2024年04月16日 10:48
ナショナルズ戦に「2番・指名打者」で先発出場する ■ドジャース ー ナショナルズ(日本時間16日・ロサンゼルス) ドジャースの大谷翔平投手は15日(日本時間16日)、本拠地・ナショナルズ戦前に行われた始球式で捕手役を務めた。大手医薬品メーカー「興和」の三輪芳弘代表取締役社長のワンバウンド投球をキャッチした。 大谷は同日のナショナルズ戦に「2番・指名打者」で先発出場する。試合開始25分前だったが、始球式で捕手役を務めるのは異例だ。始球式後には大谷と記念写真に収まった。 興和はドジャースと複数年のパートナーシップ契約を締結。本拠地の本塁後方などに広告を掲出し、7月22日(同23日)の本拠地・ジャイアンツ戦では「大谷ハット」を来場者に配布する。また、2022年7月には当時エンゼルスに所属していた大谷と「バンテリン」ブランドのスポンサー契約を結び、「サポートアスリート」としてCMなどに起用してきた。(Full-Count編集部)
2024年05月16日 20:57
日本ハムの3年目、柳川大晟は今月10日に支配下登録された
日本ハム・柳川大晟投手が15日に鎌ケ谷スタジアムで行われたイースタン・リーグのDeNA戦に先発し、6回4安打1失点で4勝目をマークした。今月10日に支配下登録され、背番号95となっての初実戦で好投し、ファンは「夢いっぱい」などとコメントした。
2021年の育成ドラフト3位で九州国際大付から入団。2軍では1年目に3試合、2年目に13試合に救援登板していた。身長191センチの長身から投じる最速157キロの直球が武器。20歳の本格派右腕が満を持して支配下登録されていた。
DeNA戦では6回を73球にまとめ、4安打5奪三振だった。2軍ではここまで8試合に登板し、4勝1敗、防御率3.16をマークしている。25回2/3を投げ30三振。奪三振率は10.52と“高水準”を誇っている。
期待の3年目右腕に対し、SNS上には「その調子」「柳川のフォークえぐいな 千賀滉大のように育ってほしい」「夢いっぱいのマウンド」「フォークエグすぎ」「ノリに乗ってるピッチャー」などと期待のコメントが寄せられていた。(Full-Count編集部)
2024年05月16日 20:40
「中日−阪神」(16日、バンテリンドーム)
阪神先発の西勇輝投手は6回を投げて10安打2失点で降板。今季初勝利の権利を手にし、マウンドを中継ぎ陣に託した。
立ち上がりから安定感のある投球で試合を作った。四回まで無失点の好投。6点リードの五回には長短打などで1死一、三塁のピンチを背負うと、田中に左前適時打で1失点。なおも1死一、二塁からは大島に右前適時打を許し、2点目を失った。だが、後続を抑えて追加点は与えなかった。
この日は、バットでも貢献。3点リードの四回無死満塁で打席を迎えると、右前適時打を放ち加点した。今季初安打で、打点は21年6月1日のオリックス戦(甲子園)以来3年ぶり。自ら援護点をたたき出し、勝機を高めた。
7点リードの七回からは富田がマウンドへ。勝利のバトンをつなぐ。
2024年05月16日 20:36
ド軍は17日の試合で大谷のボブルヘッドを配布
もはや恒例ともいえる大谷翔平投手ファンによる“議論”が、今回もおこっている。ドジャースは16日(日本時間17日)に行われる本拠地・レッズ戦の入場者に大谷のボブルヘッドを配布する。
試合での大谷のグッズ配布はドジャース入団後今回が初めて。白いホームユニホームを着用した大谷のボブルヘッドが4万人プレゼントされることは以前から発表されていたが、配布の前日、15日(同16日)となって、ビジターユニホームバージョンがそのうちの1700個で配布されると、球団公式X(旧ツイッター)で突如発表された。
封入率は約4%。デザインはそのままで、ユニホームのカラーのみ変更となる。8月28日(同29日)のオリオールズ戦でも大谷ボブルヘッドが配布されるが、デザインなどの詳細はまだ明らかとなっていない。
大谷のボブルヘッドはエンゼルス時代からも何度か配布されていたが、そのたびに“完成度”が話題となっていた。“ドジャースバージョン”の大谷についてSNS上では「少し進化したな」「今回はいつもより似ている」「さすがドジャース。打撃フォームまで作り込んである」「昔のやつより似てますね」「少し似た」「シワまで再現しててクオリティー高い!」「完成度高し」といったレベルアップを指摘する声が多く寄せられていた。
その一方では「似てない……でも欲しい」「似せる気ないよね笑」といった“似ていない説”のコメントもあがっていた。(Full-Count編集部)
2024年05月16日 20:16
「中日−阪神」(16日、バンテリンドーム)
阪神の原口文仁内野手が、今季1号3ランを放った。
2024年05月16日 20:14
「中日−阪神」(16日、バンテリンドーム)
中日・根尾が本拠地で今季初登板。場内アナウンスにファンから大歓声がわき起こった。
4点ビハインドの六回、3番手で登板。先頭井上は三振に仕留めたが、1死から中野にカーブを打たれて中前打を許すと、続く近本には四球を許した。1死一、二塁から原口には左翼席へ3ランを運ばれた。
CS放送の解説を務めた解説者・権藤博氏は「投球のテンポが悪い。すごく弱々しく感じる」、「いろいろ投げてますが、何で勝負するかがない。まずは真っすぐで勝負するのがメインでないと。これは中日の悪い癖なんですけど」などバッサリ切り捨てた。
その後、七回、八回は無失点に抑えた後、八回裏には打席へ。空振り三振に倒れた。九回も無失点に抑え、4回2安打3失点だった。
18年ドラフト1位で入団後は野手でプレー。22年から投手に転向している。
2024年05月16日 19:32
巨人・大勢投手が「右肩の違和感」で4日に出場選手登録を抹消。最短10日での復帰はならず、ファームでの調整が続いている。
元巨人投手コーチで、デイリースポーツ評論家・関本四十四氏は「まあすぐには無理だろうし、復帰したとしても起用法を考えざるを得ないだろうな。今季も3連投を避けるとか、首脳陣はかなり配慮している様子だったけどな」と語り、「今後は連投したら48時間空けるとか、移動日のゲームは投げさせないとか、そういったことも気にする必要があるかもしれない。抑えは今の安定感を見ればバルドナードでいいだろうな」と続けた。
ルーキーイヤーの22年は57試合の登板で37セーブ。だが、2年目は右上肢(腕および手)のコンディション不良で離脱し、14セーブに終わった。さらに、今年のキャンプでは右ふくらはぎ痛で出遅れ。そして、開幕から登板11試合で離脱と、けがの多さが目立っている。
ルーキーイヤーから大勢の投球フォームに懸念を示していた関本氏は「肩甲骨が柔らかいんだろうとは思うけど、腰の回転を使って、腕を鋭く鋭く振れるタイプはどうしても肩、肘に負担がくる。大学時代も肘のけがを抱えていただろう。1年目は57試合に投げたけど、今の様子だと年間50から60試合を何年も続けていけるようなタイプではない」と指摘した。
関本氏は大勢の意識にも変化が必要とし、「抑え投手に染みついているものだと思うけど、120%のパワーを出して抑えようとする。アドレナリンも出るんだろうけど、真っすぐとフォークの速さを求めて、しゃかりきに腕を振っているよな。もう少し、肩、肘に負担がかからないような球種が必要」とした。
かつて巨人でも抑えをしていた鹿取義隆氏の名前を挙げ、「同じサイドハンドでも鹿取とはタイプが違う。鹿取はゆったりとしたフォームだったけど、あれでも遠投は軽く100メートル投げていた」と、大勢にも緩急の必要性を助言。新しい球種を覚えることもひとつの手段とし、「横に滑っていくような緩い球がいい。90%くらいの腕の振りでもいいから、手首や指をうまく使って投げられたら、肩肘へのストレスがもう少し減るんじゃないか」と語った。
2024年05月16日 19:21
「中日−阪神」(16日、バンテリンドーム)
阪神打線が四回までに6点を奪った。
初回、先頭井上が四球を選び、続く中野の安打で無死一、三塁。1死から4番に入った原口の三ゴロを石川昂が失策して先制。さらに5番・糸原がしぶとく左前適時打を放った
二回、三回は無得点だった四回に猛攻。先頭糸原の四球から前川、梅野、小幡、投手の西勇が4連打。梅津をKOすると、中野が2点二塁打を放ち、一挙4点を入れた。
2024年05月16日 19:13
「中日−阪神」(16日、バンテリンドーム)
中日・梅津が四回途中7安打6失点でKOされた。
2024年05月16日 19:02
元エ軍でブレーブス傘下3Aのフレッチャーが登板…1回を3K無失点に抑えた
エンゼルス時代に大谷翔平とプレーし、現在はブレーブスに所属するデビッド・フレッチャー内野手が15日(日本時間16日)の3Aの試合で登板。1イニングを2四死球3奪三振で無失点に抑えた。緩いカーブを駆使した投球にファンも注目。「ショウヘイの親友まで二刀流選手だったか」「マジか!? フレッチャー二刀流!? いや投手転向!?」と声をあげている。
ブレーブス傘下3Aグウィネットに所属するフレッチャーは、カージナルス傘下3Aメンフィス戦に「2番・二塁」で先発出場。8点ビハインドの8回にマウンドに上がり、無失点で切り抜けた。四死球を1つずつ与えたが、60.1マイル(約97キロ)〜63.4マイル(約102キロ)の緩いカーブを多投。3つの空振り三振を奪った。
フレッチャーは大谷と同じ1994年生まれの29歳。2018年にエンゼルスでメジャーデビューし、昨年までに計534試合に出場した。大谷と仲が良いことでも知られた。ブレーブスに移籍した今季は4月16日(同17日)にメジャー昇格し、25日(同26日)に再びマイナーへ。メジャーで5試合に出場して打率.250だった。
マイナーリーグが公式X(旧ツイッター)に投球動画を投稿すると、ファンは反応。「ちょっと待って、なんだって?」「フレッチャーをリリーフとして雇おう」「大谷くんと対戦してみて」「フレッチすご」「フレッチも二刀流だったか!」「大谷と仲良かったフレッチャーじゃん」とコメントが寄せられた。
ここまでの3Aでの打撃成績は27試合で打率.250(108打数27安打)、0本塁打、OPS.586。メジャーの舞台で再び輝きを放てるだろうか。(Full-Count編集部)
2024年05月16日 18:59
「中日−阪神」(16日、バンテリンドーム)
阪神・井上がプロ初盗塁を決めた。2−0の三回、先頭で右前打を放つと、4番・原口の打席で二盗を成功させた。
井上は「1番・右翼」でスタメン出場。初回は四球で出塁し、先制のホームを踏んだ。
2024年05月16日 18:58
「中日−阪神」(16日、バンテリンドーム)
中日・立浪監督が、阪神・原口のハーフスイングを巡り思わずベンチを飛びだした。
三回2死。梅津の投球に対して阪神・原口がハーフスイング。梅津、木下の中日バッテリーはベンチへ向かいかけたが、秋村球審は認めず一塁塁審にも判定を求めなかった。
これに立浪監督が笑みを浮かべて登場。秋村球審に見解を求めたが、首を振って受け入れなかった。
CS放送で解説を務めた権藤博氏は「今日のアンパイア、ちょっと見えてないというところもあるかもしれないが、厳しいところもある」と語った。
2024年05月16日 18:43
大谷の新人時代を取材したグラルダード記者、今はジャイアンツ番記者に
青いユニホームで躍動する大谷翔平投手を“敵軍番記者”として見て様々な思いが込み上げてきた。
2024年05月16日 18:23
広島・大瀬良大地投手(32)が16日、先発する17日・巨人戦(マツダ)に向けて最終調整した。首位チームとの対戦に向け「どこと対戦するのも大事だけど、上にいるチームに勝っていくのは大事になってくる。チームが勝てる状況をつくれるようなピッチングをしていきたい」と闘志を燃やした。
前回8日・阪神戦(甲子園)は7回1失点。今季5戦目にして待望の初勝利をつかんだ。巨人戦は降雨のため五回コールドで引き分けとなった4月21日以来。その一戦は5回を4安打無失点にまとめた。カード頭での先発は今シーズン初めて。「あまり深く考えていなかった」としつつも「自分のピッチングをする中で、『こういうところでも結果を残していけるんだな』と思ってもらえるように、頑張れたら」と主戦としての自覚も込めて巨人打線に挑む。
2024年05月16日 17:30
◆ 球団史上初の横浜スタジアムで「1−0」完封
単なる1勝以上の価値を持つ“シャットアウト”だった。
12日のベイスターズ戦に先発したタイガースの才木浩人は、最後までマウンドを守り続けた。
本塁打が出やすく、乱打戦になることも少なくないバッターズパークとして知られる横浜スタジアムでの「1−0」での完封は、球団史上初。
128球で9イニングを投げ切った右腕は「(チームを)救ったかどうかはあれですけど、昨日の展開の後だったんで、きっちりいかないといけないというか締めないといけないと思ってたんで良かったです」と力強くうなずいた。
「締めないと」のフレーズが意味していたのは前日の悪夢に他ならない。序盤からワンサイドでゲームを進めるも、8回に岩崎優、岡留英貴が計3被弾を食らって一時は最大7点あったリードを逆転される痛恨の敗戦を喫していた。
そんな中、才木は相手が会心の勝利で手にした「勢い」を逆手にとって快投につなげた。
「早いうちにまっすぐを狙ってくるところを変化球でカウントを整えることができた」
前日の勢いそのままに直球を早いカウントから狙ってきた相手打線の打ち気をそらすようにスライダー、フォーク、カーブの変化球を主体にマスクをかぶった梅野隆太郎とともに投球を組み立てた。
「相手の頭の中に変化球がある中で直球で押すこともできたので」
中盤以降は、一番の武器である直球を要所で投げ込んで圧倒し、最後まで的を絞らせなかった。
◆ 変化球が“スパイス”に今までにないスタイルの確立へ
才木は、最速157キロを誇る直球と長身を生かした落差あるフォークを駆使する本格派。次代のエースとして期待される25歳だが、今季は精度向上が見られる変化球が“スパイス”となって効いている。
本人が「まじでなんで良くなったのか分からない」と苦笑いを浮かべるスライダーはカウントを稼ぐボールとして機能し、直球を待つ打者に対して裏をかく勝負球としても使っている。そこに入団以来、習得に励んできたカーブで緩急もつけられる。
横浜での完封で投じた128球のうち、半分以上が変化球。才木本人も「こういう投球ができたのはデカいですよね。1つの引き出しになるので」と今までにないスタイルの確立に手応えをにじませた。
何より、負ければ3カード連続の負け越しだった一戦での1勝。打線はわずか2安打1得点だっただけに岡田彰布監督も「ヒット2本やんか。それでよう勝ったよ。才木さまさまよ、はっきり言うて。それしかないよ」と目を細めた。
20年に受けた右肘のトミージョン手術から復帰3シーズン目を迎えた背番号35。潜在能力が一気に花開く1年になりそうだ。
文=チャリコ遠藤(スポーツニッポン・タイガース担当)
2024年05月16日 17:27
広島17年のドラフト1位・中村奨成外野手(24)が1軍の壁に苦しんでいる。今季は2軍で打率・283、3本塁打、11打点。一方、1軍では4月上旬にチャンスが与えられたものの、4打数無安打で登録抹消となった。今季からファームに参入したハヤテ223で臨時コーチも務めている打撃の名伯楽、内田順三氏(デイリースポーツ・ウェブ評論家)の目にはどう映るか。現状打破への課題を探る。
◇ ◇
彼の打席をじっくり見る機会が多いわけではないが、やっぱりファームでは存在感がある。いい選手なのは間違いなく、バランスも取れている中距離打者。変化球の対応もできているし、コンタクト率もいい。技術は問題ないし、光るものはものすごくあるよ。
ではなぜ1軍で活躍できないのか。カープは5年周期で選手を入れ替えていくので、彼は7年目。カープの関係者に聞いても、「彼だけを特別に使うわけにはいかない」と言っていた。プロは段々とチャンスが少なくなり、1軍では3、4打席を与えられ、結果が出なければファームとなる。カープには他にいい若手も出てきているからね。
彼に求めたいのはがむしゃらさ。監督の新井が現役時代にコーチをしていたが、昭和の野球で過酷な練習をさせられる中で、どんなことでも立ち向かう姿勢があった。4番になっても、一塁にヘッドスライディングしていたからね。まわりが見えなくなるような、そのくらいの姿があってもいい。
このオフは護摩行に取り組み、キャンプでもバットを振り込んでいた。煩悩を消そうとしていたとは思うが、1軍でも打席でボールに強く踏み込んで立ち向かう、その中でボールの距離をつかんでほしい。綺麗な野球じゃなく、がむしゃらに、答えが出なくても全力でプレーを続けていくことが大事だろうね。
彼に火をつけるような指導の仕方も必要かもしれない。選手のタイプによっては「くそ、内田の野郎、やってやろうじゃないか」と引き込ませるようなコーチングスタイルをする時もある。彼に限らず、やってるつもり、変えてるつもりではダメ。結果も出ないといけないし、覚悟が行動に表れないといけない。
甲子園で6本もホームランを打ち、ドラフト1位でファンの期待感も大きい。トレードや現役ドラフトで環境を変えたらいいのではないかという声もあるけど、まだまだカープの選手として伸びしろもある。夢中になって、現状を変えてほしいね。