2024年04月19日 12:30
リヴァプールはヨーロッパリーグ準々決勝で2戦合計1-3と敗れ、大会から姿を消した。7分にモハメド・サラーのPKで先制したが、敵地で3点のビハインドをひっくり返すのはやはり容易ではなかった。 チャンピオンズリーグ準々決勝ではマンチェスター・シティがレアル・マドリードに、アーセナルがバイエルン・ミュンヘンに敗れ、プレミアでタイトルを争っている3強は揃って敗退してしまった。今季のUEFAコンペティションの結果によっては、イングランド勢の来季のCL出場枠が「5」となる可能性があったが、プレミア3強の敗退によっておそらくその権利はイタリア、ドイツに持っていかれることになる。 英『Daily Mail』は、「イングランドサッカーの混雑がチャンピオンズリーグ敗退の一因となった」と、過密日程による疲労が選手たちの足を止めたことを指摘した。CLでイングランドのクラブが準決勝に進出できないのは4年ぶりとなる。 昨季のCL王者はマンチェスター・シティであったが、今季はイングランド勢がCLで結果を残せない悩みを抱えていた時代に逆戻りしてしまったようだ。同紙はジョゼ・モウリーニョの「休息や準備のための24時間、48時間といった、きわめて重要な保護をほとんど与えてくれない」というかつての発言を引用しているが、ペップ・グアルディオラ、ミケル・アルテタ、ユルゲン・クロップの3名はそれに同意するにちがいない。プレミアリーグでは史上稀に見る強度での熾烈なタイトルレースとなっていて、わずか1度のドローが致命傷になりかねない状況。選手の心身の疲労は察するにあまりある。 単純な試合数も他国のクラブよりも多くなっている。3月に入ってから、シティはレアルよりも2戦多く戦っており、アーセナルはここ6週間ではバイエルンよりも1戦多くの試合をこなしていることを同紙は指摘している。リヴァプールも3月に入って以来11戦を戦っており、これもアタランタよりも1戦多い。シティMFロドリは「休みが必要」と訴えており、アーリング・ハーランドとケビン・デ・ブライネはレアルとの試合中に交代を懇願したという。シティ×レアルの延長戦では、シティの選手たちの運動量は明らかに落ちていた。 おりしも来季からFA杯の再試合が廃止になったばかりで、過密日程はやや緩和される流れにあるが、イングランドの選手たちの負担は軽減されるだろうか。
2024年05月17日 14:08
水戸ホーリーホックは17日、専修大学に所属するMF山本隼大の来季加入が内定したことを発表した。
また、水戸は山本が「2024年JFA・Jリーグ特別指定選手」として申請し、公益財団法人日本サッカー協会より5月15日付で認定されたことも発表。これにより、同選手は所属チーム登録のまま、Jリーグ等の試合に出場可能となった。なお、今季の背番号は「39」に決定した。
2003年2月12日生まれで現在21歳の山本は、身長180センチメートルのMF。愛知県出身で名古屋高等学校から専修大学体育会サッカー部に進学している。来季加入が内定した同選手は水戸のクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。
「2025年シーズンより水戸ホーリーホックに加入することになりました、専修大学の山本隼大です。自分を評価していただき、初めてオファーを出してくれたこと、水戸ホーリーホックのスタッフの方々の人柄やファン・サポーターの皆さんの勝利に対する熱い思いに惹かれて、このクラブでプレーすることを決断しました」
「この素晴らしいクラブで、自身のプロサッカー選手としてのキャリアをスタートできることをとても誇りに思います。また、これからクラブの一員としてプレーをできることにとてもワクワクしています! 自分の特徴である前への推進力やチャンスメイクで、一日でも早く水戸ホーリーホックの勝利に貢献出来るよう頑張ります」
「クラブに関わるすべての皆様のため、自分を支えてくれたすべての人たちのために、貪欲に闘います。クラブと共に成長します! 共にJ1に上がりましょう! 応援よろしくお願いいたします」
また、山本の加入に際し、西村卓朗GMは以下のようにコメントを発表している。
「まずはこれまで山本隼大選手の育成に携わっていただいた指導者をはじめとする多くの関係者の皆様、ご家族の皆様に感謝申し上げます。山本選手がプロキャリアをスタートさせるチームとして水戸ホーリーホックを選んでくれたことを大変嬉しく思います」
「攻撃の対人能力に優れており、左サイドでも、右サイドでも、力強い突破ができる馬力があり、フィジカル能力も高く、ヘディングやコンタクトにも強い選手です。向上心も非常に強く、プロフェッショナルな意識も高い選手です。山本選手の才能を開花させるために、クラブはすべての力を注ぎ彼の成長をサポートしたいと思っております。ファン・サポーター、パートナー企業の皆様にはこれからの山本選手の活躍を温かく見守っていただけたら幸いです」
2024年05月17日 14:03
近年では森保ジャパン招集経験のある松本泰志(広島)、大岩ジャパンに呼ばれた小見洋太(新潟)らを輩出している昌平高校。その指揮官となって3か月が経過した元日本代表FWの玉田圭司監督は目下、選手たちと真摯に向き合い、レベルアップに勤しんでいる。
現在、同校には約120人のサッカー部員がいるが、彼が担当しているのは、トップチームの24人。FCラヴィーダを率いる村松明人コーチら13人のスタッフと協力しながら、少しでも円滑にチームをマネジメントし、効果的なトレーニングができるように日々、工夫を凝らしているという。
「今は高円宮杯プレミアリーグがあるので、週末の試合に向けての調整がメインです。平日の練習は授業後からですけど、僕自身は空いている時間にプレミアに参戦している他のチームの動画を見たり、チャンピオンズリーグやプレミアリーグの動画を見て、最新のトレンドを取り入れることを心がけています。
世界のトップクラブの戦いを見ていると、ボール保持の仕方や立ち位置に工夫が見られますし、受け手と出し手に加えて3人目・4人目の動きがないと崩せないというのも痛感します。
あとは90分間の使い方ですね。後半、疲れてきた時にうまく“サボる”ことも大事。僕も40代まで現役を続けましたけど、良い意味でサボる時間も作りながら、上げる時は一気に上げるというメリハリを大事にしていた。そういうところも選手たちには求めていきたいと思っています」と、玉田監督は元プロらしい言い回しで指導のポイントを語っていた。
ユース年代はこれから猛暑の環境下での戦いを余儀なくされる。玉田監督が習志野高校の選手だった頃に比べると、プレミアリーグなどはナイトマッチも増えたものの、やはりフィジカルベースが高くないと頂点は狙えない。
そこで昌平では、毎週頭にトレーナーと相談しながら、素走りや体幹強化も取り入れている。「技巧派揃いでボール回しを重視するチーム」というイメージの強かった昌平に新たな風がもたらされつつあると言っていいかもしれない。
「僕はゴールから逆算してシンプルに攻めることも必要だと考えています。ビルドアップやボール回しは勝つための1つの手段なので、そこにこだわり過ぎてはいけない。やっぱり点を取った方が勝つのがサッカー。そういう考え方を、今年はより強く植え付けようとしています」と玉田監督は強調する。
5月11日の柏レイソルU-18戦を見ても、シンプルに縦に蹴り出したり、奪ったら手数をかけずにゴールまでボールを運ぶような攻撃も随所に見られた。そこにショートパスやドリブルなど昌平らしい長所を組み合わせ、柔軟に戦い方を変化させられれば、より勝てる確率は上がる。新指揮官はそんな柔軟性や対応力も選手たちに身に付けさせたいと考えているのだ。
「今の昌平はトップに入るチソ(鄭志錫)というターゲットマンにボールが入らないと、難しい状況に陥るケースが少なくない。どの試合でもそういった苦境に直面します。しかも、1回リズムを失うと、なかなか流れを取り戻せずに、防戦一方になってしまう。その課題をいかにしてクリアさせるべきかを、僕自身も真剣に模索しています。
チソを最前線に置かない形にトライするのも一案ですね。右フォワードの(山口)豪太やインサイドハーフに入っている長(璃喜)をゼロトップ気味に配置して、違ったスタイルを作っていくことができれば、チームの幅も広がるのかなと思っています」
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玉田監督が戦い方の幅を広げようとしているのも、「対戦相手や戦況に応じて臨機応変に変わっていけるのが本物の良い選手」という考え方があるから。実際、彼自身も23年のプロキャリアの中で様々な役割を担い、変化していった。
習志野高校から柏レイソル入りした若手時代は左ウイングが主戦場で、左45度からのドリブルシュートで一世を風靡していたが、岡田武史監督が率いる日本代表やセレッソ大阪時代は1トップでプレー。他の環境では2トップの一角に陣取ったり、トップ下に近いポジションに入るなど、指揮官の要求に最大限に応えていたのだ。
「僕自身は現役時代、それぞれの監督から『ああしろ、こうしろ』と具体的な指示を受けたことはほとんどなかった。『あまり引いてくるな』『前に張っていろ』といったザックリしたことは言われましたけど、自分なりに必要だと思えば、少し中間的な位置に下がってボールを受けたり、チームを円滑に動かすようなことはやっていました。
昌平の選手たちは育成年代だから、いろんな役割やポジションにトライして、考えながらプレーすることが大事なんです。そういうなかでも自分のストロングを出すことを忘れてほしくない。やっぱり武器のある選手は強いですし、チームが勝つためにも必要なこと。自分も長年、そう考えながら取り組んできました」
藤島崇之前監督も「玉田のプロ経験は他の人にはないものだし、非常に説得力がある。それを可能な限り、選手に伝えてほしい。『生きる教材』が目の前にいるんだから、何も聞かないのはもったいないし、もっといろいろ質問してほしいですね」と熱望する。
残念ながら、今の昌平には「玉田さん、代表の頃はどうだったんですか?」といった質問を真正面からぶつけてくるタイプがほとんどいないというが、指揮官は彼らが自発的にアクションを起こしてくれるのを辛抱強く待つ構えだ。
「プレミア制覇とか選手権優勝とか、そういう目標は設けていませんが、とにかく選手たち個人個人を成長させたいというのが今、僕が一番願っていること。個々が伸びれば、試合内容も良くなるし、結果は自ずとついてくる。そうなるように、トライ&エラーを続けていきます」と玉田監督は新たな決意を口にした。
「玉田のような元日本代表経験者が高体連の監督になってくれたのは前向きな要素。彼が良い刺激を与えてくれると思います」と大津高校の平岡和徳・テクニカルアドバイザーも期待を寄せていた。ここから彼らがどのような軌跡を辿るのかを注視していきたい。
※第2回終了(全3回)
取材・文●元川悦子(フリーライター)
2024年05月17日 14:00
オランダ代表監督を務めているロナルト・クーマン氏は、EURO2024に向けた候補メンバー30名を発表した。
その招集リストは以下の通りとなった。
GK:
ジャスティン・ビジロウ(フェイエノールト)
マルク・フレッケン(ブレントフォード/NED)
バルト・フェルブルッヘン(ブライトン/ENG)
ニック・オリー(スパルタ・ロッテルダム)
DF:
タン・アケ(マンチェスター・シティ/ENG)
ダレイ・ブリント(ジローナ/ESP)
フィルヒル・ファン・ダイク(リヴァプール/ENG)
デンゼル・ダンフリース(インテル/ITA)
ジェレミー・フリンポン(レヴァークーゼン/GER)
ルチャレル・ヘールトライダ(フェイエノールト)
マタイス・デ・リフト(バイエルン・ミュンヘン/GER)
イアン・マートセン(ドルトムント/GER)
ミッキー・ファン・デ・フェン(トッテナム・ホットスパー/ENG)
ステファン・デ・フライ(インテル/ITA)
MF:
ライアン・フラーフェンベルフ(リヴァプール/ENG)
フレンキー・デ・ヨング(バルセロナ/ESP)
テウン・コープマイネルス(アタランタ/ITA)
ティジャニ・ラインデルス(ミラン/ITA)
マールテン・デ・ルーン(アタランタ/ITA)
イェルディ・スホーテン(PSV)
シャビ・シモンズ(RBライプツィヒ/GER)
クインテン・ティンバー(フェイエノールト)
ジョーイ・フェールマン(PSV)
ジョルジニオ・ワイナルドゥム(アル・イティファク/KSA)
FW:
ステフェン・ベルフワイン(アヤックス)
ブライアン・ブロビー(アヤックス)
コーディ・ガクポ(リヴァプール/ENG)
ドニェル・マレン(ドルトムント/GER)
ワウト・ヴェグホルスト(ホッフェンハイム/GER)
メンフィス・デパイ(アトレティコ・マドリー/ESP)
なお、この中でフレンキー・デ・ヨングについては現在足首の負傷によって離脱しており、4月21日以来プレーすることができていない。
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オランダは5月29日に本大会に向けた26名のメンバーを発表する予定となっている。
それから6月に入ってフレンドリーマッチを2試合(カナダ戦、アイスランド戦)を行った後、6月16日にEURO2024の初陣となるポーランド戦に臨む。
2024年05月17日 13:43
京都サンガF.C.は17日、2024年6月1日付で大熊清氏がゼネラルマネージャーに就任することを発表した。
2024年05月17日 13:40
京都サンガ F.C.は5月17日に、6月1日付で大熊清氏のゼネラルマネージャー(GM)就任を発表した。
大熊氏はこれまでFC東京や大宮アルディージャ、セレッソ大阪の監督を歴任。その後はC大阪の統括部長を経て、2019年には清水エスパルスのGMに就任。2023年12月に清水の取締役(ゼネラルマネージャー兼サッカー事業本部長)を退任していた。
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クラブの公式サイトを通じて大熊氏は、以下のようにコメントを発表している。
「京都サンガ F.C.のスポンサー、ファン・サポーターの皆様、この度、京都サンガ F.C.のゼネラルマネージャーに就任することになりました大熊清です。
伝統と歴史あるチームに大変光栄なお話をいただき感謝いたします。チームが闘う集団へ更に進化するために、フロント、スタッフ、選手と一丸となって仕事に取り組む所存です。スポンサー、ファン・サポーターの皆様に愛される強いチーム作りをクラブとともにやっていきたいと思います。今後もご支援・応援をよろしくお願いします」
京都は今季ここまで、14試合消化時点で2勝3分9敗の勝点9。現在は4連敗中で、20チーム中最下位と低迷している。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月17日 13:34
ベガルタ仙台は17日、GK林彰洋が交通事故を起こしたことを発表した。
発表によると、事故は5月16日8時30分頃に仙台市泉区で発生。林の運転する車両が丁字路を右折しようとした際、右側から来た自転車に接触したという。事故発生後には速やかに警察、関係各所に連絡し、対応を行なっていることが明らかになっている。
なお、自転車の運転手は、同日病院にて検査を受け、軽度の打撲と診断されたことも明らかにした仙台はクラブ公式サイトで「今後の経過確認など、引き続き当クラブとして誠心誠意、対応してまいります。同選手にけがはありません。同選手には厳重注意を行なっており、今後の再発防止に向け、クラブ全体で安全運転の取り組みを徹底いたします」と声明を発表している。
現在37歳の林は2023年から仙台でプレー。今シーズンはここまで2024明治安田J2リーグで全15試合にフル出場している。
2024年05月17日 13:30
今季途中までは4冠の可能性もあったリヴァプールだが、EFL杯を制して以降は失速。ヨーロッパリーグ、FA杯、プレミアリーグのタイトルは逃してしまった。
悔やまれる問題の1つがFWディオゴ・ジョタの負傷離脱だ。ジョタは今季3度も負傷で離脱しており、現在も4月22日のフラム戦を最後に欠場が続いている。
気になるのは今夏に予定されているEURO2024だ。ジョタはポルトガル代表で36戦12ゴールと結果を出しているアタッカーだが、2022年のワールドカップ・カタール大会は負傷のため参加できていない。これはポルトガル代表にとって痛手だったと言える。
ジョタ自身も今回のEUROに懸ける思いは強いはずだが、現状を見ればコンディションを整えるか微妙なところだ。英『Liverpool Echo』によると、ジョタも怪我続きの今季を嘆いている。
「今年の初めに膝に怪我をして、それからまた怪我をしてしまった。運が悪いね。特にチームが必要としてくれている時ほど、怪我にはイライラするものだ。僕たちはたくさんのタイトルをかけて戦っていたのに、プレイ出来ないのはね。(ピッチサイドから見ているのは)実際にプレイするよりも100倍ハードだよ」
ジョタが怪我に苦しむのはこれが初めてではない。今季も序盤から中盤にかけて良いペースで得点を重ねていただけに、今季も怪我が続いてしまったのは残念だった。
2024年05月17日 13:17
J2のベガルタ仙台は5月17日、GK林彰洋の交通事故を報告した。
2024年05月17日 13:16
サッカー欧州選手権(UEFA Euro 2024)に臨むフランス代表メンバー25人が16日に発表され、2018年のW杯ロシア大会(2018 World Cup)で優勝を経験したMFヌゴロ・カンテ(N'Golo Kante)がサプライズで復帰した。
カンテは昨夏にイングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)を退団してサウジアラビア1部のアル・イテハド(Al-Ittihad Club)に加入し、代表からは2022年6月を最後に遠ざかっていた。
その他では、フランス・リーグ1王者パリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain、PSG)で躍進のシーズンを過ごした若手のMFウォーレン・ザイールエメリ(Warren Zaire-Emery)やFWブラッドリー・バルコラ(Bradley Barcola)らもメンバー入りした。21歳のバルコラは唯一の初選出。スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)に所属するDFフェルラン・メンディ(Ferland Mendy)も2022年9月以来となる復帰を果たした。
大黒柱のFWキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)、MFアントワーヌ・グリーズマン(Antoine Griezmann)、FWオリヴィエ・ジルー(Olivier Giroud)、DFウィリアム・サリバ(William Saliba)らも選ばれた。
フランスは母国開催となった2016年大会で準優勝に終わると、前回の2021年大会は早期敗退を喫したが、今回は3度目の欧州制覇を目指す中で優勝候補に挙げられている。今大会では6月17日にオーストリアとの初戦を迎え、その後同21日にオランダ、同25日にポーランドと対戦する。
欧州選手権に臨むフランス代表メンバーは以下の通り。
■ゴールキーパー(GK)
アルフォンス・アレオラ(Alphonse Areola)、マイク・メニャン(Mike Maignan)、ブライス・サンバ(Brice Samba)
■ディフェンダー(DF)
ジョナタン・クラウス(Jonathan Clauss)、イブラヒマ・コナテ(Ibrahima Konate)、ウィリアム・サリバ、ジュール・クンデ(Jules Kounde)、テオ・エルナンデス(Theo Hernandez)、フェルラン・メンディ、ベンジャミン・パヴァール(Benjamin Pavard)、ダヨ・ウパメカノ(Dayot Upamecano)
■ミッドフィールダー(MF)
ヌゴロ・カンテ、エドゥアルド・カマヴィンガ(Eduardo Camavinga)、アドリアン・ラビオ(Adrien Rabiot)、アントワーヌ・グリーズマン、オーレリアン・チュアメニ(Aurelien Tchouameni)、ウォーレン・ザイールエメリ、ユスフ・フォファナ(Youssouf Fofana)
■フォワード(FW)
キリアン・エムバペ、ブラッドリー・バルコラ、ウスマン・デンベレ(Ousmane Dembele)、キングスレイ・コマン(Kingsley Coman)、マルクス・テュラム(Marcus Thuram)、ランダル・コロムアニ(Randal Kolo Muani)、オリヴィエ・ジルー
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2024年05月17日 13:00
03-04シーズン以来20年ぶりのプレミアリーグ優勝を狙うアーセナル。公式戦は1試合を残すのみだが、2位アーセナルが優勝するには19日に行われるエヴァートン戦に勝利した上で、首位のマンチェスター・シティがウェストハム戦に負けるか、引き分ける必要がある。アーセナルにとっては少し不利な状況だが、プレミアリーグのタイトルの行方は最終節まで分からない。
そんなアーセナルは来季24-25シーズンのホームユニフォームを発表した。このホームユニフォームには、89-90シーズン以来34年ぶりの変更点があり、クラブバッジではなくアーセナルの大砲のロゴのみがプリントされている。
プレスリリースは「この大砲は創設以来クラブの代名詞となっているアーセナルの歴史の不朽のシンボルを表しています。3 つのキットユニフォーム全てのこの大砲ロゴへの切り替えは 1 シーズンのみです」と伝えている。
アーセナルに所属する、ブラジル代表FWガブリエウ・マルティネッリは下記の声明を発表した。
「アーセナルに加入して以来、この偉大なクラブとサポーターにとって大砲のロゴがいかに重要であるか理解している。これは我々の精神を象徴するものであり、ピッチ上でこのユニフォームを着用できることに興奮している」
なお、5月18日に行われるウィメンズ・スーパーリーグの最終節でアーセナル・ウィメンFCの選手がこの新しいデザインの24-25シーズンのユニフォームを着用するようだ。
The Year of the Cannon ⚪️
Our new 24/25 Arsenal x @adidasFootball home kit is available now — Arsenal (@Arsenal) May 16, 2024
2024年05月17日 13:00
セビージャは16日、同クラブに所属するスペイン代表MFヘスス・ナバスが今季限りでクラブを退団することを発表した。
カンテラ時代を含めて、そのキャリアのほとんどの時間をセビージャに捧げた“カピタン”が、クラブを離れることを決めた。スペインメディア『マルカ』によると、J・ナバスがセビージャ退団を決めた理由は主に3つだという。1つ目は自らの精神的疲労。過去のセビージャはラ・リーガで上位争いを演じるのが常だったものの、直近2シーズンは残留争いに巻き込まれており、現指揮官のキケ・サンチェス・フローレス監督を含めて、この2シーズンで実に5名もの監督が指揮を執るという混沌状態が続いていた。J・ナバスはキャプテンとして、そして右サイドバックの主力としてチームを支えたものの、自身がチームを良い方向へ導けたとは感じておらず、危機的状況のなかでリラックスしているドレッシングルームの雰囲気も理解できなかったという。これらがJ・ナバスを心理面で悩ませたようだ。
2つ目は38歳という年齢面と、それに伴うコンディション面。特に直近数シーズンは腰の問題に悩まされており、自身が“セビージャの選手”として要求するレベルのプレーを発揮できないと感じていただけでなく、ピッチ上で楽しめない時間が続いていたとのこと。3つ目はセビージャの財政状況だという。J・ナバスとセビージャの現行契約は今季限りで満了を迎えるが、財政難に苦しむクラブはJ・ナバスになかなか新契約を提示しておらず、それどころか交渉の場も設けられなかった模様だ。このようなクラブの姿勢に不信感を抱き、今季限りで離れることを決めたと伝えられた。
『マルカ』は「自分の魂のチームがどこへ向かうのか、そして自らがその行き先を変えるために助ける力がないことに嫌気がさした。今や彼は、セビージャの歴史の1人、歴史に名を刻むレジェンドとなった」と退団の背景をまとめている。
J・ナバスは1985年11月21日生まれの現在38歳。スペイン南部のアンダルシア州セビージャ県にある基礎自治体のロス・パラシオス・イ・ビジャフランカ出身で、16歳で地元最大のビッグクラブであるセビージャのカンテラに入団した。2003−04シーズンのラ・リーガ第12節エスパニョール戦でトップチームデビューを飾ると、翌シーズンからは主力に定着し、スペイン屈指のウインガーとして名を馳せた。
2013年夏にははマヌエル・ペジェグリーニ新監督(現:ベティス)からの誘いを受け、マンチェスター・シティへ完全移籍。ペジェグリーニ体制下では右ウイングの主力として起用され、ジョセップ・グアルディオラ監督の就任後は右サイドバックとしてもプレー。4シーズンの在籍で公式戦通算183試合出場8ゴール35アシストを記録した。
2017年夏よりセビージャへ復帰。右ウイングだけでなく、直近の数シーズンはサイドバックとしても安定したパフォーマンスを見せ、2018−19シーズンからはキャプテンを務めた。セビージャに在籍した17シーズンで公式戦通算688試合に出場しているが、これはセビージャの歴代最多出場記録だ。39ゴール119アシストを記録した。同期間ではヨーロッパリーグ(前身大会のUEFAカップを含む)を4回、コパ・デル・レイを2回、UEFAスーパーカップを1回、スーペルコパ・デ・エスパーニャを1回と、合計8つのトロフィーを獲得したが、これもセビージャに在籍した選手としては歴代最多の数字だ。
また、セビージャに在籍していた2009年11月にはスペイン代表デビューも飾っており、“ラ・ロハ”が優勝を飾ったFIFAワールドカップ南アフリカ2010やEURO2012にも出場。これまでに国際Aマッチ通算で51試合出場5得点を記録している。今年3月のインターナショナルマッチウィークでも招集を受けており、今夏のEURO2024に出場する可能性も決して低くはない。
【ハイライト動画】セビージャの最新試合はこちらからチェック!
2024年05月17日 13:00
フェイエノールトの日本代表FW上田綺世について、元オランダ代表のウェズレイ・スナイデル氏が語っている。
2024年05月17日 12:54
米メジャーリーグサッカー(MLS)の選手会(MLSPA)は16日、2024年の年俸データを発表し、インテル・マイアミ(Inter Miami)のリオネル・メッシ(Lionel Messi)がリーグ史上最高額の2045万ドル(約31億9000万円)を稼いでるだけでなく、MLSの計25チームの年俸総額も上回っていることが分かった。
選手会は定期的にリーグ全体の給与情報を公開しており、通算8度の世界最優秀選手賞「バロンドール(Ballon d'Or)」に輝き、W杯カタール大会(2022 World Cup)で母国アルゼンチンの優勝に貢献したメッシがトップであることに驚きはないが、他の選手やチームとの格差は際立っている。
メッシの年俸は基本給1200万ドル(約18億7000万円)に各種ボーナスを加えた合計2044万6667ドル(約31億8700万円)。この数字には、独スポーツ用品大手アディダス(Adidas)や米電子機器大手アップル(Apple)などの企業から受け取る巨額のコマーシャル契約やスポンサー料は含まれていない。
全体2位はトロントFC(Toronto FC)に所属するイタリア人ストライカーで、メッシがMLSに加入するまでリーグ史上最高給を誇っていたロレンツォ・インシーニェ(Lorenzo Insigne)の1540万ドル(約24億円)だった。
メッシとスペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)時代からの同僚3人は、セルヒオ・ブスケッツ(Sergio Busquets)が3位の880万ドル(約13億7000万円)、ルイス・スアレス(Luis Suarez)とジョルディ・アルバ(Jordi Alba)はともに150万ドル(約2億3000万円)とされた。
チームの総年俸は、インテル・マイアミがトップの4168万ドル(約65億円)、トロントFCが2位の3141万ドル(約49億円)となっている。リーグ全体の平均年俸は、前年比12.1パーセント増の59万4390ドル(約926万円)だった。
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2024年05月17日 12:42
清水エスパルスが5月16日、公式YouTubeチャンネルで「【試合の裏側】アウェイ遠征ロッカールームが出来るまで 0506vs群馬」を公開した。
動画には、6日に行なわれたJ2第14節のザスパ群馬戦(3−0)の試合開始5時間前から、選手たちが使うバッグやユニホームなどを準備するスタッフたちの仕事ぶりが収められている。
【動画】清水が試合の裏側を公開!
この投稿には、以下のような声が上がった。
「スタッフの皆さんいつも手厚いサポートありがとうです!」
「選手を支える方々に感謝します」
「こういうスタッフのためにも、勝ち点3がある。あらためてリスペクトを忘れずに...」
「最後のOne Familyがホントそうだなあって!」
「まさに縁の下の力持ち」
「裏方さんのおかげで試合運営が成り立っている感謝です!」
「選手だけでなく、スタッフの方々も子どもの憧れです」
「トレーナーの密着動画見たいです!」
「いつもありがとうございます」
「来季はJ1やで!」
普段は見られない“裏方”の下支えに、ファン・サポーターも感謝している。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月17日 12:41
デンマーク1部ブレンビーに所属する鈴木唯人が絶好調だ。
ここに来てゴールとアシストが激増。5月15日のノアシェラン戦(1−0)でも鮮やかに決勝点をマークしてみせた。その活躍は名門の目にも留まっており、デンマークメディア『bold』は「トッテナム、アヤックス、シュツットガルトは再びユイト・スズキを観察するためにスカウトを派遣した」と伝えた。
すると、この報道に対し、韓国メディア『Xports News』が敏感に反応。ミッティランにはチョ・ギュソン、トッテナムにはソン・フンミンと自国の代表選手が在籍している点を踏まえ、次のように訴えた。
「一部の国内ファンはチョ・ギュソンとソン・フンミンが同じ釜の飯を食う姿を期待したが、トッテナムが関心を持っているのは日本のユイト・スズキだった。2001年生まれの彼は、今季の全公式戦で11ゴール・9アシストを記録。リーグ最高のセカンドストライカーに成長した。ウイング、攻撃的MFとしてもプレーでき、決定力も申し分ないようだ」
【動画】ゴール前に飛び込んで決勝弾!鈴木唯人の今季11点目
同メディアはまた、「スズキは韓国サッカー界でも知られている人物だ」と説明。過去に受けた衝撃を振り返った。
「スズキは2年前、ウズベキスタンで開かれたU-23アジアカップの準々決勝で2発を叩き込み、日本の韓国戦3−0完勝の立役者となった。特に、日本は2024年のパリ五輪を目ざし、独自にU-21でチームを構成しており、その多くが1、2歳上の相手と対戦したため、韓国サッカーに警鐘を鳴らした試合としても評価された」
多方面から熱視線を浴びる22歳のステップアップはあるのか。『Xports News』は「トッテナムは今夏、プレシーズンツアーで日本を訪問する予定だ。ソン・フンミンがキャプテンを務めるトッテナムにスズキが加わり、韓日デュオが誕生するのか注目が集まる」と締め括った。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部