2024年04月18日 06:00
川島永嗣がジュビロ磐田へ――。今冬、レジェンド守護神の14年ぶりのJリーグ復帰が大きな話題となった。 電撃加入から2か月。41歳の誕生日でもある3月20日、ジュビロ磐田のクラブハウスを訪れると、チームに溶け込み、充実した表情を浮かべる川島の姿があった。 「コンディションは良いですね。実戦感覚と、チームメイトとの連係も含めて、時間が経つごとに良くなっていますし、色んな面で順調に来ています」と手応えを示すなかで、さすがは海外を渡り歩いたとあって、新天地での生活にも問題なく順応しているようだ。 直撃インタビュー最終回のメインテーマはプライベート。ピッチ外での話題を掘り下げていくと、日本代表で長年共闘した長谷部誠との関係性、生まれ育った埼玉への想いも明らかになった。 ――◆――◆―― 【インタビューPHOTO】14年ぶりにJ復帰!7か国語を操るレジェンドGK川島永嗣を41歳の誕生日に直撃! ――日本に戻って来て、オフはどう過ごしていますか? 「休みの日は家族でどこかに出かけたりしていますね。磐田には慣れてきました。でもオフの時は磐田にあんまりいないかな。結構、どこか違うところに行っています」 ――趣味は? 「趣味はなんだろうな。6か月間、所属チームがなかった時は、家でDIYなどをやっていました。家の物を直したりしていましたね」 ――マイブームは? 「特にないです。サッカーが楽しくてしょうがない」 ――歌は聴きますか? カラオケに行ったりとか。 「カラオケはもうあんまり行かないですね。妻がコロンビア人のハーフなので、ラテンの曲を聴くことが多いですね。日本の曲だと昔の曲が多いかな。ミスチルっていうと、長谷部が喜んじゃうから…サザンオールスターズとかですね」 ――本に限らず、バイブルはありますか? いわゆる人生の1本。 「パウロ・コエーリョの『アルケミスト』って分かりますか? バイブルというか、好きな本です。是非読んでもらいたいですね。旅をしていくなかで、色々なことに出会っていく話です」 ――アニメ、ドラマ、映画など、映像作品は見ますか? 「ドラマはたまに見ます。テレビでやっているものというより、Netflixとか。あれ知ってますか?『TOKYO VICE』。早くシーズン2が出てくれないかなと思っています(※インタビュー後の4月6日から放送・配信開始)。出るまで長いですよね。フランスにいる時に、チームメイトに『あれ面白かったぞ』って言われて、一気に見ちゃいました」 ――映像作品で言えば、『翔んで埼玉』は見ましたか? 地元与野のいじりがすごかったと思うんですけども。 「見ました。めちゃくちゃ楽しかったです。埼玉の人の心をしっかり分かっているなと思って。だいぶ面白く見させてもらいました。与野の劣等感も含めて描かれているところがすごいですよね」 ――やはり埼玉は心の故郷と言いますか、愛は強いですか? 「自分が生まれ育った街なので。そういった意味では、どんなにいじられても愛は変わらないです」 ――他のスポーツは見ますか? 「常に見るわけじゃないですけど、フランスにいた時はラグビーとか。バスケやアイスホッケー、テニスもたまに。いつも見るわけじゃないけど、見るのは好きです」 ――色々なスポーツを子どもに経験させる、それも海外の1つの文化なのかなと。国民性と言いますか、そういうものは感じましたか? 「親がみんな、子どもに色んなことをやらせるというのはありましたね」 ――序列というか、フランスでのスポーツの人気度で言うとサッカーが一番ですか? 「ダントツですね。ただラグビー、ハンドボール、バスケも人気です。バスケはやっぱりNBAの選手を追っていたり。色々なスポーツがフォーカスされます。ロードレースなどもそうです。ツール・ド・フランスがある時とかはすごくフォーカスされて、テレビでもやっています」 ――では、最後にお聞きします。もし誰でも会えるなら誰に会ってみたいですか? 「坂本龍馬や徳川家康など、昔の偉人に会ってみたいですね。どういうことを考えていたのかなって。今は何かをやるための材料が揃っていて、学ぶものもたくさんあって、選べるわけじゃないですか。海外の本も簡単に手に入るし、触れ合ったりできるし、話し合えるけど、昔はそういうものがないわけだから。そういうなかで、どういう考え方を持って国を作ったりしていたのかなって。広い視野を持つのがすごく難しい時代だったと思います」 ――素晴らしい答えをありがとうございます。ちなみに、生きている人だと誰ですか? 「分からないですけど…久々に長谷部誠に会いたいですね(笑)」 ――◆――◆―― これまでに数えきれないほどのインタビューを受けてきたであろう守護神は、まるでゴールを守る時のように、どっしりと構え、質問に対応。前後半と同じ45分間、時に鋭い眼差しで、時にいたずらな笑みを見せ、一つひとつ向き合ってくれた。 それらの答えを通して感じたのは、プレー然り、語学然り、全ての根底には学ぶ意識の高さがあるということ。最も会ってみたい人は歴史を作った偉人で、その理由が「意見を交換したい」というのが、何とも川島永嗣らしい。 ※第4回終了(全4回) 取材・構成●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)
2024年05月21日 12:05
6月に再開される北中米ワールドカップのアジア2次予選で、韓国代表は難しい戦いを強いられるかもしれない。
母国メディア『ニュース1』は、「6月のAマッチは精神力、体力、モチベーションの低下という三重苦の中で行われることになった」と懸念を示す。
記事では、まず体力面について言及する。
「6月のAマッチは、代表チームの主力であるヨーロッパ勢が、長いシーズンを終えて休養を取る時期に行なわれる。まず体力的に厳しい。
たとえば、主将のソン・フンミンは今シーズン、プレミアリーグで35試合・2948分をプレーし、その後、オーストラリアでのトッテナムのプレシーズンゲームを消化した後、息つく暇もなく代表チームに合流する。
昨年6月にも韓国は安房で行なわれたAマッチで、ペルーに0−1で敗れ、エルサルバドルと1−1で引き分けるなど、チームのエネルギーがやや不足していた」
モチベーションに関しても不安がある。
「韓国は2次予選のグループCで3勝1分(勝点10)を記録し、最終予選進出を事実上確定した。次の2試合で1つでも引き分ければ、目標を達成する。負担のない試合であることは幸いだが、あまりにも有利な状況であるため、むしろ目標意識を持つのに毒になる可能性もある」
【PHOTO】華やかなコスチュームでエール! 大会を彩る韓国女子サポを特集!
そして、いまだ新監督が決まらず、3月シリーズに続いて再び、臨時監督のもとでプレーすることも、良い影響を及ぼさないかもしれない。
「指揮官が正式な監督でないことから生じる精神力と結束力の低下も懸念される。もし正式な監督が就任し、新たなスタートを切る立場であれば、新たな動力とエネルギーを作ることができたはずだ。
新監督の目に留まらなければならない選手たちの姿勢も変わる。その場合、結果に対するプレッシャーがない現在の状況が、むしろメリットになる可能性がある。
しかし、キム・ドフン暫定監督が大きな枠組みでチームの雰囲気を刷新するには限界がある。暫定監督のもとで再び気持ちを立て直さなければならない選手たちは、気を抜くし、本職である暫定監督は負担が大きい」
こうした状況下で、韓国はどんな戦いを見せるか。5月27日に代表メンバーが発表される予定で、6月6日にアウェーでシンガポールと、同11日にホームで中国と対戦する。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月21日 12:01
現地時間5月19日に開催されたプレミアリーグ最終節、ウォルバーハンプトン戦をもって、今季、そして9シーズンにも及ぶユルゲン・クロップ体制の戦いが終わりを迎えた。
クラブ専門メディアはさっそく振り返り企画を実施するなか、『DaveOCKOP』は2023-24シーズンを通しての個別採点を実施。昨夏に1600万ポンド(約29億円)の移籍金で加入し、12月あたりからはアンカーとして確かな地位を築いた遠藤航には8点を付け、次のように評した。
【画像】リバプールユニを着用した行儀のよい遠藤ファミリー
「正直に言おう。夏にワタル・エンドウが加入した時、誰がこれほど活躍すると思っただろうか。そう多くはないだろう。モイセス・カイセドやロメオ・ラビアを獲得し損ねた後、この日本代表キャプテンは優れた掘り出し物だと証明された。当初はプレミアリーグのペースに苦戦していたが、すぐに持ち味を発揮し、中盤を支配するようになった。
シーズン終盤には再び調子を落としたが、文句は言えまい。リバプールが支払った金額と彼のパフォーマンスを考えれば、賢いバーゲン補強だった」
ちなみに最も高い9.5点を獲得したのは、キャプテンのフィルジル・ファン・ダイク。大怪我もあり全盛期の輝きを失いつつあったなか、「世界最高のセントラルDFの1人だと改めて証明した」と大絶賛だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月21日 11:55
スポルティングでプレーする日本代表MF守田英正が5月20日、自身のインスタグラムを更新。家族との微笑ましい写真や動画を公開した。
首位スポルティングは5日、ポルトガルリーグ第32節でポルティモネンセと対戦し、3−0で快勝。残り2試合で2位ベンフィカとの勝点差を8とし、2020-21シーズン以来、通算20度目の優勝が決定した。
そして18日の最終節・シャベス戦でも3−0で完勝。この試合後には優勝セレモニーが行なわれ、守田の妻でモデルの藤阪れいなさんと愛娘もピッチに登場した。
「家族がすべて」と題した投稿では、守田が愛する子どもを抱いて優勝メダルを見つめるショットや家族3人の集合写真、駆け寄る愛娘を抱きしめる、幸せ溢れる動画がアップロードされている。
【画像&動画】守田英正、優勝セレモニーでの家族との幸せ溢れる時間!
これにはファンからも「なんて美しい家族なんだ」「娘さん可愛すぎる」「自然とナミダがでちゃう」「ずっとここにいてくれ」「娘さんパパソックリで可愛い」「なんと尊い光景なのか」といった声が上がった。
今季、公式戦39試合に出場して2ゴール・4アシストをマークした守田。2021年に川崎フロンターレからポルトガルに活躍の場を移して以降、自身初のタイトルとなった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月21日 11:51
バルセロナは、ベティスに所属するFWアジョセ・ペレスに関心を寄せているようだ。
2024年05月21日 11:50
先日、スウェーデン1部のユールゴーデンでデビューした小杉啓太。
2023年のU-17ワールドカップに出場した18歳の左サイドバックは、湘南ベルマーレユースから海外に飛び立った。
デビュー戦ではチームメイトの前で披露した歌も話題になった。 この投稿をInstagramで見る Djurgården Fotboll(@dif_fotboll)がシェアした投稿
その小杉が『Sportbladet』のインタビューで様々な話題について語っており、欧州移籍を決めた理由についてはこう述べている。
「まず第一に、ヨーロッパでチャレンジしたかったんです。
このリーグは、インパクトを残すベテラン選手と、新しいエネルギーをもたらす若い選手がうまくミックスされています。特にこのチームは、成功を収めたベテランが戻ってきて、若手選手たちが活躍しているので、若い選手が成長するには最高の環境だと思います。
目標はヨーロッパで成功することです。ユールゴーデンでチャンピオンズリーグに出場することはもちろんですが、ブンデスリーガやプレミアリーグ、ラ・リーガといったリーグにステップアップすることもです。
なので、その旅を始めるためにはヨーロッパに来るしかないと思ったんです。言語面でもサッカー面でも成長するには、早くここに来るのがベストでした」
一人での海外生活には寂しさもあるとしつつ、気遣ってくれるチームメイトもいるそうで、ストックホルムの街は気に入っているとのこと。
五輪の日本代表、10代で飛び級招集された8名
また、好きな日本の曲は、桐谷健太さんの「海の声」。お手本にしている選手としては、欧州でサイドバックとして活躍した元日本人代表2名の名前を挙げていた。
2024年05月21日 11:30
今季限りでPSGを退団することを発表したフランス代表FWキリアン・エムバペ。
『Le Parisien』によれば、パリ8区にあるイタリアンレストランで250人を招待したお別れパーティーを開催したそう。
エマニュエル・マクロン大統領も招待者リストに含まれていたが、最終的には欠席したとのこと。
また、PSGのナースル・アル・ハライフィ会長も姿を見せず。エムバペと会長はホーム最終戦前に激しく衝突したばかりで、「姿を見せなくても驚きではなかった」と同紙は伝えている。
最悪の形でチームを去った「喧嘩別れ移籍」7選
PSGは25日に行われるリヨンとのクプ・ドゥ・フランス決勝が今季最終戦。エムバペにとってはPSGでのラストゲームになる。
2024年05月21日 11:27
サッカー女子オーストラリア代表は21日、今年1月に膝の前十字靱帯(じんたい)を断裂した主力のサム・カー(Sam Kerr)が、パリ五輪を欠場すると正式に発表した。
豪女子代表は、ともに膝の前十字靱帯を負傷したエイミー・セイヤー(Amy Sayer)とサム・カーが長期の負傷により引き続き戦線離脱中で、両選手は所属クラブで「リハビリプログラムを継続しており、2024年パリ五輪選考には入れない」と述べている。
チームを率いるトニー・グスタフソン(Tony Gustavsson)監督はこの日、パリ五輪を前に国内での最後の親善試合となる中国戦に向けた代表選手23人を発表したが、カーに関する正式な告知はこれまでなかった。
イングランド女子スーパーリーグのチェルシー(Chelsea)に所属するカーは、これまでに代表戦128試合に出場して69ゴールを記録している。
豪代表と中国代表の試合は、今月31日と6月3日に行われる。
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2024年05月21日 11:23
今季限りでシュツットガルトを退団する原口元気に、古巣復帰の可能性があるようだ。
2024年05月21日 11:21
6月に再開される北中米ワールドカップのアジア2次予選。日本と同組の北朝鮮はシリア、ミャンマーとの対戦が予定されているが、いずれの試合もラオスで行なわれることになった。
韓国メディア『スポーツ傾向』は「平壌から消えた北朝鮮のサッカー、6月のAマッチもラオスに変更」と題した記事を掲載。現状を次のように伝える。
「アジアサッカー連盟(AFC)は20日、公式ホームページを通じて、北朝鮮が6月6日に予定されている北中米ワールドカップ・アジア2次予選B組、第5戦のシリアとのホームゲームを、ラオスの首都ビエンチャンで行なうことを明らかにした。
6月11日のミャンマーとの第6戦のホームゲームも同じ場所で行なわれる。先に北朝鮮専門メディアのNKニュースが、平壌で予定されていたホームゲームを第3地域に変更したと報道したことが、公式に確認されたことになる」
【PHOTO】華やかなコスチュームでエール! 大会を彩る韓国女子サポを特集!
なお、記事によれば、北朝鮮がホームゲームを開催しない理由は明らかにされていないという。3月に平壌で予定されていた日本戦は急きょ中止となり、結果的に代替地は決まらず、没収試合に。当時、AFCは平壌の金日成競技場での試合開催には問題はないと判断していた。
2019年にはホームゲームを受け入れていた北朝鮮だが、当時は無観客試合を実施。記事は、「なぜこのような選択をしたのか、正確に知ることは難しいという評価だ」と締めくくっている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月21日 11:00
今夏にドイツで開催されるEURO。
イングランド代表はグループCでスロバキア、デンマーク、セルビアと戦う。
そのイングランドは現地火曜の14時(日本時間22時)に今大会のメンバーを発表する予定。
そうしたなか、『BBC』は、マンチェスター・ユナイテッドFWマーカス・ラッシュフォードは落選するかもしれないと伝えた。
「このポジション(ウィング)はイングランドのなかで最も選手層が厚いかもしれない。
一時は、ギャレス・サウスゲイト監督の3トップはブカヨ・サカ、ハリー・ケイン、ラッシュフォードになると予想できた。
しかし、ユナイテッドでのラッシュフォードの調子とフィットネスは浮き沈みしているため、危うくなっている。
ラッシュフォードは代表チームの攻撃に電光石火のスピードをもたらした選手であり、たとえプレーが悪くても、背後に走り込むその能力でポジションが安泰であることを意味していた。
しかし、(マンチェスター・シティで)キャリア最高のシーズンを送ったフィル・フォーデンは左サイドでも多くプレーしており、サウスゲイト監督が彼を外すのは難しいだろう」
また、『Sky Sports』でも、ラッシュフォード、ジャック・グリリッシュ、ジェームズ・マディソン、ジャロド・ボーウェン、エベレチ・エゼ、アンソニー・ゴードンのなかから選ばれるのは、2〜3人になるだろうと伝えている。
イングランド代表、2022年W杯から落選した「5名のスター」
ラッシュフォードが外れるか否かは現地で大きなトピックになっているようだ。
2024年05月21日 10:44
サッカーフランス・リーグ1のASモナコ(AS Monaco)でプレーするMFモハメド・カマラ(Mohamed Camara)が、性的少数者(LGBTQ)を支援するユニホームのロゴにテープを貼り付けたことを受け、同国のアメリー・ウデアカステラ(Amelie Oudea-Castera)スポーツ相は20日、同選手とクラブへの「最も厳しい処分」を求めた。
マリ出身のカマラは、モナコが4-0でナント(FC Nantes)に勝利した19日の今季最終節で、ユニホームの前面中央にプリントされたロゴをテープで覆い隠してプレーした。試合前には、性的少数者の権利を高める国際反アイダホビットデー(IDAHOBIT)のバナーを背にした両チームの写真撮影にも参加しなかった。
ウデアカステラ氏は民放ラジオ局のラジオ・テレビ・ルクセンブルクで、「このような振る舞いは、当該選手だけでなくそれを許した所属クラブにも、最も厳しい処分が下される必要がある」と述べ、カマラの行為は「容認できない」と批判。また、フランスプロサッカーリーグ連盟(LFP)に対し、自身の見解を伝えたことも明らかにした。
モナコを指揮するアディ・ヒュッター(Adi Hutter)監督は当日の試合後、1得点を挙げてクラブの勝利に貢献したカマラの行為について聞かれると、「まず初めに、われわれはクラブとしてリーグ全体での取り組みを支持している」とした上で、「彼にとって、あれは個人的な取り組みだった。この件に関しては、彼と内部で話し合いが行われる。それ以上のコメントは差し控える」と述べた。
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2024年05月21日 10:19
リヴァプールに所属するエジプト代表FWモハメド・サラーは、来シーズンも同クラブでプレーすることを望んでいるようだ。
2024年05月21日 09:57
成す術がなかった。
5月19日に行なわれたJ1第15節の町田戦。東京Vが0−5という大差で完膚なきまでに打ちのめされた一戦は、チームだけではなく、MF山田楓喜にとっても現実を突きつけられる場となった。
先のU-23アジアカップから戻ってきてしばらくは、“代表のサッカー”から“ヴェルディのサッカー”に頭を切り替える作業に腐心していたが、「全くサッカーが違うので、もちろん難しいけど、今日は特にそんなに感じていなかった」(山田)。
だからこそ、もっとできるという自信を持ってピッチに入ったが――。
4−4−2の右サイドハーフで先発した背番号18は、立ち上がりから相手の守備に苦戦。ハイプレスにてこずり、前にボールが入ってくる機会が限られたなか、局面の勝負でほとんど競り負けた。球際で勝てず、ボールを受けても潰されるシーン。得意の左足も封じられ、ミドルシュートやクロスはほとんどなかった。
「ゴールエリア付近で自分がもっと持てれば、チャンスになったんかな...」
京都弁混じりの言葉には力がなく、前半45分の出場に留まった自分の不甲斐なさを、試合後はこれでもかと噛み締めた。
自分の形を持っており、ツボにハマった時の破壊力は凄まじい。代表でもクラブでも、その力は誰もが認めるところだ。その一方で、相手に対策されると、存在感が一気に希薄になる試合も珍しくない。ある意味、浮き沈みが激しいタイプとも言える。
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課題は山田も認識済み。封じられた際の対処法を講じなければならないと感じている。
「もっと自分主導でやっていいのかもしれない」
その真意はこうだ。
「動き回るのは味方が混乱してしまうからあれかもしれないけど、もうちょっと自分がボールを引き出したり、もっと要求していいような気がしている」
積極的にボールを受けて、リズムを作ってもいいかもしれない。だが、それだけでは局面の打開が難しいのも事実。町田戦のように対策されれば、簡単に相手のブロックは割れない。そこで山田がさらに挙げたポイントは“縦”への意識だ。
「町田戦は1本縦に行くシーンがあった。ちょっと縦を見せられたとは思うけど、もう少しボールを持った時に『いつでも前に行くよ』という姿勢をもっと見せないといけない。1本縦を見せたことで、中に行けるシーンもあったと思うので、そういうところは見逃さずに仕掛けていかないと上にいけない」
これまで以上に縦突破ができるようになれば、相手は警戒して外を切ってくる。そうすれば、今度は中で勝負しやすい環境が整う。そもそも、縦突破の成功体験はある。第7節の柏戦(1−1)で挙げたゴールは、縦をぶち抜き、利き足ではない右足でニアサイドを撃ち抜いている。
トライ&エラーを繰り返しながら、突破力に磨きをかけていく。その繰り返しが自信につながり、パリ五輪行きにも近づく。新たな自分に出会うべく、縦突破という“プラスワン”を求めて山田は戦い続ける。
取材・文●松尾祐希(サッカーライター)
2024年05月21日 09:32
サッカーイングランド・プレミアリーグのリバプール(Liverpool FC)は20日、退任するユルゲン・クロップ(Jurgen Klopp)監督の後任に、オランダ・エールディビジのフェイエノールト(Feyenoord)を率いるアルネ・スロット(Arne Slot)氏が就任すると発表した。
クラブによると、45歳のオランダ人指揮官は労働許可証の取得を条件として、6月1日からチームの指揮を執る。正式発表はされていないものの、英スカイ・スポーツは契約期間を3年だと報じている。公然の秘密となっていたスロット氏との契約に向け、リバプールは最大940万ポンド(約18億6000万円)の補償金で合意したと伝えられている。
今年1月に今季限りでの退任を表明していたクロップ監督は、19日に行われたウォルバーハンプトン・ワンダラーズ(Wolverhampton Wanderers)との最終戦に2-0で勝利し、有終の美を飾った。
スロット監督はAZアルクマール(AZ Alkmaar)を経て2021年からフェイエノールトの指揮官に就任し、1年目にチームをヨーロッパカンファレンスリーグ(UEFA Europa Conference League 2021-22)準優勝に導くと、昨季はリーグ優勝を果たした。
チームは今季も好調で、リーグ戦では2位に入り、オランダ杯(Dutch Cup 2023-24)では優勝を果たしている。
スロット氏はフェイエノールトの公式ホームページで「これほど多くの素晴らしい瞬間を経験して、多くの素晴らしい人たちとともに成功を収めてきたクラブで、自分の扉を閉めるのは確かに簡単な決断ではない。しかし、スポーツマンとして、プレミアリーグで、世界最大のクラブの一つで、監督になれる機会を無視するのは難しい」と述べている。
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2024年05月21日 09:25
現地時間5月19日に開催されたポルトガル2部の最終節で、57歳の三浦知良が所属するオリベイレンセはホームでレイショエスと対戦。1−3で敗れた。
この試合にカズは59分から途中出場し、今シーズン最長となる31分間プレー。ポルトガルメディア『zerozero』は、「オリベイレンセの監督は最後の30分で伝説のカズを投入した(これまでの出場はわずか7分)」と伝えている。
【PHOTO】あの時、君は若かった…厳選写真で振り返るレジェンドたちの“ビフォーアフター”(国内編)
また、クラブの公式Xでは、試合後のインタビューが公開されており、カズは「もう、ゴールをするということだけ。最初こぼれてきたボールは、自分が打てたらよかったんですけど、そこは悔しいですね」と反省。「チームとしても個人としても非常に苦しかったかなと思います」と、今シーズンを振り返っている。
「チームは、最初の出足は良かったんですけど、途中からまったく勝てなくなって。自分自身もそのなかでなかなか、想像していたような結果を得られなかったので、非常に厳しいシーズンだったと思います」
なお、今季のカズはリーグ戦5試合、カップ戦1試合の計6試合に出場している。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部