2024年04月25日 06:00
全日本プロレスの春の祭典「チャンピオン・カーニバル2024(CC)」に出場中のマット界随一の偏屈者こと鈴木秀樹(44)が、逆転Vへ怪気炎を上げた。 初出場のCCで開幕2連敗と完全に出はなをくじかれた感のある鈴木だが、なぜか「これで優勝間違いなしでしょう。ここから全勝で優勝決定戦に出て、優勝して3冠に挑戦してベルトを巻きます」と自らに優勝フラグが立ったと確信する。さらに逆転にむけて「SNSやコメントで誹謗中傷をしないで徳を積みたいと思います」とおそらくすぐ反故(ほご)にするであろう秘策を披露。「ベルトを取ったあかつきには、王道の道しるべになって標識を立てていきたいです」と拳を握った。 相変わらずな鈴木だが3冠には特別な思いがある。同王座はPWFヘビー級、インターナショナルヘビー級、UNヘビー級を統一したもの。そのうちPWFとUNは師匠であるビル・ロビンソンも巻いた。だからこそ、鈴木は「ロビンソンが巻いていないインターナショナルも含む3冠を巻くのが恩返しだと思うんです」と語気を強める。さらに王道マットへの定期参戦について「体格が同じ選手が多いので、今までとは全然違う感覚でプロレスができているのは感じます」と珍しく真面目に話す。充実感を感じているからこそ、ますますベルトへの意欲が強まったというのだ。 その決意が実ったか24日品川大会でのBブロック公式戦で本田竜輝に勝って待望の勝ち点2をゲット。27日からのハートリー・ジャクソン、諏訪魔、ロード・クルーとの勝負の3連戦を前に「諏訪魔は開幕2連勝で優勝の可能性がなくなったんだから、私との試合は欠場して不戦勝させろ。タッグパートナーのことを思うならそれくらいするべきだ」と意味不明な理由でバカタッグの相棒にむちゃを求めるのだった。
2024年05月18日 13:30
ボクシングのバンタム級で主要4団体の世界ランク入りしている堤聖也(角海老宝石)と日本フライ級王者の飯村樹輝弥(同)が18日、東京都墨田区のひがしんアリーナで開催された「すみだボクシング祭り」に出演後、取材に応じた。
堤はWBA・IBF3位、WBO8位、WBC11位につけている。
バンタム級で4団体全て日本人が王座に就いている現状について「4人の中に僕がいないから腹が立っているけど、取りあえず1本取れば他のチャンピオンも注目してくれる。全員日本人だし、誰にも負けたくないですよね。全部取りたくなりました」と話し、中でも「拓真ですね」と、高校2年時にインターハイ準決勝で敗れたWBA王者・井上拓真(大橋)の名を挙げた。
世界挑戦について「(次に)できたらうれしいですけど、いつ話が来ても戦えるように準備はしている」という。
日本タイトルを2度防衛している飯村は次戦について「早くて8月ごろだと思います」との見通しを示し、「堤さんが世界を視野にやっている。(自分も)一戦必勝でやっていればつながると思います。どのラウンドでも倒せるボクシングを確立、完成させたい」と、堤に続く構え。
堤は「自分たちみたいにコツコツやってるやつらが世界を取れるって証明したいですね」と意気込んでいた。
2024年05月18日 12:25
6日にボクシングのWBO世界バンタム級王座を奪取し、史上初めてK−1世界王者からボクシング世界王者となった武居由樹(27)=大橋=が18日、東京都墨田区のひがしんアリーナで開催された「すみだボクシング祭り」で、元世界3階級王者の八重樫東トレーナー(41)とともにトークショーを行い、出演後に取材に応じた。
世界王者として初のイベント登場となった武居は「少しずつ気持ちが落ち着いてきて、世界チャンピオンになったんだなという実感が湧いてきました」と王者の弁。当日は帰宅後、ウーバーイーツでなか卯の親子丼とうどんを頼んだことを明かした。チャンピオンベルトは17日に届いたといい、「すごいですね、やっぱり」と感心。K−1 WORLG GPスーパーバンタム級のチャンピオンベルトと「両方を持って写真を撮りたい」と瞳を輝かせた。
試合の自己採点を聞かれると「50点くらい」と激辛で、「理想は大きい舞台(東京ドーム)でKOで派手に勝って世界チャンピオンになりたかったので」と理由を説明。八重樫氏は「100点満点」を付け、「リップサービスではなく、世界タイトルマッチは勝つことが全てなので。負けたら0点、勝ったら100点でいい」と解説した。
次戦について、八重樫氏は「(井上)尚弥と同じ頃じゃないですか?」と、9月ごろになるとの見通しを示した。ただ、WBO1位のレイマート・ガバリョ(フィリピン)が10日の試合でケンブン・トーレス(メキシコ)に1回TKO負けしており、対戦相手が「どうなるか分からないですよね」と補足した。
また、武居はバンタム級の世界王者が主要4団体全て日本人で占められていることに関して「ボクシングに転向する前から緑色のベルト(WBC)はほしいなと思っていて」と話したが、取材では「別に(現王者の)中谷(潤人)選手とやりたいというわけじゃないです」と笑顔で予防線。最終的な目標については「もう1階級くらいはベルトがほしいかな。欲張りですかね?スーパーバンタム級は尚弥さんがいるので、タイミングですかね」と答えていた。
2024年05月18日 11:53
「邪道」大仁田厚が、6月9日に名古屋国際会議場イベントホールで行われるGLEATの「GLEAT Ver.EX」大会で行われるカズ・ハヤシ最初で最後の電流爆破マッチに向け、GLEATのエース級選手たちを挑発した。
大仁田は18日、自身のX(旧ツイッター)を更新。「#なんだかんだ言いながら」のハッシュタグのもと書き始めると、「CIMA選手に田中選手出てきたね カズ・ハヤシ選手の最初で最後の電流爆破マッチだもんなぁ」と続けた。
その上で「イヤイヤと言いながらふたりも一緒に爆破させてあげるよー(笑)」と、大舞台で激突するカズのタッグパートナーとして出場するGLEATの顔的存在のCIMAと田中稔を挑発した。
7月1日の同団体TOKYO DOME CITY HALL大会で引退するカズは引退表明後、敬愛する大仁田との電流爆破マッチでの対戦を熱望。これに呼応する形で、今月11日、サッカーJ1の川崎―札幌戦試合前のとどろきスタジアムで開催された大仁田参戦の「ボーイズビーアンビシャス」イベントにGLEATの河上隆一が乱入。大仁田に「カズ・ハヤシの引退試合、この俺をタッグパートナーにどうですか? 俺は電流爆破で俺自身を燃やし尽くしたいんです!」と猛アピール。
大仁田も河上の希望に応え、河上、さらに共にアジアタッグを戴冠したこともあるヨシ・タツと組んでのGLEAT参戦を決意。カズ、CIMA、田中組との激突が決まっていた。
2024年05月18日 06:00
全日本プロレスの暴走男諏訪魔(47)とマット界一の偏屈者こと鈴木秀樹(44)の「バカバカコンビ」が、ベルトをかけて対戦することになった。
2024年05月18日 05:00
「大相撲夏場所・6日目」(17日、両国国技館)
新小結大の里が大関琴桜を寄り切り、5勝目を挙げた。前日の霧島戦に続く大関戦勝利で、1横綱2大関を撃破。役力士では唯一の1敗となった。琴桜は2敗目。かど番の大関霧島は王鵬に屈し、4連敗で5敗目を喫した。大関豊昇龍は翔猿を寄り切って2敗を守った。宇良が御嶽海との平幕全勝対決を制して6連勝。宝富士に土がついたため、単独トップに立った。勝ちっ放しの宇良を、1敗で7人が追う。
あまりの完勝に館内がどよめいた。注目の大一番。大関との1敗対決を制しても、大の里は想定通りとばかりにわずかにうなずいただけ。風格すら漂わせながら、静かに勝ち名乗りを受けた。
立ち合いで胸で当たってから、すんなりと右下手を引いた。琴桜にも左上手を取られたことはお構いなしに、半身のまま前へ。下がりながら投げを打とうとする大関に体を寄せてわずか4秒0、右手一本で寄り切った。
新入幕の初場所ではあっさりと寄り切られ、春場所は前に出たところに小手投げを食って2連敗していた相手。「2回負けているので、同じ失敗をしないように心がけていった。体が動いてくれたのでよかった」と納得顔で振り返った。
“予習”を生かした。今場所前の7日には、自ら志願して佐渡ケ嶽部屋へ出稽古。琴桜との三番稽古で6勝2敗と勝ち越し、手応えをつかんでいた。「感覚も分かっているので。本割で勝たないと意味がないと思っていた。今日勝てたのは大きい」。悪いイメージを拭い去り、1勝以上の確かな自信を手に入れた。
新入幕から2場所連続で11勝を挙げた大器のさらなる進化。八角理事長(元横綱北勝海)は「もともと力を持っているが、慣れてきたな。相撲が落ち着いてきた」と評価。「馬力があるからね。研究されているだろうが安泰だ。なかなか止められない」と認めた。1横綱2大関を破った大の里は「前半戦は厳しい戦いになると思ったけど5勝1敗、いいと思います」。自らに及第点を与えた。今場所からちょんまげを結い始めたばかり。初土俵から所要7場所目の史上最速Vが、早くもうっすらと見え始めた。
2024年05月18日 05:00
新日本プロレスの6月9日大阪城ホール大会でIWGP世界ヘビー級王者ジョン・モクスリー(38=AEW)に挑戦するEVILが、AEWのトニー・カーン社長に制裁予告だ。王座戦を前にAEWマットではIWGP挑戦権をかけた「エリミネーターマッチ」が決定。これに怒り心頭のEVILは、合同興行「Forbidden Door(FD)」(6月30日=日本時間7月1日、米ニューヨーク)へ不敵発言を連発した。
大阪城決戦を前に、IWGP世界王座戦線はAEWマットでも新たな動きが生まれた。かねて挑戦をアピールしていた竹下幸之介が「Double or Nothing」(26日=日本時間27日、ラスベガス)でモクスリーとエリミネーター戦を行うことが決定。竹下が王者に勝利した場合は挑戦権が発生する。
これに対し不快感をあらわにするのがEVILだ。「俺と戦うことが決まった時点で、モクスリーは大阪城までの運命だよ。そんなレベルの低い団体で俺への挑戦者を決められるわけねえだろ。そんな試合、何の意味もねえよ」と、仮に同戦で竹下が勝ったとしても、自身が王者になった場合は挑戦権は無効と主張。「モクスリーも俺の前に立つのが怖いからって、わざと負けたりするなよ? どのみちお前には逃げ場なんかねえってことだけ伝えといてやる」と言い放った。
そして怒りの矛先は、AEWのトップであるカーン社長に向けられた。4月にはモクスリーのV1戦が、そして今回はエリミネーターマッチが、それぞれ新日本の興行で決定済みの王座戦を差し置いてAEWマットで開催されている。団体最高峰王座が流出中とはいえ、この屈辱的な状況にはさすがに黙っていられない。なぜならEVILは自称・新日本の最高権力者だからだ。「好き勝手にやりやがって、いい加減こっちも黙っちゃいねえぞ。大した規模でもねえ団体の社長ごときが、俺と対等を気取ってんじゃねえ。俺の会社とお前の会社じゃ格が違うんだよ」と、ついに最高権力者同士の遺恨が勃発した。
圧倒的な資本力を持つAEWを相手にしても、EVILの根拠のない自信は揺るがない。「どうも立場をわきまえてねえようだから、俺が一回教育してやろうか? オイ、FDで俺の前に立ってみろ。次はコルセットじゃすまねえぞ。俺とお前じゃレベルが違うんだよ」と、どこかで聞いたことのある言い回しで出頭命令。合同興行のリングで、カーン社長に落とし前をつけさせるつもりだ。
もはや言いがかりに近いレベルだが、IWGP世界王座奪回を果たせばEVILの発言力は自ずと強まる。大阪城決戦の行方次第で社長対決実現の可能性が出てきてしまった…。
2024年05月17日 16:03
新日本プロレスはHENARE(31)が30日後楽園ホール大会で復帰することを発表した。
HENAREは今年2月大阪大会の「ユナイテッド・エンパイア」と「バレットクラブ・ウォー・ドッグス」の5対5ドッグパウンドケージマッチに出場。試合中に頭部裂傷のダメージを負ったことで、以後の大会から長期欠場していた。
そして5月11日(日本時間12日)の米国・カリフォルニア大会で復帰を宣言。NEVER無差別級王座への挑戦を表明し、6月9日大阪城ホール大会で現王者・鷹木信悟への挑戦が決定した。
王座戦に先駆けて復帰戦も正式決定。HENAREは30日後楽園大会でフランシスコ・アキラと組み「ハウス・オブ・トーチャー」のSHO、高橋裕二郎組と対戦する。本来であれば前哨戦で鷹木と肌を合わせたいところだっただろうが、現在はジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」の真っ只中とあって、ヘビー級選手はリーグ戦公式戦の前哨戦のメンバーとして出場するケースが多い。鷹木も同大会で内藤哲也、高橋ヒロムと組んで石森太二、ドリラ・モロニー、外道組と対戦する。
2024年05月17日 14:41
米国・AEWの次回PPV「Double or Nothing」(26日=日本時間27日、ネバダ州ラスベガス)で、IWGP世界ヘビー級王者のジョン・モクスリー(38)が竹下幸之介(28)と挑戦権をかけたエリミネーターマッチを行うことが16日(日本時間17日)に発表された。
2024年05月17日 14:07
「ボクシング・WBOアジアパシフィック・ライト級タイトルマッチ」(7月9日、後楽園ホール)
王者の保田克也(大橋)が、10位のプレスコ・カルコシア(比国)の挑戦を受けて、3度目の防衛戦を行うことが17日、所属する大橋ジムから発表された。戦績は保田が13勝(8KO)1敗で、カルコシアは12勝(9KO)3敗1分。
保田は今年1月9日、佐伯瑠壱斗(岐阜ヨコゼキ)を9回TKOで下して2度目の防衛に成功しており、現在の世界ランクはWBO11位。2度目の防衛後には「僕も年も年(注・現在は32歳)なので、世界挑戦を考えていきたい。そこに一番近道でいけたら」とコメントしており、結果はもちろんのこと、内容も問われる一戦となる。
また、昨年11月27日、日本ミニマム級タイトルマッチで王者の高田勇仁(ライオンズ)に挑戦するも判定負けした同級1位・森且貴(大橋)が、再起戦となる8回戦でパリニャ・カイカンハ(タイ)と対戦する。
この他の決定カードは次の通り。いずれも8回戦となる。
・スーパーバンタム級 石井渡志也(Re:BOOT)−エドワード・ヘノ(フィリピン)
・ライトフライ級 石井武志(大橋)−プラチャノン・ミンプラチャ(タイ)
・バンタム級 田中湧也(大橋)−アナンタチャイ・ドゥアンヤイ(タイ)
2024年05月17日 07:34
プロレスリング・ノア、DDT、東京女子プロレスなどを運営するプロレス事業会社「CyberFight(サイバー・ファイト)」は16日、都内の会見で新体制を発表した。
DDTのプロレスラー、高木三四郎(54。本名・高木規)が社長を退任し新たに親会社であるIT大手「サイバーエージェント」副社長の岡本保朗氏(48)が6月1日付けで社長に就任する。高木は副社長としてDDT、東京女子の運営に専念。ノアはこれまで通り武田有弘取締役がフロントトップとして指揮を執る。
新社長の岡本氏は「業界一番の会社にするんだと今までやってこられた。業界ナンバーワンの会社にしたい」と掲げ「リング上にはすばらしい選手、スタッフがそろっているので全幅の信頼を置いています。私は経営に専念したいと思っています」と明かした。さらに「WWEとノアとの関係強化」「新規協賛企業の獲得」「ABEMA生中継の強化」の3大指針を示した。
会見後、ノアを運営する武田氏がスポーツ報知の取材に応じ新体制について「これまで以上にノア、DDT、東京女子、それぞれの良さを生かした経営になると思います。今まではサイバーファイトとして全団体が同じ目標に進んでいた感はありましたが、これからは団体ごとに経営目標を変えていき、各団体の特性を生かすことになると思います」と明かした。
武田氏は、2019年1月からフロントトップとしてノアを運営してきたが、新体制でも引き続き自身の仕事は変わらず「ノアのコンテンツをしっかり作ることです」と見据えた。その上で岡本新社長が掲げた「業界ナンバーワン」についてこう受け止めた。
「ノアとしてやることは集客です。年間の来場者数の増加です。ここをナンバーワンにもっていかないといけません。というのも、日本のプロレスビジネスにおいてはやはり、そこが売り上げのシェアが高いんです。そこから配信、マーチャンダイジングがありますけど、ベースは来場者です。それがイコール売り上げ増になりますから、2023年は武藤(敬司)さんの引退イヤーで動員があったので、まずはそこが目標です」
一方で現在の国内のプロレス界では、新日本プロレスが収益、観客動員などすべてに置いて圧倒的なトップに君臨している。新日本とは現在、対抗戦、互いの所属選手がそれぞれの大会へ参戦するなど交流が活発化している。今後の新日本との関係を武田氏はこう見据えた。
「これまでもお互いに何かやろうと言っているわけではなくて選手同士の因縁が生まれたり(チャリティー大会の)『ALL TOGETHER』があったり…その時、その時の自然な流れなんです。あとは我々、選手、団体を有名にしないといけません。新日本プロレスに上がったり新日本と同じ大会に上がると知名度が売れますのでそういう部分になります」
業界ナンバーワンの「集客」へ武田氏は、あらゆる方面にアンテナを張り、今度こそ「1位」へ挑む。
(福留 崇広)
◆サイバーファイト新体制
代表取締役社長 岡本保朗
副社長 高木規
同 丸藤正道
取締役 武田有弘
同 西垣彰人
2024年05月17日 06:26
プロレスリング・ノアは16日、佐々木憂流迦とEitaが入団したことを発表した。
佐々木は、1989年10月7日、静岡・伊豆の国市生まれの34歳。高校時代はレスリング部に所属し、全国高校生グレコローマン選手権ベスト16進出を果たす。2014年にUFCと契約を交わして戦歴を積み今年1月2日の有明アリーナ大会での杉浦貴戦でプロレスデビューした。身長180センチ、体重90キロ。得意技は、スリーパーホールド、弁天、シャイニングトライアングル、ファーアウト。
入団について佐々木は「自分は20歳でプロデビューして、修斗、UFC、RIZINと13年間格闘家として戦ってきました。2023年1月1日、グレート・ムタvs中邑真輔を観て、かつてないほど心が動いて。幼少期の頃に憧れたプロレスラーという夢、再度心の中の火が灯り、“プロレスラーになりたい”と強く思って、今この14年目をプロレスラーとして戦っています。今年の1月からこのNOAHのリングに上がり、戦っているうちに強く思っているのが”GHCのベルトが欲しい”。この目標をもって、覚悟をもって、険しい旅路になると思いますが、佐々木憂流迦、驀進します!」とコメントを寄せた。
Eitaは、1991年10月27日、長野県生まれの32歳。2011年5月30日にデビュー。ドラゴンゲートで活躍し21年からノアに参戦。GHCジュニアヘビー級、GHCジュニアタッグ王座を戴冠した。身長170センチ、体重75キロ。得意技はNumero Uno。
入団に際しEitaは「正式所属になっても、変わらずNOAHジュニアの顔としてどんどんかき回していくので、よろしくお願いいたします!」とコメントしていた。
2024年05月17日 06:12
プロレスリング・ノアは16日、昨年2月に現役を引退した武藤敬司が新人発掘に力を貸す「スカウティングアドバイザー」に就任したことを発表した。
2024年05月17日 06:00
新社長の素顔は――。DDT、ノア、東京女子を運営する「株式会社 CyberFight(CF)」は16日、親会社サイバーエージェント(CA)で執行役員副社長の岡本保朗氏(48)が、6月1日付で代表取締役社長に就任すると発表した。
副社長となったDDT・高木三四郎に代わり、指揮を執る。会見で「われわれはチャレンジしていく立場」などと攻めの姿勢を強調した。CAの主力である広告事業のかじ取りを任され、その成長の立役者とされる。岡本氏について関係者は「熱い人です。まさにザ・リーダー。みんなを引っ張っていく方で(トップに)適した熱気あふれる人」と説明した。
CAの動画配信サービス「ABEMA」の北野雄司エグゼクティブプロデューサーも「昔、ご協力いただきながらあんまり成果を出せない案件があったんですけど、その時『そんなことで縮こまってんじゃねえ』みたいな熱いゲキをいただいたことがあります。古い言葉ですけど攻めダルマだと思います」と明かした。
会見で本人も「これで、プロレスを見ていても仕事だって言えるなって、ラッキーだと思いました」と話した通り、プロレス・格闘技好きでも知られる。北野氏によれば「ABEMAの格闘技コンテンツも全部見ていると思います。前に『チケットある?』って言われて最前列をご用意しようとしたら『そういうんじゃないんだよ。ちょっと後ろの見やすい席』って言われたことがあります。熱狂的なファンですよ」。プロレスLOVEな新社長がCFをどう導くのか。
2024年05月17日 05:00
「大相撲夏場所・5日目」(16日、両国国技館)
37歳の大ベテラン・平幕宝富士が十両大奄美を寄り切り、全勝を守った。12年ぶりの十両降下となった春場所から1場所で再入幕を果たし、自己最長タイの5連勝発進を決めた。大関陣は、かど番の霧島が新小結大の里に寄り倒され、早くも4敗目。琴桜は翔猿を寄り倒して1敗をキープ。豊昇龍は豪ノ山を寄り切り、3勝目を挙げた。全勝は宝富士、宇良、御嶽海の平幕3人となった。
マツコ・デラックス似の丸い顔が、困惑気味にほころんだ。日に日に数を増す報道陣に「話すこと何もないですよ〜」。2017年春場所以来7年ぶりの5連勝発進。宝富士が元気いっぱいだ。
当たってすぐに左前みつを引くと、力強く引きつけて巨漢の大奄美を寄り切り。「あまり連勝してないので緊張しました。でも、しっかり自分の相撲はとれました」とうなずいた。
春場所は12年ぶりの十両に転落。歴代6位の幕内連続出場が大台目前の990回で止まった。場所後の1週間は「病みました」。ただ、1場所で幕内に戻ろうと気持ちを切り替えて自らを鼓舞。記録が途切れて再入幕の今場所は「プレッシャーなく相撲がとれているのが大きい」と分析する。
また、4月から一時閉鎖された宮城野部屋の力士が合流。「幕下の子が相手だと自分の力が出せるので、多めにとれる」と稽古量も増えたことも好調の要因だ。
家に帰れば2人の愛息も活力源。「『パパ、また勝ったね』と。それがうれしい」とほほ笑んだ。新入幕Vの尊富士と同じ青森県出身。今度は伊勢ケ浜部屋最年長関取の37歳が台風の目となる。
2024年05月17日 05:00
「ボクシング・東日本新人王予選ライト級4回戦」(16日、後楽園ホール)
世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(31)=大橋=の幼なじみで、元Jリーガーの山口聖矢(30)が、スプリット判定で鈴木に辛勝した。1回にダウンを喫したが、6日の井上同様に落ち着いてカウント8まで待ち、最前列の井上からのアドバイスも冷静に聞きながら立て直した。
山口は「動いている相手だと、まだ難しい部分がある」と振り返り、「一番上(新人王)を意識するより、次の試合から」と堅実に話した。