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2024年04月20日 05:00
「ボクシング・WBA世界バンタム級タイトルマッチ」(5月6日、東京ドーム) 王者・井上拓真(28)=大橋=に挑戦する同級1位・石田匠(32)=井岡=が19日、大阪市浪速区の所属ジムで練習を公開し、「自分からどんどんアグレッシブに行く。インパクトを残してKO、TKOを目指す」とV宣言した。 2017年10月に英国でWBA世界スーパーフライ級王者カリッド・ヤファイ(英国)に判定負けを喫して以来、約7年ぶりの世界戦。井岡一法会長(56)を相手にミット打ちなどで汗を流し「自分のボクシングは通用すると思う。負けは想像がつかない」と自信をみせた。 同会長は「8R終了時点でストップか、誰が見ても石田の勝ちという展開で進めなければ」と予測。フィリピン人の東洋ランカーを相手に28日までに計115Rのスパーリングをこなす予定で、石田は「自分のボクシングの集大成」と気合を込めた。
2024年05月17日 14:41
米国・AEWの次回PPV「Double or Nothing」(26日=日本時間27日、ネバダ州ラスベガス)で、IWGP世界ヘビー級王者のジョン・モクスリー(38)が竹下幸之介(28)と挑戦権をかけたエリミネーターマッチを行うことが16日(日本時間17日)に発表された。
モクスリーはここまで同王座を3度の防衛に成功中。4月にAEWマットでパワーハウス・ホブスを下し初防衛に成功後、竹下からベルト挑戦をアピールされていた。さらに15日(日本時間16日)放送の「AEW DYNAMITE」ではタッグマッチでの勝利後に竹下から襲撃を受け、遺恨が深まっていた。
これを受けトニー・カーン社長は次回PPVでのエリミネーターマッチを発表。これはタイトルマッチではないが、竹下が勝利した場合、王座への挑戦権が手に入る形式だ。
ちなみにモクスリーはすでに6月9日の新日本プロレス大阪城ホール大会でEVILとのV4戦が決定済み。仮に今回のエリミネーターマッチに敗れた場合、竹下の挑戦は早くても大阪城以降になると見られる。
モクスリーが大阪城でベルトを失ってしまった場合も竹下の挑戦権はそのまま生き続けて、EVILとの王座戦が行われることになるのか? それともまさかホブスとのV1戦同様、新日本での興行を待たずしてAEWマットでモクスリーと竹下のタイトルマッチが強行されてしまうのか? 結果次第では大きな混乱を呼びそうなエリミネーターマッチは日米のファンの注目を集めそうだ。
2024年05月17日 14:07
「ボクシング・WBOアジアパシフィック・ライト級タイトルマッチ」(7月9日、後楽園ホール)
王者の保田克也(大橋)が、10位のプレスコ・カルコシア(比国)の挑戦を受けて、3度目の防衛戦を行うことが17日、所属する大橋ジムから発表された。戦績は保田が13勝(8KO)1敗で、カルコシアは12勝(9KO)3敗1分。
保田は今年1月9日、佐伯瑠壱斗(岐阜ヨコゼキ)を9回TKOで下して2度目の防衛に成功しており、現在の世界ランクはWBO11位。2度目の防衛後には「僕も年も年(注・現在は32歳)なので、世界挑戦を考えていきたい。そこに一番近道でいけたら」とコメントしており、結果はもちろんのこと、内容も問われる一戦となる。
また、昨年11月27日、日本ミニマム級タイトルマッチで王者の高田勇仁(ライオンズ)に挑戦するも判定負けした同級1位・森且貴(大橋)が、再起戦となる8回戦でパリニャ・カイカンハ(タイ)と対戦する。
この他の決定カードは次の通り。いずれも8回戦となる。
・スーパーバンタム級 石井渡志也(Re:BOOT)−エドワード・ヘノ(フィリピン)
・ライトフライ級 石井武志(大橋)−プラチャノン・ミンプラチャ(タイ)
・バンタム級 田中湧也(大橋)−アナンタチャイ・ドゥアンヤイ(タイ)
2024年05月17日 07:34
プロレスリング・ノア、DDT、東京女子プロレスなどを運営するプロレス事業会社「CyberFight(サイバー・ファイト)」は16日、都内の会見で新体制を発表した。
DDTのプロレスラー、高木三四郎(54。本名・高木規)が社長を退任し新たに親会社であるIT大手「サイバーエージェント」副社長の岡本保朗氏(48)が6月1日付けで社長に就任する。高木は副社長としてDDT、東京女子の運営に専念。ノアはこれまで通り武田有弘取締役がフロントトップとして指揮を執る。
新社長の岡本氏は「業界一番の会社にするんだと今までやってこられた。業界ナンバーワンの会社にしたい」と掲げ「リング上にはすばらしい選手、スタッフがそろっているので全幅の信頼を置いています。私は経営に専念したいと思っています」と明かした。さらに「WWEとノアとの関係強化」「新規協賛企業の獲得」「ABEMA生中継の強化」の3大指針を示した。
会見後、ノアを運営する武田氏がスポーツ報知の取材に応じ新体制について「これまで以上にノア、DDT、東京女子、それぞれの良さを生かした経営になると思います。今まではサイバーファイトとして全団体が同じ目標に進んでいた感はありましたが、これからは団体ごとに経営目標を変えていき、各団体の特性を生かすことになると思います」と明かした。
武田氏は、2019年1月からフロントトップとしてノアを運営してきたが、新体制でも引き続き自身の仕事は変わらず「ノアのコンテンツをしっかり作ることです」と見据えた。その上で岡本新社長が掲げた「業界ナンバーワン」についてこう受け止めた。
「ノアとしてやることは集客です。年間の来場者数の増加です。ここをナンバーワンにもっていかないといけません。というのも、日本のプロレスビジネスにおいてはやはり、そこが売り上げのシェアが高いんです。そこから配信、マーチャンダイジングがありますけど、ベースは来場者です。それがイコール売り上げ増になりますから、2023年は武藤(敬司)さんの引退イヤーで動員があったので、まずはそこが目標です」
一方で現在の国内のプロレス界では、新日本プロレスが収益、観客動員などすべてに置いて圧倒的なトップに君臨している。新日本とは現在、対抗戦、互いの所属選手がそれぞれの大会へ参戦するなど交流が活発化している。今後の新日本との関係を武田氏はこう見据えた。
「これまでもお互いに何かやろうと言っているわけではなくて選手同士の因縁が生まれたり(チャリティー大会の)『ALL TOGETHER』があったり…その時、その時の自然な流れなんです。あとは我々、選手、団体を有名にしないといけません。新日本プロレスに上がったり新日本と同じ大会に上がると知名度が売れますのでそういう部分になります」
業界ナンバーワンの「集客」へ武田氏は、あらゆる方面にアンテナを張り、今度こそ「1位」へ挑む。
(福留 崇広)
◆サイバーファイト新体制
代表取締役社長 岡本保朗
副社長 高木規
同 丸藤正道
取締役 武田有弘
同 西垣彰人
2024年05月17日 06:26
プロレスリング・ノアは16日、佐々木憂流迦とEitaが入団したことを発表した。
2024年05月17日 06:12
プロレスリング・ノアは16日、昨年2月に現役を引退した武藤敬司が新人発掘に力を貸す「スカウティングアドバイザー」に就任したことを発表した。
武藤は、この日、IT大手のサイバーエージェント(東京・渋谷区)が渋谷区のシャトーアメーバ0スタジオで行ったプロレス事業会社「CyberFight(サイバー・ファイト)」の新体制発表会見に出席。会見では、高木三四郎(54。本名・高木規)が社長を退任し新たにサイバーエージェント副社長の岡本保朗氏(48)が6月1日付けで社長に就任することを発表した。
スカウティングアドバイザー就任に武藤は「引退して1年と3か月。あらためてまたプロレスの仕事に携われて非常にうれしく感じております」と切り出し「スカウティングアドバイザー、今あらゆる企業が優秀な人材を欲しがっている中、あらゆる企業が初任給などを上げていて。たぶんプロレス界もこの流れには逆らえないんじゃないかと思っていまして。実はまだ岡本社長とはあまり具体的な話はしていないんですが、ここは一発、3年後、5年後を見越した予算を出してほしいと思っております。プロレス界も、CyberFightのレスラーじゃないけどオカダ・カズチカとか一説によると3年で20億とか。本当に夢のある世界であります。ぜひこれを聞いている若者がいたらこのNOAH、門をたたいてみたらどうでしょうか」と抱負を明かしていた。
さらに新人発掘の具体的なプランについて「俺も20年ぐらい前は、当時、斬新だった『武藤塾』という一般の観客を入れたところでオーディションをやって、いろんな団体でトップに立っている選手を育てた実績があるんですけど」と振り返り「ただ、それも20数年前の話でこれからは新しい形。もしかしたら、(スカウトに)予算をちらつかせる。あとは、プロレス界の慣習というか…いまだに職人みたいな背中を見て学ばないといけない、そういう風習とかも今はナンセンスでそういうシステムからも変えた方がいいんじゃないかと思ったり。あとグローバルですね。日本人だけにとらわれず海外からも募集、かつこっちから取りにできたらいいのかなと思います」と明かしていた。
◆サイバーファイト新体制
代表取締役社長 岡本保朗
副社長 高木規
同 丸藤正道
取締役 武田有弘
同 西垣彰人
2024年05月17日 06:00
新社長の素顔は――。DDT、ノア、東京女子を運営する「株式会社 CyberFight(CF)」は16日、親会社サイバーエージェント(CA)で執行役員副社長の岡本保朗氏(48)が、6月1日付で代表取締役社長に就任すると発表した。
副社長となったDDT・高木三四郎に代わり、指揮を執る。会見で「われわれはチャレンジしていく立場」などと攻めの姿勢を強調した。CAの主力である広告事業のかじ取りを任され、その成長の立役者とされる。岡本氏について関係者は「熱い人です。まさにザ・リーダー。みんなを引っ張っていく方で(トップに)適した熱気あふれる人」と説明した。
CAの動画配信サービス「ABEMA」の北野雄司エグゼクティブプロデューサーも「昔、ご協力いただきながらあんまり成果を出せない案件があったんですけど、その時『そんなことで縮こまってんじゃねえ』みたいな熱いゲキをいただいたことがあります。古い言葉ですけど攻めダルマだと思います」と明かした。
会見で本人も「これで、プロレスを見ていても仕事だって言えるなって、ラッキーだと思いました」と話した通り、プロレス・格闘技好きでも知られる。北野氏によれば「ABEMAの格闘技コンテンツも全部見ていると思います。前に『チケットある?』って言われて最前列をご用意しようとしたら『そういうんじゃないんだよ。ちょっと後ろの見やすい席』って言われたことがあります。熱狂的なファンですよ」。プロレスLOVEな新社長がCFをどう導くのか。
2024年05月17日 05:00
「大相撲夏場所・5日目」(16日、両国国技館)
37歳の大ベテラン・平幕宝富士が十両大奄美を寄り切り、全勝を守った。12年ぶりの十両降下となった春場所から1場所で再入幕を果たし、自己最長タイの5連勝発進を決めた。大関陣は、かど番の霧島が新小結大の里に寄り倒され、早くも4敗目。琴桜は翔猿を寄り倒して1敗をキープ。豊昇龍は豪ノ山を寄り切り、3勝目を挙げた。全勝は宝富士、宇良、御嶽海の平幕3人となった。
マツコ・デラックス似の丸い顔が、困惑気味にほころんだ。日に日に数を増す報道陣に「話すこと何もないですよ〜」。2017年春場所以来7年ぶりの5連勝発進。宝富士が元気いっぱいだ。
当たってすぐに左前みつを引くと、力強く引きつけて巨漢の大奄美を寄り切り。「あまり連勝してないので緊張しました。でも、しっかり自分の相撲はとれました」とうなずいた。
春場所は12年ぶりの十両に転落。歴代6位の幕内連続出場が大台目前の990回で止まった。場所後の1週間は「病みました」。ただ、1場所で幕内に戻ろうと気持ちを切り替えて自らを鼓舞。記録が途切れて再入幕の今場所は「プレッシャーなく相撲がとれているのが大きい」と分析する。
また、4月から一時閉鎖された宮城野部屋の力士が合流。「幕下の子が相手だと自分の力が出せるので、多めにとれる」と稽古量も増えたことも好調の要因だ。
家に帰れば2人の愛息も活力源。「『パパ、また勝ったね』と。それがうれしい」とほほ笑んだ。新入幕Vの尊富士と同じ青森県出身。今度は伊勢ケ浜部屋最年長関取の37歳が台風の目となる。
2024年05月17日 05:00
「ボクシング・東日本新人王予選ライト級4回戦」(16日、後楽園ホール)
世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(31)=大橋=の幼なじみで、元Jリーガーの山口聖矢(30)が、スプリット判定で鈴木に辛勝した。
2024年05月17日 05:00
新日本プロレスジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)」16日群馬大会のBブロック公式戦で、IWGPジュニアヘビー級王者のSHO(34)がニンジャ・マック(ノア)を下し2勝目を挙げた。
徹頭徹尾、悪かった。偽物のニンジャを用意して開始わずか数秒でギブアップを奪ったSHOだったが、さすがにこれでは終われない。ガムテープなどで拘束されていたと見られる本物のニンジャが何とかリングに駆けつけ、改めて試合開始のゴングが鳴らされた。
ニンジャ・スペシャルをはじめとした驚異の空中殺法に対し、SHOはいつものように反則まがいの攻撃を連発し応戦。トーチャーツールこそ不発に終わったが、ニンジャボムを回避するとIWGPジュニアのベルトを持ち込もうとする。これをとがめたレフェリーがベルトをリング外に戻すスキに、死角を突いた急所攻撃から一気に丸め込んで3カウントを奪った。
王者らしからぬ卑劣な手口で勝ち星を積み重ねるSHOは「見ただろ、俺の実力を。オメーの忍術なんか俺には通用しねえんだ。今年はチャンピオンのまま、余裕で優勝してやらあ」とニヤリ。
次戦(18日、八王子)では歴代最多4度のBOSJ制覇を誇る高橋ヒロムと激突する。「八王子のウジやろ? 八王子、出身だったり、ちょっとでも関わったヤツはロクなヤツはいねえ。全員ウジ虫だオラ! 調子の悪いお前と、この俺、そんなんどっちが勝つか目に見えとるやろがオイ! 俺が、もっともっともっともっともっと、苦しめてやるよオラ!」と、どこまでも不敵な挑発を繰り返していた。
2024年05月16日 23:16
新日本プロレスジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)」16日群馬大会のBブロック公式戦で、高橋ヒロム(34)がドラゴン・ダイヤ(25=ドラゴンゲート)から待望の初日をあげた。2024年は不調を極めていたヒロムだが、ここから一気の巻き返しを狙う。
交通事故による負傷で欠場した田口隆祐に代わってエントリーされたダイヤは、ヒップアタック、どどんと田口の得意技を連発。反撃に出たヒロムだがダブルコークで丸め込まれ窮地に陥った。
それでも450°スプラッシュをヒザで迎撃するとTIME BOMB ・で逆転。最後はTIME BOMBで3カウントを奪った。
歴代最多4度のBOSJ制覇を誇るヒロムだが、今年はまさかの低空飛行が続いていた。1月4日東京ドーム大会でIWGPジュニアヘビー級王座を失うと、何とこの日までシングル戦未勝利の日々を送っていたが、ついに待望の初勝利だ。
ようやく逆襲ののろしをあげ「ドラゴンさん、それにしてもすごいな。あれは確実にドラゴンゲートの未来だと思いますよ。またどこかでやりたいな。すごく気持ちのいい戦いだった。俺の今年、シングル初勝利の相手がドラゴンさん…いや、ドラゴン・ダイヤ選手で本当によかった」と手ごたえをアピール。「ドラゴン」を冠するレスラーは、その対になる名前で呼ばれるのが一般的なのだが…。
ともあれ「せっかくだから弟のYAMATOにもよろしく伝えておいてよ。『ヒロムはこれだけ負けても、ヒロムらしく元気にやってる』って」と言い残し去ったヒロムの次戦(18日、八王子)の相手は現IWGPジュニア王者のSHO。地元で王者を破り、5度目の頂点を手繰り寄せる。
2024年05月16日 22:36
新日本プロレスジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)」16日群馬大会のBブロック公式戦で、石森太二(41)がロビー・イーグルスを下し開幕3連勝を飾った。
かつてのタッグパートナー同士による公式戦。互いの手の内を知り尽くす両雄による、一進一退の攻防が続いた。
ロビーをむき出しのコーナーに激突させてBone Lockに捕獲した石森だったが、ギブアップを奪うことはできない。それでも最後はロン・ミラー・スペシャルを切り返し、ブラディークロスをさく裂させて3カウントを奪ってみせた。
無傷の3連勝となった石森はKUSHIDAと並んでBブロック首位タイに試合後のリング上では「どうせお前ら、ロビーに勝ってほしいとか、あの人が優勝してほしいとか思ってんだろ? 残念だったな。もう予想なんてしなくていいぞ。悪いな、俺がいる。あいにくテッペン以外興味がないんでね。誰にもこの位置は渡さねえぞ。お前ら、まだまだ興奮したいだろ? シビれたいだろ。この後もよーく見とけよ? 俺だけをな」と不敵に宣言。「全ては巡り合わせ。自然とこうなる運命なんだよ。いつだって俺に必要なものを与えてくれてる。お前ら分かるか? すべては神の恵み。そう、グレイスだ」とマイクアピールした。
次戦(18日、八王子)ではフランシスコ・アキラと対戦する。「今日がオーストラリアンで、次はイタリアンか。解説席にいるアイツ(ミラノコレクションA.T)とは違うな。いいぜ、世界制覇してやるよ、このBOSJで」。誰もが認めるジュニアの実力者が、初優勝へ一気に突き進む。
2024年05月16日 21:32
「ボクシング・WBOアジアパシフィックウエルター級タイトルマッチ&東洋太平洋ウエルター級王座決定戦」(16日、後楽園ホール)
メインイベントは佐々木尽(22)=八王子中屋=がWBO王座3度目の防衛戦と東洋太平洋王座の決定戦でジョー・ノイナイ(28)=フィリピン=と激突し、5回43秒、TKO勝ちでアジア2冠王に輝いた。
2024年05月16日 21:18
新日本プロレスジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」16日群馬大会のBブロック公式戦で、KUSHIDA(41)がフランシスコ・アキラ(24)を下し無傷の3連勝を飾った。
KUSHIDAは左肩負傷により欠場となったYOHに代わってリーグ戦にエントリー。歴代最多4度の優勝を誇る高橋ヒロム、現IWGPジュニアヘビー級王者のSHOと優勝候補を連破して最高のスタートを切っている。
TAJIRIを共通の師匠に持つアキラのプランチャを回避したKUSHIDAは、そのまま脇固めからアームブリーカーと得意の左腕攻めで主導権を握る。しかしアキラもタランチュラからバズソーキックと師匠の得意技を繰り出し一歩も譲らない。
それでも最後はKUSHIDAの意地が上回った。コーナー上の攻防を制すると、雪崩式のホバーボードロックを仕掛けていく。逃れようとするアキラをリング中央に引き戻し、逃げ道をふさいでギブアップを奪ってみせた。
絶好調が続くKUSHIDAは「アキラよ、君の志がどこにあるのか、俺はまだ知らない。新日本プロレスジュニアの顔になりたいのか? それとも世界中を旅しながらプロレスラーやっていくのか? どちらにせよ早くKUSHIDAなんか倒して踏み台にして、ステップアップして、(高橋)ヒロム、(エル)デスぺ(ラード)…高くて厚い壁に挑まなきゃ、時間ないよ」と対戦相手にメッセージ。「プロレスラーとして生活していく上でおカネが重要だから、いつか3人で飲みに行こうよ。俺とTAJIRIさんにサイゼリヤのワインおごってくれよ。スーパースターになって。待ってるよ」と、兄弟子としてエールを送っていた。
2024年05月16日 19:34
「ボクシング・東日本新人王予選ライト級4回戦」(16日、後楽園ホール)
元Jリーガー(J3相模原)で、4団体統一世界スーパーバンタム級王者・井上尚弥(31)=大橋=とは幼稚園からの幼なじみの山口聖矢(30)=大橋=が、判定2−1で鈴木将斗(21)=本多=に辛勝した。
1ラウンド、コーナーに詰められて「一瞬クラッときた」という強烈な左をもらい、連打からの右でバランスを大きく崩してダウンしたが、そこから学習能力の高さを見せた。
6日のルイス・ネリ戦での井上同様、カウント8まで落ち着いて待ち、最前列で見守った井上や井上の父・真吾トレーナーが飛ばすアドバイスも冷静に聞き分けて立て直しに成功。3ラウンドにも右でバランスを崩す場面があったが、気合とサッカーで鍛えた足腰で耐えた。2者が38−37、1者が37−38をつける判定勝ちをもぎ取り、「(判定はどうなるか)全然分からなかった。最後までドキドキでした」と笑顔を見せた。
「動いている人を相手は、まだ難しい部分がある」と振り返った山口は「やっぱり井上家の声は通りますね」と感謝。井上からは控室で「危なかったよ〜!」と言われたという。
新人王については「優勝を目指すとか言うよりは、1個1個勝っていけば、決勝も優勝も見えてくると思う。一番上(新人王)を意識するよりも、次の試合から」と、堅実に語っていた。
2024年05月16日 19:10
「邪道」大仁田厚が6月9日、名古屋国際会議場イベントホールで行われるGLEATの「GLEAT Ver.EX」大会に参戦。7月1日の同団体TOKYO DOME CITY HALL大会で引退するカズ・ハヤシと電流爆破マッチで対戦することを明かした。
この日、自身のX(旧ツイッター)を更新。「#カズ・ハヤシ選手へ」の表題のもと書き出すと「6人タッグの爆破は了解した 男1匹覚悟をきめた河上選手 あと1人連れていくから待ってろよ」とつづった大仁田。
「GLEAT爆破in名古屋だぜ 鈴木社長へ 君の言った爆破マッチに不本意ながら承諾した 吐いた言葉は呑み込めないからなぁ 覚えておけよー」とGLEATの鈴木裕之社長まで挑発した。
カズ・ハヤシは引退表明後、敬愛する大仁田との電流爆破マッチでの対戦を熱望。これに呼応する形で、今月11日、サッカーJ1の川崎―札幌戦試合前のとどろきスタジアムで開催された大仁田参戦の「ボーイズビーアンビシャス」イベントにGLEATの河上隆一が乱入。大仁田に「カズ・ハヤシの引退試合、この俺をタッグパートナーにどうですか? 俺は電流爆破で俺自身を燃やし尽くしたいんです!」と猛アピール。
大仁田も河上に希望に応え、大仁田、河上が組んでのGLEATリング上でのカズ、CIMA、田中稔組との激突が濃厚となっていた。