2024年04月26日 11:30
かつてセビージャやバルセロナで活躍したクロアチア代表MFイヴァン・ラキティッチが、ポッドキャストの「MicsPod」に出演したという。 今年セビージャを退団してサウジアラビアのアル・シャバブへと移籍した36歳のラキティッチは、このところ様々なメディアに出演して話題を集めているそう。 『AS』によれば、ラキティッチは今回『MicsPod』のポッドキャストで以下のように話し、バルセロナ時代のことを振り返っていたとのこと。 「僕たちバルセロナは2018年と2019年にチャンピオンズリーグで負けた。もちろんライバルが結果を出したわけだが、我々の努力が足りなかったのだと思う。 もしかしたら、僕たちは勝つことに飽きてしまっていたのかもしれない。あまりにも勝ちすぎると、集中力がなくなり、細部に注意を払うことができなくなる。そして、それによって殺される時が来るんだ」 「リオネル・メッシは史上最高の選手であり、その気になれば世界最高の左サイドバックになることもできたと思うよ。 彼は本当にユニークで、他の選手とは全く違っていた。だから、何をしなければならないかということを伝えるに当たって最適なキャプテンではなかったね。 ルイス・スアレスは2つの性格を持った男だった。もちろんそれはピッチ内の性格と、ピッチ外の性格だ。ときに彼は野獣だ。チャンスがあれば殺しにかかってくる。 ネイマールは僕のお気に入りの選手だ。彼はサッカーをまるでダンスのように見せてくれる。まだまだ彼ができることはたくさんあると思うよ」 また、古巣のバルセロナが行っている補強や人事に関しては「あまりにも世代交代を性急に進めている」という印象があるようだ。 メッシが「最後にバルセロナでプレーした試合」スタメン11人覚えてる? 「今のバルセロナはあまりにも世代交代を早く行っている。一方でレアル・マドリーはそれを徐々に進めているね。モドリッチやクロースがまだクラブにいて、若者たちの世話をしている。ただバルセロナは変化が早すぎる」 近年は経営が厳しいこともあって有力な選手が放出されることが多くなっているバルセロナ。それらについてもベテランを早めに切ってしまうことで問題が起こっていると感じているよう。
2024年05月19日 05:01
STVVにとって今季最後のホームゲームとなった5月17日の対OHL戦(1対1)で、岡崎慎司が初先発し51分間プレーした。トルステン・フィンク監督は「岡崎は3度のワールドカップに出場し、レスターで(プレミアリーグを)優勝した。彼にとって素晴らしいラストゲームにしたかった」と今季いっぱいで引退する名ストライカーに相応しい舞台を用意した。
【PHOTO】“ミラクル・レスター”影のヒーロー!岡崎慎司の高校時代から現役引退までを厳選ショットで振り返る!2004-2024
51分、副審が岡崎の背番号30のボードを掲げると、スタジアムの時計表示が止まり、両チームの選手が花道を作って、ベンチに戻る岡崎を見送った。このときSTVVのサポーターとOHLのサポーターが一緒になって「オーカザーキ!」と彼の名前を叫び続けた。
花道の演出は控えGKヨー・コッペンスの発案によるもの。彼は「オカ(岡崎)はレジェンド。(アイデアは)自然と生まれたもの」と語った。
「彼(コッペンス)はチームにとって重要。リーダーシップがあって、チームを盛り上げ、まとめ役。僕のことを一番リスペクトしてくれる選手です。そのリスペクトが(花道を)自分にしてくれたんじゃないでしょうか。僕はなにも聞いていませんでした。ありがたいですね」(岡崎。以下同)
昨季の公式戦32試合出場(2711分)から今季は9試合(165分)と出場機会が激減。ヒザを傷めてからは、このOHL戦にフォーカスして準備を進めてきた。「次節、今季最終戦のヘント戦に出たい気持ちは?」と訊かれると「ないですね!」と即答し、一拍置いてから続けた。
「『今日まで頑張る』と決めていたんで。ヒザがマジで痛いんです。だからもこのホームゲームで終わりにすると自分で決めた。だから自分の中ではもう終わりですね」
「フィンクが監督で良かったと思えた出来事があったんです」と言ってから、岡崎が2人でのやり取りを教えてくれた。試合に勝ちたいフィンク監督からは「20分でどうだ」と打診されたが、岡崎は「もし行けそうだったら、前半をやり切らせてほしい」と主張して受け入れてもらった。サプライズの『花道』を作るために、フィンク監督は51分まで岡崎の出場を引っ張った。
「最後までやり切るという意味では、なんか(自分)らしい終わり方だったなと思います。さらにああいうふうにやってもらえるのも想像していなかった。相手チームにまでやってもらえて、本当にいい終わり方ができたと思います」
プレミアリーグで優勝しても、自分はまだまだ実力が足りない、もっと上に行かないといけないと満足しなかったという。そんな38歳のベテランは今季開幕直後、「死に場所を探しています」と苦笑交じりに語っていた。その一言に、もっと上手くなりたいけれど、時間が足りない、でも最後までもがきたい…という複雑な気持ちが混じっていた。今回、あらためて当時の言葉を思い出してもらってから、今の気持ちを訊いてみた。
「ほんとに最後の最後まで『これじゃ上にいけない』という悔しい気持ちでやり続けた。死に場所というよりは、フィンクさんが監督になってこの1年、やっぱり正直な監督なんで、自分のことをベテランとしてリスペクトしてながらも、使う場面とかも最後のちょっと5分とか、『今日はこういう展開だから出せなくて悪い』という話になり、自分の中でやっぱり悔しさがすごくあった。それでも気を使われて試合に出るより、こういう正直な監督と最後にやることができ、自分と向き合える時間が多かったので、本当に実力が足りないなと思いながら辞めることができた。だから自分らしい終わり方かなと思います」
時おり、若い日本人選手から「岡さんから話を聞いた」という言葉が漏れ伝わってくるが、どちらかというとプレーで示すタイプ。
「怪我もあったし、プレーが上手くいってなかったんで、そんな人間がなにをアドバイスするんだっていうほうが大きいですね。自分の理想はやっぱプレーで引っ張って、こういうボールちょうだいよとか、高い要求をし合うこと。監督に使われないまま、そういう(アドバイスするような)姿勢を取りたくなかった感じがあったのかもしれません。そういうところで引退のところがすごく見えたというか。自分がそういうレベルなんだと思えてしまうというか」
OHL戦ではGK鈴木彩艶、MF伊藤涼太郎、藤田譲瑠チマ、山本理仁とともにスタメンを張った。
「本当に最低限のプレーしかできなかったなと思う。こうしておきゃ良かった、こう動けば良かったというプレーもいっぱいある。その連続でずっとやってきました。今日も試合に入るとその連続でした。ただ、最後の最後にこうやって日本の選手たちが周りにいて、分かり合える選手たちの中でやれたので、やっぱり嬉しかったですね。プレスのタイミングとかもそう。なんだか『一緒にやれている感』がありましたので。自分がワントップに入って、選手たちを引っ張って、自分が点を量産して――というのが理想でした」
STVVのロッカールームは言語ごとに選手が配置されている。例えば岡崎の右隣はルートンに移籍した橋岡大樹、左隣には小川諒也。彼ら日本人選手にとって岡崎はどのような存在だったのか? 立石敬之CEOに話を伺った。
「今の日本人からすると神様みたい。もうアイドルですよ。岡崎慎司や香川真司(前STVV。現セレッソ大阪)、長谷部誠(フランクフルト。5月18日の試合を最後に引退)は本当にレジェンドで、小さい頃から憧れてきた選手たちがここにいる。私が見ていると、いろいろ教えてもらおうっていうよりは、もうなんかね『あの岡さんがいる』みたいな。 本人は選手になにかを教えようというよりは、プレーをする背中で語る感じでした。こういう選手がチームにいることは、若い選手にとっていいこと。良かったと思っています」
一度、私は岡崎がある若手選手を叱責する場面を見たことがある。それは、その選手が試合後、記者を無視して通り過ぎようとしたから。「A! お前、記者さんたちに対してそれはないだろう!!」。岡崎のことをよく知る人物は「彼が人に厳しく言うなんて珍しいこと」と驚いていた。背中で語るタイプの岡崎だが、やはり言うべきときにはかなり厳しく言う。言うより先に自身で実践している。
この試合に駆けつけた100人を超す日本人ファンを前に、岡崎は質疑応答に応え、その後は一人ひとりと記念撮影、サインのファンサービス。夜中1時を過ぎてもその列は途切れなかった。その姿はプロフェッショナルとしても、人としても模範になるものだった。
取材・文●中田 徹
2024年05月19日 04:58
今季から韓国Kリーグ・水原FCのチアチームに入団し、さっそく話題沸騰となっているのが台湾出身のチュアン・チュアン(壮壮)さんだ。5月18日に更新した公式インスタグラムでは可憐な“リアル女子高生”姿を披露して、ファンの喝采を浴びている。
【PHOTO】台湾の超人気チア、チュアン・チュアンの艶やか“美的ショット”を厳選でお届け!
チアリーダーだけでなく、台湾では歌手やモデル、TVタレントとしても活躍するチュアン・チュアンさん。インスタグラム89万、フェイスブック78万のフォロワー数を誇る人気者は今回、企業イベントに女子高生の姿で登場した。すらりと伸びた美脚がひときわ目を引き、敬礼ポーズなど4枚のカットを投稿。自慢の小顔&8頭身ボディが見事に制服とマッチしている。
32歳という年齢をまるで感じさせないキュートさにファンはメロメロだ。「どんだけ可愛いんだ!」「なんたる美脚よ」「ホンモノの女子高生にしか見えない」「もう女神女神だ」「まったく違和感ないから不思議」などなど、コメント欄には好意的な声が殺到している。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月19日 04:36
スペインメディアの『マルカ』は18日、レアル・マドリードがクラブのレジェンドでもあるベテランMF2選手と1年の契約延長に向けて話を進めていると報じた。
レアル・マドリードに所属するクロアチア代表MFルカ・モドリッチ(38)とドイツ代表MFトニ・クロース(34)はレアル・マドリードと1年契約を結んでおり、今季終了後に契約が切れる状況となっている。そのため、シーズン終盤に向けて両選手の去就に関する話題が取り沙汰されてきたが、『マルカ』はフロレンティーノ・ペレス会長との面談を経て、モドリッチとは1年の契約延長で大筋で合意し、クロースに関してもオファーは提示されており、契約延長に近づいていると主張した。
両選手ともシーズンを通して自身の存在価値を示し続けてきた。ビジャレアル戦の前日会見に登壇したカルロ・アンチェロッティ監督は、両選手について「楽観的だよ。今はCL決勝のことを考えている。その他のことは二の次だ。将来のことは、決勝の後に語られるだろう」と述べ、モドリッチとの関係についても「問題を感じたことは一度もない。彼は世界最高の選手で、人間性も素晴らしい。今後も問題は起こらないだろう」とコメント。世代交代に関しては「スムーズに進んでいる。続くかもしれないし、そうではないかもしれない」との見解を示した。
2024年05月19日 03:18
バイエルンに所属するドイツ代表MFアレクサンダル・パヴロヴィッチが18日、ブンデスリーガ最終節のホッフェンハイム戦で足首を負傷し、途中交代を余儀なくされた。
2024年05月19日 02:38
ブンデスリーガ第34節(最終節)が18日に行われ、フライブルク所属の日本代表MF堂安律がゴールを決めた。
16位ウニオン・ベルリンの本拠地に乗り込んだ堂安は、1点リードされた85分に左サイドからのセンタリングに飛び込むと、ボールをヘディングで相手ゴールに叩き込む。ウニオン・ベルリンのデンマーク代表GKフレデリク・レノウが反応するも届かず、ボールはゴールネットを揺らし、堂安は今シーズンのリーグ戦7得点目となる同点ゴールをあげた。
しかし試合はその後、90+2分にウニオン・ベルリンのヤニク・ハベラーがゴールを決め、フライブルクが1−2で敗れた。
【動画】ブンデス最終節で、フライブルク所属の堂安律が決めたゴールなど試合ハイライト
[速報]堂安のヘディングで1点を返す‼︎
🔴#ブンデスリーガ 第34節🇩🇪#ウニオン・ベルリン vs #フライブルク
/#グリフォ のアシストに華麗に合わせ#堂安律 がまたもヘディングで得点‼︎
ウニオン・ベルリンに1点を返す
\#ABEMAでブンデスリーガ#ブンデスリーガ全て見るならスカパー— アベマサッカー (@ABEMA_soccer) May 18, 2024
2024年05月19日 02:16
ブンデスリーガ第34節(最終節)が18日に行われ、2023−24シーズンの全日程が終了した。
今シーズンの得点王には、今季からバイエルンに加入したイングランド代表FWハリー・ケインが輝いた。得点数は「36」で、得点ランキング2位となったシュトゥットガルトのギニア代表FWセール・ギラシに8点差をつけた。
ケインはシーズン序盤からゴールを量産し、昨シーズンの得点王が記録したゴール数「16」を大幅に上回る36ゴールを記録。リーグ戦のゴール数としては、2017−18シーズンと2022−23シーズンに挙げた30得点を上回るキャリアハイの数字となっている。
なお、ブンデスリーガでは2020−21シーズンに当時バイエルンに所属していたロベルト・レヴァンドフスキが歴代最多の41得点を記録している。
日本人選手の最多は、最終節にもゴールを記録したMF堂安律(フライブルク)の7得点だった。
■得点ランキング
▼1位:36ゴール
ハリー・ケイン(バイエルン/イングランド代表)
▼2位:28ゴール
セール・ギラシ(シュトゥットガルト/ギニア代表)
▼3位:24ゴール
ロイス・オペンダ(ライプツィヒ/ベルギー代表)
▼4位:24ゴール
デニス・ウンダヴ(シュトゥットガルト/ドイツ)
▼5位:16ゴール
マクシミリアン・バイアー(ホッフェンハイム/ドイツ代表)
2024年05月19日 02:13
ブンデスリーガ第34節(最終節)の9試合が現地時間18日に一斉開催された。
すでに優勝を決め、無敗で最終節を迎えたレヴァークーゼンはホームでアウクスブルクに2−1で勝利し、ブンデスリーガ史上初となる無敗優勝(26勝6分け)を達成した。
一方、最終節を2位で迎えたバイエルンはアウェイでホッフェンハイムに逆転負け。勝ち点1差で3位につけていた伊藤洋輝所属のシュトゥットガルトがボルシアMGに4−0で快勝し、バイエルンと入れ替わる形で2位に浮上。バイエルンは3位転落となった。
また、バイエルンに逆転勝ちしたホッフェンハイムは7位フィニッシュとなり、6位となったフランクフルトと共に来季の欧州カップ戦出場権を獲得。残されているCL決勝とDFBカップ決勝の結果次第では、8位で今季を終えたハイデンハイムにもECL出場の可能性が出てくる。
残留争いに目を向けると、すでに降格が決まっていた最下位ダルムシュタットに続いて17位に位置していたケルンの降格も決定。しかし、前節まで入れ替え戦圏内にいた16位ウニオン・ベルリンと15位マインツが勝利を収めた一方で、14位につけていた浅野拓磨所属のボーフムが1−4で敗戦。ウニオン・ベルリンとボーフムが勝ち点33で並び、得失点差でボーフムが16位まで順位を下げる結果となった。
なお、ボーフムは田中碧の所属するデュッセルドルフと入れ替え戦を戦うことに。入れ替え戦の初戦は23日、リターンレグは27日に行われる。その他、ブンデスリーガ最終節の試合結果と最終順位は以下の通り。
◼︎試合結果
ウニオン・ベルリン 2−1 フライブルク
ホッフェンハイム 4−2 バイエルン
ヴォルフスブルク 1−3 マインツ
レヴァークーゼン 2−1 アウクスブルク
フランクフルト 2−2 ライプツィヒ
ドルトムント 4−0 ダルムシュタット
シュトゥットガルト 4−0 ボルシアMG
ブレーメン 4−1 ボーフム
ハイデンハイム 4−1 ケルン
■順位表
※()内は勝ち点/得失点差
1位 レヴァークーゼン(90/+65)
2位 シュトゥットガルト(73/+39)
3位 バイエルン(72/+49)
4位 ライプツィヒ(65/+38)
5位 ドルトムント(63/+25)
───────CL出場圏───────
6位 フランクフルト(47/+1)
───────EL出場圏───────
7位 ホッフェンハイム(46/0)
───────ECL出場圏───────
8位 ハイデンハイム(42/−5)
9位 ブレーメン(42/−6)
10位 フライブルク(42/−13)
11位 アウフスブルク(39/−10)
12位 ヴォルフスブルク(37/−15)
13位 マインツ(35/−12)
14位 ボルシアMG(34/−11)
15位 ウニオン・ベルリン(33/−25)
───────入れ替え戦───────
16位 ボーフム(33/−32)
───────自動降格圏───────
17位 ケルン(27/−32)
18位 ダルムシュタット(17/−56)
◼︎入れ替え戦日程
▼5月23日
ボーフム vs デュッセルドルフ
▼5月27日
デュッセルドルフ vs ボーフム
2024年05月19日 01:35
ブンデスリーガ1部最終節が18日に行われ、ボーフムが16位となることが決定し、昇降格プレーオフに回ることになった。
2024年05月19日 01:15
現地時間5月18日、シュツットガルトが原口元気の今季限りでの退団をクラブの公式サイトで発表した。
原口は2014年に浦和レッズからヘルタ・ベルリンへ移籍。その後、デュッセルドルフ、ハノーファー、ウニオン・ベルリンと渡り歩き、昨年の1月にシュツットガルトに完全移籍した。
しかし加入当初こそ出場機会を得ていたものの、徐々に出番が減少。今シーズンはチームがリーグ戦2位で終えるなど躍進したなか、公式戦わずか3試合の出場に留まっていた。
【画像】原口元気が髭姿に!
なおクラブは、原口の他にリリアン・エグロフ、ロベルト・マッシモ、フローリアン・ショック、マフムド・ダフード(期限付き移籍期間満了)の退団も同時に発表。「ピッチ内外でのチームへの努力に感謝し、今後の幸運を祈っている」とメッセージを送っている。
経験豊富な33歳の新天地に注目が集まる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月19日 01:14
今季限りでの現役引退を発表しているフランクフルト所属の元日本代表MF長谷部誠が、現役ラストマッチとなったブンデスリーガ最終節ライプツィヒ戦で途中出場した。
18日に行われたライプツィヒ戦で、長谷部は2−2で迎えた後半アディショナルタイムから途中出場。交代時にはフランクフルトの本拠地『ヴァルトシュタディオン』に駆け付けたファン・サポーターから大きな歓声と惜しみない拍手が送られた。チームはこのまま2−2で引き分け、最終順位が6位で確定。来季のヨーロッパリーグ出場権を獲得した。
1984年1月18日生まれの長谷部は、40歳4か月でのブンデスリーガ1部出場となった。これで自身の持つ、フィールドプレイヤーとしてのブンデスリーガ歴代5位の年長出場記録を更新した。なお、GKを合わせても、40代でのブンデスリーガ出場は史上わずか10人のみの偉大な記録となっている。
【ブンデスリーガのフィールドプレイヤー歴代年長出場記録】
1位:クラウス・フィヒテル(43歳184日)
2位:クラウディオ・ピサーロ(41歳268日)
3位:ミロスラフ・ボタバ(40歳225日)
4位:マンフレート・ブルクスミュラー(40歳141日)
5位:長谷部誠(40歳121日)
【動画】後半ATから出場した長谷部誠へスタジアムから大きな歓声
❤️ Was für ein Moment.
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⏰ 90. | #SGERBL 2:2 | #SGE pic.twitter.com/TmsjKeZis6— Eintracht Frankfurt (@Eintracht) May 18, 2024
Ihr werdet so fehlen! ❤️
Legenden. #SGE | #SGERBL pic.twitter.com/JQ6uV64j4n— Eintracht Frankfurt (@Eintracht) May 18, 2024
2024年05月19日 01:08
日本代表MF三笘薫の所属するブライントンは18日、同クラブを指揮するロベルト・デ・ゼルビ監督が今季終了後に退任することを発表。19日にホームで行われるプレミアリーグ最終節のマンチェスター・ユナイテッド戦がデ・ゼルビ監督にとっての最終戦になる。
前任のグレアム・ポッター監督がチェルシーの指揮官に就任したことを受け、2022年9月からブライトンを率いたデ・ゼルビ監督は、最終ラインからボールをビルドアップする攻撃的なスタイルで2022−23シーズンをクラブ史上の最高順位(6位)で終えると、今季はヨーロッパリーグ(EL)にも参戦し、ベスト16に導いた。
今季は三笘ら主力選手の相次ぐ負傷離脱などもあり、現在は10位に位置しているものの、ブライトンのトニー・ブルーム会長は「ロベルトは、クラブを新たな高みへと導き、素晴らしい2シーズンを私たちに与えてくれた」と感謝。このタイミングでの発表に至った経緯については、「両者にとって都合の良いタイミングで契約を終えることに合意した。私たちは来シーズンの計画をいち早く立てることができるし、ロベルトは次の移籍先や将来を考えるための時間を得ることができる」と説明した。
また、デ・ゼルビ監督は、「ブライトンを去るのはとても悲しいが、この歴史的な2シーズンを、クラブの皆と素晴らしいファンのサポートによって、選手とスタッフが成し遂げたことを誇りに思う」とコメント。さらに、「今シーズンは4つの主要なコンペティションに出場できただけでなく、プレミアリーグで働いた2年間は本当に濃密でやりがいのあるものだった。いま退団することで、将来の計画を決める前に一息つく時間を得ることができる」との思いを口にした。
イギリスメディアの『タイムズ』は、トーマス・トゥヘル監督が退任するバイエルンがデ・ゼルビ監督と交渉中であると報じ、『BBCスポーツ』はブライトンの後任監督の候補に、チャンピオンシップ昇格1年目でイプスウィッチ・タウンをプレミア昇格に導いたキーラン・マッケンナ監督の名前を挙げている。
2024年05月19日 00:57
現地5月18日に開催されたブンデスリーガ第34節で、堂安律が所属するフライブルクは、ウニオン・ベルリンと敵地で対戦。
2024年05月19日 00:43
ブンデスリーガの最終節となる第34節が18日に行われ、チャンピオンズリーグ(CL)の決勝に勝ち進んでいるドルトムントはホームで最下位のダルムシュタットと対戦した。
すでに今季の5位が確定しているドルトムントは、今季限りでの退団を発表しているMFマルコ・ロイスがスタメン出場。本来の主将であるエムレ・ジャンに代わってキャプテンマークを巻いてピッチに登場した。
試合は、ホームのドルトムントが攻勢に出る。厚みのある攻撃でゴールを脅かすと30分、左サイドのボックス手前でボールを持ったイアン・マートセンが左足を一閃。これがゴール右に決まり、ドルトムントが先手を奪った。
そして38分には、左サイドのボックス手前でロイスがファウルを受けてFKを獲得。ロイス自らキッカーを務めると、その右足から放たれたシュートが壁を越えてゴール左に吸い込まれる。誰もが待ち望んだレジェンドの一発により、スタジアムは大きな盛り上がりを見せた。
迎えた後半も主導権を握ったドルトムントは、途中出場のユリアン・ブラントとドニエル・マレンがゴールを挙げて4−0で快勝。ロイスも残り10分となったところでお役御免となり、万雷の拍手に送り出されてピッチを退いた。今季のブンデスリーガは今節で終了したものの、ドルトムントは6月1日にロンドンのウェンブリーで行われるCL決勝でレアル・マドリードとの対戦を残している。
【スコア】
ドルトムント 4−0 ダルムシュタット
【得点者】
1−0 30分 イアン・マートセン(ドルトムント)
2−0 38分 マルコ・ロイス(ドルトムント)
3−0 72分 ユリアン・ブラント(ドルトムント)
4−0 88分 ドニエル・マレン(ドルトムント)
【動画】マルコ・ロイスの惜別FK弾
ドルトムントのレジェンド、ロイスが惜別のフリーキック弾 🎯#ブンデスリーガ pic.twitter.com/79Qxx6ZvQS— ブンデスリーガ 日本語版 (@Bundesliga_JP) May 18, 2024
2024年05月19日 00:40
現地時間5月18日に開催されたブンデスリーガ最終節で、浅野拓磨が所属する14位のボーフムは、11位のブレーメンと敵地で対戦した。
残留争いに巻き込まれているボーフムは、開始6分で先制を許す。その後、必死に反撃に出てベンチスタートとなった浅野らを投入するが、なかなかゴールを奪えず。逆に78分、80分と立て続けに追加点を奪われる。
84分にクリストファー・アントウィ=アジェイがようやく1点を返したものの、87分に再び3点差に広げられ、結局1−4で完敗した。
【PHOTO】まさにスタジアムの華! 現地観戦する選手たちの妻、恋人、パートナーら“WAGs”を一挙紹介!
同時キックオフの他会場では、15位のマインツが3−1でヴォルフスブルクを撃破。16位のウニオン・ベルリンは、堂安律のゴールで一度は追いつかれるも、90+2分の決勝弾でフライブルクに2−1で勝利した。
この結果、ボーフムはウニオンに得失点差でかわされ、16位に転落。田中碧、アペルカンプ真大、内野貴史を擁し、2部で3位に入ったデュッセルドルフとの入れ替え戦に回ることとなった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月19日 00:33
現地時間5月18日に開催されたブンデスリーガの最終節で、長谷部誠が所属する6位のフランクフルトが4位のRBライプツィヒとホームで対戦した。
今シーズン限りで現役を引退するため、これがラストマッチとなる長谷部はベンチスタートとなった。
42分にゲッツェが献上したPKをシャビ・シモンズを決められて先制を許したフランクフルトは、後半開始早々の1分のシェシュコにミドルシュートで被弾。リードを広げられる。
【PHOTO】今季限りでの現役引退。40歳になった長谷部誠のキャリアを厳選ショットで振り返る!(2003〜2024)
ファンが持ち込んだ発煙筒に反応したのか、スタジアム上に備えつけられているビデオキューブの散水機能が誤作動して10分近く試合が中断する珍事があった直後の60分、フランクフルトはエキティケのヘッド弾で1点を返す。
さらに78分、マルムシュのPKで同点に追いつく。
後半アディショナルタイム、長谷部は同じく引退するキャプテンのローデとともに投入され、大歓声を受ける。
試合はこのまま2−2で終了。フランクフルトは6位となり、まずはヨーロッパリーグ(EL)出場権を獲得した。
現在40歳の長谷部は、2002年に浦和レッズでプロキャリアをスタート。08年1月にヴォルフスブルクに移籍し、ニュルンベルク、フランクフルトとドイツで活躍を続けた。
また日本代表では、キャプテンとしてワールドカップに3度出場。長らく中心的選手としてチームを支えた。
日本とフランクフルトのレジェンドが、22年に現役キャリアを終えた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部