2024年04月14日 09:12
男子テニス、モンテカルロ・マスターズ(Monte-Carlo Rolex Masters 2024)は13日、シングルス準決勝が行われ、大会第8シードのキャスパー・ルード(Casper Ruud、ノルウェー)が世界ランキング1位で第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)を6-4、1-6、6-4で破り、決勝に進出した。 ルードは昨年の全仏オープン(French Open 2023)決勝を含めジョコビッチ戦は過去全敗だったが、6度目の挑戦にして初白星を挙げた。 決勝ではモンテカルロ大会優勝2回のステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)と対戦する。第12シードのチチパスは第2シードのヤニック・シナー(Jannik Sinner、イタリア)を6-4、3-6、6-4で撃破。全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2024)王者のシナーは今季2敗目を喫し、連勝は9で止まった。 ジョコビッチからセットを奪うのも今回が初めてだったルードは「最高にうれしい。記憶に残る一日になるだろう」と喜び、「これまでノバクには一度も勝てていなかったし、世界ナンバーワンを倒したこともなかった。まだ少し驚いている」と話した。 ■関連記事 ・ジョコがマスターズ1000最多77回目の4強入り モンテカルロ大会 ・日本が初の決勝R進出 日比野勝利で大坂出番なし BJK杯 ・ジョコとシナー8強入り、怒りのメドベは敗退 モンテカルロ・マスターズ
2024年05月16日 10:57
テニス、イタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2024)は15日、女子シングルス準々決勝が行われ、大会第2シードのアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka)は6-2、6-4で第9シードのエレナ・オスタペンコ(Jelena Ostapenko、ラトビア)を一蹴し、準決勝に進出した。
全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament)2連覇中のサバレンカは、元全仏オープン(French Open)女王のオスタペンコにレベルの違いを見せつけ、激しい強打で相手に何もさせなかった。これでオスタペンコ戦は3戦全勝。準決勝ではダニエル・コリンズ(Danielle Collins、米国)と対戦し、仮に勝てば、前週のマドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)決勝で激闘の末に敗れた世界1位のイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)とのリベンジマッチが決勝で実現する可能性がある。
一方、今季限りでの引退を表明している第13シードのコリンズは、第24シードのビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka)に6-4、6-3で快勝した。
コリンズはこれでWTA 1000初優勝を果たしたマイアミ・オープン(Miami Open 2024)から直近20戦19勝とし、その間唯一の黒星はマドリード・オープンの4回戦でサバレンカに喫したフルセット負けのみとなっている。
もう一つの準決勝ではシフィオンテクと世界3位のココ・ガウフ(Coco Gauff、米国)が対戦する。WTA 250以上の大会で世界ランク上位3人が同時に勝ち残るのは、2013年の全仏オープン以来となっている。
■関連記事
・好調シフィオンテク ガウフとの準決勝に進出 イタリア国際
・大坂なおみ、鄭に屈して16強止まり イタリア国際
・環境活動家のコート侵入で2試合中断、イタリア国際
2024年05月16日 10:04
テニス、イタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2024)は15日、男子シングルス準々決勝が行われ、大会第3シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)は6-4、6-3で第11シードのテイラー・フリッツ(Taylor Fritz、米国)を下し、マスターズ1000(ATP Masters 1000)通算18度目の4強入りを果たした。
ズベレフは第1セット第3ゲームに転倒し、2年前の全仏オープン(French Open 2022)で重傷を負ったときのことを思い起こさせる心配な場面があったが、左手首や指を切りながらも試合を続行し、1時間半で勝利を収めた。
この日は「今季クレーでベストの選手の一人」だというフリッツに対して20本のウイナーを放ち、一度もブレークポイントを与えずにストレート勝ち。2022年の全仏オープン準決勝で転倒し、残りのシーズンを棒に振る足首の重傷を負った経験があるズベレフは、アクシデントを乗り越えての勝利は大きいと喜びつつ、転倒の影響については「まだ少し痛みがあるから、あすアドレナリンが落ち着いたら状態を確認する」と語った。
前日にダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev)が敗退し、勝ち残っている中で最高ランクの選手となっているズベレフは、準決勝で第29シードのアレハンドロ・タビロ(Alejandro Tabilo、チリ)と対戦する。
今大会でノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)を破っているタビロは、張之臻(Zhang Zhizhen、ジャン・ジジェン、中国)に6-3、6-4で勝利し、26歳にして初のマスターズ準決勝進出を決めた。
■関連記事
・【写真】22年の全仏で転倒した時のズベレフ
・環境活動家のコート侵入で2試合中断、イタリア国際
・メドベージェフがポールに完敗 イタリア国際連覇ならず
2024年05月15日 10:28
テニス、イタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2024)は14日、女子シングルス準々決勝が行われ、大会第1シードのイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)は6‐1、6‐3で第18シードのマディソン・キーズ(Madison Keys、米国)を下し、4強入りを決めた。
通算3度目の大会制覇を狙うシフィオンテクは「今日はより良いプレーができたと感じているから、自分を誇りに思う。間違いなく(大会が行われている)ローマで最高の日だった」と振り返った。
準決勝では今大会で最も強敵となるココ・ガウフ(Coco Gauff、米国)との対戦が決定。ガウフは第7シードの鄭欽文(Zheng Qinwen、中国)に7‐6(7-4)、6‐1で勝利した。
今月末に開幕を控える全仏オープンテニス(French Open 2024)で連覇を狙うシフィオンテクは好調で、いまだに1セットも落としていない。また、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)を制して今季の3度目のWTA 1000大会を制覇した勢いのまま、今大会に臨んでいる。
マドリード・オープンに続いてイタリア国際を制することになれば、2013年のセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)以来となる。
■関連記事
・サバレンカ逆転勝ち スビトリーナは再び握手拒否 イタリア国際
・大坂なおみ、鄭に屈して16強止まり イタリア国際
・環境活動家のコート侵入で2試合中断、イタリア国際
2024年05月15日 09:37
テニス、イタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2024)は14日、男子シングルス4回戦が行われ、大会第2シードのダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev、ロシア)は第14シードのトミー・ポール(Tommy Paul、米国)に1‐6、4‐6で敗れ、早々に連覇の道を断たれた。
2024年05月14日 11:20
テニス、イタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2024)は13日、女子シングルス4回戦が行われ、大会第2シードのアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka)は4-6、6-1、7-6(9-7)で第16シードのエリナ・スビトリーナ(Elina Svitolina、ウクライナ)に勝利した。
両者の対戦は昨年の全仏オープン(French Open 2024)準々決勝以来となったが、試合後には再びスビトリーナがサバレンカとの握手を拒否した。
前回対戦では、スビトリーナがウクライナ侵攻を理由に握手拒否を事前に明言していた中で、勝利したサバレンカがネット前で握手を待ち、スビトリーナがサバレンカは侵攻をめぐる対立をあおっていると非難する騒動があった。
ウクライナ勢は侵攻を理由にロシアとベラルーシの選手との握手を拒否しており、この日もスビトリーナは試合終了後まっすぐにベンチへ向かった。
逆転勝ちを収めたサバレンカは準々決勝で、第10シードのエレナ・オスタペンコ(Jelena Ostapenko、ラトビア)と対戦する。
第1シードのイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)は、7-5、6-3でアンゲリク・ケルバー(Angelique Kerber、ドイツ)に勝利。今大会では1セットも落としておらず、3度目の大会制覇が本命視されている。
カタール・オープン(Qatar TotalEnergies Open 2024)、BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2024)に続き、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)を制して今季のWTA 1000で3勝目を挙げているシフィオンテクは、準々決勝でマディソン・キーズ(Madison Keys、米国)との対戦が決まった。
キーズは、環境活動家の妨害で一時中断した試合でソラナ・シルステア(Sorana Cirstea、ルーマニア)を6-2、6-1で退け、勝ち上がりを決めている。
■関連記事
・環境活動家のコート侵入で2試合中断、イタリア国際
・大坂なおみ、鄭に屈して16強止まり イタリア国際
・サバレンカがスビトリーナ下し全仏OPベスト4、侵攻不支持も表明
2024年05月14日 10:34
テニスのイタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2024)で13日、気候変動の抑制を訴える環境保護団体ラスト・ジェネレーション(Last Generation)のメンバーがコートに侵入し、2試合が中断を余儀なくされた。
伊ローマのスタディオ・ニコラ・ピエトランジェリ(Stadio Nicola Pietrangeli)で行われた女子シングルス4回戦では、マディソン・キーズ(Madison Keys、米国)が6-2、3-1でソラナ・シルステア(Sorana Cirstea、ルーマニア)にリードしていた場面で、オレンジのベストを着た環境活動家が乱入してコートに液体や紙吹雪をまき散らし、警備員に連行された。
約30分でコートの清掃が終わった後、キーズは6-2、6-1で勝利を収め、世界ランキング1位のイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)との準々決勝に駒を進めた。
キーズは試合後、報道陣に対して「正直なところ、彼らがフェンスを越えてきたのを見た途端に『タックルしてやるべきかな?』と思った」と冗談を飛ばしつつ、「残念ながら、こういうことが少し日常茶飯事になり始めていたので、あのときは多少試合が遅れることになるだろうと判断し、とにかくコートから出て立て直そうと思った」と振り返った。
一方、男子ダブルスの試合が行われていた隣接のコート12でも、メンバー2人が乱入して液体や紙吹雪をばらまくハプニングがあった。
大会の広報担当者によると、少なくともメンバー1人が連行を遅らせるためにスタンド席の地面に接着剤で足を固定しようとしたため、警察の到着を待つ間、観客は避難させられていたという。その後、男子ダブルスの試合は再開された。
ラスト・ジェネレーションの活動家は3月にも、ローマ・マラソン(Rome Marathon 2024)を一時妨害し、警察に逮捕された。同団体はイタリア政府に対し、「気候変動で被害に遭っている全ての人々」のために、200億ユーロ(約3兆3600億円)の賠償基金を設立するよう求めている。
■関連記事
・大坂なおみ、鄭に屈して16強止まり イタリア国際
・全米OPで環境活動家が試合妨害、女子単準決勝50分中断
・環境活動家がコートに紙吹雪まき試合を妨害 ウィンブルドン
2024年05月14日 10:04
テニス、イタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2024)は13日、男子シングルス3回戦が行われ、大会第2シードのダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev)は7-6(7-5)、2-6、7-5でハマド・メジェドビッチ(Hamad Medjedovic、セルビア)との接戦を制し、連覇に向けて4回戦へ駒を進めた。
昨年のネクストジェネレーション・ATPファイナルズ(2023 Next Gen ATP Finals)を制したメジェドビッチとのビッグサーバー対決を制したメドベージェフは、次戦でトミー・ポール(Tommy Paul、米国)と8強入りを懸けて戦う。
前週のマドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)を制した第4シードのアンドレイ・ルブレフ(Andrey Rublev)は、6-3、3-6、2-6でアレクサンドレ・ミュラー(Alexandre Muller、フランス)にまさかの敗戦を喫した。
第6シードのステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)は6-2、7-6(7-1)でキャメロン・ノーリー(Cameron Norrie、英国)を下し、勝ち上がりを決めている。
■関連記事
・大坂なおみ、鄭に屈して16強止まり イタリア国際
・混戦模様のイタリア国際、ズベレフは4回戦進出
・水筒が頭に当たったジョコビッチ 「心配」なイタリア国際3回戦敗退
2024年05月14日 09:16
テニス、イタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2024)は13日、女子シングルス4回戦が行われ、四大大会(グランドスラム)通算4勝を誇る大坂なおみ(Naomi Osaka)は、大会第7シードの鄭欽文(Zheng Qinwen、中国)に2-6、4-6で敗れた。
2024年05月13日 10:52
テニス、イタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2024)は12日、女子シングルス3回戦が行われ、全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2024)覇者で大会第2シードのアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka)は6-4、6-2で第32シードのダイアナ・ヤストレムスカ(Dayana Yastremska、ウクライナ)を下し、16強入りを果たした。
4回戦ではエリナ・スビトリーナ(Elina Svitolina、ウクライナ)と昨年の全仏オープン(French Open 2024)準々決勝以来となる対戦に臨む。前回対戦では、スビトリーナがウクライナ侵攻を理由に握手拒否を事前に明言していた中で、勝利したサバレンカがネット前で握手を待ち、スビトリーナがサバレンカは侵攻をめぐる対立をあおっていると非難する騒動があった。
ウクライナ勢は侵攻を理由にロシアとベラルーシの選手との握手を拒否している。
イタリア国際で2度の優勝を誇る第16シードのスビトリーナは、第23シードのアンナ・カリンスカヤ(Anna Kalinskaya)に6-3、6-3で快勝し、サバレンカとの4回戦へ駒を進めた。
その他では、第5シードのマリア・サッカリ(Maria Sakkari、ギリシャ)が第30シードのアンヘリナ・カリニナ(Anhelina Kalinina、ウクライナ)を7-6(7-4)、6-0で下し、第24シードのビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka)との4回戦へ駒を進めた。
■関連記事
・水筒が頭に当たったジョコビッチ 「心配」なイタリア国際3回戦敗退
・好調大坂なおみ16強、シフィオンテクらも4回戦へ イタリア国際
・ナダル、イタリア国際2回戦敗退も全仏OP出場に含み
2024年05月13日 09:44
テニス、イタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2024)は12日、男子シングルス3回戦が行われ、大会第3シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)は世界ランキング54位のルチアーノ・ダルデリ(Luciano Darderi、イタリア)を7-6(7-3)、6-2で退け、4回戦に進出した。
同日に世界1位のノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)が第29シードのアレハンドロ・タビロ(Alejandro Tabilo、チリ)の前に2-6、3-6で敗退し、大会は混戦模様となっている中、その他では第8シードのグリゴール・ディミトロフ(Grigor Dimitrov、ブルガリア)や第11シードのテイラー・フリッツ(Taylor Fritz、米国)が順当に16強入りした。
■関連記事
・水筒が頭に当たったジョコビッチ 「心配」なイタリア国際3回戦敗退
・ジョコ、水筒が頭直撃も「大丈夫」 ヘルメット被るジョークも
・ナダル、イタリア国際2回戦敗退も全仏OP出場に含み
2024年05月13日 09:32
テニス、イタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2024)は12日、男子シングルス3回戦が行われ、大会第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は2-6、3-6で第29シードのアレハンドロ・タビロ(Alejandro Tabilo、チリ)に「心配」なストレート負けを喫した。
2日前の試合後、ファンサービス中に硬いプラスチック製の水筒が頭に当たるアクシデントがあったジョコビッチは、吐き気とめまいを起こしたため検査を受ける予定だという。
最多記録を更新する41回目のマスターズ1000(ATP Masters 1000)優勝を目指していたジョコビッチだが、優勝6回を飾っている大会でこの日は低調なプレーに終わり、わずか1時間強で敗れた。対するタビロは、世界ランキング10位以内の相手から初白星を挙げた。
不調の理由について、ジョコビッチは水筒が頭に当たった影響かもしれないと話している。
11日の練習に自転車のヘルメットをかぶって登場し、当初はアクシデントを笑い飛ばしていたジョコビッチだが、「正直に言って分からない。検査しないと。練習は違った。きのうは軽い練習をしに向かって、何も感じなかったが、同時にいつもと同じ感覚でもなかった」とコメント。「強いストレスがかかったきょうはかなりひどかった。痛みというよりバランスの問題だ。とにかく体が思い通りに動かず、2日前とはまったく別の選手になった」と明かした。
この後は「状態を確認する」ため全仏オープン(French Open 2024)前に検査を受けるという。水筒が当たった影響だけでなく、調子の悪さも気にかけ、「きょうのコートでの感覚は、自分のシューズを履いたまったくの別人のようだった」と表現すると、「少し心配だ」と続けた。
■関連記事
・ジョコの頭を水筒が直撃 初戦突破後にアクシデント イタリア国際
・ジョコ、水筒が頭直撃も「大丈夫」 ヘルメット被るジョークも
・ナダル、イタリア国際2回戦敗退も全仏OP出場に含み
2024年05月12日 10:43
テニス、イタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2024)は11日、男子シングルス2回戦が行われ、元世界ランキング1位のラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は1-6、3-6のストレートで大会第7シードのホベルト・ホルカシュ(Hubert Hurkacz、ポーランド)に敗れた。
2024年05月12日 10:31
男子テニス世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は11日、出場中のイタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2024)で頭に水筒が当たった件で、「大丈夫」だと強調した。
ジョコビッチは10日の2回戦に勝利した後、会場のコートでファンサービスに応じていた際、頭を水筒が直撃してその場にうずくまった。大会主催者は、ボトルは観客が客席から誤って落としてしまったものだと説明していた。
ジョコビッチはX(旧ツイッター)で「心配のメッセージをありがとう。今回の件はアクシデント。自分はホテルで氷のうを当てて休んでおり、大丈夫だ。また日曜日(12日)に会いましょう」と報告。その後行われた練習には自転車用のヘルメットを被って登場し、「きょうは準備してきた」とジョークを飛ばした。
ジョコビッチは12日の3回戦でアレハンドロ・タビロ(Alejandro Tabilo、チリ)と対戦する。
■関連記事
・好調大坂なおみ16強、シフィオンテクらも4回戦へ イタリア国際
・ジョコの頭を水筒が直撃 初戦突破後にアクシデント イタリア国際
・ティエムが今季限りで引退 男子テニス、20年の全米OP覇者
2024年05月12日 09:32
テニス、イタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2024)は11日、男子シングルス2回戦が行われ、大会第2シードのダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev)は7-5、6-4でジャック・ドレイパー(Jack Draper、英国)を下し、大会連覇へ向けて初戦を突破した。
前週のマドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)を制した第4シードのアンドレイ・ルブレフ(Andrey Rublev)はマルコス・ギロン(Marcos Giron、米国)に5-7、6-4、7-5、第6シードのステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)はヤン・レナード・シュトルフ(Jan-Lennard Struff、ドイツ)に6-7(1-7)、6-4、6-4でともに逆転勝ちした。
■関連記事
・好調大坂なおみ16強、シフィオンテクらも4回戦へ イタリア国際
・ジョコの頭を水筒が直撃 初戦突破後にアクシデント イタリア国際
・ティエムが今季限りで引退 男子テニス、20年の全米OP覇者
2024年05月12日 08:45
テニス、イタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2024)は11日、女子シングルス3回戦が行われ、大坂なおみ(Naomi Osaka)は第10シードのダリア・カサキナ(Daria Kasatkina)を6‐3、6‐3で下し、16強入りを決めた。
第1子出産に伴うツアー離脱により現在世界ランキング173位に後退している大坂だが、今大会は好調ぶりを見せていまだに1セットも落としていない。
大坂は「ここに至るまでどれほどの努力が必要だったかは分かっているので、健康であることに感謝している」とし、「自分の居場所だと思っているところに戻れるよう、必死に頑張っている感じ」とコメントしている。
4回戦では第7シードの鄭欽文(Zheng Qinwen、中国)と対戦する。
セレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)以来となる通算3度目の大会制覇を目指す第1シードのイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)は6‐3、6‐4でユリア・プチンツェワ(Yulia Putintseva、カザフスタン)を退けて快勝。次戦はアンゲリク・ケルバー(Angelique Kerber、ドイツ)と相まみえる。
また、第3シードのココ・ガウフ(Coco Gauff、米国)は6‐1、0‐6、6‐3でジャクリーヌ・クリスティアン(Jaqueline Cristian、ルーマニア)に勝利し、パウラ・バドサ(Paula Badosa、スペイン)との4回戦に駒を進めた。
■関連記事
・ジャバーが初戦敗退 前回女王ルバキナは棄権 イタリア国際
・大坂が快勝で3回戦へ クレーでトップ20から初白星 イタリア国際
・ティエムが今季限りで引退 男子テニス、20年の全米OP覇者