック スタジアム 吹田
直近3試合は2勝1分、しかもすべて無失点と、調子が上がってきていたG大阪は、15節にホームで川崎と対戦。
26分には4試合ぶりにゴールを奪われるも、直後にDF中谷進之介、70分にはDF福岡将太と、両CBのセットプレーからの得点で逆転に成功すると、81分には途中出場したばかりのMF倉田秋が加点して勝利を掴んだ。
サポーターから大きな声援を受けたのは、精度の高いキックで中谷と福岡のゴールをアシストした頼れるキャプテンの宇佐美貴史だ。
「相手を褒めるしかなかった」(宇佐美)という川崎らしい崩しから先制を許し、気落ちしそうな場面でやはり仕事をするのがこの男だった。
26分、相手陣内左サイドでFKを得ると、「ちょっと距離もあるのでキーパーは出られるか出られないか、味方が触れるか触れないか、フォアのポストに巻いて向かって行くようなボールを意識した」と右足で狙ったボールは美しい軌道を描きながら、中谷の頭をかすめてゴールへ吸い込まる。
もっとも宇佐美は試合後に、「触ってないですよ。Jリーグに解析して欲しいと記事にしてください」と、中谷のゴールではなく。自らのゴールだと主張し、記者陣を笑わせる一幕もあった。
【動画】G大阪の中谷&福岡のゴール!!
そして1−1で迎えた70分にも宇佐美は魅せる。
今度は右CKをニアサイドへ。飛び込んだ福岡の強烈なヘッド弾をお膳立てしてみせた。
「ポイントに良いところに蹴ったと思っても、人がいなかったりだとか、そういうことが多かったので、自分は同じ場所に蹴り続けようと思っていました」
狙いすましたボールが福岡のタイミングとガッチリ合ったゴールだったと言えるだろう。
宇佐美曰く、プレースキックには常に手応えがあったという。
だからこそ「ポイントに入ってきてくれれば、確実にチャンスになる」とも力強く語る。
その言葉通り鋭いキックを何度も供給。3勝1分と波に乗り始めたG大阪において、この7番のプレースキックは今後も大きな武器になりそうだ。
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
2024年05月19日 22:02
U-17日本女子代表は19日、U17女子アジアカップ決勝で北朝鮮と対戦し、0-1で敗戦。日本が連覇を逃し、北朝鮮が2大会ぶり4度目の優勝を果たした。
想定通り、決勝の舞台で迎えたアジアの頂上決戦。女子のU-17世代では世界屈指の強豪である日本と北朝鮮が激突した。
日本の先発は、GKがグループ2戦目以来となる坂田湖琳。DFは右から福島望愛、太田美月、牧口優花、鈴木温子が並んだ。
中盤はアンカー気味に榊愛花が立ち、やや高めの位置に長身MF平川陽菜と今大会3得点のキャプテン眞城美春。サイドは右に古田麻子、左に木下日菜子が入り 、1トップは佐藤ももサロワンウエキが務めた。
試合は開始から北朝鮮が強烈なプレッシング。パワーとスピードに技術を兼ね備えた相手はここまでの比ではなく、日本が今大会初めて一方的に押し込まれる。
幾度となくピンチを迎えたものの、GK坂田が好セーブを連発。なんとか無失点でしのぐと、ペースを落とした北朝鮮に対してボールを握れるようになり、日本の時間も増えていった。
スコアレスで折り返した後半、日本は平川に代えて今大会好調のウィンガー菊地花奈を投入。木下を平川の位置に移すが、直後の46分に守備陣の連携ミスからジョン・イルチョンに先制弾を許してしまう。
その後も日本は全体的に後手を踏み、クロスバーに救われる場面も。選手交代をしながら巻き返しを目指したが北朝鮮ゴールは遠く、そのまま0-1で敗れている。
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なお、北朝鮮と日本、そして3位決定戦で中国に2-1で勝利した韓国が、今年10月からドミニカ共和国で開催されるU-17女子ワールドカップに出場する。
2024年05月19日 21:56
東京ヴェルディとの東京クラシックで、FC町田ゼルビアが5-0と圧勝。
2024年05月19日 21:48
[J1第15節]G大阪 3−1 川崎/5月19日/パナソニック スタジアム 吹田
前節の14節に鳥栖に2−5で敗れていた川崎は、アウェー連戦となったG大阪戦にも1−3で敗れた。
鳥栖戦からの巻き返しを誓ったチームは、CFに起用したバフェティンビ・ゴミスのキープ力を活かしながら、前半はリズムの良いパスワークを見せ、26分には先制に成功する。
その右SBの瀬川祐輔が挙げたゴールはまさに、川崎らしいものだった。波状攻撃を仕掛け、これでもかとボールをつなぎ、相手エリア内左で家長昭博が挙げた優しいクロスに瀬川が合わせた形だ。
現にG大阪の宇佐美貴史も「褒めるしかない」と失点シーンを振り返る。
「家長くんの落ち着き、あのひらめき、間合い、ワンステップであれだけ質の高い(ボールで)、しっかり入って来られる。フロンターレの強さ、魅力が詰まったゴールだったと思います。ペナの中にほとんど全員帰っていたなかで、やられているので、相手を褒めるしかないと」
しかし、川崎は直後の28分にはその宇佐美のFKからDF中谷進之介に同点弾を許し、70分には今度は宇佐美のCKからDF福岡将太に逆転弾を叩き込まれる。そして81分にはつなぎのミスから倉田秋に試合を決める3点目を奪われた。
【動画】川崎の“らしい”先制ゴール
例年同様に主力が抜け、世代交代を図る今季は、開幕から黒星が先行。それでもこの5月を反撃のタイミングとして鬼木達監督は捉え、現に9節からは5試合負けなし(2勝3分)と復調の気配を漂わせていた。
しかし、前述のように鳥栖戦に続き、痛恨の2連敗。これまでのシーズンでは勝負所を見逃さず、チームを上昇気流に乗せてきた鬼木監督の下では、“まさか”の結果とも言えるだろう。
試合後には指揮官に、今後の改善策を聞いた。
「ひとつでも上を狙っていくのであれば連敗はしていけないですし、そういう話をして選手を送り出しています。ただ、現実としてそこ(連敗)は受け止めなければいけないと思います。
自分たちの力を信じていますが、アウェーの難しいなかで信じ切れたのかどうか。前節もそうですが、自分たち次第で変えられるゲームだったと思うので、その気持ちの強さが必要になると思います。
もちろん順位的なところで強気になれないところもあるかもしれませんが、どのチームでも必ず順位というのはついてくるものなので、そこを一喜一憂せずにやれるかどうかというところ。本当にこの状況を脱してやろうという強い気持ちが自分自身も含めて必要です。そういう働きかけは今後もしていきたいと思います」
15試合を終えて4勝4分7敗で14位。優勝を常に目標に掲げるなか、首位の町田とは勝点16の差がついた。ここからチームは立ち直れるのか。上位を目指すにはもう後がない状況になってきた。
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
2024年05月19日 21:40
今季のサウジ・プロフェッショナルリーグ制覇には届かなかったが、FWクリスティアーノ・ロナウドはアル・ナスルで絶好調だ。
ここまでリーグ最多となる33ゴールを記録し、アシストランキングでも11アシストを記録して2位につけている。サウジアラビアへ渡ってからパフォーマンスが低下している選手もいる中、ロナウドはパフォーマンスもモチベーションもまるで衰えていない。
スペイン『as』によると、ロナウドも継続するモチベーションの大切さについてコメントしている。39歳になった今もロナウドの向上心に陰りはないのだ。
「最大のモチベーションは継続することにある。このレベルを維持するのは簡単ではない。努力を続け、モチベーションを保ち、コンディションを維持しながらゴールを決め、若い選手たちと競争する。フィジカル面だけでなく、メンタル的にも準備ができていなければ良いプレイはできないんだ」
「僕たちは皆人間だ。もちろん、僕も毎日ジムに行くのが好きというわけではない。それが好きな人は誰もいないかもしれないが、それでもやらないといけない」
間もなくドイツでEURO2024が開幕する。ロナウドは今もポルトガル代表のエースであり、予選では10ゴールを挙げた。狙うは再びの欧州制覇であり、その意欲はどの若手にも負けていない。
2024年05月19日 21:30
魂のこもった熱いプレー、誰にも真似できないテクニックとファンの心を高ぶらせるJリーガーは華やかなイメージが抱かれている。
そして彼らの中には容姿に優れた選手もおり、モデルや女優と見目麗しい家族を持つ選手もいる。
今回はJリーガーの美しすぎる姉・妹を3人ピックアップした。アクションもこなすマルチタレント高橋メアリージュン
姉弟Jリーガー:高橋祐治
J2清水エスパルスDF高橋祐治の姉である高橋メアリージュンはモデル、女優をこなす多彩なマルチタレントだ。2021年放送のテレビドラマ『アバランチ』では元自衛隊特殊部隊の明石リナ役で激しいアクションシーンも見せるなど、美ぼうだけでなく身体能力にも優れている。 この投稿をInstagramで見る Maryjun Takahashi 高橋メアリージュン(@maryjuntakahashi)がシェアした投稿
弟・祐治とのツーショットは美男美女の姉弟とSNS上で話題になった。また高橋祐治は2019年2月15日に元AKB48で女優・タレントの高城亜樹と結婚を発表している。ミス・インターナショナル日本代表植田明依
兄妹Jリーガー:植田直通
J1鹿島アントラーズDFの元日本代表植田直通の妹である植田明依さんは、昨年11月に東京で開催された「2024ミス・インターナショナル日本代表選出大会」でグランプリに選ばれた。 この投稿をInstagramで見る 植田 明依 / Mei Ueda(@_meiueda_)がシェアした投稿
今年11月の世界大会に出場する予定であり、熊本県内の高校で教員を務めながら、モデル活動にも挑戦する二刀流だ。兄・直通もベルギー、フランスで屈強な選手たちと戦ってきただけに、妹・明依さんも国際舞台で輝いてほしい。
モデル、女優をこなす元人気アイドル松井愛莉
姉弟Jリーガー:松井蓮之
J1川崎フロンターレから期限付き移籍でJ2ベガルタ仙台に加入したMF松井蓮之の姉である愛莉は、人気アイドルグループさくら学院の元メンバーで、現在はモデル、女優、歌手と多岐に渡って活躍している。
かわいい!Jリーガーと結婚した美しすぎる奥さん5人
弟の試合観戦に度々訪れており、法政大時代の蓮之が出場する試合の会場で姿を見かけることもあった。またテレビ番組内で高校サッカー選手権で日本一を果たした親子鷹の大塚一朗監督(現・モンゴル代表監督)親子のファンと公言するほどサッカー好きでもある。
2024年05月19日 21:26
2024年5月19日に開催された東京ヴェルディ戦、FC町田ゼルビアの2点リードで迎えた56分、左サイドからのクロスに反応した平河悠がエリア内で倒される。
2024年05月19日 21:10
EURO2024でも優勝候補の筆頭に挙げられるフランス代表は、16日に本大会へ臨むメンバーを発表した。
少しサプライズがあったとすれば、2022年6月のデンマーク戦以降代表への招集がなかったMFエンゴロ・カンテが入ったことだ。
近年のカンテは少し怪我が続いたこともあり、加えて昨夏にはサウジアラビアのアル・イテハドへ移籍。欧州を離れたことや、33歳の年齢を考えれば、今回のフランス代表復帰は意外だったかもしれない。
しかし仏『Foot Mercato』によると、自身も同じくサウジアラビアのアル・イテファクでプレイするMFセコ・フォファナはカンテの実力が落ちていないと力説する。技術的にも体力的にも問題はないとの意見だ。
「今季は彼のチームと2度対戦したけど、彼はまだ以前と同じレベルにあると言えるよ。彼は信じられないほどの激しさを持った男だ。ボールを奪い返す能力、ゲームビジョン、彼はそれを失っていない。特に驚くことでもないよ。彼は信じられないほどのメンタルを持った素晴らしい選手だからね。彼は自分自身に多くを要求してきた。リラックスするためにサウジアラビアに来たわけではないんだよ。ここの人々もそれを理解しているから、彼はとても人気がある」
「まず第一に、彼の経験値は貴重だ。今のフランスには非常に優れた若手選手がいることは誰もが知っているけど、エンゴロはそのクオリティと模範制の両方において理想的な選手だ。彼がメジャートーナメントの激しさに耐えられるかどうかという点においても、もちろん大丈夫だよ。みんな忘れているかもしれないが、彼は普段から非常に高温多湿な都市でプレイしているんだ。体力的に大変なんだ。そこでの今季出場試合数(42試合)に注目してほしい。リーグ、カップ戦、大陸トーナメント(ACL)と、欧州時代と同じように試合を積み重ねてきたんだ。彼のレベルについては何の疑いもないよ。フランスの人々が求めるエンゴロ・カンテが見られるだろう」
今季のカンテはアル・イテハドで42試合、計3641分をこなしてきた。欧州トップリーグと比べればレベルは落ちるが、フォファナの言葉通り気候的にも楽な環境ではない。今季は怪我もなく戦えており、万全のカンテならば今の若手選手たちにも負けないクオリティを発揮できるだろう。
2024年05月19日 20:52
J1リーグの15試合を終えて首位に立つのがFC町田ゼルビアだ。この強さは本物で、実際、同じ東京のクラブチーム、FC東京、東京ヴェルディにいずれも勝利している。
だから、5-0と圧勝した東京V戦後の会見で黒田監督に質問してみた。「特別な感情が生まれてもおかしくない、FC東京戦、東京V戦で連勝を飾った価値は?」と。
黒田監督はしっかりとした口調で次のように答えてくれた。
「意識するなと言われても意識してしまう関係性です。J1に長年いるFC東京は本当に人気も実力もあるチームで、東京Vは老舗であり色んなファン層を掴みながらこの地域に根付いてきたクラブです。ただ、町田というのも少年サッカーのカテゴリーから歴史を築いています。町田市民、町田のファン・サポーターの想いが(町田を)J1に引っ張り上げてくれた要因でもあります。
今、上位でいること、また首位を狙うことよりも、やっぱり東京3チームの中でトップをとること。この2チームには絶対に負けないという気迫を持つスタンスのほうが我々にとっては意味のあることだと思っていました。選手たちにそういう働きかけをしながら試合に入れたことで、選手たちも闘志を全面に出してくれました」
黒田監督のプライドが垣間見えるコメントだった。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
【画像】セルジオ越後、小野伸二、大久保嘉人、中村憲剛ら28名が厳選した「J歴代ベスト11」を一挙公開!
2024年05月19日 20:10
パリ・サンジェルマンの守護神を務めるイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマの評価に関しては、様々な意見がある。
ミランで若くからブレイクしたGKではあるが、PSG移籍後は批判を受ける機会も増えた。それだけ期待が大きい証とも言えるが、現在もドンナルンマの評価を巡って議論が起きている。
ドンナルンマは今季のリーグ・アン最優秀GK賞に選ばれたのだが、OGCニースでプレイするDFジーン・クレア・トディボはこの結果に納得していない。トディボがベストにふさわしいと推薦したのは、チームメイトのポーランド代表GKマルシン・ブルカだ。
「マルシンにとっては残念だ。彼は最高のGKだよ。今季のリーグ・アンで彼より優れたGKはいない。(リールの)ルーカス・シュバリエを推す声もあったと聞いているけど、リーグ・アンの最優秀GKは疑いの余地なくマルシン・ブルカだ」(『Get Football News France』より)。
単純にクリーンシートの数だけを見ると、今季のリーグ・アンではブルカが最多となる17回のクリーンシートを記録している。2位はリールのシュヴァリエで15回、ドンナルンマは5位となる11回に留まる。
リーグ・アンはまだ最終節を残しているが、現時点で失点が1番少ないのもニースだ(27失点)。それにブルカが貢献してきたことを考えると、トディボがブルカを評価するのも当然か。