2024年04月24日 07:20
高木大成氏は高3夏に甲子園出場…判定巡り審判に疑義 西武で10年間プレーし「レオのプリンス」などの愛称で親しまれた高木大成氏(株式会社埼玉西武ライオンズ事業部部長)は、桐蔭学園(神奈川)3年時の1991年、夏の甲子園に出場。珍しい「1番・捕手」の主将として注目されたが、3回戦での試合中の行動が「大問題になりました」と明かした。 1、2回戦を勝ち進み、8強入りをかけて臨んだ鹿児島実業との3回戦で“事件”は起きた。9回の守備で、相手打者の打球はフェアゾーンでバウンドした後、三塁ベース付近の上を通過してファウルゾーンで跳ねた。フェアかファウルか、際どい当たりはフェア判定となり、出塁を許した。 「左バッターなので打球がスライスしていったんです。桐蔭学園は(対角線上に近い)一塁側のベンチだったので、土屋(恵三郎)監督もファウルに見えていました。それで審判に聞いてこい、というジェスチャーをしていたので、私が三塁塁審のところまで行ってファウルじゃなかったか確認したんです。それが大問題になりました。高校生らしくない、と」 高校野球特別規則では、主将か伝令、当該プレーの選手は審判に疑義を申し出ることは認められている。「私は主将でしたし“当事者”でもあったので、ルール的には問題なかったのです。監督からの指示でもあったので。さすがに自分からは行けないですよ。高校球児が審判に、なんて」。 その瞬間の球場の雰囲気は「全く分からないです。同点の9回でサヨナラ負けするかもしれない状況で、私も必死だったので」。最終的に判定は変わることなく、その後、四球なども絡んで無死満塁のピンチを招くとサヨナラ打を浴びて敗退した。高校選抜に主将として選出…2年生からは“ゴジラ”松井秀喜も 翌日の新聞には高木氏の“抗議”を疑問視するような記事も掲載されたという。「自分は新聞を読んでいなかったので、どこまで活字になったのかは分からないですが、『高校野球で前代未聞』みたいな感じだったのだと思います。監督と部長は高野連(日本高等学校野球連盟)に呼び出されていました。でもルールを破ったわけではなかったですからね」。 周囲からの心無い声も高木氏にはなかったという。「SNSもない時代だったので」と笑った。ちょっとした“騒動”の渦中にいたが、大会終了後にはアメリカ遠征の高校選抜にも選出された。 「あの代表はベスト8に入った学校から選ばれる選手が多いのですが、ベスト16で終わった私を選んでもらってありがたかったですね。しかもキャプテンまでやらせていただきましたから」 この年の高校選抜には、後に巨人やヤンキースなどで活躍した星稜(石川)の松井秀喜、同じく巨人などでプレーした帝京(東東京)の三澤興一が2年生で選ばれていた。「ゴジラは左中間へすごくいい打球を打っていました。体はデカいし、飛距離はすごかった。でも3年生の中にいたのでおとなしくしていましたね」。高木氏は懐かしそうに語った。(湯浅大 / Dai Yuasa)
2024年05月19日 14:01
「ウエスタン、中日−阪神」(19日、蒲郡球場)
阪神の佐藤輝明内野手が2試合連続で失策を記録した。
両軍無得点の三回2死。左打者の樋口がバットの先端に当てた打球が三塁へ飛んだ。三塁・佐藤輝の前でバウンドし、不規則な回転ながら体で必死に止めた。しかし、その後の送球が本塁方向へ大きくそれて、セーフ。スタンドからはため息も漏れた。
18日の同戦では三塁線の打球にチャージし、一塁へノーバウンド送球。これが少し低くなり、一塁の戸井が捕球できずに佐藤輝にエラーがつく場面があった。このプレーは好守と紙一重だったものの、この日の失策は丁寧さを欠いた。
また、打撃では2打席目まで連続三振に倒れている。
2024年05月19日 13:44
「阪神−ヤクルト」(19日、甲子園球場)
阪神は才木浩人投手が先発する。前回登板の12日・DeNA戦(横浜)では9回をわずか4安打で抑えて完封勝利し、4勝目をマークした。防御率も1・60と安定した数字だ。
打線は1番に近本が入り3番が森下、前日に続き渡辺が5番。18日に今季初昇格したミエセスは代打で併殺打に打ち取られており、この日もベンチスタートとなった。
試合開始は18時の予定。両チームのスタメンは以下の通り。
【阪神】
1番・中堅 近本
2番・二塁 中野
3番・右翼 森下
4番・一塁 大山
5番・三塁 渡辺
6番・左翼 ノイジー
7番・捕手 梅野
8番・遊撃 木浪
9番・投手 才木
【ヤクルト】
1番・右翼 丸山和
2番・中堅 西川
3番・遊撃 長岡
4番・三塁 村上
5番・左翼 サンタナ
6番・一塁 オスナ
7番・二塁 山田
8番・捕手 中村
9番・投手 石川
2024年05月19日 13:40
「DeNA−中日」(19日、横浜スタジアム)
4連敗中の中日が打線を組み替えた。
1番には村松を起用し、2番に山本。3番・福永、4番・細川、5番・板山でクリーンアップを形成し、投手の柳を8番で起用。9番には捕手・加藤匠が入った。前日からビシエドがスタメン落ちした。
初回は先頭の村松が右前打を放ち、敵失も重なって1死一、二塁の好機を作ったが、4番・細川が三ゴロ併殺打に倒れ無得点に終わった。
中日の先発オーダーは以下の通り。
1番・遊撃 村松
2番・二塁 山本
3番・三塁 福永
4番・右翼 細川
5番・左翼 板山
6番・一塁 カリステ
7番・中堅 岡林
8番・投手 柳
9番・捕手 加藤匠
2024年05月19日 13:26
「DeNA−中日」(19日、横浜スタジアム)
DeNA・牧秀悟内野手(26)が、スタメンを外れた。
2024年05月19日 13:23
衝撃的な成績をマークした2021年のデグロム
カブス・今永昇太投手の快投を見せる裏で注目を集める“最強右腕”がいる。今永の「開幕から9先発での防御率0.84」は、自責点が正式な記録となった1913年以降では歴代6位。その記録の1位に君臨するのが3年前のジェイコブ・デグロム投手(メッツ)が記録した「0.62」だ。
2018、2019年に2年連続でサイ・ヤング賞を受賞。2021年は怪我の影響で15試合の登板に終わったが、歴史的な快投を見せたシーズンだった。制球された160キロのフォーシームや変化球を自在に操り、2試合目の登板からは3試合連続で14三振を奪う快投も見せた。
9試合に先発した時点で防御率0.62という数字もすさまじいが、そこから3試合連続無失点で、12試合を終えた時点で防御率は0.50まで下がっていた。しかし、右肘を負傷したことで7月7日(同8日)以降は登板がなく、15試合で7勝2敗、146奪三振、防御率1.08の成績でシーズンを終えた。
その後はFAとなってレンジャーズに移籍。昨年は6試合に登板も、トミー・ジョン手術を受けることになり、現在もリハビリ中だ。
シーズン前半のたった15試合の登板でも、衝撃の投球はファンの脳裏に刻まれていた。今永の快投に際し、MLB公式のサラ・ラングス記者がX(旧ツイッター)で開幕から9先発での防御率ランキングを公開。デグロムの名前を見たファンからは「異常だ」「訳が分からない」「やっぱデグロムおかしいよ」「やっぱ2021のデグロムはバグってるな」「デグロム、イニングの割に奪三振エグすぎんだろ」「やっぱりデグロムは人間とは言い難い」と驚きの声があがっていた。(Full-Count編集部)
2024年05月19日 13:02
17日のレッズ戦で先着4万人に大谷のボブルヘッド人形が配布されていた
ドジャースの大谷翔平投手は、米カリフォルニア州ロサンゼルス市が5月17日を「大谷翔平デー」に制定したことを受け、17日(日本時間18日)にロサンゼルス市庁舎を訪問した。スーツ姿で決めた議員の思わぬ発言に爆笑する場面もあった。
地元メディア「ABC7」が公開した映像では、市議会議員のヒューゴ・ソト・マルティネス氏が「私は昨夜、球場にいてボブルヘッドを手に入れました。今日、あなたがここに来ることを知らなかったんです。だから彼(大谷のボブルヘッド)を見て、あなたのことも見ています。今日ここに実際にいるんですよね」と右手に持った大谷のボブルヘッド人形と目の前にいる“本物”を交互に見つめた。これには聞いていた大谷もニッコニコ。楽しそうに肩を震わせた。
16日(同17日)のレッズ戦では、先着4万人に大谷のボブルヘッドがプレゼントされた。ドジャース入団後初めての大谷グッズ配布に、開門前からファンが殺到。試合開始4時間前には長蛇の列ができていた。
街中で取材を受けた一般人が「ebayでそれ(大谷のボブルヘッド)を1300ドル(約20万2300円)で売る人もいたんだよね」というほどのレアアイテム。ゲットして喜んだマルティネス氏だったが、現れた大谷に喜びを隠せない様子だった。(Full-Count編集部)
2024年05月19日 12:59
○ ドジャース 4−0 レッズ ●
<現地時間5月18日 ドジャー・スタジアム>
ロサンゼルス・ドジャースが完封リレーで2連勝。右肘の手術から今季復帰したウォーカー・ビューラー投手(29)が約2年ぶりの勝利を挙げた。
復帰3戦目のビューラーが本領発揮。初回を僅か7球で三者凡退とすると、4回まで打者13人を48球で終え、5三振を奪う快投。2点の援護を貰った直後の5回表には、5番フレーリーの左中間への飛球で外野手が交錯し三塁打。不運な形で一死三塁のピンチを背負うも、後続を捕邪飛と二ゴロに仕留め、無失点とした。
ビューラーは6回表にも安打を許したが、2番デラクルーズ、3番フォードから連続三振を奪い、この回限りで降板。6回78球を投げて3安打、無四球、7奪三振、無失点。勝利投手の権利を持ってマウンドを降りた。
ドジャースは7回表からマイケル・グローブ、ダニエル・ハドソン、J.P.フェヤレイセンの3投手でリードを守り切り、完封リレー。ビューラーが725日ぶりの白星を手にした。
ビューラーは2015年ドラフトで球団1巡目指名を受け、ドジャースに入団。2017年にMLBデビューを果たし、2019年に14勝、215奪三振を記録しブレーク。2021年には207回2/3を投げて防御率2.47、16勝4敗とキャリアハイの成績を残すも、翌2022年8月に自身2度目のトミー・ジョン手術。リハビリのため昨季を全休し、現地時間5月6日に復帰登板。これまで2登板ともに4イニングまでで交代していたが、復活といえる投球で今季1勝目を挙げた。
2024年05月19日 12:38
移籍後初めて「1番・指名打者」で出場も4打数無安打に終わった
■ドジャース 4ー0 レッズ(日本時間19日・ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手は18日(日本時間19日)、本拠地で行われたレッズ戦に今季初めて「1番・指名打者」で出場するも、4打数無安打に終わった。
2024年05月19日 12:35
「ウエスタン、中日−阪神」(19日、蒲郡球場)
阪神の佐藤輝明内野手は3試合連続の「4番・三塁」で先発出場となった。18日は降格後初安打が適時打となり、マルチ安打を記録。この日は小雨が降る蒲郡での一戦となるが、初アーチに期待がかかる。
先発は西純矢投手。前回登板の12日のウエスタン・中日戦(鳴尾浜)では7回6安打無失点だった。1軍の先発陣の入れ替えも激しくなっているだけに、アピールしたい。
試合開始は13時の予定。両チームのスタメンは以下の通り。
【阪神】
1番・遊撃 高寺
2番・右翼 島田
3番・DH 豊田
4番・三塁 佐藤輝
5番・左翼 野口
6番・一塁 片山
7番・捕手 栄枝
8番・中堅 福島
9番・二塁 遠藤
投手 西純
【中日】
1番・右翼 浜
2番・中堅 上林
3番・左翼 ブライト
4番・DH 川越
5番・一塁 石垣
6番・遊撃 龍空
7番・捕手 味谷
8番・二塁 辻本
9番・三塁 樋口
投手 仲地
2024年05月19日 12:32
ロッテは19日、5月24日から26日のソフトバンク戦(いずれもZOZOマリンスタジアム)の3日間で神宮球場名物グルメ「じんカラ」と横浜DeNAオリジナルから揚げ「ベイカラ」の販売が決定したと発表した。
5月24日〜26日の3日間、スペシャルイベント「から揚げ&餃子フェス」が開催され、球場外周にから揚げと餃子のキッチンカー約30台が出店し、他球場の名物から揚げも楽しめる3日間となっている。また5月24日は、1日限定で「ビール半額デー」が同時開催されるほか、タレントのギャル曽根さんが来場してイベントを盛り上げる。
<じんカラ、ベイカラの販売詳細>
【じんカラ】
販売場所:じんカラキッチンカー(球場外周 キッチンカーエリア)
価格:800円(税込み)
【ベイカラ】
販売場所:GATESIDE DINER(フロア2 1塁側 Bゲート横)
価格:800円(税込み)
2024年05月19日 12:28
オリックスは19日、「髭が似合うワイルドなバファローズ選手」を決めるファン投票企画「オリ髭投票」の結果を発表した。
見事ナンバーワンに輝いたのは、マーウィン・ゴンザレス選手。「ダンディでクールにこなす華麗なプレーが魅力的」、「笑ったヒゲマーゴも最高」などの声と共に多くの票を獲得した。第2位は宗佑磨選手、第3位は平野佳寿投手、第4位は森友哉選手、第5位はアンドレス・マチャド投手だった。
5月31日〜6月2日の中日戦で開かれる「オリ髭デー」。土日の二日間はオリ髭第1位のゴンザレス選手そっくりに変身できる「なりきりマーゴ髭」を各日10,000名様に先着配布する。
▼オリ髭第1位 ゴンザレス選手コメント
「髭は僕のトレードマークでありアイデンティティの一つだよ。若い頃からずっと伸ばし続けていて、この髭のおかげでたくさんのファンの皆さんに顔を覚えてもらえたと思うんだ。オリ髭ナンバーワンはとても光栄だ。これからもきれいに整えたナイスな髭でナイスなプレーができるように頑張るよ」
2024年05月19日 12:27
「阪神−ヤクルト」(19日、甲子園球場)
午前中から西宮市は雨が降り続いている中、甲子園球場は予定通り開門された。
2024年05月19日 12:25
ロッテの藤岡裕大内野手(30)が19日、右肩痛のため出場選手登録を抹消された。
藤岡は、17日・日本ハム戦(ゾゾ)で「2番・二塁」でスタメン出場したが、上半身のコンディション不良のため、四回の守備から交代していた。
2024年05月19日 12:20
◆ 大谷翔平は2試合ぶりノーヒット
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(29)が現地時間18日のレッズ戦に「1番・指名打者」でフル出場。昨年7月8日以来となる1番打者だったが、無安打に終わった。
レッズ先発は3年目右腕アシュクラフト。初回の第1打席は、フルカウントから真ん中高めのカットボールに詰まらされ、三ゴロ。3回裏、二死三塁の好機で迎えた第2打席でもカウント1-2から内角高めのカットボールを引っ掛け、二ゴロに倒れた。
2点リードの5回裏、一死二塁で迎えた第3打席はカウント1-2から内角低めのスライダーを打ち上げ、平凡な左飛。続くフレディ・フリーマンの適時打でドジャースはリードを3点に広げた。
7回裏の第4打席は2番手右腕スピアーズと対戦。カウント1-1から真ん中低めのチェンジアップにタイミングを崩され、右手一本で合わせるも、球足の速い打球は一塁手正面への一ゴロとなった。
この試合の大谷は4打数無安打に終わり、8試合ぶりの出塁なし。今カードでは初戦に続いて当たりが出ず、今季成績は打率.350、OPS1.079へ低下。打率、本塁打部門で全体2位に後退した。
2024年05月19日 12:19
今季初の1番起用も無安打…ビューラーがTJ手術後初勝利
■ドジャース 4ー0 レッズ(日本時間19日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は18日(日本時間19日)の本拠地・レッズ戦に「1番・指名打者」で出場し、4打数無安打だった。今季初の1番起用はノーヒットに終わったが、チームは2連勝を収め、貯金は14になった。
この日、開幕から1番を打ってきたベッツが初の欠場。大谷が1番で起用されるのは、エンゼルス時代の2023年7月8日(同9日)の敵地・ドジャース戦以来だった。初回の第1打席は三ゴロ、3回2死三塁の第2打席は二ゴロに倒れた。
5回1死二塁の第3打席は左飛。7回の第4打席は一ゴロだった。2試合ぶりの無安打で連続試合出塁も「7」でストップ。打率は.3497となり、.3503のブルワーズのコントレラスに抜かされる形となった。
チームは4回1死一、二塁でパヘスが先制中前打。続くラックスの投ゴロの間に2点目を挙げた。5回にはフリーマンの適時打で追加点。投げては先発ビューラーが6回3安打7奪三振無失点でトミー・ジョン手術から復帰後、初勝利を挙げた。(Full-Count編集部)