2024年04月19日 05:01
「阪神2−1巨人」(18日、甲子園球場) 地響きのような歓声が響く試合後のロッカー裏。巨人・阿部監督は揺れる胸中を包み隠さず言葉にした。今季2度目のサヨナラ負けで、今カードは1分け2敗。2度の延長戦に「負けた気はしないんだけど…」とつぶやきながら、終盤の底力に日本一チームの強さを感じた。 「やっぱり昨年のチャンピオンチーム。終盤の粘りはすごいなと思いましたね」。1点リードの八回、3本の安打を集中し同点とされた。前夜は被安打3で敗戦。16日の初戦は守備のミスから七回に追いつかれた。「紙一重」と振り返った3試合で勝ち切れなかった。 昨季3勝10敗と大きく負け越した鬼門・甲子園。扉を開くことはできなかったが、阪神攻略のカギは見つけた。「形も作れている。ウチもああいうことができるように、やっていけたらと思いますね」と指揮官。敗戦から学んだ教訓を次戦以降の戦いで生かしていく。
2024年05月17日 12:30
敵地・ドジャース戦に「2番・遊撃」で出場…自身初の1試合4盗塁
■ドジャース ー レッズ(日本時間17日・ロサンゼルス)
レッズのエリー・デラクルーズ内野手が16日(日本時間17日)、敵地・ドジャース戦で1試合4盗塁を決めた。5回の第3打席で四球を選ぶと二盗、三盗。今季メジャー最速の30盗塁に到達した。
この日、「2番・遊撃」で出場。初回の第1打席で中前打を放つと、すかさず二盗。3回の第2打席では二塁打を放ち、三盗に成功。すると、5回の第3打席では四球から二盗、三盗。自身初の1試合4盗塁で30盗塁に一番乗りした。
昨季メジャーデビューした22歳は1年目から打率.235、13本塁打、35盗塁をマークした。今季はシーズン開幕から盗塁を量産。44試合目で30個に到達し、シーズン換算で110個ペースとなっている。また、4盗塁は2009年5月12日(同3日)のジェイソン・ワース(フィリーズ)に並び、対ドジャース戦での歴代最多だ。
大谷翔平投手とは昨年のエンゼルス戦で交流。二塁打を放ってベース上で腕を組んだ大谷の左肘付近を、デラクルーズが“ツンツン”。怪物同士が笑いながら明るい雰囲気で会話する様子が注目されていた。この日も試合前の取材では「どうするかはわからないよ。でも、彼と再会したいね。彼は優しかったから」と心待ちにしていた。(Full-Count編集部)
2024年05月17日 12:18
MLB公式が発表「パフォーマンスが低調でも、いくらでも言い訳できた」
MLB公式サイトは16日(日本時間17日)、パワーランキング投票の最新版(今季第4回目)を発表。前回の発表で2位だったドジャース・大谷翔平投手が1位に浮上した。同日の試合前時点で打率.364、12本塁打30打点をマークしている。
前回の5月2日(同3日)の発表ではチームメートのムーキー・ベッツ内野手に次いで2位だった。大谷は3日(同4日)から3試合で4本塁打を放つ活躍を見せ、順位を上げた。
同記事では「肘の手術を行った影響で今シーズン投手としてプレーできなかったり、プレー以外で話題を集めたので、オオタニのパフォーマンスが低調でも、いくらでも言い訳はできた。それどころか、彼は毎日進化している」と紹介した。
今後については「MLB最高のOPS1.107と、ほぼありえないと言っていいバレル率16.1%によって、この座を維持し続けるかもしれない」と、高順位を維持し続けるだろうと予想されている。
大谷と同じ12本塁打を放っているマルセル・オズナ外野手(ブレーブス)が4位。両リーグトップの13本塁打を放っているカイル・タッカー外野手(アストロズ)が圏外から4位に入った。(Full-Count編集部)
2024年05月17日 11:55
「ウエスタン、中日−阪神」(17日、ナゴヤ球場)
15日に今季初の2軍降格となった、阪神の佐藤輝明内野手が「4番・三塁」で先発出場する。14日の中日戦(豊橋)では2安打を放つも、大事な場面で失策を犯していた。「内容も結果も良ければ」と、この遠征に向けて意気込んでいた。
試合前練習では精力的にノックを受け、打撃練習を快音を響かせていた。クリーンアップは野口、佐藤輝、ミエセスの並びになった。
試合開始は12時半の予定。両チームのスタメンは以下の通り。
【阪神】
1番・二塁 遠藤
2番・中堅 島田
3番・左翼 野口
4番・三塁 佐藤輝
5番・DH ミエセス
6番・一塁 片山
7番・右翼 小野寺
8番・捕手 中川
9番・遊撃 高寺
投手 秋山
【中日】
1番・左翼 ブライト
2番・中堅 上林
3番・一塁 石垣
4番・捕手 宇佐見
5番・DH ディカーソン
6番・右翼 浜
7番・二塁 辻本
8番・遊撃 ロドリゲス
9番・三塁 樋口
投手 メヒア
2024年05月17日 11:36
「中日4−9阪神」(16日、バンテリンドーム)
スタメンを見た時、思わず驚いた。
2024年05月17日 11:28
レッズ戦に「2番・指名打者」で出場
■ドジャース ー レッズ(日本時間17日・ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手が16日(日本時間17日)の本拠地・レッズ戦に出場。一塁上で牽制が直撃するアクシデントがあった。大谷は苦悶の表情を浮かべたがプレーを続行した。
この日、「2番・指名打者」で出場すると、初回の第1打席で四球を選び出塁した。続くフリーマンの打席で先発のスーターの牽制球が左ふくらはぎの裏に直撃した。大谷はしゃがんで苦悶の表情を浮かべると、場内は騒然。ブーイングが起こった。
しかし、4番のテオスカー・ヘルナンデスの打席ですぐさま二盗を企図。今季11個目の盗塁を成功させると、今度は場内が大歓声に包まれた。この日は大谷の首振り人形が配布される「ボブルヘッドデー」。“主役”が早速足で魅せた。(Full-Count編集部)
2024年05月17日 11:18
西武は17日、ベルーナドームで開催する5月21日のロッテ戦からベルーナドームエリア内のグッズショップで、埼玉県を代表する飲食チェーン店の「山田うどん食堂」と「ぎょうざの満洲」とコラボしたグッズを販売すると発表した。
山田うどん食堂とぎょうざの満洲は、埼玉県内を中心に店舗を展開し、長い間地元に愛され続けている飲食チェーンだ。埼玉県を本拠地とする埼玉西武ライオンズと、より地元を盛り上げたいという思いが合致しグッズ化に至った。
山田うどん食堂は、埼玉県所沢市に本社を置くうどん店です。コラボグッズでは、埼玉県民にはおなじみの黄色い看板が目を引く店舗の外観をイラストにおこし、球団公式マスコットのレオとライナが訪れた様子を表現。メニューが書かれた看板まで細かく再現されている。
ぎょうざの満洲は、埼玉県所沢市で創業し、現在は埼玉県川越市に本社を置く中華料理店。キャラクターの「ランちゃん」がライオンズのユニフォームとキャップを着用しているほか、キャッチコピーの「3割うまい!!」をオマージュしたデザインに仕上げた。
コラボグッズは、フェイスタオルとトートバッグ、フラッグの3種類で、5月21日のロッテ戦からライオンズ チームストア ゲートサイドにて販売する。
▼ 埼玉県所沢市出身・羽田慎之介投手コメント
「山田うどん食堂は実家の近くにあるので家族や友人と行っていました。イラストを見て久しぶりに行きたくなりました!僕はカレーが好きです。ぎょうざの満洲のランちゃんはお皿にいますよね!いつもはチャイナドレスですが、ライオンズのユニフォームを着たランちゃんもまたかわいい。昨年まで通っていた教習所の近くにあったので、そのときよくお世話になっていました。先週一軍に昇格して、ファンの皆さんの歓声と共に波打つフラッグをブルペンから初めて見ましたが圧巻ですね!僕もこのフラッグを始めたくさんのフラッグやタオルを振ってもらえるような投球ができるようがんばります」
▼ 山田うどん食堂・ぎょうざの満洲 コラボグッズ販売 概要
販売日・場所:5月21日(火)〜 ライオンズ チームストア ゲートサイドにて販売
商品名・価格:
・フェイスタオル:2,200円(税込)
・トートバッグ:3,000円(税込)
・ミニフラッグ:1,100円(税込)
2024年05月17日 11:13
● カブス 4−5 パイレーツ ○
<現地時間5月16日 リグリー・フィールド>
シカゴ・カブスが本拠地での同地区カードを黒星スタート。鈴木誠也外野手(29)は「2番・右翼手」でフル出場し、2試合連続安打を放ったが、チームの敗戦に繋がる失策を記録した。
2点先制を許した1回表、二死から5番ゴンザレスが放った右中間への打球を鈴木がスライディングキャッチ。好守を見せた直後の第1打席では、パイレーツ先発のルーキー右腕ジョーンズから左前安打を記録。2試合連続安打をマークした。
試合は1対2、カブス1点ビハインドで序盤を終えると、4回表から2イニング続けて両チーム得点。そして3対4で迎えた6回表、一死三塁の状況で6番グランダルの放ったライナーが鈴木の正面へ。鈴木は前進しながら捕球体制に入ったが、この打球を捕り損ね後逸。痛恨の今季初失策で追加点を献上した。
2点を追う8回裏、4打席目の鈴木は、この回から登板した3番手右腕ホルダーマンの初球を左肘に受け、死球で出塁。続くコディ・ベリンジャーの捕ゴロを捕手グランダルが一塁へ悪送球し、無死二、三塁の好機を迎えると、4番クリストファー・モレルの左犠飛で鈴木が生還。再び1点差に迫ったカブスだったが、決定打は出ず、惜敗を喫した。
この試合の鈴木は3打数1安打、1死球、1三振という内容。結果的に鈴木の失策が勝負を分ける形となった。今季成績は打率.282、4本塁打、OPS.826となっている。
2024年05月17日 10:47
大谷の“ボブルヘッドデー”…試合前にサプライズ
■ドジャース ー レッズ(日本時間17日・ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手が16日(日本時間17日)の本拠地・レッズ戦前に、小児患者に対しサプライズを行った。
2024年05月17日 10:44
ボブルヘッドが先着4万人に配布される…中には“レア仕様”も
■ドジャース ー レッズ(日本時間17日・ロサンゼルス)
大谷翔平投手の限定グッズを求め、試合開始前からファンが長打の列を作った。16日(日本時間17日)、本拠地・レッズ戦では先着4万人に大谷のボブルヘッドがプレゼントされる。ドジャースタジアムにはアイテムを求めて開門前からファンが殺到。米記者も驚く異様な光景だった。
ドジャース入団後、大谷のグッズが配布されるのは今回が初めて。計4万人にプレゼントされるが、そのうち約4%の1700個はビジターユニホームバージョンの“レア仕様”となっている。
この日は、チケット価格も高騰。最安値は191ドル(約2万9700円)となっている。ファンはグッズを求めて、開門前から長打の列を作った。元米野球専門誌「ベースボール・アメリカ」のライターで全米野球記者協会メンバーのカイル・グレイザー氏は「試合開始4時間前、ゲートオープンの1時間前からドジャースタジアムの外に列が生まれた」と、X(旧ツイッター)に球場の様子を投稿した。
米放送局「FOXスポーツ」も「ショウヘイ・オオタニのボブルヘッドの為に作られた行列は、信じられないことになっている」と驚き。ドジャーススタジアムで司会を務めるエリサ・ヘルナンデスさんも「オオタニ・ボブルヘッドナイトは効果絶大よ!」と投稿している。(Full-Count編集部)
2024年05月17日 10:41
あまりのノーコンにチームが切れた
トラ帰還への布石か――。日本時間5月14日、メッツ3Aシラキュースの藤浪晋太郎(30)が、メジャー昇格と同時に15日間のIL(負傷者リスト)入りするという、奇妙な情報が飛び込んできた。
【写真】クリクリとした瞳の可愛い男の子が、身長197cmのメジャーリーガーになるなんて…「藤浪少年」のお茶目な秘蔵ショット
「その2日前、FUJI(=藤浪)はマイナーで7日間のIL入りをしています」(現地メディア関係者)
マイナーと違い、メジャーリーグには60日間という長期のILもあり、そこに藤浪を移行させると見られる。藤浪もメジャー昇格の可能性を持つ40人枠(ロースター)の選手である。藤浪を長期IL入りさせれば、“41人目の選手”をメジャー昇格させられるからだ。 藤浪よ、どこへ行く?
しかし、気になる点もある。シラキュースでのIL入り発表のときもそうだったが、ケガの内容が一切明らかにされていない。一部では右肩の不調とも伝えられているが、メジャーリーグではケガの具合も同時に発表されるのが一般的だ。
「とはいえ、IL入りさせることで他の若い選手を試合で起用することができるようになりました。今後、去就問題に影響してくるという見方もあります」(現地メディア関係者)
藤浪は5月3日、ナショナルズ傘下のロチェスター戦以降、登板がない。ここまで登板間隔が空いているということは、ケガもさることながら、別の可能性もある。
ロチェスター戦でのことだ。39球を投げ、半分以上が「ボールカウント」という大荒れぶりは日本でも報じられた。しかし、試合の詳細を聞くと「制球難」などという生易しいものではなかったのだ。
藤浪は6回・二死満塁の場面で起用され、先頭打者にいきなりの四球を与えた。イニングをまたいだ次の7回でも四球2つを出した。8回にもまた四球を出すと、ベンチから監督が出て右腕を大きく横に振った。守っている野手に向かって、「誰でもいいから代わりに投げろ」の意味である。シラキュースのベンチは藤浪を見放したようだ。
「臨時登板した野手も打たれて、藤浪が四球で出した走者が帰ってきました。藤浪に『失点2』が記録されました。試合は序盤でロチェスターが主導権を握っていましたが、野手をマウンドに行かせる事態になったのは藤浪のせいです」(米国人ライター)
藤浪はこれまで9試合にリリーフ登板し、0勝0敗、1ホールド、19四死球で、15失点(自責点は12)、防御率は14.09。日本へ戻るのか
筒香嘉智(32)がDeNAに復帰して以降、日本では「次は藤浪」という声が聞かれるようになった。
「メッツとは1年335万ドル(約5億1900万円)で契約しました。活躍すればボーナスの出るオプション(最大で85万ドル=約1億2750万円)も加えられていますが、メジャー昇格を保障する契約ではありません。マイナーで悶々としているのなら、日本の一軍マウンドで投げてもらいたいという期待論は高まっています。関西の球団の間では近くメッツを退団するという情報も交錯しています」(在阪スポーツ紙記者)
その退団情報だが、米メディアの伝えるニュアンスは日本とはかなり異なっていた。ロチェスター戦での醜態もあるが、藤浪は30歳だ。「年齢的に見て、2A、1Aに降格させられない」というのである。
「メッツは世代交代の過渡期にあり、ペナントレースでも厳しい局面が続いています。藤浪がIL入りした11日時点で、ナ・リーグ東地区の3位。首位・フィリーズとのゲーム差は6。若手投手をテスト登板させる余裕もありません。藤浪はいつお払い箱になってもおかしくはない」(前出・米国人ライター)
ロチェスター戦から3日が経過した6日、藤浪の代理人であるスコット・ボラス氏(71)が一部米メディアの取材要請に応じていた。
「記者たちは、ボラス氏が担当するブレイク・スネル(31)=ジャイアンツ、ジョーダン・モンゴメリー(31)=ダイヤモンドバックス、コディ・ベリンジャー(28)=カブスなど、大物選手について質問していました。とくに昨オフ、大型契約を結んだのに不振に喘いでいるベリンジャーについて質問が集中しました」(前出・米国人ライター)
多くはないが、藤浪についても言及している。スポーツ専門TV局・ESPNや米TV局MLBネットワークの番組「MLBセントラル」などによれば、ボラス氏は「FUJIは今、これまで経験したことのなかったような環境で投げている」と擁護していた。さらにこうも語っていた。
「リズムが戻ってくれば、昨年後半の良いときのようなピッチングができる。FUJIはメジャーレベルの球威を持っているんだ」
球威に関して問題はない。とはいえ、「リズムが戻ってくれば」とする“擁護論”に共鳴するMLB球団はないだろう。肘の位置を下げたのが原因?
「ボラス氏の今後の出方に注目が集まっています。不振に喘いでいるベリンジャーは3年8000万ドル(約120億円)の大型契約でカブスに残留しました。得点圏打率が4割を超えているのはさすがですが、打率は2割5分5厘(13日時点)。一昨年、不振でドジャースを戦力外となり、昨年、カブスに拾われました。その23年の成績だけで、ボラス氏が強気な大型契約を迫り、カブスが交渉で負けた形となりました。氏が担当するレッドソックス・吉田正尚(30)も出場機会が激減しています。今後のクライアント獲得のためにも、ボラス氏が担当している選手を移籍させるなどし、活躍の場を与えようとするのではないかと予想されています」(前出・同)
そのため、藤浪のメッツ退団もあるのではないかとも予想されているのだ。藤浪にチャンスは残されているのか。
「6月8〜9日、ロンドンでメッツとフィリーズの海外公式戦が行われます。7時間強の飛行機での移動時間に、時差が8時間もあります。メッツが登板過多の救援陣を疲れさせたくないとし、この遠征期間中に藤浪を帯同させてくるかもしれません。もしもロンドン・スタジアムで好投すれば、評価が変わるかもしれません。もちろんケガが回復していればの話ですが」(前出・同)
ロンドンでも四死球連発なら、ジ・エンドだろう。その上、日本球界に復帰すれば一軍マウンドに帰ってこられるという単純な話でもない。藤浪はマイナー降格後、肘の位置を少し下げた新しい投球フォームもテストしているが、今回のIL入りには「肘の位置」が影響しているのかもしれない、という情報もある。
阪神帰還も根強く囁かれているものの、岡田彰布監督(66)が制球難の投手は使いにくいと公言しているのは有名な話だ。NPBで他球団入りを模索するのではないかとの見方もあるが、周囲が思っている以上に藤浪は“阪神愛”が強く、1月の自主トレ期間も鳴尾浜球場でかつての同僚と行動を共にしていた。
藤浪晋太郎は、正念場を迎えつつある。
デイリー新潮編集部
2024年05月17日 10:23
レッズのデラクルーズが取材対応「大都市で、物価高いから。LAは好きだよ」
■ドジャース ー レッズ(日本時間17日・ロサンゼルス)
レッズのエリー・デラクルーズ内野手が16日(日本時間17日)、敵地・ドジャース戦の前に取材に応じた。大谷翔平投手、山本由伸投手らが加入したドジャースは今季ここまで29勝16敗で地区首位に立つが、「私たちは負かすけど、彼らは素晴らしいチームだ」と強気の発言だ。
22歳の“怪物”デラクルーズは昨季メジャーデビュー。わずか15試合目でサイクル安打を達成するなど、13本塁打、35盗塁をマークした。今季もここまで打率.258、9本塁打、26盗塁。スターの階段を駆け上がっている。
今季初めてドジャースタジアムでの試合。記者から「去年は『LAは俺の街だ』と言っていましたが、今年もそれを証明しますか?」と問いに「ああ。まだ俺の街だよ(笑)。ここは俺の街だ」と乗っ取り宣言。「大都市で、物価が高いから。LAは好きだよ」と笑わせた。
大谷とは、昨年のエンゼルス戦で二塁ベース上でデラクルーズが“ツンツン”する場面が話題になった。怪物同士が笑いながら明るい雰囲気で会話する様子が注目されていた。「彼と再会したいね。彼は優しかったから」と心待ちにしていた。(川村虎大 / Kodai Kawamura)
2024年05月17日 10:06
米経済誌「フォーブス」が発表
米経済誌「フォーブス」は16日(日本時間17日)、世界のアスリートの長者番付トップ50を発表。
2024年05月17日 10:06
広島・新井良太2軍打撃コーチが17日、自身のインスタグラムで結婚を発表した。お相手は元RCC(中国放送)アナウンサーで現在はフリーの河村綾奈さん。「これからも情熱を持って仕事に取り組み、日々精進してまいります」とつづった。
新井良太コーチは新井貴浩監督の実弟。中日に入団後、阪神にトレードで移籍し4番を務めた経験もある。引退後は阪神でコーチを務め、23年から広島で2軍打撃コーチを務めている。
以下、インスタグラムでの報告全文。
「いつも応援していただき、ありがとうございます。このたび 結婚いたしました。お相手は、広島でフリーアナウンサーとして活動している河村綾奈さんです。
今後は、ふたりで力を合わせ穏やかな家庭を築いていきたいと思っております。これからも情熱をもって仕事に取り組み、日々精進してまいりますので何卒よろしくお願いいたします」
2024年05月17日 10:03
ド軍は「ヤクルト」と複数年契約…4月以降日系企業との契約は9社に
大谷翔平、山本由伸両投手が所属するドジャースは16日(日本時間17日)、東京に本社を置く飲料メーカー「ヤクルト」と複数年契約を結んだと発表した。ドジャースの日系企業との契約は4月以降で9社目。ファンは「また増えましたね、大谷さん効果すごい」「ドジャース先行投資大成功じゃん」と驚いている。
今後、ドジャースタジアムの外野フェンスと左翼後方に設置されているパビリオンにヤクルトのロゴが掲載される。球団は「何百万人ものファンにブランドの認知度を高めることができます」と発表した。今後、「ヤクルト」のサンプル配布も実施されるという。
日本企業との契約は4月以降で9社。「ANA(全日本空輸)」「TOYO TIRE」「興和」「大創産業」「日本管材センター」「コーセー」「木下グループ」「THK」に続いての契約となった。10年7億ドル(約1089億円)で移籍した大谷と、12年3億2500万ドル(約506億円)で加入した山本効果であることは歴然。空前の日系企業ラッシュとなっている。
SNSでもファンから驚きの声が寄せられている。「ヤクルト飲んでたくさん勝ってくれ!」「スゲーな、広告収入だけでどんだけ入って来るのかな?」「既に契約金ペイ出来るでしょ」「もはや7億ドルは安すぎたね」「凄いな、どれだけ増えるんだ」「大谷さんの広告効果は異次元」「ドジャースタジアムの看板は日本企業だらけですね」とコメントが並んでいる。(Full-Count編集部)
2024年05月17日 10:00
5月11日、巨人は阿部慎之助新監督(45)の政権下初、単独では実に722日ぶりの首位に立った。今季21勝の内訳で2点差以内の勝利は11。半数以上で接戦を勝ちきっている。2年連続Bクラスからの変化とは。1点差を勝ち切る「阿部流マネジメント」をひもとく中、特筆すべきはリリーフ陣の安定感。投手起用を支える杉内、内海両投手コーチの存在感に迫る。
巨人の投手陣には合言葉がある。「ゾーン内勝負」。試合前には先発投手が呪文のように唱え、試合後は好投した投手が効果を言葉にする。阿部監督が就任した昨秋から掲げてきた改革。すっかり浸透した背景に、信頼を置く杉内、内海両投手コーチの存在も大きい。
1月のスタッフ会議。杉内チーフ投手コーチは「四球1割減」のチーム目標を誓った。監督が示すゾーン内勝負の有効性をデータで解説。例えば、セ6球団の捕手が構えた位置は「ゾーン内で勝負していた」阪神、広島、DeNAの上位3球団に対し、Bクラス3球団のミットは外にあった。
「メジャー式じゃないんだけど、メジャーはゾーン内勝負が主流。どうしても日本は、ボール球を振らせるって習慣が残っている。平行カウントにしたがるとかね。無駄球も増えるし、球数も増えてイニング数も伸びない。その辺から改善していきましょうと話した」
ドラスチックな改革を断行するために「3球勝負、本塁打、ど真ん中」と、一般的にはタブーとされる要素全てをOKとした。リリーフは勝ちパターンの投手以外は、7人目の「先発候補枠」。赤星、堀田、井上、横川らがこの枠で、堀田はここまで3勝と結果を残す。チーム方針として2軍からの昇格即先発はなく、リリーフで結果を残せば先発と明確にした。
数値でも証明されている。昨年3・81の救援防御率は現時点で2・27と改善。強力なリリーフ陣を誇る阪神とも僅差で推移する。50ホールドはリーグダントツで、救援投手の1試合平均の球数は50・45。昨季は58・99で「8球の差」は年間で1100球を超える。四球数減につながるだけでなく肩、肘の負担軽減と相乗効果は計り知れない。
抑えの大勢、八回を任されていた中川が故障で離脱中。そんな状況下でも、ブルペンに安心感を与えているのが内海投手コーチだ。心がけるのは「寄り添う」指導法。「なるべく近くで見て、その日の調子を把握する。気持ちよくマウンドに上がれるような振る舞いというか…。自己満ですけどね」と笑う。準備段階の球数から管理し、連戦での3連投はまだない。
戦況を読みながら杉内コーチと連携を図り、登板に備えて準備させる。「それでも緊急登板はあるので、メンタル面はケアできるようにね」と対話を重視する。長くエースとして活躍した同コーチ。「強かった時はそうだった」と、全ローテ投手の遠征参加を提案した。「状況をしっかり把握できることが一番。(チーム)の浮き沈みは帯同していると敏感に感じる」。両コーチが支えるチーム改革。監督、コーチの信頼関係もまた、今年の強さを裏付けている。(デイリースポーツ・田中政行)