2024年04月17日 00:05
U-23日本代表は16日、U23アジアカップの初戦で中国と対戦し、退場者を出しながら1-0で勝利。難しい試合を制して白星スタートを飾った。 パリ五輪予選となる“本番”の大事な初戦。大岩剛監督率いる日本代表は、これまで培ってきた4-3-3気味の4-2-3-1でこの試合も臨んできた。 GKは小久保玲央ブライアン。DFは右から関根大輝、西尾隆矢、高井幸大、内野貴史。アンカー気味に藤田譲瑠チマが立ち、右のインサイドハーフ気味に山本理仁。左のトップ下気味に松木玖生。サイドは右に山田楓喜、左に平河悠が入り、1トップは細谷真大が務めた。 / パリへ導くのはやはりこのレフティ \ 🇯🇵山田楓喜のクロスから松木玖生 Jリーグで好調の左利き2人で先制🙌 🏆AFC U23アジアカップ カタール ⚔ グループB第1節 🆚日本×中国 📱LIVE on #DAZN pic.twitter.com/klxP1GbZ5u — DAZN Japan (@DAZN_JPN) April 16, 2024 試合は序盤から日本が高い集中力を見せ、8分、山田の鋭いクロスを松木が合わせて先制。その後もゴールへの圧力を強めた。 しかし17分、西尾が後ろから体を当ててきた相手選手に対して肘を出してしまい、VARの結果レッドカードで一発退場。10人になった日本は、22分に山本に代えてセンターバックの木村誠二を入れ、4-4-1のシステムを敷いた。 その後は中国は攻勢に出るも、小久保を中心に守備陣が踏ん張り、1点のリードを守ってハーフタイムを迎える。 中国は後半頭から2人を投入。その後もお互いが選手を入れ替えつつ、スコアのほうは動かず。 終盤には中国が身長2メートルの控えGKユー・ジンヨンを前線に投入したものの、日本はこのパワープレーを耐え抜き、大きな勝点3を手にした。 U-23日本代表、U23アジアカップに招集できなかった「海外日本人」の逸材たち11名 日本のグループステージ次戦は、中2日の19日(金)に行われるUAE戦。試合は日本時間20日(土)0:30から行われる。
2024年05月16日 15:13
日本サッカー協会(JFA)は16日、「審判交流プログラム」として海外から審判員を招へいすることを発表した。
JFAは、審判員やインストラクターの国際経験を積むため、2008年より海外のサッカー協会や連盟と「審判交流プログラム」を提携しており、各国との国際交流とともに国際経験の機会創出に注力している。
そして、今回の発表によると、JFAはJリーグと協働し、ドイツサッカー連盟、ポーランドサッカー協会およびPGMOL(プレミアリーグを担当する審判員とその指導者が所属する組織)との「審判交流プログラム」として、ドイツからザシャ・シュテーゲマン氏、ポーランドからダミアン・シルヴェストジャク氏、マレク・アリス氏、バルトシュ・ハイニヒ氏、イングランドからダレン・イングランド氏の5名を招へいすることになったという。
なお、招へいされる審判員は明治安田J1リーグや明治安田J2リーグ、2024JリーグYBCルヴァンカップ、天皇杯 JFA 第104回全日本サッカー選手権などの試合担当を割り当てられる予定になっている。
■「審判交流プログラム」概要
▼招へい期間:
ドイツ 5月15日(水)〜6月11日(火)
ポーランド 5月22日(水)〜6月17日(月)
イングランド 6月12日(水)〜7月2日(火)
▼割当予定試合:
・2024明治安田J1リーグ第15節〜第21節
・明治安田J2リーグ第19節
・Jリーグ YBC ルヴァンカップ3回戦
・天皇杯 第104回全日本サッカー選手権2回戦
▼今後の招へい予定:
メキシコ 9月11日(水)〜9月30日(月) 1名
カタール 9月18日(水)〜10月8日(火) 1名
2024年05月16日 15:09
湘南ベルマーレは5月15日、J1第14節で柏レイソルと対戦し、1−2で敗れた。
先制点を挙げたのは、後半頭から途中出場したFW福田翔生だった。73分、畑大雅が自陣で左サイドから内側に切り込み、相手の背後を狙った池田昌生に浮き球のパスを供給。池田がボックス内でボールを収めてクロスを上げると、走り込んだ福田が右足で見事に合わせた。
試合後、福田は得点シーンをこう振り返った。
「昌生くんが良い形で受けて、自分に来そうな匂いを感じたので、走り込みました。良い形で決められました。ゴール前のタッチや嗅覚は、毎試合、良くなっています」
【動画】福田翔生が柏戦で先制ゴール!
ただ、77分に同点に追いつかれて迎えた89分、福田は相手へのスライディングを“著しく不正なプレー”と判定され、一発退場。チームは直後の90+1分、相手に決勝点を献上して敗れただけに、福田にとって責任を感じるゲームになってしまった。
自分のプレーで流れを変えて先制に成功したところから、自身の退場が敗戦の一因に。 “天国から地獄”とも言えるようなメンタルの浮沈を経験した福田は、次に向けて、どう立ち直っていくのか。
「退場になって申し訳ないですし、反省しています。ただ、まったく故意ではないし、ボールにアタックしたし、危ないと思って足も引いた。やれることはやっただけに、悔しい判定になりました。積極性は自分の良さですし、下を向いている暇はないので、やり続けるしかないですね」
福田は、J1初ゴールを挙げた第8節の横浜F・マリノス戦からの公式戦7試合で5ゴールと絶好調だ。現在の勢いを途切れさせないためにも、再び自身を見つめ直し、次に出場できる試合に照準を合わせて準備する必要がある。
福田が次にピッチに立てるのは、出場停止明けの第16節・ジュビロ磐田戦になる可能性が高い。復帰戦でどんな活躍を見せるのか、ブレイク中の23歳に期待したい。
取材・文●岩澤凪冴(サッカーダイジェスト編集部)
2024年05月16日 15:00
5月15日に開催されたJ1第14節で、FC町田ゼルビアはセレッソ大阪とホームで対戦した。
町田はスコアレスで迎えた70分に、右サイドからのナ・サンホのクロスをオ・セフンがボレーで決めて先制する。84分には、PKをレオ・セアラに決められて同点弾を献上したが、90+3分にミッチェル・デュークが勝ち越しゴールを決めて、2−1で競り勝った。
この一戦で勝利に貢献した韓国人2選手について、母国メディア『FOOTBALLIST』は「代表入りの準備が完了」とし、今季のここまでの活躍ぶりに注目。ナ・サンホに関しては、以下のように報じた。
【動画】ナ・サンホ→オ・セフンで先制弾!
「今季初のアシストを記録したナ・サンホは、フル代表からしばらく遠ざかっている。しかし、かつての代表常連は、まるでナショナルチームへの復帰を要求するかのような非常に良いコンディションを見せている」
一方のオ・セフンについては、「これでリーグ戦14試合で6ゴール目。次世代の韓国代表として大きな期待を集めていたが、まだA代表のキャリアがない。この調子を続けていれば、抜擢はあるだろう」と期待した。
韓国代表は6月にワールドカップのアジア2次予選でシンガポール、中国と戦う。町田で躍動する2人のコリアンに声がかかるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月16日 14:43
浦和レッズは5月15日、J1第14節で京都サンガF.C.とホームで対戦。
2024年05月16日 14:35
優勝に王手をかけ、タイトルを決める一戦で、ベンチスタートになったのはなぜなのか。 セルティックは5月15日、スコティッシュ・プレミアシップ第37節で、キルマーノックに敵地で5−0と勝利した。引き分けでも王座維持が決まるなか、先発出場した前田大然の1得点・1アシストなどで4位を相手に快勝。3シーズン連続54回目の優勝を決めている。【動画】旗手が見事なスルーパス→前田が優勝に花を添える追加点 前田のほかに旗手怜央も先発出場したセルティックだが、スタメンリストに古橋亨梧の名前はなかった。ブレンダン・ロジャーズ監督はエースではなく、アダム・アイダを先発に起用している。古橋は4−0と大勢が決まったなか、62分の前線入れ替えで途中出場した。 セルティック専門サイト『Celts Are Here』によると、ロジャーズ監督は試合前、前線の人選について、「ピッチがトリッキーで、特にキルマーノックのマンツーマンのプレーから、最初をかわすのが大変なときがあるので、アイダがいればそのプレッシャーをかわせる。もちろん、少しフィジカルも出せる。だから彼が入った」と説明している。
「2人の異なるタイプのストライカーがいるのは素晴らしいことだと思う。どちらも速く、かたやよりフィジカルで、もうひとりはスピードと動きがある。だからこの試合ではアイダを使えて、キョウゴは必要なら途中出場と感じた」 結果的に、アイダが立ち上がりに先制点を奪ったことで、勢いに乗ったチームは快勝でトロフィー獲得を決めた。指揮官の選択がヒットしたかたちだ。 アンジェ・ポステコグルー前監督が去り、ロジャーズ体制となった今季、新指揮官のスタイルで古橋が過去2シーズンよりも苦しんだのは周知のとおりだ。優勝決定戦での起用は、今後に影響あるのか。古橋とロジャーズのこれからが注目される。構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月16日 14:34
欧州サッカー連盟(UEFA)は15日、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティ(Manchester City)の親会社であるシティ・フットボール・グループ(CFG)について、スペイン1部リーグのジローナ(Girona FC)が来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2024-25)に出場するためには、ジローナに対する出資比率を下げなくてはならないと述べた。
CFGが株式47パーセントを保有するジローナは今季、レアル・マドリード(Real Madrid)と一時リーグ優勝を争う快進撃を見せて4位以上が確定し、来季のチャンピオンズリーグ出場権を手にしている。
UEFAのクラブ財務管理組織(CFCB)は14日、複数クラブの所有に関するルールの更新を知らせる書簡を関係者に送付した。内容は同一オーナーの2チームが同じ欧州大会に出場することを禁じるもので、過半数株を所有することによる「支配」だけでなく、一つのオーナーが複数クラブに対して「決定的な影響力」を持つケースも適用の対象になるとされた。
CFGはジローナの過半数株主ではないが、CFCBによると、クラブの株式全体の30パーセント以上を保有している場合などは、「クラブの意思決定において決定的な影響力を行使する能力」に該当する。
そのため、シティとジローナが来季のチャンピオンズリーグにともに出場するためには、CFGはUEFAが定める6月3日の期限までにジローナの株を一部売却する必要がある。一般的に経済的に好ましくないとされている株式の性急な売却を避けるため、CFCBはUEFAの監督下にある「ブラインド・トラスト(白紙委任信託)」にクラブの株式を移すというオプションを用意しているが、来季限りの一時的な措置となる。
UEFAのルールに従えない場合は、リーグ戦順位の低い方がヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2024-25)に回ることになり、今回のケースではジローナがヨーローッパリーグ行きになる可能性が高い。
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2024年05月16日 14:13
[J1第14節]柏 2−1 湘南/5月15日/三協フロンテア柏スタジアム
5月15日、Jリーグの日に行なわれたJ1第14節で、柏は湘南とホームで対戦。2ー1で勝利を収め、今季5勝目を挙げた。木下康介、細谷真大のゴールで逆転勝ちを収めた試合で、選手起用で気になる部分があった。
柏はいつも通りの4−4−2で臨んだが、これまでと配置が違っていた。攻撃のキーマンであるマテウス・サヴィオは、左サイドハーフが主戦場だが、この日は右サイドハーフでスタート。左サイドハーフには戸嶋祥郎が入った。
試合後、井原正巳監督にこの点について聞くと「まず、サヴィオも祥郎も両サイドできるということ。そして湘南さんの左サイドは、畑(大雅)選手がいて、非常にアグレッシブなサイド攻撃が来るというシミュレーションをしていました。そこにサヴィオをぶつけることで、抑える、そして攻撃でもストレスを与えていく狙いがありました」と明かした。
【厳選ショット】後半アディショナルタイム!細谷真大が劇的逆転ゴール!!|J1 第14節 柏 2-1 湘南
確かにこの試合でも、湘南のサイド攻撃は武器となっており、そのなかでも畑の積極性には目を見張るものがあった。それに対し、M・サヴィオは守備で奮闘し、機を見て効果的なアタックを繰り出した。
柏の背番号10は右サイド起用について「監督の采配に準じて対応できるように、普段からトレーニングしている。今日はスタートは右で、後半途中から左になったけど、自分の役割は果たせたと思っている」と振り返る。
そして「自分のポジションに関係なく、試合の流れ、内容、状況に応じてプレーしなければならないことを念頭に置いて、普段から準備をしている。そこに関しては、今後も監督の指示に従いつつ、やっていきたいと思う」と謙虚に語る。
M・サヴィオは2019年夏に来日し、柏一筋で6年目。12節の鹿島戦でJ1通算100試合出場も達成し大台に突入。これからのさらなる活躍に期待したい。
取材・文●平龍生(サッカーダイジェスト編集部)
2024年05月16日 14:11
プレミアリーグでは来シーズンからビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が廃止される可能性があるようだ。
2024年05月16日 14:09
FC町田ゼルビアの底力を感じたゲームだった。5月15日に開催されたセレッソ大阪戦のことである。後半アディショナルタイムの決勝弾で劇的な勝利を収めた試合を振り返り、町田の黒田剛監督は次のようにコメントした。
「前節の湘南戦は引き分けでしたが、敗戦のレベルでした。かなり厳しい印象を持ったゲームだったので、戒めの気持ちを持って試合に入りました。湘南戦を敗戦と捉えたなかで、絶対に連敗はできないスタンスで選手たちは準備してくれました」
正直、84分の失点で1-1にされた時はドローが濃厚だと思った。実際、黒田監督も「PKで追いつかれてどうなるかというところもあった」と心境を明かしている。それでも、町田は後半アディショナルタイムに決めたミッチェル・デュークのゴールで最終的に2-1と勝ち越し、勝利を手繰り寄せた。
黒田監督は言う。
「『絶対に負けたくない。俺たちが勝つんだ』という気持ちを90分間切らさずに戦ってくれた。林(幸多郎)のクロスからデュークが技ありのゴールを決めてくれました。引き分けと勝利では全然違うシチュエーションのなかで、勝ち切れたのは素晴らしいことです」
「俺たちが勝つんだ」というスタンスで、それを成し遂げてしまう選手たちの実行力はある意味恐ろしい。
C大阪戦の勝利は、失点と連敗を極度に嫌う黒田監督の“執念”が選手たちに乗り移った格好での白星だろう。
キャプテンの昌子源が「僕たちも必死」と言うが、その「必死さ」を勝利に結びつけるのは簡単ではない。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
【画像】セルジオ越後、小野伸二、大久保嘉人、中村憲剛ら28名が厳選した「J歴代ベスト11」を一挙公開!
2024年05月16日 13:31
スタッド・ランスの日本代表MF伊東純也が、15日のリーグ・アン第32節マルセイユ戦(延期分)に先発フル出場。決勝点となったオウンゴールを誘発するなどの活躍を見せ、フランスメディア『マキシフット』による同試合のマン・オブ・ザ・マッチ(MOTM)に選出された。
ここまで7アシストを記録し、リーグ・アンのアシスト王争いを繰り広げる伊東。延期されていたマルセイユ戦に臨むと、33分に右サイドから最終ラインと相手GKの間にグランダーのクロスを供給。これにFWマーシャル・ムネツィとともに飛び込んだ相手DFのオウンゴールを誘発した。その後もドリブル突破やヒールでのスルーパス等々、攻撃を牽引。ランキング首位タイとなる8アシスト目こそは生まれなかったものの、1−0の勝利に貢献している。
伊東は先発フル出場を果たし躍動。『マキシフット』はマン・オブ・ザ・マッチに選出するとともに、「ランスにとっては、何の意味も持たない試合? ただ、ランスのウインガーには関係ないこと。今夜も、この日本人は自身の価値を示そうと必死にプレーし、右サイドでマルセイユの毒となった。ドリブルがすべての違いを生み、クロスは(シャンセル・)エンベンバのオウンゴールを誘ったのだ」と賛辞を送った。
リーグ・アンは次が最終節となる。伊東と中村敬斗を擁するスタッド・ランスは、スタッド・レンヌと激突。ウスマン・デンベレ(パリ・サンジェルマン)やキリアン・エンバペ(パリ・サンジェルマン)らと争うアシストランキングの行方にも注目だ。
【ハイライト】伊東純也が躍動
2024年05月16日 13:30
23-24イングランド・プレミアリーグは15日、第34節延期分の試合が行われ、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)は3-2でニューカッスル・ユナイテッド(Newcastle United)を下し、欧州大会出場権確保へ希望をつなげた。
コビー・メイヌー(Kobbie Mainoo)、アマド・ディアロ(Amad Diallo Traore)、ラスムス・ホイルンド(Rasmus Hojlund)のゴールが決まったマンチェスター・ユナイテッドにとっては、リーグ戦ここ9試合でわずか3度目の白星となった。
エリック・テン・ハーフ(Erik ten Hag)監督率いるマンチェスター・ユナイテッドは、25日に行われるマンチェスター・シティ(Manchester City)とのFAカップ(FA Cup 2023-24)決勝で優勝すれば、来季のヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2024-25)出場が決まる。仮に敗れた場合でも、リーグ戦7位であればヨーロッパカンファレンスリーグ(UEFA Europa Conference League 2024-25)の出場権を手にすることができるため、チームはその座を確保すべく争っている。
この日チームは勝利したものの、7位ニューカッスルとは勝ち点で並んで8位のまま。しかも得失点差ではニューカッスルを大きく下回っているため、今季最終戦ではニューカッスルの結果を上回る必要がある。
19日にマンチェスター・ユナイテッドは敵地でブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC(Brighton & Hove Albion FC)と、ニューカッスルはブレントフォード(Brentford FC)と対戦する。
ニューカッスルが黒星を喫したことで、5位につけるトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)は来季のヨーロッパリーグ出場が決定した。
6位チェルシー(Chelsea)はブライトンに2-1で勝利し、乱高下の激しいシーズンながらもヨーロッパリーグ出場決定に前進した。
コール・パーマー(Cole Palmer)とクリストファー・エンクンク(Christopher Nkunku)のゴールで白星を飾ったチェルシーは、2022年10月以来となる4連勝を飾っている。
最終節でボーンマス(AFC Bournemouth)と対戦するチェルシーは引き分ければヨーロッパリーグ出場が確定。また、勝利した上でトッテナムがシェフィールド・ユナイテッド(Sheffield United)に敗れれば、5位浮上の可能性もある。
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2024年05月16日 13:30
15日、明治安田J1リーグ第14節でセレッソ大阪をホームに迎えたFC町田ゼルビア。
2024年05月16日 13:00
13日に行われたラ・リーガ第35節、レアル・ソシエダはアウェイでバルセロナと対戦。0-2で敗れた。
欧州カップ戦の出場権争いを繰り広げているソシエダにとって、リーグ終盤でバルセロナという強豪との試合は重要な戦いであったはずだ。今季ほとんど採用してこなかった5バックを採用し、これまで主力として活躍してきた久保を2試合続けてベンチスタートにしたことからもイマノル・アルグアシル監督の勝ち点を落としたくないという “慎重さ”がうかがえる。スペイン『MUNDO DEPORTIVO』は「アイデンティティの変更」と報じている。
しかし、同メディアが注目したのは、ベンチにいたストライカー2人だ。FWアンドレ・シウバとFWウマル・サディクはこの重要な試合で出場することなく最後までベンチを温め続けていた。昨季のソシエダ躍進を支えたFWアレクサンデル・セルロートが去り、新たな得点源を探していたソシエダにとって今季の“誤算”だったのは、この2人のストライカーが思うような活躍ができなかったことだろう。サディクはここまでリーグ戦わずか3ゴール、シウバはリーグ戦2ゴールにとどまっている。同メディアは2人のストライカーを「先発でも代役でもない」と非難した。
「最もショッキングで最も血なまぐさいのは、バルサ戦で順位変動の可能性があるにもかかわらず、アンドレ・シウバとウマル・サディクの出場時間がゼロだったことだ。彼らは先発でも代役でもない」
ソシエダは16日、ホームでバレンシアと対戦する。2人のストライカーは残された試合で爪痕を残すことができるだろうか。
2024年05月16日 12:54
ザルツブルク(オーストリア1部)は15日、2024−25シーズンからの新監督としてペピン・リンダース氏を招へいすることを発表した。なお、契約期間は3年となり、来季のプレシーズン開始からチームを指揮することが明らかになっている。
現在41歳のリンダース氏はPSVのユースやポルトのユースやトップチームでコーチを務めた後、2014年にリヴァプールのU−16コーチに就任。トップチームでもコーチを務めた後、2018年1月〜5月にはNECで監督も歴任した。同年6月にリヴァプールに復帰して以降は、ユルゲン・クロップ監督の“右腕”としてチームを支えていたが、同監督退任に伴い、今季限りでクラブを離れる予定となっていた。
なお、リヴァプールは4年半ほど育成コーチを務めているヴィトール・マトス氏もザルツブルクに加わることを明らかにしており、新天地ではリンダース新監督のアシスタントコーチに就任することになるようだ。
新監督就任が決定したことを受け、リンダース氏はザルツブルクのクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。
「ザルツブルクの新しい監督に就任したことを誇りに思うし、ここにいられることは私にとって本当に光栄なことだ。PSV、ポルト、リヴァプールを経て、私は強力な組織と優れたアカデミーを備えた新たな美しいクラブに加入することになった」
「私がこれまで在籍してきたクラブはすべて、いくつかの共通点がある。攻撃が非常に重要であるというクラブ精神や主要なトロフィーを獲得するという真の信念、そして何よりも試合への情熱と成功への野心がすべての基本であるクラブたちだ」
「アシスタントのヴィトール・マトスとともに、変化し続けるサッカー界でクラブが成長できるように全力を尽くしていく。私の家族は以前、この街を訪れたことがあるが、その美しさと人々の優しさに圧倒された。これは私にとってザルツブルクへの加入を決める最後の重要なステップにもなった」
2024年05月16日 12:40
今季セルクル・ブルッヘからフェイエノールトへと移籍した日本代表FW上田綺世。ただオランダ・エールディビジでは途中出場が主となり、25試合で5ゴール1アシストという結果となった。
ただ、エースストライカーであったメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスは今年夏のマーケットで退団が噂されており、上田綺世はその後釜として期待されている状況だ。
フェイエノールトを率いているアルネ・スロット監督は上田綺世について「我々には非常に優れたバックアップのストライカーがいる」と評価しているが、そのスロット監督はリヴァプールへ移籍する可能性が高いと言われる。
『fr12』によれば、今回その上田綺世についてサッカー番組の「Veronica Offside」で元オランダ代表の名選手ヴェスリー・スナイデルとヴィム・キーフトが批評したとのこと。
かつてインテルやレアル・マドリーなどで活躍したヴェスリー・スナイデルは以下のように話し、上田綺世にはまだ納得できていないことを明かしたという。
「私は決して上田綺世のファンではなかった。ただ、彼は定期的に試合に出場していないことでリズムを欠いているだけかもしれない。
したがって、アルネ・スロット監督は『彼が頻繁にプレーして競争力のあるリズムに乗れば、非常に優れたストライカーになるだろう』と感じている可能性はある。
ただ、私はそれが完全に正しいとは思わない。上田綺世はまだ私を魅了することができていないのだ」
上田綺世はこのところゴー・アヘッド・イーグルス戦、ズウォレ戦、NEC戦と3試合連続ゴールを決めているが、まだスナイデルはそのプレーに納得していないようだ。
上田綺世加入のフェイエノールト、21年前の「UEFAカップ優勝の伝説スタメン」覚えてる?
なお、キーフトも「自分は上田綺世がフェイエノールトのファーストストライカーを務められるかどうか確信できない」と話しており、「高く評価しているのになぜあまりプレー時間がないのか」とスロット監督の方針にも疑問を呈していたようだ。
今季エールディヴィジで23ゴール6アシストを決めたサンティアゴ・ヒメネスには現在チェルシーやアーセナルなどのビッグクラブが接近していると言われ、かなり高額な移籍金で売却される予定だという。