2024年04月16日 10:00
阿部巨人が好調だ。前カードの広島戦では粘り強さを見せ、全て逆転勝ちで同一カード3連勝。6連勝で貯金を4まで増やし、首位・中日とゲーム差なしの2位につけた。2年連続Bクラスから低迷脱出なるか。現在6連勝中のチームを打で引っ張るのが、主要3部門でリーグトップの4番・岡本和。カギは「5番・坂本」にあると考える。 ◇ ◇ 助っ人野手は0。開幕3日前にオドーアが、2軍降格を不服とし帰国した。代役の梶谷は開幕戦で活躍後、今月3日に左膝の違和感で2軍再調整。丸も右太もも裏を痛めて、14日の広島戦でスタメン復帰したばかりだ。 まだ、ある。開幕ローテに入ったメンデスは不振で再調整、グリフィンは右腹直筋筋損傷で離脱した。さらに勝利の方程式の一角、中川も左膝痛を訴えて抹消。相次ぐ「想定外」の中だが、現在チームは破竹の6連勝中だ。トレードで獲得した高橋礼、復活を期す菅野が2勝。守護神・大勢が4セーブと投手陣の整備が要因に挙がる。そんなチーム内で目立たないが、屋台骨を支えるのが「5番・坂本」の存在だ。 阿部監督は就任直後から門脇、岡本和、坂本のレギュラー起用を明言。「和真の後を打つ打者が大事だと思う」とし、開幕から一貫して最も信頼を置く坂本に任せてきた。9日のヤクルト戦から続く3番・門脇も4、5番で得点するための手段。「3番に小技をできるヤツを置き、バントさせて和真、勇人で勝負」。想定外が続くチームの中で、絶対的な2人が「想定内」の活躍を見せる。 効果は岡本和の数字にハッキリと表れている。現在、打率・389、3本塁打、12打点と主要3部門でリーグトップ。本人は「現時点の数字は気にしない。1試合、1試合」と言うが、現在7四球で1試合平均0・5個。チーム関係者も「坂本が後ろにいることで相手投手が、岡本で勝負せざるを得ない場面が多いね」と効果を語った。見えない安心感が、4番のバットをより鋭くさせる。 5番・坂本の存在価値は結果だけじゃない。6日のDeNA戦。坂本の送球ミスが失点につながった。直後の攻撃で中前打を放ち、三塁進塁後にヘッドスライディングでホーム生還。阿部監督は「ミスしても必死に取り返そうとする姿を、さすがだと思いながら見ていた」とうなると、翌7日の同戦で初回に先制V打となる2点適時打。「若い選手が何かを感じて欲しい」と、生きた教材として相乗効果を期待した。 14日の広島戦、阿部監督は今季初めて坂本をスタメンから外した。「ケガをされては困る選手。しっかり休養を取りながらね」と説明。勝負どころと読む夏場以降の戦いを見据え、リスク管理にも細心の注意を払う。岡本和の支える安心感に、チーム内で際立つ存在感。「5番・坂本」がチーム浮沈のカギを握っている。(デイリースポーツ・田中政行)
2024年05月16日 23:12
元日本ハム投手の斎藤佑樹氏が16日、インスタグラムを更新。元巨人監督でレジェンドの高橋由伸氏と会食したことを明かした。
斎藤氏は「高橋由伸さんと初めて対戦したのは2011年。選手を卒業して初めて食事の席でご一緒させていただきました!」と投稿。ともに白のワイシャツ姿で、にっこりほほ笑む2ショットを投稿した。
高橋氏は15年に現役を引退後、すぐに監督に就任。18年に退任後は解説者として活躍している。斎藤氏は「いつお会いしても本当にイケメンでスマート。僕もこんな大人になりたいなと改めて思いました。ありがとうございました!」と感謝した。
49歳とは思えない高橋氏と斎藤氏の貴重な2ショットに、フォロワーからは「2人ともイケメン」「お二人とも爽やかですね〜!」「早慶のイケメンさん!」などの声が続々と寄せられている。
2024年05月16日 22:11
阪神9―4中日(セ・リーグ=16日)――阪神は一回、糸原の適時打などで2点を先行。
四回には、梅野の適時打、中野の2点二塁打などで加点した。先発の西勇は6回2失点。中日は梅津が乱調だった。
2024年05月16日 22:08
「中日4−9阪神」(16日、バンテリンドーム)
中日は大敗を喫し、2連敗。借金3となった。
4点ビハインドの六回には、注目の根尾が本拠地初登板。いきなりピンチを招き、原口には左翼席へ3ランを運ばれた。それでも七、八、九回は無失点でしのぎ、4回2安打3失点だった。八回には打席にも立ち、空振り三振だった。
投手転向3年目。オフには肉体改造に取り組み、キャンプでは先発ローテ入りを目指した。結果を残せず2軍スタートとなり、ファームでは防御率4・18だったが、チーム事情もあって昇格のチャンスをつかんだ。
失点したイニング以外は無失点だったとはいえ、ストライクとボールがはっきりする不安定な投球内容。投手転向1年目でマークしていた150キロ超えはなく、最速146キロだった。
投手転向の際にもSNSで話題となったが、この日の投球で起用法を巡る議論が再燃。「根尾君遠回りしてるけどやっぱり野手なんかな」、「根尾君先発にしろ」、「扱い酷すぎる」、「今日の投球見る限り1軍で先発やるのはまだまだ厳しいように見えた」、「投手根尾に何を期待しているのか」、「ビハインドロング要員はやめてほしいわ」、「見せてくれ俺たちのスーパースター根尾昂を」、「根尾君が中継ぎを休ませてくれた」などの声が上がった。
2024年05月16日 21:47
「中日4−9阪神」(16日、バンテリンドーム)
阪神は打線変更が的中し、2連勝。
2024年05月16日 21:22
● 中日 4 − 9 阪神 ○
<9回戦・バンテリンドーム>
東海ラジオの制作でニッポン放送ショウアップナイターでも放送された16日の中日−阪神戦で解説を務めた福留孝介氏が、中日・根尾昂について言及した。
今季バンテリンドームで初登板となった根尾は、2−6の6回に登板。先頭の井上広大を空振り三振スタートも、続く中野拓夢に中安、近本光司に四球で一、二塁としてしまうと、原口文仁に3ランを浴びた。
福留氏は根尾について6回の投球中、「今見ている感じで行くと投げ急いでいるように見えるんですよね」と指摘し、「もう少ししっかりと間をとってゆっくり自分のボールを信じて投げてもいいのかなという気はします」と続けた。
「ちょっとテンポをすごく意識していると思うんですけど、これでいい時はハマるんですけど、悪い時は自分の考えがまとまっていないうちに投げているように見える。後ろに野手が守っていますから、いいあたりでも正面に飛べばアウトですし、後ろの野手を信じて投げていくのもひとつなのかなと思いますね」と口にした。
根尾は続く7回はテンポ良く三者凡退に片づけると、8回は走者を出しながらも無失点。4イニング目となった9回は先頭に四球を与えたが、併殺で切り抜けるなど、この日は4回・73球を投げ、2安打、4奪三振、4与四球、3失点だった。
(提供:東海ラジオ ガッツナイター)
2024年05月16日 21:18
● 中日 4 − 9 阪神 ○
<9回戦・バンテリンドーム>
中日のダヤン・ビシエドが16日の阪神戦で今季初安打を含むマルチ安打を達成した。
18年に首位打者、最多安打のタイトルを獲得した経験を持つビシエドは今季、中田翔が加入したこともあり開幕からファームで過ごしてきたが、同日に今季初昇格を果たす。
ファームで打率.316を残していたビシエドは同日の阪神戦に『6番・一塁』でスタメン出場し、0−6の4回二死一塁の第2打席、西勇輝が1ボール1ストライクから投じた3球目のシュートをセンター前に弾き返し、今季初安打を記録した。
東海ラジオの制作でニッポン放送ショウアップナイターでも放送された16日の中日−阪神戦で解説を務めた福留孝介氏は、「本人が一番ホッとしていると思いますよ」と一言。「周りの方々はビシエドホームランと思われるかもしれないですけど、彼の中では反対方向のヒットであったり、彼がこの打線にいるのは相手にとっては嫌じゃないかなと思うこともあるんですよ」と話した。
ビシエドは続く2−9の6回の第3打席も西が1ストライクから投じた2球目のスライダーをセンター前に運びマルチ安打を達成。
福留氏は「ヒットを打ってある程度打率が上がってくる。それからホームランが出てくるとなると、すごくいい流れになると思う。最初からホームラン、ホームランと思いすぎると、バッティングが苦しくなるような気がするんですよね。僕は今のスタイルでもいいのかなと思いますね」と自身の見解を述べた。
(提供:東海ラジオ ガッツナイター)
2024年05月16日 21:15
● 中日 4 − 9 阪神 ○
<9回戦・バンテリンドーム>
東海ラジオの制作でニッポン放送ショウアップナイターでも放送された16日の中日−阪神戦で解説を務めた福留孝介氏が、阪神・糸原健斗の適時打について言及した。
初回に阪神が先制してなお、一死一、三塁で糸原に打席が回ってくると、中日先発・梅津晃大が1ボール1ストライクから投じた3球目のフォークをレフト前に追加点となる適時打。
福留氏は「糸原選手が何をしなければいけないかをしっかり理解してる。自分の打席が回ってくるまでの間にどのボールがストライクが入るのか、ある程度真っ直ぐよりも変化球の方が頭に強いはずなんです。フォークボールが落ち切らずにというところですけど、難しいボールになりましたが糸原選手の中にある程度、変化球が頭の中にあれば彼ほどの選手であればそれくらいのボールを拾う技術を十分に持っている」と解説した。
(提供:東海ラジオ ガッツナイター)
2024年05月16日 21:14
「中日4−9阪神」(16日、バンテリンドーム)
中日は大敗を喫し、2連敗。
2024年05月16日 21:14
「中日4−9阪神」(16日、バンテリンドーム)
阪神は大幅に入れ替えた打線が奏功し、2連勝。貯金5で試合のなかった巨人と入れ替わり、首位に浮上した。
打線は大山が22年8月18日・ヤクルト戦以来のスタメン落ち。代わりに「4番・一塁」で原口が22年10月2日ヤクルト戦以来にスタメン出場した。さらに5番に糸原、6番に前川、8番に小幡が入った。
初回、相手先発の梅津から1番・井上が四球を選ぶと、中野が右前打。近本は好守に阻まれたが、なおも1死二、三塁で原口の強烈な打球が三塁・石川昂のグラブをはじく失策を誘い、先制。続く糸原も適時打で続いた。
四回には糸原の四球から前川が右前打で続き、梅野が適時打。小幡の犠打もセーフで無死満塁となると、先発の西が今季初安打となる適時右前打で追加点を挙げた。さらに中野にも2点摘時二塁打が生まれ、この回一挙4得点。さらに六回には原口が根尾から3ラン。4番起用に応えた。原口の4打点は8年ぶりとなった。
先発の西は2点の援護をもらった直後の初回はテンポ良く三者凡退。二回から四回までは安打を浴びながらも、好守にも助けられながら無失点に抑えた。しかし6点リードの五回、木下拓の二塁打からピンチとなり、2点を失った。それでも六回は無失点に。6回10安打2失点で今季初勝利を挙げた。
2024年05月16日 21:14
● 中日 4 − 9 阪神 ○
<9回戦・バンテリンドーム>
中日の梅津晃大が16日の阪神戦に先発し、3回0/3を投げ、7被安打、2与四球、6失点でノックアウトされた。
梅津は初回、糸原健斗の適時打などで2点を失うも、2回と3回はスコアボードに0を入れた。しかし、4回に先頭の糸原健斗に1球もストライクが入らず四球を与えると、前川右京に右安、梅野隆太郎にセカンドへ適時内野安打、小幡竜平にセーフティバントを決められ満塁のピンチを招く。なんとか踏ん張りたい梅津だったが、西勇輝に適時打を打たれたところで降板。後を受けて登板した橋本侑樹が中野拓夢に2点適時二塁打を打たれ、梅津は6失点だった。
東海ラジオの制作でニッポン放送ショウアップナイターでも放送された16日の中日−阪神戦で解説を務めた福留孝介氏は、「4回の先頭の糸原選手に対して1打席目にタイムリーを打たれているというところもあったのか分からないですけど、慎重になりすぎて、ストレートの四球ですよね。四球を出したことによって、自分で自分のピッチングを苦しくしていっている。打てるもんなら打ってみろぐらいじゃないですけど、真っ直ぐで押しているところを糸原選手に変化球で入ってボール、そこから真っ直ぐに行ってもボール、抑えが効かなくなっていきましたよね」と4回の先頭打者の糸原への四球がポイントに挙げた。
(提供:東海ラジオ ガッツナイター)
2024年05月16日 20:57
日本ハムの3年目、柳川大晟は今月10日に支配下登録された
日本ハム・柳川大晟投手が15日に鎌ケ谷スタジアムで行われたイースタン・リーグのDeNA戦に先発し、6回4安打1失点で4勝目をマークした。今月10日に支配下登録され、背番号95となっての初実戦で好投し、ファンは「夢いっぱい」などとコメントした。
2021年の育成ドラフト3位で九州国際大付から入団。2軍では1年目に3試合、2年目に13試合に救援登板していた。身長191センチの長身から投じる最速157キロの直球が武器。20歳の本格派右腕が満を持して支配下登録されていた。
DeNA戦では6回を73球にまとめ、4安打5奪三振だった。2軍ではここまで8試合に登板し、4勝1敗、防御率3.16をマークしている。25回2/3を投げ30三振。奪三振率は10.52と“高水準”を誇っている。
期待の3年目右腕に対し、SNS上には「その調子」「柳川のフォークえぐいな 千賀滉大のように育ってほしい」「夢いっぱいのマウンド」「フォークエグすぎ」「ノリに乗ってるピッチャー」などと期待のコメントが寄せられていた。(Full-Count編集部)
2024年05月16日 20:53
「中日−阪神」(16日、バンテリンドーム)
中日・根尾が本拠地で今季初登板。
2024年05月16日 20:40
「中日−阪神」(16日、バンテリンドーム)
阪神先発の西勇輝投手は6回を投げて10安打2失点で降板。今季初勝利の権利を手にし、マウンドを中継ぎ陣に託した。
立ち上がりから安定感のある投球で試合を作った。四回まで無失点の好投。6点リードの五回には長短打などで1死一、三塁のピンチを背負うと、田中に左前適時打で1失点。なおも1死一、二塁からは大島に右前適時打を許し、2点目を失った。だが、後続を抑えて追加点は与えなかった。
この日は、バットでも貢献。3点リードの四回無死満塁で打席を迎えると、右前適時打を放ち加点した。今季初安打で、打点は21年6月1日のオリックス戦(甲子園)以来3年ぶり。自ら援護点をたたき出し、勝機を高めた。
7点リードの七回からは富田がマウンドへ。勝利のバトンをつなぐ。
2024年05月16日 20:36
ド軍は17日の試合で大谷のボブルヘッドを配布
もはや恒例ともいえる大谷翔平投手ファンによる“議論”が、今回もおこっている。ドジャースは16日(日本時間17日)に行われる本拠地・レッズ戦の入場者に大谷のボブルヘッドを配布する。
試合での大谷のグッズ配布はドジャース入団後今回が初めて。白いホームユニホームを着用した大谷のボブルヘッドが4万人プレゼントされることは以前から発表されていたが、配布の前日、15日(同16日)となって、ビジターユニホームバージョンがそのうちの1700個で配布されると、球団公式X(旧ツイッター)で突如発表された。
封入率は約4%。デザインはそのままで、ユニホームのカラーのみ変更となる。8月28日(同29日)のオリオールズ戦でも大谷ボブルヘッドが配布されるが、デザインなどの詳細はまだ明らかとなっていない。
大谷のボブルヘッドはエンゼルス時代からも何度か配布されていたが、そのたびに“完成度”が話題となっていた。“ドジャースバージョン”の大谷についてSNS上では「少し進化したな」「今回はいつもより似ている」「さすがドジャース。打撃フォームまで作り込んである」「昔のやつより似てますね」「少し似た」「シワまで再現しててクオリティー高い!」「完成度高し」といったレベルアップを指摘する声が多く寄せられていた。
その一方では「似てない……でも欲しい」「似せる気ないよね笑」といった“似ていない説”のコメントもあがっていた。(Full-Count編集部)
2024年05月16日 20:16
「中日−阪神」(16日、バンテリンドーム)
阪神の原口文仁内野手が、今季1号3ランを放った。
4点リードの六回。1死一、二塁で打席へ。中日3番手・根尾が投じた146キロ直球を完璧に捉えた。高々と舞い上がった打球は左翼席に着弾。リードを広げる強烈な一発となった。
この試合、不振の大山がスタメン落ち。原口は「4番・一塁」で今季初スタメン出場した。4番は2018年6月1日・西武戦以来、6年ぶり。託された重責で最高の仕事を果たした。球団を通じて、「甘いボールを一振りで仕留めることができました。点を取られた後だったので直ぐに取り返すことができて良かったです」とコメントした。