2024年03月29日 22:47
「DeNA4−3広島」(29日、横浜スタジアム) 広島の九里亜蓮投手が自身初の開幕投手を務め、7回8安打3失点。粘投で試合はつくったが、相手の大型新人・度会に同点の3ランを被弾した。 3点の先制援護を受けた直後の三回。不運な安打もあって、1死一、二塁のピンチを招くと、1番・度会に初球の高めに浮いたスライダーを捉えられて右翼への同点3ランを浴びた。「僕の投げミスですね。低めって言うより、コースも甘くて、高さも甘かった。ああいうところをしっかりやらないといけないと思います」。登板後には反省を口にした。 それでも三回以外は相手打線に得点を与えず、ピンチでも粘りのある投球を見せた。11年目にしてつかんだ大役を終え、「変な緊張もなかった。監督さんにも『思い切っていってくれたらいい』と言われていましたし、代わるって言われるまではしっかり腕を振って投げていこうと思っていたので、ある程度それはできたのかなと思います」と前を向いた。
2024年05月14日 22:24
「ヤクルト1−2広島」(14日、坊っちゃんスタジアム)
広島が接戦を制して、再び貯金1とした。
打の主役は4番に座った小園だ。四回に先制の適時三塁打を放つと、六回には追加点となる右前適時打。得点圏打率は・483となり、4番で起用され始めた7日・阪神戦から得点圏では6打席連続打点とした。
先発・床田は7回5安打1失点でリーグトップに並ぶ4勝目。2点リードの六回は2死満塁で西川の飛球を中堅・秋山がダイビングキャッチするなど、守備も光った。試合後の新井貴浩監督(47)の一問一答は以下の通り。
−地方球場でも床田投手が好投。
「さすがのナイスピッチングだったと思うし、サク(坂倉)もいいリードだったと思います」
−中盤以降はやや制球を乱したが、最少失点でしのいだ。
「トコ(床田)は投げながらマウンドで修正できるから。修正能力の高さは素晴らしい。きょうは96球だったけど前回120球以上投げたので、きょうはなるべく球数を少なくしたいなと思って、あそこで代えました」
−前回無得点の小沢投手を捉えた。
「そうだね。各自それぞれがいい役割をしてくれた」
−小園の勝負強さが光る。
「本当に数字にも出ているし、たぶん本人が得点圏で回ってきたら『よしっ』と思っていると思う。自分も経験あるけど『得点圏で回ってこい!』とたぶん今、彼が思っていると思う。きょうもいい仕事、いいバッティングをしてくれた」
−地方球場で、守り勝ち。
「きょうはやっぱり守り勝った試合だと思う。慣れない球場で内野手もよく守ったし、あのアキ(秋山)のプレーも素晴らしかった。きょうも投手を中心に守り勝った野球だったと思います」
2024年05月14日 22:09
「巨人2−1DeNA」(14日、富山市民球場アルペンスタジアム)
昨季5勝を献上した巨人・山崎伊との今季初対戦で、わずか1得点。天敵攻略はならなかった。
三浦監督は「形は何回か作れたんですけどね」と悔しさをにじませた。初回から2イニング続けて得点圏に走者を進め、先制の好機を迎えたが、いずれも長野、オコエと安打性の当たりを好捕され無得点。紙一重のところで畳みかけられず、指揮官は「良い当たりはしたんですが間が抜けなかったり…。ツイていないことが多かった」と唇をかみしめた。
2024年05月14日 22:05
巨人2―1DeNA(セ・リーグ=14日)――巨人がリーグ一番乗りで20勝目。
二回に岸田の2ランで先制し、3投手の継投で逃げ切った。山崎伊は7回1失点で無傷の4連勝。DeNAは拙攻が目立った。
◇
中日4―2阪神(セ・リーグ=14日)――中日が逆転勝ち。阪神戦の連敗を4で止めた。八回、カリステの適時打で追いつき、石川昂の2点適時打で勝ち越した。阪神は村上が八回に力尽き、2位に後退。
◇
広島2―1ヤクルト(セ・リーグ=14日)――広島が接戦を制した。四回、小園の適時三塁打で先行し、六回にも小園の適時打で加点。粘投の床田は今季ヤクルト戦2連勝。ヤクルトは打線のつながりを欠いた。
2024年05月14日 21:50
「ヤクルト1−2広島」(14日、坊っちゃんスタジアム)
またも“お得意様”に気分よく快投され、高津ヤクルトが惜敗。
2024年05月14日 21:44
「中日4−2阪神」(14日、豊橋市民球場)
阪神は痛恨の逆転負け。八回、佐藤輝明内野手の失策からピンチが拡大し、逆転を許した。
1点リードの八回無死二塁。2番・田中の犠打は捕手の前に弾んで、三塁は完全にアウトのタイミングだった。捕手・坂本もストライク送球を見せたが、三塁の佐藤輝が落球。オールセーフで無死一、三塁とピンチが広がってしまった。
試合後、佐藤輝は「あれは捕らないといけないと思うので、僕のミスです」と猛省。タッチにいく焦りがあったか問われ、「それはありましたね」と語った。
結局、続くカリステに同点打を浴びて試合は振り出しに。さらに石川昂に決勝打を浴びた。村上は味方の拙守に足を引っ張られる形になった。
岡田監督は「(先発の村上は)あの回までやったけどな。球数的にはな。うまいことなバントでおまえ、いけたと思ったけどな。あれで終わりよ。おーん」と振り返った。
2024年05月14日 21:43
「中日4−2阪神」(14日、豊橋市民球場)
元阪神監督の藤田平氏があり得ないジャッジに怒りをあらわにした。
2点を追った九回1死。代打・原口がカウント1−1からの3球目が投じられる前にタイムを要求し、認められた。有隅球審が再びプレーをかけた時、原口は打席内で構える準備が整っていなかったが、マルティネスは構わずに投げ込み、ストライクを奪った。
この場面について藤田氏は「球審はルールを分かってるのか。バッターが構えてない時にピッチャーは投げたらダメなんだ。あんなのを認めてちゃ話にならんよ」と怒りをあらわにした。続けて「球審はタイムがかかった後もプレートと外そうとしなかったマルティネスに対して、まずはプレートを外せ、仕切り直せと指示すべきところ。原口が怒るのも当然だ」と指摘した。
原口はマルティネスを指しながら激しく抗議し、自らの構えが不十分だったことをアピールした。だが、有隅球審には受け入れられず、ベンチから出てきた今岡打撃コーチが間に入り、なだめられる格好となった。
1−2と追い込まれた原口はその後、ファウル2球を挟んだ後に空振り三振に倒れた。
同様のケースが、3月19日のヤクルト−日本ハムのオープン戦でもあった。日本ハムの山崎が五回2死の場面でクイック投球する場面があり、西本球審がタイムをかけ、場内アナウンスで「ただ今の投球は打者がしっかり構えてないうちに山崎投手が投球いたしましたので、反則投球としてボールといたします」と説明。1ボールから試合が再開された。
だが、この日、有隅球審はマルティネスの投球に対して1ボールを科すことはなかった。
◆野球規則6・02…投手の反則行為 a(5)投手が反則投球をした場合。【原注】クイックピッチは反則投球である。打者が打席内でまだ十分な構えをしていないときに投球された場合には、審判員は、その投球をクイックピッチと判定する。塁に走者がいればボークとなり、いなければボールである。クイックピッチは危険なので許してはならない。
2024年05月14日 21:43
「オリックス1(降雨コールド)4ロッテ」(14日、沖縄セルラースタジアム那覇)
オリックスは3連敗し、これで5位に転落。22年以来となる借金5となった。
打線は3点を追う初回に中川の適時打が生まれたが、その後が続かず。二回以降も走者を出しながら、併殺でチャンスをつぶしてしまう攻撃が続いていた。
中嶋監督は「1本ずつ(安打は)出ているんやけど、それがまとまって出ないというか…。ここぞのところでつながらないといけないので」と言及。六回表に降雨コールドとなったことについては「こういうね、ちょうど(オリックスの)攻撃が終わった瞬間に降るなんて、素晴らしい…そこまでかいっ!てくらい悪い流れじゃないですか」と話していた。
ただ、指揮官は試合後にすぐに前を向いた。「切り替えをせなアカンの繰り返しなので、終わったわけでも何でもないですし、まだ5月ですし。どっかで振り切っていかなきゃいけないところは必ずあるので」と次なる戦いを見据えていた。
2024年05月14日 21:35
「中日4−2阪神」(14日、豊橋市民球場)
阪神は守備の乱れが響いて逆転負けした。
2024年05月14日 21:35
● ヤクルト 1 − 2 広島 ○
<5回戦・松山>
ヤクルトは野手陣が振るわず1点差負け。再び借金4となった。
郄津監督はこの試合、村上を3番でスタメン起用するも、相手の好守にも阻まれ3打数無安打1四球。テコ入れした打線はつながりを欠き、8番・武岡の2号ソロによる1得点に終わった。
先発の小澤は3回まで無失点。しかし4回、一死から3番・菊池に右前打を許すと、これを右翼・丸山が後逸し一死三塁のピンチ。続く小園の打ち取ったかに見えた飛球も左前にポトリと落ちる適時打となり、三塁ベースカバーが無人となる間に打者走者の小園に一気に三塁まで進まれた。
小澤は5回まで最少失点で凌いでいたものの、6回は先頭から4連打を浴び2点目を失ったところで降板。それでも、無死満塁でリリーフした2番手・長谷川が圧巻の火消しを見せ広島打線に追加点を許さなかった。
しかし、投手陣の粘りに打線が応えられず1点差負け。6回途中9安打2失点の小澤は自身4連敗となり、今季初勝利はまたしてもお預けとなった。
2024年05月14日 21:12
● オリックス 1 − 4 ロッテ ○
<6回戦・那覇>
試合前から降り続いた雨脚が5回終了後に強まり、中断後に降雨コールドゲームが成立。連敗を「3」で止めたロッテは借金を「1」に減らした。
ロッテ打線は初回、1番・岡が左翼への二塁打でチャンスメイク。続く藤岡の左前打で無死一、三塁とし、3番・友杉のセーフティスクイズが野選を誘い先制した。その後も5番・角中の左前適時打、7番・山口の中前適時打で2点を追加。小技を絡めながら幸先よく3点を先取した。
2点差に迫られた2回は、岡が4号ソロを左翼席へ運び再び3点差。12日の日本ハム戦(エスコンF)で自身初の1試合2本塁打を放った岡は、これで直近2戦3発となった。
先発の西野は降りしきる雨に苦しんだものの5回6安打1失点の粘投。自身の連敗を「2」で止め、チームトップに並ぶ3勝目(3敗)を手にした。
2024年05月14日 21:07
「中日4−2阪神」(14日、豊橋市民球場)
中日が逆転勝ちで2連勝とした。対阪神戦の連敗も4で止めた。
1−2の八回、先頭・若林の右越え二塁打から無死一、三塁とし、カリステが右前へ同点タイムリー。なおも1死満塁とし、石川昂の右前適時二塁打でこの回3点を奪って試合をひっくり返した。
先発の高橋宏は7回7安打2失点だった。
2024年05月14日 21:07
「中日4−2阪神」(14日、豊橋市民球場)
阪神は中日に逆転負け。
2024年05月14日 21:05
「中日−阪神」(14日、豊橋市民球場)
阪神・原口が、中日・マルティネスの投球に対して、球審に抗議する場面があった。
2点を追う九回1死、代打で登場。カウント1−1からの3球目、マルティネスが投じようとしたが一度、原口がタイムを取った。仕切り直しとなり審判がプレーをかけた直後、原口はまだ構えが不十分の様子だったが、マルティネスは構わずに投球。有隅球審はストライクと判定した。
これに原口がマルティネスを指しながら激しく抗議。構えが不十分だったことをアピールした。有隅球審には受け入れられず、ベンチから出てきた今岡打撃コーチが間に入りなだめた。その後、6球目の変化球で空振り三振に倒れた。
マルティネスに対しては以前も阪神・森下が速いテンポに対応できず、三振を喫していた。
試合後、原口は「いや、何もないよ。大事な場面だったんで、チームが勝てるために何とかしたかったんで。全然、何も」と振り返り、審判との話に納得したかの問いには「そういうのは野球の中であることだから。本当に勝ちたかったんで」と語るにとどめた。
2024年05月14日 21:03
○ 巨人 2 − 1 DeNA ●
<7回戦・富山>
巨人・山粼伊織が14日、DeNA戦に先発し、7回1失点に抑え4勝目を手にした。
山粼は初回と2回、得点圏に走者を背負いながらも無失点に抑えると、2回裏に女房役の岸田行倫が先制の第1号2ラン。2点の援護をもらった山粼は3回、4回を3人ずつで片付ける。5回に先頭の森敬斗にレフト前に運ばれ、蝦名達夫に適時打を浴びた。それでも、6回、7回はスコアボードに0を入れ、この日は7回・101球、5被安打、5奪三振、2与四球、1失点という投球内容だった。
14日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−DeNA』で解説を務めた江本孟紀氏は、山粼について「完投もできるし、力をどんどんつけている感じですね」と評価した。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
2024年05月14日 20:58
「巨人2−1DeNA」(14日、富山市民球場アルペンスタジアム)
巨人が最少リードを守り抜き、2カード連続で初戦を勝ちきった。4試合ぶりに先発マスクをかぶった岸田が、二回に今季1号2ランで先制。先発の山崎伊は7回を投げ、5安打1失点で4勝目を手にした。
阿部監督は試合前、DeNA・筒香と会話を交わした内容を問われ、「とにかくセ・リーグを盛りあげていこうぜって、それくらいです」と明かした。大リーグをFAになった後、巨人も獲得に向けて調査したスラッガー。この日の試合では2打数無安打2四球で「やっぱり雰囲気あるなと思って見ていたし、いいバッターであることは変わりないのでね。今日は四球2つかな。あったので、何とか明日は打ち取ってほしいなと思います」と語った。