2024年04月15日 14:30
【マスターズ】最終日 【もっと読む】国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース 混戦の最終日を制したのは「世界最強」だった。 2日目まで強風が吹き荒れた今大会はスコアが伸びず、混戦となった最終日。逃げるS・シェフラー(27)を追いかけるC・モリカワ(27)、L・アベルグ(24)、M・ホーマ(33)といったライバルたちは11番からのアーメンコーナーで次々に脱落。5度目の出場となったシェフラーが68をマーク。通算11アンダーで2位のアベルグに4打差をつけて、2年ぶり2度目のグリーンジャケットを手にした。 世界ランキングトップで、マスターズ前の直近3試合は2連勝に2位タイ。今季トップ10入り7回の「絶好調男」は大会前、優勝候補の筆頭だった。だが、昨年覇者のJ・ラーム(29)やB・ケプカ(33)、D・ジョンソン(39)らメジャーで複数回勝っている強者が新興ツアーのLIVゴルフへ移籍したため米ツアーはレベルダウン。世界ランキング1位の価値も下落したという声もある中、「打倒シェフラー」に目の色変えるLIV組に「世界最強」の実力を見せつけた。 191センチ、91キロの巨体から持ち球のフェードボールだけでなく、ストレート、ドロー、高低を打ち分け、課題だったパッティングも向上。今回の優勝で「シェフラー時代の到来」に疑問を呈する声を完全に封じたといえる。 大爆発が期待された松山英樹(32)はスコアを2つ落とし、通算7オーバー38位だった。 ◇ ◇ ◇ 見ごたえのあったマスターズとは対照的なのがに、迷走を続ける国内男子ツアーだ。日程は虫食い状態で録画放送がはびこり、コースは低レベル。そんな事態を招いた「元凶」について、●関連記事【もっと読む】…で詳しく報じている。
2024年05月16日 19:06
◆男子プロゴルフツアー 関西オープン 第1日(16日、滋賀・名神八日市CC=6869ヤード、パー70)
52歳で今季レギュラーツアー初戦の横田真一が4バーディー、1ボギーの3アンダー67をマークし、首位と1打差の4位スタートを決めた。「我ながら完璧。パットも入ったし、ショットもミスがなかった」という会心のラウンドだった。
4番は3ウッドで第1打をフェアウェーへ運び、7アイアンでピン手前3メートルにつけた。5番は209ヤードの第2打を3ユーティリティーで2メートル半に運び、連続バーディーを奪った。
YouTubeのネタ集めが、自身のゴルフに生きている。「横田真一チャンネル」は登録者数19・8万人を誇る人気番組だ。「僕の好調の要因はYouTube。ネタを配信しないといけないから、いろんなシャフトを打ちまくるし、この間も全メーカーのボールをテストした」。毎週「ゴルフ5」に足を運び、中古クラブをチェックする。クラブネタは視聴回数が伸びるという。「僕のレッスンは伸びない。それだけは悲しい」と自虐的に言った。
50歳を迎え、変化もあった。こだわってきたクラブの重さや、シャフトの硬さがあったが、ダフったり、振り遅れることが増えた。「最初は疲れてるのかなって思った。そしたら1、2年ずっと疲れてた(笑い)。あ、これ疲れてるんじゃないなと。衰えてるんだなと」。軽いクラブと、以前よりも柔らかいシャフトを使うことを受け入れた。「ゴルフは50歳過ぎたらうまくならない。50歳過ぎたら道具です」と言い切った。
片山晋呉を賞金王に導いた谷将貴氏に、昨年10月から指導を受けている。「人生初のコーチです。ガラッと変わった」。バックスイングで手首を折り曲げる動きを早めた。それを機に、10月末の福岡シニアオープンから4戦連続トップ10入り(シニアツアー)と復調を遂げた。
開幕前日の15日にドライバーのヘッドが割れるアクシデントに見舞われながらの好発進。「一日でもこの感じにしがみつけるように、落っこちないように頑張りたい」。レギュラーツアーでは2022年9月のパナソニックオープン以来となる決勝ラウンド進出どころか、上位進出を目指し、4日間を走りきる。
2024年05月16日 18:59
◆男子プロゴルフツアー 関西オープン 第1日(16日、滋賀・名神八日市CC=6869ヤード、パー70)
プロ転向後レギュラーツアー4戦目の新村駿(フリー)が1イーグル、6バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの4アンダー66をマークし、首位スタートを決めた。10、11番を連続バーディーとし、「いつもスタートが悪いので、流れがいいぞって思った」。16番の314ヤードのパー4では、ユーティリティーでグリーン左バンカーまで運び、第2打をカップに放り込むイーブルで波に乗った。
昨年の最終予選会に進めず、出場優先順位は288位。今季は予選会や主催者推薦を利用してツアーに参戦している。前週のバイ・ザ・プレーヤーズで4位に入り、「直近大会の上位10人」の資格で今大会に滑り込んだ。
好調の秘けつについて、「2年目のジンクス」ならぬ“1年目のジンクス”を理由に挙げた。「1年目は本当に悪い。中学校1年生、高校1年生、大学1年生も。プロ1年目の昨季も不安だなって思ったら案の定悪かった。今ではもう自分はこういうルーチンだと思っている。2年目なら大丈夫という感じ」と自然と笑みが漏れた。
キャリー300ヤード超の飛距離が武器だ。幼稚園、小学生時代に計3度、極真空手の年齢別の全国大会で優勝したことがある。小学4年からゴルフ一本に絞った。「小学校に入る前からトレーニングをしたことが、今の飛距離に生きているかもしれない」とうなずいた。
同じ2000年度生まれに昨季賞金王の中島啓太、ツアー4勝の蝉川泰果、同2勝の平田憲聖がいる。「同年代が活躍しているので、周りからは『そろそろ行かないと』とか色々言われる。刺激ももらっているし、いい道を見せてくれている」。焦ることなく、自分のゴルフを高めることに意識を集めている。
海外志向は強い。アジアンツアーや米下部ツアーの予選会についても調査中だ。「やっぱり米ツアーに憧れがある。タイガー・ウッズが選手でいるうちに一緒に回りたい。それが自分の夢」。今週もトップ10に入り、来週のミズノオープンの出場資格を手にしたい。有資格者を除く上位3人がメジャーの全英オープンに出られるからだ。「来たー! って感じ。そういうサクセスストーリーに出来たらいいなと思う」。世界につながる1週間にする。
2024年05月16日 18:56
◆女子プロゴルフツアー ブリヂストンレディス 第1日(16日、千葉・袖ヶ浦CC袖ヶ浦C=6731ヤード、パー72)
第1ラウンド(R)は雨による中断を挟み、日没サスペンデッドとなった。9組27人が競技を終えられなかった。ツアー1勝の河本結、3勝の岩井明愛(あきえ)が65をマークし、7アンダーで暫定トップに並んだ。高木優奈が66で1打差の6アンダーで同3位で続いた。今季2勝の竹田麗央(りお)が67で5アンダー、安田祐香とともに同4位となった。
昨年大会覇者の山下美夢有(みゆう)、今季日本ツアー初出場の吉田優利はともに69で3アンダーの同7位。前週Vの岩井千怜(ちさと)は1アンダーの71で同21位につけた。
第1Rの未消化分は17日午前6時30分から再開予定となっている。
2024年05月16日 18:47
◆男子プロゴルフツアー 関西オープン 第1日(16日、滋賀・名神八日市CC=6869ヤード、パー70)
第1ラウンドが行われ、プロ4戦目の新村駿が1イーグル、6バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの4アンダー66で回り、清水大成、佐藤太平と並んでトップに立った。
2024年05月16日 16:35
男子ゴルフ、世界ランキング2位のロリー・マキロイ(Rory McIlroy、北アイルランド)は15日、今季メジャー第2戦の全米プロゴルフ選手権(2024 PGA Championship)開幕を翌日に控えた会見に臨んだ。前日に報じられた妻エリカ・ストール(Erica Stoll)さんとの離婚の話には触れなかったが、10年ぶりのメジャー優勝を目指す同大会へ向けて自信を口にした。
7年を共にしたエリカさんとの離婚が報じられた後、初めて公の場で口を開いたマキロイは、個人的な状態に関する質問に対し「今週プレーする準備はできている」とだけ答えた。
直近はチューリヒクラシック・オブ・ニューオーリンズ(Zurich Classic of New Orleans 2024)とウェルズ・ファーゴ選手権(Wells Fargo Championship 2024)で連勝し、優勝候補として今大会を迎える中での電撃離婚に状態を懸念する見方もあるが、「とにかく今の勢いを続けていきたい」と述べ、「自信と勢いがすべてだと思うし、今週に向けては自信も勢いも十分にある」と強調した。
10年前に最後にメジャー勝利を挙げた会場のバルハラGC(Valhalla Golf Club)については、「きょうは10年ぶりにこのコースに立った。再びこの場所に慣れるという意味では良かった。少し長くなって、細かく変わった部分もいくつかあったが、基本的には10年前の記憶とほとんど同じだった」と話した。
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2024年05月16日 16:32
◆女子プロゴルフツアー ブリヂストンレディス 第1日(16日、千葉・袖ヶ浦CC袖ヶ浦C=6731ヤード、パー72)
今季から米ツアーメンバーの吉田優利(エプソン)が5バーディー、2ボギーの69で回り、暫定6位につけている。「こんな感じでやっていたという部分を少し思い出せた。何しろ振れていないと途中で感じたので、今までやってきた自分と、今の自分が比較できた」と充実の今季日本ツアー初ラウンドとなった。
スタート直前に降雨のため競技が一時中断となった。2時間近くスタートは遅れたが、「後半は風の影響を受けたが、前半はスムーズに回れた」と15番からの4連続バーディーなどでスコアを伸ばした。だが、この日はフェアウェーにボールを運べないホールが多かった。「左のミスをすごく嫌って、振り切れていなかった。気持ちよく振れているかといえば、そうではないので、そこの修正点が優先ランキングでは1位」とスイングの課題が見つかり、練習場での調整へ向かった。
木曜日ながら地元での試合ということもあり、多くのギャラリーが帯同した。「本当にたくさんの方に駆けつけていただきましたし、こんな感じの中でやっていたと思い出した。すごくいい気分で回れた」と感謝の言葉を述べた。開幕前にはホステスプロとして「恩返しをしたい」と話していた吉田。上だけを目指し、残り3日間へ挑む。
2024年05月16日 15:45
「女子ゴルフ・ブリヂストン・レディース・第1日」(16日、袖ケ浦CC袖ケ浦C=パー72)
河本結(25)=RICOH=が8バーディー、1ボギーの65をマーク。午前組では、岩井明愛と並ぶ通算7アンダーの暫定首位につけた。
昨季出場31戦で16度の予選落ちと極度の不振に陥った河本だが、今季は出場11戦でトップ10がすでに5度。その絶好調ぶりを表すように前半6バーディーの30をマークし、好発進に成功した。セカンドショットをグリーン奥にこぼし、ボギーとした15番には「うまく打てなかった」と反省が残るが、上々のラウンドに「70点」とまずまずの自己評価をつけた。
ビッグスコアをたたき出した1日は「とにかく頑張らないことを意識した」。“頑張らない”と異例の宣言をする真意は、自然体のプレーを心がけるためだ。
今季の好調に合わせて、周囲から2019年3月のアクサ・レディース以来の優勝を期待する声も増え始めているという。昨年に比べ、SNSのコメント数は倍増。「アンチは全然大丈夫だけど、良いコメントがいっぱいですごくうれしい」と笑う。
ただ、その声に応えようと「先週(RKB×三井松島)はすごく優勝したいという気持ちが強すぎて、力んでいた」と普段よりも練習量が増え、大会前日に右足首を負傷。結果も47位と振るわなかった。
それゆえに、今週は無欲で戦う覚悟だ。「幸運も不運も受け入れる」と何があってもどこ吹く風。この日、早朝の雨でスタート後に降雨中断となった組もあったが、河本の組は幸いにもティーオフ直前だった。「スタートがラッキーだったので、アンラッキーもよく来るだろうなという心構えだった」。一つの幸運があったからこそ、右の林に打ち込んだ6番や、整地されていなかったバンカーにつかまっても「『なんで?』と1ミリも思わなかった。それ(不運)も受け入れられたのは大きかった」と冷静に対処できた。
河本の“頑張る”は気負いにつながる。「どこにいようが何位であろうが、自分の一打に集中してとにかく頑張らない。(優勝争いになれば)絶対優勝を目指しちゃうし、勝手にバーディーを取りにいくし。でもとにかく頑張らないことを意識したい」。あくまでも自然体を貫き通す。
2024年05月16日 15:29
◆女子プロゴルフツアー ブリヂストンレディス 大1日(16日、千葉・袖ヶ浦CC袖ヶ浦C=6731ヤード、パー72)
ツアー1勝の河本結(リコー)が8バーディー、1ボギーで大会コース記録に並ぶ65をマークし、暫定首位に立っている。
2024年05月16日 15:22
女子ゴルフの青木瀬令奈(30)=リシャール・ミル=が15日、自身のインスタグラムを更新。出場中のブリヂストン・レディースで行われたプロアマ戦で元大リーグ投手の佐々木主浩、松坂大輔両氏とのラウンドを報告した。
「今日はプロアマで佐々木主浩さん(@sasakikazuhiro.22)と松坂大輔さん(@matsu_dice18)とご一緒させていただきました#佐々木主浩さん #松坂大輔さん.1日があっという間でした!!良いパワーをたくさんいただいたので明日から頑張ります」とつづり、スリーショット写真を投稿したが、フォロワーが反応したのは2人との体の大きさの違いだった。
身長153センチと女子ゴルファーの中でも小柄な青木が「ますます小さく可愛く見える」「小柄なセレにゃんがかなり小さく見える」という声があった一方で、「デカいねー」「2人がさらにデカく見える Serenaちゃん、頑張れ」と元大リーガー2人の体の大きさに驚きの声も上がった。
2024年05月16日 15:13
◆男子プロゴルフツアー 関西オープン 第1日(16日、滋賀・名神八日市CC=6869ヤード、パー70)
2008年大会覇者の石川遼(カシオ)は2バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの3オーバー73でホールアウトした。最終9番で第1打を右に曲げてOB。悔しいダブルボギー締めとなった。
「最初の11、12番でチャンスがあったけど決めきれなくて、そこからはずっとピンチだった」と振り返った一日。13番で2メートル半のスライスラインを沈めるなど、前半はしぶとくパーを拾い続けた。
後半は強風が吹き荒れる難コンディションの中でのプレーとなった。「やりがいがあったし、やっていて楽しかった。自分の良いところも悪いところも見えるラウンドだった。良いスコアではなかったけど、良かったことが多いラウンドだった」と口にした。
フェアウェーを捉えたのは14ホール中4ホールだけと、ティーショットで苦戦した一日だったが、「ショートアイアンの精度だとか、全体的に自分のやりたいゴルフが出来ている」と一定の手応えも感じている。「最終ホールもティーショットだけで焦らずにダブルボギーで上がることは出来た。冷静にやれた。悔しかったけど、終わったわけではない」。決勝ラウンド進出をかけ、2日目を戦う。
2024年05月16日 14:30
◆男子プロゴルフツアー 関西オープン 第1日(16日、滋賀・名神八日市CC=6869ヤード、パー70)
昨年覇者の蝉川泰果(アース製薬)は2バーディー、2ボギーとパー4で痛恨の「8」をたたき、4オーバー74でホールアウト。連覇がかかる大会で出遅れを喫した。
強烈な左からの向かい風に見舞われた後半1番で、第1打と打ち直しの第3打を続けて右のOBゾーンに打ち込み、6オン2パットを要した。「思ったより右に曲がっていった。風が想像よりすごかった。8打目は1メートル半の下りのパットを入れて『ガッツ8』という感じだった」と悔しさをにじませた。
14番では第1打をドライバーでかっ飛ばし、残り50ヤード付近からの第2打をピンに絡めてバーディー奪うなど、攻撃的なゴルフでギャラリーを沸かせる場面もあった。「そんなに悪い感じではなかったけど、出だしの11、12番パー5のチャンスをしっかり取ることができなかったことが反省点。もうちょっとパッティングでリズムをつかみたかった」と課題を挙げた。
関西オープンは蝉川にとって、特別なトーナメントだ。今年と同じ名神八日市CCで行われた2015年大会がツアーデビュー戦で、昨年大会はプロ初優勝を飾った。「パッティングがもう少し戻ってくれば、明日は行けそう。4オーバー打ってしまったけど、まだまだチャンスはある。攻めの姿勢は忘れずに、どれだけ自分が伸ばせるか」。視線を上げ、反撃を誓った。
2024年05月16日 13:23
◆男子プロゴルフツアー 関西オープン 第1日(16日、滋賀・名神八日市CC=6869ヤード、パー70)
午前組が第1ラウンドを終了。
2024年05月16日 12:50
「女子ゴルフ、ブリヂストン・レディース・第1日」(16日、袖ケ浦CC袖ケ浦C=パー72)
岩井明愛(21)=Honda=が圧巻の7連続バーディーを奪った。インから出て最初の4ホールをパーとしたが、14番からアウトの2番にかけて怒濤(どとう)のバーディーラッシュ。記録が残る1990年以降では、2011年の諸見里しのぶ、2019年の成田美寿々、2023年の小祝さくらが名を連ねていたツアー記録の8連続バーディーに、あと一歩まで迫った。
これまでの自身最長記録は2023年3月のTポイント×ENEOS第1R、同年9月の住友生命レディース・東海クラシック第1Rの5連続だった。
2024年05月16日 12:24
男子ゴルフのメジャー大会、マスターズ・トーナメント(The Masters Tournament)が開催されるオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ(Augusta National Golf Club)の元倉庫従業員が、アーノルド・パーマー(Arnold Palmer)氏のグリーンジャケットを含む大会記念品などを盗み、オンラインの仲介業者に売り渡した事件で有罪を認めた。
米イリノイ州北部地区連邦検事局によると、リチャード・グロベンスキー(Richard Globensky)被告(39)には盗品の輸送および譲渡の罪で最高10年の懲役が科される可能性があるという。量刑は10月29日に言い渡される。
検察当局によると、グロベンスキー被告は2009年から22年にかけて、オーガスタの倉庫助手として勤務していた際にマスターズのグッズや記念品を盗んでいた。
盗難にあった品の中にはマスターズを制覇したパーマー氏やジーン・サラゼン(Gene Sarazen)氏、ベン・ホーガン(Ben Hogan)氏に授与されたグリーンジャケットや、大会の共同創設者であるボビー・ジョーンズ(Bobby Jones)氏の署名が入った直筆の文書や手紙が含まれていたという。
また被告は、倉庫からマスターズのシャツ、帽子、旗、時計、マグカップなどの大会グッズを大量に盗み出していた。
グロベンスキー被告は記念品やグッズを、フロリダ州の仲介業者に総額560万ドル(約8億7000万円)で売り渡したという。
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2024年05月16日 10:32
◆米女子プロゴルフツアー みずほアメリカオープン(16日開幕、米ニュージャージー州リバティーナショナルGC)
スポンサー大会となる古江彩佳(富士通)が中継局WOWOWのインタビューで抱負を述べた。
2週前の国内メジャー(予選落ち)から日本で調整をしていたという古江はJMイーグルLA選手権(25位)以来の米ツアーを前に「(この大会は)去年良いイメージがあったコース。こうやってサポートをしていただけるようになり、自分がアンバサダーになって楽しみな大会の一つだったので、戻ってこられて良かった」と喜びを語った。
昨年は4位。コースの印象について「簡単ではないけど、すごくスコアが出たイメージがあるので、ちゃんとバーディーパットを打っていかなきゃいけないなという印象」と語り、気を引き締めた。前戦後は日本でコーチの父とともに調整した。「いろいろとずれていた部分もあったので、そこをもとに戻すという感じで」と説明。今週に入り感覚は「ボチボチ」という。
現在世界ランク27位で、日本勢3番手。圏内の2番手入りへ、ランク25位の山下美夢有を追う立場で、スポンサーの大会を迎える。「しっかり4日間、まずは戦えるように。アンバサダーとしても上位争いをして大会を盛り上げられるように頑張りたい」と決意を示した。