2024年04月17日 17:38
「中日−ヤクルト」(17日、バンテリンドーム) 開幕から全試合でスタメン出場を続けてきた高橋周が「右外側ヒラメ筋損傷」で出場選手登録を抹消された。代わってこの日の三塁にはカリステが入り、3番には上林が座った。 中日はここまで9勝4敗2分けで首位を走っており、高橋周の離脱が今後、チームにどう影響を与えるか気になるところ。今日勝てば、同じく9勝で並んでいる巨人の結果次第ではあるが、リーグ最速10勝一番乗りの可能性がある。 中日のスタメンは以下の通り。 1番・中堅 三好 2番・二塁 田中 3番・右翼 上林 4番・一塁 中田 5番・左翼 細川 6番・三塁 カリステ 7番・遊撃 村松 8番・捕手 加藤匠 9番・投手 涌井
2024年05月21日 07:03
本拠地・Dバックス戦に「2番・指名打者」で出場
■ドジャース ー Dバックス(日本時間21日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は20日(日本時間21日)、本拠地・ダイヤモンドバックス戦に「2番・指名打者」で出場する。先発は5勝目を目指す山本由伸投手。登板試合での初アーチに期待がかかる。
大谷は前日19日(同20日)の本拠地・レッズ戦に「2番・指名打者」で出場し、同点の延長10回2死一、二塁でサヨナラの右前適時打を放った。サヨナラ打はエンゼルス時代の2020年9月以来。4打数2安打1死球で打率.353とし、再び首位打者に浮上した。
この日、ブレーブスのマルセル・オズナ外野手が13号を放ち、ナ・リーグで大谷に並びトップに浮上した。豪快な一発で単独トップなるか。
山本は前回登板となった13日(同14日)の敵地・ジャイアンツ戦では、6回途中5安打4失点で勝ち負けつかず。ここまで4勝1敗、防御率3.21をマークしている。(Full-Count編集部)
2024年05月21日 06:50
ロッテ移籍1年目、白武佳久氏は村田兆治に度肝を抜かれた
元投手で広島スカウト統括部長の白武佳久氏は現役時代、広島とロッテの2球団で活躍した。ロッテには1989年オフにトレードで加入。移籍1年目の1990年シーズンにはキャリアハイの10勝をマークした。背番号20をつけ、新天地で躍進を遂げたが、鹿児島キャンプではいきなり試練に見舞われた。ロッテのレジェンド右腕・村田兆治投手兼コーチから「お前は練習を何もしていないだろ!」と厳しい言葉を浴びせられ、その凄さに度肝を抜かれたという。
当時のロッテ監督は陸上部並みの走り込みを課す「走れ! 走れ!」で知られた金田正一監督だったが、白武氏は「カープの方がはるかにきつかったので、楽でしたよ」と言う。「パ・リーグはDH制だから、ピッチャーは投げるだけ。もうバント練習もしなくていいし、投げることと守備練習しかない。ひとつのことをやらなくていいとなったら、そっちに物凄く集中できるし、数もこなせるから、下手だった守備がうまくなりましたね」とプラス面も多かったようだ。
もっとも、ロッテでの鹿児島・鴨池野球場でのキャンプ初日は面食らったという。「よーいどんで、村田兆治さんとキャッチボールすることになったんです。僕はトレードが決まってからの自主トレで塁間、セカンドくらいまでしかキャッチボールをしていなかったんですが、いきなり村田さんは、すーっと90メートルくらいまで下がっていったんですよ。これは投げられんと思ってブルペンキャッチャーに間に入ってもらったんです」。
前年の1989年5月13日の日本ハム戦(山形)で通算200勝を達成した大ベテランが相手でも、できないものはどうしようもない。「僕が50メートルくらいブルペンキャッチャーに投げて、そこから彼に村田さんに投げてもらった」という。「村田さんに『お前、練習を何もしていないだろ』って言われました。『いやいや、兆治さん、そんな最初から90も100も投げられないですよ』と言ったら『言い訳するな!』って。まぁその通りだったんですけどね」。球宴にも初出場…最後は完投で10勝に到達
スポーツメーカーが同じだった縁もあって、初日からコンビを組んだが「すごい人だなって思いました。僕はその時、29歳とか30歳くらいでしたし、正直、(キャンプで)ちょっとずつやればいいかなって思っていたんですが、村田さんは初日からビュンビュン投げていましたからね」。左足を高く蹴り上げ、尻を打者に突き出し、下ろした右手に力をため込んでから思い切り投げ込む“マサカリ投法”が代名詞のレジェンド右腕が使用するグラブにも驚いたという。
「『俺のグラブには1キロの鉄板が入っているんだ』って見せてもらいました。鉄板は親指のところに入っていて、それでバランスをとって投げておられたんです。練習でも試合でもね。マサカリ投法はグラブとのバランスと足腰の強靱さがあってのこと。そこまで考えておられた。やっぱりすごかったですよ」。白武氏にしてみれば、まさに学ぶことばかり。いきなり、大きな刺激を受け、ロッテ1年目のシーズンに臨み、自身初の2桁、10勝をマークした。
26登板で10勝4敗3セーブ、防御率3.33。先発したのは4試合で、10勝のうち8勝が中継ぎでつかんだ白星だった。4月19日の西武戦(西武)では、先発・小宮山悟投手を4回途中にリリーフ。4回1/3を無失点で移籍後初勝利をマークしたのをはじめ、先発よりも長いイニングを投げて6勝をマークしたのも特徴的だ。「オープン戦は調子が悪くて2軍で調整していたんですが、その時にボールがピュッと行きだしたんですよね」。
オールスターゲームにも、怪我で辞退したダイエー・吉田豊彦投手の補充選手ながら初出場を果たした。第1戦(7月24日、横浜)で、7-0の9回1死二塁に6番手で登板。打者2人に投げて2/3を無安打無失点に抑えて試合を締めた。最後は古巣・広島の正田耕三内野手をファーストライナーに打ち取った。「最後に行くぞって言われていた。抑えたのは覚えています。いい思い出です」と笑みを浮かべた。
「あの年は本当にいいシーズンでした。最後の方は先発させてもらって10勝できたんですよね」。10月10日のダイエー戦(平和台)に先発し、7回1/3を2失点で9勝目。10月17日の近鉄戦(藤井寺)に6安打2失点完投で10勝に到達した。一方でキャンプからお世話になった村田はその年に10勝をマークしながら40歳で現役を引退。たった1年しか同じユニホームを着られなかったが、白武氏はレジェンド右腕に感謝している。(山口真司 / Shinji Yamaguchi)
2024年05月21日 06:40
大谷翔平は貢献度を示す指標「WAR」で好成績を維持している
ドジャース・大谷翔平投手は、打撃、走塁、守備、投球を総合的に評価して選手の貢献度を表す指標「WAR」がメジャートップタイの「3.0」を誇っている。米データサイトの指標から米メディアは「二刀流選手だったときよりも打者(のみ)としての方が価値を生み出している」と見解を伝えた。
MLB公式サイトは、ドジャースとの歴史的な10年7億ドル(約1090億円)の契約初年度の4分1あまりを過ぎて、オオタニは打席で向上しただけでなく、彼は別次元に達してしまっている。オオタニは打者としてはキャリアダントツのスタートを切っている、と報じた。原動力として「コンタクトの質・量ともにここまでキャリアハイ」「速球以外の球も捉えている」「きわどい球にも強い」と解説している。
また、野球専門の米データサイト「ファングラフス」によると18日(日本時間19日)の試合前時点のWARは「3.1」。年間では10.7になるペースで、そうなればDH制がア・リーグで採用された1973年以降に主にDHで出場した選手の記録を破ることになると伝えた。ファングラフス社調べのDHのWARのこれまでの記録は1995年エドガー・マルティネスの7.0、と言及。
オオタニのここまでのWAR3.1は、投打両方をこなしていた昨季までの3年間の同時期をすべて上回る、つまり彼は二刀流選手だったときよりも現在打者(のみ)としての方が価値を生み出している(少なくともWARという観点では)ということになる。
記事によれば大谷の直近3年間の同時期のWARは2021年「1.9」、2022年「1.8」、2023年「2.1」でした。また、直近3年間の年間WARは、2021年「8.0」、2022年「9.2」、2023年「8.9」。いずれも二刀流での投打あわせての数字だという。
ナ・リーグでもMVPを取れば殿堂入り選手フランク・ロビンソンと肩を並べて両リーグでMVPに選出された2人目になる。そして記事ではオオタニは今季さらに何を達成してくれるだろうか? 初の首位打者? 40-40? 3冠王? 一生に一度のスーパースターには、そのすべてに可能性がある、と結んでいた。(注:この記事で使っているWARは、すべてファングラフス社調べの数字)(Full-Count編集部)
2024年05月21日 06:19
ブルワーズがビエイラをDFAに
ブルワーズは20日(日本時間21日)、元巨人のチアゴ・ビエイラ投手をメジャー出場前提となる40人枠から外す措置(DFA)をとった。
2024年05月21日 06:00
広島の栗林良吏投手(27)が20日、日本選手最速での通算100セーブに向けて自然体を強調した。プロ4年目にして到達しようとしている節目の数字について「たまたま自分にセーブという記録がついているだけで、通過点でもない」と強調。チームは21日からマツダスタジアムで1・5ゲーム差で追う阪神と首位攻防3連戦。大台まで残り2セーブで、本拠地での達成も視野に入る。
最速記録へのカウントダウンが大詰めを迎えている。栗林は現時点で通算175試合の登板で98セーブ。100セーブの日本選手最速はソフトバンクなどで活躍した馬原孝浩の178試合だ。ここから2登板で2セーブを挙げることができれば、文句なしの最速記録樹立となる。快挙に向けてざわめき出した周囲とは対照的に守護神は意に介さない様子だ。
「本当に何も考えてないです。現役を終わった後にこういう数字、歴史に名を残すというのはうれしいことですけど、現役中は数字を目標にしてやってるわけじゃないので。一つ一つの登板を大事にやっていければなと思っています」
記録や数字にはとらわれない。報道陣から最速記録の話題を振られると、「メディアの方がいなかったら、今何セーブかなんて見ることもないので」とキッパリ。「自分個人としては別に何も思わないので、何とかメディアの方々のために頑張りたいと思います」と冗談を飛ばし、周囲を笑いに包んだ。
今季は19試合に登板して0勝1敗、両リーグトップタイの12セーブの成績を残している。昨季は4月だけで4敗を喫し、登録抹消の悔しさも味わった。その苦い経験も糧にして、今季はここまで防御率も0・50で守護神として抜群の安定感を誇る。
接戦が多いこともセーブ数が積み上がっている要因の一つ。少ない得点を投手陣が守り抜くという勝利パターンも「どこも接戦が多い。そこは毎日気持ちも作りやすいというか、毎日出番があると思って準備ができる」と歓迎する。
球団の100セーブ到達者は大野豊、佐々岡真司、永川勝浩、中崎翔太に次ぐ5人目。球団史を彩るクローザーと肩を並べることになる中、「すごいうれしい気持ちはある。100セーブだからといって、その皆さんに追い付けるわけじゃないんですけど、なんとかそういう人たちの記録を抜かせるようにって思っているので、そういう意味ではうれしいと思います」と先を見据えた。
21日からは本拠地に阪神を迎えての3連戦。真っ赤に染まる首位攻防の舞台で快挙を成し遂げる。
2024年05月21日 05:46
キャンプで右肩の張りを訴え…ILで開幕を迎えた
メッツの千賀滉大投手が20日(日本時間21日)、上腕三頭筋の張りで予定されていたブルペン投球を回避したと、MLB公式サイトのメッツ番アンソニー・ディコモ記者が報じた。
千賀はメジャー2年目の今季、スプリングトレーニング中の2月に右肩の張りを訴え、米ニューヨークでPRP注射を打ち、治療に専念していた。開幕投手の大役に期待がかかっていたが、3月25日(同26日)に15日間の負傷者リスト(IL)入り。その後、60日間に移行された。
メッツは現在、21勝25敗でナ・リーグ東地区4位となっている。昨季12勝を挙げた右腕の早期復帰が期待される。(Full-Count編集部)
2024年05月21日 05:01
阪神の岡田彰布監督(66)が20日、21日からの広島3連戦(マツダ)を前に新神戸駅で取材に応じた。以下、岡田監督との一問一答。
◇ ◇
−床田とは4度目の対戦。
「(対戦する投手は)全部村上やな。火曜日やから、しゃあないわな。村上が勝っとるんか」
−村上の2勝1敗。
「防御率もええ勝負やな」
−前回は自責点0で村上が負けた。
「ああそうや、自責0で負けたんやな」
−広島がいつか浮上してくると想定していた。
「去年も2位やろ。メンバーも若いのが多いから。(監督が)新井になってからガラっと変わったからな」
−青柳が登板予定だった24日が空いている。
「(ローテ)6人でスタートしたけど、言うてるやん、8人、9人は用意しとかなあかん。そこに入れるだけやんか」
−2軍では西純も好投している。
「そんなに名前出して、どないして使うんよ。2軍でなんぼええ言うても、すぐ(1軍に)上げへんよ。開幕に合わせて1軍のメンバーに入ったピッチャーが頑張ってて、悪なかったらそんなん代えられへんて。だからほんとに悪かったんは伊藤(将)な、めちゃくちゃ悪ないけど、何かこう重苦しいピッチングしてた青柳な。そのくらいじゃないと下(2軍)から代えられへんやん」
−ビーズリーもチャンスをものにした。
「ビーズリーなんか無失点で2軍で待っとったわけやからな。それであんなピッチングしたら、そんなんもう、使わざるを得ないやんか。だからピッチャーの入れ替えの方がし烈と思うよ」
2024年05月21日 05:01
21日・広島戦(マツダ)で先発する阪神・村上頌樹投手(25)が20日、プロ入り後初対戦となる東洋大の先輩・末包と、「打者・床田」をキーマンに挙げた。
2024年05月21日 05:01
22日の広島戦(マツダ)に先発する阪神の大竹耕太郎投手(28)が20日、好相性のマウンドで快投を見せる意気込みを示した。甲子園での投手指名練習ではキャッチボールなどで調整。今季も鯉キラーぶりを発揮する。
今季2度目となる広島戦。前回8日、甲子園での対戦では6回4安打1失点の好投も勝敗はつかなかった。次はマツダスタジアム。「マウンドの形状っていうか。傾斜の感じとかは、好きな方」。昨季は4試合に登板し、4勝0敗で防御率0・57と相性抜群の舞台だ。
球場の特徴も頭に入れ、配球を組み立てる。「狭い球場ではない。風向きとかも見ながらになるんですけど。臨機応変に高めもうまく使っていきたい」とストライクゾーンを広く使う考え。今季4勝目を巧みな投球術でもぎ取る。
2024年05月21日 05:01
阪神の岡田彰布監督(66)が20日、新神戸駅で取材に応じ、21日からの広島3連戦(マツダ)を前に新井監督の手腕に一目置いた。広島は巨人に同一カード3連勝で2位に浮上。岡田監督は敵将に対して「巨人に3連勝するやり方、聞かなあかんわ。どないして3連勝できるかな。明日聞くわ」と白い歯をこぼした。
言葉は軽妙だが、決して侮ってはいない。19日の試合で巨人・高橋礼に対して左打者を並べた中、右打者の末包が決勝3ランを放ったことに触れ、「よお末包使ってたよな」と“新井采配”に驚きを隠さなかった。
末包については「スコアラーが見とるけど、それほどマークせなあかんいう感じじゃないけどな」と意に介する様子ではなかった。一方で「悪かった者の調子が上がってるというのはあるやんか。坂倉とか」と、巨人との2試合で本塁打を含む6安打を集めた左打ちの捕手を警戒した。
交流戦までの残り6試合は2位・広島、3位・巨人との上位対決が待ち受ける。首位の阪神だが広島には2勝4敗1分けとセ・リーグで唯一負け越している。首位決戦で一気に突き放したいが「勝負やのに(試合前から)勝てるなんか一切考えてない」と気負いはない。先発で送り出す村上、大竹らにも「普通に投げたらいいんちゃう」と全幅の信頼を置いた。
広島3連戦を終えると甲子園に巨人を迎える。新井監督から宿敵の“必勝法”を授かれば、交流戦前の首位固めも見えてくる。
2024年05月21日 05:01
日本プロ野球選手会と日本野球機構(NPB)との事務折衝が20日、都内で行われ、保留制度についても話し合った。既に高校出身選手が7年、それ以外の選手は6年で権利を取得できる国内FA権取得年数の1年短縮について議論を進めてきた。145日で1年とカウントされている出場選手登録日数を増やす案も出ている。
日本プロ野球選手会では、FA制度の見直し案について各球団の選手会役員に意見を聞いている最中だが、森事務局長は選手から「あまり変わった感がない」と難色を示す声も上がっていると明かした。今後も慎重に議論を行う。
2024年05月21日 05:01
出場選手登録を抹消されている阪神・青柳晃洋投手(30)が、交流戦開幕カードとなる30日・日本ハム戦(甲子園)での復帰登板が有力となっていることが20日、分かった。
2024年05月21日 05:01
「関西学生野球、関学大4−1同大」(20日、南港中央野球場)
3回戦1試合が行われ、関学大が同大に4−1で勝利して勝ち点4とし、黒原拓未投手(現広島)を擁した2021年春以来6季ぶり16度目(旧リーグを含む)の優勝を果たした。25日からの最終節で近大に勝ち点で並ばれても勝率で上回る。6月10日開幕の第73回全日本大学選手権(神宮ほか)への出場権を手にし、同11日の1回戦で東京新大学野球連盟代表の共栄大と対戦する。
歓喜に沸くスタンドを眺め、本荘雅章監督(53)は涙をこぼした。「ホッとしました」。スター不在のチームが一丸となってつかんだ栄光は格別な味だった。
初回に1点先制し、3点リードの六回2死では馬場和輝内野手(4年・鶴岡東)が左翼へソロ。勝てばV決定のプレッシャーをはねのけてナインは力を出し切った。
4年生の高3時代は新型コロナウイルス感染拡大によって夏の甲子園中止を経験。最終学年で全国大会出場の目標が団結する原動力となった。主将の小川将信内野手(4年・筑陽学園)は「なんとか全国に行きたかった。チームが一つになれた」と悲願をかみしめた。
3年前はコロナ禍による自粛ムードの中で優勝。今回はスタンドの応援団とともに頂点に立った。指揮官は「みんなで分かち合えた」と声を弾ませ、「代表として責任を果たせるように」と全国での戦いを見据えた。
2024年05月21日 05:01
日本ハムがエスコンフィールド開業1周年記念で着用した黒いユニホームを、8月23日のソフトバンク戦(エスコンフィールド)から9月4日のソフトバンク戦(ペイペイドーム)までの10試合で、期間限定で復活させる。“黒ユニ”は4月5日から21日までのホーム8試合で着用。5勝2敗1分けと好成績を収めており、優勝を争うペナント終盤をゲンのいい黒装束で臨むことになる。
新庄監督は「決まりました!8月の終わりから9月にかけての10試合、着させてもらえるようになりました」と喜んだ。
“黒ユニ”は背面にエスコンフォールドをデザインされたもので、新庄監督もお気に入り。着用最終戦となった21日の試合後、「このユニホームをビジター用にしたいなと思って」と球団側に求めていた。ビジター用にはならなかったが、再び期間限定で着用できる。「ビジターでもホームでも。一応、僕の意見は通してもらいました」と笑みを浮かべた。
万波はかつて「ぼくは気に入っていますし、いいんじゃないですか?カッコイイですよね。エスコンを背負って戦う感じで」と話すなど、選手の評判も高い。ペナントを占う終盤の10試合。新庄監督は「あれを着ることによって気分転換にもなるしね。なんか強い雰囲気。ずっとこの調子でいけば、さらに強く見える」とニヤリ。黒装束でラストスパートをかける。
2024年05月21日 05:01
阪神の森下翔太外野手(23)が20日、「やっぱエース級を打たないと意味ないと思うんで、打っていきます」と21日の広島戦(マツダ)の先発・床田撃ちを誓った。
昨季の対戦打率は・273(11打数3安打)で、節目のシーズン10号を左腕からマーク。今季は対戦打率・111(9打数1安打)と苦戦を強いられているが、前回7日の対戦で二塁打を放ち、今季初安打とした。
19日のヤクルト戦では10日以来の3番に入って1安打。今季は1番や6番、7番でも出場しているが「やっぱり上の方は打ちたいですけど、どの打順でも特に変わらない」とぶれない姿勢を示した。どの打順でも「最初の打席をしっかりいけるように準備する」と、心強い強打者が虎の勝利をたぐり寄せる。