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2024年04月26日 07:42
敵地で行われたナショナルズ戦に先発登板、3試合ぶりの白星を掴んだ ■ドジャース 2ー1 ナショナルズ(日本時間26日・ワシントンDC) ドジャースの山本由伸投手は25日(日本時間26日)、敵地で行われたナショナルズ戦に先発登板し、6回4安打無失点、7三振1四球の好投でメジャー2勝目を挙げた。2試合連続のクオリティスタート(QS=6回以上かつ自責点3以下)で2勝1敗、防御率3.54、WHIP1.07。28イニングを投げて37三振6四球となった。 前回登板から中5日。初回は好調のエイブラムスを一直、ウィンカーを左飛、オリックスで同僚のメネセスを見逃し三振で3者凡退の立ち上がり。2回2死からギャロに四球、3回1死からヤングに二塁打を許したがゼロを並べた。6回も2死からメネセス、ガルシアに連打を許したが、ルイーズを遊ゴロに打ち取った。 5回にはヒヤリとする場面もあった。先頭のロサリオが放った打球速度104.8マイル(約168.7キロ)のライナーが山本の顔面付近へ。あわや大惨事の出来事に球場は騒然となったが、グラブを差し出してスーパーキャッチ。転倒しながらもグラブからボールを離さず、敵地ながらも大きな拍手が沸き起こった。 打線は2回、先頭のテオスカー・ヘルナンデス外野手が6号ソロを放って先制。8回1死二塁からフレディ・フリーマン内野手の適時打で追加点を奪った。8回にはダニエル・ハドソン投手が1点を失ったが、9回を守護神のエバン・フィリップス投手が無失点で締め、2-1で今季最長に並ぶ4連勝を収めた。 6日(同7日)の敵地・カブス戦で初勝利を挙げたが、その後は白星から遠ざかっていた。12日(同13日)の本拠地・パドレス戦では5回3失点で勝ち投手の権利を持って降板したが、救援陣が打たれて消滅。19日(同20日)の本拠地・メッツ戦では6回4失点(自責1)も勝敗つかず。3試合ぶりの2勝目となった。(Full-Count編集部)
2024年05月19日 07:35
「超ときめき宣伝部」の辻野かなみさんが始球式に登場
■ソフトバンク 3ー2 西武(18日・みずほPayPayドーム)
6人組アイドルユニット「超ときめき宣伝部」の辻野かなみさんが18日にみずほPayPayドームで行われたソフトバンク-西武の試合前に始球式を行った。ユニホームにスカート姿での投球にファンは「激かわ」「最高」「推しが!」「感慨深い」「いい投げっぷりでした!」などの声を上げている。
辻野さんは恒例イベント「ピンクフルデー」の特別ユニホームを着てマウンドへ。セットポジションから投じた1球は左方向へと大きく外れ、悔しそうな表情を浮かべていた。
この様子を「パーソル パ・リーグTV」の公式X(旧ツイッター)が映像で公開すると「一生に一度かもしれないかなみんの始球式」「ポニーテール、かわいすぎ」「悔しそうなのがまたいい笑」などの声が広がった。
さらには「ユニホームにポニーテールが映えてるね」「真剣な眼差しにときめいた」など、ひらひらの一投に胸を躍らせるファンも見られた。(Full-Count編集部)
2024年05月19日 07:30
◆ 5月最強の岡大海
ロッテの岡大海は5月、月間打率.341、4本塁打、8打点、出塁率.408、長打率.750、OPSは1.158と、マリーンズ打線を引っ張っている。
5月に入り長打が増えた要因について岡は「う〜ん、そうですね」と少し考えた後、「ゴロが少なくなっているのかなというのはありますかね」と答えた。
長年こだわってきた長打率、出塁率に関しては、「5月はいい感じになっていますけど、納得のいく数字ではないので、もっと上を目指していきたい」と現状に満足していない。
◆ オフから取り組んできたこと
岡は今季に向けてシーズンオフは“スイングスピード”、“ライナー性の打球を増やせるように”意識して取り組んできた。4月23日の取材で岡は「試合ではまだ納得いっていない打球が多いですし、引っ張った打球もまだゴロとか多いので、まだまだだと思います」と話し、5月も「まだまだ納得のいくものはないですけど」としながらも、「少しずつ良くなってきているのはあるのかなと思います」と理想には近づいてきているようだ。
気になるのが、オフから取り組んできた中で“納得がいっていない”部分。
そこについて岡は「一番は引っ張った打球に対してゴロの確率が多いので、もっとライナーを求めていきたいなと思います。試合になったらなかなか難しいですけど、精度を上げていきたいなと思います」と話した。
◆ 1、2打席目に好結果も
今季の岡はスタメン出場した時の1打席目の打率が.429(28−12)、2打席目の打率が.393(28−11)、特にスタメン出場した時の第2打席は現在3試合連続で安打中。18日の日本ハム戦は第1打席、第2打席で共に安打を放っている。“ヒロミナイト”で試合終盤の勝負強さに注目が集まることが多いが、今年の岡大海は早い打席でもきっちりと結果を残す。
1、2打席目に強い理由について訊くと、岡本人は「特にないと思います」とキッパリ。練習で取り組んできた成果が、1、2打席目に強いという結果になっているのだ。
また、打撃の状態について4月は「特別良いわけでもなく、悪いわけでもない」とのことだったが、5月も「今もそうだと思いますね」と、12日の日本ハム戦で1試合2本塁打、14日のオリックス戦で2試合連続本塁打、18日の日本ハム戦で4安打、直近出場した5試合で打率.556(18−10、)3本塁打、4打点、素晴らしい数字を残しているそこまで4月と変わっていない。
「出塁率と長打を意識したいなと思いますし、その中で上位打つ時であれば、ソト、ポランコと長打のある選手が多いので、なんとか出塁したいと思うことは多いですね」。チームの勝利に貢献するため、出塁率、長打にこだわっていく。
取材・文=岩下雄太
2024年05月19日 07:25
大谷翔平の“フォルムチェンジ”に「ピタっと決まっててカッコイイ」
ドジャース・大谷翔平投手の“パツパツ”なスーツ姿が話題となっている。17日(日本時間18日)、本拠地のある米カリフォルニア州ロサンゼルスが5月17日を「大谷翔平の日」と制定したと発表。大谷は淡いグレーのスーツで球団幹部らとロサンゼルス市庁舎を訪問した。この姿に「少しぱつぱつ感ありでした」「鍛えてるから仕方ない」などの声が上がっている。
大谷はロサンゼルス市庁舎で市議会から功績をたたえられ、記念の制定書を贈呈された。そして、市議会が「ショウヘイ・オオタニ・デー」と宣言した。ビシッと決まったスーツ姿をSNSなどで見たファンは「やはり大谷翔平はトラディショナルなスーツが1番似合う」「市議会の大谷さんやっぱりぴっちり目のスーツ安心する」など絶賛している。
“フォルムチェンジ”に驚いたファンもいる。今月2日(同3日)にドジャースタジアムで行われたチャリティイベント「ブルー・ダイヤモンド・ガラ」には真美子夫人と参加。ブランドアンバサダーを務める「BOSS」のゆったりとした黒いジャケットで登場した。ドジャース専門サイト「ドジャー・ブルー」では「このスーツは多くの話題を呼んでいる。しかしながら、だぼだぼでゆったりしたスーツは、日本では特有のスタイルのようである」とX(旧ツイッター)で紹介されていた。
2週間ほどでの“スタイル変更”に「パーティーだからちょっと遊び心出したダボスーツにした」「やっぱりこのサイズ感のスーツの方が似合うね」「大谷君の体型に合うシャツはないのかなー」「スーツがピタっと決まっててカッコイイ」「この前のダボダボだった記憶が消えゆく」など“着替えた”大谷に注目が集まっていた。(Full-Count編集部)
2024年05月19日 07:20
阪急、オリックスで46年間…松本正志氏「ようやく答え合わせができてよかった」
甲子園優勝投手、ドラフト1位のプライドが生んだ「家族のドラマ」があった。
2024年05月19日 07:15
◆ 「皆んなの記録を抜くんじゃないか」
巨人が広島に逆転負け。昨日に続き連敗となり、今季マツダスタジアムでの初勝利はお預けとなった。そんな中でも坂本勇人がメモリアル安打を放ち、敵地を埋めたジャイアンツファンから喝采を浴びた。
5番サードでスタメン出場した坂本は、2回の第1打席でレフトへヒットを放つと、5回の第3打席にもライト線へ運ぶスタンディングダブル。このツーベースで山内一弘氏の448に並び、歴代3位タイの記録となった。さらに9回無死一、二塁では広島の抑え・栗林良吏の144キロカットボールをレフト前に運び、通算187回目の猛打賞をマーク。これで長嶋茂雄氏の186を抜き、歴代単独3位となった。
坂本にとってメモリアルな日となったことに、18日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説者を務めた仁志敏久氏は「やりますねえ。坂本選手はキャリアがまだ35歳なので、まだまだここから数字を伸ばせるので安打数は3000を狙ってほしいですし、ある数字は全部トップにしてほしいです」と全ての記録を塗り替えることに期待。また猛打賞記録の2位は川上哲治氏の194となっていることに「顔ぶれがすごいですね。川上さんの次になって、長嶋さんの上にいるっていうのがすごいですね」と改めて偉大な記録だと強調した。
もう一人の解説者・江本孟紀氏は「長嶋さんを抜いたらいかんでしょ」とジョークを飛ばしつつ「これ張本(勲)さんも、皆んな抜くんじゃないか。このまま行ったら」と同意していた。
猛打賞は1位の張本氏の251まで64、通算二塁打数は2位の福本豊氏の449まで1、1位の立浪和義現中日監督の487までも39と迫っていた坂本勇人。歴史に名を刻む男のバットに、これからも要注目だ。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
2024年05月19日 07:15
大谷翔平は16日のレッズ戦前に小児患者の少年と対面
ドジャース・大谷翔平投手の英語力が再び話題となっている。16日(日本時間17日)の本拠地・レッズ戦前に、観戦に訪れた小児患者のアルバート・リーくんと対面し、会話した様子に、ファンは「発音キレイ」などと注目している。
同日は大谷のボブルヘッドが配布される試合で、リーくんの前にサプライズ登場した大谷は「Hey, nice to meet you. Nervous? (やあ、こんにちは。緊張している?)」と優しく声をかけた。
感激のリーくんは口を開けてあんぐり。大谷はその場でユニホームにサインをしてプレゼントし、「Thank you for coming tonight. Are you ready? You’re gonna throw today. First pitch. Ok? 」(今日は来てくれてありがとう。今日君は始球式を投げるんだよ。 オッケー?)と話しかけた。
大谷が自然体で英語を話す様子にファンは「英語の発音がヤバい」「英語の発音キレイやな」「大谷さん、英語上手い」「大谷さん英語上手いな、さすがやわ」といったコメントがあがっていた。
球団によるとアルバートくんは生後3日で心臓病と診断され、生後13日目で手術。その後も数年かけて、2度の心臓手術と腹部手術を1度受けていた。今年5月には中学校を卒業し、現在はリトルリーグでスラッガーとして活躍しているという。(Full-Count編集部)
2024年05月19日 07:05
◆ 「田口の復活は非常に大きい」
ヤクルトが阪神に零封負けを喫した。先発のミゲル・ヤフーレはこの日も1失点のみと安定したピッチングを披露し、後を継いだリリーフ陣も奮闘。しかし打線は阪神先発のジェレミー・ビーズリーに手を焼き、その後出てきた4投手からも得点を奪えず、0-1で敗戦となった。
しかし8回にマウンドに上がった田口麗斗が、1回を被安打1、奪三振1、無失点と好投した。先頭の森下翔太にライト前にヒットを許しワイルドピッチでセカンドへ進塁されたが、その後は慌てず騒がず後続を断ち切り、開幕直後の3月29日以来の1軍復帰登板で存在感を見せつけた。
帰ってきた左腕に関して、18日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説として出演した仁志敏久氏は「スワローズは後ろのリリーフピッチャーで結構苦しんでるところもあります。それもやっぱり田口がいなかったというのがあるんですよね。やはり後ろが決まってくれると、その前のイニングを固めるということができるかなと思うので。今後またスワローズ上がってくるんじゃないかなと思います」とリリーフの貴重なピースになると言及。
もう一人の解説者・江本孟紀氏も「これは大きいですよ。だって打点王がいて、首位打者がいてね。そうすると、あとは抑えのピッチャーが固まってくればね、ヤクルトも上がってくる可能性が多いにありますから。田口の復活は非常に大きいと思います」とコメントした。
昨季リーグ2位の33セーブをマークした頼れるベテラン。出遅れた分をカバーし、弱点のリリーフ陣を底上げする活躍に期待がかかる。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
2024年05月19日 07:05
5月17日が「大谷翔平の日」と制定され、ロス市庁舎を訪問
ドジャースの大谷翔平投手は17日(日本時間18日)、球団の本拠地があるロサンゼルス市庁舎を訪問。
2024年05月19日 06:50
◆ 勝ちながらも課題の残る試合に…
DeNAが中日に1点差で逃げ切り勝ち。3連敗のあとの連勝で、順位も一つ上げて4位に浮上した。
この日は先発の中川颯がQS達成の好投と、自らを援護する2ランホームランの派手な活躍が光った。しかしチャンスを活かせず3点しか取れなかったDeNA打線に対し、18日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説として出演した仁志敏久氏が「もう1、2点は取れたかな」と注文をつけた。
まず4回裏の無死一・三塁の場面に「京田(陽太)が内野ゴロになって。 次はホームラン打ってるとはいえ、やっぱりピッチャーなので。やっぱりその前のバッターで点を取っておかないといけなかったですね」とこの日8番に入った京田のところで得点するべきだったと解説。また8回裏の一死一・三塁の場面に「山本(祐大)のセーフティスクイズですね。ここも1点が取れる状況だったかなという押せ押せのところで、ちょっと水を刺すというかですね、勢いを止めるような内容になってしまったと思いますね」とスクイズがファーストファールフライでチャンスの芽が萎んだことにも苦言を呈した。
三浦監督も「やっぱり追加点が取れるところで取れてないので、こういう接戦になりました」と認めたこの日のゲーム。DeNAにとって、勝ちながらも課題の残る試合となった。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
【動画】中川颯・野手顔負けの豪快弾…!/5月18日:DeNA−中日の打撃ハイライト
2024年05月19日 06:40
◆ 仁志氏「僕もびっくりしました」
DeNAが中日に3-2で勝利。昨日に続いての1点差ゲームを制し、このカード勝ち越しを決めた。この日は今年から加入した中川颯の投打にわたる活躍が光った。
先発としてマウンドに上った中川は、初回のピンチを切り抜け波に乗ると、2回の第1打席で中日先発の松葉貴大の初球のカーブを強振。打球はライトスタンドへ一直線となるプロ入り1号2ランとなり、ゲームを優位に進めると、ピッチングでも中日打線を翻弄。6回2失点のQSで勝利投手の権利を持ったままお役御免となった。その後は伊勢大夢、山粼康晃、森原康平のリレーで1点差を守り切り、中川は地元横浜スタジアムで嬉しい初勝利を手に入れた。
18日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説として出演した仁志敏久氏は、まず本業の投球に「ピッチングは非常に良かった」と評価しつつ、ホームランに関しては「正直、僕もびっくりしました。打った瞬間、あれ?これ誰がこの打順入ってたっけっていう風に思ったぐらい、野手が入ってるように見えたんですよね。よく見たら中川だったんですよ」と野手顔負けのバッティングに驚きの表情。また「よく考えると次の打席でバントだったんですけど、そのまま打ってもよかったかなってちょっと思いますよね」と送りバントのサインがもったいなかったと思うほどの打球だったと振り返った。
もう一人の解説者・江本孟紀氏は「大体ねバッティングのいい人、バッティングの好きな人は右投げ左打ちやるんですよ。このバッターはね、もうバッターだね」とピッチャーの打撃ではないと言い切った。
高校時代はエースで4番、通算ホームラン数26本を誇った中川颯。この先はピッチングだけでなく、バッティングにも注目が集まりそうだ。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
【動画】野手顔負けの豪快弾…!/5月18日:DeNA−中日の打撃ハイライト
2024年05月19日 06:30
◆ 16安打6得点!難敵・加藤を攻略!
ロッテは18日、本拠地での日本ハム戦に6−4で勝利。これで勝率を5割に戻したほか、引き分けを挟んで続いていた日本ハム戦の連敗を「7」で止めた。
この日の相手先発は難敵の加藤貴之。今季だけですでに2度の完投(1完封)を許すほど苦手としていたほか、好調のC.C.メルセデスが初回から4点を献上するなど苦しい展開となったロッテだったが、この日は一味違った。
犠飛と適時打で5回までに2点を奪い迎えた6回だった。先頭打者の石川慎吾が直球を捉えて今季1号本塁打で1点差まで詰め寄ると、一死の後に加藤をマウンドから引きずり下ろす事に成功する。
さらに代わったロドリゲスを攻め立て二死二塁のチャンスを作ると、小川龍成、さらに荻野貴司の連続適時打で一気に逆転。さらに8回も荻野がこの試合2本目の適時打を放つなど着実に加点し、9回を鈴木昭汰が締めてゲームセット。中盤に打線が繋がり逆転勝利を収めた。
久々の快勝を収めたロッテについて、同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した江本孟紀氏も「こういう戦い方でいいんじゃないですかね」と称賛。
続けて「ロッテというのは、いろんな人が出てきてそれぞれが繋いでいく。チームで戦っている」と本来の良さが発揮された試合だったと振り返ると、同じく出演した仁志敏久氏は「チームに元気を与えられる選手なんですよ」と特に石川慎吾を注視。
「ジャイアンツにいた時からそうだったんですけど」と過去を踏まえつつ、「この一本がチームに火を付けましたよ」とかつての古巣の後輩の躍動に目を細め、改めて同場面での一発を称えた。
エスコンFで連敗を喫し続けたロッテだが、本拠地で見せた快勝で苦手意識を払しょくできたか。現在の対戦成績は2勝8敗と大きく負け越しているが、ここからの逆襲を楽しみにしたい。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
【動画】打撃爆発!怒涛の集中打でハム戦連敗ストップ!/5月18日:ロッテ―日本ハム戦試合ハイライト
2024年05月19日 06:20
◆ 相手にリードを許しながらも漂っていた余裕
ソフトバンクは18日、本拠地での西武戦に3−2で逆転勝利を収めた。
2024年05月19日 06:10
◆ 「今は苦しい状況ですけど……」
西武は18日、敵地でのソフトバンク戦に2−3で敗戦。これで今季5度目の4連敗を喫したほか、自力優勝の可能性が消滅してしまった。
この日の先発は渡邉勇太朗。今季初先発のマウンドに上がった6年目右腕は、初回から2つの四球が絡み1点を献上してしまうが、直後の攻撃で即座に若林楽人が3号2点本塁打を放ち逆転に成功すると、その後は要所を締める投球で2回から6回まで無失点を継続する。
虎の子1点のリードをキープしたまま試合を続けた西武だが、しかし8回、中継ぎに配置転換となった松本航が一死一塁から近藤健介に痛恨の逆転本塁打を浴びるまさかの展開に。その後は9回表に相手守護神から得点圏まで走者を進めるも及ばず、無念の敗戦となった。
開幕から調子が上がらない西武に対しては、同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した仁志敏久氏も「先発投手陣は素晴らしいんですよね……だから試合中盤以降の戦い方が鍵になると思う」とコメント。
続けて同試合を振り返ると、7回で見せたバント失敗、8回・9回の得点機での“あと一本”が出なかった場面を挙げて「着実に点を取っていくという事が、これからのライオンズのゲーム展開を変えていくと思います」と攻撃陣にさらなる進化を促した。
チームの強みと弱みの差が明確になっているというのが解説陣の見立てだったが、これについて同じく出演した江本孟紀氏も「今は苦しい状況ですけどね、先発ピッチャーは崩れていない。今日も1人出てきたし、惜しかったですけどなんとかいい形に」と分析。強力な先発陣にまた1人有望株が出てきただけに、野手陣に得点の増加を求めて語った。
今井達也に平良海馬を擁し、エースの郄橋光成も途中合流した西武だが、チーム打率.210に96得点はいずれもパ・リーグ最下位の数字に沈んでいる。全体的に快音が止んでいる野手陣の中からチームを救う救世主のような存在は現れるか。シーズンもまだ序盤なだけに、西武のここからの巻き返しに期待したい。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
【動画】終盤に痛恨被弾で自力優勝消滅……/5月18日:ソフトバンク―西武戦試合ハイライト
2024年05月19日 06:00
「広島4−3巨人」(18日、マツダスタジアム)
広島が逆転勝ちで2連勝。貯金を今季最多の「2」とした。開幕投手を務めたものの自身4連敗中で勝ち星がなかった先発・九里亜蓮投手(32)は5回1/3を2失点。今季8戦目にして、ようやく初勝利をつかんだ。打線も3試合ぶりの2桁安打で九里を援護し、中継ぎ陣も必死の継投で逃げ切った。この勢いで同一カード3連勝を狙う。
今年初めて上がった晴れ舞台で、九里は涙をこらえるようにして口を開いた。「苦しかったです」。出口の見えないトンネルを歩きながらも、耐えて耐えて勝利の女神を振り向かせた。渇望した1勝目。やっと心の底から笑えた。「皆さんに勝たせてもらった」と仲間への感謝は尽きない。
序盤からリズムに乗れなかった。二回は1死一、二塁から泉口に先制の右前適時打。なおも一、三塁から赤星にセーフティースクイズ(記録は犠打野選)を決められて2点を失った。
思うようにアウトを重ねられない展開。三回を無失点で切り抜けると、ベテラン・秋山に背中を押してもらった。「『自分のリズムで、どんどん投げ込んでいけ』と言葉をかけてもらって。そういう言葉をかけてもらって、思い切っていこうと切り替えられたところもあった。すごく助かりました」と振り返った。
四、五回は走者を出しながらも決定打は許さなかった。1点リードの六回は先頭・岸田に二塁打、犠打で1死三塁となったところで降板。後を受けた森浦が一、三塁のピンチを脱すると、ベンチで両手を上げて喜びを表現した。
今季はプロ入り初めて開幕投手を託されたシーズン。開幕戦は7回3失点で勝敗は付かず、続く4月5日・中日戦は8回を投げて自責点0で負け投手になった。援護を受けると踏ん張れず、好投しても援護がない試合が目立った。
それでも「一試合一試合、自分の投球をするだけだと思ってやってきました」と下を向かず、懸命に腕を振ってきた。「家に帰っても普段通りに接してくれましたし、家では野球のことを考えないように気を使ってくれていたと思います」と、一番の支えである家族にも届ける白星となった。
新井監督は「本当に苦しかったと思うけど、きょう初勝利挙げられて良かったと思う。野手もそうだし、後を継いだ森浦、矢崎、島内、栗林。『何とか亜蓮に初勝利を』という気持ちのこもった試合だった」とカープらしい全員野球でつかんだ1勝だと形容した。「一つでも多くアウトを取って投げられるようにやっていけたら」と九里。始まりの1勝でチームも今季最多の貯金2だ。これを合図に背番号11が巻き返す。
2024年05月19日 06:00
「広島4−3巨人」(18日、マツダスタジアム)
長いトンネルをようやく抜け出した。広島・坂倉将吾捕手がこれまでの鬱憤(うっぷん)を晴らすかのような大爆発だ。22年5月以来となる4安打をマーク。先発野手全員安打を記録した打線をけん引し、「素直にうれしい。考えすぎずにいけたのが良かった」と充実の表情で汗を拭った。
「5番・捕手」で3試合ぶりにスタメン入り。二回、二塁への平凡な当たりがイレギュラーで内野安打となったところから始まった。四回は右前打。2点リードの六回には大江のスライダーを捉え、右中間席の最前列へ。4月16日・DeNA戦(マツダ)以来となる今季3号ソロでリードを広げ、八回の右前打で完全復活を印象づけた。
直近の出場10試合では打率・114と大不振。試合前までの打率も・172まで下降していた。苦しい時間が続く中でも「後ろにたくさんの選手が控えている中で、調子が悪くても使ってもらっているのは感謝しないといけない。出てるからには腐ったところは見せたくない」と前を向く姿勢は変えなかった。
この日は「開き直った」というように初球から積極的に仕かけた。4安打は全て4球以内に仕留めたもの。「チームには迷惑かけるかもしれないですけど、どんどんいこうと決めて今日は打席に入っていた。実行できて良かった」と納得顔だ。 開幕から8試合中7試合でバッテリーを組んできた九里にも初白星を届け「本当に勝てて良かった」と坂倉。逆襲は始まったばかりだ。