2024年04月15日 18:24
オフに3年50億円で加入したスティーブンソンがマイナーで4球で降板 大谷翔平投手が退団したエンゼルスは14日(日本時間15日)時点でア・リーグ西地区2位につけている。マイク・トラウト外野手が好調を維持する一方で、“最大の補強”だったロバート・スティーブンソン投手が4球で降板する事態も起きた。 31歳のスティーブンソンは昨季、パイレーツとレイズで60試合に登板。3勝4敗、防御率3.10をマークした。オフにエンゼルスと3年総額3300万ドル(約50億5200万円)で契約を結んだ。しかし、スプリングトレーニング中に肩を痛めていた。 4月13日(同14日)に3Aソルトレークの試合に出場したが、わずか4球で降板。地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」のジェフ・フレッチャー記者によると、ロン・ワシントン監督は14日(同15日)の試合前に「検査を受けさせるつもりだ」と述べたが「それ以上のことはわからない」と語るにとどめたという。 昨季はシーズン序盤こそ、首位争いを演じていたが、トラウトやアンソニー・レンドン内野手ら、主力の故障とともに低迷。結果的に地区4位に終わっていた。大谷が退団した今、再び野戦病院に陥ることだけは避けたいところだ。(Full-Count編集部)
2024年05月17日 05:01
「中日4−9阪神」(16日、バンテリンドーム)
抜てきに最高の結果で応え、再奪首へ導いた。阪神・原口文仁内野手(32)が不振の大山に代わって6年ぶりの4番に座り、六回に1号3ラン。4番初アーチ&初打点を記録し、1試合4打点の大暴れを見せた。チームはドラ1の開幕クリーンアップを先発から外す岡田監督の打線組み替えが的中し、2カード連続勝ち越し。苦しい状況でも貯金5とし、勝率で巨人を上回って首位に浮上した。
◇ ◇
原口の今季にかける思いは人一倍強かった。昨季は試合前の円陣での「バモス!」のかけ声が話題に。ただ、プレーではレギュラーシーズン全て代打出場。「声出しばっかして結果出さないんじゃ話にならない」。54試合で打率・192、2本塁打はもちろん納得できる数字ではなかった。
「まだ32歳。年数だけで何もキャリア積めてない。くそー!まだまだこれからいくぞという感じです」と本音を漏らすこともあった。迎えたプロ15年目。2軍具志川キャンプでは若手と一緒に早出から球場に向かった。
開幕前は2軍戦に出場し、一塁から誰よりも大きな声を出してチームを鼓舞した。全力プレーを貫き「打席にたくさん入れたことはプラスになった」と常に前向き。開幕後も練習前に室内練習場で打ち込む姿が恒例だった。「食らいついてこのユニホームを長く着たい」。覚悟と積み重ねた努力が形となった夜だった。(デイリースポーツ阪神担当・山村菜々子)
2024年05月17日 05:01
2軍再調整中の阪神・佐藤輝明内野手(25)が16日、鳴尾浜で全体メニューをこなした後、室内練習場で約20分、フォームの確認のため打ち込んだ。17日からのウエスタン・中日3連戦(ナゴヤ、蒲郡)へ向けて「内容も結果も良ければ」と意気込んだ。
昨年は6月の月間打率・179まで落ち込み、同25日に2軍降格。それでも2軍戦7試合で打率・407と状態を上げ、7月5日に1軍復帰。8月は月間打率・300、9月は打率・344の数字を残した。「今回も、前(の降格時)もバッティングの調子自体は悪くはないので。しっかり内容も結果も出せるように頑張るだけです」と話した。
15日は特守で289球をさばいた。小さなグラブを使って捕球し、「より手で捕る感覚(があって)いいかな」と好感触。「しっかり数を受けてやるのは大事。昨日はいい練習ができた」とうなずいた。最短で25日に再昇格が可能だが、「僕が決めることじゃないので」と淡々。21日からは静岡でのくふうハヤテ3連戦と遠征が続く中で、一つ一つ階段を上っていく。
2024年05月17日 05:01
「中日4−9阪神」(16日、バンテリンドーム)
打って、走って、守って、グラウンドを駆け回った。阪神・中野が“定位置”の「2番・二塁」で躍動。「安打を打ったからいいと言われると思いますけど、自分の中で場面に応じた打撃ができた」。今季3度目の猛打賞は3安打とも得点に絡んだ。
初回無死一塁からは右前打で一、三塁と最高の形を作った。さらに、次打者・近本の2球目に二盗成功。梅津の立ち上がりを攻めて、2点先取を呼び込んだ。四回には1死満塁から左中間へ2点適時二塁打。六回1死からも中前打で原口の3ランにつなげた。
守備でも三回2死一塁から田中の一、二塁間のゴロにダイビング。先発の西勇を救った。
打順が組み替えられる中、選手会長が2番を外れたのは1試合だけ。「後ろにつなぐ役割は変えず、引き続きやっていく」。これからも猛虎打線を献身的に支えていく。
2024年05月17日 05:01
「東都大学野球、日大3−2青学大」(16日、神宮球場)
2回戦3試合が行われ、日大が対青学大の公式戦連敗を「16」でストップさせた。
2024年05月17日 05:01
ヤクルトの石川雅規投手(44)が16日、三度目の正直で史上初の新人から23年連続勝利となる今季1勝目を誓った。甲子園の室内練習場でブルペンに入るなど調整。19日の阪神戦(甲子園)に先発予定で、「チームが勝てばいいとはいえ、自分自身の勝利も本当に欲しい」と強い覚悟でマウンドに向かうつもりだ。
阪神と公式戦での対戦は今季初。だが、3月8日のオープン戦は2回2/3を5失点と打ち込まれている。「相手もしっかり研究しつつ、一人一人何とか打ち取りたい」とミーティングなどで弱点を洗い出していく。
15日にはルーキーの松本健が史上初となる大快挙星を挙げ、石川は「やっぱり年数に関係なく、いいピッチングは参考にしたい」と大きな刺激も受けた。今季はここまで2試合で0勝0敗。昨季1勝目を挙げた甲子園で、24年のスタートを切りたい。
2024年05月17日 05:01
オリックス・紅林が16日、17日からの楽天3連戦(京セラ)へ向けて勝利に導く一打を誓った。
今季の楽天戦での打率は・393と好相性。5月の月間打率も・379と状態がいい。打線はここまで4試合連続1得点と苦しんでおり、「今は自分のデータ(がいい)とかじゃないと思う。なんとしてでも勝てるように頑張りたい」。得点圏で勝負強さを発揮する。
2024年05月17日 05:01
巨人の菅野智之投手(34)が16日、出場選手登録を抹消された。
体調不良を訴えたためで、阿部監督は「こればかりは仕方ない。軽症?うん、大丈夫だと思います」と話した。先発予定だった18日・広島戦(マツダ)は代役として、赤星優志投手(24)を先発させる方針。2軍からはカイル・ケラー投手(31)が17日に合流予定で、赤星が先発する18日に登録する方向だ。
2024年05月17日 05:01
「中日4−9阪神」(16日、バンテリンドーム)
投打の活躍で引き寄せた14年連続勝利を、天国の恩師にささげた。
2024年05月17日 05:01
「中日4−9阪神」(16日、バンテリンドーム)
39試合目で阪神・岡田監督が断を下した。就任以来、不振の大山を初めてスタメンから外し、打線を大幅てこ入れ。森下、大山、佐藤輝の「ドラ1開幕クリーンアップ」を欠く形で快勝。大胆な策に見えても岡田監督にとっては当然の措置だ。「普通やろ。そんなん、組み替えもクソも」と厳しい表情で言い放った。
「勝つために、そないしてメンバーを替えてるんやから。1軍いてる限りは試合の戦力。今調子ええもんを使てるていうかな。大山もいつまでも調子悪いのに使てられへん。もし大事なとこで打たんかって負けたら何もならんから」
1−0で勝った前夜から打線を組み替えた意図をそう説明した。1番に井上を入れ、「4番・一塁」に状態が良い原口、「5番・三塁」には糸原を起用した。新打線は初回からつながりを見せ、原口の三ゴロ(記録は失策)、糸原の左前適時打で2点を先制。四回に梅野、西勇、中野のタイムリーで4点を追加すると、六回に原口の3ランでとどめを刺した。
11安打9得点。久々の打線爆発も指揮官の表情は曇ったままだ。途中出場の大山は八回に根尾のカットボールにバットが空を切り3球三振。復調を期待して送り出したが、「打席見たら分かるやんか。何にもなってないやん。当たれへんもんな」と指揮官はがっくり。「ずっとや。豊橋から。当たれへんもんなあ」。これで大山は4試合、17打席連続ノーヒット。不振の原因を聞かれても、「(タイミング?)何か分からん。それは本人に聞かんと」。昨季日本一まで全試合4番を託した主砲の極度の打撃不振に頭を抱えるしかない。
17日・ヤクルト戦(甲子園)の先発復帰も不透明だ。指揮官は「そんなん分かれへん」と話すにとどめた。14日の試合後に佐藤輝の2軍降格を決め、この夜は大山のベンチスタートを決断した。球団初のリーグ連覇へ難題が相次ぐ。主砲の復調を促しつつ、ベンチ一丸で白星をつかみにいく。
◆12球団最少オーダー数 阪神の今季先発野手オーダー数はこの日で23通りで12球団最少。他球団の打順パターン数は巨人=32、広島=32、中日=32、ヤクルト=31、DeNA=32、ソフトバンク=25、日本ハム=35、ロッテ=36、楽天=29、オリックス=37、西武=35。また大山&佐藤輝&森下の今季開幕ドラ1クリーンアップがそろってスタメンから外れたのは昨季から見ても初。なお、阪神が今季初めて「3番・近本」を試みるなどして打線解体とされた試合は4月14日・中日戦(バンテリン)でスコア2−1で勝利している。(一部データは共同通信デジタル)
2024年05月17日 05:01
「中日4−9阪神」(16日、バンテリンドーム)
阪神は打線変更が的中し、2連勝。貯金5で試合のなかった巨人と入れ替わり、首位に浮上した。大山が外れ、4番に入った原口が六回に1号3ランを放つなど4打点。西勇は6回2失点で今季初勝利を飾った。デイリースポーツ評論家の岡義朗氏は大山のスタメン落ちを「長いペナントレースを見据えたプラン」と指摘した。
◇ ◇
昨年から全試合で4番を務めてきた大山が、今季初めてスタメンを外れたことで驚いた方も多いかと思われるが、これも岡田監督が長いペナントレースを見据えて考えてきたプランのひとつではないだろうか。
大山は今季初の3試合連続無安打中だった。前日は緊迫した試合を制して阪神に流れが来ていると思われる中、岡田監督は大山を含めた選手個々の調子、チームの士気と雰囲気など、いろんな要素を勘案して、この最終決断を下したはずだ。
さらに強い集団を作るためにはチーム内の競争は不可欠。17日が移動ゲームになるという疲労面も加味して大山に休養を与えたという側面もあるだろうが、代わって出場した原口が3ランを放ったことは大山への刺激になったのではないか。
大山が打線の軸というスタンスは変わらない。だが、今の大山は対応力という面において壁に当たっている。どんなに調子が悪くても、4番は結果で示さなければならないものがある。監督コーチだけじゃなく、選手も見ている。大山の力が試されている。
2024年05月17日 05:01
「中日4−9阪神」(16日、バンテリンドーム)
抜てきに最高の結果で応え、再奪首へ導いた。阪神・原口文仁内野手(32)が不振の大山に代わって6年ぶりの4番に座り、六回に1号3ラン。4番初アーチ&初打点を記録し、1試合4打点の大暴れを見せた。チームはドラ1の開幕クリーンアップを先発から外す岡田監督の打線組み替えが的中し、2カード連続勝ち越し。苦しい状況でも貯金5とし、勝率で巨人を上回って首位に浮上した。
これまでの日々、支えてくれた人への感謝−。原口の気持ちが白球に乗った。代打ではなく、4番で描いた放物線。打球は虎党の待つ左翼スタンドへ。この上ない一発への大歓声の中でも原口は冷静だった。
「出た時に結果を残せるようにと思っていたので、それがホームランにたまたまなっただけ」
打撃不振の大山がスタメン落ちし、18年6月1日・西武戦以来、2176日ぶりとなる4番を任された。「昨年の日本シリーズで、指名打者で立った時の方が緊張感があった」といい、「普段通り」を意識した。
4点リードの六回1死一、二塁。カウント2−0から根尾の146キロ直球を強振。これがプロ初の4番での一発となる3ランに。「自分のスイングをしようと打った結果」とうなずいた。初回1死二、三塁は三塁へ強烈なゴロを放って先制点をたたき出した。4番初打点を含む4打点。指揮官の起用に応えた。
1月23日には大きな節目を迎えた。19年1月に大腸がんであることを公表し、手術。目安と言われる5年が経過し、ついに「完治」となった。「その当時5年って考えた時、『32歳くらいか。すげえ先だな』と思ったんですけど、たってみたらあっという間。でもすごく昔のようにも感じる」。しみじみとこの5年を思い返した。
治療、リハビリを経て復帰を果たした。「元気に野球やれてるのが一番。当たり前が当たり前じゃないっていうのはすごく気付けたので、本当に大きな出来事だった」。平穏な毎日を過ごせる喜び、そして野球をできる喜びを実感。「支えてくださった方たちのおかげです」。完治を祝われると、何よりも周囲への感謝を口にした。
原口の元には病と闘う子どもたちから手紙が届くことがある。「返信用の色紙とか入っていたら絶対返信するようにしてます」。届いた色紙には必ずサインをして返信。「ランディ・メッセンジャーに教わったから、これも仕事だって」。かつてのチームメートからの教えでもあった。「病気の人たち、その家族に1軍で活躍している姿を届けられたら」。誰かの希望になれるように−。そんな思いを胸に毎日努力を重ねてきた。この日の活躍も多くの人に勇気を与えたはずだ。
チームは連勝し、首位に返り咲いた。「こういう時に勝てたことが一番。勢いがつく勝ち方ができてまた明日につながると思います」。冷静な言葉にも仕事人の熱い思いが込められていた。
2024年05月17日 05:01
「中日4−9阪神」(16日、バンテリンドーム)
阪神は打線変更が的中し、2連勝。
2024年05月17日 02:58
14日のジャイアンツ戦の盗塁死が記録訂正された
ドジャースは16日(日本時間17日)、大谷翔平投手が13日(同14日)のジャイアンツ戦で盗塁死とされた記録を今季10個目の盗塁に訂正した。すでに12本塁打を放っており、4年連続6度目の“2桁本塁打&2桁盗塁”に到達した。
13日(同14日)の3回に二盗を試みて飛び出したが、一塁手の送球がそれ一気に三塁を落とし入れていた。同日は盗塁死と失策が記録されていたが、この日訂正。成功率も再び100%となった。
大谷は2020年を除く5シーズンで2桁盗塁を決めている。チームはこの日が今季45試合目で、12本塁打、10盗塁。これまでのキャリアハイである46本塁打、26盗塁(ともに2021年)を更新する勢いとなっている。
今月6日(同7日)のマーリンズ戦で、3試合連続本塁打だけでなく、今季2度目の1試合2盗塁を決めた。デーブ・ロバーツ監督は「彼は『体の調子がいい』と言っていたから、私は走塁面でもっと積極的になるだろうと自信をもって言える」とさらなる盗塁増を確信している様子だ。2桁盗塁、2桁本塁打は今季メジャー最速での達成となった。(Full-Count編集部)
2024年05月16日 23:12
元日本ハム投手の斎藤佑樹氏が16日、インスタグラムを更新。元巨人監督でレジェンドの高橋由伸氏と会食したことを明かした。
斎藤氏は「高橋由伸さんと初めて対戦したのは2011年。選手を卒業して初めて食事の席でご一緒させていただきました!」と投稿。ともに白のワイシャツ姿で、にっこりほほ笑む2ショットを投稿した。
高橋氏は15年に現役を引退後、すぐに監督に就任。18年に退任後は解説者として活躍している。斎藤氏は「いつお会いしても本当にイケメンでスマート。僕もこんな大人になりたいなと改めて思いました。ありがとうございました!」と感謝した。
49歳とは思えない高橋氏と斎藤氏の貴重な2ショットに、フォロワーからは「2人ともイケメン」「お二人とも爽やかですね〜!」「早慶のイケメンさん!」などの声が続々と寄せられている。
2024年05月16日 22:11
阪神9―4中日(セ・リーグ=16日)――阪神は一回、糸原の適時打などで2点を先行。
四回には、梅野の適時打、中野の2点二塁打などで加点した。先発の西勇は6回2失点。中日は梅津が乱調だった。