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2024年04月16日 19:39
16日の『ニッポン放送ショウアップナイター 阪神−巨人』でショウアップナイター解説者の松田宣浩氏と巨人・坂本勇人のスペシャル対談が放送れた。 松田氏が「若手選手に対しての接し方はどんな感じですか?」と質問すると、坂本は「今、若い選手の方から軽く話しかけてもきますし、試合だったり、シーズンが始まると、若い選手、ルーキーもそうですけど、壁に当たる瞬間が必ずあると思うので、その時に何かアドバイスができればいいなと。そういうふうに接していけたらいいかなと思います」と回答。 続けて松田氏は「坂本選手的には口でアドバイスするタイプか、背中を引っ張るタイプ。どちらでやっていますか?」と質問。坂本は「キャプテンじゃなくなっているので、自分で気づいたりとか、こういう時はこういうふうにしたほうがいいのかなと見ていてわかる時もある。そういう時は口でわかりやすく説明できそうなら、してあげたいなと思っています」と話した。 (ニッポン放送ショウアップナイター)
2024年05月21日 08:00
日本ハムがパ・リーグを盛り上げている。
15日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−DeNA』で解説を務めた田尾安志氏は日本ハムについて「勢い感じますよね。若い選手も多いしね。チーム全体が勝ちたいという気持ち。外国人選手をたくさん獲りましたよね。戦力として期待している外国人をとる。それだけでも勝ちたいという気持ちが表れていますよ」と話した。
2年連続最下位に沈んだ日本ハムだが今季は開幕から、新庄剛志新監督が就任した22年から手塩に育ててきた若手選手たちが躍動。日本ハムは前カードのロッテ戦に1分2敗と負け越したが、今季はここまで21勝16敗2分の2位だ。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
2024年05月21日 08:00
広島の床田寛樹投手(29)が20日、マツダスタジアムで行われた投手指名練習に参加し、先発する21日・阪神戦に向けて最終調整した。相手先発・村上とは早くも今季4度目のマッチアップで「1点勝負かなとは思うので、先制点を与えないようにしたいなとは思います」と意気込んだ。
ここまで同戦は1勝2敗。「なんとか勝ってとりあえず五分にもっていけるようにしたい」と気合を入れた。チームは17日からの巨人戦で3連勝を決めて2位に浮上しただけに「チームの流れもいいと思う。いい流れに乗って投げられればいいかなと思う」と追い風にする心意気だ。
この日は晴天の下、キャッチボールなどで汗を流した。防御率1.28はリーグトップで、村上が同2位。リーグ最高峰の投げ合いを制し、5勝目をつかみ取る。
2024年05月21日 07:42
ロッテは20日、5月17日〜19日の日本ハム戦(ZOZOマリンスタジアム)で、社会貢献プロジェクトMARINES LINKSの一環として実施したピンクリボン募金の合計金額が341,103円となったと発表した。
5月19日は選手が参加しての募金活動を行ったほか、球場内フロア2 インフォメーションに募金箱を設置。公益財団法人日本対がん協会「ほほえみ基金」へ全額寄付し、乳がん早期発見のための検診の推進、乳がん患者や家族の支援、検診従事者や専門家の育成、正しい知識の普及啓発活動などに役立てられる。
▼千葉ロッテマリーンズ 選手会コメント
「ここまで継続してきた活動なので、微力ではありますが今後も続けていければと思っています。募金にご協力いただいた皆様に心より感謝申し上げます。」
2024年05月21日 07:40
今永昇太はDeNA入団時、燕・原樹理とのライバル関係が注目されていた
カブスの今永昇太投手が18日(日本時間19日)の本拠地・パイレーツ戦で7回4安打7奪三振無失点の好投を見せ、防御率0.84とした。
2024年05月21日 07:38
DeNAは20日、5月28日〜5月30日の楽天戦、6月4日〜6月6日のオリックス戦で開催する『交流戦SERIES 2024』の応援隊長に令和ロマンが就任したことを記念し、
コラボグッズやコラボグルメを発売することを決定したと発表した。
令和ロマンの漫才衣装のスーツをモチーフにしたフェイスタオルや、松井ケムリさんにちなんで「スモーク」した鴨をふんだんに使用した「鴨スモークバーガー」など、こだわりの詰まった商品を用意。
いずれもイベント初日となる5月28日からの販売。
▼令和ロマンコラボグッズ&コラボグルメ
・令和ロマン フェイスタオル
・令和ロマンコラボドリンク「BAYSTARS ALE レイワ」
・郄比良くるまさんコラボ「チミチュリバーガー」フライドポテト付き
・松井ケムリさんコラボ「鴨スモークバーガー」フライドポテト付き
2024年05月21日 07:35
開幕からわずか2か月…野球以外でも見せる大谷翔平の強烈な影響力
ドジャース・大谷翔平投手は17日(日本時間18日)の本拠地・レッズ戦では13号2ランを放ち、19日(同20日)の同戦では、移籍後初のサヨナラ打を放つなど打者として圧倒的な活躍を見せた。さらにこの期間は、自身のボブルヘッド・ナイトや「大谷翔平の日」設立などプレー以外の部分でも強烈な存在感を見せた。
レッズとのカード初戦、16日(同17日)はドジャースの一員となってからでは初の自身のボブルヘッド・ナイトが実施。大谷の“激レア品”を求め、試合開始の4時間前からドジャースタジアムの外に長蛇の列。あまりの反響の大きさにチームが開場時間を早めたほどだった。この試合は、5万3527人が来場し、今季のMLB最多観客数を更新した。
また、その日の試合では、13歳のアルバート・リーくんに始球式とスイートルームでの観戦をプレゼント。元々球団からは、真美子夫人の始球式を提案されるも、2人で話し合い“やんわり”と断っていたことを試合後に明かした。アルバートくんは、生まれて3日で心臓病が判明し、複数回の手術を乗り越えてきた。また、スイート席は最低8000ドル(約124万円)の値段となっており、大谷と球団の配慮に称賛の声もあがった。
17日(同18日)、本拠地のある米カリフォルニア州ロサンゼルス市は大谷の背番号にちなんで5月17日を「大谷翔平の日」と制定。大谷はこの日、ロバーツ監督らとともにロサンゼルス市庁舎を訪問。市議会から制定書を贈呈された。
その後のスピーチで「今日この日を迎えられたことが私自身すごくうれしいですし、特別な瞬間です」とコメント。同日の試合では13号2ランを放ち、自らの記念日を祝う一撃で衝撃を与えた。まだシーズン開幕から2か月弱だが、これからも色々な出来事が見られそうな予感だ。(Full-Count編集部)
2024年05月21日 07:31
「良くも悪くもという感じですね」
ロッテの西野勇士は、開幕してからここまでの投球をこのように振り返る。今季は5月19日終了時点で、6試合・36回2/3を投げ、3勝3敗、防御率3.44。
14日のオリックス戦では「取りたい狙った打球を打たせることができていたのかなと思います」と、4−1の3回に先頭の宗佑磨にセンター前に運ばれるも、一死一、二塁でセデーニョをカーブで遊併、続く4回も先頭の西川龍馬に安打も続く紅林弘太郎を1ボール1ストライクから142キロのシュートで遊併に打ち取るなど、走者を出しながらも粘りの投球で、5回、6安打、1失点に抑え、3勝目を手にした。
ゴロを打たせてダブルプレーに取ったで言えば、今季2勝目を挙げた4月17日の西武戦の初回もそうだ。初回先頭の長谷川信哉を2ボール2ストライクから6球目のインコースシュートが抜けて死球、一死二塁で外崎修汰の初球インコースに投げようとしたシュートが真ん中に入り左安とインコースのシュートを思うようにコントロールできていないように見えたが、続くアギラーを1ストライクから2球目の外角のスライダーで三併で打ち取ったのはさすがだった。
西野本人は「何が良くて、何か悪いという時が絶対にあるんですけど、その場でできるだけ判断して使っていくのが大事なのかなと思います」と、常々話す、“何かがダメでもそれを補う球種がある”、“どの球種でも勝負球にできる”強みを活かした投球となった。
立ち上がり操れていなかったシュートも同日の西武戦では、4回以降に多投し凡打の山を築いた。投げながら調子を取り戻すことが可能なのだろうかーー。
「感覚的な部分なんですけど、投げていく中でうまく直していくのができないと能力というか、先発として必要な能力なので、投げている中でよくなることは多々あります。他の球種も含めて」。
ストレート、フォーク、シュート、スライダー、カーブを持ち球にしているが、その中で今季特に良いと感じる球種はあるのだろうかーー。
「その時によるんですけど、那覇の時はシュートとスライダーが良かった。トータルで真っ直ぐが良い日が少ない。タイミングが合わないというか、そういう時が多い。そこが一番良くなったら、もうちょっとパフォーマンスが上がってくるのかなと思うんですけど」。
西野自身の中でストレートが良いと感じる登板は少ないという。「あんまり調子が良くないかもしれないですけど、真っ直ぐを見せていかないとその後にフォークが効いてこなくなる」と、武器であるフォークを活かすためにはストレートを序盤から積極的に投げていく必要があるという。
そのフォークに関しては、「悪くはないですね。ちょっとばらつきもあるんですけど、落ちもしっかり落ちていることも多くて、割と調子の良い球もあるのかなと思います」と自己分析する。
昨季は登板間隔を空けての先発が多かったが、今季は中6日での先発もあり、今週は前回登板のオリックス戦から中6日での先発。「キツイとも感じていないですし、しっかり中6日で投げていたい気持ちはあります」と、中6日で先発することは全く問題ない。
「本当はもっとイニングを稼ぎたいんですけど、そこでしっかり貢献できたらいいかなと思います」。理想は少ない球数で長いイニングを投げること。今週も週頭の火曜日に先発する。1イニングでも長く投げて、リリーフ陣にバトンを繋げたい。
取材・文=岩下雄太
2024年05月21日 07:20
サヨナラ打の大谷翔平を手術から復帰を目指すカーショーが祝福
■ドジャース 3ー2 レッズ(日本時間20日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手とクレイトン・カーショー投手の感動的な1シーンが話題となっている。
2024年05月21日 07:17
ドジャースCMO「同社の食べやすいたこ焼きはすでにファンの間で人気」
ドジャースは20日(日本時間21日)、たこ焼き大手「築地銀だこ」と複数年契約を結んだと発表した。合意の一環として本拠地のドジャースタジアムでは、62年の歴史で初めて、たこ焼きを提供する売店を設置する。今季から大谷翔平投手と山本由伸投手が加入。4月以降、日系企業との契約は10社目となった。
ドジャースのロン・ローゼンCMO(チーフマーケティングオフィサー)は「ドジャースのパートナーシップ・ファミリーへ築地銀だこが加わったことは貴重なことです。同社の食べやすいたこ焼きは、すでにドジャースファンの間で人気となっています。これは、両組織と両ブランドの関係の発展を象徴していることと言えます」とコメントした。
ドジャースは4月以降、航空会社「ANA(全日本空輸)」、タイヤメーカー「TOYO TIRE」、医薬品メーカー「興和」、100円ショップ「ダイソー」を展開する「大創産業」、配管システム全般の販売を営む専門商社「日本管材センター」、化粧品メーカー「コーセー」、ハウスメーカー「木下グループ」、機械部品製造業者「THK」、飲料メーカー「ヤクルト」と契約を結んでいる。(Full-Count編集部)
2024年05月21日 07:15
2005年最多勝左腕、ドントレル・ウィリス氏が大谷を絶賛
ドジャース・大谷翔平投手は19日(日本時間20日)の本拠地・レッズ戦で移籍後初のサヨナラ打を放った。リーグトップの13本塁打をはじめ、打撃部門で数々の好成績を残す活躍ぶりに、2005年にマーリンズで22勝を挙げて最多勝に輝いた名投手、ドントレル・ウィリス氏は、大谷が「DHでは初のMVPに選出されると思う」と予言した。
ドジャース地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」の、試合を振り返るポストゲーム・ショーで、大谷がサヨナラ打を「単打でいいのでなんとかヒットで終わらせたいなと。いい形で終われて良かった」と語ったことに注目。ウィリス氏は「彼がDHでは初めてMVPを獲るかもしれないと私が言うのは、これが理由だ。彼は打撃だけに集中しているので、エンゼルス時代はできなかった修正ができ始めている。状況に応じて、スイングスピードを落としているんだ」と分析。その上で「そういう彼を見るのは楽しい」と加えた。
「彼はコンパクトなスイングにして、状況を理解して、(相手投手の)ディアスの球の威力を生かした。このチームに今後も怪我人が戻ってきてショウへイ・オオタニの調子が上がり続ければ、恐ろしいことだ」
大谷は直近15試合で6本塁打14打点、打率.393と驚異的な数字を残している。ウィリス氏は「これは高校野球の打率だ。彼は天井知らず。私はムーキー・ベッツが大好きだが、ショウへイ・オオタニがDHでは初のMVPに選出されると思う」。メジャーデビューから5年連続2桁勝利を挙げた名左腕が、大谷のMVP獲得を予言した。(Full-Count編集部)
2024年05月21日 07:10
阪急・オリックスで46年間を過ごした松本正志氏「2人の声が響いていました」
紛れもなく「勝負師」の声を聞いた。今年3月31日付でオリックスを退職した松本正志氏は、1977年に行われた夏の甲子園大会で東洋大姫路高を全国制覇に導いた。同年に阪急ブレーブスからドラフト1位指名を受けて入団。裏方に転身後はオリックスを含めて46年間のプロ野球人生を全うした。
コーヒーカップをゆっくりと置いた。「もう、時効やろう……」。松本氏はにこやかな表情で話を進めた。「1997年のオフやな。中嶋(聡)監督がFAの時や」。誰にも話したことのない“内緒話”を打ち明けた。
「あの頃は(仰木)監督の部屋とマネジャー室が同じ場所にあったんです。用具担当の僕は、その日マネジャーに用事があって部屋に入ろうとしたら、2人の声が響いていました。これは、入りづらいな……と思って、そっと入ったんです」
2人とは仰木監督とFA移籍する直前の中嶋監督だった。仰木監督は「おい、なんで西武に行くんや! 西武には伊東(勤)がおるやろ?」と問いかけていた。当時、西武の正捕手は固定されていた。ただ、中嶋監督の返事は“男”だった。「僕は……勝負がしたいんです」。
松本氏も仰天した一言だった。勤続46年間で「いっぱい選手を見てきたけど、自分から強敵にいるところを目指したのは(中嶋)監督だけじゃないかなぁ」と深く頷く。一口、コーヒーを注ぐと思い出話が出てきた。
「昔、用具メーカーが捕手マスクのサンプルを持ってきたことがあったんです。チタン製のものを試してくださいと。三輪(隆)が先にグラウンドに降りてきたので、試してもらったんです。そこに中嶋がちょうど来て、試してもらおうとしたら『僕はいいです』ってね。2番目が嫌だったんでしょうね」
生粋の勝負師人生を歩む指揮官の「秘話」を27年間経った今、ようやく“開口”した。「人間、そんな急に変わるもんじゃないよ」。監督就任から3連覇。オリックスが黄金期を迎えた理由が、そこにはあった。(真柴健 / Ken Mashiba)
2024年05月21日 07:03
本拠地・Dバックス戦に「2番・指名打者」で出場
■ドジャース ー Dバックス(日本時間21日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は20日(日本時間21日)、本拠地・ダイヤモンドバックス戦に「2番・指名打者」で出場する。
2024年05月21日 06:50
ロッテ移籍1年目、白武佳久氏は村田兆治に度肝を抜かれた
元投手で広島スカウト統括部長の白武佳久氏は現役時代、広島とロッテの2球団で活躍した。ロッテには1989年オフにトレードで加入。移籍1年目の1990年シーズンにはキャリアハイの10勝をマークした。背番号20をつけ、新天地で躍進を遂げたが、鹿児島キャンプではいきなり試練に見舞われた。ロッテのレジェンド右腕・村田兆治投手兼コーチから「お前は練習を何もしていないだろ!」と厳しい言葉を浴びせられ、その凄さに度肝を抜かれたという。
当時のロッテ監督は陸上部並みの走り込みを課す「走れ! 走れ!」で知られた金田正一監督だったが、白武氏は「カープの方がはるかにきつかったので、楽でしたよ」と言う。「パ・リーグはDH制だから、ピッチャーは投げるだけ。もうバント練習もしなくていいし、投げることと守備練習しかない。ひとつのことをやらなくていいとなったら、そっちに物凄く集中できるし、数もこなせるから、下手だった守備がうまくなりましたね」とプラス面も多かったようだ。
もっとも、ロッテでの鹿児島・鴨池野球場でのキャンプ初日は面食らったという。「よーいどんで、村田兆治さんとキャッチボールすることになったんです。僕はトレードが決まってからの自主トレで塁間、セカンドくらいまでしかキャッチボールをしていなかったんですが、いきなり村田さんは、すーっと90メートルくらいまで下がっていったんですよ。これは投げられんと思ってブルペンキャッチャーに間に入ってもらったんです」。
前年の1989年5月13日の日本ハム戦(山形)で通算200勝を達成した大ベテランが相手でも、できないものはどうしようもない。「僕が50メートルくらいブルペンキャッチャーに投げて、そこから彼に村田さんに投げてもらった」という。「村田さんに『お前、練習を何もしていないだろ』って言われました。『いやいや、兆治さん、そんな最初から90も100も投げられないですよ』と言ったら『言い訳するな!』って。まぁその通りだったんですけどね」。球宴にも初出場…最後は完投で10勝に到達
スポーツメーカーが同じだった縁もあって、初日からコンビを組んだが「すごい人だなって思いました。僕はその時、29歳とか30歳くらいでしたし、正直、(キャンプで)ちょっとずつやればいいかなって思っていたんですが、村田さんは初日からビュンビュン投げていましたからね」。左足を高く蹴り上げ、尻を打者に突き出し、下ろした右手に力をため込んでから思い切り投げ込む“マサカリ投法”が代名詞のレジェンド右腕が使用するグラブにも驚いたという。
「『俺のグラブには1キロの鉄板が入っているんだ』って見せてもらいました。鉄板は親指のところに入っていて、それでバランスをとって投げておられたんです。練習でも試合でもね。マサカリ投法はグラブとのバランスと足腰の強靱さがあってのこと。そこまで考えておられた。やっぱりすごかったですよ」。白武氏にしてみれば、まさに学ぶことばかり。いきなり、大きな刺激を受け、ロッテ1年目のシーズンに臨み、自身初の2桁、10勝をマークした。
26登板で10勝4敗3セーブ、防御率3.33。先発したのは4試合で、10勝のうち8勝が中継ぎでつかんだ白星だった。4月19日の西武戦(西武)では、先発・小宮山悟投手を4回途中にリリーフ。4回1/3を無失点で移籍後初勝利をマークしたのをはじめ、先発よりも長いイニングを投げて6勝をマークしたのも特徴的だ。「オープン戦は調子が悪くて2軍で調整していたんですが、その時にボールがピュッと行きだしたんですよね」。
オールスターゲームにも、怪我で辞退したダイエー・吉田豊彦投手の補充選手ながら初出場を果たした。第1戦(7月24日、横浜)で、7-0の9回1死二塁に6番手で登板。打者2人に投げて2/3を無安打無失点に抑えて試合を締めた。最後は古巣・広島の正田耕三内野手をファーストライナーに打ち取った。「最後に行くぞって言われていた。抑えたのは覚えています。いい思い出です」と笑みを浮かべた。
「あの年は本当にいいシーズンでした。最後の方は先発させてもらって10勝できたんですよね」。10月10日のダイエー戦(平和台)に先発し、7回1/3を2失点で9勝目。10月17日の近鉄戦(藤井寺)に6安打2失点完投で10勝に到達した。一方でキャンプからお世話になった村田はその年に10勝をマークしながら40歳で現役を引退。たった1年しか同じユニホームを着られなかったが、白武氏はレジェンド右腕に感謝している。(山口真司 / Shinji Yamaguchi)
2024年05月21日 06:40
大谷翔平は貢献度を示す指標「WAR」で好成績を維持している
ドジャース・大谷翔平投手は、打撃、走塁、守備、投球を総合的に評価して選手の貢献度を表す指標「WAR」がメジャートップタイの「3.0」を誇っている。米データサイトの指標から米メディアは「二刀流選手だったときよりも打者(のみ)としての方が価値を生み出している」と見解を伝えた。
MLB公式サイトは、ドジャースとの歴史的な10年7億ドル(約1090億円)の契約初年度の4分1あまりを過ぎて、オオタニは打席で向上しただけでなく、彼は別次元に達してしまっている。オオタニは打者としてはキャリアダントツのスタートを切っている、と報じた。原動力として「コンタクトの質・量ともにここまでキャリアハイ」「速球以外の球も捉えている」「きわどい球にも強い」と解説している。
また、野球専門の米データサイト「ファングラフス」によると18日(日本時間19日)の試合前時点のWARは「3.1」。年間では10.7になるペースで、そうなればDH制がア・リーグで採用された1973年以降に主にDHで出場した選手の記録を破ることになると伝えた。ファングラフス社調べのDHのWARのこれまでの記録は1995年エドガー・マルティネスの7.0、と言及。
オオタニのここまでのWAR3.1は、投打両方をこなしていた昨季までの3年間の同時期をすべて上回る、つまり彼は二刀流選手だったときよりも現在打者(のみ)としての方が価値を生み出している(少なくともWARという観点では)ということになる。
記事によれば大谷の直近3年間の同時期のWARは2021年「1.9」、2022年「1.8」、2023年「2.1」でした。また、直近3年間の年間WARは、2021年「8.0」、2022年「9.2」、2023年「8.9」。いずれも二刀流での投打あわせての数字だという。
ナ・リーグでもMVPを取れば殿堂入り選手フランク・ロビンソンと肩を並べて両リーグでMVPに選出された2人目になる。そして記事ではオオタニは今季さらに何を達成してくれるだろうか? 初の首位打者? 40-40? 3冠王? 一生に一度のスーパースターには、そのすべてに可能性がある、と結んでいた。(注:この記事で使っているWARは、すべてファングラフス社調べの数字)(Full-Count編集部)
2024年05月21日 06:19
ブルワーズがビエイラをDFAに
ブルワーズは20日(日本時間21日)、元巨人のチアゴ・ビエイラ投手をメジャー出場前提となる40人枠から外す措置(DFA)をとった。今季ここまで16登板で0勝0敗、防御率5.64だった。
ブラジル出身のビエイラは2019年オフに巨人と契約。2021年にはNPB史上最速となる166キロを計測するなど、56試合に登板。シーズン途中からは守護神も務め、0勝3敗1ホールド、19セーブ、防御率2.93をマークした。
2022年オフに巨人を退団し、昨年5月にブルワーズとマイナー契約。9月に昇格し、2試合に登板して防御率0.00だった。
19日(同20日)のアストロズ戦では5回途中から2番手で登板。3安打1失点で2試合連続で失点していた。(Full-Count編集部)