2024年04月24日 08:00
方向性抜群のアイアンショットでグリーンに乗せられれば、大幅なスコアアップが可能。そのために植竹勇太プロが実践しているその独自の練習法を大公開! 植竹勇太プロの練習法を紹介します。 グリップをクロスハンドにしてフルショット! 最初は小さい振り幅からはじめて最後はほぼフルスイングでボールを打つ 僕のオススメのアイアン練習法は「クロスハンド」で握った9番アイアンでのフルショットです。体の回転を使わないと、きれいに大きく振れない。手の動きを強制的に抑えるのが、このグリップの利点。 トップでスイングプレーンに沿ってクラブを立てるとうまく打てます。ただ難易度が高めなので、アマチュアのみなさんは小さい振り幅からはじめてください。 クラブが寝ると当たらない インサイドに引きすぎるなど、トップでクラブが寝る(背中側に倒れる)と、まったく当たらなくなるので注意しよう(左写真)。 プレーンに沿ってクラブを立てる 肩をしっかり回しながら、プレーンに沿ってクラブを立てるのがコツ。フォローでもクラブが立つようにスイングする(右写真)。 手打ちのミスが直ります! 手の位置を反対にして握る。クロスハンドなら手と体の一体感が高まり、体の回転を主体としたスイングが身につく。中・上級向けの練習法 植竹勇太 ●うえたけ・ゆうた 1995年生まれ、北海道出身。163cm、63kg。17年にプロ転向。23年シーズンは、ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ3位。セガサミーホールディングス所属。 次は、橋添穂プロの練習法です。 2本のスティックを平行に置いてスクエアの感覚を体に覚えこませる スティックに対し肩、腰、足のそれぞれのラインを平行にセットする 私はプロゴルファーである父親から「正しく構えてリズムよく打つことが大事」と教えられてきたので、練習ではつねにアドレスをチェックしています。 2本のスティック(クラブでもOK)を平行に置くのが基本。ボールを挟んでレールのようにすると、視覚的な効果も加わり、スクエアの感覚を体に覚えこませることができる。テークバックの目安にもなりますよ。 スティックを十字型にするのも有効 1本をタテにして十字型にすると、体(軸)の傾き具合やボール位置をチェックでき、 アドレスの再現性が高くなる 2本のスティックの間隔を狭くするのが橋添流。ボールを見るときにこの2本が視野のなかに入るので、足元に置くよりも視覚的な効果が大きくなる スクエアに正しく構えることで、スイングもリズムもよくなる。 コースでいつも同じ構えになるように、練習を繰り返すことが重要です ターゲットライン上にスティックを置くと出球と目線が一定になる ボールの先、ターゲットライン上にスティックを置くのが応用編で、こちらはショットがバラつく人にオススメ!目印となるそのスティックに向けてクラブを振り、ポールを真っすぐ打ち出すのがポイント。そしてインパクト後は、そこに目線を向けると、出球と目線が一定になるだけでなく、体が起き上がったりヘッドアップしたりするミスも修正できます。 ボールの先に置いたスティックを目印にしてボールを打ち出す ボールの10~20センチ先のターゲットライン上にスティックを置く。こうしてターゲットラインを明確にすることが大事 インパクト後に目線をスティックに向ける スティックに向けてボールを打ち出す。そして、目線をそこに向けると体が起き上がらず、真っすぐ飛ばせる 橋添穂 ●はしぞえ・みのり/2000年生まれ、山梨県出身。154cm。21年にプロテスト合格。23年シーズンは、ステップアップツアーのラシンクRKBレディスで初優勝。国際スポーツ振興協会所属。 次は、山田彩歩プロの練習法です。 次は、テークバックをしないでカップ方向にボールを押す スタート前に行なうと効果的です!テークバックをとらずにフォローだけでボールを打つ 練習グリーンで平らなストレートラインを見つけて、カップまで1メートルの距離にボールを置く。そして、パターでボールを押してカップに入れる。この練習は、テークバックをしないことが最大のポイントです。 手首を使わずにヘッドをカップ方向に真っすぐ出すと、フェースの向きが安定し、低くて長いフォローになる。この理想的なフォームを体感し「こういうイメージで打つんだよ」と、脳と筋肉にしっかり伝えましょう。 1メートル先のカップを狙う テークバックをとらずに確実にカップインさせるには、1メートルくらいが最適。遠いと難しくなってしまう 手首を使って押すのは NG ! 手首を使ってボールを押すと、フェースの向きが安定せず、フォローの形が毎回変わってしまうので注意しよう ボールの手前にティーを挿してアッパーに振る ボールの転がりが悪いときは、パターとボールの間にティーを深く挿し、その頭の部分(台座)に触れないようにボールを打つ練習をします。ほんの少しアッパーに振り、フェース面の下側でボールの中心をヒット! すると、グリーン面にボールがくっついたまま、跳ねることなく順回転になる。フォローでヘッドを無理に大きく出す必要はありません。 インパクトはゆるめない! ボールの中心をしっかりヒットすることが大事。フォローは意識せず、「打って終わり」くらいのイメージでOK ややアッパーに振ると順回転になる アッパー軌道を作り、フェース面の下側でボールをとらえるのが山田流。順回転で転がりがよくなる 上から打つとボールが跳ねてしまう ややダウンブローに打つ方法もあるが、ボールが跳ねると回転が悪 くなり、きれいに転がらない 山田彩歩 ●やまださほ/1998年生まれ、北海道出身。157cm21年にプロテスト合格。23年シーズンはレギュラーツアー6試合、ステップアップツアー15試合に出場L.BCCレディス11位フリー。 次は、篠原まりあプロの練習法を紹介します。 フォワードプレスを大きくしてリズムよく打つ 構えたら手を目標方向に大きく出し1、2、3のリズムで打つ カップに入れることばかり考えていると、リズム感を失い、ストロークが乱れてしまう。この悪いクセを直すには、手(グリップ)を真ん中に置いて構えたら、1で手を目標方向に大きく出す。 そして2でパターを引き、3でボールを打つ、という練習がオススメです。声に出しながら行うとより効果的で、リズムがよくなり、強い球が打てますよ。 強い球で伸びる! フォワードプレスを加えると、インパクトでも手が前に出てハンドファーストに。そのぶん強い球になる 手の位置を上下左右にズラすと理想の構えが見つかる パターにはさまざまな形状があり、それに合う構え方を見つけることがとても重要。そこで「手の位置」を上下左右にズラして、ボールの打ち出し方向やヘッドの挙動などを細かくチェックしましょう。左太モモの内側に左手を置くのが基本ですが、ハンドレイトにするとどう変わるのか。また肩の真下ではなく、ハンドアップやハンドダウンなど、いろいろなことを試してみてください。 構え方に唯一の正解はない 後方から見て、手が肩の真下に収まるのが基本だが、それより低くて体に近い「ハンドダウン」や、高くて体から遠い「ハンドアップ」もアリ! いかがでしたか? 自分のなかでの理想の構えを見つけてみてください。 篠原まりあ ●しのはら・まりあ/1996年生まれ、大分県出身。162m。15年にアロテスト合格。23年シーズンは、レギュラーツアー3試合、ステップアッブツアー19試合に出場し、京都レディスオープン13位。フリー。 構成=小山俊正 写真=田中宏幸
2024年05月19日 12:34
男子ゴルフの今季メジャー第2戦、第106回全米プロゴルフ選手権(2024 PGA Championship)は18日、米ケンタッキー州ルイビル(Louisville)のバルハラGC(Valhalla Golf Club、パー71)で3日目が行われ、シェーン・ローリー(Shane Lowry、アイルランド)がメジャー最少タイに並ぶスコア「62」をマークして4位タイに浮上した。首位には通算15アンダーのザンダー・シャウフェレ(Xander Schauffele、米国)とコリン・モリカワ(Collin Morikawa、米国)が並んだ。
ローリーはノーボギーで回り、過去に4回出ているメジャー記録に肩を並べた。これまでには今大会1日目のシャウフェレの他、昨年の全米オープン選手権(2023 US Open Championship)でシャウフェレとリッキー・ファウラー(Rickie Fowler、米国)、2017年の全英オープン(The 146th Open Championship)の第3ラウンドでブランデン・グレース(Branden Grace、南アフリカ)がこの記録を達成している。
世界ランキング3位で、メジャー初制覇を狙うシャウフェレは、15番でダブルボギーをたたいたが、17番と18番の連続バーディーで取り返し、首位をキープした。
18番のタップインバーディーを含め、残り10ホールで6バーディーを奪ったサヒス・ティーガラ(Sahith Theegala、米国)が1打差3位につけ、ラウンド開始時には首位と8打差だったローリーはブライソン・デシャンボー(Bryson DeChambeau、米国)、ビクトル・ホブラン(Viktor Hovland、ノルウェー)と並ぶ2打差4位タイに浮上した。
一方、2日目に警察に一時身柄を拘束された世界1位のスコッティ・シェフラー(Scottie Scheffler、米国)は優勝争いから後退。今季初のオーバーパーとなる「73」でスコアを2ストローク落とし、8打差24位タイに順位を落とした。
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・松山英樹は19位タイに後退、久常24位タイ 全米プロ
・シャウフェレが首位維持、逮捕のシェフラーは「66」 全米プロ
・世界1位シェフラーを一時拘束 全米プロ会場外で警察とトラブル
2024年05月19日 12:29
◆女子プロゴルフツアー ブリヂストンレディス 最終日(19日、千葉・袖ケ浦CC袖ケ浦C=6731ヤード、パー72)
最終組が前半9ホールを終え、1打差2位から出た竹田麗央(りお、ヤマエグループHD)が5バーディー、ボギーなしで回り、15アンダーで暫定首位に浮上した。首位から出た河本結(リコー)は伸ばせず、4打差2位に後退。
連覇を狙う山下美夢有(みゆう、加賀電子)もパープレーで7打差3位。岩井明愛(あきえ、ホンダ)は5アンダーで10位。吉田優利(エプソン)は3アンダー16位。岩井千怜(ちさと、ホンダ)は1アンダーで26位となっている。
2024年05月19日 10:31
男子ゴルフのメジャー第2戦、第106回全米プロゴルフ選手権(2024 PGA Championship)は18日、米ケンタッキー州ルイビル(Louisville)のバルハラGC(Valhalla Golf Club、パー71)で3日目が行われ、松山英樹(Hideki Matsuyama)は1アンダー「70」で通算8アンダーとしたものの、19位タイに順位を落とした。
久常涼(Ryo Hisatsune)は4アンダー「67」で通算7アンダーに伸ばし、24位タイに浮上した。
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・シャウフェレが首位維持、逮捕のシェフラーは「66」 全米プロ
・世界1位シェフラーを一時拘束 全米プロ会場外で警察とトラブル
・シャウフェレ、メジャー最少タイ「62」で首位発進 全米プロ
2024年05月19日 10:30
ダンロップスポーツマーケティングは19日までに5月25、26日に東京・世田谷区の「二子玉川ライズ ガレリア」で、2008年の日本女子プロゴルフツアー賞金女王・古閑美保(41)と元プロテニス選手の土居美咲さん(33)のトークショーなど、ゴルフとテニスのコラボイベントを初開催することを発表した。
2024年05月19日 09:55
【ルイビル(米ケンタッキー州)=平沢祐】男子ゴルフの今季メジャー第2戦、全米プロ選手権は18日、ケンタッキー州ルイビルのバルハラGC(パー71)でサスペンデッドになった第2ラウンドの残りと第3ラウンドが行われた。
松山英樹は第3ラウンドを3バーディー、2ボギーの70で回り、通算8アンダーで19位につけた。久常涼は7アンダーで24位。首位は15アンダーのザンダー・シャウフェレとコリン・モリカワ(ともに米)。19日の最終ラウンドで松山と久常が同組になった。
第2ラウンドまでの結果で、金谷拓実、中島啓太は予選落ち。タイガー・ウッズ(米)も決勝ラウンドに進めなかった。
松山英樹「良かった雰囲気は出ていたが、なかなか続けられなかった。明日、いい結果で終われるようにしたい」
久常涼「あと1日、しっかりメジャーを楽しめればいいかなと思います」
2024年05月19日 09:00
ワッグル編集部員が気になるギアを、コースを毎月レポート。率直な生の声を参考に、みなさんも打ってみて、回ってみて! ピン G730 アイアン S p e c
●ヘッド素材/17-4ステンレススチール●ロフト角/26.5度(#7)●番手/#5~9、PW、UW、50、56●シャフト(フレックス)/N.S.PRO 750GH neo(S)ほか●価格/1本・2万8600円~
発売されたばかりのピン G730 アイアンを早速試打! ウエアもギアもカッコいいものをそろえたい派で、キャビティ構造のクラブはあまり興味がなく「なんか楽に飛ぶんでしょ?」くらいの感じで打ってみましたが、構えた感じは思っていたほどヘッドを大きく感じず、スッとアドレスに入れました。
打球はインパクトからのボール初速がとにかく速くて、バシッといい音が出て打音も打感もよし。自分がいつも打っている弾道よりも高弾道。飛距離も出て、しかも曲がりも少なくビックリ。
これは、いつもよりもワンクラブ落として、ゆったりスイング、余裕をもったコースマネジメント、とガンバらないゴルフができる。すると、ラウンド後半もいつもより疲れていない。
そしてもうひとつ「楽に回るゴルフ」これがスコアアップの真骨頂かもしれません。 余裕をもって楽に回るよさがわかった! 右江行男 ベストスコア78
年が明けてからやたらとラウンドに誘ってくる後輩くん。半年前からゴルフにハマっているそうで、軽い気持ちで一緒にラウンドしたら、とんでもなくうまくて危うく敗けてしまうところだった。よくよく聞いたら全国区の元野球部出身。迂闊に誘えない相手だった……
いかがでしたか? 登場したばかりのアイアンをぜひ、手に取ってみてください!
問合せ:ピンゴルフジャパン clubping.jp
イラスト=成田草介
2024年05月19日 09:00
今回は、「ワッグルONLINE」で4月に公開した記事の中で、アクセス数が多い人気の情報記事TOP3を紹介していきます。
まず紹介するのは、第3位の記事です。
2024年05月19日 08:00
上から打ち込んでフェースがボールに当たるようになったら、次のステップに進みます。
2024年05月19日 07:00
アイアンの上達法もいろいろあって「振り切ってフィニッシュを決める」もそのひとつ。
しかし、プロのフィニッシュを見るとドライバーのようにシャフトが首に巻きつくくらい振り切っている選手はほぼいない。
その理由をマスター今野が語ります。 優勝争いしている選手でアイアンを振り切る人はゼロだった!
トモ クラブは振り切る。マスターもそう教える?
今野(マスター) 人によりますが、レッスンの常套句のひとつではありますね。
トモ そうなのよ。俺もそう教わってきたけど、男女のツアーがはじまってからテレビやネットで試合を観戦していると、アイアンは誰も振り切ってないんだよね。
今野 アイアンの話ですか。理想は「振り切らない」ですよ。
トモ なぜ振り切らないのか、その答えを俺なりには考えてはみたんだよ。まず、クラブの役割の違いで、ウッド系は飛ばすクラブ。アイアンは飛距離と方向性、タテヨコの精度が大事になってきて、ターゲットを狙うものだから振り切らない。スイングも打球もコントロールするためかと。
今野 もうほぼ正解ですね。
トモ まだ「ほぼ」なのね(笑)
今野 トモさんが観たのはテレビやネットで、ですよね。よく映るのはその試合の上にいる選手か強い人気選手。
トモ そうだね。主に優勝争いしている選手たち。
今野 その選手たちは好調だから、フェアウェイなどいいライからセカンドショットを打っていたでしょう。飛ばす必要がないからフィニッシュがコンパクトだった。
トモ たしかに、いいライから打っていた。
今野 ラフなど飛ばしたいときは、アイアンでも振り切っているはずですよ。レッスンで「振り切れ」というのは打って終わりにしない、スピードを上げるためなど、もっと飛ばすためには有効な指導法なので、まったくダメではありません。
トモ では、アイアン上達の最終的なゴールは、振り切らないことになる?
今野 なります。それにコースでは「フィニッシュは自然に小さくなるもの」でもあります。
トモ 意識的にではなく、自然に?
今野 はい。アイアンってほぼ地面の上のボールを打ちますよね。大なり小なりターフをとって打つ。するとヘッドに抵抗がかかるぶん、フィニッシュは小さくコンパクトになります。トモさんから女子プロもアイアンは振り切っていないと聞いて、女子でもターフをとる選手が増えたんだな、と思いました。
トモ その意識はなかったなぁ。
今野 スイングスピードを上げると飛ぶ要素は増えますが、体やクラブの動きがコントロールしづらくもなる。それに無理に振り切って地面との抵抗に逆らってしまうと、体とクラブの動きのコントロール性が失われます。ライに対しての不安感も増しますね。悪いライは強く打ったら予想外の球が出てしまいますから。
トモ たしかに正確性が大事なアイアンでは「振り切る=強く打つ、打てる」は、必ずしもいいことではないね。その振り切らないコンパクトなフィニッシュをアマチュアは「自然に」ではなく、意図的に作ったほうがいい?
今野 いいと思います。スイングはクラブが短くなるにつれてコンパクトになっていくものですから。
トモ プロもよく「ウエッジはフルショットするクラブじゃない」っていうよね。
今野 それも深い意味があるんですよ。アイアン、とくに短い番手を振り回して打っているうちは、ショットメーカーはなれないといっても過言ではありません!
トモ 深い意味があるならマネてみるか! アイアンは練習場では振り回しコースではコンパクト!
「コースではコンパクトでも、練習場では振り回す練習もしたほうがいいですよ」と今野。「最大加速と最大飛距離を出す練習をしておいて、コースに出たら抑え気味にすることが合理的。それと、ライの違いも意識するといいです。練習場のマットは抵抗が少なく、コースの地面は抵抗が強くかかる。その違いを意識して打つのもアイアン上達のコツです」(今野)
いかがでしたか? ぜひコースでは抑え気味のショットを意識してスコアアップに繋げてみてください。
マスター今野一哉
●こんの・かずや / 1982年生まれ。本企画「スナックこんちゃん」のマスター兼ゴルフのプロコーチ・RainbowFM(88.5MHz)の「サタマ二♪」(第2土曜 15:00-16:00 オンエア)で、ラジオパーソナリティも務める。キッズゴルフクラブ代表。
写真=鹿野貴司
イラスト=野村タケオ
協力=LaFace
2024年05月19日 06:10
◆男子プロゴルフツアー 関西オープン 第3日(18日、滋賀・名神八日市CC=6869ヤード、パー70)
第3ラウンドが行われ、21位から出たツアー本格参戦1年目の岡田晃平(22)=フリー=が1イーグル、7バーディー、1ボギーで自己ベストの62をマークし、通算10アンダーで首位と2打差の4位に浮上した。1999年の日本ゴルフツアー機構発足後では2016年趙炳旻(チョ・ビョンミン、韓国)の1試合目、13年松山英樹の2試合目に続くプロ3戦目のスピードVへ逆転を狙う。66で回った清水大成(25)=ロピア=が12アンダーでトップに立った。
岡田が放った第2打は、25ヤード先のカップに消えた。370ヤードの14番パー4。チップインイーグルで10アンダーに乗せた。「いいゴルフだったとは言えないけど、ミスがミスにならないようにできた」。手前から攻めることを徹底し、下りのアプローチを一度も残さずボギーを1つに抑えた。
東北福祉大を今年3月に卒業した。中学から大学まで10年間寮生活。4月から都内で一人暮らしを始め「寂しい。寮だといつも誰かがいたから」。それでも「ゴルフをしているときが一番楽しいので大丈夫」。プロゴルファー生活に幸せを感じている。「パターを外しても、OBを打っても、命を取られるわけじゃない」。びびらずに思い切り振り抜くことを心がけている。
昨年大会の覇者は大学の1学年上の蝉川泰果だった。「勝ってついていきたい。もうここまで来たら勝つしかない。先輩の松山(英樹)さん、金谷(拓実)さん、蝉川さんにちょっとでも認めてもらえるように頑張りたい」。松山に次ぐプロ3戦目でのスピードVへ、2打差を追う。(高木 恵)
◆岡田 晃平(おかだ・こうへい)2002年2月18日、高知・中土佐町生まれ。22歳。明徳義塾高―東北福祉大卒。22年日本アマチュア選手権で蝉川らを下して優勝。23年日本オープンは初日首位から18位でローアマを獲得。昨年12月にプロ宣言、最終予選会で9位に入り今季ツアー参戦資格を得る。好きな食べ物はラーメン。173センチ、75キロ。
2024年05月19日 06:00
今回は、「ワッグルONLINE」で4月に公開した記事の中で、アクセス数が多い人気の情報記事TOP3を紹介していきます。
まず紹介するのは、第3位の記事です。
2024年05月19日 05:00
「女子ゴルフ・ブリヂストン・レディース・第3日」(18日、袖ケ浦CC袖ケ浦C=パー72)
3位から出た河本結(25)=RICOH=が5バーディー、1ボギーの68をマーク。
2024年05月18日 22:12
女子ゴルフの森田理香子が18日、自身のインスタグラムを更新。かつての師匠・岡本綾子氏とのツーショット写真とともに、恩師への感謝の思いをつづった。
「ダイワボウ情報システム株式会社さんの感謝の集いに参加してきました」とし、「岡本さんは私の人生でかけがえのない方。自分が歳を重ねるにつれて感謝の気持ちが湧いてくる。」と記した。また「先輩プロにも会えて嬉しかったし、良い時間を過ごせました!!ありがとうございました、なんて良い日だ!!」と一日を振り返った。
ゴルフ場で撮影した笑顔の2人の写真には、フォロワーから「感動で泣けてくる2ショットです かけがえのないご縁ですね」「岡本さんとのツーショット良いですね!」「素敵すぎるツーショット」「師弟ツーショット♥」「岡本さんとの写真ですがお二人ともにとても素敵な表情でこちらも幸福感が上がります。ナイスショット!」などとコメントが集まった。
2枚目には福嶋晃子や同門の表純子、青山加織らとの集合写真も投稿した。
2024年05月18日 19:06
◆女子プロゴルフツアー ブリヂストンレディス 第3日(18日、千葉・袖ケ浦CC袖ケ浦C=6731ヤード、パー72)
5打差6位から出た山下美夢有(みゆう、加賀電子)が4バーディー、1ボギーの69で回り、通算8アンダーで首位と3打差の3位に浮上した。
4番でバーディー先行。7番では上って下る8メートルをねじ込み、バーディーを奪った。だが、後半はボギーもあり、思うように伸ばせなかったと話す。「ティーショットが結構ブレていたので、ラフから打つことが多かった」とショットの乱れを反省した。
愛知・中京GC石野Cで開催された昨年大会でツアー8勝目を手にした。大会連覇をかけて3打差を追いかける。19日は3週連続の最終日最終組でのプレーが決まった。直近2週は優勝には手が届かず、雪辱に燃える。「伸ばし合いになると思う。ノーボギーでラウンドできるように。自分のプレーができるように頑張りたい」と気を引き締めた。
2024年05月18日 18:45
◆女子プロゴルフツアー ブリヂストンレディス 第3日(18日、千葉・袖ケ浦CC袖ケ浦C=6731ヤード、パー72)
第3ラウンドが行われ、単独首位から出た竹田麗央(りお、ヤマエグループHD)は2バーディー、2ボギーの72とスコアを伸ばせず、1打差2位に後退した。
1番のティーショットを大きく左に曲げ、林へ打ち込んだ。2打目は枝と枝の間を狙ったが、ボールの前は土が盛り上がっており、思うように出すことができなかった。4打目でようやくグリーンに乗せ、4メートルを沈めてボギー発進。それでも8番パー3では、8アイアンを握り得意の高弾道ショットで、ピン手前1メートルにつけた。「チャンスが少なく、我慢の一日だった」と話したが、イーブンパーでまとめた。
今季はKKT杯バンテリンレディスで初優勝。翌週のフジサンケイレディスで2週連続Vを果たした。手にした2勝はともに3日間大会。初の4日間大会Vへ向けて「攻めるところと守るところのメリハリをつけて、プレーできれば」と意気込む。6731ヤードと距離は長いが、自慢の飛距離を武器に1打差逆転を狙う。