2024年04月18日 06:34
フランクフルトに所属する元日本代表MFの長谷部誠が4月17日、今シーズン限りでの現役引退を発表した。 フランクフルトの公式Xによれば、約8年に渡って日本代表のキャプテンも務めた40歳は、「家族などと相談して今が良い時期と総合的に判断した」と語っている。 その長谷部と共に2度のワールドカップに出場した元日本代表DFの内田篤人氏は、同日に放送された「報道ステーション」に生出演。自身も長くプレーしたブンデスリーガでキャリア終える名手に言葉を送った。 「会見後に連絡をいただきまして、引退後は内田と違い、怠けずにボールを蹴ると宣言されておりました」 【PHOTO】今季限りでの現役引退を発表…!40歳になった長谷部誠のキャリアを厳選ショットで振り返る!(2003〜2024) 冗談交じりにそう切り出した内田氏は、大越健介キャスターから、「あれだけ長い間、ドイツで活躍して、ドイツでの指導者の声もあがるぐらい。いないですよね、そういう方?」と質問を受けると、こう答えている。 「これだけの経験をされている方はいないです。いま、もう(指導者)ライセンスを取りに行っている段階ですので、彼が指導者として日本サッカーを強くしてもらえれば僕もすごくうれしいです」 シャルケのレジェンドは、「今後どうされるかはわからないですが、僕は『引退後も楽しいですよ』と伝えましたので、長谷部さんらしく生活してほしいなと思います」と続け、こう労った。 「本当、長谷部さんの足って傷だらけなんですよ。口には出さないんですけど、そういった戦う覚悟とかも、見てきましたので、本当にお疲れ様でしたと言いたいですね」 最後の雄姿を見られるのもあと5試合だ。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月17日 21:50
リヴァプールを率いるユルゲン・クロップ監督が、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)廃止の可能性について言及した。イギリスメディア『スカイ』が同監督のコメントを伝えている。
レフェリーをサポートするテクノロジーとして、現在は欠かせない存在となったビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)。しかし、今シーズンのプレミアリーグでは、VARの判定をめぐる様々な問題が多発した。なかでも、9月30日に行われたプレミアリーグ第7節・トッテナムvsリヴァプールの一戦では、VAR担当のダレン・イングランド氏と主審の間で伝達ミスが発生し、リヴァプールの得点が取り消しに。試合後にプロ審判協会(PGMOL)はこの判定が事実誤認であったことを認め、リヴァプールに謝罪したことを発表したものの、以降もオフサイドの見逃しやPKについての議論が分かれる判定など、VARの存在意義が問われる事態となっている。
そんななか、ウルヴァーハンプトン(ウルヴス)は、プレミアリーグに対してVARの廃止を求める意見書を正式に提出した模様。これを受け、6月6日に開催される年次総会で、来季のVAR廃止を決める投票が実施される予定となり、ウルヴスを除く19クラブのうち、13クラブがこれに同意した場合、来季以降の同リーグではVAR廃止が決定する。
一連の流れを受け、VARの廃止に対する意見を求められたクロップ監督は、「プレミアリーグのクラブは、VARがどのように使用されるかについて投票していると思う。VARは明らかに正しくないからだ」とコメント。続けて、「私はVARに反対票を投じるのではなく、VARの使われ方に反対票を投じる。その人たち(VAR審判員)はVARを正しく使う能力がない。VARは問題ではない」と述べつつ、「私ならVARを廃止するほうに投票する」と見解し示した。
2024年05月17日 21:40
ドルトムントを離れ、イングランドのノッティンガム・フォレストにレンタル移籍していることをサッカーファンは忘れてしまっているかもしれない。
現在イングランドで影が薄くなってしまっているのは、ノッティンガム・フォレストでプレイするアメリカ代表MFジョバンニ・レイナだ。
10代の頃よりドルトムントでプレイしてきたレイナはアメリカ代表の常連メンバーであり、次代を担うタレントとして高い評価を受けてきた。しかし近年は怪我にも悩まされ、現在のチームは2列目のポジション争いも熾烈だ。思うように出番を獲得できず、今冬にはノッティンガム・フォレストへのレンタル移籍を決断している。
しかし、残留争いに巻き込まれてきたノッティンガム・フォレストでも出番は限定的だ。『ESPN』は、残留が第一目標のノッティンガム・フォレストでは攻撃的MFのレイナの個性を活かしづらいと見ており、ここまでノッティンガム・フォレストでは10試合に出場して1アシスト決めただけとなっている。このレンタル移籍は明らかに失敗だろう。
「現在のレイナは行き詰まっていて、今夏ドルトムントに戻る可能性が高い。ドルトムントもフォレストでのレイナをチェックしており、このレンタル移籍で誰もハッピーになっていないことを理解している。しかし、ドルトムントはレイナの今後をどうするかまだ決めていない。レイナにとって当面の問題は、他のMFとウイングがどう動くかで、最も重要なのはドニエル・マレンとジェイドン・サンチョがクラブに残るかどうかにかかっている」
同メディアはこのように伝えており、レイナの序列はドルトムントでも厳しいものとなっている。アメリカ代表では今も主力メンバーだが、怪我が増えていることを含め現状には不安がある。アメリカにとっては特別な才能だけに、この足踏みは少々気になるものだ。
2024年05月17日 21:24
苦しい敗戦の中で広島の守護神らしさが光った。サンフレッチェ広島は15日、明治安田J1リーグ第14節で鹿島アントラーズと対戦し、1−3で敗れた。2試合連続で3失点を喫したが、フル出場したGK大迫敬介は好セーブで存在感を示した。
広島は鹿島戦前の直近5試合で4分1敗。どの試合も失点が続いて、勝利から遠ざかっている。大迫も失点に絡むミスが続き、これまで幾度となくチームを救ってきた守護神らしさが影を潜めていた。
6日の名古屋グランパス戦は開始直後の判断ミスが失点に直結し、チームも2−3で敗戦。試合後には沈んだ表情で「自分がゲームを壊してしまったので責任を感じます」と自身のミスに向き合い、「しっかり自分を見つめ直して、チームの力になれるように頑張りたい」と努めて前を向いていた。
今季初黒星を喫した名古屋戦から今節の鹿島戦までは中8日。広島は厳しい連戦を一旦終えて、ひと息つける機会に恵まれた。その期間に大迫は自分自身と向き合った。「自分で納得できるぐらいトレーニングができたし、映像を見返して原因を突き詰めて整理ができた」。ミスを引きずっていたことを自覚し、自分らしさを取り戻すことに集中した。
「どうしても失点に絡んでしまうと、次は同じ失敗を繰り返さないようにと思ってしまって、その思考がよくなかったと思う。自分のいいところは思い切って決断して、それをしっかり完結させるところ。もっと最初の直感を信じて、思い切って決断していきたい」
そんな守護神にミヒャエル・スキッベ監督からも「これまで見せていたパフォーマンス、『これが大迫敬介だ』というのをもう一度見たい」という言葉をかけられていた。
指揮官は鹿島戦の前日、「今週話をして、スッキリしているようだし、また”いい大迫敬介”が見られると思う。ここまで2年半、いいサッカーができていた中で大きな部分を担ってきた選手だから、2つ3つミスしたところで問題はない」と変わらぬ信頼を口にしていた。
大迫も「自分のことを信頼し続けているという話をしてもらえた」と監督との会話を明かし、「いつも通りの自分のプレーを出したい」と鹿島戦に向けて意気込んでいた。守護神の表情は晴れやかだった。
「(ミスを)引きずってないように見えていたけど、やっぱり引きずりますよね。でも、1回(連戦が)途切れたことで、また自分に戻れた気がします」
迎えた鹿島戦。大迫は「これまでずっと自分がゲームを難しくしていたので、そういうリスクを避けながらプレーした」と振り返ったが、チームとしてはまたも試合の入りで崩れた。開始5分にCKからDF植田直通にパワフルかつ正確なヘディングシュートを沈められると、15分にはFW鈴木優磨にPKを決められて2失点。PKのシーンで大迫はコースを読み切って手に当てたが、力強いシュートを弾き切れず、「あれだけ触ったら、かき出したかった」と悔しさを噛み締めた。
65分にはMFマルコス・ジュニオールが反撃のゴールを決めて勢いづいたが、84分にFWチャヴリッチの追加点を許して鹿島に勝負を決められた。大迫はこれまで続いていた失点に絡むミスこそなかったが、チームとしては痛い3失点。特に前節に続いて序盤に連続失点を喫し、「守備陣として立ち上がりはもっと締めないといけないし、まずは試合の入りで集中することが大事」と反省した。
ただ、再び苦しいスタートになったが、そのなかでも大迫は切り替えていた。後半には好セーブを連発。73分、チャヴリッチにペナルティエリア内へ抜け出されてピンチを迎えたが、至近距離からのシュートを堂々と構えてブロック。78分にはDF濃野公人の強烈なミドルシュートを好反応で防ぎ切った。
反撃で前がかりなチームを救った連続ビッグセーブ。まさに「これが大迫敬介だ」というプレーが戻ってきた。本人は「失点しても崩れないメンタリティは大事なので、今日はそこでひとついい感覚がつかめた」と胸を張りつつ、「それを今度は無失点を続けるためのプレーにしたい」と次に目を向けた。
次節は中3日で19日に京都サンガF.C.とアウェイで対戦する。6試合勝ちなしで、また連戦が始まったが、まずは敗戦を引きずらず、前を向いて戦いたい。「もっとチームに貢献したいし、まだまだ自分らしいプレーを取り戻さないといけない」。広島の最後尾に戻ってきた“大迫らしさ”が、またチームの背中を押すはずだ。
取材・文=湊昂大
2024年05月17日 21:14
イタリアメディアの『コリエレ・デッロ・スポルト』は16日、ナポリとユヴェントスが、マンチェスター・ユナイテッドからヘタフェにレンタル加入中のイングランド人FWメイソン・グリーンウッド獲得を検討していると報じた。
2024年05月17日 21:00
今シーズン、大きな飛躍を遂げた選手の1人がチェルシーでプレイするイングランド代表MFコール・パルマーだ。
昨夏にマンチェスター・シティからチェルシーに移籍したパルマーはすでにチームのエースとして君臨しており、同選手がピッチにいるかいないかでチェルシーは全く違うチームになるほどの影響力を持つ。
そんなパルマーはここまでプレミアリーグ33試合で22ゴール10アシストを記録しており、ゴール関与数32はマンチェスター・シティのアーリング・ハーランド(27ゴール5アシスト)とアストン・ヴィラのオリー・ワトキンス(19ゴール13アシスト)と並び欧州5大リーグで3位タイとなっている。
この記録を上回るのはバイエルンのハリー・ケイン(36ゴール8アシスト)とパリ・サンジェルマン(PSG)のキリアン・ムバッペ(27ゴール7アシスト)だけとなっており、パルマーがここまで残した成績の凄さがわかる。
シティ時代からその才能が注目されていたパルマーだが、ペップ・グアルディオラ率いるチームの下では十分な出場時間を得ることができなかった。しかしチェルシーで出場時間を得たパルマーは水を得た魚の如く、才能を発揮し、シティにいた時よりも1段階も2段階も上のレベルに足を踏み入れたと言っていいだろう。
加入一年目からチェルシーのレジェンドたちの偉大な記録に並ぶほどの活躍を見せている22歳は今シーズン、新たな領域に辿り着き、スター選手への道を歩もうとしている。
2024年05月17日 21:00
15日に行われた明治安田J1リーグ第14節、FC町田ゼルビアはセレッソ大阪をホームに迎えた一戦を2-1でものにした。
試合は1-1で迎えた後半アディショナルタイム、途中出場のミッチェル・デュークが決めたヘディング弾で決着。町田が首位ヴィッセル神戸と同勝点の2位を維持している。
今季がJ1初昇格の町田。J1の経験が少ない選手も目立つなか、重要な役割を果たしている一人がセンターバックの昌子源だ。
日本代表として2018年のロシアワールドカップにも出場した31歳は、9節のFC東京戦から6試合連続でフル出場中。その充実ぶりもあってか、今週にはパリ五輪のオーバーエイジ候補としても名前が取りざたされた。
「マジで何もないです。何も聞いてないです、ほんまに。何かあったら原さん(原靖フットボールダイレクター)に来るし」
試合後の囲みで笑顔をとともに噂を完全否定した昌子。
とはいえ、U-23日本代表のオーバーエイジ候補としてはセンターバックの名前が多く挙がっているのも事実。彼らの招集の可否によっては、鹿島アントラーズ時代に大岩剛監督の指導を受けた昌子の存在が浮上してきそうだ。
そんな昌子、C大阪戦後に語った“連敗しない強さ”に関するコメントが興味深かったので紹介したい。
町田は前節、湘南ベルマーレを相手にアウェイで0-0の引き分け。黒田剛監督が「敗戦」と語るほど厳しい内容で、だからこそC大阪戦は「連敗しないこと」がチームとして一つのテーマになっていたという。
「(黒田剛)監督も言ってましたけど、間違いなく負けゲームでしたよね、湘南戦は。(セレッソ大阪戦とは)逆に僕らがオフサイドで点を取ったとかありましたけど、内容はもう、球際を含め湘南さんが上回っていたと思います。だからこそ、連敗しないじゃないですけど…気持ちはそっちでしたけどね。
ただ前回にも言ったと思うんですけど、“連敗しない強さ”とかがあって。でもそれって嬉しいような嬉しくないようなというか。“連敗しない強さ”と言っても、結局1回負けているんで。
やっぱり連勝のほうが嬉しいですし、だからこそ次のヴェルディ戦ですよね。僕らも必死なので、『ここまで来たら俺たち連敗しないから』なんてまったく思っていないです」
昌子はプロキャリアをスタートさせた鹿島で8年間プレー(通算では9年)。数々のタイトルも獲得しただけに、連敗しないことの重要性を認識しつつも、敗戦に対する捉え方にはやはり「常勝」の精神が見え隠れしていた。
兵庫県出身の「最強のサッカー選手」はこの5人!
イブラヒム・ドレシェヴィッチやチャン・ミンギュとともに“強い町田”を最終ラインから支える昌子。
今週末19日(日)に町田GIONスタジアムで行われる東京ヴェルディとの「東京クラシック」でも、勝利を目指しチームを鼓舞する彼のプレーに注目だ。
2024年05月17日 20:52
鹿島アントラーズが5月17日、公式Xで人気漫画とのコラボを告知した。
6月1日に国立競技場で行なわれるJ1第17節の横浜F・マリノス戦で、ツジトモさんが作画の「GIANTKILLING」とのコラボが決まったと伝え、鈴木優磨や植田直通、佐野海舟らが描かれたイラストを公開した。
【画像】鹿島の「GIANTKILLING」コラボイラスト!
この投稿には、以下のような声が上がった。
「ジャイキリは熱い!」
「サンフレッチェもツジトモ先生にお願いしたい」
「すごい、他サポだけど全員特徴捉えててわかる!」
「めちゃくちゃかっこいい!!」
「ツジトモ先生の絵柄最高だなぁ」
「こんなん見たいに決まってる。刺さりまくりよ」
「これはマジで嬉しい!」
「グッズ出してくれたら買います!」
「鹿島ワンダラーズ!」
なお、横浜戦当日はフォトスポット設置やノベルティ配布などのイベントを実施予定だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月17日 20:05
スペインメディアの『スポルト』は17日、バルセロナのジョアン・ラポルタ会長が同クラブを率いるシャビ・エルナンデス監督の解任を決断したと報じた。
2024年05月17日 20:00
決してチームの主役となるようなタイプではないかもしれないが、超万能選手としてアトレティコ・マドリードで戦い続けてきたのがMFマルコス・ジョレンテだ。
2019年にレアル・マドリードから加入したジョレンテは、中盤を本職としてきた選手だ。しかし、ラ・リーガの強豪アトレティコは中盤の争いも激しい。ジョレンテは確固たる地位を築けない時期もあったが、その代わりに複数のポジションをこなしてきた。
16日に行われたヘタフェ戦にも右サイドハーフとして先発しているが、これがアトレティコ通算200試合目の出場だ。スペイン『Mundo Deportivo』もその万能ぶりを絶賛する。
「アトレティコでの最初の数カ月は簡単ではなかった。当初はトーマス(パルティ)、コケ、サウールがシメオネの中盤でジョレンテよりも先を行っていたからだ。しかしシメオネはジョレンテの動きを見て、別のポジションでも輝けるだろうと考えた。MFとしても、ウイングとしても、センターフォワードとしても、右サイドバックとしてもプレイした『万能選手』のジョレンテはアトレティコで200試合出場に到達した。彼はクラブと2027年まで契約を結んでいて、来季も主力の1人となる」
身体能力の高さも魅力で、全てのポジションで平均以上のパフォーマンスが望める。派手なタイプではないが、シメオネのあらゆる要求をこなせるジョレンテもアトレティコに欠かせない存在だ。
2024年05月17日 19:30
アーセナルGKアーロン・ラムズデールは、やはりアーセナルを離れることになるようだ。今夏のニューカッスル移籍で合意したことを、『Highbury Squad』のYouTubeチャンネルで『sky sports』のグリーン記者が漏らしたと英『football london』が伝えている。
グリーン氏は「アーロン・ラムズデールが夏にニューカッスルに加入することに同意したと理解しています」「それは私が親しくしており、代理人とも親しい人物から直接聞いたことです。それは完了し、契約が進行中だと聞きました」と語ったという。
ラムズデールは今季開幕当初こそファーストチョイスとしてゴールを守っていたが、ほどなくミケル・アルテタ監督はダビド・ラジャを第一GKとして使い始めた。イングランド代表にも名を連ねるラムズデールだが、いきなり出場機会を大きく失ってしまった。そのため、今夏での移籍は何度も噂にのぼっていた。
代表に選ばれ続けるためにも、やはり移籍は避けられないか。昨季躍進の立役者のひとりでもあるが、いつまでもセカンドの立場に甘んじているのも勿体ない。心機一転、居場所を確保することができるだろうか。
2024年05月17日 19:21
清水エスパルスの市川大祐コーチが、クラブの公式YouTubeチャンネルでMF西原源樹について語った。
【動画】清水の市川コーチが“高校生Jリーガー”を語る
清水の下部組織育ちの西原は、現在17歳。今季は2種登録され、ロアッソ熊本との開幕戦(2−1)で途中出場からJリーグデビューを果たす。11節・ベガルタ仙台戦(3−2)で初ゴールを決めるなど、ここまで12試合に出場し2得点を挙げている。
現役時代に清水、甲府、水戸などで活躍した市川コーチは、自身も17歳でJデビューしている。その経験から、西原の現状をこう分析する。
「トップの試合に高校生として出るのはすごく大変なことですし、そのなかでプレーして結果を残していくプレッシャーはもちろんあるとは思います。でも、まずはプレーをし続ける。サッカーをする事に集中することが一番大事」
指導者としては、どのように接していくのか。
「点を取ったことで周りが取り上げたり環境も変わるようなことはあるんですけど、そういう時に指導者が『こうだぞ』という風な道を示すことも大事だと思う。本人もそのあたりは理解している部分もあると思うし、経験値から理解し切れていない部分もあると思うので、そのあたりは、源樹を見ながら適切にサポートできたらなとは思う」
無限のポテンシャルを秘めた俊英は、今後どんな成長を遂げるか楽しみだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月17日 19:14
エールディヴィジのヘーレンフェーンは17日、来シーズンから元オランダ代表FWロビン・ファン・ペルシー氏がクラブの指揮官に就任することを発表した。
2024年05月17日 19:09
2008年、まったくの無名だった18歳の時に日本に渡り、川崎フロンターレ、コンサドーレ札幌、東京ヴェルディで規格外のパワーと決定力(そして問題児ぶりも)を発揮。その後、ポルトガルの名門ポルトで世界的なブレイクを果たしてセレソンにも招集され、ロシアと中国のクラブを経て21年初めにブラジルの強豪アトレチコ・ミネイロに入団したフッキが、38歳目前となった現在も驚異的なプレーを続けている。
相変わらず筋骨隆々で、風貌は彼のフットボール・ネームの元となった「超人ハルク」(ハルクのポルトガル語読みがフッキ)そのもの。パワフルなドリブル突破と左足からの豪快なシュートは健在だ。さらに円熟期を迎えて視野が広がり、柔らかいテクニックを駆使して絶妙のスルーパスやクロスを供給して決定機を演出するなどプレーの幅を広げ、「第二の全盛期」を謳歌している。
アトレチコMG入団1年目の21年シーズンはブラジル全国リーグで19ゴールを挙げて50年ぶり3度目の優勝の立役者となり、リーグ得点王にしてMVP。以来、サポーターから英雄視されている。
翌22年シーズンも全国リーグで12得点を挙げ、コパ・リベルタドーレスではベスト8進出に大きく貢献。23年シーズンは全国リーグで15得点・11アシストを記録し、チームは3位に食い込んだ。
【PHOTO】ワールドクラスたちの妻、恋人、パートナーらを一挙紹介!
そして迎えた24年シーズンは、7ゴールを挙げて得点王に輝いた州リーグやその他のカップ戦も含め、本稿執筆の5月初めの時点で公式戦19試合に出場して7得点・6アシストを記録している。
昨年後半から前線でコンビを組んでいるのが若手FWのパウリーニョだ。この相棒との相性が抜群で、互いに使い、使われる関係を築き、対戦相手を恐怖に陥れている。
一方、私生活では19年、12年間連れ添って3人の子供を授かった夫人と離婚。その直後、夫人が娘のように可愛がっていた姪(夫人より20歳年下)と結婚して物議を醸した。
また、チームが重要な試合で敗れると、悔しさの余りチームメイトへの不満をぶちまけることもしばしば。全盛時と比べてもプレー内容が遜色ない(あるいはむしろ向上している)のと同様、奔放な人間性もあまり変わっていないようだ。
それでも、「このクラブの居心地は最高」だそうで、「コパ・リベルタドーレス優勝に導くのが夢」と意気盛んだ。
文●沢田啓明
【著者プロフィール】
1986年にブラジル・サンパウロへ移り住み、以後、ブラジルと南米のフットボールを追い続けている。日本のフットボール専門誌、スポーツ紙、一般紙、ウェブサイトなどに寄稿しており、著書に『マラカナンの悲劇』、『情熱のブラジルサッカー』などがある。1955年、山口県出身。
2024年05月17日 19:00
トーマス・トゥヘル監督は来シーズンもバイエルンの監督を続けるのであれば、プレミアリーグから2人のスター選手を連れてきたいと考えているようだ。『The Independent』が報じている。
今年2月に成績不振を受けて、今シーズン限りでの退任を発表したトゥヘルだったが状況が一転しつつある。後任探しを行っていたバイエルンだが、ここまでトゥヘルの後釜は見つかっておらず、トゥヘルに留任を交渉していると考えられている。
交渉はすでに行われているようだが、同メディアによると、続投にあたって、指揮官は2人の中盤の選手の獲得を保証してほしいと願っているようだ。
1人目はフラムに所属するジョアン・パリーニャだ。同選手は昨夏にもバイエルンが狙っていた選手の1人であるが、結局移籍は実現せず。それでもトゥヘルは6番のポジションの補強を望んでおり、パリーニャを獲得したいと考えているという。
2人目はマンチェスター・ユナイテッドに所属するブルーノ・フェルナンデスだ。トゥヘルはプレイメーカーの獲得を望んでおり、同氏がチェルシーを指揮していた時から獲得を望んでいた司令塔に白羽の矢が立ったようだ。
昨夏にトッテナムからハリー・ケインを獲得したように、バイエルンは今夏にも大金を投じて補強を行う姿勢という。今シーズンは12年ぶりの無冠という悔しい1年を送ったバイエルンは来シーズンの王座奪還に向けて、チームのアップデートを図るだろう。まずはトゥヘルとの指揮官続投の交渉を済ませる必要があるが、今夏もバイエルンの移籍市場での動きに注目だ。
2024年05月17日 19:00
プレミアリーグのアーセナルとキットサプライヤーのadidasは16日、2024-25シーズンの新ホームユニフォームを発表した。Arsenal 2024-25 adidas Home
アーセナル 2024-25 adidas ホーム ユニフォーム
24-25新ホームユニフォームで最大の注目ポイントは、やはり左胸の大砲ロゴ。その前に“こだわり”を持つアーセナルファンも多い肩部分のカラーを先にチェックすると、23-24モデルから引き続き2季連続でホワイトを採用となった。
アーセナルのクラブカラーはレッドとホワイトだが、ユニフォームは“肩を赤、袖に白”というクラシックなスタイルを好むファンが比較的多い。とはいえ2003-04シーズンの無敗優勝時のユニフォームは肩と袖がホワイト一色だったので、“白い肩”の印象が悪いわけでもないだろう。
今回のユニフォームで話題なのが、現在のエンブレムの代わりに復活したキャノン(大砲)ロゴだ。このロゴ自体は2021-22シーズン以降アウェイやサードのユニフォームで既に復活を果たしていたが、ホームでは1989-90シーズン(ユニフォーム的に表記するなら1988-90モデル)以来の登場となる。
アーセナルのエンブレムには大砲が描かれているが、それはクラブが兵器工場の労働者によって創設されたという背景が関係している。アーセナルという名前自体も、そうした工場そのものを意味する。
砲身の向きに関しては右か左かで好みが分かれるところだが(2002年までの左向きを好むファンも多い)、シンプルな大砲ロゴの復活自体は、ここまでファンの反応を見る限りでは歓迎ムードだ。
そんな新ユニフォームのデビュー戦については、現段階では不明。なお、19日に行われる2023-24シーズンの最終戦はホームでのエヴァートン戦で、この試合がデビュー戦となる可能性もある。
アーセナルも!エンブレムのデザイン変更が「大成功だった」9つのチーム
復活の大砲ロゴが話題の新ホームユニフォームは、クラブ公式ストアやadidasオンラインストア他で販売中。