2024年04月17日 11:04
ヤンキース戦は今季2登板で計11回1/3を投げ1失点 ■ブルージェイズ 5ー4 ヤンキース(日本時間17日・トロント) ブルージェイズの菊池雄星投手が16日(日本時間17日)、本拠地で行われたヤンキース戦に先発。6回4安打1失点、9奪三振の快投で今季初勝利を手にした。防御率は2.08となった。 初回に3者連続空振り三振という抜群の立ち上がり。2回に先制を許したが最少失点で踏ん張ると、味方が3回に同点に追いつき、4回に2点を勝ち越し。するとその後は本塁を踏ませない投球を続けた。 6回には左脇腹付近を気にする仕草を見せ、トレーナーらが2度マウンドに集まる場面も。先頭の出塁を許しながらも無失点でこの回を切り抜け、94球で救援陣につないだ。 “4度目の正直”で白星を掴んだ。前回先発した10日(同11日)のマリナーズ戦で6回1失点など、今季は粘投しながらも打線の援護に恵まれなていなかった。ヤンキース戦は5日(同6日)の5回1/3を無失点に続き、これで計11回1/3を投げて1失点と“キラー”ぶりを発揮している。
2024年05月17日 23:09
「ロッテ1−1日本ハム」(17日、ZOZOマリンスタジアム)
ロッテの藤岡裕大内野手が「2番・二塁」でスタメン出場したが、上半身のコンディション不良のため、四回の守備から交代した。
吉井理人監督は「明日はスタメンではない。(抹消については)まだそこまで考えていないです」と説明した。
この日藤岡は2打席に立ち、2打数無安打だった。
2024年05月17日 22:56
「ロッテ1−1日本ハム」(17日、ZOZOマリンスタジアム)
ロッテは2戦連続の引き分けとなった。先制点を挙げたが延長戦に持ち込まれ、日本ハム戦の連敗ストップとはならなかった。
打線には、今季初めて3番に中村奨を起用したが勝利には結びつかず。吉井理人監督は「(中村奨は)バントもできるのでうまくいけばそういうパターンもあるかなと思ったけど、1、2番があまり出塁しなかったので、そうはならなかったですね」と振り返った。
2024年05月17日 22:50
「イースタン、日本ハム7−1ヤクルト」(17日、鎌ケ谷スタジアム)
ヤクルトの奥川恭伸投手が17日、イースタン・日本ハム戦(鎌ケ谷)で先発し、5回8安打7失点(自責5)で今季2敗目を喫した。
奥川は四回に2本の本塁打を被弾するなど、この試合は計3本の本塁打を浴び、防御率は4・80となった。阪神−ヤクルト戦後に、この結果を受けて高津監督は「ああ。きょう全然だったね。その前のピッチングも、戸田で投げていたピッチング(5月6日は7回2安打1失点)も見たんですけど、あまり状態良くなかったですね」と話した。
2024年05月17日 22:47
「広島2−0巨人」(17日、マツダスタジアム)
広島の大瀬良大地投手(32)が今季最多108球の熱投。
2024年05月17日 22:47
「広島2−0巨人」(17日、マツダスタジアム)
広島が今季4度目の完封勝利で貯金1とした。新井貴浩監督は6回無失点の大瀬良と会沢のバッテリーを「ナイスピッチング、ナイスリードでした」と絶賛した。
4番で決勝の先制適時打を放った小園については「勝負強いですねえ〜」と舌を巻いた。以下、新井監督の主な一問一答。
◇ ◇
−大瀬良が粘りの投球。
「粘りのナイスピッチングだったと思いますね。不運なイレギュラーの当たりとかもありましたが、しっかり締めてくれましたし、また(捕手の)会沢も前回の投球から配球をガラッと変えてナイスリードだったと思います」
−その後の中継ぎが好救援。
「いつもいつもね、リリーフ陣は頑張ってくれて、感謝していますね、今日も素晴らしい」
−小園の勝負強さが光る。
「勝負強いですねえ〜。本人もチャンスで回ってこいって思っていると思いますね。それぐらい勝負強いバッティングでした」
−大瀬良のカード頭は彼は今季初。
「まあまあ。全体を考えて。全体のバランスを考えて巨人(の頭)に行きました」
−初回にスクイズを仕掛けた。初めてでは?
「そうですね。先制点が欲しいというところで、相手もジャイアンツなんで、簡単には点を取れないというところで」
−小園は4番は当面継続?
「まあ、打線を線として考えたときに今はすごく彼が頑張ってくれていて。走者を帰す仕事をしてくれているので」
−矢野がマルチ安打?
「こないだも2安打しましたし、追い込まれても簡単には打ち取られない、そのあたりもすごく成長している」
2024年05月17日 22:44
「ソフトバンク6-2西武」(17日、みずほペイペイドーム)
西武が完敗で3連敗。借金今季ワースト12となり、18日のソフトバンク戦に敗れれば、自力優勝の可能性が消滅する。
西武が今季39試合目となる18日・ソフトバンク戦で敗れた場合、西武は残り104試合全勝で117勝26敗0分けで勝率・818。一方、ソフトバンクが西武戦の残り14試合全てに敗れても、そのほかの91試合で全勝すれば117勝24敗2分け、勝率・830となり、西武はソフトバンクを上回れない。
今季の西武はこの日でソフトバンク戦2勝8敗。さらにみずほペイペイドームでは、ここまで4戦全敗となっている。また、昨季まで在籍した山川には対戦別最多タイとなる3本塁打目を被弾。また、対戦別最多となる11打点を稼がれている。
ちなみに西武が前回リーグ最下位に終わった21年は93試合消化時点の8月21日に自力優勝の可能性が消滅。昨季23年は74試合目の7月4日だった。
なお、2リーグ分立後の最短自力V消滅は1955年・大映の27試合。ほかに05年・楽天の29試合があるが、この年はプレーオフを制した球団を優勝としていため『自力1位』の可能性が消滅。ほかには、18年・楽天の31試合など。
また、最近では21年・DeNAが42試合目だった5月14日に消滅している。
2024年05月17日 22:39
「ロッテ1−1日本ハム」(17日、ZOZOマリンスタジアム)
今季2度目の引き分けを新庄監督は「なんか悔しいね。チャンスあったんですけど。まあでも、ピッチャーがよく踏ん張ってくれました」と振り返り、「いやあ〜」とため息をついてから「ハハハ」と笑った。
相手先発は前回対戦でも攻略した佐々木。この日は最速162キロの速球にてこずったが、走者が出れば積極的に走らせて足でチャンスをつくった。七回の同点劇も代走に送った五十幡が細川の左翼定位置付近への飛球で生還。「五十幡君でないと(本塁へ)行けない位置だったんで。細川君もよく犠牲フライを打ちましたね」と両者をたたえた。
好投手の佐々木に対して負けないチームについて「食らいついていくんじゃないですか。それはありますね」とナインの執念を認める。「でも毎回、投げるピッチャー、きょうは難しいんじゃない?きょうは難しいんじゃない?きょうは難しいんじゃない?で勝ってますから。だから慣れてきた。大丈夫じゃねえ?って」と選手の成長への手応えも口にした。
2024年05月17日 22:39
「阪神2−4ヤクルト」(17日、甲子園球場)
高津ヤクルトが連勝。
2024年05月17日 22:34
「ソフトバンク6−2西武」(17日、みずほペイペイドーム)
ソフトバンクのモイネロが自身最多126球の力投。7回を1失点に抑えて約1か月ぶりの今季2勝目を挙げた。
この日は制球がいつもより不安定だった。「四球が4つあった。ただ、それ以外の感覚は悪くなかった」。要所では力のある球を投げ込み、追い込んだ場面ではきっちり三振も重ねて8つを奪った。
また、かなりの球数を要したが、「疲労感はない。球数を投げることで、先発の役割にも体が慣れてくる。ポジティブな登板だった」と頷いた。勝ち星こそ伸びていないが、今季7度の先発のうちクオリティスタートを6度クリアしている。防御率1・53はリーグ3位の好成績だ。昨年までリリーフ専門で投げていたことを忘れさせるくらいの安定感を発揮している。
2024年05月17日 22:13
「広島2−0巨人」(17日、マツダスタジアム)
巨人の先発・戸郷が2敗目を喫した。
初回、小園の適時二塁打で先制を許すと、四回には1死一、三塁のピンチ。秋山の二ゴロで4−6−3の併殺を狙ったが、遊撃・門脇の送球が反れて併殺崩れの間に追加点を許した。門脇は、三回にも秋山の打球を処理できず、この日2失策と名手には珍しい姿だった。
戸郷は5回6安打2失点で2敗目。試合後には制球面の課題を口にし「制御できないようじゃ試合をつくれない」と猛省。今季最短タイとなる5回での降板に「5回で降ろされたというところを反省しないといけない」と厳しい表情で話した。
マツダスタジアムでは昨季3勝9敗と大きく負け越し、今季もここまで2敗2分の「鬼門」。エースとして、チームに流れを呼び込むことができず「いいピッチングができなかったらチームは負ける。そこの責任感というのは、強いですし。そういうところが、今日は出た試合かなと思います」と肩を落としていた。
2024年05月17日 22:12
「広島2−0巨人」(17日、マツダスタジアム)
巨人が今季6度目の完封負けを喫し、連勝は2で止まった。首位・阪神もヤクルトに敗れ、ゲーム差なしの2位も変わらなかった。
試合は守備力に定評にある遊撃・門脇が2失策。三回、イレギュラーした打球をはじくと、四回には1死一、三塁から失点につながる悪送球。九回には代打を送られ、今季初めて途中交代となった。試合後は「スローイングの方はもったいないので、ちゃんと取れるアウトは取るべきだと思う」と猛省。その上で記録に表れないミスも悔やんだ。
初回、先頭・秋山が打球が遊撃右に飛んだ。捕球体勢には入ったが、イレギュラーバウンドで中堅に抜けた。門脇は「ヒットと言われたらヒットですけど…初回のああいう打球に対応していかないと、レギュラーにはなれないと思います」と自責の言葉を繰り返した。
九回の打席で代打を送った阿部監督は「守備の人なので…ミスは誰にでもありますけど」と厳しさを見せ、「泉口にもチャンスをあげようかなと思って」と交代の意図を明かした。打撃でも5試合連続無安打と苦しんでいるが、不動のレギュラー遊撃手として欠かせぬ存在。リーグワーストタイの7失策に、門脇も「今年は凡ミスが多い。ちゃんと当たり前のことをできないと、チームに迷惑をかける」と課題を口にした。
2024年05月17日 22:09
「ソフトバンク6−2西武」(17日、みずほペイペイドーム)
ソフトバンクが効果的に得点を重ねて快勝した。
2024年05月17日 22:05
「オリックス3−5楽天」(17日、京セラドーム大阪)
楽天は同点の九回に、村林一輝内野手が決勝打を放ち、しびれる接戦を制した。今江敏晃監督は「野手が粘り強く攻撃してくれた」とたたえた。
理想的な攻撃で得点を挙げる試合だった。7番・辰己が2安打1打点。9番・小深田が3安打を放ち、得点につなげた。指揮官は「9番で3安打打ってくれて、上位につなげてくれるのは大きいですよね」と活躍を評価。そこに浅村、島内といった中軸に打点がついた点にも納得の様子。「理想というか、すごくよかった」とうなずいた。
一方、先発の早川は4回まで完全投球など、完璧な立ち上がりも、徐々に捉えられ、八回途中で降板。リリーフが追いつかれ、7回2/3を3失点の力投も4勝目はつかめなかった。指揮官は「球も浮いてきてたので、(八回は)1点取られたら代えると決めていた」と振り返り「最後踏ん張り切れなかったというか、あそこがまだまだ彼の課題。しっかり行けるようになってもらいたい」と期待を込めた。
2024年05月17日 22:03
「ロッテ1−1日本ハム」(17日、ZOZOマリンスタジアム)
日本ハムが今季2度目の引き分け。打線は少ない好機を生かして同点に追いついた。
1点を追う七回、先頭の郡司が中前打で出塁すると、新庄監督は代走・五十幡を送った。マルティネスとランエンドヒットが二塁打となり、二、三塁。続く細川の定位置付近の左飛が、同点犠飛となった。
細川は「打ったのはストレートです。いそさん(五十幡)、ありがとうございます!大好きです!」とコメントした。
昼間は鎌ケ谷での2軍ヤクルト戦に加藤豪、五十幡とともに出場していた。新庄監督は「内容次第で誰を出すか決めていく」と話していたが、加藤豪、五十幡は2安打、細川は本塁打と全員が活躍。「迷っちゃう」と言いつつ、細川を5番抜てきしていた。期待に応える一打となった。
先発の金村は5回5安打1失点、毎回の6三振を奪う好投。二回2死一、三塁、三回2死三塁のピンチはいずれも三振で切り抜けたが、四回2死二塁から安田に右前適時打で先制の1点を失った。
「ランナーを背負いながらも粘りの投球ができていただけに、あの一球が悔やまれます。初球を大事にいかなければと思っていましたが、甘く入ってしまいました。また今回はカウントを悪くすることが多く、長いイニングを投げられませんでした。もっと早い段階で、ゾーンで勝負できるような投球をしていきたいです」とコメントした。
2024年05月17日 22:03
「ロッテ1−1日本ハム」(17日、ZOZOマリンスタジアム)
ロッテが2試合連続今季3度目の引き分け。この日の勝率5割復帰はならなかった。
先発・佐々木は今季最長の8回を投げ、3安打1失点。今季最速162キロをマークし、今季最多12三振を奪った。
初回から三者凡退の立ち上がり。二回2死の万波への4球目では162キロをマーク。三回まで無安打投球を披露した。四回には先頭・松本剛に一塁強襲の内野安打を許し、盗塁で一死三塁としたが、無失点に抑えた。
1−0の七回には、先頭・郡司から連打を浴び無死二、三塁に。細川には同点の左犠飛を許した。それでも踏ん張り最少失点に抑えると、八回にはしっかり修正し、先頭から2者連続三振。今季最多12奪三振とした。最後は松本剛を中飛に打ち取り、勝ち越しは許さなかった。
その後も坂本、沢田、沢村、中村稔の4投手が相手に得点を許さなかった。
打線は0−0の四回2死二塁で安田が右前適時打を放って先制したが、その後は好機をつかめなかった。