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2024年04月17日 05:55
パリオリンピックのアジア最終予選も兼ねたU-23アジアカップがカタールで開幕した。 U-23日本代表は16日に行われた中国とのグループステージ初戦に1-0で勝利している。 前半8分に松木玖生のゴールで先制するも、前半17分に西尾隆矢が報復エルボーで一発退場。早い時間帯に数的不利になるも、最後まで得点を許さず、初戦で勝点3を手にしている。 そうしたなか、中国が見せた采配が話題になっている。 後半43分に控えGK于金永(背番号12)をFWとして投入したのだ。 19歳の彼は身長2メートルを超える長身。 中国の『QQ.COM』などによれば、「彼の父も黄金の左足を持つ元選手だった。于金永も幼い頃からFWとして訓練されてきたが、背が伸びすぎたことでその後GKになった」と解説者が説明していたそう。 「コンバートされたポジションで『達人』となった10選手」 もともとアタッカーだったこともあり、パワープレー要員として起用されたようだ。
2024年05月16日 12:40
今季セルクル・ブルッヘからフェイエノールトへと移籍した日本代表FW上田綺世。ただオランダ・エールディビジでは途中出場が主となり、25試合で5ゴール1アシストという結果となった。
ただ、エースストライカーであったメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスは今年夏のマーケットで退団が噂されており、上田綺世はその後釜として期待されている状況だ。
フェイエノールトを率いているアルネ・スロット監督は上田綺世について「我々には非常に優れたバックアップのストライカーがいる」と評価しているが、そのスロット監督はリヴァプールへ移籍する可能性が高いと言われる。
『fr12』によれば、今回その上田綺世についてサッカー番組の「Veronica Offside」で元オランダ代表の名選手ヴェスリー・スナイデルとヴィム・キーフトが批評したとのこと。
かつてインテルやレアル・マドリーなどで活躍したヴェスリー・スナイデルは以下のように話し、上田綺世にはまだ納得できていないことを明かしたという。
「私は決して上田綺世のファンではなかった。ただ、彼は定期的に試合に出場していないことでリズムを欠いているだけかもしれない。
したがって、アルネ・スロット監督は『彼が頻繁にプレーして競争力のあるリズムに乗れば、非常に優れたストライカーになるだろう』と感じている可能性はある。
ただ、私はそれが完全に正しいとは思わない。上田綺世はまだ私を魅了することができていないのだ」
上田綺世はこのところゴー・アヘッド・イーグルス戦、ズウォレ戦、NEC戦と3試合連続ゴールを決めているが、まだスナイデルはそのプレーに納得していないようだ。
上田綺世加入のフェイエノールト、21年前の「UEFAカップ優勝の伝説スタメン」覚えてる?
なお、キーフトも「自分は上田綺世がフェイエノールトのファーストストライカーを務められるかどうか確信できない」と話しており、「高く評価しているのになぜあまりプレー時間がないのか」とスロット監督の方針にも疑問を呈していたようだ。
今季エールディヴィジで23ゴール6アシストを決めたサンティアゴ・ヒメネスには現在チェルシーやアーセナルなどのビッグクラブが接近していると言われ、かなり高額な移籍金で売却される予定だという。
2024年05月16日 12:32
[J1第14節]鳥栖 5−2 川崎/5月15日/駅前不動産スタジアム
鳥栖がホームで、川崎を5−2で下した一戦で、先日、パリ五輪出場を決めたU23アジアカップでCBコンビを組んだふたりの対戦が実現した。
鳥栖の22歳のCB木村誠二と、川崎の19歳のCB高井幸大だ。
ともに4バックのCBとして先発を果たしたなか、先に魅せたのは高井だ。13分、右からのCKにニアで強烈なヘッドで合わせ、嬉しいJ初ゴールを決めてみせた。
高井はその後も自慢のビルドアップでチームに貢献。しかし、26分に同点に追いつかれると、その後は相手に上手く対応できないシーンもあり、試合後にはCBとして5失点を悔やんだ。
「(5失点は)ありえないし、切り替えて頑張りたいです。点を取れたのは良かったですが、勝利に貢献する得点をしたいです」
【動画】鳥栖×川崎のハイライト
一方、木村は高井について「アジアカップを一緒に戦った仲間でどういうプレーをするか分かっていましたが、特別敵対視することはなかったです」と語りつつ、高井の得点に関しては「あれはちょっと悔しかった」と振り返る。
それでも「やり返したかったですけど、(原田)亘くんが決め切ってくれたので」と、自身も後半開始早々に右CKから強烈なヘッドを放ち、そのこぼれ球を原田が押し込んで、チーム4点目につなげてみせた。
そして木村は改めて高井との対戦を通しての想いも話してくれた。
「個人のプレーで言ったら、あいつのほうが良かったかもしれないです。ビルドアップは安定していましたし、チームとしての回し方もあるかもしれないですが、そこはやっぱり普通に良い選手だなと感じましたね。
ただ自分も鳥栖でビルドアップをやっていますし、今日の反省を活かして、次により良いプレーをできるように切り替えてやっていきたいです。
今日は前の選手の(守備に)助けてもらった面もありますが、そこを後ろから動かすのも僕らの仕事。その意味では上手い具合にいけていたのかなと感じます。ただ、より良い守備をできるようにしていきたいです」
ともにこの試合でも貴重な経験を得たはず。今後のふたりの切磋琢磨にも注目したい。
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
2024年05月16日 12:24
[J1第14節]柏 2−1 湘南/5月15日/三協フロンテア柏スタジアム
5月15日に開催されたJ1第14節で、柏レイソルはホームで湘南ベルマーレと対戦。1−1で迎えた後半アディショナルタイム、勝負を決するゴールが生まれる。決めたのは細谷真大だ。
90+1分、右サイドから島村拓弥がクロスを送り込む。細谷は腰あたりの高さに飛んできたボールを巧みにトラップし、すぐさま右足を振り抜く。鋭いシュートを突き刺した。
エースが待望の今季初ゴール。得点後、柏熱地帯(ゴール裏1F席)に駆けこんだ細谷は「なかなかホームであっち側(柏熱地帯)に向かってゴールを決めるシチュエーションが少ないっていうのもあるし、ゴール裏に友だちもいるので、飛び込みました」と熱狂を振り返る。
井原正巳監督は試合後の会見で「真大のゴールに関して、我々チーム全員、そしてサポーターの皆さんも待ち望んだゴールだと思う。彼もこれでひとつ取れたので、これからゴールを量産してほしい」と、その活躍を喜んだ。
【動画】チームを勝たせる真のエースへ! 細谷真大が劇的決勝弾
試合後にメガホンを渡され、サポーターに対し「お待たせしましたっていうことと、次も取りたいという思いを伝えた」という細谷は、パリ世代での競争にも目を向ける。
「(U-23アジアカップが終わってから)代表選手全員が各クラブでのポジション争いが始まっていて、それぞれがそれぞれのクラブで戦えていると思う。また競争し合って、6月に集まれたらなと思う」
柏の夜空にこだました“マオ”コールは、サポーターが叫びたくて仕方なかった名前に違いない。細谷のさらなる奮起が、中位に甘んじるチームの上位進出の鍵を握っているはずだ。
取材・文●平龍生(サッカーダイジェスト編集部)
2024年05月16日 12:20
今季スイス・スーパーリーグのセルヴェットでプレーしている常本佳吾と西村拓真。
2024年05月16日 12:05
2024明治安田J1リーグ第14節が15日に行われ、名古屋グランパスはFC東京と対戦。FWキャスパー・ユンカーが、同リーグにおいて、クラブ史上22度目のハットトリックを達成した。
ロッソジャッロの“貴公子”が、ようやくノリに乗り始めた。本拠地『豊田スタジアム』にFC東京を迎えた今節、名古屋グランパスはFWキャスパー・ユンカーがケガから復帰後初先発を果たすと、33分に同試合がJ1リーグ通算100試合目となったMF内田宅哉が獲得したPKから、今シーズン初得点をマーク。さらに66分には、MF和泉竜司のパスをトラップで浮かせ、すかさず左足トーキック気味のシュート。一連の流れが美しすぎる、まさにエレガントゴールが決まった。そして71分、MF稲垣祥のクロスにバックヘッド。ボールはファーサイドのゴールに吸い込まれていき、J1リーグで自身2度目のハットトリックを達成するとともに、3−1の勝利の立役者となった。
Jリーグによると、名古屋グランパスの所属選手によるJ1リーグでのハットトリックは、2020年8月・浦和レッズ戦の前田直輝以来、22度目の出来事に。最多達成者はウェズレイで、在籍約4年半で7度のハットトリックと“ピチブー(猛犬の意)”の愛称に相応しい暴れっぷりを見せた。なお、J1リーグでは今シーズン3度目、通算262度目のハットトリックとなったようだ。
昨シーズンはJ1リーグでのキャリアハイとなる16得点を記録したユンカー。ケガにより序盤戦は出遅れたものの、ハットトリックでノリに乗る“貴公子”を止めることはできないだろう。
■J1リーグにおける名古屋グランパスのハットトリック達成者
森山泰行(1995年7月/ジェフユナイテッド千葉戦※)
岡山哲也(1996年9月/湘南ベルマーレ戦※)
平野孝(1998年11月/ガンバ大阪戦)
呂比須ワグナー(1999年5月/浦和レッズ戦)
ウェズレイ(2001年7月/アビスパ福岡戦)
ウェズレイ(2001年8月/東京ヴェルディ戦)
ウェズレイ(2001年11月/ジェフユナイテッド千葉戦※)
マルセロ(2002年7月/清水エスパルス戦)
ウェズレイ(2002年7月/ジェフユナイテッド千葉戦※)
ウェズレイ(2002年8月/ベガルタ仙台戦)
ウェズレイ(2003年11月/横浜F・マリノス戦)
ウェズレイ(2003年11月/浦和レッズ戦)
マルケス(2004年9月/セレッソ大阪戦)
杉本恵太(2006年9月/大宮アルディージャ戦)
フローデ・ヨンセン(2007年11月/大分トリニータ戦)
玉田圭司(2010年9月/清水エスパルス戦)
田中マルクス闘莉王(2012年8月/ヴィッセル神戸戦)
永井謙佑(2016年10月/アビスパ福岡戦)
ジョー(2018年8月/ガンバ大阪戦)
ジョー(2018年8月/浦和レッズ戦)
前田直輝(2020年8月/浦和レッズ戦)
キャスパー・ユンカー(2024年5月/FC東京戦)
※当時はジェフユナイテッド市原、ベルマーレ平塚
【ハイライト】ハットトリック達成のユンカー
2024年05月16日 12:00
ラツィオとの契約が今季限りで満了になる日本代表MF鎌田大地。メディアではユヴェントスやボルシアMGなどからの関心が囁かれている。
ただ、その一方でピッチ内では影響力を大きく高めている。序盤戦から中盤戦ではマウリツィオ・サッリ監督の下で戦術に馴染めずプレーのチャンスを減らしていたが、イゴール・トゥドール新監督就任以降は中心選手の1人に。
そのためこのところはラツィオに残留する可能性も高まっており、鎌田大地自身が1年契約を更新することを望んでいるとも伝えられていた。
そして今回、ラツィオの会長を務めているクラウディオ・ロティート氏が『tag24.it』に対して以下のように答えていたそうだ。
「鎌田が残るかどうか、私は彼とまだ話をしていないからわからないよ。これらのことについて話す時間はなかった。
まずはこのセリエAのチャンピオンシップを終えることを考えて、それから契約更新や補強について取り組んでいくよ。残りは2試合だ。それに集中していきたい。
評価について?いや、私は成績をつけるわけでもないし、教師や教授でもない。それは学校で与えられるものだ。私が会長であるという事実にはなんの意味もないのだ」
なお、このインタビューでクラウディオ・ロティート会長はまず新しいスタジアムのプロジェクトについて集中していると話していたとのこと。
ラツィオは現在ローマにあるスタディオ・フラミニオという競技場の買収を検討していると伝えられている。
鎌田大地の「最強チームメイト」ベスト11が強い!ドイツ代表の英雄も
スタディオ・フラミニオはローマ五輪に向けて1959年にオープンされたもので、3万人を収容できる規模がある。2000年から2011年まではラグビー代表チームのホームスタジアムだった。
ただその後は閉鎖されているため老朽化が進んでおり、ラツィオはそれを買い取って3万5000〜4万人収容の会場に改修する計画を検討していると言われる。
2024年05月16日 11:58
[J1第14節]鳥栖 5−2 川崎/5月15日/駅前不動産スタジアム
3節から3連敗を喫するなど、苦しい戦いが続いていた鳥栖が、14節の川崎戦は5−2で快勝を収めた。
前節(13節)の磐田戦(○3−0)に続く勝利で、2試合で8ゴールと攻撃陣も好調だ。
驚いたのは2022年に就任した川井健太監督の下で、リーグ戦はこれが初の連勝だということ。そして川崎戦も同指揮官の下では初勝利だという。
「僕が(監督に)就任してから初めて(川崎に)勝利しました。ただ越えたとも思っていないですし、今日も対峙してやはり素晴らしいチームだなと思いました。見習う点は本当にたくさんあります。こういう試合を次に対戦する時もしたいなと思いますし、本当に偉大なチームなので、そのチームに勝ったことは素直に嬉しいです。ただ、まだまだ追いつかなければいけないなと思わされた試合でもありました」
そう振り返った川井監督は連勝の意味を次のように語った。
「やはり連勝は良いものだと思います。ただ連勝して勝点6にプラス1もらえるわけでもないですし、プラスアルファで何が良いかと言えばやはりメンタルですよね。気持ちが乗って次の試合を迎えられるのは非常に良いと思いますし、その効果はやはりあると思います。ただその効果を味わえるのが2日間だけなので(次節は5月18日の名古屋戦)、できれば1週間ほど味わいたかったなと。ただ、そこも伸ばしていければと思っていますし、今のメンタリティでパフォーマンスを続けることだけだと思います」
【動画】鳥栖×川崎のハイライト
4−2−3−1のシステムでCFマルセロ・ヒアンを頂点に、2列目の菊地泰智、横山歩夢、富樫敬真らがリズミカルに、そしてスピーディに絡み合い、ボランチの手塚康平、河原創がチームをコントロール。パリ五輪出場を決めたU23アジアカップで主戦CBを担った木村誠二も逞しさを増した印象で、最終ラインを組んだキム テヒョン、原田亘、長沼洋一も要所を締める。そしてGK朴一圭からのビルドアップという特長も健在だ。
まだ粗さも残すが、テクニカルで興味深いチームは、より洗練されていきそうな予感も漂わせる。
川崎戦の勝利に大きく貢献したボランチの河原もこの一勝の意味を語ってくれた。
「本当にデカいと言いますか、大きい勝ちだったと思います。相手も川崎ですし、なかなか連勝できなかったので、本当にやっとできたなという感覚と、この5月ずっと連戦で試合数がちょっと他の月より多いなかで、勝利を取れたのは大きいです。ただこれを途切れさせないのが一番ですし、2日後には連戦で名古屋戦があるので、ひと区切りつくとしたらそこだと思います」
14試合を戦って4勝2分8敗の17位。降格圏とは勝点3差だ。予断を許さない展開は続くに違いないが、次の名古屋戦でも手応えの掴めるゲームを演じられれば、勢いに乗る可能性もあるのかもしれない。
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
2024年05月16日 11:40
ラ・リーガは2023-24シーズンの最優秀選手、最優秀監督、最優秀若手選手、そして最優秀ゴールの候補を発表した。
2024年05月16日 11:40
FC町田ゼルビアは5月15日、J1第14節でセレッソ大阪と町田GIONスタジアムで対戦。オ・セフンとミッチェル・デュークの得点で2−1と勝利を収めた。
直接ゴールには絡めなかったものの、持ち味のドリブルを武器に随所で存在感を示していたのが、右サイドハーフで先発したパリ五輪世代のMF平河悠だ。
U-23日本代表の活動から帰ってきたばかりの23歳は、開始5分にさっそく魅せる。自陣でのボール奪取から平河が前を向くと、前線で走り出していた藤尾翔太に絶妙なスルーパスを供給し、チャンスを創出。28分には相手のセットプレーのこぼれ球にいち早く反応して奪い返すと、自陣中央からドリブルで長い距離を持ち運ぶ。最後のシュートはGKに阻まれたが、圧巻のプレーを披露した。
56分、ナ・サンホを右サイドに投入したことで、左サイドにポジションを移した後も果敢な仕掛けで相手の脅威に。一度スピードを落としてから、一気に加速して相手を抜き去るドリブルは、さながら三笘薫(ブライトン)のよう。
【動画】会場を沸かせた平河の圧巻ドリブル!
平河がボールを持つたびに現地のファンから「おー!」と声が上がるほど、スタンドの観客を魅了した。
U-23日本代表として出場した4月のU-23アジアカップでは全6試合に出場。平河が不在の間も、町田は着実に勝点を積み上げ、J1上位をキープした。そこにチーム屈指のドリブラーが帰ってきて、これだけのパフォーマンスを見せてくれるのだから、頼もしい限り。同時に、町田の選手層の厚さを感じさせた。
欲を言えば、あとはゴールという目に見える結果がついてくれば、7月のパリ五輪メンバー入りも見えてくるだろう。
取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)
2024年05月16日 11:35
現地時間5月15日に開催されたスコットランドリーグの第37節で、日本人5選手が所属する首位のセルティックは敵地で4位のキルマーノックと対戦。5−0で圧勝し、1試合を残して3年連続54回目の優勝を決めた。
この一戦で抜群のインパクトを放ったのが、前田大然だ。1点リードで迎えた12分、旗手怜央のパスをもらったアリスター・ジョンストンの鋭いクロスに反応。ファーサイドから猛スピードでゴール前に飛び込み、ダイレクトで合わせてネットを揺らしてみせた。
【動画】猛烈なスピードでクロスに飛び込んだ前田の追加点!
自慢のスピードを活かした前田のゴールに、SNSでは「クロスに入る時のスピード、めちゃくちゃ速いな」「恐ろしい...」「彼は過小評価されている」「ほんとはえーな」「泥臭さがたまらん」「素晴らしいゴールの嗅覚」「前田のエネルギーは計り知れない」「相手の守備陣を置き去りにした」などの声が上がっている。
26歳のスピードスターは35分、左サイドからの絶妙な折り返しでジェームズ・フォレストのゴールをアシスト。1ゴール・1アシストの活躍ぶりで、3連覇に大きく貢献した。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月16日 11:34
23-24スペイン1部リーグは15日、第36節の試合が行われ、アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)はアントワーヌ・グリーズマン(Antoine Griezmann)のハットトリックでヘタフェ(Getafe CF)を3-0で下し、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2024-25)出場権を獲得した。
アトレティコは勝てば4位以上が確定する状況の中、グリーズマンの圧巻の活躍でヘタフェに勝機を与えず、12シーズン連続となるチャンピオンズリーグ出場を決めた。
この勝利で3位ジローナ(Girona FC)との勝ち点差を2に縮め、同日に下位セルタ(Celta de Vigo)に1-2で敗れた5位アスレティック・ビルバオ(Athletic Bilbao)との差を11ポイントに広げた。
グリーズマンは直近のリーグ戦13試合で2ゴールにとどまっていたが、今シーズン2回目のハットトリックで調子を疑問視する声を黙らせた。これで今季のゴール数も16まで伸ばした。
グリーズマンは試合後、モビスターTVに対して「長年チャンピオンズリーグに出ていることは評価すべきだが、うちのチームとタレントと監督を考えれば、当然成し遂げなくてはならないことだ」と話した。
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・【写真特集】スペイン1部リーグ歴代優勝チーム、2002-03シーズン以降
2024年05月16日 11:33
アルビレックス新潟は16日、MF高木善朗とMF宮本英治が負傷したことを発表した。
2024年05月16日 11:30
15日に行われたリーグ・アン第32節延期分、スタッド・ランスはホームでマルセイユと対戦。1-0で勝利を収めた。日本代表MF伊東純也、中村敬斗は先発出場。伊東はフル出場を果たし、中村は75分までプレイした。
伊東が貴重な決勝点を演出した。33分、右サイドでパスを受けた伊東はワンタッチでクロスを送る。ディフェンスラインとGKの間を狙った正確なクロスは相手DFのオウンゴールを誘発。この試合の決勝点となった。
この活躍にフランスメディアも称賛。仏『maxifoot』は選手採点で伊東に「7」を与え、マンオブザマッチに選出した。
「右サイドでマルセイユの脅威となった。彼のドリブルは多くの違いを生み出し、クロスでオウンゴールを誘発した」
オウンゴールとなったためアシストの数字はつかなかったものの、伊東は今季ここまで7アシストを記録。リーグ・アンのアシストランキングでトップの8アシストを記録しているパリSGのFWウスマン・デンベレらとはわずか1差。最終節を残してアシスト王は十分射程圏内だ。
スタッド・ランスは19日、最終節でレンヌと対戦する。
2024年05月16日 11:28
サッカーイングランド・プレミアリーグの各クラブが、議論の的となっているビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の廃止について、来月行われる年次総会で投票を行うことになった。
ウォルバーハンプトン・ワンダラーズ(Wolverhampton Wanderers)がリーグ側に対してVAR廃止の決議案を提出したことを受け、6月6日に20クラブによる採決がとられることになる。
ウルブス(Wolves、ウォルバーハンプトンの愛称)は、また議論の余地のある多くの判定によってシーズンが損なわれたとし、VARは「プレミアリーグのブランド価値を台無しにする」としている。
VAR廃止のためには、20クラブ中14クラブからの賛成票が必要となっており、ウルブスは会合を前に支持を集めるべく他クラブに働きかけると予想される。
VARは明らかなミスを審判が回避できるようにする目的のために、2019-20シーズンからプレミアリーグに導入された。しかし、プレミア各クラブの監督やファンの間ではこのシステムに対する拒絶反応の声がますます高まっており、今季もVAR判定をめぐって数多くの論争が巻き起こった。
ウルブスのガリー・オニール(Gary O'Neil)監督は、チームが不利なVAR判定を受けた後、英サッカーのプロ審判員協会(PGMOL)の責任者であるハワード・ウェブ(Howard Webb)氏から定期的に謝罪の電話を受けていたと明らかにしている。
ウルブスによると、VARによるゴールセレブレーションへの影響や、チェックにかかる時間の長さ、スタジアム内での説明不足はどれもサポーターをいらだたせるもので、これも廃止の理由に挙げている。
それでもプレミア側はVARは依然として有益なツールだと信じており、システムがなければ誤った判定の数が増え、競技の高い評価を落とす可能性があると考えている。
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2024年05月16日 11:20
昨季まで坂元達裕が所属していたベルギー2部のKVオーステンデが、深刻な財政難に陥っているとのこと。
『So Foot』によれば、現在1000万ユーロ(およそ16.9億円)の負債を抱えているオーステンデは、来季のプロリーグを戦うためのライセンスを取得できない状態にあるという。
2013年から2023年まで1部リーグを戦っていたオーステンデであるが、昨季限りで2部へと降格。今季は16チーム中13位と低迷し、昇格争いに絡むこともできなかった。
オーステンデを保有しているパシフィック・メディア・グループは、クラブをアベックス・キャピタル・グローバルという英国の投資グループに売却する予定であったが、その交渉は不調に終わったとのこと。
クラブの過半数の株式を持っているパシフィック・メディア・グループのポール・コンウェイ氏が、追加の支払いを要求したほか全株式の売却を望まなかったため、アベックス・キャピタル・グローバル側のとの合意がとれなかったという。
アベックス・キャピタル・グローバルは100%の株式取得を求めていたが、それが不可能になったために撤退し、クラブ買収の可能性がなくなったとのこと。
すでにオーステンデの株式についてはほぼ価値がない状況になっているため、ポール・コンウェイ氏が手放すことを拒否する理由は不明だという。
これにより、オーステンデは来季のプロリーグ参戦に必要なライセンス取得までに条件を満たすことができない状況になり、「奇跡的なこと」がなければアマチュアへの降格と破産が確実であるとのことだ。
あの名門ソショーも破産へ。有名なのに「経営破綻したサッカークラブ」10選
オーステンデは17日までにライセンスを取得するための書類を提出しなければならない状況だが、それができる可能性はかなり低いという。
パシフィック・メディア・グループはこれまでデン・ボス(オランダ)、エスビャーウ(デンマーク)、バーンズリー(イングランド)、ナンシー(フランス)に投資したものの、その全てが買収前よりも低迷している。