2024年03月29日 17:44
「ウエスタン、ソフトバンク6−0阪神」(29日、タマホームスタジアム筑後) 阪神はソフトバンクの大津、石川といった1軍クラスの投手を打てずに完敗した。先発の大津には3イニングで3安打無得点。石川には5イニングで2安打無得点に抑えられた。 先発の西純は5回6失点。笹川に2ラン、正木に3ランを食らった。育成ドラフト2位の福島(白鷗大)はウエスタン初盗塁を決めたが、初安打はお預けとなった。和田2軍監督の一問一答は以下の通り。 −大津、石川と1軍級の投手から無得点に終わった。 「このクラスが来ると現時点では歯が立たないというか、まだまだ力不足やね。いつか打てるようにならないとっていうところだね」 −西純は制球に苦しんだ。 「あれだけボール先行すると苦しいね。ボール先行して、ストライクを取りにいって、ガツン。先頭打者の入りが悪いね。先頭打者を出したのは5回のうち、4人か。今日はバラバラだったね」 −高いレベルを求められる投手だけに。 「もちろん。1軍でも投げてる投手で、自分でも何とかしようっていうのはあると思う。悪いなりの投球っていうのをできるようになってこないと。いい時は抑えますよ、悪い時は全然ですよではね。悪いなりに、もうちょっと辛抱強く投げられるようになってくると、レベルも上がってくると思う。今日はダメだったけど、次は同じようなことがないように、まずは入りだね。2球投げたら1球はストライクを取って、1−1カウントを作っていかないと。大体2ボールからの勝負になってたからね。そこら辺が苦しかったかな」 −福島が持ち味の盗塁を決めた。 「出れば走れる脚力があるんだけど、まだ塁に出られないからね、今のところね。何とか早いうちというか、だいぶ打席は立ってるんだけど、一本出ると気分的にも変わってくると思う。四球で出られたというのは、ボールを見られるようになってきたという証しでもあるんでね。なるべく早いうちに一本出して、塁に出れば相手も嫌だと思うからね。そうやって、いやらしい選手になれるように。ああいう足のある選手は内野安打でも何でもいいから、とにかくどんな方法でもいいから塁に出るというね。そういうタイプの選手だと思う。そういうずる賢さも求めながら。今は一本出るまでは、余裕がないと思うからね。まずは一本出して、その後を見たいね」 −今日から1軍も開幕する。 「今日から1軍が開幕して、チームを代表する選手が出るわけだから。もちろん悔しさもあると思うけど、それはそれ。プロ野球の開幕、1軍の開幕というのをしっかり自分の目に焼きつけて、いつかあそこの場でやってやるぞって気持ちで、また明日出てきてほしいよね」
2024年05月15日 05:01
「巨人2−1DeNA」(14日、富山市民球場アルペンスタジアム)
まだ肌寒い北陸の夜風がしみた。DeNAは昨季5勝を献上した巨人・山崎伊との今季初対戦で、わずか1得点。天敵攻略はならなかった。
三浦大輔監督は「形は何回か作れたんですけどね」と悔しさをにじませた。初回から2イニング続けて得点圏に走者を進め、先制の好機を迎えた。しかし、いずれも長野、オコエと安打性の当たりを好捕され無得点。紙一重のところで畳みかけられず、指揮官は「良い当たりはしたんですが間が抜けなかったり…。ツイていないことが多かった」と唇をかみしめた。
初対戦した筒香は、右腕から2打数無安打、1四球。「すごくコントロールもいいですし、丁寧に投げている投手かなと思います」と振り返った。富山は過去に9打数4安打とゲンの良い土地も、快音は聞かれず。それでも「感覚はちょっとずつ良くなっているので、これを続けていければ」と前を向いた。
2024年05月15日 04:07
黒スーツに白シャツ姿で登場…報道陣には何も話さず
ドジャース・大谷翔平投手の元通訳で、銀行詐欺などの罪に問われた水原一平被告が14日(日本時間15日)、罪状認否のため、連邦地裁に出廷した。米メディア「ジ・アスレチック」のエンゼルス番、サム・ブラム記者が報じた。
水原被告は黒のスーツに白シャツで到着。多数の報道陣が詰めかけたが、何も話さなかったという。
水原被告は日本時間3月20日の開幕戦直後に違法賭博に関与し、大谷の口座から資金を盗んだとしてドジャースを解雇。4月11日(同12日)には、米連邦検察当局から銀行詐欺容疑で訴追された。翌12日(同13日)にはロサンゼルスの連邦地裁に出廷。保釈保証金2万5000ドル(約387万円)で保釈となっていた。
今月8日(同9日)に米連邦検察が、司法取引に応じ銀行詐欺と虚偽の納税申告の罪状を認めたと発表していた。罪状認否では一度無罪を主張し、後日有罪を認めることになる。(Full-Count編集部)
2024年05月15日 00:08
元NPB審判員の坂井遼太郎氏が14日、自身のXを更新。阪神・原口が中日・マルティネスの投球に抗議した件に触れ、ルールを説明した。
原口は2点を追う九回1死、代打で登場。1−1からの3球目、一度タイムを取ってから、まだ構えが不十分の様子だったが、マルティネスは構わずに投球。有隅球審がストライクと判定したことに猛抗議した。その後、原口は三振に倒れた。
坂井氏はマルティネスの投球について、「先に結論を言いますと、かなり微妙ですが『クイックピッチ』ではないです。ただ今回は、この投球の前の行動も含めて、色々複雑な状況が入り混じった為、今回のような形になってしまっています」と切り出した。
坂井氏はまず、「打者の義務」から言及。「野球規則5.04b(打者の義務)」に触れ、以下の項目を説明した。
(1)打者は自分の打順がきたら、速やかにバッターボックスに入って、打撃姿勢をとらなくてはならない。
(2)打者は、投手がセットポジションをとるか、またはワインドアップを始めた場合には、バッターボックスを出たり、打撃姿勢をやめることは許されない。
【ペナルティ】
打者が本項に違反した際、投手が投球すれば、球審はその投球によってボールまたはストライクを宣告する。
そのうえで、「今回は打者がバッターボックスを外しても、通常のように判定されたことについては正しかったことが分かると思います」と記述。また、セ6球団で定めているアグリーメントの「スピードアップ」についても触れた。
違反のクイックピッチは「あくまで、常識的な投球間隔より早いタイミングで投手が投げたことにより、打者が構える余裕すらなかった時のことであります」とし、「今回の動画を確認していただければ分かると思いますが、打者は投手がセットポジションをとって、正対しているにも関わらず、あえて打撃姿勢を取ろうとしていません。ですので、球審もクイックピッチとはせず、通常の投球として判定しました」と説明した。
一方、マルティネスの動作についても問題点を指摘。原口がタイムをかけた際に触れ、「本来であれば投手は一度セットポジションを解除し、両手をグラブから外させなければいけなかったのです。また審判員としても、もし投手がセットポジションを解除するよううに注意する必要がありました。ただ、今回は打者がバッターボックスを外した行為があり、すぐにプレイを再開しなくてはいけないことがあった為に、そこを見落としてしまったのだと思います」とした。
坂井氏は原口や有隅球審の性格にも触れたうえで、「スピードアップ」も含めた複合的な要因で起きた事象だったと説明。「原口選手も有隅審判も本当に人として尊敬できる素晴らしい方です」とも付け加えている。
2024年05月14日 23:45
14日に富山市民球場(アルペンスタジアム)で行われたプロ野球セ・リーグ公式戦「巨人―DeNA」で、観客が「ともに頑張ろう!北陸」と書かれたボード約2万枚を掲げ、能登半島地震で被災した北陸地方の復興を願った。
2024年05月14日 22:58
阪神OBの糸井嘉男氏が14日、Xを更新。阪神・原口が中日・マルティネスの投球に抗議したことに関連し、ハッシュタグ付きで「気の毒やな」とつづった。
原口は2点を追う九回1死、代打で登場。カウント1−1からの3球目、原口はまだ構えが不十分の様子だったが、マルティネスは構わずに投球。有隅球審はストライクと判定した。その後、原口は三振に倒れた。
糸井氏はルールを引用し、「野球規則6・02…投手の反則行為 a(5)投手が反則投球をした場合。【原注】クイックピッチは反則投球である。打者が打席内でまだ十分な構えをしていないときに投球された場合には、審判員は、その投球をクイックピッチと判定する。塁に走者がいればボークとなり、いなければボールである。クイックピッチは危険なので許してはならない」と投稿した。
マルティネスに対しては以前も阪神・森下が速いテンポに対応できず三振。ネットで物議を醸していたが、また阪神戦で話題となった。
試合後、原口は「そういうのは野球の中であることだから。本当に勝ちたかったんで」と語るにとどめたが、糸井氏のフォロワーは「そうなんだ」「改善必要ですよね」「ぐっちが珍しく激しい抗議をしてたもんね可哀想。。。」「今日のは酷すぎましたね」「糸井さんが言うなら納得です」などのコメントが寄せられている。
2024年05月14日 22:45
「中日4−2阪神」(14日、豊橋市民球場)
元阪神監督の藤田平氏が逆転負けの要因となった八回の守備の乱れについて厳しく指摘した。
まずは先頭・岡林の打球に対して前進した後、後退して頭上を越されて二塁打とした森下の判断ミスだ。「森下は最近、正面のライナー性の打球に対するジャッジが悪い。今日も目測を誤った。一回、前に出てきとるからな」とした上で、「ノックの球を受けてもしゃあない。フリー打撃で守備に就いて、生きた打球を数多く受けて感覚を呼び起こすしかないやろ」と改善策を挙げた。
無死二塁から田中のバントを捕球後、坂本の三塁送球を捕球し損ねた佐藤輝については「捕る前に顔がタッチする走者の方に向いとるわな。ただのキャッチボール。基本中の基本。捕ってからじゃないとタッチはできない」と厳しい口調でケアレスミスを責めた。
また、四回1死から三塁右に飛んだ石川昂の打球を半身の体勢で捕球しようとして左前打にしてしまった守備についても「横着したらアカン。打球の正面に入って体に当てて落としても間に合う打球。佐藤輝は前から右足前で守るクセがあるんやけど、基本は左足が前。もう一度基本に立ち返ってもらいたい。この日の中日は、初回の中田、四回の石川昂、五回の田中と、打球に食らいつく姿勢でアウトをもぎ取ったプレーが目立った。これを佐藤輝や阪神の選手には見習ってもらいたい」と声を大にした。
2024年05月14日 22:24
「ヤクルト1−2広島」(14日、坊っちゃんスタジアム)
広島が接戦を制して、再び貯金1とした。
打の主役は4番に座った小園だ。四回に先制の適時三塁打を放つと、六回には追加点となる右前適時打。得点圏打率は・483となり、4番で起用され始めた7日・阪神戦から得点圏では6打席連続打点とした。
先発・床田は7回5安打1失点でリーグトップに並ぶ4勝目。2点リードの六回は2死満塁で西川の飛球を中堅・秋山がダイビングキャッチするなど、守備も光った。試合後の新井貴浩監督(47)の一問一答は以下の通り。
−地方球場でも床田投手が好投。
「さすがのナイスピッチングだったと思うし、サク(坂倉)もいいリードだったと思います」
−中盤以降はやや制球を乱したが、最少失点でしのいだ。
「トコ(床田)は投げながらマウンドで修正できるから。修正能力の高さは素晴らしい。きょうは96球だったけど前回120球以上投げたので、きょうはなるべく球数を少なくしたいなと思って、あそこで代えました」
−前回無得点の小沢投手を捉えた。
「そうだね。各自それぞれがいい役割をしてくれた」
−小園の勝負強さが光る。
「本当に数字にも出ているし、たぶん本人が得点圏で回ってきたら『よしっ』と思っていると思う。自分も経験あるけど『得点圏で回ってこい!』とたぶん今、彼が思っていると思う。きょうもいい仕事、いいバッティングをしてくれた」
−地方球場で、守り勝ち。
「きょうはやっぱり守り勝った試合だと思う。慣れない球場で内野手もよく守ったし、あのアキ(秋山)のプレーも素晴らしかった。きょうも投手を中心に守り勝った野球だったと思います」
2024年05月14日 22:09
「巨人2−1DeNA」(14日、富山市民球場アルペンスタジアム)
昨季5勝を献上した巨人・山崎伊との今季初対戦で、わずか1得点。
2024年05月14日 22:05
巨人2―1DeNA(セ・リーグ=14日)――巨人がリーグ一番乗りで20勝目。
二回に岸田の2ランで先制し、3投手の継投で逃げ切った。山崎伊は7回1失点で無傷の4連勝。DeNAは拙攻が目立った。
◇
中日4―2阪神(セ・リーグ=14日)――中日が逆転勝ち。阪神戦の連敗を4で止めた。八回、カリステの適時打で追いつき、石川昂の2点適時打で勝ち越した。阪神は村上が八回に力尽き、2位に後退。
◇
広島2―1ヤクルト(セ・リーグ=14日)――広島が接戦を制した。四回、小園の適時三塁打で先行し、六回にも小園の適時打で加点。粘投の床田は今季ヤクルト戦2連勝。ヤクルトは打線のつながりを欠いた。
2024年05月14日 21:50
「ヤクルト1−2広島」(14日、坊っちゃんスタジアム)
またも“お得意様”に気分よく快投され、高津ヤクルトが惜敗。試合後の高津監督は打線テコ入れも実らず、広島・床田にやられた現実を受け止めていた。
何度も苦渋を飲まされてきた。今季早くも3度目の対戦で0勝2敗。得点を奪ったのはこの日の対戦22イニング目が初めてで、今季は完璧に抑え込まれ続けている。
高津監督は今季初めて村上を3番に起用し、「気分転換を含めて」と打線をテコ入れ。床田対策を練ったが、七回に武岡が放った2号ソロで一矢報いることが精いっぱいだった。
試合後の高津監督は「3つやられましたからね。五回までセカンドいけなかったのかな?前回と同じような展開になってしまったので。いろいろ対策は練ってはいるんですけどね。これだけ一人のピッチャーにやられてしまうとね…。うーん。困ったもんですね」と肩を落とした。
2024年05月14日 21:44
「中日4−2阪神」(14日、豊橋市民球場)
阪神は痛恨の逆転負け。八回、佐藤輝明内野手の失策からピンチが拡大し、逆転を許した。
1点リードの八回無死二塁。2番・田中の犠打は捕手の前に弾んで、三塁は完全にアウトのタイミングだった。捕手・坂本もストライク送球を見せたが、三塁の佐藤輝が落球。オールセーフで無死一、三塁とピンチが広がってしまった。
試合後、佐藤輝は「あれは捕らないといけないと思うので、僕のミスです」と猛省。タッチにいく焦りがあったか問われ、「それはありましたね」と語った。
結局、続くカリステに同点打を浴びて試合は振り出しに。さらに石川昂に決勝打を浴びた。村上は味方の拙守に足を引っ張られる形になった。
岡田監督は「(先発の村上は)あの回までやったけどな。球数的にはな。うまいことなバントでおまえ、いけたと思ったけどな。あれで終わりよ。おーん」と振り返った。
2024年05月14日 21:43
「中日4−2阪神」(14日、豊橋市民球場)
元阪神監督の藤田平氏があり得ないジャッジに怒りをあらわにした。
2024年05月14日 21:43
「オリックス1(降雨コールド)4ロッテ」(14日、沖縄セルラースタジアム那覇)
オリックスは3連敗し、これで5位に転落。22年以来となる借金5となった。
打線は3点を追う初回に中川の適時打が生まれたが、その後が続かず。二回以降も走者を出しながら、併殺でチャンスをつぶしてしまう攻撃が続いていた。
中嶋監督は「1本ずつ(安打は)出ているんやけど、それがまとまって出ないというか…。ここぞのところでつながらないといけないので」と言及。六回表に降雨コールドとなったことについては「こういうね、ちょうど(オリックスの)攻撃が終わった瞬間に降るなんて、素晴らしい…そこまでかいっ!てくらい悪い流れじゃないですか」と話していた。
ただ、指揮官は試合後にすぐに前を向いた。「切り替えをせなアカンの繰り返しなので、終わったわけでも何でもないですし、まだ5月ですし。どっかで振り切っていかなきゃいけないところは必ずあるので」と次なる戦いを見据えていた。
2024年05月14日 21:35
「中日4−2阪神」(14日、豊橋市民球場)
阪神は守備の乱れが響いて逆転負けした。2−1の八回無死二塁で、中日・田中の送りバントを処理した捕手・坂本が三塁へ送球。タイミング的にはアウトだったが、三塁・佐藤輝が落球する痛恨の失策で、無死一、三塁とピンチを広げた。
ここから3点を失って逆転負け。岡田彰布監督は「(先発の村上は)あの回までやったけどな。球数的にはな。うまいことなバントでおまえ、いけたと思ったけどな。あれで終わりよ。おーん」とピシャリ。「キャッチボールやからな。あんなプレーばっかり出るんやから。村上のときいくつエラーしとるんや」と苦言を呈した。
岡田監督の一問一答は以下の通り。
◇ ◇
−村上は2週続けて守備のミスから崩れた。
「そやねんなあ」
−粘り強く投げてくれた。
「だから、あの回までやったけどな。球数的にはな。おーん。まあ、うまいことな、バントでいけたと思うたけどな」
−佐藤輝のプレー(失策)がすべて。
「あれで終わりよ。おーん」
−当たり前のことを普通にやることが大事。
「もうええ、ええ、それは。キャッチボールやからな」
−佐藤輝はオフからまずは守りだと。
「うん。そらあんなプレーばっかり出るんやから。村上の時いくつエラーしたんや」
−3番は近本継続。今後もある程度続けるか。
「ある程度というか、点取れるようにそないして考えてるわけやから。ピッチャーとの兼ね合いとか。前川もな、昨年も結構相性良かったからな」
−しばらくは相手投手によって変えるか。
「いやいや、ある程度そら形作らなあかんけどそれは。なかなか波に乗り切れんよな」
−1人、2人安定したバッターが出てくると打線を組みやすくなるか。
「うん、バッターていうか、ヒット出る時も出んときもあるけど、そういう問題じゃないわな」
−失策の数じゃなくて失点を防げるかどうかと話していたが。
「いやいや、普通のプレーやんか。それはもうどうこうの問題じゃないやろ、そんなのは」
2024年05月14日 21:35
● ヤクルト 1 − 2 広島 ○
<5回戦・松山>
ヤクルトは野手陣が振るわず1点差負け。再び借金4となった。
郄津監督はこの試合、村上を3番でスタメン起用するも、相手の好守にも阻まれ3打数無安打1四球。テコ入れした打線はつながりを欠き、8番・武岡の2号ソロによる1得点に終わった。
先発の小澤は3回まで無失点。しかし4回、一死から3番・菊池に右前打を許すと、これを右翼・丸山が後逸し一死三塁のピンチ。続く小園の打ち取ったかに見えた飛球も左前にポトリと落ちる適時打となり、三塁ベースカバーが無人となる間に打者走者の小園に一気に三塁まで進まれた。
小澤は5回まで最少失点で凌いでいたものの、6回は先頭から4連打を浴び2点目を失ったところで降板。それでも、無死満塁でリリーフした2番手・長谷川が圧巻の火消しを見せ広島打線に追加点を許さなかった。
しかし、投手陣の粘りに打線が応えられず1点差負け。6回途中9安打2失点の小澤は自身4連敗となり、今季初勝利はまたしてもお預けとなった。