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2024年04月18日 05:16
U-23日本代表は現地4月16日、パリ五輪のアジア最終予選を兼ねるU-23アジアカップの初戦で中国と対戦し、1−0で勝利。この試合を現地で見守っていた日本代表DFのショットが話題を呼んでいる。 大岩ジャパンは8分に松木玖生のゴールで先制。17分に西尾隆矢が退場して数的不利となり苦しい展開となるも、最後まで1点を粘り強く守り抜き、白星スタートを切った。 この試合の会場、ジャシム・ビン・ハマド・スタジアムのスタンドには、谷口彰悟の姿があった。谷口はプロ入りから一筋でプレーしてきた川崎フロンターレを2023年に離れ、カタールのアル・ラーヤンに移籍。現在もカタールでプレーしている。 【画像】鋭い目つきで現地観戦する谷口彰悟! 若きサムライの戦いを観戦する32歳のセンターバックを捉えた1枚をサッカーダイジェスト公式X『中の人』アカウントが公開。「スタンドから眩い光とオーラを感じたので、そちらを見るとあのイケメンが」と題してアップロードした。 これにはファンからも「なんか渋いお顔つきね、谷口くんさん」「スーツで監督してほしい」「先輩としての厳しい眼差し」「10人での試合に慣れている谷口彰悟の落ち着き」「カタールに馴染んでる」「俳優がおる」「それにしてもほんまイケメンやなぁ」「自分の手を足で挟んでるのなんか可愛い」といった声が上がった。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月22日 07:27
遠藤航が所属するリバプールは5月19日、ホームで行なわれたプレミアリーグ最終節のウォルバーハンプトン戦に2−0と快勝。ユルゲン・クロップ監督の退任に花を添えた。
この最終戦の後、本拠地アンフィールドではシーズン終了のセレモニーが開催され、選手の家族もピッチに下りて参加した。
そんななか、父親と同じ背番号のユニホームを着用した子どもたちが、サッカーを始める。キレキレだったのが遠藤の次男で、ドリブルやルーレットでジョー・ゴメスのジュニアを翻弄。たまらずアンドリュー・ロバートソンの愛息が激しいスライディングタックルを仕掛けるという場面もあった。
【画像】リバプールユニを着用した行儀のよい遠藤ファミリー
この一連のシーンにSNSで取り上げられると、海外のサッカーファンから次のような声が上がった。
「これはカラバオカップ決勝の映像ですか」
「これ好き」
「あのルーレットよ」
「契約したら素晴らしい!」
「エンドウの子どもはめちゃくちゃ上手いな」
「みんなスーパースター」
「チェルシーがエンドウJrを獲得!」
「ロボとエンドウの息子は本物」
「26番はロイ・キーンの孫か」
可愛いらしい子どもたちのバトルが反響を呼んだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月22日 07:25
ユルゲン・クロップ監督のラストシーズンになったリヴァプールの2023-24シーズンが終わった。
新加入の遠藤航は序盤こそ苦しんだが、その後は主軸として活躍。全コンペティション43試合(計2758分)に出場し、2ゴール1アシストを記録した。
現地のリヴァプール専門サイトは、今季の遠藤をこのように総括している。
『This Is Anfield』
「7点。少し時間はかかったが、リヴァプールが絶好調だったシーズン中頃には欠かせない存在になった。31歳の彼が、ファビーニョやロドリの全盛期レベルに達することはないだろうが、それでも中盤で安定しており、抜け目ない補強といえる」
『Rousing The Kop』
「7点。今季のリヴァプールでその価値を証明し、真価を見せつけ、多くの人を驚かせた。シーズン終盤は弱まったが、その尽力は誇りに思える。今季のハイライトは、マンチェスター・シティ戦での圧巻のパフォーマンスで、あのピーター・クラウチを驚嘆させたこと」
どちらも高い評価を与えていた。
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なお、元イングランド代表FWクラウチは、シティ戦での遠藤について「中盤でアンビリーバブルだった」と賞賛している。
2024年05月22日 06:55
2023-24シーズンが閉幕したフランス1部のリーグアン。
スタッド・ランスの伊東純也は、31試合で3ゴールを記録した。35試合で6ゴールだった昨季よりは得点数が減っている。
ただ、『Total Football Analysis』は、データ・スタッツで選ぶリーグアンの年間ベストイレブンに伊東を選出していた。
「この日本代表FWは、欧州5大リーグの他の右ウィングと比較した場合、90分あたりの危険なパスは95パーセンタイル、90分あたりのゴール期待値貢献度は66パーセンタイル、90分あたりのゴール貢献度は51パーセンタイルに位置している。
アシスト期待値は9.8と全ポジションでリーグトップ、実際のアシスト数も6アシストと、右サイドからのチャンスメイクの脅威を際立たせている。
アシストにつながったものを含めて深い位置からのクロスもあったが、31歳のウィンガーは主にペナルティエリアに近い、より高い位置からクリエイティブなパスを出していた。
また、ランスのワイドマンは58.54%のドリブル成功率でシーズンを終えた。これはリーグの他の右ウィングと比較しても確かな数値だ。守備でも確かなレベルを発揮し、ハイプレッシングに欠かせない存在となった。
伊東は果敢なボールキャリー、ドリブル突破、右サイドの危険なポジションに侵入してチャンスを作るなど素晴らしい仕事をしており、そこからアシストを量産した。
右サイドからの脅威レベルによって伊東はランスにとって手放せない存在になっており、今季のチーム年間MVPに選出されることは間違いない」
アシストを含めたチャンスメイクやプレッシングなどで高い貢献をしていたとのこと。
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チーム年間MVPに選ばれて当然の働きぶりを見せていたようだ。
2024年05月22日 06:35
伊東純也と中村敬斗が所属するスタッド・ランスは、この夏に来日する。
2024年05月22日 06:32
レアル・マドリーのドイツ代表トニ・クロースが5月21日、今夏のEURO2024を最後に、現役を引退すると発表した。
自身のSNSで、「いつも言ってきたように、レアル・マドリーは今も、そしてこれからも僕にとって最後のクラブとなる。この決断を下すのに最適な瞬間を見つけられたのを嬉しく思い、誇りに思う。僕の野心は、常に自分のトップレベルでキャリアを終えることだった」と綴っている。
この電撃発表を受けて、チームメイトや元同僚など様々な選手がメッセージを発信するなか、マドリーの下部組織出身で、現在は3部のラージョ・マハダオンダにレンタル中の中井卓大も反応した。
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20歳のMFは、自身のインスタグラムのストーリーに拍手と白いハートの絵文字と共に「Legend」と綴っている。
マドリーのカスティージャ(Bチーム)でプレーしていた昨シーズンは、トップチームの練習に度々参加し、クロースとも汗を流した中井。同じポジションの選手として、その経験は今後のキャリアにプラスになるはずだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月22日 06:07
昨夏にシュツットガルトからリバプールへ移籍した遠藤航は、イングランドではほぼ無名の30歳ということもあり、当初は懐疑的な目で見られていた。
だが、アンカーでプレーしていたアレクシス・マカリステルの故障をきっかけに出番を掴むと、昨年12月以降は不動の6番として君臨。攻守にハイパフォーマンスを披露してきた。
全5試合にフル出場したアジアカップ参戦もあり、さすがに疲れが出たのか、シーズン終盤はやや精彩を欠いた試合もあったものの、シーズントータルで考えれば、期待以上の活躍を見せたと言っていいだろう。
【画像】「行儀がよい」と現地で話題となった遠藤ファミリー
現地メディアも高い評価をしている。英紙『Mirror』は、シーズン採点で、クィーンビーン・ケレハー、ジャレル・クアンサー、フィルジル・ファン・ダイク、ジョー・ゴメス、アレクシス・マカリステル、ハーベイ・エリオット、モハメド・サラーと並ぶチーム最高点の8点を付与。こう賛辞を贈っている。
「昨夏に契約した時は眉をひそめていたが、中盤の重要な歯車であると証明された」
懐疑論者を結果で黙らせてみせた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月22日 06:05
チェルシーは、相互合意のもとでマウリシオ・ポチェッティーノ監督との契約を解除したと発表した。
ポチェッティーノ監督は2023年7月に2年契約(1年の延長オプションつき)でチェルシーの指揮官に就任。51試合で27勝10分14敗という戦績で、1年でチームを去ることになった。
『BBC』は、後任候補として以下のような監督たちの名前を挙げている。
ルベン・アモリン(スポルティングCP)、ハンジ・フリック(無所属)、ヴァンサン・コンパニ(バーンリー)、ユリアン・ナーゲルスマン(ドイツ代表)、キーラン・マッケンナ(イプスウィッチ)、ジョゼ・モウリーニョ(無所属)、ミチェル(ジローナ)、トーマス・トゥヘル(バイエルン監督退任)、ロベルト・デゼルビ(ブライトン監督退任)。
モウリーニョとトゥヘルはチェルシーでの指揮経験がある人物だ。
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また、『London Evening Standard』は、エンソ・マレスカ(レスター)、セバスティアン・ヘーネス(シュトゥットガルト)、トーマス・フランク(ブレントフォード)らも候補と伝えている。
2024年05月22日 06:00
鹿島アントラーズは5月21日、公式Xを更新。
2024年05月22日 05:50
レアル・マドリーのドイツ代表MFトニ・クロースは、今夏のEURO後に現役を引退するとSNS上で発表した。
10年前の2014年にレアルに加わったクロースは、ファンへの感謝を綴りつつ、「現役選手としてのキャリアは今夏のEURO後に終わる」と宣言した。
クロースの引退発表には多くの選手たちが反応。レアルでともにプレーしたクリスティアーノ・ロナウドは「すべてに、そして多くのことに、トニ!君とピッチを共有できたことを光栄に思う。これからもよろしく」とコメントしている。
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クロースは2021年のEURO後に一旦ドイツ代表を引退したが、今年電撃復帰。今夏のEUROがプレーする最後の大会になる。開催国であるドイツは、グループステージでスコットランド、ハンガリー、スイスと対戦する。
2024年05月22日 05:30
名古屋グランパスからのレンタル移籍でポルトガルのカーザ・ピアでプレーしてきた相馬勇紀。
シーズン途中からの加入だった1年目は19試合、2年目の今季は37試合に出場した。計56試合で7ゴール5アシストを記録している。
ただ、『Record』は、相馬はすでにカーザ・ピアに別れを告げたと伝えた。
名古屋からレンタルしていたが、価格が高額なために買い取るのは困難とのこと。「相馬はカーザ・ピアで最後の試合をプレーしたに違いない。この日本人ウィンガーはすでに別れを告げて、母国に戻った」としている。
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移籍金が高いために完全移籍での獲得は断念したようで、相馬は一旦日本に帰ることになったようだ。
2024年05月22日 04:30
韓国Kリーグの水原FCでチアリーダーを務め、“新三大クイーン”のひとりに挙げられるアン・ジヒョンさんが公式インスタグラムを更新。夏を先取りするオフショットを公開した。
【PHOTO】9頭身の超絶ボディ! 韓国チア界が誇る“女神”アン・ジヒョンの悩殺ショットを一挙チェック!
リゾート地のような場所で、大き目のサングラスをかけ、美脚がのぞくグリーンのミニワンピ姿でくつろぐ。プールサイドに立ってスカートをひらりとさせる姿も。9頭身の抜群のプロポーションが映える。
この投稿にフォロワーから賛辞が続々。「女神降臨」「ますます綺麗になっていく」「スーパー・ビューティフル」「挑発的。ドキドキする」「すっげーな」といったコメントが寄せられている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月22日 04:01
チェルシーは21日、マウリシオ・ポチェッティーノ監督との契約を双方合意の上で解除したと発表した。
2024年05月22日 00:34
レアル・マドリードに所属するドイツ代表MFトニ・クロースが21日、EURO2024をもって現役を引退することを電撃発表した。この決断を受けて、クロースは自身の公式Instggram(@toni.kr8s)を更新。スパイクを脱ぐ決断を下したことを受けての率直な心境と、レアル・マドリードへの感謝、そして“最後の野望”について語った。
現在34歳のクロースはバイエルンで主力として活躍し、3度のブンデスリーガ優勝や2012−13シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)制覇などを経験。ドイツ代表としても主力として活躍し、FIFAワールドカップブラジル2014で優勝を成し遂げた後、2014年夏にレアル・マドリードの一員となった。
加入直後から、正確無比な右足や卓越した戦術眼などを武器に、主力として絶大な存在感を放ったクロースは、インテリオールだけでなくピボーテとしても活躍。34歳となった今季もそのパフォーマンスに衰えは見られず、ここまで公式戦46試合のピッチに立って1ゴール9アシストを記録。2シーズンぶり通算36度目のラ・リーガ制覇に大きく貢献しただけでなく、CLでも2年ぶりの決勝進出に貢献している。
クロースはレアル・マドリードで、公式戦通算463試合出場28ゴール98アシストを記録。在籍した10年間で獲得したタイトル数は「22」にのぼり、2015−16シーズンから始まったCL3連覇を含む4度の欧州制覇、4度のラ・リーガ優勝、5度のFIFAクラブワールドカップ優勝などに大きく貢献した。
今回、現役引退を発表したクロースは、自身の公式Instggramを通して、レアル・マドリードに加入してからの日々を振り返った。成功に満ちた10シーズンを回想し、次のように率直な心境を言葉にしている。
「2014年7月17日、レアル・マドリードの入団会見を実施したこの日は、僕の人生を変えてくれた1日だ。サッカー選手としての人生だけでなく、何よりも僕個人としての人生をね。世界最高のクラブでの新しい人生の始まりだった。そして今日、この人生が終焉を迎えることを伝えた。10年後のシーズン終了とともに、夢のような人生の幕を下ろす」
「この成功に満ちたエキサイティングな10年間を、僕は決して忘れることはないだろう。特にフロレンティーノ・ペレス会長、クラブ、そして常にオープンな気持ちを持って僕を迎え入れ、信頼してくれたすべての人々に感謝したい。そして何よりも、親愛なるマドリディスタの皆さんへ。このクラブの一員となった初日から、最後まで愛情とサポートを本当にありがとう」
「同時に、この決断は、僕の現役サッカー選手としてのキャリアが、今夏のEURO2024をもって終了することを意味する。常々口にしてきたように、レアル・マドリードは僕にとって最後のクラブであり、これからもそう在り続けるだろう」
また、クロースは「今日、自分の頭と心の中で、この決断にふさわしいタイミングを見つけられたことを嬉しく思うし、誇りに思う」と綴ると、かねてより公言していたように、このタイミングでの引退となった理由を「僕の野望は常に、自分が思うトップレベルでキャリアを終えることだった」と説明。“キャリアハイ”と呼べるような姿で、人々の記憶に鮮明に刻まれたなかでの引退を考えていたことを、改めて明かした。
そして最後には、クロースにとってレアル・マドリードでの“最後のタイトル”となるかもしれない、CL決勝への思いを言葉にした。
「この瞬間から、僕の頭の中にはただ1つの大きな思いがある。この思いから僕を遠ざけるものは何もない。15度目の欧州制覇だ。アラ・マドリー・イ・ナダ・マス(行け!マドリー。それ以外は何もいらない)」
クロースがドイツ代表に合流する前、レアル・マドリードでの最後の試合となるCL決勝のドルトムント戦は、日本時間で6月1日の28:00(2日の4:00)にキックオフを迎える。
【動画】クロースとレアル・マドリードの10年間
💜 #GraciasKroos 💜 pic.twitter.com/JzEy9jK7W7— Real Madrid C.F. (@realmadrid) May 21, 2024
2024年05月22日 00:10
今季のドイツ・ブンデスリーガはサプライズの目立つシーズンだった。1番はレヴァークーゼンの無敗優勝だが、2位にシュツットガルトが入ったことも見逃せない。
昨季のシュツットガルトは16位でシーズンを終え、その後の昇降プレイオフを何とか制して残留を決めていたクラブだ。そんなギリギリの1部残留劇から、一気に2位まで順位を上げてきたのだから驚きだ。
クラブOBで元ドイツ代表のユルゲン・クリンスマン氏もこれを喜んでいる。レヴァークーゼンに続くおとぎ話と表現していて、サプライズ度ではレヴァークーゼンを上回るものがあったかもしれない。
「レヴァークーゼンがやったことは大きなことだよ。だけど、シュツットガルトが今季やったことも例外的であり、ドイツのすべてのサッカーファンにとって大きな驚きだった。なぜなら前年に降格寸前のチームだったのだから。今季シュトゥットガルトがトップ6や8に近づくとは誰も予想していなかっただろう。彼らがセバスティアン・ヘーネスとともにやったことは並外れたものだった。彼らは一年を通じて非常に積極的で、攻撃的なサッカーを見せたね」(『sky Sport』より)。
昨季の勝ち点33から、今季は73点へ40ポイントも増えていて、FWセール・ギラシ、デニス・ウンダブの2トップを軸にテクニシャンのMFクリス・ヒューリッヒ、技巧派レフトバックのマクシミリアン・ミッテルシュテットなど、シュツットガルトのフットボールはサッカーファンを魅了した。チャンピオンズリーグも絡んでくる来季にこれを継続するのは簡単ではないが、シュツットガルトのおとぎ話に続きはあるか。
2024年05月22日 00:00
今季限りでリヴァプールを退任することが決まったユルゲン・クロップ監督。2015年のシーズン途中から指揮をスタートさせ、チャンピオンズリーグ優勝やプレミアリーグ優勝を成し遂げた。
ファンに愛された彼が9年間の指揮で行ってきた補強のなかから「最高の5名」を『Football Transfers』が選んでいた。モハメド・サラー
加入元:ローマ
加入年度:2017
移籍金:3650万ポンド(およそ72.54億円)
2017年の夏、ユルゲン・クロップ監督率いるリヴァプールはASローマからモハメド・サラーを3650万ポンドで獲得した。しかしその際、エジプトという決して強豪ではない国出身のウイングにそれだけの額を投じることは嘲笑の対象にもなった。
しかしながら、この3650万ポンドという額はバーゲンプライスであったとしか言いようがない。彼がリヴァプールの歴史上最高クラスの点取り屋になることを予想した者はほとんどいなかった。
猛烈なスピードと繊細なフィニッシュの組み合わせにより、9番のポジションでなくても得点王のランキングに絡む。彼は本当に稀有な存在であり、クロップ監督の掘り出し物だった。フィルヒル・ファン・ダイク
加入元:サウサンプトン
加入年度:2018
移籍金:7500万ポンド(およそ149.06億円)
2018年1月にサウサンプトンから加入したオランダ代表DFフィルヒル・ファン・ダイクは、リヴァプールがタイトルを争う存在になるために不可欠な存在であった。
当時ディフェンダーとしては最高額となる移籍金が支払われたが、その価値は間違いなくあった。その影響力により、それまで問題だと言われていた守備力をむしろ強みに変え、マティプやゴメスを飛躍的に成長させた。
そのリーダーシップ、空中戦の強さ、後方での冷静さ、圧倒的な一対一の強さでリヴァプールを世界最高のクラブに変え、プレミアリーグとチャンピオンズリーグのタイトルをもたらした。アリソン
加入元:ローマ
加入年度:2018
移籍金:6680万ポンド(およそ132.76億円)
ファン・ダイクをリヴァプールに連れてきたユルゲン・クロップ監督。さらに同じ年にディフェンスの強化を図り、アリソンをローマから6680万ポンドで獲得した。
これはあまりにも大きな補強だった。アリソンは並外れた配球スキルと一対一のセービングで守備に安定をもたらし、リヴァプールの課題であったゴールキーパーをむしろ強みに変えた。
プレミアリーグのレジェンドの1人となったアリソン、そしてファン・ダイクを中心とした最終ラインは、リヴァプールに欠けていた強固な守備を加えたのだった。アンディ・ロバートソン
加入元:ハル・シティ
加入年度:2017
年俸換算:800万ポンド(およそ15.9億円)
ユルゲン・クロップ監督の下で行なわれた補強の中で最も目立ったものではないが、最もお買い得だったのは彼しかいない。ロバートソンはわずか800万ポンドで獲得され、その何倍もの働きをクラブにもたらした。
ハル・シティでプレーしていた彼は2017年のマーケットでリヴァプールに加入し、それからしばらく経ったあとに左サイドバックのレギュラーに定着。それ以降何年もの間重要な存在であり続けた。
その仕事量の多さ、ピッチを上下動するスタミナ、安定した守備力、そして卓越したアシスト能力。クラブの歴史上でも最高クラスの左サイドバックだ。サディオ・マネ
加入元:サウサンプトン
加入年度:2016
移籍金:3500万ポンド(およそ69.56億円)
みんながゲーム上でお世話になった「ウイイレ史上最強戦士たち」
2016年の夏に加入したサディオ・マネ。お得意様になる前のサウサンプトンから加入したセネガル代表のストライカーは、ユルゲン・クロップ監督が率いるリヴァプールの象徴的な選手の一人になった。
前線からの激しいプレッシングと切り替え、そしてアグレッシブにゴールへと向かって混沌を作り出す能力。まさにクロップ監督が求める選手であった。
モハメド・サラー&ロベルト・フィルミーノとともに組んだ3トップは類稀な機能性を見せ、プレミアリーグを席巻する存在になった。