2024年04月18日 07:30
今シーズンの開幕前にベルギー1部のシント=トロイデンからドイツ2部のニュルンベルクへと期限付き移籍した林大地。 昨季はシーズン15ゴールを決める活躍を見せて話題を集めたものの、今シーズンは怪我に悩まされている。 加入から間もなく3試合に先発出場したものの、アキレス腱を負傷してしまったことから長い間プレーが不可能になった。 さらに何度かの負傷や古傷の再発があり、1月20日の試合を最後に出場機会を失っている状況だ。これまでの成績はリーグ13試合で2ゴール2アシスト、公式戦全体では16試合3ゴール3アシストと寂しいものになっている。 林大地とニュルンベルクの間で結ばれた契約には買取オプションが付随しているものの、『Het Belang van Limburg』によればクラブ側はそれを行使する予定はないとのこと。 ただ、シント=トロイデンにとっては林大地がプレーできる状態で復帰することになれば「思わぬ大きな補強になる」とも。 伊藤涼太郎で3人目!「シント=トロイデンで日本代表デビューした」3名の選手 シント=トロイデンはレギュラーシーズン9位となり、現在はUEFAカンファレンスリーグへの出場権を争うプレーオフで6チーム中3位となっている。 指揮官を務めているトルステン・フィンクが来季も留任するかどうかも不透明であるが、林大地に再びベルギーで輝くステージが与えられることになるだろうか。
2024年05月22日 10:31
サッカーイングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)を率いたマウリシオ・ポチェッティーノ(Mauricio Pochettino)監督が、わずか1年でクラブと双方合意の上で契約を解除した。クラブが21日に発表した。
今季のチェルシーはシーズン終盤に好調だったこともあって6位でリーグを終えたが、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2024-25)出場を逃し、公式戦無冠に終わった。
米大リーグ(MLB)のロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)を共同保有する実業家のトッド・ボーリー(Todd Boehly)氏と、投資会社クリアレイク・キャピタル(Clearlake Capital)とのコンソーシアムに買収されてからの2年で、クラブは10億ポンド(約1986億円)以上を戦力補強に費やしてきたが、獲得した選手の多くは若手で、ポチェッティーノ監督は経験不足と負傷離脱の多さが安定した結果を残せなかった原因だと指摘していた。
フットボールリーグカップ(England Football League Cup 2023-24)では決勝に進出したが、延長戦の末にリバプール(Liverpool FC)に0-1で敗戦。FAカップ(FA Cup 2023-24)でもマンチェスター・シティ(Manchester City)を追い詰めたが、こちらも0-1で敗れてベスト4で敗退した。
それでも最後はリーグ5連勝を飾り、ポチェッティーノ監督のプロジェクトが形になり始めている兆しを見せていた。欧州カップ戦の出場権も獲得し、FA杯決勝でシティが勝利すればヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2024-25)に、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)が勝利すればカンファレンスリーグ(UEFA Europa Conference League 2024-25)に出場する。
報道によれば、ドイツ・ブンデスリーガ1部のVfBシュツットガルト(VfB Stuttgart)を率いるセバスチャン・ヘーネス(Sebastian Hoeness)監督、スペイン1部リーグのジローナ(Girona FC)を率いるミチェル(Miguel Angel Sanchez Munoz)監督、来季プレミアに復帰するレスター・シティ(Leicester City)のエンツォ・マレスカ(Enzo Maresca)監督とイプスウィッチ・タウン(Ipswich Town)を率いるキーラン・マッケナ(Kieran McKenna)監督らが後任候補に挙がっている。
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2024年05月22日 10:15
プレミアリーグは21日、2023−24シーズンのマネージャー・オブ・ザ・シーズン(年間最優秀監督)にマンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が選出されたことを発表した。
グアルディオラ監督が率いるマンチェスター・シティは、今シーズンのプレミアリーグで28勝7分け3敗の勝ち点「91」を記録。アーセナルやリヴァプールとの熾烈な優勝争いを繰り広げながら、イングランドのトップリーグ史上初となる4連覇を達成する偉業を成し遂げた。
就任8シーズン目ながらイングランドのトップリーグでは史上4人目となる6度目のリーグ制覇を果たしたグアルディオラ監督は、一般投票とフットボール専門家委員会の合算によって5度目の年間最優秀監督賞を受賞。なお、これより多く同賞を受賞しているのはかつてマンチェスター・ユナイテッドを長く率いたサー・アレックス・ファーガソン氏(11回)のみとなっている。
2年連続での年間最優秀監督賞選出を受け、グアルディオラ監督はプレミアリーグ公式サイトで「これを他の人たちと分かち合いたい。本当にそう思っている。特にミケル(・アルテタ)は最後の試合まで信じられないような仕事をしてくれて、私たちを限界まで導いてくれたからね」と語りながら、次のように続けた。
「もちろん、ユルゲン(・クロップ)にとは何年も忘れられない戦いをした。ウナイ・エメリはアストン・ヴィラをチャンピオンズリーグに導くという信じられないことを再び成し遂げてくれた」
「そして、ボーンマスのアンドニ・イラオラはプレミアリーグでの最初のシーズンながら、シーズン序盤の厳しいスタートから戻ってきた。彼ら全員と並んでこのトロフィーを獲得できたことは光栄だ。私たちは今後、可能な限りこの賞を守り続けていきたい」
なお、今シーズンの年間最優秀監督賞の候補にはグアルディオラ監督のほかに以下4名がノミネートされていた。
ミケル・アルテタ(アーセナル)
ウナイ・エメリ(アストン・ヴィラ)
アンドニ・イラオラ(ボーンマス)
ユルゲン・クロップ(リヴァプール)
2024年05月22日 10:00
南野拓実が所属するモナコは、今季のリーグアンで2位と躍進した。
ただ、『BBC』によれば、フランスのスポーツ大臣がモナコと所属選手であるマリ代表MFモハメド・カマラに対して制裁処分を求めたという。
その理由は、反同性愛嫌悪キャンペーンに対する振る舞い。
先日のリーグ最終節でLFP(フランスプロサッカーリーグ連盟)はアンチホモファビアのキャンペーンを展開。ユニフォームの胸に特別なワッペンがつけられ、袖のリーグロゴはレインボーカラーになった。
だが、カマラは胸のワッペンをテーピングで隠し、レインボーカラーも黒く塗りつぶしていた。
フランスのスポーツ大臣は「LFPに私の考えを伝えた。このような行為は選手とそれを許したクラブに最も強い制裁を加えるべきものだ」と強く非難している。
モナコのアディ・ヒュッター監督は「まず言いたいのは、クラブとしてはリーグの取り組みを支持している。彼の個人的なイニシアティブだった。彼と内部で話し合いをするが、これ以上のコメントは控える」と述べていたが、LFPはカマラの行為について調査を行っているという。
「ゲイ、コカイン…突然の引退から復帰した4つのケース」
マリは国民の9割が同性愛を禁じるイスラム教の教徒とされている。
2024年05月22日 09:53
サッカー欧州選手権(UEFA Euro 2024)に向けたイングランド代表の予備登録メンバー33人が21日に発表され、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)のマーカス・ラシュフォード(Marcus Rashford)は選外となり、不振のシーズンの代償を支払うことになった。
2024年05月22日 09:32
サッカースペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)に所属するドイツ代表MFトニ・クロース(Toni Kroos)が21日、今夏の欧州選手権(UEFA Euro 2024)限りでの現役引退を発表した。
クロースは2014年にドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)からレアルに加入すると、すぐにルカ・モドリッチ(Luka Modric)と抜群のコンビを築き、4回の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)制覇を果たした。欧州選手権の前には5回目の優勝のチャンスがあり、6月1日にボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)との決勝に臨む。
リーグではレアルで4回、バイエルンで3回の優勝を経験し、バイエルンでも1度チャンピオンズリーグ制覇を果たしている。
34歳となったクロースは自身のインスタグラムで「僕の現役選手としてのキャリアは、この夏の欧州選手権後に終わる」と発表。「僕の望みは常に、パフォーマンスレベルが最高のときにキャリアを終えることだった」と明かし、「決断すべき正しいタイミングを見つけ出し、自分で選べて幸せだし、誇りに思う」と話した。
レアルも公式ウェブサイトで、クロースは「クラブと代表サッカー最大級のレジェンドの一人として、レアル・マドリードの歴史に名を刻む」とたたえた。
代表では108試合に出場して17ゴールを記録し、優勝した2014年のW杯ブラジル大会(2014 World Cup)でも主力を担った。2021年7月に一度は代表から引退したが、今年2月にユリアン・ナーゲルスマン(Julian Nagelsmann)監督から、母国開催の欧州選手権までプレーしてほしいと説得され、決断を翻している。
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2024年05月22日 09:07
カリアリは21日、クラウディオ・ラニエリ監督との双方合意により、今シーズン限りで退任することを発表した。
現在72歳のラニエリ監督は、1986年の現役引退後から監督キャリアを歩み始め、1988−89シーズンから90−91シーズンにかけてもカリアリを率いたことがある。クラブをセリエCからセリエAへと2年連続の昇格に導き、指導者としての評価を高めた。
その後はナポリ、フィオレンティーナ、バレンシア、アトレティコ・マドリード、チェルシー、パルマ、ユヴェントス、ローマ、インテル、モナコ、ギリシャ代表を指揮。2015年夏にレスターの監督に就任すると、1年目には元日本代表FW岡崎慎司らとともに奇跡のプレミアリーグ優勝を果たした。
2017年にレスターを去った後は、ナント、フルアム、ローマ、サンプドリア、ワトフォードを率いた。2022年1月にワトフォードを去ってからはフリーとなっていたが、2023年1月にカリアリの指揮官に復帰を果たした。
7シーズンぶりにセリエBで戦っていたカリアリはセリエB第18節終了時点で勝ち点「22」の14位に位置していたが、ラニエリ監督がシーズン途中に就任したことで、最終的には5位で終了。昇格プレーオフの末に1年でのセリエA復帰を果たした。
2シーズンぶりのセリエAとなった今シーズンは開幕から9試合未勝利(3分け6敗)となるなど最下位に位置している時期もあったが、第37節終了時点で8勝12分け7敗の勝ち点「36」で15位とし、最終節を前にセリエA残留が決定している。
残留へと導いたラニエリ監督は2025年6月30日までカリアリと契約を残していたが、23日に行われるセリエA第38節のフィオレンティーナ戦を前に今シーズン限りでクラブを離れることが明らかになった。
なお、イタリアメディア『スカイスポーツ』やイタリアメディア『ジャンルカ・ディ・マルツィオ』などでは明確はされていないものの、カリアリを離れるラニエリ監督はサッカー界から一歩離れることが予想されており、監督業から引退する可能性が報じられている。
2024年05月22日 09:00
ポルトガル代表は、今夏のEURO2024に向けた26人の招集メンバーを発表した。
ロベルト・マルティネス監督が呼び寄せた面子がこちら。
GK
ディオゴ・コスタ(ポルト)
ジョゼ・サー(ウォルヴァーハンプトン/ENG)
ルイ・パトリシオ(ローマ/ITA)
DF
アントニオ・シウヴァ(ベンフィカ)
ダニーロ・ペレイラ(PSG/FRA)
ディオゴ・ダロ(マンチェスター・ユナイテッド/ENG)
ゴンサロ・イナシオ(スポルティングCP)
ジョアン・カンセロ(バルセロナ/ESP)
ネウソン・セメド(ウォルヴァーハンプトン/ENG)
ヌーノ・メンデス(PSG/FRA)
ペペ(ポルト)
ルベン・ディアス(マンチェスター・シティ/ENG)
MF
ブルーノ・フェルナンデス(マンチェスター・ユナイテッド/ENG)
ジョアン・ネヴェス(ベンフィカ)
ジョアン・パウリーニャ(フラム/ENG)
オタヴィオ(アル・ナスル/KSA)
ルベン・ネヴェス(アル・ヒラル/KSA)
ヴィティーニャ(PSG/FRA)
FW
ベルナルド・シウヴァ(マンチェスター・シティ/ENG)
クリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル/KSA)
ディオゴ・ジョタ(リヴァプール/ENG)
フランシスコ・コンセイソン(ポルト)
ゴンサロ・ラモス(PSG/FRA)
ジョアン・フェリックス(バルセロナ/ESP)
ペドロ・ネト(ウォルヴァーハンプトン/ENG)
ラファエル・レオン(ミラン/ITA)
39歳ロナウドと41歳ペペも選出。史上初のEURO6大会目の出場になるロナウドは、「またEUROでポルトガルを代表できることを誇りに思う」とのメッセージをSNSに綴っている。
EURO2024の「予選敗退ベストイレブン」がすごい
一方、バイエルンDFラファエル・ゲレイロは怪我のために外れた。また、ポルトガルリーグで優勝したスポルティングからは1人しか選ばれず、フランシスコ・トリンカオンやポテことペドロ・ゴンサウヴェスは選外。さらに、ブラガで9ゴールを決めたリカルド・オルタも落選したが、指揮官はこう説明している。
「EUROやワールドカップのような重要な大会のメンバー選考に携わってきた私の経験では、過去6回の段階(招集?)に参加していない選手をメンバーに入れるのは非常に難しかった。非の打ちどころのない予選だったが、バランスの取れたチームにするために難しい決断をした。トリンコンとペドロ・ゴンサウヴェスは素晴らしいシーズンを送ったが、不運だった。3月のトレーニングキャンプが重要だったからね。彼らが入ってくるためには、すでにここにいた選手が去らなければならなかった」
トリンコンは9ゴール、ポテも11ゴールと今季活躍したが、この数年は代表戦に出場していなかった。
また、指揮官は、「戦術的にも技術的にもどんな監督にとっても夢のような選手」と絶賛していたオルタを呼べなかったのは本当に悲しかったと述べており、彼だけには事前に落選を知らせたそう。
現在、29歳のオルタは19歳で代表デビューを果たした天才アタッカー。2022年ワールドカップには出場したが、今大会は無念の落選となった。
2024年05月22日 08:53
今季のプレミアリーグを6位で終えたチェルシーは現地5月21日、双方合意の上で、マウリツィオ・ポチェティーノ監督との契約を解除したと発表した。
2024年05月22日 08:00
今夏にドイツで行われるEURO2024。
イングランド代表は33人の暫定メンバーを発表した(本大会の登録数は26人)。その面子がこちら。
GK
ディーン・ヘンダーソン(クリスタル・パレス)
ジョーダン・ピックフォード(エヴァートン)
アーロン・ラムズデール(アーセナル)
ジェームズ・トラッフォード(バーンリー)
DF
ジャラッド・ブランスウェイト(エヴァートン)
ルイス・ダンク(ブライトン)
ジョー・ゴメス(リヴァプール)
マーク・グエヒ(クリスタル・パレス)
エズリ・コンサ(アストン・ヴィラ)
ハリー・マグワイア(マンチェスター・ユナイテッド)
ジャレル・クアンサー(リヴァプール)
ルーク・ショウ(マンチェスター・ユナイテッド)
ジョン・ストーンズ(マンチェスター・シティ)
キーラン・トリッピア(ニューカッスル)
カイル・ウォーカー(マンチェスター・シティ)
MF
トレント・アレクサンダー=アーノルド(リヴァプール)
ジュード・ベリンガム(レアル・マドリー/ESP)
コーナー・ギャラガー(チェルシー)
カーティス・ジョーンズ(リヴァプール)
コビー・メイヌー(マンチェスター・ユナイテッド)
デクラン・ライス(アーセナル)
アダム・ウォートン(クリスタル・パレス)
FW
ジャロド・ボーウェン(ウェストハム)
エベレチ・エゼ(クリスタル・パレス)
フィル・フォーデン(マンチェスター・シティ)
アンソニー・ゴードン(ニューカッスル)
ジャック・グリリッシュ(マンチェスター・シティ)
ハリー・ケイン(バイエルン・ミュンヘン/GER)
ジェームズ・マディソン(トッテナム)
コール・パーマー(チェルシー)
ブカヨ・サカ(アーセナル)
イヴァン・トニー(ブレントフォード)
オリー・ワトキンス(アストン・ヴィラ)
マンチェスター・ユナイテッドFWマーカス・ラッシュフォードとアヤックスMFジョーダン・ヘンダーソンはこの時点で落選。『BBC』によれば、ギャレス・サウスゲイト監督はこう話していたそう。
「難しい決断を下さなければいけないし、スカッドを進化させ続けなければいけない。もちろん、内心はずっと一緒にやってきた選手全員を連れて行きたい。難しい決断だ。とても優れた選手たち、我々が成し遂げたことにおいて重要な役割を担ってくれた選手たちのことだからね。
マーカスについては、同じポジションの選手たちのほうがより良いシーズンを送った、それだけだ。
彼(ヘンダーソン)は素晴らしいプロフェッショナルだし、難しい判断だった。並外れた個人であり、素晴らしい人間だ。決定的な要因は前回のキャンプでの怪我。5週間欠場になり、それ以降は試合で必要なインテンシティに達することができなかった」
また、33人には本職の左サイドバックがルーク・ショウしかいない。
代表監督や代表チームとケンカ別れした7人のスター
ショウは怪我のために2月以降プレーしておらず、指揮官は「彼の可能性は低いと言わざるを得ない」とも話している。
2024年05月22日 07:27
遠藤航が所属するリバプールは5月19日、ホームで行なわれたプレミアリーグ最終節のウォルバーハンプトン戦に2−0と快勝。ユルゲン・クロップ監督の退任に花を添えた。
この最終戦の後、本拠地アンフィールドではシーズン終了のセレモニーが開催され、選手の家族もピッチに下りて参加した。
そんななか、父親と同じ背番号のユニホームを着用した子どもたちが、サッカーを始める。キレキレだったのが遠藤の次男で、ドリブルやルーレットでジョー・ゴメスのジュニアを翻弄。たまらずアンドリュー・ロバートソンの愛息が激しいスライディングタックルを仕掛けるという場面もあった。
【画像】リバプールユニを着用した行儀のよい遠藤ファミリー
この一連のシーンにSNSで取り上げられると、海外のサッカーファンから次のような声が上がった。
「これはカラバオカップ決勝の映像ですか」
「これ好き」
「あのルーレットよ」
「契約したら素晴らしい!」
「エンドウの子どもはめちゃくちゃ上手いな」
「みんなスーパースター」
「チェルシーがエンドウJrを獲得!」
「ロボとエンドウの息子は本物」
「26番はロイ・キーンの孫か」
可愛いらしい子どもたちのバトルが反響を呼んだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月22日 07:25
ユルゲン・クロップ監督のラストシーズンになったリヴァプールの2023-24シーズンが終わった。
新加入の遠藤航は序盤こそ苦しんだが、その後は主軸として活躍。全コンペティション43試合(計2758分)に出場し、2ゴール1アシストを記録した。
現地のリヴァプール専門サイトは、今季の遠藤をこのように総括している。
『This Is Anfield』
「7点。少し時間はかかったが、リヴァプールが絶好調だったシーズン中頃には欠かせない存在になった。31歳の彼が、ファビーニョやロドリの全盛期レベルに達することはないだろうが、それでも中盤で安定しており、抜け目ない補強といえる」
『Rousing The Kop』
「7点。今季のリヴァプールでその価値を証明し、真価を見せつけ、多くの人を驚かせた。シーズン終盤は弱まったが、その尽力は誇りに思える。今季のハイライトは、マンチェスター・シティ戦での圧巻のパフォーマンスで、あのピーター・クラウチを驚嘆させたこと」
どちらも高い評価を与えていた。
リヴァプール、クロップ監督が獲得した「最強助っ人5名」
なお、元イングランド代表FWクラウチは、シティ戦での遠藤について「中盤でアンビリーバブルだった」と賞賛している。
2024年05月22日 06:55
2023-24シーズンが閉幕したフランス1部のリーグアン。
2024年05月22日 06:35
伊東純也と中村敬斗が所属するスタッド・ランスは、この夏に来日する。
日本代表の主力である伊東純也がチームに所属している効果は絶大のようだ。『France Bleu』によれば、スタッド・ランスのジャン=ピエール・カイヨ会長は、こう話していたそう。
「フランスの人々は伊東純也が日本でどんな存在なのかを分かっていない。
彼は“日本のエムバペ”だ。スポーツショップに入れば、あらゆるところに伊東がいる。
おそらく彼には移籍オファーが来るだろうが、我々としては、彼が去ることを望んでいない。日本ツアーをするので特にね。
クラブにとってもかなり信じられないほどの展開だ。ツアーに行くし、招待もされるし、その費用も受け取れる。レイモン・コパ擁するスタッド・ランスがシーズン資金を調達するために世界中を旅していた時代に戻りつつある。
今の我々はシーズン資金を調達するつもりはないが、いままでは有償でトレーニングキャンプをしていたが、今や招待されてエキシビションマッチをプレーする。純也は花形スターなので、すぐに我々のもとを去ることはないだろう」
故レイモン・コパ氏は、1950~60年代に大活躍した元フランス代表のレジェンド。レアル・マドリーでもプレーした同氏はスタッド・ランス史上最高の選手とされており、1958年にはバロンドールも受賞している。
海外日本人、欧州から見た市場価値が最も高い11人(最新版)
伊東効果は、超レジェンドであるレイモン・コパ氏と同等レベルということだろうか。
2024年05月22日 06:32
レアル・マドリーのドイツ代表トニ・クロースが5月21日、今夏のEURO2024を最後に、現役を引退すると発表した。
自身のSNSで、「いつも言ってきたように、レアル・マドリーは今も、そしてこれからも僕にとって最後のクラブとなる。この決断を下すのに最適な瞬間を見つけられたのを嬉しく思い、誇りに思う。僕の野心は、常に自分のトップレベルでキャリアを終えることだった」と綴っている。
この電撃発表を受けて、チームメイトや元同僚など様々な選手がメッセージを発信するなか、マドリーの下部組織出身で、現在は3部のラージョ・マハダオンダにレンタル中の中井卓大も反応した。
【画像】「美男美女」と反響!中井卓大と姉・保乃可さんの“カップルのような”2ショット
20歳のMFは、自身のインスタグラムのストーリーに拍手と白いハートの絵文字と共に「Legend」と綴っている。
マドリーのカスティージャ(Bチーム)でプレーしていた昨シーズンは、トップチームの練習に度々参加し、クロースとも汗を流した中井。同じポジションの選手として、その経験は今後のキャリアにプラスになるはずだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月22日 06:07
昨夏にシュツットガルトからリバプールへ移籍した遠藤航は、イングランドではほぼ無名の30歳ということもあり、当初は懐疑的な目で見られていた。
だが、アンカーでプレーしていたアレクシス・マカリステルの故障をきっかけに出番を掴むと、昨年12月以降は不動の6番として君臨。攻守にハイパフォーマンスを披露してきた。
全5試合にフル出場したアジアカップ参戦もあり、さすがに疲れが出たのか、シーズン終盤はやや精彩を欠いた試合もあったものの、シーズントータルで考えれば、期待以上の活躍を見せたと言っていいだろう。
【画像】「行儀がよい」と現地で話題となった遠藤ファミリー
現地メディアも高い評価をしている。英紙『Mirror』は、シーズン採点で、クィーンビーン・ケレハー、ジャレル・クアンサー、フィルジル・ファン・ダイク、ジョー・ゴメス、アレクシス・マカリステル、ハーベイ・エリオット、モハメド・サラーと並ぶチーム最高点の8点を付与。こう賛辞を贈っている。
「昨夏に契約した時は眉をひそめていたが、中盤の重要な歯車であると証明された」
懐疑論者を結果で黙らせてみせた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部