2024年04月15日 17:04
女子プロレス団体「スターダム」創始者で今年2月にエグゼクティブプロデューサーを務めていた同団体から契約解除されたロッシー小川氏(66)が15日、都内のホテルで記者会見し新団体「DREAM STAR FIGHTING MARIGOLD」を旗揚げすることを発表した。 運営会社は「株式会社マリーゴールド」で小川氏が代表取締役に就任。所属選手は3月いっぱいで「スターダム」を退団したジュリア、林下詩美、桜井麻衣(旧名・桜井まい)、MIRAI、ビクトリア弓月(旧リングネーム・弓月)の5選手に高橋奈七永、石川奈青の7選手で5月20日に後楽園ホールで旗揚げ戦を行う。 会見では、旗揚げ戦のメインイベントとして「ジュリア、X vs Sareee、X」が発表された。 これを受けSareeeが会見に登場するとジュリアがにじり寄った。Sareeeは、WWE参戦時に日本で「この女子プロレス界を盛り上げた選手ってジュリアだなと思って戦いたいと思っていました。今回対戦できることでめちゃくちゃ楽しみです。本物のプロレスをSareeeのプロレスをジュリアにたたき込んでやろうと思ってます」と表明した。 対するジュリアは「お前とはプライドかけて戦ってやるよ」とにらみ合った。
2024年05月16日 13:22
サイバーエージェントグループでプロレス事業を手がけるサイバーファイトの新社長に、サイバーエージェントの岡本保朗執行役員副社長(48)が就任することが16日、都内で発表された。
記者会見には岡本氏、サイバーファイトの高木三四郎社長(54)、武田有弘取締役(52)、元プロレスラーでABEMAプロレスアンバサダーの武藤敬司氏(61)が出席。高木社長は副社長となり、DDTプロ サイバーエージェントグループでプロレス事業を手がけるサイバーファイトの新社長に、サイバーエージェントの岡本保朗執行役員副社長(48)が就任することが16日、都内で発表された。
記者会見には岡本氏、サイバーファイトの高木三四郎社長(54)、武田有弘取締役(52)、元プロレスラーでABEMAプロレスアンバサダーの武藤敬司氏(61)が出席。新体制では、高木社長は副社長としてDDTプロレスリングと東京女子プロレスを担当。プロレスリング・ノアは従来通り丸藤正道副社長と武田氏が担当する。
高木副社長は「シナジーを最大化するのに機は熟した。岡本社長と一緒にサイバーファイトのプロレスを世に広めていきたい」と説明した。
岡本新社長は年商7202億円というサイバーエージェントグループのほぼ半分を担当。大のプロレス、格闘技好きで、プライベートでも観戦を楽しんでいるという。
岡本氏は「それぞれの団体の色で、それぞれで伸ばしていく。集客力を上げるのが大きなポイント」と動員増をにらみ、「われわれはまだまだチャレンジしていかなければならない立場。バランスを考えて自分自身で決断していきたい」と意気込みを示した。
また、(1)WWEとの関係強化(2)新規協賛企業の獲得(3)ABEMAの生中継強化という方針を示した。(2)については2社から内定を得ているという。
武田氏はノアとして(1)佐々木憂流迦の入団(2)Eitaの入団(3)武藤氏のスカウティングアドバイザー就任を発表。武藤氏は「3年後5年後、先を見据えた予算を出してほしい」と岡本氏に要望した。
高木氏はDDT、東京女子として(1)蝶野正洋氏との防災・救命啓発とDDTのコラボイベント「STFプロジェクト」の開催(2)10代のオーディション実施(3)東京女子の海外興行の活発化を発表した。
サイバーファイトにはDDT、ノア、東京女子の3団体が所属。動画配信事業「レッスルユニバース」も手がけている。
レスリングと東京女子プロレスを担当。ノアは従来通り、丸藤正道副社長と武田氏が担当する。
高木副社長は「シナジーを最大化するのに機は熟した。岡本社長と一緒にサイバーファイトのプロレスを世に広めていきたい」と説明した。
サイバーファイトにはDDTプロレスリング、プロレスリング・ノア、東京女子プロレスの3団体が所属。動画配信事業「レッスルユニバース」も手がけている。
2024年05月16日 13:03
IT大手のサイバーエージェント(東京・渋谷区)は16日、渋谷区のシャトーアメーバ0スタジオでプロレス事業に関する記者発表会を開催した。
同社は、関連会社として2020年9月1日にプロレスリング・ノア、DDT、東京女子プロレスなどを運営するプロレス事業会社「CyberFight(サイバー・ファイト)」を設立。以来、社長をDDTのプロレスラー、高木三四郎(54。本名・高木規)が務めてきたがこの日の会見で新たにサイバーエージェントの執行役員で副社長の岡本保朗氏(48)が社長に就任することを発表した。
岡本氏は1975年8月7日生まれの48歳。早大社会科学部卒。2000年4月にサイバーエージェントに入社。07年4月にインターネット広告事業本部統括本部長就任。08年12月に取締役就任。10年10月に常務取締役。14年12月に専務取締役を経て20年10月に取締役兼執行役員副社長となった。
会見には岡本氏、高木、サイバーファイト取締役でノアのフロントトップである武田有弘氏、ABEMAプロレスアンバサダーの武藤敬司が出席した。
会見で今回の新体制について高木が自ら退任を決断し岡本氏へ社長就任を打診したことを明かした。高木は同社の副社長としてDDT、東京女子の運営に専念する。
新社長の岡本氏は、高木からの打診を「すごく光栄なお話」と明かし「業界一番の会社にするんだと今までやってこられた。業界ナンバーワンの会社にしたい」と掲げ「リング上にはすばらしい選手、スタッフがそろっているので全幅の信頼を置いています。私は経営に専念したいと思っています」と明かした。
岡本氏は、就任に際し3つの目標を発表した。一つ目は「WWEとノアとの関係強化」。現在、ABEMAがWWEを生配信しており、こうしたルートを使って交渉を行っているという。2つ目が「新規協賛企業の獲得」で現時点で新たに2社が内定したことを明かした。3つ目が「ABEMA生中継の強化」。また、会見では武田氏が佐々木憂流迦、Eitaのノア入団。さらに武藤が新たにノアのスカウティングアドバイザー就任を発表した。
武藤は「プロレスの仕事に携われてうれしく思っています」と明かし、新人発掘へ「3年後、5年後、先を見越した予算を出してほしい」と岡本氏へ要望していた。
◆サイバーファイト新体制
代表取締役社長 岡本保朗
副社長 高木規
同 丸藤正道
取締役 武田有弘
同 西垣彰人
2024年05月16日 12:00
米AEWに移籍した元新日本プロレスのレインメーカーオカダ・カズチカ(36)が、15日(日本時間16日)の「AEW DYNAMITE」でダックス・ハーウッドの挑戦を退けAEWコンチネンタル王座の防衛に成功した。
この日のメインイベントでタイトルマッチに臨んだオカダは、ラフファイトも交えて試合を優位に運んだ。しかしレインメーカーをかわされると、ロコモーション式ジャーマン、ハーフネルソンスープレックスで反撃を許す。
さらに一進一退の攻防から掟破りのツームストーンパイルドライバーを浴び、2発目のレインメーカーも回避されてシャープシューターに捕獲される。それでもこれをロープで逃れると、場外へ避難してベルトをリングに持ち込んだ。
レフェリーがこれに目を奪われている間に、即座にリングに戻ったオカダは、追いかけてリングに入ろうとしたハーウッドにロープを利した急所攻撃。そのまま一気にレインメーカーをさく裂させ3カウントを奪ってみせた。
オカダは次回PPV「Double or Nothing」(26日=日本時間27日、ネバダ州ラスベガス)でヤングバックス(マシュー&ニコラス・ジャクソン)、ジャック・ペリーと組んでFTR(ハーウッド&キャッシュ・ウィーラー)ブライアン・ダニエルソン、エディ・キングストン組と4対4ノールールマッチ「アナーキー・イン・ジ・アリーナ」を控えている。王座戦の勝利で弾みをつけると、試合後のリング上には「ジ・エリート」が乱入。オカダもハーウッドをベルトで殴打し追撃していく。
するとここに、何とダービー・アリンが登場して「ジ・エリート」をリングから排除。この日の大会では、4対4マッチに出場予定だったキングストンが、11日(日本時間12日)の新日本プロレスカリフォルニア大会で負傷したことがアナウンスされていた。この代役に名乗りを上げたのが、負傷欠場中で4月にはバスに轢かれたハズのアリンだった。
まさかの新展開に会場が騒然となるなか放送は終了。キングストンの欠場とアリンの復活で「Double or Nothing」は風雲急を告げてきた。
2024年05月16日 09:44
米国・AEWの「AEW DYNAMITE」が15日(日本時間16日)に放送され、IWGP世界ヘビー級王者のジョン・モクスリー(38)が竹下幸之介に襲撃され改めて王座挑戦を要求された。
2024年05月16日 07:46
【WWE】RAW(5月13日・日本時間14日/グリーンビル)
激闘のなかで熱血レスラーの髪の毛がみるみるうちに逆立つ現象が起こってファンが騒然。実況も逆立つ金髪を見て「まるでスーパーサイヤ人のようだ」と声をあげるひと幕があった。
【映像】激闘でリアル「スーパーサイヤ人」に変化する瞬間
イリヤ・ドラグノフとジェイ・ウーソが対戦。WWEドラフトで下部団体「NXT」から昇格を果たし、強烈なキャラクターで注目を集めているドラグノフの逆立つ髪型が「あの人気マンガのキャラクターのようだ」と話題となった。
「RAW」屈指の実力者ジェイとドラグノフの対戦は互いの大技を出し合う激闘に。この日も熱血ファイトのドラグノフがたぎりのオーバーアクションから、背後をとってジャーマン・スープレックスを2連発、3発目はジェイがこらえてカウンターのスーパーキックからアッパーカット、ドラグノフも延髄ぎりと一進一退の攻防が続く。
さらにドラグノフはロープの間をターンする619の勢いのままクローズラインを放つフィニッシャー「コンスタンティン・スペシャル」を放つも、これもジェイが2.5でキックアウト。ここでドラグノフは金髪が突如逆立って、凄まじい形相となった。
このシーンを見た、実況の清野茂樹アナウンサーは「髪が逆だっているように見えます。もう本当にスーパーサイヤ人のようです」と実況。見た目も含め既視感ある姿にファンも「リアルスーパーサイヤ人だ」「スーパードラグノフ」と反応した。
その後も、ドラグノフは小橋建太を彷彿させる「マシンガンチョップ」や、大谷晋二郎の「顔面ウォシュ」などジャパニーズ・ムーブで日本人ファンの心を掴む動きを連発した。
先週の『RAW』では、額から血を流しながら拳を振り下ろすフィニッシャー「H‐ボム」を披露、己を鼓舞しながら見せるオーバーアクションな決めポーズに”とにかくアツい漢”と話題沸騰だったドラグノフ。今週はジェイの「ウーソ・スプラッシュ」に惜しくも敗れたが、魂を削るような“熱血ファイト”は今後も話題と人気を集めそうだ。(ABEMA/WWE『RAW』)
2024年05月16日 07:16
女子プロレスのSareeeが主宰する「Sareee―ISM」事務局は15日、「Sareee―ISM Chapter 4」を7月29日、「Chapter V」を9月2日にいずれも新宿FACEで開催することを発表した。
同大会は、2021年から23年まで世界最大の団体「WWE」で武者修行を終えたSareeeが23年5月16日にスタートさせた。これまでに3大会が開催されいずれも超満員の人気を誇っている。
2024年05月16日 07:02
全日本プロレスは16日までに29日の後楽園ホール大会で青柳優馬と黒潮 TOKYO ジャパンがシングルマッチで対決することを発表した。
2人は、チャンピオンカーニバル公式戦の4・20浜松大会で対戦。青柳優が黒潮のジャケットをはぎ取りリングアウト勝ちし遺恨が生まれた。5・12横浜BUNTAI大会でも青柳がジャケットを奪えば、黒潮も敵が着用した「越中」と書かれた空手道着を身につけ試合後も大乱闘に発展。深まる遺恨にバックステージで黒潮が怒りを爆発させれば青柳優も「お前はただのにぎやかしなんだ。てめぇをぶちのめした後、お前の上に立ち上がって福山雅治歌ってやるから覚悟しておけ!」と挑発していた。前回はリングアウト勝利だっただけに今回の再戦での完全決着を予告していた。
5・29後楽園は、メインイベントで三冠王者・安齊勇馬がチャンピオンカーニバル優勝者の宮原健斗と初防衛戦を行う。
◆5・29後楽園決定済み対戦カード
▼三冠ヘビー級選手権
王者・安齊勇馬 vs 挑戦者・宮原健斗
▼世界タッグ選手権
王者組・斉藤ジュン、斉藤レイ vs パロウ、オディンソン
▼NWA世界ヘビー級選手権試合
王者・EC3 vs 挑戦者・本田竜輝
▼シングルマッチ
青柳優馬 vs 黒潮 TOKYO ジャパン
2024年05月16日 06:00
アマチュアボクシングで高校1年時にアジアジュニア選手権50キロ級優勝、高校2年時に高校選抜フライ級優勝、高校3年時に高校総体フライ級優勝、世界ユース選手権フライ級5位の戦績を残した吉良大弥(20)=志成=が、6月27日に後楽園ホールでプロデビューすることが15日、都内の志成ジムで発表された。
2024年05月16日 06:00
全日本プロレスの世界タッグ王者・斉藤ブラザーズ(ジュン&レイ=37)が、The Endことパロウ&オディンソンとの初防衛戦(29日、東京・後楽園ホール)に向け熱くDOOMだ。
2人は12日に閉幕した春の祭典「チャンピオン・カーニバル」にともにBブロックで出場。兄のジュンは準優勝、レイは3冠ヘビー級王者の安齊勇馬を撃破した上、初めて兄に勝つなど結果を残した。
手応えをつかんだ兄弟は「優勝こそならなかったが、シングルプレーヤーとしての自信がついた。弟に比べても少なかったシングルでの経験をたくさん積めたからな」(ジュン)、「頭の使い方がずっと良くなっているのを実感している。リング上での考える力が比べものにならないくらい変わったぞ、ファーオ!」(レイ)と胸を張る。
個人での成長を経てタッグ屋に戻るだけに、V1への自信は揺るぎない。「これで久しぶりに組んだらすげえことに…」(レイ)、「なるな。それぞれ質もレベルも上がっているから。負けるイメージが全く持てない。The Endは強力なチームだが今の俺たちには問題ない。DOOM!」(ジュン)と高笑いする。
王座戦の先に見据えるのが、能登チャリティー大会(6月10日、石川・七尾市田鶴浜体育館)だ。地元の宮城・角田市も2011年の東日本大震災で被災しているだけに、ジュンは「当時俺たちは東京にいたけど実家も被害を受けて、どれだけ大変な思いをしているか分かっているつもりなので。明るく、楽しく、激しいプロレスを見てもらいたい」。レイも「みんなで前を向いて進めるように。そんなプロレスをやりたい」と続いた。ベルトを巻いてチャリティー大会に臨むためにもV1戦は負けられない。
2024年05月16日 06:00
女子プロレス「スターダム」の中野たむが、意味深発言を連発だ。王者ウィロー・ナイチンゲールとの米AEW・TBS王座戦(18日、横浜武道館)前に、所属ユニット「コズミック・エンジェルズ(CA)」が分裂危機に見舞われている。自身が極悪軍団「大江戸隊」を追放されたスターライト・キッドを救出したことに端を発する今回の騒動。当の本人はキッド、そしてCAに何を思うのか――。
昨年は団体最高峰のワールド王者として活躍した中野だが、10月の同王座戦で左ヒザを負傷。長期欠場に入り、王座返上を余儀なくされた。2月の復帰以来、初となる王座戦に向け「このベルトを取って、中野たむが世界一になる。そうすればスターダムも世界一になる。世界一輝く一番星に返り咲きます!」と誓い、自信をみなぎらせた。
王者のナイチンゲールは168センチ、88キロ。157センチ、50キロの挑戦者とは体格差があるが、気にする様子はない。「(4月27日)横浜BUNTAIでアジャコングと対戦して、デカイ選手とどう戦うかが私の課題だと思っていた。アジャよりは小さいし、去年、180センチのメーガン(ベーン)を投げたので投げられます」。むしろ王座獲得後の展望に目を輝かせる。
AEWの次回PPV「Double or Nothing」(26日=日本時間27日)ではナイチンゲールが、元WWEスーパースターでAEW所属のメルセデス・モネと同王座をかけて対戦することが発表されている。つまり中野が王座を獲得すれば、モネと対戦する機会を得るのだ。
忘れもしない。昨年1月4日の新日本プロレス東京ドーム大会。当時のIWGP女子王者KAIRI(現WWEのカイリ・セイン)に5分47秒で敗れた直後、さっそうと現れたモネに話題を全て奪われた。
積年の恨みがあるという中野は「私はあの日、モネのかませ犬にさせられた。今回ベルトを取って、あの時の雪辱を直接果たすチャンス。ウィローには『こんな最高の舞台をセッティングしてくれてありがとう』と伝えてベルトを奪います」と不敵な笑みを浮かべた。
このまま王座戦へ一直線!といきたいところが、そうはいかない。気になるのが取り巻く環境だ。CAとキッドの共闘が実現したが、ユニット内からは異論が噴出。安納サオリが「本当に入るなら考えもんやなって」と疑問の声を上げると、盟友のなつぽいは「たむちゃんはキッちゃん(キッド)と一緒に(2人の古巣)STARSに戻ろうと思ってるのかなって」と勘繰り、CAの分裂を危惧している。
これに対し中野は「遠征でキッちゃんとたくさん組む機会があって、今後のいろんな新たなビジョンが生まれそうだなっていう感覚があった。それはキッちゃんも同じことを考えてたりするんじゃないかなって思ってます」とだけ口にし、CAの今後については明言を避けた。
ただしキッドへの思いは本気のようだ。「キッちゃん、マスク取るとか、海外行きたいとか話してたみたいだけど。私がこのベルトを取って世界一になるから、たむと組めば一緒に世界進出もできるよ」と呼びかけるや、「あっ! キッちゃんの素顔はたむの次にかわいいんだよ」とにやり。まだまだCAの混乱は続きそうだ。
2024年05月16日 05:00
「大相撲夏場所・4日目」(15日、両国国技館)
平幕宇良が翠富士を押し出し、幕内では自身初となる初日から4連勝を飾った。上位陣の不振が目立つ中、人気業師が土俵を盛り上げる。大関陣は、かど番の霧島が大栄翔に押し出されて3敗目。琴桜は豪ノ山に辛勝して1敗を守った。豊昇龍は平戸海を寄り倒し、星を五分に戻した。全勝は宇良、御嶽海、湘南乃海、宝富士の平幕4人。
派手さはなくとも、うまく、力強く難敵を退けた。今場所初めて自身より小さい相手との対戦。2度つっかけられた後の立ち合いで、宇良は翠富士の突進に押し込まれたが慌てない。左手で相手の頭を押さえながら右ですくって回り込むと、最後は左手をグイッと当てて走るように押し出した。
幕内23場所目で初日からの4連勝は初めて。自己新となるスタートダッシュにも「知らなかったです。覚えてないです」と認識はなかった。関心を示さない理由は単純明快。「一番意識しても意味がないところ。今日勝てば記録更新だなんて思って、相撲を取ってないですから」。余分なものには振り回されない。日常生活から極力ものを持たないミニマリストを志向する男は、必要なことだけに集中している。
感覚にはこだわる。足の裏には硬い部分を作らない。巡業期間中以外は、クリームを塗るなどして毎日ケア。角界入り後、初めて皮が厚くなった時に違和感を嫌い、手入れを始めた。「土俵に足が吸いつくような感じがないと。皮ができていると、しっかり受けられない」。勝負の世界で生き残るための手間暇なら、もちろん惜しまない。
幕内で3連勝発進した過去の3場所は全て勝ち越し。うち2場所で2桁星を挙げている。連勝の話題には「何もないです。終わるまでは」と気を緩めなかった宇良。まだまだ勝ち星を伸ばし、連日満員の館内を沸かせる。
2024年05月16日 05:00
女子プロレス界に猪木ベルトが復活だ! ジュリア(30)、林下詩美(25)が所属する新団体「マリーゴールド」で、4つの王座が新設されることが明らかになった。
2024年05月15日 23:03
格闘家の皇治(35)が15日、インスタグラムを更新。母との2ショットを投稿し、感謝の思いを記した。
皇治は「遅れた母の日」と3日遅れで投稿したが、「フランス旅行、車、家、好きな物なんでもプレゼントする」と記述。「おかんが応援してくれたこの世界で稼げるようになった事を誇りに思う」とつづった。
格闘家、タレントとしても活躍。「まだまだ恩返し出来るように俺はなる。俺はおかんが大好きや」とメッセージを送った。
フォロワーからは「最高の息子さん」、「かっけぇやん!」、「皇治君のお母様は相変わらず美人さんですね」、「お母様、若くて綺麗でまるで彼女ですね」、「姉弟でも通りそう」、「お母さんにそっくり」などの声が寄せられている。
2024年05月15日 22:30
新日本プロレスジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)」Aブロック公式戦(15日、新潟・リージョンプラザ上越)で、初優勝を狙うエル・デスペラードが苦しみながらもBUSHIを下し、白星を先行させた。
試合はお互いが左ヒザへの一点集中攻撃を続ける消耗戦となった。5分過ぎにトペ・スイシーダを真正面からくらったデスペラードは、ここから苦しい展開を強いられた。リングにヒザから叩きつけられ、非情なヒザへの攻撃が続く。
負けじとBUSHIへの左ヒザに集中砲火を浴びせ、ストレッチマフラーホールドで捕獲。だがこれをロープに逃げられ、その後はフィッシャーマンズスクリューから足関節技ファブルを決められ、あと一歩まで追い込まれた。
両雄とも踏ん張りがきかない状態になりながらも、デスペラードの目は死んでいなかった。12分過ぎ、MXを狙うBUSHIの足をキャッチし、ここから一気にヌメロ・ドスへ。逆転のギブアップ勝利を収めた。
これで2勝1敗の勝ち点4。マイクを握ったデスペラードは「お前も足殺しってものを武器にしているかもしれないが、こちとら足殺しだけでこのタイトルを何回取れるか、そういうことをやってんだ。昨日今日に始まった足殺しとは思わんが、まだ俺のほうが手数は多かったな」と勝ち誇った。
この日の結果を受け、同ブロックは3戦全勝のティタンとブレイク・クリスチャンが勝ち点6で首位に立ち、デスペラード、ケビン・ナイト、クラーク・コナーズが勝ち点4で続く。
「今年は優勝する、今年は優勝するって何回言ったと思う? もう何回も言ってるから俺、うそをつきたくねえんだ…」と口にし、ひと呼吸置いたデスペラードは「今年は優勝するよ!」ときっぱり。2020年、22年大会で優勝決定戦に駒を進めながら、高橋ヒロムに苦杯をなめたBOSJで、今年こそファンへの約束を果たす。
2024年05月15日 18:52
「ボクシング・日本バンタム級タイトルマッチ、日本スーパーフライ級タイトルマッチ」(7月18日、後楽園ホール)
カード発表記者会見が15日、都内で行われ、大橋秀行・大橋ジム会長、瀬端幸男・DANGANジム会長と、出場する6選手が出席した。
四大世界戦を擁して6日に行われた、ボクシングでは34年ぶりの東京ドーム興行を成功させた大橋氏は「ドームが終わったばかりでちょっと今、抜け殻状態」と笑わせつつ、「これをきっかけに、ボクシングの素晴らしさを見せてもらって、皆でまたドームができるような選手になってもらいたい。来年も(ドーム興行が)できれば、この選手の中から出てもらいたい。十分可能性はあると思います」と、来年の東京ドーム興行開催の可能性に言及しつつ、選手に猛ゲキを飛ばした。
この日、発表された主なカードは次の通り。
・日本スーパーフライ級タイトルマッチ 王者・高山涼深(ワタナベ)−15位・青山功(セレス)
・日本バンタム級タイトルマッチ 王者・富施郁哉(ワタナベ)−1位・増田陸(帝拳)
・日本ユース・バンタム級王座決定戦 平井乃智(石田)−金城隼平(REBOOT)
・アジア最強ライト級トーナメント2回戦 今永虎雅(大橋)−マービン・エスキエルド(フィリピン)
富施と増田は昨年5月20日に対戦しており、増田が7回TKO勝ちしている。富施は「めちゃくちゃ強いのは分かっている。しっかりいい準備をしてリベンジできるように頑張ります」と宣言し、「今、秘密の特訓をしているので。パンチをもらわないように、自分のパンチが当たるように、いろいろ工夫しながらやっています」と明かした。
増田は昨年8月30日、堤聖也(角海老宝石)に判定負けして日本バンタム級タイトル奪取に失敗しており、「前回は戦術をそこまで用意できず、持っているポテンシャルで左が当たって結果的にKOできた。今回はいろいろこっちも準備できるので、しっかりサウスポー対策して、秘密の特訓に負けないように必死に練習します。自分もバンタム級タイトルマッチに去年、敗れている。リベンジの気持ちで臨みたい」と意気込んでいた。