2024年04月26日 01:21
現地時間4月25日、カタールで開催されているU-23アジアカップ(パリ五輪アジア最終予選を兼ねる)の準々決勝で、大岩剛監督が率いるU-23日本代表はホスト国のカタールと激突した。 4強入りを懸けた一戦で、日本は開始早々に先制点を奪う。2分、敵陣ボックス手前の右寄りで相手のパスを奪った山田楓喜が、迷わず左足を一閃。豪快なミドルを突き刺して先制点を挙げた。 24分、左サイドでボールを受けたアル・ヤジディのピンポイントクロスから、アル・ラウィにヘディングシュートを叩き込まれて同点とされる。 追いつかれた日本は38分、ボックス内で松木が粘って鋭いクロスを供給。ファーサイドでフリーになった細谷がダイレクトで合わせたが、決め切れない。 その3分後には、飛び出してきたGKアブドゥラーの右足が細谷の腹部を直撃。オンフィールドレビューの結果、カタールの守護神はレッドカードを受けて退場処分となった。このまま1−1で前半を終える。 【動画】CKから木村誠二が同点弾! 後半に入り48分、自陣中央付近でFKを与える。メシャールのキックに反応したガベルにヘッドで決められて逆転を許した。 それでも67分には、山本理仁の右CKに飛び込んだ木村誠二が頭で合わせて同点ゴールを奪う。 押し込む日本は77分、右サイドでボールを受けた関根大輝の絶妙なクロスに藤尾翔太が頭で合わせたが、枠を捉えられない。 さらに6後分には、再び関根の折り返しから藤尾がダイレクトで狙うも、ゴール上に外れた。その後も勝ち越し点は奪えず、90分が経過して延長戦に突入した。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月18日 23:30
チームの強化戦略など賛否両論なところもあったかもしれないが、パリ・サンジェルマンが近年の仏リーグ・アンを盛り上げてきたのは間違いない。
一時はリオネル・メッシ、ネイマール、キリアン・ムバッペの3枚が前線に揃っており、ネームバリューは抜群だった。悲願のチャンピオンズリーグ制覇には届かなかったが、このトリオを見たくてリーグ・アンのゲームをチェックしていたというサッカーファンも少なくないだろう。
しかし昨夏にメッシとネイマールが退団し、今夏にはムバッペもチームを離れることになる。ここ数年のPSGを引っ張ってきたスーパーエースのムバッペが退団する影響は大きく、代わりとなるスター選手を獲得するのは難しいだろう。
仏『L’Equipe』によると、かつてフランス代表監督も務めたレイモン・ドメネク氏はリーグ・アンの人気がどうなっていくのか懸念している。スターに依存しないやり方でPSGが強くなる可能性も考えられるが、ムバッペ退団後のPSGに世界のサッカーファンが関心を示してくれるかは未知数だ。
「リーグにどんな価値をもたらしていくのか。欧州で輝くための手段が必要となる。(ムバッペの退団から)立ち直れないと言っているわけではないが、これはブレーキだよ」
ムバッペ退団でリーグの優勝争いが熾烈になり、それが面白さに繋がる可能性はある。同国最高のスター選手であるムバッペ退団がどう影響していくのか読みづらいところもあるが、来季のリーグ・アンは観衆を魅了できるか。
2024年05月18日 23:05
スコティッシュ・プレミアシップの第38節(最終節)が17日に行われ、セルティックとセント・ミレンが対戦した。
前節、前田大然のゴールを含む5ゴールで快勝し、3シーズン連続54度目となるリーグ制覇を果たしたセルティックは、古橋亨梧と旗手怜央が先発で出場。前田大然と岩田智輝はベンチスタートとなった。
立ち上がりからパスを回し試合を優位に進めたセルティックだったが、先制したのはセント・ミレン。7分、ロングスローのこぼれ球をマーク・オハラがゴールに蹴り込んだ。
しかし21分、セルティックが同点に追いつく。ボールを回しながら相手を崩すと、最後はマット・オライリーが左足を振り抜きボールはゴールに吸い込まれた。それでも26分、セント・ミレンが再び前に出る。マーク・オハラがPKを決めて1−2としたが、古橋のゴールでセルティックが再び同点に追いついた。
37分、右サイドの高い位置で古橋と旗手で囲みボールを奪うと、そのままボールを持ち上がった旗手がゴール前へセンタリングを供給。そこに走り込んできた古橋が左足で合わせてゴールネットを揺らした。後半もセルティックがボールをポゼッションして試合を優位に進めるも得点は決まらず。64分には古橋と旗手がピッチを退き、岩田がピッチに入った。
その後、試合は2−2のまま終了するかと思われたが、86分にセルティックが逆転に成功する。右サイドからのセンタリングにルイス・パルマが合わせて3−2とし、試合は終了。すでに優勝を決めていたセルティックは最終節に本拠地で白星を手にし、有終の美を飾った。
なお、この試合でリーグ戦は終了となったが、セルティックは25日にスコティッシュカップ決勝でレンジャーズとの対戦を残している。
【動画】最終節終了後に優勝を喜ぶセルティックの選手たち
2024年05月18日 23:00
マンチェスター・シティのフィル・フォーデンは英『90min』のインタビューでチームメイトであるアーリング・ハーランドのことを絶賛した。
今シーズン公式戦51試合で21ゴール11アシストを記録するフォーデンは、大きな飛躍を遂げ、シティの絶対的存在へと成長した。大一番でのゴールが目立つが、ゴールだけではなくチャンスメイクやゲームをコントロールする力もつけており、今のシティにおける存在感は抜群だ。そんなフォーデンはハーランドの凄さを語った。
「正直なところ、私は彼を人間だと思っていない。タフな試合が続くと、彼を見て『いつになったら得点してくれるんだろう』って考えるんだ。ああいう選手と一緒にプレイできるのは、本当に素晴らしいことだよ。厳しい状況に陥ったとき、彼はいつもステップアップして重要なゴールを決める。先日(トッテナム戦)で彼が僕らにとって重要な2つのゴールを決めたようにね。彼と一緒にプレイできるなんて、信じられないし、彼もまだ若い。彼はまだ若いし、これからも良くなっていくことを忘れてはいけない」
「プレミアリーグに来て、彼のようなやり方で驚嘆させる選手は見たことがない。僕にとっては世界で最もタフなリーグだし、彼がしてきたことを考えると、そうだね、誰もどうやってやったのか分からない」
昨シーズンよりシティに加入したハーランドは公式戦53試合で52ゴールという圧巻の成績を1年目にして残し、今シーズンはここまで公式戦43試合で38ゴール6アシストを記録している。怪我の影響や相棒のケビン・デ・ブライネの長期離脱もあり、昨シーズンほど数字は残せていないが、2年連続でのプレミアリーグ得点王へ限りなく近づいている。
批判を受けることもあったシーズンを送っているが、まだ23歳という年齢でこの数字を残しているのはやはり怪物だと言えるだろう。今週末にはウェストハムとのリーグ最終節を控えているが、ハーランドはチームを勝利に導くゴールを決めることができるか。
2024年05月18日 23:00
ABEMAは17日、5月19日(日)23時より、プレミアリーグの名門アーセナルに所属する冨安健洋への独占インタビュー『冨安健洋 最終節直前インタビュー』を放送すると発表した。
2024年05月18日 22:25
5月18日に開催されたスコットランドリーグ最終節で、3日前に3連覇を決めたセルティックは、5位のセント・ミレンとホームで対戦。古橋亨梧と旗手怜央が先発し、前田大然と岩田智輝はベンチスタート、小林友希はベンチからも外れた。 セルティックは開始7分でロングスローの流れからオハラに先制点を許すが、21分に追いつく。ペナルティエリア内でパスを受けた古橋はシュートまで持ち込めなかったものの、相手の中途半端なクリアに反応したオライリーが左足で押し込んだ。 ただ、25分にウェルシュがペナルティエリア内でファウルを犯し、PKを献上。キッカーを務めたオハラのシュートに対し、今季限りで引退する守護神のハートが必死に手を伸ばすも届かず、再び追いかける展開となる。 それでも37分、敵陣右サイドで古橋と挟んでボールを奪った旗手が一気に持ち上がり、鋭いクロス。これに古橋が上手く合わせ、2−2とする。前節の優勝決定戦では先発を外れた29歳のエースは今季19点目で、リーグ戦に限れば14点目となった。【動画】古橋の英語力は?レジェンド守護神ジョー・ハートが横で見守った試合後インタビュー
古橋は後半に入って51分にもペナルティエリア内でパスを呼び込み、ビッグチャンスを迎えるが、モノにできない。 逆転を目ざし、64分には3枚替えを敢行。古橋、旗手、ウェルシュを下げ、アイダ、岩田、スケールズを送り込む。 その後も押し気味に進めるなか、86分についに勝ち越し点を挙げる。絶妙なタイミングでオーバーラップしたラルストンのクロスから、ファーでパスマが押し込んだ。 白熱の一戦はこのまま3−2でタイムアップ。王者が鮮やかに逆転勝利を収め、公式戦7連勝を達成した。 セルティックは来週25日に今季最終戦で、宿敵レンジャーズとスコティッシュカップの決勝を戦う。構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月18日 22:10
リヴァプールからバルセロナへ1億4000万ポンドもの移籍金で移籍してから6年。MFフィリペ・コウチーニョの評価は大幅に下がってしまった。
バルセロナでは期待に応えられず、バイエルンへのレンタル移籍を経て2022年にアストン・ヴィラへ移籍。当時はリヴァプールで一緒にプレイしたスティーブン・ジェラードがチームを指揮していたこともあり、アストン・ヴィラで輝きを取り戻せるかと思われた。
しかし、その後ジェラードは解任。現在はウナイ・エメリが指揮しているが、そのアストン・ヴィラにコウチーニョの居場所はない。昨夏にはカタールのアル・ドゥハイルにレンタル移籍しているが、カタール国内リーグでも16試合で3ゴールと印象的な数字は残せていない。アストン・ヴィラも来季の戦力にカウントしづらいだろう。
英『The Sun』によると、31歳を迎えているコウチーニョには古巣ブラジルのヴァスコ・ダ・ガマが関心を示しているという。アストン・ヴィラ側が求める移籍金は、400万ポンドから600万ポンドとされており、その市場価値はかなり落ちている。
バルセロナへ移籍した2018年からは思うようなパフォーマンスを発揮できない日々が続いてしまい、ピークは過ぎてしまった印象だ。リヴァプール時代はキレも抜群だったが、この6年で評価は大きく変わってしまった。
2024年05月18日 22:00
今季も熱い戦いを見せるJ1で闘争心全開でピッチを駆け抜ける選手たちがいる。献身的なランニングで攻守に顔を出して存在感を見せる彼らはチームに無くてはならない存在だ。
Jリーグは今季から選手の詳細な個人スタッツを公開しており、今回は総走行距離ランキングからトップ3を取り上げる。今季からコンバート!超攻撃的サイドバック渡邊凌磨
所属:浦和レッズ
ポジション:左サイドバック、左ウイング、セントラルミッドフィールダー
総走行距離:163.4キロ
今季からFC東京から浦和レッズに完全移籍した渡邊は主に左サイドバックとして出場機会を得ている。シーズン序盤は不慣れなポジションであったため、ぎこちなさも伺えた。それでも出場機会を重ねる内に左サイドで存在感が増し始めている。
総走行距離は163.4キロと尋常ではない距離を走っており、持ち前の攻撃力を生かすために果敢な攻撃参加に加わるシーンが多い。守備も献身的にこなし、中盤のフォローもこなすなどサイドの汗かき役としてチームの攻守に尽力している。
サイドバック出場が中心ながらリーグ戦14試合2得点2アシストと結果も出している。今季はDF明本考浩、DF荻原拓也と左サイドバックが欧州挑戦する中で本職ではないポジションで奮闘している。こぼれ球回収のスペシャリスト上原力也
所属:ジュビロ磐田
ポジション:セントラルミッドフィールダー、守備的ミッドフィールダー
総走行距離:166.1キロ
磐田の中盤に必要不可欠な存在として君臨する上原は、中盤の底から豊富な運動量を生かして攻守に存在感を見せている。ボールを奪われれば素早い攻守の切り替えと素早い寄せでカウンターの芽を摘み、ボールを奪還すれば素早くカウンターの起点になっている。
総走行距離はランキング2位となる166.1キロを記録しており、こぼれ球奪取回数もJ1最多となる81回をマーク。ピッチを縦横無尽に駆け回り、適切な読みとポジショニングでこぼれ球を回収してチャンスを創出している。
下部組織出身の選手であり、アカデミーの選手たちからも尊敬の眼差しで見られているという上原。今後も磐田の中盤の核として、静岡西部の盟主を自慢の走力で支え続ける。鳥栖の走る心臓河原創
所属:サガン鳥栖
ポジション:セントラルミッドフィールダー、守備的ミッドフィールダー
総走行距離:180.3キロ
数々のJ1強豪クラブから注目を浴び続けるランニングモンスターは、今季も圧倒的な走力で他を圧倒し続けている。球際の守備、ボール奪取、タックルなどの守備面が注目されがちだが、プレースキッカーを任されるほどの正確無比なキックを持ち合わせている。
今季は総走行距離180.3キロと2位に約14キロ差もつけており、走力においては他の追随を許さない。守備では優れた対人スキルでピンチを防ぎ、攻撃面では前線に精度の高いパスを供給するため万能型ミッドフィールダーとしてチームをけん引している。
J1枠内シュートランキング!今季最も枠内に飛ばしている選手はこの4選手
鳥栖の走る心臓は今季リーグ戦14試合1得点3アシストと残留争いするチームの中でも輝きを放ち続けている。J3からキャリアを始めた苦労人でもあり、近い将来日本代表でフィールドを走り抜ける姿を見てみたい。
2024年05月18日 21:19
5月18日開催のスコットランドリーグ最終節で、3日前に3年連続54回目の優勝を決めたセルティックは、5位のセント・ミレンとホームで対戦。
2024年05月18日 21:04
2024明治安田J1リーグ第15節が18日に行われ、サガン鳥栖と名古屋グランパスが対戦した。
今季初の連勝と勢いに乗る17位鳥栖が、上位にプレッシャーをかけたい7位名古屋を『駅前不動産スタジアム』に迎えての一戦。試合の均衡が敗れたのは6分、名古屋が幸先よく先制する。ロングボールに抜け出したパトリックが、対峙した相手をかわしてペナルティエリア左から低く速いクロスを送る。ボックス中央へ飛び込んだ稲垣祥がこれにあわせ、ダイビングボレーシュートをねじ込んだ。
その後も名古屋ペースで試合が進むなか、追いかける展開の鳥栖は36分、原田亘が2枚目のイエローカードを受け取って退場。10人となったホームチームは前半枠内シュートを打てずにビハインドで折り返す。
数的有利を得た名古屋は、後半開始早々の50分に追加点を獲得する。米本拓司のスルーパスに抜け出した稲垣のクロスは相手にブロックされたものの、こぼれ球にいち早く反応した倍井謙がペナルティエリア左から押し込んだ。
諦めずにゴールを目指す鳥栖は、後半途中から敵陣に押し込む場面が増え始める。77分には河田篤秀が右サイドからクロスを送り、ファーに飛び込んだ上夷克典が合わせたものの、枠をとらえていたシュートは相手GKランゲラックのファインセーブに阻まれた。
一方の名古屋は中山克広やキャスパー・ユンカーに追加点のチャンスが訪れたが、得点には至らず。それでも、名古屋は2点のリードを守り切って完封勝利を収めた。鳥栖は3試合ぶりの黒星、名古屋は2連勝となった。
名古屋は次節、26日にホームで京都サンガF.C.と対戦する。鳥栖は横浜F・マリノス戦が7月3日に延期となったため、次戦は31日にホームで行われるFC東京戦となる。
【スコア】
サガン鳥栖 0−2 名古屋グランパス
【得点者】
0−1 6分 稲垣祥(名古屋)
0−2 50分 倍井謙(名古屋)
【ゴール動画】名古屋・稲垣祥、鳥栖戦で2ゴールに絡む活躍!
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滑り込みながら丁寧なミート
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抜け出したパトリックのクロスに稲垣祥が合わせた🙌
グランパスが鮮やかに先制‼️
🏆明治安田J1リーグ第15節
🆚鳥栖×名古屋
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見事にハースペースを攻略!
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後半も立ち上がりにグランパスにゴール🙌
鮮やかな崩しの仕上げは倍井謙😆
🏆明治安田J1リーグ第15節
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2024年05月18日 21:03
現在インテル・マイアミに所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが13歳のときに、バルセロナとの契約書代わりに使用された紙ナプキンに、76万2400万ポンド(約1億5000万円)の値がついたようだ。17日、アルゼンチンメディアの『TyCスポーツ』などが報じた。
2009年9月、メッシはバルセロナとの契約を目指し、父親とアルゼンチンからバルセロナへ。そして練習に参加したメッシに対するバルセロナ関係者の評価は上々だった。
しかし一方で、バルセロナの内部には成長ホルモンの分泌障害があり、高価な皮下注射を定期的に打たなければならない外国人の少年とその家族の生活を支え続けるのはリスクが高いとし、契約に反対する人たちもいたとのこと。そのため、メッシとバルセロナの契約は進まず時間だけが過ぎていった。
しびれをきらせたメッシの代理人や関係者は、バルセロナに対して契約する意図がないならば他のクラブと話をすると伝達。そして12月、メッシの関係者はバルセロナのスポーツディレクター(SD)だったカルロス・レシャック氏とバルセロナ市内のテニスクラブのカフェテリアで面会し、契約するか否かの最終決断を求めた。
すると、メッシを逃しては行けないと考えていたレシャック氏は、ナプキンに「2000年12月14日、バルセロナ。バルセロナの技術部門の責任者オラシオ・カルロス・レシャックはエージェントのジョゼップ・マリア・ミンゲーラ氏同席の元、リオネル・メッシとの契約に関して反対する声があるにも関わらず、自らの責任で、合意できる金額の範囲内にてリオネル・メッシと契約することを誓約する」とペンで記載。この”紙ナプキン契約書” がメッシとバルセロナの契約書代わりに使用され、その後、メッシはバルセロナの選手として正式にプレーすることになったというストーリーがある。
この”紙ナプキン契約書”は、13歳当時のメッシの代理人をつとめていた人物が長い間クレディ・アンドラ銀行に保管。他者に譲ることはせず「あの紙切れはクラブの現代史を変えたものだから」とミュージアムでの展示などの使用にとどめていたが、考えを変えたようでオークションに出品されて、今回、高値で取引されたという。
2024年05月18日 21:00
現在フィオレンティーナからマンチェスター・ユナイテッドにレンタル移籍をしているモロッコ代表MFソフィアン・アムラバトは買取オプションが行使されなくてもプレミアリーグに残る可能性があるようだ。
2022年カタールW杯でモロッコ代表の一員としてベスト4進出に大きく貢献したアムラバト。その存在を世界に知らしめたアムラバトは今シーズンよりレンタル移籍でユナイテッドに加わった。
W杯で見せたようなパフォーマンスを期待されたアムラバトであったが、ユナイテッドでは苦戦を強いられた。ここまでリーグ戦20試合に出場しているが、スタメンは9回のみとなっており、定位置を確保できていない。
ここ2試合はスタメンで出場し、同選手らしいプレイを見せているが、ユナイテッドは同選手の買取オプションを行使しない可能性が高いと考えられており、今夏の去就は不透明になっていた。そんななか、英『THE Sun』は2つのプレミアクラブが興味を示していると伝えている。
1つ目がクリスタル・パレスだ。パレスは今夏にスター選手の何人かが退団する可能性があり、チームレベルを下げないためにアムラバトに目を向けているとのこと。そして2つ目がフラムだ。フラムは昨夏にも移籍の噂が浮上していたMFジョアン・パリーニャの退団に備えて、アムラバトを後任に考えているようだ。
ここ2試合はアーセナルとニューカッスルという強豪相手に本来のパフォーマンスを見せているアムラバト。このパフォーマンスを続けることができれば、獲得に動き出すクラブも出てくるかもしれないが、今夏の去就に注目だ。
2024年05月18日 20:32
果たして無敗記録はいつまで続くのか。
2024年05月18日 20:00
16日、ドイツ代表はEURO2024へ向けた代表メンバー候補を発表した。ドイツはEURO2024の開催国であり、もちろん求められているのは優勝だ。
全体的にタレントは揃っているが、ドイツの場合はセンターフォワードの人選が課題だ。絶対的なエースと呼べる選手が存在せず、ここは代表監督ユリアン・ナーゲルスマンも頭を悩ませているはず。
そんな中で注目したい選手の1人がホッフェンハイムFWマクシミリアン・バイアーだ。21歳と若いバイアーは、今季ブンデスリーガで15ゴールと活躍。今回の代表候補リストにも入っており、185cmのサイズを誇る楽しみな若手ストライカーだ。
2021年からの2年間はドイツ2部のハノーファーにレンタル移籍していたこともあり、ブンデスリーガ1部でネットを揺らすのは今季が初のことだった。そこから一気に15ゴールまで数字を伸ばすことに成功し、ドイツ代表メンバーに名を連ねるほどになった。まだA代表デビューはしていないが、3月の親善試合でも招集は受けていた。
バイアーは「招集されたことを誇りに思う。これまでのキャリアで僕に起きた最大の出来事だよ」と喜びを表しており、ブンデスリーガ1部の初ゴールからEURO参戦となればとんでもないステップアップの1年だ。
ドイツ代表は他にもバイエルンFWトーマス・ミュラー、ドルトムントFWニクラス・フュルクルク、アーセナルFWカイ・ハフェルツ、シュツットガルトFWデニス・ウンダブをFW枠で招集しており、いずれも実力者だ。誰が1番手になるかはまだ分からないが、勢いに乗るフレッシュなバイアーも試してみたい戦力と言える。
2024年05月18日 20:00
17日、FIFA総会がタイのバンコクで開催され、2027年の女子ワールドカップ開催地を決める投票が行われた。
前回、スペインが優勝した2023年大会は、オーストラリアとニュージーランドによる共同開催だった女子ワールドカップ。
2027年大会は、ブラジルでの単独開催と、ベルギー、オランダ、ドイツ(BNG)による3カ国共催の2案が最終的な候補に(※2023年11月に南アフリカ、今年4月にメキシコ&アメリカが辞退)。
候補地の4カ国を除く207協会・連盟による投票の結果、119票を手にしたブラジルでの開催が決まった。
BNGの得票数は78票。コスタリカやナイジェリアなど7カ国が棄権したほか、ノルウェーやフィリピンなど3カ国が技術的な問題で投票ができなかったという。
今、「最も稼いでいる女子サッカー選手」TOP10
総会後に投票の内訳が公開されており、日本はブラジル、韓国や中国はBNGに投票したことが判明している。
2024年05月18日 19:32
京都サンガF.C.は5月18日、「サンガを応援くださる全ての皆様へ」と題し、飯野晃社長名義の声明を発表した。
まずはファン・サポーターらへの感謝を示し、チームの現状をこう説明する。
「今シーズンは『共創』と『強く超える』をスローガンとし、J1昇格の3年目として2022シーズンの16位、2023シーズンの13位という成績から更なる飛躍を目指しスタート致しました。しかしながら、第14節を終えた段階で、戦績は2勝3分9敗で最下位の20位と低迷しており、ホームでは未勝利の状況となっております」
具体的にチームの改善点にも言及した。
「チーム状況と致しましては、前半立ち上がりには、相手を押し込みチャンスも演出するものの、そこで先制点が奪えず、徐々に相手のペースとなり、先に失点をしてしまう試合展開が続いています。特に直近4試合の平均得点は0.75点、失点は2.75点となっており、この差が勝点に繋がっていないことは明白であり、現在、チーム一丸となって改善に向けて取り組んでいるところです」
【PHOTO】サポーターが創り出す圧巻の光景で選手を後押し!Jリーグコレオグラフィー特集!
そのうえで、今後に向けた決意を示した。
「今季はまだこれから24試合を残しております。クラブとしては、ここから反転攻勢に出ることで早期に現在の降格圏から抜け出し、少しでも上位へと順位を上げるべく、クラブ一丸となって粉骨砕身、努力して参る所存です。また、今般、大熊清氏をゼネラルマネージャーに招聘し、新たな視点も加えながら改めて現状についての評価を行い、適切な対策を講じて参ります。
私たちは、このような苦境の時にこそ、真価が問われるものと考えています。選手・指導者も含めたクラブの一人ひとりが、今の状況を真摯に受け止め、チームの為に何が出来るかを自問し、謙虚さと献身さ、そして、何よりも前を向く強い闘志を抱き、勇気を出して立ちはだかる壁に挑み続けてまいります」
最後に、「皆様からの熱いご声援とご支援が今後の戦いにおきまして、何よりも選手たちの力になると考えております。一人でも多くの方々にスタジアムへ足をお運び頂き、これまでにも増して、熱いご声援とご支援を頂ければ幸いです。そして、未来に向かうサンガを共に創り上げてまいりましょう」と呼びかけた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部