2024年04月17日 15:41
術後10度目のキャッチボール、山本由伸の投球フォームをモノマネした ドジャースの大谷翔平投手が16日(日本時間17日)、山本由伸投手のモノマネを炸裂させた。本拠地・ナショナルズ戦前に術後10度目のキャッチボール。約10メートルほどの距離をとって55球を投げたが、その投球中に山本の投球フォームを真似る場面があった。 キャッチボール途中だった。大谷は三塁フェンス沿いにいた山本をチラリと目をやり、おもむろにモノマネを始めた。まずはサイドステップで投げる独特の投球フォームで球を投げると、次はノーワインドアップ。グラブを胸の高さにし、球種が探られないようにグラブと右手をブルブルと小刻みに振動させる。3年連続沢村賞に輝いた右腕の投球フォームそっくりだった。 イタズラっぽい笑みを浮かべてモノマネをしていた大谷に、山本の表情も自然と緩んでいた。ファンからは「これは見逃せない面白さですね」「出た 山本由伸投手のモノマネ」「モノマネ谷さん」「楽しそうで何より 本当に、それだけが救い」「微笑ましい」などとコメントされている。 本拠地のロッカーだけでなく、ビジターでも隣同士の2人。クラブハウス内では談笑する場面も多く見られ、同じタイミングで帰路につくことが多い。チームメートとして確実に仲は深まっている。(Full-Count編集部)
2024年05月17日 22:39
「ロッテ1−1日本ハム」(17日、ZOZOマリンスタジアム)
今季2度目の引き分けを新庄監督は「なんか悔しいね。チャンスあったんですけど。まあでも、ピッチャーがよく踏ん張ってくれました」と振り返り、「いやあ〜」とため息をついてから「ハハハ」と笑った。
相手先発は前回対戦でも攻略した佐々木。この日は最速162キロの速球にてこずったが、走者が出れば積極的に走らせて足でチャンスをつくった。七回の同点劇も代走に送った五十幡が細川の左翼定位置付近への飛球で生還。「五十幡君でないと(本塁へ)行けない位置だったんで。細川君もよく犠牲フライを打ちましたね」と両者をたたえた。
好投手の佐々木に対して負けないチームについて「食らいついていくんじゃないですか。それはありますね」とナインの執念を認める。「でも毎回、投げるピッチャー、きょうは難しいんじゃない?きょうは難しいんじゃない?きょうは難しいんじゃない?で勝ってますから。だから慣れてきた。大丈夫じゃねえ?って」と選手の成長への手応えも口にした。
2024年05月17日 22:39
「阪神2−4ヤクルト」(17日、甲子園球場)
高津ヤクルトが連勝。先発吉村がリーグトップタイの4勝目を挙げ、村上が両リーグ最速の10号を放った。
吉村は5回まで散発2安打に阪神打線を封じ、主砲・村上の10号3ランなどで盤石な試合展開となったかに思われたが、中盤だ。六回に代打・渡辺に右前打を浴びると、味方の守備のミスもあって、2死一、二塁で大山を迎えた。この場面で右前適時打を浴び、ベンチは継投を選択。丸山翔が糸原に適時打を許し、2点差にまで詰め寄られたが、後続は断ち切った。
さらに七回だ。エスパーダが2四球などで2死満塁のピンチを背負うと、近本のところで左腕・山本を投入。ここを二ゴロに仕留め、ピンチを防ぎきると、八回は木沢、九回は石山がきっちり締めた。
試合後の高津監督は、吉村について「立ち上がりは非常によく見えました。球の走りもね。横からですけど、コントロールも良かった」とした上で、「最後の2回ぐらいはちょっと落ちたかな」と指摘。「完全に高めに浮いてきましたし、指にかからないボールも増えてきたので」と継投に入った理由を説明した。
期待を寄せているからこそ、「自分の登板するゲームはしっかりと長いイニングを投げ切れるピッチャーに育てていかないといけない」と自らにも言い聞かせるように振り返り、吉村自身も「やっぱりしっかりと投げ切れるようなピッチャーにならないとダメだなっていう風には思っているんで、そこらへんはちゃんとやっていけるように、成長していけるように、もっと頑張っていかないといけない」と猛省した。
2024年05月17日 22:34
「ソフトバンク6−2西武」(17日、みずほペイペイドーム)
ソフトバンクのモイネロが自身最多126球の力投。7回を1失点に抑えて約1か月ぶりの今季2勝目を挙げた。
この日は制球がいつもより不安定だった。「四球が4つあった。ただ、それ以外の感覚は悪くなかった」。要所では力のある球を投げ込み、追い込んだ場面ではきっちり三振も重ねて8つを奪った。
また、かなりの球数を要したが、「疲労感はない。球数を投げることで、先発の役割にも体が慣れてくる。ポジティブな登板だった」と頷いた。勝ち星こそ伸びていないが、今季7度の先発のうちクオリティスタートを6度クリアしている。防御率1・53はリーグ3位の好成績だ。昨年までリリーフ専門で投げていたことを忘れさせるくらいの安定感を発揮している。
2024年05月17日 22:13
「広島2−0巨人」(17日、マツダスタジアム)
巨人の先発・戸郷が2敗目を喫した。
2024年05月17日 22:12
「広島2−0巨人」(17日、マツダスタジアム)
巨人が今季6度目の完封負けを喫し、連勝は2で止まった。首位・阪神もヤクルトに敗れ、ゲーム差なしの2位も変わらなかった。
試合は守備力に定評にある遊撃・門脇が2失策。三回、イレギュラーした打球をはじくと、四回には1死一、三塁から失点につながる悪送球。九回には代打を送られ、今季初めて途中交代となった。試合後は「スローイングの方はもったいないので、ちゃんと取れるアウトは取るべきだと思う」と猛省。その上で記録に表れないミスも悔やんだ。
初回、先頭・秋山が打球が遊撃右に飛んだ。捕球体勢には入ったが、イレギュラーバウンドで中堅に抜けた。門脇は「ヒットと言われたらヒットですけど…初回のああいう打球に対応していかないと、レギュラーにはなれないと思います」と自責の言葉を繰り返した。
九回の打席で代打を送った阿部監督は「守備の人なので…ミスは誰にでもありますけど」と厳しさを見せ、「泉口にもチャンスをあげようかなと思って」と交代の意図を明かした。打撃でも5試合連続無安打と苦しんでいるが、不動のレギュラー遊撃手として欠かせぬ存在。リーグワーストタイの7失策に、門脇も「今年は凡ミスが多い。ちゃんと当たり前のことをできないと、チームに迷惑をかける」と課題を口にした。
2024年05月17日 22:09
「ソフトバンク6−2西武」(17日、みずほペイペイドーム)
ソフトバンクが効果的に得点を重ねて快勝した。
二回に中村晃の適時打と周東の2点適時打で3点先行し、三回は山川の10号ソロ、五回は近藤の5号ソロが飛び出した。小久保監督も「先制した後に周東のヒットもあった。そして効果的なホームランが勝利に繋がったと思う」と話した。
これで貯金は今季最多の15。それでも小久保監督は「全然気にしていない。しっかり隙のないように、その日の自分の組んだプランをしっかりやれるかどうか。その積み重ねだと思っている」と冷静だった。
2024年05月17日 22:05
「オリックス3−5楽天」(17日、京セラドーム大阪)
楽天は同点の九回に、村林一輝内野手が決勝打を放ち、しびれる接戦を制した。今江敏晃監督は「野手が粘り強く攻撃してくれた」とたたえた。
理想的な攻撃で得点を挙げる試合だった。7番・辰己が2安打1打点。9番・小深田が3安打を放ち、得点につなげた。指揮官は「9番で3安打打ってくれて、上位につなげてくれるのは大きいですよね」と活躍を評価。そこに浅村、島内といった中軸に打点がついた点にも納得の様子。「理想というか、すごくよかった」とうなずいた。
一方、先発の早川は4回まで完全投球など、完璧な立ち上がりも、徐々に捉えられ、八回途中で降板。リリーフが追いつかれ、7回2/3を3失点の力投も4勝目はつかめなかった。指揮官は「球も浮いてきてたので、(八回は)1点取られたら代えると決めていた」と振り返り「最後踏ん張り切れなかったというか、あそこがまだまだ彼の課題。しっかり行けるようになってもらいたい」と期待を込めた。
2024年05月17日 22:03
「ロッテ1−1日本ハム」(17日、ZOZOマリンスタジアム)
日本ハムが今季2度目の引き分け。
2024年05月17日 22:03
「ロッテ1−1日本ハム」(17日、ZOZOマリンスタジアム)
ロッテが2試合連続今季3度目の引き分け。この日の勝率5割復帰はならなかった。
先発・佐々木は今季最長の8回を投げ、3安打1失点。今季最速162キロをマークし、今季最多12三振を奪った。
初回から三者凡退の立ち上がり。二回2死の万波への4球目では162キロをマーク。三回まで無安打投球を披露した。四回には先頭・松本剛に一塁強襲の内野安打を許し、盗塁で一死三塁としたが、無失点に抑えた。
1−0の七回には、先頭・郡司から連打を浴び無死二、三塁に。細川には同点の左犠飛を許した。それでも踏ん張り最少失点に抑えると、八回にはしっかり修正し、先頭から2者連続三振。今季最多12奪三振とした。最後は松本剛を中飛に打ち取り、勝ち越しは許さなかった。
その後も坂本、沢田、沢村、中村稔の4投手が相手に得点を許さなかった。
打線は0−0の四回2死二塁で安田が右前適時打を放って先制したが、その後は好機をつかめなかった。
2024年05月17日 21:57
広島2―0巨人(セ・リーグ=17日)広島は一回、小園の適時二塁打で1点を先取し、四回には内野ゴロの間に加点した。
大瀬良は6回無失点の好投で2勝目。巨人は中盤の好機を生かせなかった。
◇
DeNA2―1中日(セ・リーグ=17日)DeNAが連敗を3でストップ。一回、牧、宮崎の2者連続となる適時二塁打で逆転し、投手陣がリードを守り切った。東は八回途中1失点で4連勝。中日は3連敗。
◇
ヤクルト4―2阪神(セ・リーグ=17日)ヤクルトは一回、長岡の適時打で先制。三回に村上の3ランで加点した。吉村は3連勝。阪神は青柳が制球に苦しみ、打線は七回の好機を生かせなかった。
2024年05月17日 21:48
「阪神2−4ヤクルト」(17日、甲子園球場)
阪神は3連勝ならず。青柳が先発も、三回までの4失点が響いた。打線は4番に復帰した大山が適時打を放ったが、ビハインドをはね返せなかった。
岡田監督は6回4失点で3敗目を喫した青柳にいら立ちを隠せず。初回先頭への四球から先制点を献上するなどリズムが悪く、「カウントがすぐツーボールからやもんな、スタートが」と制球難に首をかしげた。一問一答は以下。
−青柳は左打者が
「なあ。カウントがすぐツーボールからやもんなあ。スタートが」
−本人は球自体は悪くないといっているが、制球の部分に課題が
「いやそら、コントロールもようないとアカンやんか。先発さすんやから。そんなんお前。ボール悪くない言うても、ホームラン打たれてるやんか」
−村上のホームランされた球は低めにいっていたが
「逆やろ?あれ、外に構えとったやろ。ほとんど、ミット構えてるとこいってないもんな」
−バラついている要因は
「バラついてる要因て、2年連続最多勝取ったピッチャーやろ。そんなんお前、評価するあれじゃないやん。バラついてるいうてお前、ローテーションのピッチャーで送り込んでるんやからさ」
−毎回同じ繰り返し
「この間もそうやん、球数も多いしな、結局は。ほとんど2ボールからスタートやろ。だからコントロールが悪い、それもあるかも分からんけど、こっちから見たら逃げてるように思うやんか、結局な。本人はストライク投げよう思って、そらやってると思うけど入らへんわけやからな、結局は。悪い、バッターカウントになるのを、そらやっぱり狙われるわな」
−次もとは言いにくいか
「いやいや、そんなん今終わって次とか、そういうのじゃない」
−自分で打破するしか
「そやろ。マウンドで投げるの自分やねんから。この間のバッターと一緒やんか、コントロール悪いですって言ってくれたらいいのにな、そやろ、調子悪いって、そういうことやんか。調子悪くありません言われたらお前、どないするんや、そうなるやろ。新聞のコメントで調子悪くないって言われてもなあ。使うとっていつもこないして打たれたら、こっち目も当てられんわな。何かが悪いわけやんか。けっきょくコントロール、ストライク入れへんわけやからな、カウント悪くするのは。そら悪いことはハッキリしてるわけやからのう。ボール、ボールになるいうのはみんなが見てるんやから。そら悪いんやろ、調子。俺からしたら。それを悪くありませんって言われたら、どうするんよ」
−大山にヒットが出た
「もう出るやろ、そら」
−スタメン復帰が当たった
「うん。でもそら、ちゃんと早よ来て室内で打ってたりしたら、ちゃんとええ結果が出るよ。そら本人が一番苦しんでると思うよ、ヒット出えへんのは。でも、やることちゃんとやってたら、やっぱり出るやん」
−出た1本を薬に
「そんなええ薬ないやろ、簡単な薬はないよ」
2024年05月17日 21:27
「阪神2−4ヤクルト」(17日、甲子園球場)
高津ヤクルトが連勝で、最下位転落を阻止。
2024年05月17日 21:27
「阪神2−4ヤクルト」(17日、甲子園球場)
阪神は前夜、岡田政権下で初めてベンチスタートとなった大山が4番スタメン復帰するも、3連勝とはならなかった。
打線は二回、相手先発の吉村から大山が先頭でチーム初安打を放つも、後ろがつながらず。その後もなかなかチャンスを作ることができなかった。
しかし4点を追う六回、代打・渡辺が右前打で出塁すると相手の失策で2死一、二塁に。大山が適時右前打を放ち1点を返し、吉村をマウンドから引きずり下ろした。なおも2死一、三塁で2番手・丸山翔から糸原も適時打で2点差に詰め寄った。
先発の青柳は初回、先頭の丸山和に四球。そこから1死二塁となり、長岡に先制の適時打を献上した。三回には安打で2死一、二塁のピンチを背負うと、村上に3ランを被弾。その後も2死球を与えるなど立ち直ることができず。6回5安打5四死球4失点で降板し、今季2勝目を挙げることはできなかった。
七回は桐敷、漆原と中継ぎ陣はピンチを背負いながらも粘りの投球で無失点に。打線は直後に2死満塁の好機をつくったが、近本が二ゴロに倒れ、追い上げることができなかった。
2024年05月17日 21:23
「広島2−0巨人」(17日、マツダスタジアム)
広島が接戦を制し、貯金を今季最多タイの1とした。
打線は今季3度目の対戦となった戸郷の立ち上がりを攻めた。先頭の秋山が中前打で出塁すると、その後2死三塁から小園が右翼線へ適時二塁打を放ち、先制に成功。小園は4番に座り初めてから7戦で5度目の決勝打。勢いが止まる気配がない。
6回無失点で2勝目を挙げた大瀬良はお立ち台で並んだ小園に一礼。「うちの4番ですから。毎試合、今日もよろしくお願いしますと頭を下げてますから」と笑顔。小園は「大地さんに毎日言われる。打たないとな、と。積極的にいけたので良かったです。(得点圏5割に)大地さんに言われている言葉を大事にしてやっています」とファンを笑わせた。
大瀬良は小園へのメッセージを問われ、「次の登板も頼むぞ」と視線を送り、頼もしい後輩に期待。ファンからも大きな拍手が起こった。新4番の活躍で、チームは貯金1となった。
2024年05月17日 21:20
「ソフトバンク6−2西武」(17日、みずほペイペイドーム)
西武が完敗で3連敗を喫した。18日もソフトバンクに敗れると、自力Vの可能性が消滅する。
先発のボー・タカハシが二回に3点を先制されウルと、三回には山川に10号ソロを被弾するなど、5回7安打5失点。打線は七回に古賀が2号ソロを放つなど反撃したが及ばなかった。
西武が18日に黒星の場合、13勝26敗0分けとなり、ソフトバンクとの14試合を含む残り104試合を全勝しても勝率・818。ソフトバンクが残り105試合のうち西武戦以外の91試合を全て勝てば同・830となるため、西武はソフトバンクを上回れない。